JPH0411974A - 絞りしごき缶の被覆方法 - Google Patents
絞りしごき缶の被覆方法Info
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- JPH0411974A JPH0411974A JP11519790A JP11519790A JPH0411974A JP H0411974 A JPH0411974 A JP H0411974A JP 11519790 A JP11519790 A JP 11519790A JP 11519790 A JP11519790 A JP 11519790A JP H0411974 A JPH0411974 A JP H0411974A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、例えば飲料、食品や化粧品をはしめ各種の製
品を詰めるのに用いる、絞りしごきによって製造された
缶の内外面の被覆方法に関する。
品を詰めるのに用いる、絞りしごきによって製造された
缶の内外面の被覆方法に関する。
従来、絞りしごき缶(DI缶)の胴は、円形に打ち抜い
たアルミニウム板やブリキ板を絞り加工してコツプ状の
缶胴を形成した後、その側壁にしごき加工を施して製造
されている。 コツプ状に形成されたDI缶胴は、洗浄、乾燥された後
、第2図に示す印刷機10を用いて外面に印刷が施され
る。この印刷機10は回転可能な円形テーブルIfの周
縁部に1円筒形のマンドレル12をテーブル11の回転
面に直角に設けたもので、例えば特公昭60−2963
2号公報に開示されたような公知の印刷機である。マン
ドレル12にDI缶胴2を被せるようにして装着し、円
形テーブル11およびマンドレル12を回転させ、DI
缶胴2の外面に印刷円板13を圧接して印刷を施す、印
刷後、塗装機15でオーバーコートを行なう。 外面に印刷、塗装されたDr缶胴2は、例えば第4図に
示すビンコンベア7で乾燥炉8に送られ、ビン7aにか
けられた状態で塗料やインクの乾燥、焼付けが行なわれ
る。ビンコンベア7は、例えば特公昭62−26315
号公報に開示されている。 次に内面の塗装が行なわれる。塗装は、缶胴を高速回転
させる塗装機で、エアレススプレーガンを用いて内面塗
料を吹き付けた後、乾燥、焼付けを行なっている。なお
、塗装機は例えば特公昭63−44026号公報に開示
されたような公知のものである。内外面の塗装が終了し
たDI缶胴2にネックイン加工、フランジ加工を施すと
DI缶体2が完成する。 上記したDI缶体の製造工程は、軽金属協会編のアルミ
ニウム技術便覧の7.7深絞りしごき加工および製缶の
項や、日本鉄鋼協会編の鉄鋼便覧■(−次加工・表面処
理・熱処理・溶接)の 7・SDI缶の項に記載されて
いる。
たアルミニウム板やブリキ板を絞り加工してコツプ状の
缶胴を形成した後、その側壁にしごき加工を施して製造
されている。 コツプ状に形成されたDI缶胴は、洗浄、乾燥された後
、第2図に示す印刷機10を用いて外面に印刷が施され
る。この印刷機10は回転可能な円形テーブルIfの周
縁部に1円筒形のマンドレル12をテーブル11の回転
面に直角に設けたもので、例えば特公昭60−2963
2号公報に開示されたような公知の印刷機である。マン
ドレル12にDI缶胴2を被せるようにして装着し、円
形テーブル11およびマンドレル12を回転させ、DI
缶胴2の外面に印刷円板13を圧接して印刷を施す、印
刷後、塗装機15でオーバーコートを行なう。 外面に印刷、塗装されたDr缶胴2は、例えば第4図に
示すビンコンベア7で乾燥炉8に送られ、ビン7aにか
けられた状態で塗料やインクの乾燥、焼付けが行なわれ
る。ビンコンベア7は、例えば特公昭62−26315
号公報に開示されている。 次に内面の塗装が行なわれる。塗装は、缶胴を高速回転
させる塗装機で、エアレススプレーガンを用いて内面塗
料を吹き付けた後、乾燥、焼付けを行なっている。なお
、塗装機は例えば特公昭63−44026号公報に開示
されたような公知のものである。内外面の塗装が終了し
たDI缶胴2にネックイン加工、フランジ加工を施すと
DI缶体2が完成する。 上記したDI缶体の製造工程は、軽金属協会編のアルミ
ニウム技術便覧の7.7深絞りしごき加工および製缶の
項や、日本鉄鋼協会編の鉄鋼便覧■(−次加工・表面処
理・熱処理・溶接)の 7・SDI缶の項に記載されて
いる。
このようなりI缶は、約20年前に量産が始められたが
