JPH04118542A - 形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装置および熱サイクル疲労試験方法 - Google Patents

形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装置および熱サイクル疲労試験方法

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JPH04118542A
JPH04118542A JP23953790A JP23953790A JPH04118542A JP H04118542 A JPH04118542 A JP H04118542A JP 23953790 A JP23953790 A JP 23953790A JP 23953790 A JP23953790 A JP 23953790A JP H04118542 A JPH04118542 A JP H04118542A
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JP
Japan
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shape memory
memory alloy
cycle fatigue
sample
thermal cycle
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JP23953790A
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English (en)
Inventor
Masayuki Ohashi
正幸 大橋
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Keihin Hatsujyo Co Ltd
Original Assignee
Keihin Hatsujyo Co Ltd
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Publication date
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(産業上の利用分野) 本発明は、形状記憶合金の熱サイクルに伴う材負特性の
変化を調査するのに利用される形状記憶合金の熱サイク
ル疲労試験装置と熱サイクル疲労試験方法に係わり、さ
らに詳しくは、形状記憶合金線材への直接通電加熱とヒ
ートシンクを用いた強制冷却によって、疲労特性に関す
る迅速なデータ収集を可能とする形状記憶合金の熱サイ
クル疲労試験装置と、マイクロコンピュータを利用した
プログラム制御によって、一連の疲労特性データを自動
収集することが可能な形状記憶合金の熱サイクル疲労試
験方法に関するものである。 (従来の技術) 形状記憶合金は、その形状記憶特性、あるいは超弾性特
性によって、熱感応型素子、各種アクチュエータあるい
は超弾性ばねなどに利用されている。 この形状記憶合金の形状記憶効果を応用したデバイス、
装置等を設計するにあたっては、形状回復過程における
回復力の大きさや回復速度2回復率などの機能性の把握
はもちろん、耐久性、疲労などの構造性に関する知見も
重要なものとなる。 このような形状記憶合金の性佳評価の一環として、熱サ
イクルによって変形−形状回復を繰返すことによって把
握される熱サイクル疲労特性の中で、破断寿命とともに
永久ひずみは、素子の設計上のみならず、形状記憶合金
の研究開発あるいは品質管理上極めて重要な特性値と考
えられる。 (発明が解決しようとする課題) ところが、形状記憶合金の熱サイクル疲労特性の把握が
、上記のように極めて重要であるにもかかわらず、これ
まで、とくに破断寿命および永久ひずみを迅速かつ簡便
に調査するための試験装置や試験方法は実用化されてお
らず、十分な材質評価がなされていないのが現状であっ
て、形状記憶合金の熱サイクル疲労特性の調査を迅速か
つ簡便に行うことのできる熱サイクル疲労試験装置の実
用化および試験方法の確立が形状記憶合金の各種装置へ
の適用を拡大するうえでの、さらには形状記憶合金を研
究開発、規格化するうえでの課題となっていた。 (発明の目的) 本発明は、形状記憶合金に関する上記課題を解決するた
めになされたものであって、形状記憶合金の熱サイクル
疲労特性の調査を迅速かつ簡便に行うことのできる形状
記憶合金の熱サイクル疲労試験装置および熱サイクル疲
労試験方法を提供することを目的としている。
【発明の構成】
(課題を解決するための手段) 本発明に係わる形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装置
