JPH04120242A - プレス成形時の耐バリ性、絞り性に優れた冷延鋼板およびその製造方法 - Google Patents

プレス成形時の耐バリ性、絞り性に優れた冷延鋼板およびその製造方法

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JPH04120242A
JPH04120242A JP23911990A JP23911990A JPH04120242A JP H04120242 A JPH04120242 A JP H04120242A JP 23911990 A JP23911990 A JP 23911990A JP 23911990 A JP23911990 A JP 23911990A JP H04120242 A JPH04120242 A JP H04120242A
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石井 良男
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臼田 松男
Tsutomu Fujii
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鋼板でプレス加工した時に鋼板の端面に発生す
るパリを少なくするようにし、かつ絞り性を良好にした
冷延鋼板およびその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 冷延鋼板を自動車内板、外板に成形するためにはプレス
加工が広く採用されている。このプレス加工を行なう際
、鋼板端面に発生するパリが注目されている。
即ち、第2図に示すような工具を用いて鋼板を打ち抜き
せん断加工すると、鋼板の端面は第3図に示すような断
面形状となるが、この時、端面の下部(第3図のB部)
に生じた突起物をパリと称している。
一般に自動車の車体を製造する際にCt、先ず鋼板を所
定の部品に成形するために絞り、せん断、曲げからなる
数工程のプレス加工力(行なわれる。
得られた成形品は、その後接合および塗装の各工程を経
て車体に組み付けられる。そこで、せん断加工時に発生
した大きな)(りを部品名こ残した状態で塗装した場合
、パリ部分には塗膜力(十分≦;付力1ないため、この
部分から錆が発生して自動車の寿命を縮める原因となる
従って、パリを小さくすること力(自動車の防錆対策上
の大きな課題となっているが、従来C*t<+]を小さ
くする加工技術、或いはノ(りを除去する方法が大部分
である。プレス加工技術でクリアランス、せん断速度、
打抜き回数、刃物の材質等の検討がなされているが、こ
れでも十分な対策で【よない。即ちパリを除去する方法
につ−)でitあまり有効な手段はなく、機械作業およ
び入力ζ;よるノ(1)取り作業を行なっているのが実
状であり、プレス工程を増やし非常に手間がかかると(
1う問題力(生じている。このため、耐/くり性を良好
:こする冷延鋼板およびその製造方法については、例え
ば特開平1−255626号公報がある。
(発明が解決しようとする課Iり 近年、自動車用鋼板は車体重量軽減や安全性向上の観点
から、高強度鋼板の使用が進んでいるが、内板および外
板に適用する場合にはプレス成形性として絞り性が要求
されている。この場合、絞り性の指標であるi値が1.
5以上あれば絞り用途に十分使える見通しが立っている
このため本発明者等はさらに絞り性を付与する問題を解
決すべく、耐バリ性の良好さを維持すると共に絞り性に
も有効な化学成分および鋼板表層部の硬質化について研
究を重ね、P、  S、 TI。
Nbの適正量を導き、さらには鋼板表層部に塑性歪を付
与することにより、容易に耐バリ性および絞り性に優れ
た冷延鋼板を製造し得ることを見いだし、本発明を完成
させるに至った。
(課題を解決するための手段) 本発明の要旨は重量%で、C: 0.10%以下、S 
i:o、5%以下、Mn:0.05〜1.0%、P :
 0.15%以下、S : 0.05%以下、Ajl:
0.01〜0.07%、TI:0.005〜0.20%
、0.lO%≦p+s≦0.17%に、必要によりNb
:0.002〜0.20%、B :0.001%以下の
1種または2種を含み、残部Feおよび不可避的不純物
よりなり、板厚の15%以内までの表層部の平均硬度が
Hv=135〜200であり、かつその内部平均硬度が
Hv=100〜130であることを特徴とするプレス成
形時の耐バリ性および絞り性に優れた冷延鋼板である。
更に本発明は重量%で、c : o、io%以下、Sl
:0.5%以下、Mn : 0.05〜1.0%、P 
: 0.15%以下、S : 0.05%以下、A#:
0.01〜0.07%、T1:0.005〜0,20%
、0.10%≦p+s≦0.17%に、必要によりNb
:0.002〜0.20%、B :0.001%以下の
1種または2種を含み、残部Feおよび不可避的不純物
よりなる鋼片を製造し、該鋼片を仕上温度800℃以上
、捲取り温度750℃以下で熱間圧延を行ない、続いて
冷間圧延を行ない、箱焼鈍または連続焼鈍で再結晶焼鈍
を施した400℃以下の鋼板に1〜4℃の塑性歪を与え
ることを特徴とする特レス成形時の耐バリ性および絞り
性に優れた冷延鋼板の製造方法である。