、機械設備の高速化によって1ライン当りの生産能力が
年々向上し、現在では当時に比べて生産能力が数倍のラ
インが使用されている。しかし、ラインが高速化するに
従って缶内面の塗膜にピンホールなどの欠陥が発生し易
くなり、一連の製造工程を再検討する必要に迫られてい
る。例えば缶の塗装順序は外面、内面の順に行なわれ、
量産化当時から変わっていない。 本発明は、生産性が高く欠陥のない内面塗膜が得られる
絞りしごき缶の被覆方法を提供することを目的とする。
、機械設備の高速化によって1ライン当りの生産能力が
年々向上し、現在では当時に比べて生産能力が数倍のラ
インが使用されている。しかし、ラインが高速化するに
従って缶内面の塗膜にピンホールなどの欠陥が発生し易
くなり、一連の製造工程を再検討する必要に迫られてい
る。例えば缶の塗装順序は外面、内面の順に行なわれ、
量産化当時から変わっていない。 本発明は、生産性が高く欠陥のない内面塗膜が得られる
絞りしごき缶の被覆方法を提供することを目的とする。
本発明者らは内面塗膜欠陥の発生原因を究明すべく鋭意
研究を重ねた結果、DI缶内面と外面の塗装順序を逆に
すると先に塗装したDI缶の内面塗膜には欠陥が発生し
ないことを見い出した。これは外面塗装やそれに付随し
た搬送、乾燥、焼付けの際に、未塗装の缶内面に塵埃等
の異物が付着したり、すり傷が発生し、内面塗装がその
上に重ねられるためと推察される。内面塗膜は数μmと
極めて薄いため、微細な塵埃の影響をも受ける。 即ち、前記の目的を達成するための本発明の絞りしごき
缶の被覆方法は、実施例に相当する第1図〜第3図に示
すように、絞りしごき加工により形成された缶胴2の内
面に、焼付は硬化後の塗膜の鉛筆硬度が2H−4H−で
、動摩擦係数が0.04〜0、10となるように塗料5
を塗布して乾燥、焼付けした後、缶胴2の外面に印刷お
よび塗装を施している。 缶胴2内面の塗装に用いる塗料は、例えばエポキシ−フ
ェノール系の塗料が使用可能である。 内面塗料5の乾燥塗膜硬度は、JIS K 5401規
定の塗膜用鉛筆引っかき試験機を用いて80°Cで測定
した値であり、2H−4H−が望ましい。塗膜硬度は塗
料の主成分の樹脂によって決定されることが多いが、軟
質または硬質樹脂の添加や硬化剤の添加により調整可能
である0例えばエポキシ系塗料の場合は、添加する硬化
剤(フェノール樹脂、アミン樹脂、アクリル樹脂等)の
種類や添加量を変えたり、エポキシ樹脂を変性したり、
高分子エポキシ樹脂(フェノキシ樹脂)等を添加したり
、反応促進触媒としてリン酸を添加して調整する。塗膜
硬度が2H未満の場合は後の工程で塗膜が損傷を受ける
ことがあり、4H−を越えると塗膜の加工割れの恐れが
ある。 内面塗料5の動摩擦係数はアルチック (ALTEC)
社製の三点鋼球荷重式試験機を使用して鋼球径16nu
nφ、荷重2kg、引張速度600m+m/分、20℃
で測定した値であり、004〜0.10であることが望
ましい。この動摩擦係数は、例えばラノリン、パラフィ
ンワックス、マイクロクリスタリンワックス、カルナウ
バfcarnaubalワックス、ポリエチレンワック
ス等を添加することにより調整可能である。動摩擦係数
が0.04未満のときは、外面印刷時に塗膜とマンドレ
ル12とが滑り過ぎて印刷ずれが生じたり、過剰なワッ
クスがマンドレル12やビン7aヘビルドアツプしたり
、充填後の内容物へ湾出する恐れがある。0.10を越
えるときは、内面塗装後の外面被覆工程でマンドレル1
2やビン7aとの接触によって内面塗膜が傷付くことが
ある。
研究を重ねた結果、DI缶内面と外面の塗装順序を逆に
すると先に塗装したDI缶の内面塗膜には欠陥が発生し
ないことを見い出した。これは外面塗装やそれに付随し
た搬送、乾燥、焼付けの際に、未塗装の缶内面に塵埃等
の異物が付着したり、すり傷が発生し、内面塗装がその
上に重ねられるためと推察される。内面塗膜は数μmと
極めて薄いため、微細な塵埃の影響をも受ける。 即ち、前記の目的を達成するための本発明の絞りしごき
缶の被覆方法は、実施例に相当する第1図〜第3図に示
すように、絞りしごき加工により形成された缶胴2の内
面に、焼付は硬化後の塗膜の鉛筆硬度が2H−4H−で
、動摩擦係数が0.04〜0、10となるように塗料5
を塗布して乾燥、焼付けした後、缶胴2の外面に印刷お
よび塗装を施している。 缶胴2内面の塗装に用いる塗料は、例えばエポキシ−フ
