JPH04119231A - 弾塑性ダンパユニットの施工法 - Google Patents
弾塑性ダンパユニットの施工法Info
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- JPH04119231A JPH04119231A JP23956290A JP23956290A JPH04119231A JP H04119231 A JPH04119231 A JP H04119231A JP 23956290 A JP23956290 A JP 23956290A JP 23956290 A JP23956290 A JP 23956290A JP H04119231 A JPH04119231 A JP H04119231A
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- gripping jig
- damper unit
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は弾塑性ダンパとこれに外力によって軸力を加
えない状態にこれを把持する治具とから構成される、弾
塑性ダンパユニットに関するものである。
えない状態にこれを把持する治具とから構成される、弾
塑性ダンパユニットに関するものである。
構造的に絶縁され、相対変位を生ずる構造物間や構造部
材間等に設置され、地震時等に構造物に入力する振動エ
ネルギーを吸収する、板状や1回転体形状の弾塑性ダン
パを出願人はこれまで数多く提案している。
材間等に設置され、地震時等に構造物に入力する振動エ
ネルギーを吸収する、板状や1回転体形状の弾塑性ダン
パを出願人はこれまで数多く提案している。
板状のダンパは高さ方向の中間部に開けられる開口が、
また回転体形状のダンパは外形が外力による曲げモーメ
ント分布に近(以した形状をすることによっていずれも
小型でありながらエネルギーの吸収効率が高い、設置場
所を選ばない、等の利点を持っている。
また回転体形状のダンパは外形が外力による曲げモーメ
ント分布に近(以した形状をすることによっていずれも
小型でありながらエネルギーの吸収効率が高い、設置場
所を選ばない、等の利点を持っている。
反面、この種の弾塑性ダンパは外力に垂直な方向の両端
で構造部材等に固定され、板状ダンパは面内の一方向の
外力に対し、また回転体形ダンパは二方向の外力に対し
てせん断力を負担しながら弾塑性変形することによりエ
ネルギー吸収能力を発揮するものであるが、同時に、せ
ん断力作用方向の、構造部材間等の相対変位の増大に伴
ってこれに直交する方向、すなわち取付端方向にも変位
差を生じ、この変位差はダンパに予定していない軸方向
力を強制的に加えることになる。
で構造部材等に固定され、板状ダンパは面内の一方向の
外力に対し、また回転体形ダンパは二方向の外力に対し
てせん断力を負担しながら弾塑性変形することによりエ
ネルギー吸収能力を発揮するものであるが、同時に、せ
ん断力作用方向の、構造部材間等の相対変位の増大に伴
ってこれに直交する方向、すなわち取付端方向にも変位
差を生じ、この変位差はダンパに予定していない軸方向
力を強制的に加えることになる。
この軸力はせん断力とともに作用することによってダン
パに所期の能力発揮以前に座屈等の不安定な現象を生じ
させ、そのエネルギー吸収能力を定性的、且つ定量的に
コントロールすることを不可能にする、という影響を与
える。
パに所期の能力発揮以前に座屈等の不安定な現象を生じ
させ、そのエネルギー吸収能力を定性的、且つ定量的に
コントロールすることを不可能にする、という影響を与
える。
この発明はこの取付端方向に作用する軸力によるダンパ
の弱点に着目してなされたもので、この問題を克服する
構造の装置を新たに提案しようとするものである。
の弱点に着目してなされたもので、この問題を克服する
構造の装置を新たに提案しようとするものである。
本発明ではダンパの取付端方向の両端を把持する把持治
具の一方をダンパの軸方向に相対移動自在にダンパに接
続することによりダンパの軸方向の移動を拘束せず、こ
れに軸力を作用させない、すなわち常に純粋にせん断力
のみを負担させる状態を維持し、ダンパの望外変形能力
を十分に発揮させる。
具の一方をダンパの軸方向に相対移動自在にダンパに接
続することによりダンパの軸方向の移動を拘束せず、こ
れに軸力を作用させない、すなわち常に純粋にせん断力
のみを負担させる状態を維持し、ダンパの望外変形能力
を十分に発揮させる。
装置は距離を隔てて切り離される構造部材間。
または非構造部材間、もしくはその両者間に跨設される