は、形状記憶合金試料に種々の波形のパルス電流を供給
することによって当該形状記憶合金試料を加熱するパル
ス発生手段と、前記形状記憶合金試料を強制冷却するヒ
ートシンクと、前記形状記憶合金試料に応力の負荷およ
び除荷を行う応力負荷手段と、前記形状記憶合金試料の
変位量を検出する変位検出手段ど、必要に応じて前記形
状記憶合金試料に負荷される荷重を検出する荷重検出手
段を設けた構成としたものであり、また本願発明に係わ
る形状記憶合金の熱サイクル疲労試験方法は、ヒートシ
ンクにより冷却される形状記憶合金試料に応力を負荷し
つつパルス電流を供給することによって加熱−冷却の熱
サイクルを与え、熱サイクル疲労特性を調査する形状記
憶合金の熱サイクル疲労試験において、マイクロコンピ
ュータを用いて、前記形状記憶合金試料にパルス電流を
供給するパルス発生手段と前記形状記憶合金試料に応力
の負荷および除荷を行う応力負荷手段とをプログラム制
御すると共に、前記形状記憶合金試料に負荷される荷重
を検出する荷重検出手段および前記形状記憶合金試料の
変位量を検出する変位検出手段からの入力データを処理
することによって、所定の熱サイクル繰返し後の永久ひ
ずみ、応力とひずみの相関、および破断寿命の熱サイク
ル疲労特性値を自動収集する構成としたものであって、
形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装置および熱サイク
ル疲労試験方法における上記構成を従来の課題を解決す
るための手段としたことを特徴としている。 (作用) 本発明に係わる形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装置
は、上記構成としたことにより、形状記憶合金試料に所
定の波形を有するパルス電流を直接供給することによっ
て、当該試料はパルス電流の供給と同時に急速に加熱さ
れるとともに、電流の消滅と同時にヒートシンクによっ
て急速に冷却されるようになっているので、加熱による
試料の形状回復と、冷却および応力負荷による試料の変
形とを高サイクルで繰返し、形状記憶合金の熱サイクル
疲労試験を迅速かつ簡便に行い得るものとなっている。 なお、この時、破断に到るまでの熱サイクル繰返し数を
カウントすることによって、当該試料の破断寿命が求め
られる。また所定の熱サイクル数の繰返しを終了するご
とに試験を中断すると共に応力負荷手段によって形状記
憶合金試料への応力負荷を解除させ、当該試料をそのA
f点以上に加熱した時の変位量を試験開始時の基準変位
量と比較することによって、その時の永久ひずみが求め
られる。 また、前記熱サイクル疲労試験装置に、形状記憶合金試
料に負荷される荷重を検出する荷重検出手段をさらに設
けることによって、負荷荷重とその時のひずみとの関係
が得られ、応力−ひすみ線図をも求め得るようになって
いる。 本発明に係わる形状記憶合金の熱サイクル疲労試験方法
は、前述の構成とすることによって、ノ々ルス発生手段
と応力負荷手段の制御と、荷重検出手段および変位検出
手段からのデータ処理をマイクロコンピュータによって
行うようにしたものであるから、一連の熱サイクル疲労
特性値、すなわち所定の熱サイクル繰返し後の永久ひず
み、応力とひずみの相関、および破断寿命をより一層迅
速かつ簡便に求め得るものとなっている。 (実施例) 以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
。 第1図ないし第4図は、本発明に係わる形状記憶合金の
熱サイクル疲労試験装置の一実施例を示すものであって
、第1図は、その正面図である。 第1図に示す形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装置1
は、架台基板2と、前記架台基板2に固定した架台下枠
323に支持された架台中板4と、前記架台中板4に立
設した支柱5,5に支持された架台上板6を備え、前記
架台上板6の下面側中央部には、固定フランジ7を介し
て荷重検出手段であるロードセル8が取付けられ、前記
ロードセル8の下端側には、中継軸9aおよびチャック
固定軸9bを介して、後述するヒートシンク10内に収
容された形状記憶合金試料11の上端側を固定するため
のチャック9が取付けられており、前記チャック固定軸
9bには、前記形状記憶合金試料11にパルス電流を供
給するための給電端子12aが取付けられている。 一方、前記形状記憶合金試料11の下端側を固定するチ
ャック13は、前記架台中板4を貫通すると共に、当該
架台中板4に固定された4個のガイドシリンダ14を挿
通して、図中上下方向に摺動自在な4本の摺動ロッド1