ェノール系の塗料が使用可能である。 内面塗料5の乾燥塗膜硬度は、JIS K 5401規
定の塗膜用鉛筆引っかき試験機を用いて80°Cで測定
した値であり、2H−4H−が望ましい。塗膜硬度は塗
料の主成分の樹脂によって決定されることが多いが、軟
質または硬質樹脂の添加や硬化剤の添加により調整可能
である0例えばエポキシ系塗料の場合は、添加する硬化
剤(フェノール樹脂、アミン樹脂、アクリル樹脂等)の
種類や添加量を変えたり、エポキシ樹脂を変性したり、
高分子エポキシ樹脂(フェノキシ樹脂)等を添加したり
、反応促進触媒としてリン酸を添加して調整する。塗膜
硬度が2H未満の場合は後の工程で塗膜が損傷を受ける
ことがあり、4H−を越えると塗膜の加工割れの恐れが
ある。 内面塗料5の動摩擦係数はアルチック (ALTEC)
社製の三点鋼球荷重式試験機を使用して鋼球径16nu
nφ、荷重2kg、引張速度600m+m/分、20℃
で測定した値であり、004〜0.10であることが望
ましい。この動摩擦係数は、例えばラノリン、パラフィ
ンワックス、マイクロクリスタリンワックス、カルナウ
バfcarnaubalワックス、ポリエチレンワック
ス等を添加することにより調整可能である。動摩擦係数
が0.04未満のときは、外面印刷時に塗膜とマンドレ
ル12とが滑り過ぎて印刷ずれが生じたり、過剰なワッ
クスがマンドレル12やビン7aヘビルドアツプしたり
、充填後の内容物へ湾出する恐れがある。0.10を越
えるときは、内面塗装後の外面被覆工程でマンドレル1
2やビン7aとの接触によって内面塗膜が傷付くことが
ある。
本発明の被覆方法では、DI缶胴2の内面、外面の順に
塗装を施しており、内面塗装の際、DI缶2の内面は洗
浄、乾燥されたままの極めて清浄な状態に保たれている
。そのため塵埃などの付着による塗膜の欠陥が発生せず
、均一な塗膜が製膜される。 また、内面の塗膜は鉛筆硬度が2H−4H−で、動摩擦
係数が0.04〜0.IOの範囲に設定されているため
、搬送の際に塗膜が他の部材と接触して損傷したり、外
面塗装の際に塗膜とマンドレル12とが滑り過ぎて印刷
ずれが生じることがない。
塗装を施しており、内面塗装の際、DI缶2の内面は洗
浄、乾燥されたままの極めて清浄な状態に保たれている
。そのため塵埃などの付着による塗膜の欠陥が発生せず
、均一な塗膜が製膜される。 また、内面の塗膜は鉛筆硬度が2H−4H−で、動摩擦
係数が0.04〜0.IOの範囲に設定されているため
、搬送の際に塗膜が他の部材と接触して損傷したり、外
面塗装の際に塗膜とマンドレル12とが滑り過ぎて印刷
ずれが生じることがない。
以下1本発明の実施例を詳細に説明する。
実施例1
平均分子量が3750のビスフェノールA型エポキシ樹
脂80重量部と、フェノール類およびホルムアルデヒド
をアルカリ金属の水酸化物触媒存在下で反応させて得た
フェノールホルムアルデヒド樹脂20重量部とからなる
樹脂混合物に、(樹脂100重量部に対して)マイクロ
クリスクリンワックスを0.5重量部、リン酸触媒を0
.5重量部添加したものを、キシレン30%、n−ブタ
ノール20%、酢酸エチル30%、酢酸ブチル20%か
らなる混合溶剤に溶解し、固形分20%のDI缶内面用
の塗料を調製した。得られた内面塗料の粘度は13秒(
フォードカップNo、4720℃)で、表面張力は25
ダイン/cmである。 次にこの塗料をDI缶胴に塗装する。テスト缶には洗浄
、乾燥済の直径66w+m、高さ123mmのブリキ製
DI缶胴2を用いる。 第1図に示すようにDr缶胴2をコンベア3に載せ、多
孔エアープローノズル式ガン4からDI缶胴2の内側に
内面塗料5を噴射する。これを乾燥炉6に速って乾燥、
焼付けし、平均乾燥膜厚が21mの内面塗膜を得る。 内面塗装が終了したDI缶胴2はビンコンベア7で印刷
機10へ搬出される。第2図に示すように印刷機10は
回転可能な円形テーブル11の周縁部に、円筒形のマン
ドレル12をテーブル11の回転面に直角に設けたもの
である6印刷機10近傍へ搬送された缶胴2は、缶供給
装置9によってビンコンベア7のビン7aから外され、
マンドレル12に被せるように装着、固定される6円形
テーブル11i3よびマンドレル12を回転させ、DI
缶胴2の外面に印刷円板13を圧接して多色印刷を施す
、印刷円板13にはインク供給装置14から外面印刷用
のポリエステル樹脂・アルキッド樹脂混合熱硬化型ブリ
キ板用インクが供給される。印刷後、塗装機15による
オーバーコート(ポリエステル系クリヤー塗料)が行な
