JPH04120723U - 温熱治療装置 - Google Patents

温熱治療装置

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JPH04120723U
JPH04120723U JP3436891U JP3436891U JPH04120723U JP H04120723 U JPH04120723 U JP H04120723U JP 3436891 U JP3436891 U JP 3436891U JP 3436891 U JP3436891 U JP 3436891U JP H04120723 U JPH04120723 U JP H04120723U
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JP
Japan
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heating
heat
heat pipe
heating block
pipe type
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Pending
Application number
JP3436891U
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English (en)
Inventor
耕一 益子
昭太郎 吉田
正孝 望月
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生体への悪影響がなく、小型で低価格な装置
を提供する。 【構成】 加熱手段5を備えるとともに周囲に断熱被覆
6を設けた加熱ブロック2,3間に、複数のヒートパイ
プ式プローブ4の各蒸発部4aを挾持させ、針状に尖ら
せた各凝縮部4bを、前記加熱ブロック3の下面から所
定長さだけ突出させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、患部を加熱して治療する温熱治療装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
癌細胞は高温に弱く、その腫瘍部の組織を摂氏43度以上に一定時間保持する と死滅することが知られている。
【0003】 そこで、腫瘍部を加熱する治療装置の開発が盛んに行なわれおり、腫瘍部組織 を加熱する手段として、例えば高周波電流による誘導加熱を利用する方法と、極 超短波の直進性を利用して加熱する方法等を用いた装置が開発され、既に治療に 使用されているものもある。
【0004】 前者の高周波電流を使用する装置は、例えば、虫ピン形状のフェライト合金針 を患部に刺し、高周波磁場をかけて発熱させて治療するものである。
【0005】 また、後者の極超短波を使用する装置は、極超短波をステンレス製のレンズで 収束させることによって、体内の深いところまで極超短波が届くようにして治療 するものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来の温熱治療装置のうち、高周波電流を用いる前者の場合には、高 周波によって高い磁場が生じる。そのため、磁力線が生体に及ぼす悪影響から、 治療を受ける患者だけでなく、治療を行なう医者に対しての安全性を確保するた めの対策が必要であった。
【0007】 また、患部が口腔内にある場合には、歯科治療よる金冠や合金の詰物等の導電 性物質が口腔内に存在すると、その部分も誘導加熱されるため、これら金冠等を 事前に外しておく必要があり、患者の負担となるという問題がった。
【0008】 また極超短波を用いる後者の場合には、マイクロ波の発振器の小型化が困難で あり、そのため装置が大型化するという問題があった。
【0009】 この考案は、上記の事情に鑑みなされたもので、小型であるとともに生体への 悪影響が少なく、また低価格である温熱治療装置を提供することを目的としてい る。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段としてこの考案は、凝縮部側の一端を針状に尖 らせたヒートパイプ式プローブの前記凝縮部を患部に差込み、他端の蒸発部を加 熱することによって患部を加熱治療する温熱治療装置において、複数ヒートパイ プ式プローブと、加熱手段が設けられた加熱ブロックとを備え、前記各ヒートパ イプ式プローブはL字形に形成されるとともに、それぞれの蒸発部側が前記加熱 ブロック内にその厚み方向と平行に設けられるとともに、それぞれの凝縮部側が 前記加熱ブロックの一面から外方へ突出させて設けられていることを特徴として いる。