(作  用) 本発明の詳細を以下に説明する。
本発明の冷延鋼板は鋼板の表層部に塑性歪を付加させる
ことにより、表層部が硬化し、せん断時のクラックの発
生を早めに起こさせると共に、地鉄内のPによる硬質化
およびSによる介在物によりクラックの伝播性を向上さ
せることにより、せん断時のパリを低減させ、かつ表層
部は硬化するのに対して地鉄内層部は硬化されないこと
によりプレス成形性を損なわないこと、また化学成分と
してTjを添加し、絞り性を付与せしめたことを特徴と
する鋼板である。
本発明では、第1図に示すように板厚の15%以内まで
の表層部平均硬度をHv−135〜200とし、その内
部平均硬度をHv=100〜130に限定する。
以下その限定理由について述べる。
通常プレス加工に供される冷延鋼板の特性を種々変化さ
せた鋼板を使用して、せん断打抜き加工時のパリに及は
す鋼板特性の影響を調査した。
この場合、パリのでない鋼板の要求特性として、通常プ
レス加工に供される冷延鋼板でクリアランス−片側30
%で、パリ高さ50t!n以下(現行材100虜)が目
標である。
この発明において、板厚の15%以内までの表層部平均
硬度をHv−135以上にしたのは、表面を硬質化して
せん新船工時のクラックの発生を早めると共に、パリ高
さを50un以下にするためである。
他方、表層部平均硬度の上限をHシー200にしたのは
、表面をこれより硬質化するとプレス成形性を損なう恐
れがあるからである。
また、内部平均硬度をHv−100以上にしたのは、こ
れ未満の硬度ではせん新船工時のパリ高さが50unを
超えるからである。他方、内部平均硬度の上限をHv−
130にしたのは、これより硬質化するとプレス成形性
を損なう恐れがあるからである。
次いで成分の限定理由について述べる。
Cが0.10%を超える場合は溶接性か悪化するため、
C量を0.10%以下にする必要がある。
Slは、多くなると硬化して加工性が劣化するので、0
.5%以下にする必要がある。
Mnは?値を劣化させるので、1.0%以下にする必要
がある。また下限はS熱間脆性を防止するために0.0
5%以上とする。
Pは0.150%を超えると硬化して加工性が劣化する
ので0.150%未満にする必要がある。
Sは0.05%を超えると加工性を劣化させるので、0
.05%以下が良い。
Altは非時効化に必要な元素であるが、0.01%未
満ではその効果が期待できないため0.01%以上必要
である。しかし多量になると硬質化しプレス成形性が損
なわれるので0.07%以下とする。
T1はプレス成形性を向上させる元素であるが、0.0
05%未満では効果が期待できないので0.005%以
上とし、多量に含まれると析出強化要素が大きくなり材
質の低下を招くので0.20%以下とする。
0.10%≦p+s≦0.17%に限定した。
これは0.10%未満ではパリ高さ低減の効果が期待で
きないため、また0、17%を超えると材質の特性が低
下し、加工性が劣化するためである。
なお、本発明の冷延鋼板の絞り性をさらに向上させるに
はNbが有効であり、その場合は、0.002〜0.2
0%か望ましい。この場合、0.002%未満では効果
が期待できないので0.002%以上とし、0.20%
を超えると効果が期待できないので、Nb量を0.20
%以下とする。
また、本発明の冷延鋼板の耐2次加工性を要求される場
合には、Bを0.001%以下が望ましい。
この場合、多量に含有すると硬質化し、材質が低下する
ため0.001%以下とする。
以上のような成分組成の鋼は連続鋳造法によって製造さ
れ熱間圧延工程に送られるが、熱間圧延の仕上温度を8
00℃以上としたのは、それ未満であると材質劣化が大
きく加工性が低下するためである。なお、好ましくは1
000℃以下がよい。捲取り温度を750℃以下とした
のは、それを超えると材質劣化が大きく加工性が低下す
るため限定した。
なお、好ましくは400℃以上でよい。
次いで脱スケール後に冷間圧延を行なうが、圧下率は高
い程深絞り性の向上に好ましく75%以上が望ましい。
次に焼鈍の焼鈍方式は箱焼鈍法または連続焼鈍法で行な
うが、2次加工性の向上に対して、連続焼鈍法の方かよ
り好ましい。また焼鈍温度は再結晶温度以上にすること
が深絞り性の確保のために必要である。焼鈍後の冷却は
、いかなる方式(ガスジェット方式、気水方式、ロール
冷却方式、水焼入れ方式)でもかまわない。
本発明では、鋼板に耐バリ性を向上させるために積極的
な塑性歪の導入を行なうが、その値を1〜4%としたの
は、1%未満では耐バリ性が向上しないし、4%を超え
ると加工性が劣化するためである。更に、400℃以下
で塑性歪を付与する理由は、その温度を超えると耐バリ
性が向上しないためである。なお、好ましくは、常温以
上で350℃以下がよい。
以上のように本発明によれば第4図に示すようにせん断
後、板端面のパリの極めて小さい、かつ絞り性のよい鋼
板を提供することができる。
(実 施 例) 本発明の実施例を比較例とともに説明する。
第1表に示すような成分を連続焼鈍で溶製し、スラブ温
度1150℃以上、仕上温度900〜910℃で捲取り
温度550〜700℃で熱間圧延した。酸洗、冷間圧延
した後、箱焼鈍(680〜700℃X16時間)、連続
焼鈍(均熱800℃×1分)、過時効処理(300’C
XS分)をそれぞれ施し、スキンノくスで塑性歪を0.
