JPH04120253A - 永久磁石用合金およびそのボンド磁石 - Google Patents
永久磁石用合金およびそのボンド磁石Info
- Publication number
- JPH04120253A JPH04120253A JP2239468A JP23946890A JPH04120253A JP H04120253 A JPH04120253 A JP H04120253A JP 2239468 A JP2239468 A JP 2239468A JP 23946890 A JP23946890 A JP 23946890A JP H04120253 A JPH04120253 A JP H04120253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- rare earth
- metal
- earth metal
- flux density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/032—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
- H01F1/04—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/047—Alloys characterised by their composition
- H01F1/053—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals
- H01F1/055—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5
- H01F1/057—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B
- H01F1/0571—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B in the form of particles, e.g. rapid quenched powders or ribbon flakes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、希土類金属・鉄・ホウ素系永久磁石用合金の
改良および該合金の粉末を樹脂で固めて成るボンド磁石
に関する。
改良および該合金の粉末を樹脂で固めて成るボンド磁石
に関する。
(従来の技術)
近年開発された希土類金属・鉄・ホウ素系の永久磁石は
、従来の希土類コバルト磁石に比べて磁気特性に優れて
いるとこ′ろから、その利用範囲が拡大しつSある。一
方、希土類金属・鉄・ホウ素系合金粉末を樹脂で固めて
成るボンド磁石は、一般に熱硬化性樹脂を用いる圧縮成
形磁石−と熱可塑性樹脂を用いる射出成形磁石に分G+
へねるHs−庸T丑シ仕の自由麻りけ矢く、寸注精度に
優れ、他部品との複合成形が可能であるなどの理由によ
り、近年モーター用などに市場拡大が図られている。
、従来の希土類コバルト磁石に比べて磁気特性に優れて
いるとこ′ろから、その利用範囲が拡大しつSある。一
方、希土類金属・鉄・ホウ素系合金粉末を樹脂で固めて
成るボンド磁石は、一般に熱硬化性樹脂を用いる圧縮成
形磁石−と熱可塑性樹脂を用いる射出成形磁石に分G+
へねるHs−庸T丑シ仕の自由麻りけ矢く、寸注精度に
優れ、他部品との複合成形が可能であるなどの理由によ
り、近年モーター用などに市場拡大が図られている。
ところで、上記したボンド磁石は、体積比で十数%から
約40%の非磁性物質(樹脂)を含むため、焼結磁石と
比較して相当量の磁気特性の低下が避けられないという
欠点を有していた。
約40%の非磁性物質(樹脂)を含むため、焼結磁石と
比較して相当量の磁気特性の低下が避けられないという
欠点を有していた。
−例として、焼結磁石の残留磁束密度Br12KG。
最大磁気エネルギー積BHmax30MGOeに対して
、それぞれ6 KG、 10MGOe程度となっている
。このボンド磁石の磁気特性上の欠点は、当然のことと
して樹脂の配合量を減らすことにより改善できるが、こ
の場合は、磁石強度や量産製造上の問題が生じ、せっか
くのボンド磁石の利点が失われることとなる。
