JPH0412003Y2 - - Google Patents

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JPH0412003Y2
JPH0412003Y2 JP8144887U JP8144887U JPH0412003Y2 JP H0412003 Y2 JPH0412003 Y2 JP H0412003Y2 JP 8144887 U JP8144887 U JP 8144887U JP 8144887 U JP8144887 U JP 8144887U JP H0412003 Y2 JPH0412003 Y2 JP H0412003Y2
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JP8144887U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、一般のストツク棚、或は大量の食器
等を収納する食器消毒保管庫、冷温蔵庫などにお
いて使用される上下移動可能な棚部材の昇降装置
に関する。
<従来の技術> 従来、多数の物品を棚板上に載置してストツク
するストツク棚として、各々の棚板をチエーンや
ワイヤによつて上方から懸吊したストツク装置が
実開昭62−44807号公報により提案されている。
このストツク装置は、物品を収納しない場合、
棚板を全て下方に降して積み重ねた状態とし、物
品を載置するために棚板を使用する毎に、各棚板
をチエーン、ワイヤによつて順に上昇させ、物品
の収納数を増していく構造である。
<考案が解決しようとする問題点> しかしながら、各棚板はその縁部が4本のチエ
ーン等に一定間隔で連結されるが、各棚板のチエ
ーン等がほとんど完全に着脱不可能に連結される
ため、棚板の間隔を収納物品の大きさに応じて簡
単に変えることができない問題があつた。また、
棚板を下方に降して積み重ね状態とした際、チエ
ーンやワイヤが棚板の両側で乱雑に屈曲し、見苦
しくなると共に、チエーンの環などが連結部の突
起等他の部材に引つ掛かつたり棚板が水平に上昇
できなくなる恐れがあつた。
本考案は、上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、棚部材のロープ状の吊り具に対する
取付位置を容易に変更できると共に、棚部材を下
方に降して積み重ね状態とした際、吊り具が一定
方向に屈曲して整然とした状態をつくることがで
きる棚部材昇降装置を提供することを目的とす
る。
<問題点を解決するための手段> このために、本考案の棚部材昇降装置は、棚枠
内に複数の棚部材が、上方から吊り下げられた少
なくとも4本のロープ状の吊り具にそれぞれ略四
隅を支持されて昇降可能に配設され、それらの吊
り具を巻き上げる巻上装置を設けた棚部材昇降装
置において、前記ロープ状の吊り具が前記棚部材
の一部に少なくとも1回巻回され、その巻回部の
一側を押えて吊り具に曲げ指向性を付与する押え
具を棚部材の一部に固定して構成される。
<作用> このように、各棚部材を支持するロープ状の吊
り具が棚部材の一部に巻回され、その巻回部の一
側が押え具によつて押えられ、各棚部材間の吊り
具に一定の曲げ指向性が付与されているため、棚
部材が下に降ろされ積み重ね状態となつたとき、
その間の吊り具が例えば内側にのみ屈曲して整然
とした状態をつくり、乱雑に屈曲することによる
不具合は解消される。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は昇降可能な棚部材2を有する棚装置の
正面図を、第2図はその右側面図を示し、矩形の
箱形に形成された棚枠1内には、パイプフレーム
構造の棚部材2が複数枚、水平昇降可能に支持さ
れる。棚枠1内には4本のロープ状の吊り具3a
〜3dが上方から垂下され、これらの吊り具3a
〜3dに各々の棚部材2の略四隅が一定の間隔で
連結される。吊り具3a〜3dとしては、植物繊
維又は合成繊維から作られたロープ、細い針金を
より合わせたワイヤロープ、ワイヤの周囲を繊維
で被覆した芯材入りロープが使用でき、可とう性
があつてある程度弾性変形するロープが望まし
い。
各棚部材2の略四隅は4本の吊り具3a〜3d
に一定間隔で連結されるが、第3図の如く、上方
から垂下される吊り具3a〜3dが棚部材縁部に