5の上端に固定された載荷上板16にチャック固定軸1
3a、ポールジヨイント17および固定フランジ16a
を介して取付けられている。 前記ポールジヨイント17は、形状記憶合金試料11に
ねじり応力が加わらないようにするためのものであって
、第2図にも示すように、前記載荷上板16の下面側中
央部には給電部18を介して前記形状記憶合金試料11
にパルス電流を供給する給電端子12bが取付けられて
いる。 前記給電部18は、第2図に示すような構造を有し、内
部にコイルスプリング18aによって図中上方に付勢さ
れた通電端子18bを収容しており、前記通電端子18
bがポールジヨイント17のポールピン17aにねじ込
まれたボルト17bに常時当接することによって、前記
形状記憶合金試料11への給電を完全なものにしている
。 架台中板4から下方に突出した前記摺動口7ド15の下
端には、載荷下板19が固定され、当該載荷下板19の
中央部には、第3図にも示すように、下端に載荷台20
を固定した載荷支柱21が垂設され、前記載荷台20に
おもり22を載置することによって、前記形状記憶合金
試料11に弓張応力を負荷するようになっている。なお
、前記おもり22は数個に分割され適宜増減することに
よって試料11への負荷応力を調整することができる。 そして、前記載荷台20およびおもり22の直下には、
ゴムシート23aを貼った除荷フランジ23が設けてあ
り、この除荷フランジ23は、架台基板2に固定したモ
ータ24によって図中上下に駆動されるようになってい
る。すなわち、モータ24によって前記除荷フランシン
23を上下に駆動し、おもり22を持ち上げたり、降し
たりすることによって、前記おもりによって形状記憶合
金試料に負荷されている引張応力を除荷したり、再度負
荷したりすることができるようになっており、これらに
よって応力負荷手段が構成されている。 前記架台基板2には、固足台25aにより変位検出手段
としてのポテンショメータ25が取付けてあり、前記除
荷フランジ23に設けた挿通孔23bを挿通して、前記
おもり22の変位量を検出することによって前記形状記
憶合金試料11の変位量としている。 なお、前記除荷フランジ23には、第3図に示すように
、ポルト挿通孔23cが、載荷台20の前記ポルト挿通
孔23Cに対向する位置にほめねじ孔20aがそれぞれ
設けである。これは、ボルトによって載荷台20と除荷
フランジ23とを一体化したうえでモータ24を下方駆
動することによって形状記憶合金試料11におもり22
より以上の応力を負荷できるようにするものであって、
これによって当該疲労試験装置を引張試験にも利用する
ことができるようになる。また、モータ24を適当な位
置で停止させることによって形状記憶合金試料11の変
形を拘束した状態で熱サイクルを付加し、このときの前
記試料11に加わる応力の推移をロードセル8の出力に
よって調査することもできる。 前述した給電端子12aおよび12bのそれぞれ他端側
は、パルス発生手段であるPWM (Pulse  W
idth  Moduration)方式のパルス発振
器26および駆動回路27(第5図参照)に接続され、
形状記憶合金試料11に試験条件に応じた種々の波形の
矩形パルス電流を供給し、当該試料11を所定の周期で
加熱するようにしている。 また、前記形状記憶合金試料11は、ヒートシンク内に
収容され、強制冷却によって冷却時間を短縮するように
なっており、前記ヒートシンク10は、架台上板6およ
び架台中板4に上下両端を固定された固定軸28に2本
のアーム28aを介して取付けられており、背面パネル
29には、当該ヒートシンク10の冷却効率を高めるよ
うに冷却ファン30が取付けである。 前記ヒートシンク10は、第4図(a)および(b)に
示すように、放熱フィン10bを備えた1対のアルミニ
ウム製吸熱体10a、10aの相対向する面に半円形の
溝をそれぞれ設け、この溝内にシリコーンゴム10c、
10cを介して石英管10dを挟持し、当該石英管10
dの中空部内にシリコーングリース10eを介して形状
記憶合金試料11を収容するようにした3層構造のもの
で・シリコーンゴム10cと石英管10dによって吸熱
体10aと形状記憶合金試料11との間の絶縁性を確保
すると共に、シリコーングリース10eによって石英管
10d内での形状記憶合金試料11の動きを円滑なもの
とし、さらに前記試料11の熱がシリコーングリース1
0e9石英管10d、シリコーンゴム10cを経て速や
かに吸熱体10aに伝導され、外部に放出される構造と
なっている。 このような構造を有する形状記憶合金の熱サイクル疲労
試験装置1は、ヒートシンク10内に収容され、おもり
22によって引張応力を負荷された状態の形状記憶合金
試料11に、パルス発振器26および駆動回路27から