、それぞれ6 KG、 10MGOe程度となっている
。このボンド磁石の磁気特性上の欠点は、当然のことと
して樹脂の配合量を減らすことにより改善できるが、こ
の場合は、磁石強度や量産製造上の問題が生じ、せっか
くのボンド磁石の利点が失われることとなる。
そこで、最近はボンド磁石の原料としての合金の組成に
検討を加えることが種々なされ、例えば特開平2−57
662号公報には、希土類元素として少なくとも50原
子%以上のネオジム(Nd )を含む元素を選択し、こ
れと鉄(Fe )コバルト(Co ) 、ホウ素(B)
、ノ\ナジウム(V)とを組合わせた合金力S開示され
ている。
検討を加えることが種々なされ、例えば特開平2−57
662号公報には、希土類元素として少なくとも50原
子%以上のネオジム(Nd )を含む元素を選択し、こ
れと鉄(Fe )コバルト(Co ) 、ホウ素(B)
、ノ\ナジウム(V)とを組合わせた合金力S開示され
ている。
(発明が解決しようとする課題)
しカルながら、上記公報に示された新たな合金によれば
、磁気特性の向上効果力Sシ)ま一つ不足し、ボンド磁
石の磁気特性を高める上で根本的な解決にならないとい
う問題があった、特番こ応用製品であるモーターを設計
する観点力)らは、最大磁気エネルギー積BHmaxよ
り残留磁束密度Brの大きさを重視することが多し1力
5、前言己合金ではこの残留磁束密度Brがl0KG以
下と小さく、その適用範囲も限られるという問題力Sあ
った。
、磁気特性の向上効果力Sシ)ま一つ不足し、ボンド磁
石の磁気特性を高める上で根本的な解決にならないとい
う問題があった、特番こ応用製品であるモーターを設計
する観点力)らは、最大磁気エネルギー積BHmaxよ
り残留磁束密度Brの大きさを重視することが多し1力
5、前言己合金ではこの残留磁束密度Brがl0KG以
下と小さく、その適用範囲も限られるという問題力Sあ
った。
したがって本発明の目的は、高い残留磁束密度を有する
永久磁石用合金と、この合金を用しまた適用範囲の広い
ボンド磁石を提供すること番こある。
永久磁石用合金と、この合金を用しまた適用範囲の広い
ボンド磁石を提供すること番こある。
(課題を解決するための手段)
本発明では、以下の技術的手段によって優れた磁気特性
を有する永久磁石用合金を実現した。
を有する永久磁石用合金を実現した。
即ち、希土類金属(R)、遷移金属(T)、B、■が原
子百分率で、X%R−(100−X−Y−Z1%T−Y
%B−Z%V (ただし5≦X<9゜3≦Y<15.0
.5≦Z〈5)の割合で含まれ、前記希土類金属(R)
はNdとPrの一種または二種の合計を50%以上含む
ランタノイド元素から成り、前記遷移金属(T)はCO
を5%以上30%未満含むFe基合金から成り、かつ溶
湯を直接急冷して薄片または粉末としてなることを特徴
とする。
子百分率で、X%R−(100−X−Y−Z1%T−Y
%B−Z%V (ただし5≦X<9゜3≦Y<15.0
.5≦Z〈5)の割合で含まれ、前記希土類金属(R)
はNdとPrの一種または二種の合計を50%以上含む
ランタノイド元素から成り、前記遷移金属(T)はCO
を5%以上30%未満含むFe基合金から成り、かつ溶
湯を直接急冷して薄片または粉末としてなることを特徴
とする。
本発明において、希土類金属(R)としてネオジム(N
d )とプラセオジム(Pr )とを選択したのは、N
d1Fe+J、 PrJe+J化合物両者の異方性エネ
ルギーおよび飽和磁化の理論値が、他の希土類を用いた
同様化合物より大きく、しかも実験的に優れた磁気特性
を認めたためである。またこれらの二元素は、資源的に
も豊富で利用価値が高いためである。しかして希土類金
属(R)の含有量が5原子%未満ではFeを主体とする
軟磁性相の増大によって保磁力が低下するばかりか磁気
エネルギーも低下し、一方、9原子%以上では残留磁束
密度が低下して所望の磁気エネルギーを得ることが難し
くなるので、本発明では希土類金属の含有量Xを5≦X
<9とした。本発明において希土類金属としては、合金
コスト低減のためにCe、Laを含んだり、あるいは磁
気特性の改良調整のためにD y、 G d、 T b
、 Ho、 S m等地の希土類元素を含むことができ
る。ただしNd、Prの単独または両者の合計が50原
子%以上であることが、良好な磁気特性を得るために必
