JPH0788427A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JPH0788427A
JPH0788427A JP23358393A JP23358393A JPH0788427A JP H0788427 A JPH0788427 A JP H0788427A JP 23358393 A JP23358393 A JP 23358393A JP 23358393 A JP23358393 A JP 23358393A JP H0788427 A JPH0788427 A JP H0788427A
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JP
Japan
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coating
baking
chipping resistance
minutes
examples
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Pending
Application number
JP23358393A
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English (en)
Inventor
Katsuya Yamamoto
勝也 山本
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼付け温度がオーバーベイクになった場合で
も安定した耐チッピング性能が得られるようにした塗装
方法を提供することにある。 【構成】 複数の塗膜により複合塗膜を形成せしめる
際、塗装焼付け後の塗膜表面に紫外線を照射した後に塗
装を行い塗膜を形成せしめることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車塗装を行う一般的な
塗装工程は、図2に示されているように、電着塗装(下
塗り塗装)101を行った後に例えば170℃×30分
で焼付け103を行う。次いで、中塗り塗装105を行
った後に例えば140℃×30分で焼付け107を行
い、さらに上塗り塗装109を行った後に例えば140
℃×30分の焼付け111を行っている。
【0003】上記各塗料の焼付け条件は、塗料の組成に
より充分な硬化(架橋)が行われるのに最低必要な温度
条件であり、標準焼付け条件として生産時管理されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記焼
付け条件が変化する場合、特に上記標準焼付け条件より
焼付け温度が高くなる場合(オーバーベイクと呼ぶ)、
例えば設計条件以上の大きな車体を入れたために特定部
位が温風吹出し口に近くなっり、あるいはラインスピー
ドが遅くなったりした場合、自動車用塗膜の必要とされ
る石はねなどの衝撃を塗膜が受けた場合の塗膜の破壊
(剥離)を防ぐ能力である耐チッピング性が低下する場
合がある。すなわち、塗膜が剥離しやすくなることがあ
る。
【0005】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、焼付け温度がオーバーベイクになった場合でも
安定した耐チッピング性能が得られるようにした塗装方
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、複数の塗膜により複合塗膜を形成せし
める際、塗装焼付け後の塗膜表面に紫外線を照射した後
に塗装を行い塗膜を形成せしめることを特徴とする塗装
方法である。
【0007】前記塗装方法において、前記紫外線の照射
量を300mJ/cm2 以上とすることが望ましいもの
である。
【0008】
【作用】この発明の塗装方法を採用することにより、複
数の塗膜により複合塗膜を形成せしめる際、塗装焼付け
後の塗装表面に紫外線(以下、UV光という。)を照射
した後に塗装を行い塗膜を形成せしめることによって、
焼付け温度がオーバーベイクになった場合でも安定した
耐チッピング性能が得られる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。
【0010】図1を参照するに、例えば自動車の車体に
塗装を行う際には、下塗り塗装として電着塗装1を行っ
た後に焼付け3を行う。次いで、UV光照射5を行って
から中塗り塗装7を行った後に焼付け9を行う。さら
に、UV光照射11を行ってから上塗り塗装13を行っ
た後に焼付け15が行われる。なお、前記焼付け3の焼
付け条件は標準焼付け条件の170℃×30分、焼付け
9,15の焼付け条件は標準焼付け条件の140℃×3
0分で通常行われるが、焼付け3又は9の焼付け温度が
オーバーベイクになった場合でも、安定した耐チッピン
グ性能を得ることができる。なお、UV光照射5,11
のどちらかを省いても構わない。
【0011】塗装焼付け後にUV光照射を行うことによ
って、焼付け条件(焼付け温度)の幅ができるため、生
産性が向上すると共に管理が容易となる。
【0012】例えば、大きさ70×150mm、板厚
0.8mmの冷延鋼板(SPCC)のテストピースに、
日本パーカライジング製のPBL3020の化成処理を
標準条件にて行い、日本ペイント製U600の電着塗装
を膜厚25ミクロンになるように電着塗装し、170℃
×30分の焼付け条件にて焼付けを行った。
【0013】その後、日本油脂製ハイエピコNo.10
0の中塗り塗料を膜厚40ミクロンになるよう中塗り塗
装を行った後、140℃×30分、160℃×30分の
焼き付け条件にて焼付けを行ったテストピースを準備し
た。
【0014】上記140℃×30分、160℃×30分
の焼付けを行ったテストピースの表面にそれぞれオーク
製作所製(VUV653/B10U;650W)の主成