弾塑性ダンパと、その両端を把持し、構造部材、または
非構造部材に固定される一対の把持治具とが1組のユニ
ットとなり、弾塑性ダンパは外力作用方向に弾塑性変形
してエネルギーを吸収する、回転体形状のダンパ部と、
把持治具に支持される両端の支持部とからなり、支持部
の一端がその側の把持治具に固定され、他端が前記した
ようにその側の把持治具に軸方向に相対移動自在に差し
込まれる。
弾塑性ダンパと、その両端を把持し、構造部材、または
非構造部材に固定される一対の把持治具とが1組のユニ
ットとなり、弾塑性ダンパは外力作用方向に弾塑性変形
してエネルギーを吸収する、回転体形状のダンパ部と、
把持治具に支持される両端の支持部とからなり、支持部
の一端がその側の把持治具に固定され、他端が前記した
ようにその側の把持治具に軸方向に相対移動自在に差し
込まれる。
以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて説明する。
この発明のダンパユニットUは第1図−1,IIに示す
ようにエネルギーの吸収を行う弾塑性ダンパ(以下ダン
パ)1と、その両端を支持して構造部材S1や非構造部
材S2に設置する一対の把持治具21,2□とが組とな
って構成される。
ようにエネルギーの吸収を行う弾塑性ダンパ(以下ダン
パ)1と、その両端を支持して構造部材S1や非構造部
材S2に設置する一対の把持治具21,2□とが組とな
って構成される。
ダンパlは第2図、第3図に示すように相対的に断面が
縮小化し、降伏耐力が低下したダンパ部1aとその両端
の、把持治具2+、 2zに支持される支持部1b、
lbとからなり、少な(ともダンパ部1aは軸に垂直な
面内の任意の方向の外力に対して機能可能な、回転体形
状をしている。
縮小化し、降伏耐力が低下したダンパ部1aとその両端
の、把持治具2+、 2zに支持される支持部1b、
lbとからなり、少な(ともダンパ部1aは軸に垂直な
面内の任意の方向の外力に対して機能可能な、回転体形
状をしている。
またこのダンパ部1aは支持部1b、 lb間に軸に垂
直に働くせん断力によって軸方向に沿って変化する曲げ
モーメント分布に対応した立面形状をしている。
直に働くせん断力によって軸方向に沿って変化する曲げ
モーメント分布に対応した立面形状をしている。
すなわち、両側の支持部1b、 lbが共に軸に対する
回転を拘束されて支持され、ダンパ部1aがせん断変形
を生ずる場合は第2図−■、Hに示すように中央部がく
びれた鼓形の形状に、また−方の支持部1bが回転を拘
束されない状態に支持され、片持ち梁成に曲げ変形を生
ずる場合は第3図−I、IIに示すように回転自由な支
持部1bに向かって次第に先細りとなった釣り鐘形の形
状にそれぞれ形成される。このダンパ部1aの加工は例
えば円形断面の鋼棒の中間部を切削加工することにより
行われる。
回転を拘束されて支持され、ダンパ部1aがせん断変形
を生ずる場合は第2図−■、Hに示すように中央部がく
びれた鼓形の形状に、また−方の支持部1bが回転を拘
束されない状態に支持され、片持ち梁成に曲げ変形を生
ずる場合は第3図−I、IIに示すように回転自由な支
持部1bに向かって次第に先細りとなった釣り鐘形の形
状にそれぞれ形成される。このダンパ部1aの加工は例
えば円形断面の鋼棒の中間部を切削加工することにより
行われる。
いずれの場合も、立面形状が曲げモーメント分布に対応
することによってダンパ部1aは軸方向の全長に亘って
均等に降伏し、効率的にエネルギーを吸収する。
することによってダンパ部1aは軸方向の全長に亘って
均等に降伏し、効率的にエネルギーを吸収する。
また特に第3図に示す、片持ち梁式に変形するダンパ1
の、相対移動側の支持部1bはその移動と回転移動が円
滑に行われるよう、球状、もしくはそれに近い形状をし
ている。
の、相対移動側の支持部1bはその移動と回転移動が円
滑に行われるよう、球状、もしくはそれに近い形状をし
ている。
第2図、第3図の各Iはダンパ部1aを支持部1bから
連続的に加工した場合で、ダンパ部1aの径が大きい場
合、■は支持部1bより断面を縮小化した中間部に加工
を加え、支持部1bに対して径が小さい場合の製作例で
あり、これら径の大小は設定されるエネルギーの吸収能
力に応じて選択される。この能力の相違する複数個のダ
ンパ1を組み合わせることにより一箇所に集合するダン
パ1の総合的な剛性や降伏耐力、変形性能等の特性を任
意に可変に設定することができる。
連続的に加工した場合で、ダンパ部1aの径が大きい場
合、■は支持部1bより断面を縮小化した中間部に加工
を加え、支持部1bに対して径が小さい場合の製作例で