要である。
d )とプラセオジム(Pr )とを選択したのは、N
d1Fe+J、 PrJe+J化合物両者の異方性エネ
ルギーおよび飽和磁化の理論値が、他の希土類を用いた
同様化合物より大きく、しかも実験的に優れた磁気特性
を認めたためである。またこれらの二元素は、資源的に
も豊富で利用価値が高いためである。しかして希土類金
属(R)の含有量が5原子%未満ではFeを主体とする
軟磁性相の増大によって保磁力が低下するばかりか磁気
エネルギーも低下し、一方、9原子%以上では残留磁束
密度が低下して所望の磁気エネルギーを得ることが難し
くなるので、本発明では希土類金属の含有量Xを5≦X
<9とした。本発明において希土類金属としては、合金
コスト低減のためにCe、Laを含んだり、あるいは磁
気特性の改良調整のためにD y、 G d、 T b
、 Ho、 S m等地の希土類元素を含むことができ
る。ただしNd、Prの単独または両者の合計が50原
子%以上であることが、良好な磁気特性を得るために必
要である。
遷移金属(T)についてはFeを主体とし、−船釣に置
換元素として知られるコバルトCOを添加して、キュリ
ー温度の上昇による温度特性の改良と、スレータ−・ポ
ーリング曲線から推定されるFeへのCOの固溶による
飽和磁化の向上を目的とした。CO置換率5原子%以上
30原子%未満の範囲としたのは、5原子%未満ではキ
ュリー温度の向上が顕著でなく、また30原子%以上で
は保磁力の急激な低下があり期待する磁気特性が得られ
なくなる理由による。
換元素として知られるコバルトCOを添加して、キュリ
ー温度の上昇による温度特性の改良と、スレータ−・ポ
ーリング曲線から推定されるFeへのCOの固溶による
飽和磁化の向上を目的とした。CO置換率5原子%以上
30原子%未満の範囲としたのは、5原子%未満ではキ
ュリー温度の向上が顕著でなく、また30原子%以上で
は保磁力の急激な低下があり期待する磁気特性が得られ
なくなる理由による。
Bについては、その含有量が3原子%未満ではR,T、
4B化合物相が不安定化して磁気特性の急激な低下があ
り、一方15原子%以上では非磁性相の増大により磁気
エネルギーの低下が著しいので、本発明ではこのBの含
有量Yを3≦Y〈15とした。
4B化合物相が不安定化して磁気特性の急激な低下があ
り、一方15原子%以上では非磁性相の増大により磁気
エネルギーの低下が著しいので、本発明ではこのBの含
有量Yを3≦Y〈15とした。
■については、保磁力の低下を抑制するために各種の遷
移金属元素Ti 、Cr 、W、Hf。
移金属元素Ti 、Cr 、W、Hf。
Zr、Mo、Nb、Ta等の合金への添加効果を調べた
結果、最も効果の認められたものである。しかしてこの
■の含有量が0.5原子%未満ではFeを主体とした軟
磁性相の出現によって保磁力が低下し、一方5原子%を
越えると非磁性相の増大により残留磁束密度の低下を招
(ので、本発明ではこの■の含有量2を0.5≦Z<5
とした。なお、この■は特に低い希土類金属組成におい
て軟磁性相の出現を抑制する働きがある。
結果、最も効果の認められたものである。しかしてこの
■の含有量が0.5原子%未満ではFeを主体とした軟
磁性相の出現によって保磁力が低下し、一方5原子%を
越えると非磁性相の増大により残留磁束密度の低下を招
(ので、本発明ではこの■の含有量2を0.5≦Z<5
とした。なお、この■は特に低い希土類金属組成におい
て軟磁性相の出現を抑制する働きがある。
本発明の合金は、従来公知の方法によって製造すること
ができる。最も一般的な製造方法はゼネラルモータース
社において実施されているメルトスピン法であり、これ
はたとえば高周波溶解された所定成分組成の合金を、石
英ノズルからアルゴンなどのガス圧力を利用して毎秒数
十mの周速度で回転する銅製ロール表面に射出する。ま
た必要によっては射出後、合金内部の組織調整のために
熱処理を行うことができる。
ができる。最も一般的な製造方法はゼネラルモータース
社において実施されているメルトスピン法であり、これ
はたとえば高周波溶解された所定成分組成の合金を、石
英ノズルからアルゴンなどのガス圧力を利用して毎秒数
十mの周速度で回転する銅製ロール表面に射出する。ま
た必要によっては射出後、合金内部の組織調整のために
熱処理を行うことができる。