8〜6.0%付与した。
得られた鋼板の化学成分値を第1表に示し、打抜き加工
時のパリ高さおよび絞り性の指標であるf値の測定結果
を第2表に示すが、本発明の冷延鋼板の実施例(供試鋼
1〜10)は比較例(供試鋼1l−19)に比べて、耐
バリ性、絞り性が向上している。なお、比較例の供試鋼
11.12はP+Sの値を満たしておらず、パリ高さを
満足していない。
供試鋼13.15.17はP十Sの値を満たしているが
、塑性歪を満たしていないため、パリ高さが満足してい
ない。供試鋼14.16.18はP+Sの値を満たして
おり、またパリ高さも満足しているが、?値を満足して
いない。供試鋼19はP+Sを超えており、パリ高さは
満足しているが、f値を満足していない。
第 表 塑性歪 引張強度 伸び 7値 硬度(Hv) パリ高さ 比 較 例 ■、75 1.74 1.74 1.75 1、鵠 1.66 1.59 1.57 1.57 1.59 1.70 1.55 1.36 1.36 1.30 1.30 1.25 1.25 1.24 (発明の効果) 本発明によれば、本発明の冷延鋼板は、耐バリ性および
絞り性を確実に向上さすことができ、自動車内板、外板
の端面防錆が改善され、自動車の寿命を大幅に向上する
ことができると共に、プレス成形性をも格段に向上させ
ることができ、工業的に実用価値が大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は硬度差が板厚内で分布を持つ模式図、第2図は
せん断(打抜き)加工の方法を示す説明図、第3図は従
来鋼のせん断機板端のパリ形態を示す模式図、第4図は
本発明鋼のせん断機板端のパリ形態を示す模式図である
。 代 理 人  弁理士  茶野木 立 夫第 図 β V 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、重量%で、 C:0.10%以下 Si:0.5%以下 Mn:0.05〜1.0% P:0.15%以下 S:0.05%以下 Al:0.01〜0.07% Ti:0.005〜0.20% 0.10%≦P+S≦0.17% 残部Feおよび不可避的不純物よりなり、 板厚の15%以内までの表層部の平均硬度がHv=13
    5〜200であり、かつその内部平均硬度がHv=10
    0〜130であることを特徴とするプレス成形時の耐バ
    リ性および絞り性に優れた冷延鋼板。 2、重量%で、 Nb:0.002〜0.20% B:0.001%以下 の1種または2種を含むことを特徴とする請求項1記載
    のプレス成形時の耐バリ性および絞り性に優れた冷延鋼
    板。 3、重量%で、 C:0.10%以下 Si:0.5%以下 Mn:0.05〜1.0% P:0.15%以下 S:0.05%以下 Al:0.01〜0.07% Ti:0.005〜0.20% 0.10%≦P+S≦0.17% 必要によりNb:0.002〜0.20%、B:0.0
    01%以下の1種または2種を含み、残部Feおよび不
    可避的不純物よりなる鋼片を製造し、該鋼片を仕上温度
    800℃以上、捲取り温度750℃以下で熱間圧延を行
    ない、続いて冷間圧延を行ない、箱焼鈍または連続焼鈍
    で再結晶焼鈍を施した400℃以下の鋼板に1〜4℃の
    塑性歪を与えることを特徴とするプレス成形時の耐バリ
    性および絞り性に優れた冷延鋼板の製造方法。
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