われる。 外面の印刷、塗装が終了したDI缶胴2は、缶供給装置
9と同様な装置(不図示)を介してマンドレル12から
ビンコンベアへ移され、第3図に示す乾燥炉16へ搬送
される。外面の乾燥、焼付けには、DI缶胴2をコンベ
ア3a上に伏せた状態で乾燥、焼付けするビンレス乾燥
炉I6を使用する。乾燥、焼付けされたDI缶胴2はコ
ンベア3aで次の加工工程に搬送され、ネックイン加工
およびフランジ加工が施されてDI缶体が完成する。 DI缶胴2の内面塗装膜の硬度をJIS K 5401
規定の塗膜用鉛筆引っかき試験機を用いて測定し、また
動摩擦係数をアルチック (ALTEC1社製の三点鋼
球荷重式試験機で測定した。測定結果を後述の第1表に
示す。 上記で作成したDI缶体100個に硫酸銅溶液を瀾だし
、25℃で30分間放置して塗膜欠陥発生の有無を調べ
た。内面の塗膜にピンホールなどの欠陥があり金属面が
露出している場合には、その部分に銅が析出して塗膜欠
陥がわかる。試験結果を第1表に示す。 実施例2 実施例1と同じ樹脂を使用し、その混合比率をビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂を90重量部、フェノールホル
ムアルデヒド樹脂を10重量部とし、マイクロクリスク
リンワックスのみを04重量部添加する他は実施例1と
同様にしてDI缶体を作成し、評価を行なった。この内
面塗料は実施例1の塗料よりもフェノール量を少なくし
、ガラス転移点を下げて塗膜を軟らかくしたものである
。 実施例3 実施例Iと同じ樹脂を使用し、その混合比率をビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂を70重量部、フェノールホル
ムアルデヒド樹脂を30重量部とし、マイクロクリスタ
リンワックスを 0.4重量部、リン酸触媒を 1.0
重量部とする他は実施例1と同様にして01缶体を作成
し、評価を行なった。この内面塗料は実施例1の塗料よ
りもフェノールホルムアルデヒド樹脂およびリン酸触媒
を増量して硬化反応を進ませ、ガラス転移点を上げて塗
膜硬度を上げたものである。 比較例1 マイクロクリスクリンワックスを0.3重量部とする他
は実施例3と同様にして01缶体を作成し、評価を行な
った。 比較例2 ビスフェノールA型エポキシ樹脂を95重量部、フェノ
ールホルムアルデヒド樹脂を5重量部とし、マイクロク
リスタリンワックスのみを 0.5重量部添加する他は
実施例2と同様にして01缶体を作成し、評価を行なっ
た。 比較例3 内面塗料として市販の熱硬化ビニル塗料(関西ペイント
■製、5J−6839−009C)を用いる他は実施例
1と同様にして01缶体を作成し、評価を行なった。こ
の塗料は、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂(分子量
約150001とエポキシ樹脂(分子量約900)と尿
素ホルムアルデヒド樹脂とを70+20+10の比で配
合したものである。 比較例4 内面塗料として、平均分子量が3750のビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂85重量部と、尿素ホルムアルデヒ
ド樹脂15重量部とからなるエポキシウレア塗料(関西
ペイント■製、XJ−K164D−2)を用いる他は実
施例1と同様にして01缶体を作成し、評価を行なった
。 比較例5 内面塗料として、平均分子量が3750のビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂80重量部と、フェノールホルムア
ルデヒド樹脂20重量部とからなる市販のエポキシフェ
ノール塗料(関西ペイント■製、28−L1511を用
いる他は実施例1と同様にして01缶体を作成し、評価
を行なった。 比較例6 スチレンとアクリル酸エチルとメタクリル酸とを重合さ
せて得たアクリル樹脂をビスフェノールA型エポキシ樹
脂と反応させて得たエポキシアクノル樹脂95重量部と
、レゾール型フェノール樹脂5重量部とからなる市販の
エポキシアクリル塗料を内面塗料として用いる他は実施
例1と同様にして01缶体を作成し、評価を行なった。 第1表に各実施例および比較例の内面塗料の組成および
各評価結果を示す。 (以下余白) 第 1 表 内面塗膜欠陥の評価基準は以下の通りである。 O8実用化水準の品質あり。 △:実用化水準の品質にやや欠ける。 ×、塗膜欠陥の発生大。 また、量産化試験として実施例1に示した方法でDI缶