パイプ部分に1回巻き付けられそのまま下方に延
びるように接続される。また、その吊り具3a〜
3dが巻き付けられた巻回部3eにはその外側か
ら押え具4が、巻回部3eの略半周部分を押し付
けるように、棚部材2のパイプ部分に対しボルト
16で締付固定される。この押え具4は金属板を
吊り具の巻回部3eの外周曲面とほぼ同じ内面を
もつように断面半円状に曲折し、且つ上縁部と下
縁部を少し外側に曲げて形成され、両側にボルト
5を通すための取付孔が設けられる。
このように、棚部材2のパイプ部分に1回巻回
した吊り具3a〜3dの巻回部3eの外側つまり
ロープの交叉部が形成される側に、上記のような
押え具4が押圧固定されるため、この巻回部3e
に続く吊り具の侵入側と退出側は、上下方向の張
力が加わらない場合、第5図のようにパイプ外周
の接線方向に延びるように作用する。この結果、
上下の棚部材2間の吊り具3a〜3dに 内側
(棚部材の内側方向)への曲げ指向性が付与され
ることになる。なお、吊り具をパイプ部分に巻回
する回数は2回以上とすることもできる。
4本の吊り具3a〜3dはそれぞれ複数枚の棚
部材2の略四隅に上記のように連結して各棚部材
2を水平に支持し、各吊り具3a〜3dの下端は
棚枠1の下部に固定され、それらの上端は、棚枠
1上に設けた巻上げ装置5の巻上ローラ6〜9に
〜9に接続される。
この巻上げ装置5は、棚枠1の上の右寄りつま
り右側に位置する吊り具3a,3dの直上に1本
の軸10を水平に支持し、軸10上に4個の巻上
ローラ6〜9を軸着し、棚枠上に取付けた減速機
付きのモータ11に軸10をチエーン,スプロケ
ツトによつて連結し、モータ11で軸10を第1
図矢印方向に回転駆動する構造である。巻上ロー
ラ6は吊り具3aの真上に、巻上ローラ8は吊り
具3dの真上に位置し、吊り具3aの上端は棚枠
1の上板上に突出し直ちに巻上ローラ6に連結さ
れ、吊り具3dの上端は同様に巻上ローラ8に連
結される。
一方、第1図の棚枠1上の左寄りつまり吊り具
3bと3cが上板上に突出する位置には案内プー
リ12と13が設けられ、吊り具3bは案内プー
リ12を介して巻上げ装置5の方向に曲げられ、
同様に吊り具3cも案内プーリ13を介して巻上
げ装置5の方向に曲げられ、吊り具3bの先端は
巻上ローラ7に連結され、吊り具3cの先端は巻
上ローラ9に連結される。巻上げ装置5の巻上ロ
ーラ6と7、及び巻上ローラ8と9は近接して位
置するため、同じローラ上に2本の溝を設けて形
成することもできる。また、棚枠1の上部には棚
部材2の上昇端を検出するリミツトスイツチ14
が設けられ、最上部の棚部材2が上昇端に達した
とき、ロツドを押し上げ、ロツドによりリミツト
スイツチ14を押し、このスイツチの作動により
巻上げ装置5のモータ11を停止させる。
なお、構造を簡単化するために各棚部材2の上
下動を案内する案内レール等は設けられていない
が、棚部材2の揺れを防止するために案内レール
を設けることも可能である。
このように構成された棚装置は、例えば、棚の
不使用時又は収納物15の少ないときには第1図
に示すように、全棚部材2を最下位に位置させて
使用する。
この場合、各吊り具3a〜3dは各棚部材2の
パイプ部分に巻回され且つ外側から押え具4によ
つて押え付けられているため、吊り具3a〜3d
が引張されていない状態では内側に曲げ指向性が
付与され、積み重ねられた状態の棚部材2間の吊
り具3a〜3dは第2図、第6図、第8図に示す
ようにそれぞれ内側に整然と曲げられる。したが
つて、積み重ね状態の棚部材間の吊り具3a〜3
dが乱雑に曲げられて見苦しくなつたり、外側に
曲折された吊り具が棚枠1との間に挟まれたり、
他の部材にからまつたりする不具合は生じない。
多くの収納物を載置する場合、巻上げ装置5を
駆動して巻上ローラ6〜9を第1図反時計方向に
回転させ、吊り具3a〜3dを巻上ローラ6〜9
により巻取り、棚部材2を上昇させる。吊り具3
a〜3dの巻上げにより棚部材2は上段から順に
引き上げられ、2段の棚部材使用時には第8図の
ような状態となる。この場合も、収納物15は低
い位置の棚部材上に載置できるため、収納物の出
し入れは容易である。
さらに多くの収納物を棚に載置する場合には、
上記と同様、巻上げ装置5を駆動して棚部材2を
順に上昇させ、新しく間隔が開けられた低い位置
の棚部材2上に収納物15を順に載置していき、