あり、これら径の大小は設定されるエネルギーの吸収能
力に応じて選択される。この能力の相違する複数個のダ
ンパ1を組み合わせることにより一箇所に集合するダン
パ1の総合的な剛性や降伏耐力、変形性能等の特性を任
意に可変に設定することができる。
把持治具22,2□は第1図に示すようにダンパ1の両
端に位置し、その支持部1b、 lb側にこれが挿入さ
れる埋込み穴2aが穿設されたもので、いずれか一方(
21)はダンパ1の一方の支持部1bを固定し、他方(
2□)は他方の支持部1bをダンパ部1aの軸方向の相
対移動を許容する状態に把持する。
端に位置し、その支持部1b、 lb側にこれが挿入さ
れる埋込み穴2aが穿設されたもので、いずれか一方(
21)はダンパ1の一方の支持部1bを固定し、他方(
2□)は他方の支持部1bをダンパ部1aの軸方向の相
対移動を許容する状態に把持する。
第1図−Iは両支持部1b、 lbの回転が拘束される
、第2図に示すダンパ1の支持例で、■は一方の支持部
1bの回転が拘束されない、第3図に示すダンパ1の支
持例である。
、第2図に示すダンパ1の支持例で、■は一方の支持部
1bの回転が拘束されない、第3図に示すダンパ1の支
持例である。
支持部1bを固定する側の把持治具21は、■に示すよ
うに埋込み穴2aと支持部1bとの隙間にモルタル等の
充填固定材3を注入する。もしくは■に示すように埋込
み穴2aと支持部1bにそれぞれ雌ネジと雄ネジを形成
し、支持部1bを埋込み穴2aに螺合する等の手段によ
り支持部1bを固定する。
うに埋込み穴2aと支持部1bとの隙間にモルタル等の
充填固定材3を注入する。もしくは■に示すように埋込
み穴2aと支持部1bにそれぞれ雌ネジと雄ネジを形成
し、支持部1bを埋込み穴2aに螺合する等の手段によ
り支持部1bを固定する。
相対移動する側の把持治具2□の埋込み穴2aは図示す
るように相対移動量を見込んだ深さを持ち、支持部1b
の外周との間には僅かな隙間が設けられ、この隙間には
必要に応じてオイル等の潤滑剤を封入する等の摩擦低減
の処理が加えられる。
るように相対移動量を見込んだ深さを持ち、支持部1b
の外周との間には僅かな隙間が設けられ、この隙間には
必要に応じてオイル等の潤滑剤を封入する等の摩擦低減
の処理が加えられる。
第4図−1〜mは固定側の把持治具21の製作例を示し
たものであるが、埋込み穴2aの断面はダンパ1の支持
部1bのそれと同形状、実施例では円形に明けられ、外
部には構造部材S1や非構造部材S2に固定されるため
のアンカー棒2bが突設される。アンカー棒2bは埋込
み穴2aが穿設される面以外の面から突出し、その外周
には例えば鉄骨造の構造部材31等へのボルト接合や、
鉄筋コンクリート造の構造部材S6等への定着のための
ネジ等が形成される。
たものであるが、埋込み穴2aの断面はダンパ1の支持
部1bのそれと同形状、実施例では円形に明けられ、外
部には構造部材S1や非構造部材S2に固定されるため
のアンカー棒2bが突設される。アンカー棒2bは埋込
み穴2aが穿設される面以外の面から突出し、その外周
には例えば鉄骨造の構造部材31等へのボルト接合や、
鉄筋コンクリート造の構造部材S6等への定着のための
ネジ等が形成される。
第5図−■〜■は相対移動側の把持治具2□の製作例を
示したものであるが、埋込み穴2aの深さが大きい他は
固定側の把持治具2.と同様の形状をしている。
示したものであるが、埋込み穴2aの深さが大きい他は
固定側の把持治具2.と同様の形状をしている。
この第5図に示す把持治具2□はダンパ1の軸方向の相
対移動のみを許容し、それに垂直な面のいずれの方向に
も相対移動を拘束することによりダンパ1をその面内の
任意の方向に機能させる場合の製作例であるが、第6図
−■〜■に示すように埋込み穴2aを軸に直交する一方
向に長い長孔状に形成し、その方向の移動を拘束しない
ことによりダンパ1を特定の一方向にのみ機能させ、そ
れに直交する方向には外力を負担させない構造とするこ
とができる。
対移動のみを許容し、それに垂直な面のいずれの方向に
も相対移動を拘束することによりダンパ1をその面内の
任意の方向に機能させる場合の製作例であるが、第6図
−■〜■に示すように埋込み穴2aを軸に直交する一方
向に長い長孔状に形成し、その方向の移動を拘束しない
ことによりダンパ1を特定の一方向にのみ機能させ、そ
れに直交する方向には外力を負担させない構造とするこ
とができる。
第7図−ト1はダンパユニットUのコンクリート造の構
造部材S3等への組み込みの施工性を考慮し、相対移動
側の把持治具2□の埋込み穴2aの深さをダンパ1の全