体を10万缶製造したところ、内面に欠陥があるものは
皆無であり、内容物充填後の内容品変質や腐食によって
穴があいたものはなかった。 なお、上記の実施例では内面、外面ともに一層ずつの塗
膜を設けたが、腐食性の強い内容物に適用する缶、特に
スチールDI缶の場合にはフランジ加工後にトップコー
トを行なって複数層の塗装圧とすることもできる。
脂80重量部と、フェノール類およびホルムアルデヒド
をアルカリ金属の水酸化物触媒存在下で反応させて得た
フェノールホルムアルデヒド樹脂20重量部とからなる
樹脂混合物に、(樹脂100重量部に対して)マイクロ
クリスクリンワックスを0.5重量部、リン酸触媒を0
.5重量部添加したものを、キシレン30%、n−ブタ
ノール20%、酢酸エチル30%、酢酸ブチル20%か
らなる混合溶剤に溶解し、固形分20%のDI缶内面用
の塗料を調製した。得られた内面塗料の粘度は13秒(
フォードカップNo、4720℃)で、表面張力は25
ダイン/cmである。 次にこの塗料をDI缶胴に塗装する。テスト缶には洗浄
、乾燥済の直径66w+m、高さ123mmのブリキ製
DI缶胴2を用いる。 第1図に示すようにDr缶胴2をコンベア3に載せ、多
孔エアープローノズル式ガン4からDI缶胴2の内側に
内面塗料5を噴射する。これを乾燥炉6に速って乾燥、
焼付けし、平均乾燥膜厚が21mの内面塗膜を得る。 内面塗装が終了したDI缶胴2はビンコンベア7で印刷
機10へ搬出される。第2図に示すように印刷機10は
回転可能な円形テーブル11の周縁部に、円筒形のマン
ドレル12をテーブル11の回転面に直角に設けたもの
である6印刷機10近傍へ搬送された缶胴2は、缶供給
装置9によってビンコンベア7のビン7aから外され、
マンドレル12に被せるように装着、固定される6円形
テーブル11i3よびマンドレル12を回転させ、DI
缶胴2の外面に印刷円板13を圧接して多色印刷を施す
、印刷円板13にはインク供給装置14から外面印刷用
のポリエステル樹脂・アルキッド樹脂混合熱硬化型ブリ
キ板用インクが供給される。印刷後、塗装機15による
オーバーコート(ポリエステル系クリヤー塗料)が行な
われる。 外面の印刷、塗装が終了したDI缶胴2は、缶供給装置
9と同様な装置(不図示)を介してマンドレル12から
ビンコンベアへ移され、第3図に示す乾燥炉16へ搬送
される。外面の乾燥、焼付けには、DI缶胴2をコンベ
ア3a上に伏せた状態で乾燥、焼付けするビンレス乾燥
炉I6を使用する。乾燥、焼付けされたDI缶胴2はコ
ンベア3aで次の加工工程に搬送され、ネックイン加工
およびフランジ加工が施されてDI缶体が完成する。 DI缶胴2の内面塗装膜の硬度をJIS K 5401
規定の塗膜用鉛筆引っかき試験機を用いて測定し、また
動摩擦係数をアルチック (ALTEC1社製の三点鋼
球荷重式試験機で測定した。測定結果を後述の第1表に
示す。 上記で作成したDI缶体100個に硫酸銅溶液を瀾だし
、25℃で30分間放置して塗膜欠陥発生の有無を調べ
た。内面の塗膜にピンホールなどの欠陥があり金属面が
露出している場合には、その部分に銅が析出して塗膜欠
陥がわかる。試験結果を第1表に示す。 実施例2 実施例1と同じ樹脂を使用し、その混合比率をビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂を90重量部、フェノールホル
ムアルデヒド樹脂を10重量部とし、マイクロクリスク
リンワックスのみを04重量部添加する他は実施例1と
同様にしてDI缶体を作成し、評価を行なった。この内
面塗料は実施例1の塗料よりもフェノール量を少なくし
、ガラス転移点を下げて塗膜を軟らかくしたものである
。 実施例3 実施例Iと同じ樹脂を使用し、その混合比率をビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂を70重量部、フェノールホル
ムアルデヒド樹脂を30重量部とし、マイクロクリスタ
リンワックスを 0.4重量部、リン酸触媒を 1.0
重量部とする他は実施例1と同様にして01缶体を作成
し、評価を行なった。この内面塗料は実施例1の塗料よ
りもフェノールホルムアルデヒド樹脂およびリン酸触媒
を増量して硬化反応を進ませ、ガラス転移点を上げて塗
膜硬度を上げたものである。 比較例1 マイクロクリスクリンワックスを0.3重量部とする他
