JPH04121165A - フライ用脂肪組成物 - Google Patents
フライ用脂肪組成物Info
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- JPH04121165A JPH04121165A JP2413144A JP41314490A JPH04121165A JP H04121165 A JPH04121165 A JP H04121165A JP 2413144 A JP2413144 A JP 2413144A JP 41314490 A JP41314490 A JP 41314490A JP H04121165 A JPH04121165 A JP H04121165A
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- fat
- fatty acid
- fat composition
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- A23D—EDIBLE OILS OR FATS, e.g. MARGARINES, SHORTENINGS OR COOKING OILS
- A23D9/00—Other edible oils or fats, e.g. shortenings or cooking oils
- A23D9/007—Other edible oils or fats, e.g. shortenings or cooking oils characterised by ingredients other than fatty acid triglycerides
- A23D9/013—Other fatty acid esters, e.g. phosphatides
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- C11B—PRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[0001]
本発明は脂肪組成物に関し、特にトリグリセリド脂肪が
少なくとも部分的に非消化性ポリオール脂肪酸ポリエス
テルで置換されているような脂肪組成物に関する。より
詳細に述べると、本発明はフライに使用するのに適する
脂肪組成物に関する。 [0002]
少なくとも部分的に非消化性ポリオール脂肪酸ポリエス
テルで置換されているような脂肪組成物に関する。より
詳細に述べると、本発明はフライに使用するのに適する
脂肪組成物に関する。 [0002]
西側世界においては、エネルギー摂取の30乃至50%
は脂肪および油の消費によるものである。この量の内、
約40%の量はバター マーガリン、ラード、ショート
ニング、及び食用油のような目に見える(visibl
e)脂肪として消費される。これらの目に見える脂肪の
かなりの割合は、チップス、ビスケット(crisps
) たたかれ(battered )かつ細かくされ
た(crumbed )肉及び魚製品、及び類似の製品
のようなフライ用の脂肪又は油中で焼かれたか又はフラ
イされた食品を消費することによって、普通の食事の中
に取り入れられている。 [0003] 肥満とアンバランスな脂肪摂取に関連した健康上の危険
性の観点から、低減されたカロリー含量を有する食品に
対する継続的な関心がある。特にフライ用の脂肪又は油
及びそれでフライされた製品のような食品中のカロリー
含有率を低減させる魅力的な方法の一つは、従来的な消
化性の脂肪及び油を非消化性脂肪物質で置換することで
ある。 [0004] ポリオール脂肪酸ポリエステル、特に、例えばスクロー
ス脂肪酸ポリエステルのような糖脂肪酸ポリエステルは
、食品中の適する低カロリー脂肪代替物として公知であ
る。これらは人体にほとんど消化されないが、従来より
食品に用いられているトリグリセリド油脂に非常によく
似た物性と感覚性を有する。また、例えば特にコレステ
ロールのような脂肪溶解性物質を胃腸系内において吸い
上げ結果的にはそれらの物質を人体から除去する能力が
あるので、ポリオール脂肪酸ポリエステルは薬剤として
の用途を有することが報告されている。 [0005] 非消化性のポリオール脂肪酸ポリエステルを含む食用脂
肪含有生成物は当業界において公知であって、例えば米
国特許第3,600,186号、第4.005195号
、第4,005,196号、第4,034,083号、
及び欧州特許第0 233 856号、第0 236
288号、及び第0 235 836号に開示されてい
る。 [0006] 米国特許第4,005,196号及び第4,034,0
83号には、食品中の非消化性のスクロース脂肪酸ポリ
エステルが、脂溶性ビタミンA、D、E、及びKの吸収
を妨害することが報告されている。スクロース脂肪酸ポ
リエステル含有組成物を脂溶性ビタミンで強化すること
によって、起こり得るビタミンの吸収不良の作用を克服
することが教示されている。 [0007] 欧州特許第0 287 157号には、ノンカロリー脂
肪又は低カロリー脂肪として、或いは重合を少なくさせ
るために、スクロース脂肪酸ポリエステルを含むフライ
用媒体において使用できる成分のその他のリストの中で
シリコーン油を挙げている。 [0008]
は脂肪および油の消費によるものである。この量の内、
約40%の量はバター マーガリン、ラード、ショート
ニング、及び食用油のような目に見える(visibl
e)脂肪として消費される。これらの目に見える脂肪の
かなりの割合は、チップス、ビスケット(crisps
) たたかれ(battered )かつ細かくされ
た(crumbed )肉及び魚製品、及び類似の製品
のようなフライ用の脂肪又は油中で焼かれたか又はフラ
イされた食品を消費することによって、普通の食事の中
に取り入れられている。 [0003] 肥満とアンバランスな脂肪摂取に関連した健康上の危険