長が納まる大きさに明けた場合の製作例を示したもので
ある。
造部材S3等への組み込みの施工性を考慮し、相対移動
側の把持治具2□の埋込み穴2aの深さをダンパ1の全
長が納まる大きさに明けた場合の製作例を示したもので
ある。
この場合、ダンパユニットUは第8図−■に示すように
相対移動側の把持治具2□を上側に配置し、この把持治
具2□内にダンパ1を格納した状態で型枠に支持されて
据え付けられ、コンクリートの打設、硬化による構造部
材S3等への定着後、■に示すようにそのままダンパ1
を落下させて固定側、すなわち下側の把持治具2.の所
定位置に固定する、という要領でダンパユニットUの設
置が行われる。
相対移動側の把持治具2□を上側に配置し、この把持治
具2□内にダンパ1を格納した状態で型枠に支持されて
据え付けられ、コンクリートの打設、硬化による構造部
材S3等への定着後、■に示すようにそのままダンパ1
を落下させて固定側、すなわち下側の把持治具2.の所
定位置に固定する、という要領でダンパユニットUの設
置が行われる。
ダンパユニットUは構造部材sl、 s1間、または非
構造部材SI 52間、もしくは両者S、、 52間に
跨設されるが、以下本ダンバユニッ)Uの構造部材S+
+ または非構造部材S2への具体的な設置例を説明す
る。図中、ダンパユニッ)Uは一部棒状に簡略化して示
しである。
構造部材SI 52間、もしくは両者S、、 52間に
跨設されるが、以下本ダンバユニッ)Uの構造部材S+
+ または非構造部材S2への具体的な設置例を説明す
る。図中、ダンパユニッ)Uは一部棒状に簡略化して示
しである。
第9図の実施例は柱・梁のフレーム内の上下の梁に接続
し、中間部で互いに距離を隔てて切り離された、鉛直荷
重を負担せず、水平力にのみ抵抗可能な構造部材S、、
S、である壁間にダンパユニッ)Uを設置した場合、
第10図の実施例は同様に上下の梁に接続し、鉛直荷重
を負担しない、構造部材S、、 S、である間柱間に設
置した場合、第11図の実施例は構造部材S、である梁
と非構造部材S2のカーテンウオールのパネルとの間に
設置した場合である。
し、中間部で互いに距離を隔てて切り離された、鉛直荷
重を負担せず、水平力にのみ抵抗可能な構造部材S、、
S、である壁間にダンパユニッ)Uを設置した場合、
第10図の実施例は同様に上下の梁に接続し、鉛直荷重
を負担しない、構造部材S、、 S、である間柱間に設
置した場合、第11図の実施例は構造部材S、である梁
と非構造部材S2のカーテンウオールのパネルとの間に
設置した場合である。
第11図の実施例では、ダンパユニットUは外力によっ
てパネルと梁間に相対変位を生ずる箇所、すなわちパネ
ルが上階の梁に支持される吊下げ弐の場合には下側に、
下階の梁に支持される床置き式の場合には上側に設置さ
れる。
てパネルと梁間に相対変位を生ずる箇所、すなわちパネ
ルが上階の梁に支持される吊下げ弐の場合には下側に、
下階の梁に支持される床置き式の場合には上側に設置さ
れる。
以上の実施例ではダンパユニッ)Uはダンパ部1aの軸
が鉛直を向いて設置される結果、これが跨る構造部材S
1や非構造部材32間の任意の水平方向の相対変位時に
作動する。
が鉛直を向いて設置される結果、これが跨る構造部材S
1や非構造部材32間の任意の水平方向の相対変位時に
作動する。
第12図の実施例は第10図の実施例と同様に構造的に
絶縁された構造部材S、の梁と構造部材S1の梁間に、
ダンパ部1aの軸を水平に向けて設置した場合であるが
、この場合ダンパ1は両梁間の鉛直変位時と紙面に垂直
な一方向の水平変位時に機能することになる。
絶縁された構造部材S、の梁と構造部材S1の梁間に、
ダンパ部1aの軸を水平に向けて設置した場合であるが
、この場合ダンパ1は両梁間の鉛直変位時と紙面に垂直
な一方向の水平変位時に機能することになる。
なお、以上の実施例においてカーテンウオールのパネル
を除く構造部材SIと非構造部材S2の躯体は鉄骨造、
鉄筋コンクリート造、または鉄骨鉄筋コンクリート造の
いずれかで構成される。
を除く構造部材SIと非構造部材S2の躯体は鉄骨造、
鉄筋コンクリート造、または鉄骨鉄筋コンクリート造の
いずれかで構成される。
第13図は隣接し、主として水平方向の相対変位を生ず
る、固有振動数の異なる建物間に本ダンパユニットUを
跨設した場合の概要を示したものである。■は高さの相
違する建物間、■は高さが等しく、水平剛性が相違する
建物間の場合を示す。再建物の振動特性が等しい場合は
、鉛直方向の相対変位が異なり、高さの等しい■の場合
にも有効である。
る、固有振動数の異なる建物間に本ダンパユニットUを