は実施例3と同様にして01缶体を作成し、評価を行な
った。 比較例2 ビスフェノールA型エポキシ樹脂を95重量部、フェノ
ールホルムアルデヒド樹脂を5重量部とし、マイクロク
リスタリンワックスのみを 0.5重量部添加する他は
実施例2と同様にして01缶体を作成し、評価を行なっ
た。 比較例3 内面塗料として市販の熱硬化ビニル塗料(関西ペイント
■製、5J−6839−009C)を用いる他は実施例
1と同様にして01缶体を作成し、評価を行なった。こ
の塗料は、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂(分子量
約150001とエポキシ樹脂(分子量約900)と尿
素ホルムアルデヒド樹脂とを70+20+10の比で配
合したものである。 比較例4 内面塗料として、平均分子量が3750のビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂85重量部と、尿素ホルムアルデヒ
ド樹脂15重量部とからなるエポキシウレア塗料(関西
ペイント■製、XJ−K164D−2)を用いる他は実
施例1と同様にして01缶体を作成し、評価を行なった
。 比較例5 内面塗料として、平均分子量が3750のビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂80重量部と、フェノールホルムア
ルデヒド樹脂20重量部とからなる市販のエポキシフェ
ノール塗料(関西ペイント■製、28−L1511を用
いる他は実施例1と同様にして01缶体を作成し、評価
を行なった。 比較例6 スチレンとアクリル酸エチルとメタクリル酸とを重合さ
せて得たアクリル樹脂をビスフェノールA型エポキシ樹
脂と反応させて得たエポキシアクノル樹脂95重量部と
、レゾール型フェノール樹脂5重量部とからなる市販の
エポキシアクリル塗料を内面塗料として用いる他は実施
例1と同様にして01缶体を作成し、評価を行なった。 第1表に各実施例および比較例の内面塗料の組成および
各評価結果を示す。 (以下余白) 第 1 表 内面塗膜欠陥の評価基準は以下の通りである。 O8実用化水準の品質あり。 △:実用化水準の品質にやや欠ける。 ×、塗膜欠陥の発生大。 また、量産化試験として実施例1に示した方法でDI缶
体を10万缶製造したところ、内面に欠陥があるものは
皆無であり、内容物充填後の内容品変質や腐食によって
穴があいたものはなかった。 なお、上記の実施例では内面、外面ともに一層ずつの塗
膜を設けたが、腐食性の強い内容物に適用する缶、特に
スチールDI缶の場合にはフランジ加工後にトップコー
トを行なって複数層の塗装圧とすることもできる。
以上詳細に説明したように、本発明の絞りしごき缶の被
覆方法によれば、絞りしごきによって製造された缶の内
外面を効率良く確実に被覆することが出来、生産性が高
い。製品化後に内容物と接触する缶内面の塗膜にピンホ
ールやすり傷のような欠陥が発生しない。
覆方法によれば、絞りしごきによって製造された缶の内
外面を効率良く確実に被覆することが出来、生産性が高
い。製品化後に内容物と接触する缶内面の塗膜にピンホ
ールやすり傷のような欠陥が発生しない。
第1図は本発明の被覆方法の缶内面の塗装工程を示す概
略側面図、第2区は同じく缶外面の塗装工程を示す斜視
図、第3図は缶外面の乾燥、焼付は工程を示す概略側面
図、第4図は従来の被覆方法における缶の搬送状態を示
す側面図である。 2・・・DI缶胴 3・3a・・・コンベア4・
・・多孔エアーブローノズル式ガン5・・・内面塗料
6・8・・・乾燥炉7・・・ビンコンベア 7
a・・・ビン9・・・缶供給装置 10・・・印刷
機11・・・円形テーブル 12・・・マンドレル1
3・・・印刷円板 14・・・インク供給装置1
6・・・ピンレス乾燥炉
略側面図、第2区は同じく缶外面の塗装工程を示す斜視
図、第3図は缶外面の乾燥、焼付は工程を示す概略側面
図、第4図は従来の被覆方法における缶の搬送状態を示
す側面図である。 2・・・DI缶胴 3・3a・・・コンベア4・
・・多孔エアーブローノズル式ガン5・・・内面塗料
6・8・・・乾燥炉7・・・ビンコンベア 7
a・・・ビン9・・・缶供給装置 10・・・印刷
機11・・・円形テーブル 12・・・マンドレル1
3・・・印刷円板 14・・・インク供給装置1
6・・・ピンレス乾燥炉
Claims (1)
- 1、絞りしごき加工により形成された缶胴の内面に、焼