【0011】
【作用】
温熱治療装置の複数のヒートパイプ式プローブの針状に尖らせた凝縮部側を患 部にそれぞれ刺込んだ後、加熱ブロックに設けられた加熱手段によって、ヒート パイプ式プローブの他端の蒸発部を加熱すると、封入されている作動流体が加熱 され、蒸気となって凝縮部へ移動し、患部に刺込まれている凝縮部の内面に接触 して熱を奪われ、凝縮して液相の作動流体に戻る。このとき、凝縮部で放出され た熱によって患部に対する温熱治療が行なわれ、患部組織が所定温度に加熱され る。
【0012】
【実施例】 以下、この考案の温熱治療装置を舌癌治療用の装置に適用した一実施例を図1 ないし図4に基づいて説明する。
【0013】 図1および図2は舌癌治療用の温熱治療装置1を示すもので、この装置1は小 判形に形成された上下2枚の加熱ブロック2,3と、この上下2枚の加熱ブロッ ク2,3の間にそれぞれの蒸発部4aを挟持させ、かつ凝縮部4bを下面から垂 直に突出させたL字形の4本のヒートパイプ式プローブ4と、同じく上下2枚の 加熱ブロック2,3の間に挾持された電気ヒータ5と、4本のヒートパイプ式プ ローブ4および電気ヒータ5を挾持した状態の加熱ブロック2,3の外周を被う 断熱被覆6と、棒状のハンドル7とを備えている。
【0014】 また、前記加熱ブロック2,3はアルミニウム合金等の熱伝導率の高い金属材 料で形成され、ヒートパイプ式プローブ4の蒸発部4aおよび電気ヒータ5を収 容する部分に凹溝が形成され、良好に熱伝達するように密接状態で挾持できるよ うになっており、また下側の加熱ブロック3にはヒートパイプ式プローブ4の各 凝縮部4b用の挿通孔が貫通形成されている。
【0015】 また、L字形のヒートパイプ式プローブ4は、加熱ブロック2,3の下面に突 出させた凝縮部4b側の端部が針状に形成されている。また蒸発部4aおよび凝 縮部4bの内周全面にはウィック4cが設けられており、上方に位置する蒸発部 4aで加熱された作動流体が、蒸気となって下方に位置する凝縮部へ移動し、こ の凝縮部で放熱し、この放出された熱が温熱治療に使われる。そして、凝縮部4 bでの放熱により凝縮して液相に戻った作動流体が、ウィック4cの毛細管作用 によって、凝縮部4bから上方の蒸発部4aに移動するようになっている。
【0016】 なお、図2において符号5aは、電気ヒータ5と電源(図示せず)とを接続す る配線である。
【0017】 次に、上記のよう構成されるこの実施例の温熱治療装置1を、舌癌の治療に用 いた例を図3および図4を参照して説明する。
【0018】 温熱治療装置1は、外径が3mmでL字形に形成された4本のヒートパイプ式プ ローブ4を、その蒸発部4a側を電気ヒータ5で加熱することによって、凝縮部 4bの表面温度を約摂氏52度〜摂氏55度に加熱することができる。したがっ て、それぞれのヒートパイプ式プローブ4が、温熱治療に必要な摂氏43度以上 に加熱できる領域A(図4にて破線で図示した円内)がそれぞれ隙間なく隣接す る配置で加熱ブロック3の下面から突出するように設けられ、また加熱ブロック 3の下面からの突出量Dは、下面を被う断熱被覆6の厚さを変えることによって 5〜10mmの範囲で調整可能となっている。
【0019】 そして、口腔内の舌Tに生じた長径が約2.5cmの腫瘍C(図4においてハッ チングを設けた部分)を温熱治療する場合には、加熱ブロック3の下面から突出 した4本の凝縮部4bを、腫瘍Cの部分に刺込んだ後、電気ヒータ5のスイッチ をONに入れて加熱した。
【0020】 電気ヒータ5によって加熱ブロック2,3が加熱されると、4本のヒートパイ プ式プローブ4のそれぞれの蒸発部4aが昇温し、封入されている作動流体が加 熱される。そして加熱された作動流体は蒸気となって凝縮部4bへ移動して放熱 し、凝縮して液相の作動流体に戻る。このとき、ヒートパイプ式プローブ4の凝 縮部4bで放出される熱によって、周囲の腫瘍Cの組織(癌細胞)が加熱されて 温熱治療が行なわれる。
【0021】 なお図示してないが、腫瘍Cの部分とその周囲の正常組織との境界に温度セン サを配置して、治療中における腫瘍Cの部分全体が摂氏43度以上に維持される ように監視できるようにした。