の種々の波形のパルス電流を直接供給することによって
前記試料11を急速に加熱すると共に、前記パルス電流
の供給遮断と同時にヒートシンク10および冷却ファン
30によって前記試料11を急速に冷却することができ
る。したがって試料11は直接通電加熱による形状回復
と、冷却および応力負荷による変形とを高サイクルで繰
返し、形状記憶合金の熱サイクル疲労試験を迅速かつ簡
便に行うことができる。なおこの時、パルス電流のデユ
ーデイ比を変化させることによって試料11の加熱速度
を調整することができる。 この形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装置1を利用す
れば、破断に到るまでの熱サイクル数を適当な手段によ
ってカウントすることによって試料11の破断寿命を求
めることができると共に、所定の熱サイクル数の繰返し
を終了するごとに、前記試料11への熱サイクル付加を
中断し、モータ24によって除荷フランジ23を上方に
駆動し、形状記憶合金試料11への応力を除荷した状態
で試料11をAf点以上に加熱し、その時の変位量をポ
テンショメータ25によって検出し、熱サイクル付加前
の基準変位量と比較することにより、その時の永久ひず
みを求めることができ、熱サイクルの繰返しに伴う永久
ひずみの変化を調査することができる。さらに前記モー
タ24をゆっくりと駆動し、除荷フランジ23を徐々に
降下させながら形状記憶合金試料11に負荷される荷重
と、その時の変位量との関係をロードセル8とポテンシ
ョンメータ25によって検出することによって応力−ひ
すみ線図を求めることができる。 なお、前記実施例ではロードセル8を搭載して応力−ひ
すみ線図や引張特性をも求め得るものを例示したが、こ
のような機能を必要としない場合には、ロードセル8を
搭載しない安価な普及型の試験装置とすることもできる
。 次に、前記形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装置1を
マイクロコンピュータに接続して制御することによって
、各疲労特性値データを自動収集する方法例について説
明する。 第5図は、その構成を示すブロック図であり、マイクロ
コンピュータはI10ユニットを介してパルス発振器2
6およびモータ24の駆動回路31に接続されており、
形状記憶合金試料11の加熱および当該試料11への応
力の負荷および除荷を所定のプログラムに従って制御す
るようになっている。また、ポテンショメータ25の出
力である前記試料11の変位量はA/D変換器を介して
、ロードセル8の出力である前記試料11への負荷荷重
は増幅器によって増幅されたうえで前記A/D変換器を
介してマイクロコンピュータに取込まれ、制御に利用さ
れると共に、プログラムに従って記録され、試料11の
疲労特性を評価するための特性値データとなる。なお、
この実施例では、前記試料11にセラミックコーティン
グしたCA熱電対32が取付けてあり、その出力は増幅
器およびA/D変換器を介して前記コンピュータに入力
されて、試料11の温度データをも記録できるようにし
である。 試験順序を第6図に示すフローチャートに基づいて説明
すると、まずステップ101において試料のセツティン
グを行う、すなわち、シリコーングリース10eを満た
したヒートシンク10の石英管10d内に約170mm
長さの形状記憶合金試料11(この実施例では線径0.
75mm)を貫通させ、上下端をチャー2り9および1
3に取付け、ゲージ長さ約120mmで固定する。 次に、ステップ102において、上昇させた状態の除荷
フランジ23の上におもり22を載置し、モータ24を
駆動させて前記除荷フランジ23を下降させることによ
って、試料11に引張応力が負荷できる状態にしておく
。 次いでステップ103において、試料番号、試験日、試
験荷重(負荷応力)、線径、ゲージ長さ、初期ひずみ、
ひずみ振幅、さらには熱サイクルを中断して永久ひずみ
を求める繰返し数などの試験条件を入力する。なお、こ
の実施例では、試料線径が0.75mmであるほか、負
荷応力(crap)350MPa 、初期ひずみ1.4
%。 ひずみ振幅(εa)1.5%の試験条件を採用した。ま
た、この実施例では、繰返し数1000回までは200
サイクルごとに、1000回以降については500サイ
クルゴとに永久ひずみを求めるようにした。 これら試験条件の入力が終了すると、実質的な試験プロ
グラムが開始され、まずステップ104において、モー
タ24が下方駆動され除荷フランジ23が降下すること
によって、形状記憶合金試料11に引張応力が負荷され
、前記試料11の変形量が所定のひずみ量、すなわちこ
の実施例の場合には、初期ひずみ1.4%とひずみ振幅
(εa)1.5%の和、2.9%に相当する3、48m