付け硬化後の塗膜の鉛筆硬度が2H^−〜4H^−で、
動摩擦係数が0.04〜0.10となるように塗料を塗
布して乾燥、焼付けした後、缶胴の外面に印刷および塗
装を施すことを特徴とする絞りしごき缶の被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11519790A JPH0411974A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 絞りしごき缶の被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11519790A JPH0411974A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 絞りしごき缶の被覆方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0411974A true JPH0411974A (ja) | 1992-01-16 |
Family
ID=14656764
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11519790A Pending JPH0411974A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 絞りしごき缶の被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0411974A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003034322A (ja) * | 2001-04-09 | 2003-02-04 | Kansai Paint Co Ltd | 塗装金属板及びそれを用いた絞りしごき缶 |
| WO2003101844A1 (fr) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | Kirin Brewery Company, Limited | Boite d'aluminium modifiee en surface et procede de fabrication correspondant |
| WO2019130609A1 (ja) | 2017-12-28 | 2019-07-04 | 大和製罐株式会社 | 胴部に凹凸加工部を有するエアゾール用缶体およびその製造方法 |
| JP2024002347A (ja) * | 2022-06-24 | 2024-01-11 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 内面に樹脂層を有する飲食料用缶、および樹脂層形成用塗料 |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP11519790A patent/JPH0411974A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003034322A (ja) * | 2001-04-09 | 2003-02-04 | Kansai Paint Co Ltd | 塗装金属板及びそれを用いた絞りしごき缶 |
| WO2003101844A1 (fr) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | Kirin Brewery Company, Limited | Boite d'aluminium modifiee en surface et procede de fabrication correspondant |
| WO2019130609A1 (ja) | 2017-12-28 | 2019-07-04 | 大和製罐株式会社 | 胴部に凹凸加工部を有するエアゾール用缶体およびその製造方法 |
| JP2024002347A (ja) * | 2022-06-24 | 2024-01-11 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 内面に樹脂層を有する飲食料用缶、および樹脂層形成用塗料 |
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