跨設した場合の概要を示したものである。■は高さの相
違する建物間、■は高さが等しく、水平剛性が相違する
建物間の場合を示す。再建物の振動特性が等しい場合は
、鉛直方向の相対変位が異なり、高さの等しい■の場合
にも有効である。
その具体例の詳細を第14図以下に示す。
第14図の実施例は各建物の構造部材s、、 S+であ
るスラブ間に、ダンパ部1aの軸を水平にして跨設した
場合であり、スラブの面外方向、すなわち鉛直方向と軸
に垂直なスラブの面内方向の相対変位に対して有効な使
用方法である。
るスラブ間に、ダンパ部1aの軸を水平にして跨設した
場合であり、スラブの面外方向、すなわち鉛直方向と軸
に垂直なスラブの面内方向の相対変位に対して有効な使
用方法である。
スラブのジヨイント部分において面内の二方向にエネル
ギーの吸収を行うには複数個のダンパ1をダンパ部1a
の軸を水平面内で直交させて配置すればよく、例えば第
15図−■に示すように両スラブの端面を、平面上圧い
に噛み合う凹凸面に形成し、その水平二方向に対向する
端面間にダンパユニットUを跨設することにより解決さ
れる。これにより軸が図においてX方向を向いたダンパ
1がX方向と鉛直の2方向の相対変位に対して、またX
方向を向いたダンパ1がX方向とZ方向の相対変位に対
して有効に機能し、ジヨイント部分で、全体的に3次元
のいずれの方向にもエネルギーの吸収が行われることに
なる。
ギーの吸収を行うには複数個のダンパ1をダンパ部1a
の軸を水平面内で直交させて配置すればよく、例えば第
15図−■に示すように両スラブの端面を、平面上圧い
に噛み合う凹凸面に形成し、その水平二方向に対向する
端面間にダンパユニットUを跨設することにより解決さ
れる。これにより軸が図においてX方向を向いたダンパ
1がX方向と鉛直の2方向の相対変位に対して、またX
方向を向いたダンパ1がX方向とZ方向の相対変位に対
して有効に機能し、ジヨイント部分で、全体的に3次元
のいずれの方向にもエネルギーの吸収が行われることに
なる。
第16図、第17図の実施例は隣接する建物の構造部材
S、、 S、としての対向する柱・梁接合部間にダンパ
ユニットUを水平に跨設した場合で、前者はRC造、ま
たはSRC造の場合、後者はS造の場合の設置例を示す
。
S、、 S、としての対向する柱・梁接合部間にダンパ
ユニットUを水平に跨設した場合で、前者はRC造、ま
たはSRC造の場合、後者はS造の場合の設置例を示す
。
図示するようにRC造、またはSRC造の場合はアンカ
ー棒2bが躯体に定着されることにより、またS造の場
合は柱に溶接接合、もしくはボルト接合されることによ
りそれぞれ把持治具2.、22が固定される。
ー棒2bが躯体に定着されることにより、またS造の場
合は柱に溶接接合、もしくはボルト接合されることによ
りそれぞれ把持治具2.、22が固定される。
第18図、第19図の実施例は柱・梁接合部から連続し
て張り出し、対向する構造部材Sl、 S、の梁間にダ
ンパユニッ)Uを水平に跨設した場合である。
て張り出し、対向する構造部材Sl、 S、の梁間にダ
ンパユニッ)Uを水平に跨設した場合である。
前者のRC造、またはSRC造の場合、ダンパユニット
Uは梁のコンクリート内に埋め込まれ、後者のS造の場
合は第19図−Hに示すように梁のウェブの両面に並列
して配置される。
Uは梁のコンクリート内に埋め込まれ、後者のS造の場
合は第19図−Hに示すように梁のウェブの両面に並列
して配置される。
第20図の実施例は第18図の変形例であり、高さ方向
に互いにレベル差を付けて柱・梁接合部とスラブから張
り出した非構造部材S2+ szの張出部材間にダンパ
ユニットUを鉛直に向けて設置した場合である。
に互いにレベル差を付けて柱・梁接合部とスラブから張
り出した非構造部材S2+ szの張出部材間にダンパ
ユニットUを鉛直に向けて設置した場合である。
この発明は以上の通りであり、ダンパの両端を把持する
一対の把持治具の一方をダンパに、ダンパ部の軸方向の
相対移動を許容する状態に接続したものであるため、ダ
ンパは軸方向力を負担せず、純粋にせん断力のみを負担
する状態に保たれ、軸方向の、構造部材間等の相対移動
によっても不安定化することなく、保有するエネルギー
吸収能力を十分に発揮させることができる。
一対の把持治具の一方をダンパに、ダンパ部の軸方向の
相対移動を許容する状態に接続したものであるため、ダ
ンパは軸方向力を負担せず、純粋にせん断力のみを負担
する状態に保たれ、軸方向の、構造部材間等の相対移動
によっても不安定化することなく、保有するエネルギー
吸収能力を十分に発揮させることができる。