【0022】 その結果、治療後、一週間経た時点で組織検査を行なったところ、腫瘍Cの癌 細胞は壊死していることが確認された。
【0023】 以上のように、この実施例においては、4本のヒートパイプ式プローブをL字 形に形成したので、加熱ブロックの厚みを薄くしても、ヒートパイプ式プローブ の蒸発部を充分に長くでき、加熱ブロックの小型化が可能となる。
【0024】 またプローブにヒートパイプを用いたので、プローブの凝縮部全体を均等に加 熱でき、電気ヒータでプローブを加熱する場合のような加熱ムラが発生すること がないため、患部を均一に加熱することができる。
【0025】 なお、上記実施例においては、加熱ブロックを2つ割りにして、ヒートパイプ 式プローブの蒸発部と電気ヒータとを挟み込んだサンドイッチ構造としたが、加 熱ブロックの鋳造時にプローブの蒸発部と電気ヒータとを一体に形成することも できる。また加熱手段としては電気ヒータの外に温水等の高温流体を用いること ができる。
【0026】 また、上記実施例においては、舌癌を温熱治療する装置について説明したが、 患部の形状および大きさあるいは広さ等に応じて、加熱ブロックの表面を曲面状 にし、またはヒートパイプ式プローブの突出長さを変え、またはヒートパイプ式 プローブの本数を増減させ、あるいは作動流体の種類を変える等によって、舌癌 以外に、例えば皮膚癌等の他の部分の腫瘍の治療、あるいは他の疾患等の温熱治 療用に設計変更することができる。
【0027】
【考案の効果】
以上、説明したようにこの考案は、凝縮部側の一端を針状に尖らせたヒートパ イプ式プローブの前記凝縮部を患部に差込み、他端の蒸発部を加熱することによ って患部を加熱治療する温熱治療装置において、複数ヒートパイプ式プローブと 、加熱手段が設けられた加熱ブロックとを備え、前記各ヒートパイプ式プローブ はL字形に形成されるとともに、それぞれの蒸発部側が前記加熱ブロック内にそ の厚み方向と平行に設けられるとともに、それぞれの凝縮部側が前記加熱ブロッ クの一面から外方へ突出させて設けられているので、従来の高周波による誘導加 熱の場合およびマイクロ波による加熱の場合に比べて装置を小型化でき、また低 価格な装置とすることができる。さらに磁場や高周波による生体への悪影響がな い等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の温熱治療装置の一実施例を示す断
面側面図(図2のI−I線断面図)。
【図2】 図1のII−II線断面図。
【図3】 温熱治療を実施している状態を示す説明図。
【図4】 腫瘍とヒートパイプ式プローブの位置関係を
示す説明図。
【符号の説明】
1 温熱治療装置 2 加熱ブロック 3 加熱ブロック 4 ヒートパイプ式プローブ 4a 蒸発部 4b 凝縮部 4c ウィック 5 電気ヒータ 6 断熱被覆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝縮部側の一端を針状に尖らせたヒート
    パイプ式プローブの前記凝縮部を患部に差込み、他端の
    蒸発部を加熱することによって患部を加熱治療する温熱
    治療装置において、複数ヒートパイプ式プローブと、加
    熱手段が設けられた加熱ブロックとを備え、前記各ヒー
    トパイプ式プローブはL字形に形成されるとともに、そ
    れぞれの蒸発部側が前記加熱ブロック内にその厚み方向
    と平行に設けられるとともに、それぞれの凝縮部側が前
    記加熱ブロックの一面から外方へ突出させて設けられて
    いることを特徴とする温熱治療装置。
JP3436891U 1991-04-16 1991-04-16 温熱治療装置 Pending JPH04120723U (ja)

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JP3436891U JPH04120723U (ja) 1991-04-16 1991-04-16 温熱治療装置

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JPH04120723U true JPH04120723U (ja) 1992-10-28

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