この他に合金を得る方法として、前記銅製ロールの代わ
りに他の金属やセラミック製ディスクを用いることがで
きる。さらには溶湯合金をガスや液中に高速で噴出させ
るアトマイズ法も、高速冷却をあまり必要としない場合
には用いることができる。なお、本発明において良好な
磁気特性を示した合金粉末は、走査型電子顕微鏡観察に
よれば数十から数百nm (1nm= 10−9m )
の微細な結晶粒が認められ、またX線回折によれば典型
的なRiT+4B化合物と若干量のアルファ鉄が存在し
ていた。
りに他の金属やセラミック製ディスクを用いることがで
きる。さらには溶湯合金をガスや液中に高速で噴出させ
るアトマイズ法も、高速冷却をあまり必要としない場合
には用いることができる。なお、本発明において良好な
磁気特性を示した合金粉末は、走査型電子顕微鏡観察に
よれば数十から数百nm (1nm= 10−9m )
の微細な結晶粒が認められ、またX線回折によれば典型
的なRiT+4B化合物と若干量のアルファ鉄が存在し
ていた。
本発明にか\る合金の適用範囲は任意であり、等方性ボ
ンド磁石はもとより、焼結磁石、熱間加工して得られる
等方性あるいは異方性の金属磁石、あるいは該金属磁石
を粉砕した粉末を使用する異方性ボンド磁石などに用い
ることができる。
ンド磁石はもとより、焼結磁石、熱間加工して得られる
等方性あるいは異方性の金属磁石、あるいは該金属磁石
を粉砕した粉末を使用する異方性ボンド磁石などに用い
ることができる。
本発明はまた、上記した合金の薄片または粉末に樹脂を
混合してボンド磁石としたことを特徴とする。本ボンド
磁石において、前記樹脂の種類は特に問うものでなく、
例えばエポキシ樹脂やフェノール樹脂などの熱硬化性樹
脂、あるいはナイロンやポリフェニレンサルファイド(
PPS)などの熱可塑性樹脂を用いることができる。こ
のボンド磁石の製造に際しては磁場中成形を行っても良
く、これによって磁気特性の若干の向上を達成すること
ができる。
混合してボンド磁石としたことを特徴とする。本ボンド
磁石において、前記樹脂の種類は特に問うものでなく、
例えばエポキシ樹脂やフェノール樹脂などの熱硬化性樹
脂、あるいはナイロンやポリフェニレンサルファイド(
PPS)などの熱可塑性樹脂を用いることができる。こ
のボンド磁石の製造に際しては磁場中成形を行っても良
く、これによって磁気特性の若干の向上を達成すること
ができる。
(作用)
上記のように構成した永久磁石用合金においては、希土
類金属、遷移金属、ホウ素、バナジウムの所定組成によ
る相乗効果により、残留磁束密度Br:lO〜12KG
、最大磁気エネルギー積:BHmax18〜22MGO
eとなり、従来汎用のボンド磁石用合金に対してはもち
ろん、特開平2−57662号公報に示された合金と比
較しても、特に残留磁束密度が著しく増大した。因に、
従来汎用のボンド磁石用合金粉末は米国ゼネラルモータ
ース社が製造販売しており、その代表的粉末(商品名:
MQP−B)の磁気特性は、残留磁束密度Br :
8.5KG 、最大磁気エネルギー積BHmax :
12MGOeである。この結果、本合金を用いて形成し
たボンド磁石も磁気特性が大幅に向上した。
類金属、遷移金属、ホウ素、バナジウムの所定組成によ
る相乗効果により、残留磁束密度Br:lO〜12KG
、最大磁気エネルギー積:BHmax18〜22MGO
eとなり、従来汎用のボンド磁石用合金に対してはもち
ろん、特開平2−57662号公報に示された合金と比
較しても、特に残留磁束密度が著しく増大した。因に、
従来汎用のボンド磁石用合金粉末は米国ゼネラルモータ
ース社が製造販売しており、その代表的粉末(商品名:
MQP−B)の磁気特性は、残留磁束密度Br :
8.5KG 、最大磁気エネルギー積BHmax :
12MGOeである。この結果、本合金を用いて形成し
たボンド磁石も磁気特性が大幅に向上した。
(実施例)
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1
第1表に示すような所定組成の合金を高周波溶解して鋳
造インゴットを製作した。各溶解原料は、純度99%以
上のNd、Pr、および95%以上の他の希土類金属、
純度99%以上の電解鉄、雪解コバルト−ぶ上γド木錦
竹シ1て釣1旨量%のC,Si、 Alを含有する市販