最上段の棚板2が上限に達するまで上昇させれ
ば、第9図に示すように全棚部材2を使用して収
納物15を載置することができる。
そして、収納物15を取り出す場合には、上記
と逆の操作を行ない、最下段の収納物から取り出
しを始め、収納物15を取り出すに従つて巻上げ
装置5を逆に回転させて吊り具3a〜3dを巻戻
し、棚部材2を順に下降させれば、常に収納物1
5の取り出し位置は最下段となり、容易に取出作
業を行なうことができる。
したがつて、棚の高さを高くしても、収納物1
5の出し入れを容易に行なうことができる。
上記のように、巻上げ装置5の駆動により吊り
具3a〜3dが巻上げられ、又は引き下されて棚
部材2が昇降することによつてこれらの吊り具3
a〜3dに全ての収納物15と棚部材2の荷重が
かかり、各棚部材2と吊り具3a〜3dの連結部
分にもかなりの荷重がかる。しかし、ロープ状の
吊り具が棚部材のパイプ部分に巻回され、吊り具
とパイプ外周面との摩擦によつて棚部材が吊り具
に支持されるため、棚部材の位置はずれにくく、
また吊り具が他の部材によつて傷付けられる恐れ
も少ない。
一方、棚部材2の高さ位置つまり上下間隔を変
える場合は、ボトル16を緩るめ、吊り具3a〜
3dの巻回部3eをずらすようにして簡単に行な
うことができ、吊り具に対する棚部材2の位置を
変更しても吊り具に傷がほとんど付かないため、
ロープ状の吊り具を長期間使用することができ
る。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案の棚部材昇降装置
によれば、棚部材を懸吊するロープ状の吊り具を
各々の棚部材の一部に少なくとも1回巻回し、そ
の巻回部の一側を押えて吊り具に曲げ指向性を付
与する押え具を棚部材の一部に固定して、各棚部
材を吊り具に支持させるようにした。よつて、棚
部材を下に降し積み重ね状態としたとき、棚部材
間の吊り具は一定方向に曲げられて整然とした配
列状態となり、吊り具が他の部材の間に挟まれた
り、からまつたりする不具合は生じない。また、
棚部材の一部と巻回部の摩擦により棚部材が吊り
具に対し支持されるため、吊り具に傷が付きにく
く、また、押え具を緩めるだけで棚部材の吊り具
に対する位置を簡単にずらして変更することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は棚装置の
正面図、第2図は同右側面図、第3図は棚部材と
吊り具の連結部分を示す斜視図、第4図はその断
面図、第5図は棚部材を昇降する際の断面図、第
6図は棚部材を下方に積み重ねた状態の断面図、
第7図は巻上げ装置の斜視図、第8図は棚部材を
一段持ち上げた状態の正面図、第9図は全棚部材
を上昇した状態の正面図である。 1……棚枠、2……棚部材、3a〜3d……吊
り具、3e……巻回部、4……押え具、5……巻
上げ装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棚枠内に複数の棚部材が、上方から吊り下げら
    れた少なくとも4本のロープ状の吊り具にそれぞ
    れ略四隅を支持されて昇降可能に配設され、それ
    らの吊り具を巻き上げる巻上装置を設けた棚部材
    昇降装置において、前記ロープ状の吊り具が前記
    棚部材の一部に少なくとも1回巻回され、その巻
    回部の一側を押えて該吊り具に曲げ指向性を付与
    する押え具を該棚部材の一部に固定したことを特
    徴とする棚部材昇降装置。
JP8144887U 1987-05-28 1987-05-28 Expired JPH0412003Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8144887U JPH0412003Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JP8144887U JPH0412003Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JPS63190206U JPS63190206U (ja) 1988-12-07
JPH0412003Y2 true JPH0412003Y2 (ja) 1992-03-25

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