第1図N、■は本発明の構成を示した断面図、第2図−
I、II、第3図−I、IIはダンパの製作例を示した
斜視図、第4図−■は固定側の把持治具の製作例を示し
た斜視図、■、■はそれぞれその平面図、断面図、第5
図−■、第6図−1は相対移動側の把持治具の製作例を
示した斜視図、各■。 ■はそれぞれその平面図、断面図、第7図−■は埋込み
穴内にダンパを格納する場合の把持治具の製作例を示し
た斜視図、■、■はそれぞれその平面図、断面図、第8
図−[11は第7図に示す把持治具を使用した施工要領
を示した断面図、第9図〜第11図の各Iは本ダンパユ
ニットの設置例を示した立面図、■はその断面図、第1
2図は他の設置例を示した立面図、第13図−■は隣接
する建物間に設置した場合の概要を示した平面図、■、
■はその立面図、第14図−■は第13図の具体例とし
てスラブ間への設置例を示した断面図、■はその平面図
、第15図−■はスラブ間で面内の二方向に有効にエネ
ルギーを吸収させる場合の設置例を示した平面図、■は
その断面図、第16図、第17図の各Iは柱・梁接合部
への設置例を示した立面図、■はその平面図、第18図
、第19図−■は接合部から張り出した梁間への設置例
を示した立面図、第19図−■は■の断面図、第20図
は他の設置例を示した立面図である。 U・・・・・・ダンパユニット、1・・・・・・ダンパ
、1a・・・・・・ダンパ部、1b・・・・・・支持部
、2..2□・・・・・・把持治具、2a・・・・・・
埋込み穴、2b・・・・・・アンカー棒、3・・・・・
・充填固定材、Sl・・・・・・構造部材、S2・・・
・・・非構造部材。 第 図 第 図 ■ ! 第 図 qフ I 第 図 第 ]1 図 第 図 第 図 ■ 第 図 ■ ■ ■ 第 図 第 図 ■ ■ 第 図 ■ ■
I、II、第3図−I、IIはダンパの製作例を示した
斜視図、第4図−■は固定側の把持治具の製作例を示し
た斜視図、■、■はそれぞれその平面図、断面図、第5
図−■、第6図−1は相対移動側の把持治具の製作例を
示した斜視図、各■。 ■はそれぞれその平面図、断面図、第7図−■は埋込み
穴内にダンパを格納する場合の把持治具の製作例を示し
た斜視図、■、■はそれぞれその平面図、断面図、第8
図−[11は第7図に示す把持治具を使用した施工要領
を示した断面図、第9図〜第11図の各Iは本ダンパユ
ニットの設置例を示した立面図、■はその断面図、第1
2図は他の設置例を示した立面図、第13図−■は隣接
する建物間に設置した場合の概要を示した平面図、■、
■はその立面図、第14図−■は第13図の具体例とし
てスラブ間への設置例を示した断面図、■はその平面図
、第15図−■はスラブ間で面内の二方向に有効にエネ
ルギーを吸収させる場合の設置例を示した平面図、■は
その断面図、第16図、第17図の各Iは柱・梁接合部
への設置例を示した立面図、■はその平面図、第18図
、第19図−■は接合部から張り出した梁間への設置例
を示した立面図、第19図−■は■の断面図、第20図
は他の設置例を示した立面図である。 U・・・・・・ダンパユニット、1・・・・・・ダンパ
、1a・・・・・・ダンパ部、1b・・・・・・支持部
、2..2□・・・・・・把持治具、2a・・・・・・
埋込み穴、2b・・・・・・アンカー棒、3・・・・・
・充填固定材、Sl・・・・・・構造部材、S2・・・
・・・非構造部材。 第 図 第 図 ■ ! 第 図 qフ I 第 図 第 ]1 図 第 図 第 図 ■ 第 図 ■ ■ ■ 第 図 第 図 ■ ■ 第 図 ■ ■
Claims (1)
- (1)距離を隔てて切り離される構造部材間、または非
構造部材間、もしくは両者間に跨設される弾塑性ダンパ
と、その両端を把持し、構造部材、または非構造部材に
固定される一対の把持治具とから構成されるダンパユニ
ットであり、弾塑性ダンパは外力作用方向に弾塑性変形
してエネルギーを吸収する、回転体形状のダンパ部と、
把持治具に支持される両端の支持部とからなり、支持部
の一方はその側の把持治具に固定され、他方はその側の
把持治具にダンパ部の軸方向に相対移動自在に差し込ま
れていることを特徴とする弾塑性ダンパユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2239562A JP2536680B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 弾塑性ダンパユニットの施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2239562A JP2536680B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 弾塑性ダンパユニットの施工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04119231A true JPH04119231A (ja) | 1992-04-20 |