分として185mmと254mmの波長を有する低圧水
銀ランプにて、254mmのUV照射量が3000mJ
/cm2 になるように、UV光の照射を行なった後、日
本油脂製ベルコートNo.6000の赤,ダークグレ
ー,黄のベースコートをそれぞれ膜厚15ミクロンにな
るように塗装し、その後日本油脂製ベルコートNo.6
000のクリアー塗料を膜厚40ミクロンになるように
塗装し、140℃×30分の焼付け条件にて焼付けを行
った。すなわち、表1に示した実施例1〜6の塗装テス
トピースを作製した。
【0015】この実施例1〜6の塗装テストピースに、
耐チッピング性評価として、−20℃の塗板温度にて1
0mgの工業用ダイヤモンドを170km/hの速度で
10点塗膜表面に衝突させ、塗膜の剥離した面積を測定
し、10点の合計値にて評価した。その評価結果は、表
1に示すとおりである。
【0016】なお、比較例として、上記140℃×30
分,160℃×30分の焼き付けを行ったテストピース
に、UV光を照射せずに従来と同じように、実施例1〜
6と同じ方法で、上塗り塗装を行った。すなわち、表1
に示した比較例1〜6の塗装テスト品を作製した。
【0017】この比較例1〜6の塗装テスト品に、実施
例1〜6と同じ方法で耐チッピング性の評価を行った。
その評価結果は、表1に示す通りである。
【0018】UV光照射量の測定は、オーク製作所製紫
外線照射計(UV−M02 UV−25)を使用し、2
41〜271mmの紫外線強度を測定した。
【0019】
【表1】 表1の結果から判るように、耐チッピング性は、実施例
1〜3で6〜7、実施例4〜6で5、比較例1〜3で1
0〜14、比較例4〜6で5〜6である。すなわち、中
塗り焼付け条件が140℃×30分の場合には、UV光
照射の有無に関係なく、実施例4〜6と比較例4〜6と
で耐チッピング性は5〜6である。したがって、140
℃×30分の中塗り焼付け条件ではUV光照射の有無に
関係なく、耐チッピング性は実施例と比較例とでほぼ同
等である結果を得た。
【0020】また、中塗り焼付け条件が160℃の場合
には、実施例1〜3で6〜7、比較例1〜3で10〜1
4であるから、UV光の照射の効果が発揮されて、実施
例の耐チッピング性は比較例の耐チッピング性よりも非
常に良好である結果を得た。
【0021】したがって、中塗り焼付けの温度が標準の
温度140℃よりも高く例えば160℃となりオーバー
ベイクになった場合も、塗装焼付け後にUV光を照射す
ることによって、安定した耐チッピング性能を得ること
ができる。UV光照射を塗装焼付け後に行うことによっ
て、焼付け温度に幅ができるため、生産性が向上すると
共に管理が容易となるものである。
【0022】また、上記テストピースの方法で作製した
中塗り焼付け温度が160℃の塗装テストピースを用
い、上記実施例1〜6と同じUV光照射方法で、UV照
射量が100,300,500,1000,2000,
3000,5000mJ/mc2 となるようにUV光照
射を行った。その後、実施例1〜6と同じ方法で日本油
脂製ベルコートNo.6000の赤のベスコート、クリ
アー塗装を行い、次いで140℃×30分の焼付け条件
にて焼付けを行った。すなわち、表2に示した実施例7
〜13の塗装テストピースを作製した。
【0023】この実施例7〜13の塗装テストピース
に、実施例1〜6と同じ方法で耐チッピング性評価を行
った。その評価結果は、表2に示すとおりである。な
お、UV光照射照射の測定は上記実施例1〜6と同様に
行った。比較例として上記比較例1を用い、表2に示す
とおりである。
【0024】
【表2】 表2の結果から判るように、実施例7のUV照射量が1
00の場合には耐チッピング性は9で、比較例1の耐チ
ッピング性の10よりやや改善されているが、実施例8
〜13のUV照射量が300〜5000の場合には耐チ
ッピング性は5〜6で、比較例1の耐チッピング性が1
0であるのに対して非常に良好である結果を得た。した
がって、UV照射量を300mJ/cm2 以上とするの
が好ましいものである。
【0025】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。
【0026】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れているとおりの構成であるから、塗装焼付け後の塗膜
表面に紫外線を照射した後に塗装を行い塗膜を形成せし
めることによって、焼付け温度がオーバーベイクになっ
た場合でも安定したチッピング性能を得こるとができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の塗装方法における一例の塗装工程図
である。
【図2】従来の塗装方法における一般的な塗装工程図で
ある。
【符号の説明】
1 電着塗装 3,9,15 焼付け 5,11 UV光照射 7 中塗り塗装 13 上塗り塗装

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の塗膜により複合塗膜を形成せしめ
    る際、塗装焼付け後の塗膜表面に紫外線を照射した後に
    塗装を行い塗膜を形成せしめることを特徴とする塗装方
    法。
  2. 【請求項2】 前記紫外線の照射量を300mJ/cm
    2 以上とすることを特徴とする請求項1記載の塗装方
    法。
JP23358393A 1993-09-20 1993-09-20 塗装方法 Pending JPH0788427A (ja)

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JP23358393A JPH0788427A (ja) 1993-09-20 1993-09-20 塗装方法

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