グレードのフェロボロン(Fe−B)を用いた。上記イ
ンゴットを粗粉砕して石英射出管に装填して高周波溶解
した後、アルゴンガス圧力によって石英管下部の細孔か
ら回転する単ロール面に射出急冷した。得られた合金は
、幅1 +n+a、長さ100〜500mm 、厚さ0
.03mmの薄片または薄帯形状をしていた。なおロー
ルは表面がクロムメツキされた水冷銅ロールで、直径4
00mmである。またロール周速度は得られる合金薄片
の磁気特性と密接に関係しているために、16〜22m
/秒の範囲で変化させた。得られた合金の磁気特性を第
1表に示した。磁気特性は振動試料型磁力計(VSM)
を用いて、60KOeのパルス着磁後、室温で測定した
。なお測定は薄片の長平方向に行ったため、反磁場補正
は必要としなかった。
造インゴットを製作した。各溶解原料は、純度99%以
上のNd、Pr、および95%以上の他の希土類金属、
純度99%以上の電解鉄、雪解コバルト−ぶ上γド木錦
竹シ1て釣1旨量%のC,Si、 Alを含有する市販
グレードのフェロボロン(Fe−B)を用いた。上記イ
ンゴットを粗粉砕して石英射出管に装填して高周波溶解
した後、アルゴンガス圧力によって石英管下部の細孔か
ら回転する単ロール面に射出急冷した。得られた合金は
、幅1 +n+a、長さ100〜500mm 、厚さ0
.03mmの薄片または薄帯形状をしていた。なおロー
ルは表面がクロムメツキされた水冷銅ロールで、直径4
00mmである。またロール周速度は得られる合金薄片
の磁気特性と密接に関係しているために、16〜22m
/秒の範囲で変化させた。得られた合金の磁気特性を第
1表に示した。磁気特性は振動試料型磁力計(VSM)
を用いて、60KOeのパルス着磁後、室温で測定した
。なお測定は薄片の長平方向に行ったため、反磁場補正
は必要としなかった。
第1表から明らかなように、合金中の希土類金属(R)
の原子百分率が適当な範囲(5原子%以上、9原子%未
満)において、残留磁束密度BrがloKG以上、最大
磁気エネルギー積BHmaxが約20MGOeとなり、
優れた磁気特性が得られた。なお、No、 1およびN
o、 8は比較例である。
の原子百分率が適当な範囲(5原子%以上、9原子%未
満)において、残留磁束密度BrがloKG以上、最大
磁気エネルギー積BHmaxが約20MGOeとなり、
優れた磁気特性が得られた。なお、No、 1およびN
o、 8は比較例である。
第1表
(#比較例)
実施例2
実施例1と同様な方法で、所定の合金組成について急冷
合金薄片を製作して磁気特性を測定した。その結果を第
2表に示す。第2表から明らかなように、Coの適度な
置換率においてloKG以上の残留磁束密度Brを得た
。Feに対するCoの置換が少量すぎる場合(No、
11 、12 )はその効果が顕著でなく、また過度の
場合(No、18)には保磁力の急激な低下を招くこと
が明らかになった。
合金薄片を製作して磁気特性を測定した。その結果を第
2表に示す。第2表から明らかなように、Coの適度な
置換率においてloKG以上の残留磁束密度Brを得た
。Feに対するCoの置換が少量すぎる場合(No、
11 、12 )はその効果が顕著でなく、また過度の
場合(No、18)には保磁力の急激な低下を招くこと
が明らかになった。
第2表
(#比較例)
実施例3
実施例1と同様な方法で、所定の合金組成について急冷
合金薄片を製作して磁気特性を測定した。その結果を第
3表に示す。第3表から明らかなように、適切なり含有
範囲(3原子%以上、]5原子%未涌)において10K
G以上の残留磁束密度を得た。B含有量が少なすぎる場
合(N。
合金薄片を製作して磁気特性を測定した。その結果を第
3表に示す。第3表から明らかなように、適切なり含有
範囲(3原子%以上、]5原子%未涌)において10K
G以上の残留磁束密度を得た。B含有量が少なすぎる場
合(N。
、19)は合金が軟磁性化して保磁力が急激に低下し、
一定量より多すぎる場合(No、24)は非磁性相の増
大によって残留磁束密度が低下することが明らかとなっ
た。
一定量より多すぎる場合(No、24)は非磁性相の増
大によって残留磁束密度が低下することが明らかとなっ
た。
第3表
(#比較例)
実施例4
第4表に示すような所定組成のインゴットを製作し、石
英射出管からその合金溶湯を回転する単ロール面に射出