| JP2536680B2 JP2536680B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=17046648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2239562A Expired - Lifetime JP2536680B2 (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 弾塑性ダンパユニットの施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2536680B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0666048A (ja) * | 1992-08-18 | 1994-03-08 | Kajima Corp | 減衰構造スタック |
| JP2001288925A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-10-19 | Campenon Bernard Sge | 土木構造物の変形エネルギを吸収する装置 |
| JP2019157522A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 鋼棒ストッパー及び鋼棒ストッパー取付構造 |
| JP2019157523A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 鋼棒ストッパー及び鋼棒ストッパー取付構造 |
| JP2022032655A (ja) * | 2020-08-13 | 2022-02-25 | 清水建設株式会社 | 床構造 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62220734A (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-28 | Toshiba Corp | 振動エネルギ吸収装置 |
| JPS6381157U (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP2239562A patent/JP2536680B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62220734A (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-28 | Toshiba Corp | 振動エネルギ吸収装置 |
| JPS6381157U (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 |
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| JPH0666048A (ja) * | 1992-08-18 | 1994-03-08 | Kajima Corp | 減衰構造スタック |
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| JP2019157522A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 鋼棒ストッパー及び鋼棒ストッパー取付構造 |
| JP2019157523A (ja) * | 2018-03-14 | 2019-09-19 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 鋼棒ストッパー及び鋼棒ストッパー取付構造 |
| JP2022032655A (ja) * | 2020-08-13 | 2022-02-25 | 清水建設株式会社 | 床構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2536680B2 (ja) | 1996-09-18 |
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