mの変位量をポテンショメータ25が検出した時に前記
モータ24が停止して、試料11がそれ以上変形しない
ようにする。 次に、ステップ105において試料11にパルス電流を
供給することによってAf点以上に加熱し準備熱サイク
ルを与えた後、ステップ106においてモータ24を上
方駆動させて試料11への応力を除荷する。 この状態からステップ107において、前記試料11に
デユーティ比0.3のパルス電流を供給して約3秒かけ
て、比較的ゆっくりとAf点以上に加熱することによっ
て形状回復させ、この時にポテンショメータ25によっ
て検出される変位量を変位基準TOとしてコンピュータ
に記憶させる。 次に、ステップ108において、試料11は、前ステッ
プにおけるパルス電流が遮断されると同時にヒートシン
ク10によって冷却されることになる。 次いで、ステップ109においては除荷フランジ23を
再度降下駆動することによって、試料11に引張応力を
負荷し、ステップ104と同様に試料11のひずみ量が
2.9%に達するまで応力が負荷される。この時、前記
試料に負荷される荷重と、その時の変位量との関係をロ
ードセル8およびポテンショメータ25の出力から求め
、コンピュータに記憶させておく。 ステップ109の応力負荷によって、試料11が2.9
%のひずみに相当する変位をポテンショメータ25が検
出すると、ステップ110において、パルス電流が試料
11に供給され、試料11を加熱することによって形状
回復させる。試料11の形状回復がポテンショメータ2
5によって確認されると、ステップ111においてパル
ス電流が遮断され、ヒートシンク10によって冷却され
ることによって試料11は再度2.9%の変形をする。 このとき、試料11が破断していない限り、また、永久
ひずみを求めるサイクル数に達しない限り、試料11は
ステップ110の加熱(形状回復)およびステップ11
1の冷却(2,9%変形〕を繰返す、ステップ110の
加熱に際しては、デユーティ比0.9電圧5vのパルス
電流を供給することによって加熱を速やかなものとして
おり、これによって1サイクル約3秒の熱サイクルを可
能としている。 なお、制御プログラムにはカウンターメモリが設定して
あり、プログラム開始時にクリアされると共に、前記ス
テップ110を通過するごとに1ずつ加算されるように
なっており、ステップ113において前記カウンタ値が
所定のサイクル数(この実施例では、まず200回)に
達したと判断された場合には、ステップ114に進み、
除荷フランジ23を上昇駆動することによって試料11
への応力を除荷すると共に、ステップ115において、
ステップ107と同様の条件のパルス電流が供給され、
無負荷状態でAf点以上に加熱され試料11は形状回復
する。この時の変位量を変位基準TOと比較することに
より、所定の熱サイクル繰返し後(この実施例では20
0回)のひずみεpを求めることができ、コンピュータ
に記憶させておく。 永久ひずみεpのデータ採取を糾えると、制御はステッ
プ108に戻って、同様の熱サイクル疲労試験を繰返し
、この実施例ではこのあと、サイクル数が400,60
0,800,1000゜1500.2000 、参・・
、に達した時に応力と永久ひずみの相関データを採取す
るようになっており、熱サイクルに伴う永久ひずみ(p
および応力−ひすみ線図の推移を把握することができる
。 ステップ112においてポテンショメータ25が所定の
ひずみ量、すなわちこの実施例では2.9%を超えた変
位量を検出したときには、試料11が破断したものと判
断して、その時のカウンタ値を破断寿命としてコンピュ
ータに記憶させて当該試料11の試験を終了する。 コンピュータに記憶させた各種疲労特性値は、試料番号
などと共にフロッピーディスク等の外部記憶装置に保存
され、これらデータは、必要に応じて表やグラフの形で
CRTなどの表示装置に表示されたり、X−Yプロッタ
ーやプリンターによってハードコピーとして、形状記憶
合金の性能評価に利用することができる。 第7図および第8図は、上記方法によって得られた疲労
特性値データの一例を示すものである。 なお第7図において「X」印は破断寿命を示すものであ
る。
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明に係わる形状記憶合金
の熱サイクル疲労試験装置は、形状記憶合金試料に種々
の波形のパルス電流を供給することによって当該形状記
憶合金試料を加熱するパルス発生手段と、前記形状記憶
合金試料を強制冷却するヒートシンクと、前記形状記憶
合金試料に応力の負荷および除荷を行う応力負荷手段と
、前記形状記憶合金の変位量を検出する変位検出手段と
を備えると共に、さらに前記形状記憶合金試料に負荷さ