急冷した。この時合金を非晶質化させるために、ロール
周速度は35m/秒とした。得られた急冷合金は、幅0
.5mm、長さ5〜20mm、厚み0.02mmの薄片
形状をしており、その磁気特性は保磁力がほとんどゼロ
であった。次にこの薄片をアルゴンガス雰囲気下で、6
00〜750℃の温度範囲において熱処理を実施して保
磁力を回復させた。このようにして得られた最良の磁気
特性値を第4表に示す。
英射出管からその合金溶湯を回転する単ロール面に射出
急冷した。この時合金を非晶質化させるために、ロール
周速度は35m/秒とした。得られた急冷合金は、幅0
.5mm、長さ5〜20mm、厚み0.02mmの薄片
形状をしており、その磁気特性は保磁力がほとんどゼロ
であった。次にこの薄片をアルゴンガス雰囲気下で、6
00〜750℃の温度範囲において熱処理を実施して保
磁力を回復させた。このようにして得られた最良の磁気
特性値を第4表に示す。
第4表
(#比較例)
第4表から明らかなように、適切な■含有量範囲(0,
5原子%以上、5原子%未満)において10KG以上の
残留磁束密度を得た。■を含まない場合(No、 25
)は軟磁性相の出現によって保磁力が低下し、一定量
より多すぎる場合(No、30)には非磁性相の増大に
よって残留磁束密度が低下することが明らかとなった。
5原子%以上、5原子%未満)において10KG以上の
残留磁束密度を得た。■を含まない場合(No、 25
)は軟磁性相の出現によって保磁力が低下し、一定量
より多すぎる場合(No、30)には非磁性相の増大に
よって残留磁束密度が低下することが明らかとなった。
実施例5
実施例3におけるNo、19〜24の薄片と、ゼネラル
モータース社製合金粉末MQP−B (組成式: Nd
+2Fe7tCOaBs )を、衝撃式気流粉砕機を使
用して150ミクロン以下に粉砕した。得られた粉末に
液状エポキシ樹脂を2重量%添加混合したものを金型に
充填し、5トン/ Cm 2の圧力で圧縮成型して、直
径12mm、長さl O+nm、密度はぼ6、2 g
/ cm”の円柱状試料を製作した。続いて150℃で
1時間のキュア処理を行ってエポキシ樹脂を硬化させた
。試料の磁気特性は、直流式B−Hトレーサーによって
最大測定磁場24KOeの下で測定し、その結果を第5
表に示す。なお第5表における試料No、 19 A〜
24Aは、実施例3に於ける試料No、19〜24に対
応し、試料N025Aは粉末MQP−Hに対応する。
モータース社製合金粉末MQP−B (組成式: Nd
+2Fe7tCOaBs )を、衝撃式気流粉砕機を使
用して150ミクロン以下に粉砕した。得られた粉末に
液状エポキシ樹脂を2重量%添加混合したものを金型に
充填し、5トン/ Cm 2の圧力で圧縮成型して、直
径12mm、長さl O+nm、密度はぼ6、2 g
/ cm”の円柱状試料を製作した。続いて150℃で
1時間のキュア処理を行ってエポキシ樹脂を硬化させた
。試料の磁気特性は、直流式B−Hトレーサーによって
最大測定磁場24KOeの下で測定し、その結果を第5
表に示す。なお第5表における試料No、 19 A〜
24Aは、実施例3に於ける試料No、19〜24に対
応し、試料N025Aは粉末MQP−Hに対応する。
第5表から明らかなように、本発明による所定成分組成
の急冷合金薄片を使用したボンド磁石は、比較例として
示したボンド磁石にだいして8KG以上の優れた残留磁
束密度を示した。なお、No、 19A 、 24A
、および25Aは比較例である。
の急冷合金薄片を使用したボンド磁石は、比較例として
示したボンド磁石にだいして8KG以上の優れた残留磁
束密度を示した。なお、No、 19A 、 24A
、および25Aは比較例である。
第5表
(#比較例)
実施例6
実施例5と同様にして、実施例3におけるNo、 19
〜24の薄片と、ゼネラルモータース社製粉末MQP−
B (組成式: Nd+tFetyCOaBg )を、
衝撃式気流粉砕機を使用して150ミクロン以下に粉砕
した。得られた粉末に、8重量%のナイロン12を添加
して260℃で練合し、冷却、カッティングしてベレッ
トにした。次に日本製鋼新製の射出成形機を用いて、ペ
レット供給口に窒素ガスを3I2/分流しながら射出温
度290”Cで成形して直径16mm、長さ10mm、
密度5g/cIIl″の円柱状試料を製作した。試料の
磁気特性は直流式B−Hトレーサーによって最大測定磁
場24KOeの下で測定し、その結果を第6表に示す。
〜24の薄片と、ゼネラルモータース社製粉末MQP−
B (組成式: Nd+tFetyCOaBg )を、
衝撃式気流粉砕機を使用して150ミクロン以下に粉砕
した。得られた粉末に、8重量%のナイロン12を添加
して260℃で練合し、冷却、カッティングしてベレッ
トにした。次に日本製鋼新製の射出成形機を用いて、ペ
レット供給口に窒素ガスを3I2/分流しながら射出温
度290”Cで成形して直径16mm、長さ10mm、
密度5g/cIIl″の円柱状試料を製作した。試料の
磁気特性は直流式B−Hトレーサーによって最大測定磁
場24KOeの下で測定し、その結果を第6表に示す。
なお第6表における試料No、 19 B〜24Bは、
実施例3における試料No、 19〜24に対応し、試
料No、 25Bは粉末MQP−Bに対応する。
実施例3における試料No、 19〜24に対応し、試
料No、 25Bは粉末MQP−Bに対応する。
第6表
(#比較例)
第6表から明らかなように、本発明による所定成分組成
の急冷合金薄片を使用した磁石は、比較例として示した
磁石にたいして6KG以上の優れた残留磁束密度を示し
た。なお、No、19B。
の急冷合金薄片を使用した磁石は、比較例として示した
磁石にたいして6KG以上の優れた残留磁束密度を示し
た。なお、No、19B。
24B、および25Bは比較例である。
(発明の効果)
以上、詳細に説明したように、本発明にか\る永久磁石
用合金によれば、希土類金属、遷移金属、ホウ素、バナ
ジウムの所定組成による相乗効果により、残留磁束密度
が著しく増大するものとなった。またこの合金を用いた
ボンド磁石も同様に高い磁気特性を実現するものとなり
、その適用範囲の拡大を達成できた。
用合金によれば、希土類金属、遷移金属、ホウ素、バナ
ジウムの所定組成による相乗効果により、残留磁束密度
が著しく増大するものとなった。またこの合金を用いた
ボンド磁石も同様に高い磁気特性を実現するものとなり
、その適用範囲の拡大を達成できた。
(ほか2名)
Claims (2)
- (1)希土類金属(R)、遷移金属(T)、B、Vが原
子百分率で、X%R−(100−X−Y−Z)%T−Y
%B−Z%V(ただし5≦X<9, 3≦Y<15,0.5≦Z<5)の割合で含まれ、前記
希土類金属(R)はNdとPrの一種または二種の合計
を50%以上含むランタノイド元素から成り、前記遷移
金属(T)は Coを5%以上30%未満含むFe基合金から成り、か
つ溶湯を直接急冷して薄片または粉末としてなることを
特徴とする永久磁石用合金。 - (2)希土類金属(R)、遷移金属(T)、B、B、V
が原子百分率で、X%R−(100−X−Y−Z)%T
−Y%B−Z%V(ただし5≦X<9,3≦Y<15,
0.5≦Z<5)の割合で含まれ、前記希土類金属(R
)はNdとPrの一種または二種の合計を50%以上含
むランタノイド元素から成り、前記遷移金属(T)は Coを5%以上30%未満含むFe基合金から成り、か
つ溶湯を直接急冷して形成した薄片または粉末に樹脂を
混合してなることを特徴とするボンド磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2239468A JPH04120253A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 永久磁石用合金およびそのボンド磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2239468A JPH04120253A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 永久磁石用合金およびそのボンド磁石 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04120253A true JPH04120253A (ja) | 1992-04-21 |
Family