れる荷重を検出する荷重検出手段を必要に応じて備えた
ものであるから、破断寿命、熱サイクル繰返し後の永久
ひずみ、さらに荷重検出手段を設けることによって、応
力とひずみの相関、などの疲労特性を迅速かつ簡便に調
査することができるという優れた効果を発揮するもので
ある。 また、本発明に係わる形状記憶合金の熱サイクル試験方
法は、ヒートシンクにより冷却される形状記憶合金試料
に応力を負荷しつつパルス電流を供給することによって
加熱−冷却の熱サイクルを与え、熱サイクル疲労特性を
調査する形状記憶合金の熱サイクル疲労試験において、
マイクロコンピュータを用いて、前記形状記憶合金試料
にパルス電流を供給するパルス発生手段と前記形状記憶
合金試料に応力の負荷および除荷を行う応力負荷手段と
をプログラム制御すると共に、前記形状記憶合金試料に
負荷される荷重を検出する荷重検出手段および前記形状
記憶合金試料の変位量を検出する変位検出手段からの入
力データを処理するようにしたものであるから、所定の
熱サイクル繰返し後の永久ひすみ、応力とひずみの相関
、破断寿命など一連の疲労特性値をより一層簡便かつ迅
速に調査することができるという顕著な効果をもたらす
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる形状記憶合金の熱サイクル疲労
試験装置の一実施例を示す正面図、第2図および第3図
は第1図に示した形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装
置の給電部および載荷台まわりのそれぞれ拡大断面図、
第4図(a)および(b)は第1図に示した形状記憶合
金の熱サイクル疲労試験装置のヒートシンク部分の拡大
図およびそのA−A線断面図、第5図は本発明に係わる
形状記憶合金の熱サイクル疲労試験方法の一実施例に用
いた装置の構成を示すブロック図、第6図は前記実施例
における試験順序を示すフローチャート、第7図および
第8図は前記実施例によって得られたデータの一例を示
すそれぞれグラフである。 1・・・形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装置、8・
・・ロードセル(荷重検出手段)。 10・・・ヒートシンク。 11・・・形状記憶合金試料、 20・・・載荷台(応力負荷手段)、 21・・・載荷支柱(応力負荷手段)、22・・・おも
り(応力負荷手段)、 23・・・除荷フランジ(応力負荷手段)、24・・・
モータ(応力負荷手段)、 25・・・ポテンショメータ(変位検出手段)。 特許出願人     京浜発條株式会社代理人弁理士 
   小  塩   豊ロノ 第6図 第7図 糾りし歓 (ロ) t)−Φ“什 ε (ゾ、〕

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)形状記憶合金試料に種々の波形のパルス電流を供
    給することによって当該形状記憶合金試料を加熱するパ
    ルス発生手段と、前記形状記憶合金試料を強制冷却する
    ヒートシンクと、前記形状記憶合金試料に応力の負荷お
    よび除荷を行う応力負荷手段と、前記形状記憶合金試料
    の変位量を検出する変位検出手段とを備えたことを特徴
    とする形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装置。
  2. (2)請求項(1)記載の形状記憶合金の熱サイクル疲
    労試験装置に、さらに前記形状記憶合金試料に負荷され
    る荷重を検出する荷重検出手段を設けたことを特徴とす
    る形状記憶合金の熱サイクル疲労試験装置。
  3. (3)ヒートシンクにより冷却される形状記憶合金試料
    に応力を負荷しつつパルス電流を供給することによって
    加熱−冷却の熱サイクルを与え、熱サイクル疲労特性を
    調査する形状記憶合金の熱サイクル疲労試験において、
    マイクロコンピュータを用いて、前記形状記憶合金試料
    にパルス電流を供給するパルス発生手段と前記形状記憶
    合金試料に応力の負荷および除荷を行う応力負荷手段と
    をプログラム制御すると共に、前記形状記憶合金試料に
    負荷される荷重を検出する荷重検出手段および前記形状
    記憶合金試料の変位量を検出する変位検出手段からの入
    力データを処理することによって、所定の熱サイクル繰
    返し後の永久ひずみ、応力とひずみの相関、および破断
    寿命の熱サイクル疲労特性値を自動収集することを特徴
    とする形状記憶合金の熱サイクル疲労試験方法。
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