ID=17045219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2239468A Pending JPH04120253A (ja) | 1990-09-10 | 1990-09-10 | 永久磁石用合金およびそのボンド磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04120253A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6503415B1 (en) | 1998-12-28 | 2003-01-07 | Seiko Epson Corporation | Magnet powders and isotropic rare-earth bonded magnets |
-
1990
- 1990-09-10 JP JP2239468A patent/JPH04120253A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6503415B1 (en) | 1998-12-28 | 2003-01-07 | Seiko Epson Corporation | Magnet powders and isotropic rare-earth bonded magnets |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6503483B2 (ja) | 高熱安定性の希土類永久磁石材料、その製造方法及びそれを含む磁石 | |
| JP2001189206A (ja) | 永久磁石 | |
| KR0149901B1 (ko) | 철계 영구자석 및 그 제조방법과 영구 본드자석용 철계 영구자석 합금 분말 및 철계 본드자석 | |
| JPH0447024B2 (ja) | ||
| JPH02288305A (ja) | 希土類磁石及びその製造方法 | |
| JP2727507B2 (ja) | 永久磁石およびその製造方法 | |
| TW523762B (en) | Magnet powder and isotropic bond magnet | |
| EP1127358B1 (en) | Sm (Co, Fe, Cu, Zr, C) COMPOSITIONS AND METHODS OF PRODUCING SAME | |
| JP4899254B2 (ja) | 等方性の粉末磁石材料、その製造方法およびボンド磁石 | |
| US20020000262A1 (en) | Exchange spring magnet powder and a method of producing the same | |
| JPH04133406A (ja) | 磁気的異方性および耐食性に優れた希土類―Fe―B系永久磁石粉末およびボンド磁石 | |
| JP4314244B2 (ja) | 磁性材料粉末の製造方法およびボンド磁石の製造方法 | |
| JPH08335506A (ja) | 高保磁力鉄基永久磁石及びボンド磁石 | |
| JP3357381B2 (ja) | 磁石材料およびその製造方法ならびにボンディッド磁石 | |
| JP4329595B2 (ja) | 希土類磁石粉末およびそれを用いたコンパウンドならびにそれを用いたボンド磁石 | |
| JPH0845719A (ja) | ボンド磁石用急冷薄帯、ボンド磁石用粉末、ボンド磁石及びそれらの製造方法 | |
| JPH04165031A (ja) | 永久磁石用合金およびそのボンド磁石 | |
| JPS63115307A (ja) | 希土類磁石の製造方法 | |
| JP6278192B2 (ja) | 磁石粉末、ボンド磁石およびモータ | |
| JPH01255620A (ja) | 永久磁石材料の製造方法およびボンディッド磁石 | |
| JP2004263232A (ja) | 永久磁石合金及びボンド磁石 | |
| JP3736830B2 (ja) | 角形性および熱的安定性に優れた希土類−Fe−Co−B系磁石粉末およびボンド磁石 | |
| JP3032385B2 (ja) | Fe−B−R系ボンド磁石 | |
| JPH02109305A (ja) | 高分子複合型希土類磁石の製造方法 | |
| JP2000223305A (ja) | 希土類−Fe−Co−B系磁石粉末およびその製造方法並びにこの粉末を用いたボンド磁石 |