性の観点から、低減されたカロリー含量を有する食品に
対する継続的な関心がある。特にフライ用の脂肪又は油
及びそれでフライされた製品のような食品中のカロリー
含有率を低減させる魅力的な方法の一つは、従来的な消
化性の脂肪及び油を非消化性脂肪物質で置換することで
ある。 [0004] ポリオール脂肪酸ポリエステル、特に、例えばスクロー
ス脂肪酸ポリエステルのような糖脂肪酸ポリエステルは
、食品中の適する低カロリー脂肪代替物として公知であ
る。これらは人体にほとんど消化されないが、従来より
食品に用いられているトリグリセリド油脂に非常によく
似た物性と感覚性を有する。また、例えば特にコレステ
ロールのような脂肪溶解性物質を胃腸系内において吸い
上げ結果的にはそれらの物質を人体から除去する能力が
あるので、ポリオール脂肪酸ポリエステルは薬剤として
の用途を有することが報告されている。 [0005] 非消化性のポリオール脂肪酸ポリエステルを含む食用脂
肪含有生成物は当業界において公知であって、例えば米
国特許第3,600,186号、第4.005195号
、第4,005,196号、第4,034,083号、
及び欧州特許第0 233 856号、第0 236
288号、及び第0 235 836号に開示されてい
る。 [0006] 米国特許第4,005,196号及び第4,034,0
83号には、食品中の非消化性のスクロース脂肪酸ポリ
エステルが、脂溶性ビタミンA、D、E、及びKの吸収
を妨害することが報告されている。スクロース脂肪酸ポ
リエステル含有組成物を脂溶性ビタミンで強化すること
によって、起こり得るビタミンの吸収不良の作用を克服
することが教示されている。 [0007] 欧州特許第0 287 157号には、ノンカロリー脂
肪又は低カロリー脂肪として、或いは重合を少なくさせ
るために、スクロース脂肪酸ポリエステルを含むフライ
用媒体において使用できる成分のその他のリストの中で
シリコーン油を挙げている。 [0008]
ポリオール脂肪酸ポリエステルを含む脂肪組成物を高温
、即ち低くても100℃の温度にさらした場合、風味の
変化(off−flavour )が生じる。これらの
風味の変化は、ポリオール脂肪酸ポリエステルの劣化の
結果であると考えられている[0009]
、即ち低くても100℃の温度にさらした場合、風味の
変化(off−flavour )が生じる。これらの
風味の変化は、ポリオール脂肪酸ポリエステルの劣化の
結果であると考えられている[0009]
そこで、本発明者らは、有効量のシリコーン油と、トコ
フェロール、トコフェロール誘導体、トコフェロール先
駆体、及びそれらの混合物から選択される酸化防止剤と
を組み合わせて含有させることによって、高温で発生が
観察される風味の変化を非常に効果的に低減できること
を見出だした。従って、本発明は、少なくとも60重量
%の脂肪を含有するフライに適する脂肪組成物であって
、脂肪が本質的に一種以上の非消化性ポリオール脂肪酸
ポリエステルの混合物と所望によりトリグリセリド脂肪
とから成り、脂肪が0.1乃至50 p pmのシリコ
ーン油と1乃至11000ppの、トコフェロール、ト
コフェロール誘導体、トコフェロール先駆体、及びそれ
らの混合物から選択される酸化防止剤を含む脂肪組成物
に関する。 [00101 シリコーン油と上記の酸化防止剤の両方は、フライ用脂
肪そのものにおいて別々に使用された場合も、フライ時
の風味の変化の発生を遅らせる上で好ましい効果を有す
る可能性がある。予期しなかったことである力八本発明
者らは、これら2つの成分を併用した場合、それらの相
栗効果の存在が確信される程度にフライ中の風味の変化
の発生が遅くなることを発見した。 [0011] 本発明の好ましい実施態様によれば、脂肪は0.3乃至
30ppm、より好ましくは0.5乃至20ppmのシ
リコーン油を含む。酸化防止剤に関しては、好ましい実
施態様において、脂肪は50乃至800ppm、好まし
くは200乃至800ppmの酸化防止剤を含む。特に
、シリコーン油と酸化防止剤に対する好ましい濃度範囲
を組み合わせて使用した場合、風味の変化の発生に関し
て非常に顕著な遅延効果が観察される。 [0012] 本発明の脂肪組成物中に存在する酸化防止剤は、α−ト
コフェロール、α−トコフェロールのエステル、及びそ
れらの混合物から成る群から選択されるのが好ましい。 特に好ましいα−トコフェロールのエステルは、α−ト
コフェロールの酢酸エステル及び琥珀酸エステルである
。 [0013] 本発明の別の好ましい実施態様によれば、シリコーン油
は、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン
、及びそれらの混合物から成る群から選択される。後者
のシロキサンは主に線状構造を有するのが好ましい。シ
リコーン油を構成する分子中のモノマー単位の平均数は
10を越えるのが好ましい。シリコーン油の平均分子量
は1000乃至2500の範囲内にあるのが適切である
。 [0014] 本発明の脂肪組成物は少なくとも20重量%のトリグリ
セリド脂肪を含有するのが好ましい。高濃度のポリオー
ル脂肪酸ポリエステルを含有するフライ用脂肪組成物に
観察される表面の脂っぽさ、滴り落ち(drip−of
f)の悪さ、及びポリオール脂肪酸ポリエステルに黴が
生える(mildewing )などの問題は、ポリオ
ール脂肪酸ポリエステルに加えて40℃より低いスリッ
プ融点を有するトリグリセリド脂肪をかなりの量で含有
するフライ用脂肪組成物を使用することによって克服で
きる。このようなトリグリセリド脂肪は10乃至35℃
の範囲のスリップ融点を有するのが有利である。 [0015] 脂肪又は脂肪物質のスリップ融点は、溶融しつつある脂
肪又は脂肪物質中の固相の量が、前記脂肪又は脂肪物質
を充填された開放キャピラリー中において空気の泡が上
に押し上げられるようになるほど低くなった時の温度と
して簡便に定義することができる。 [0016] 比較的低融点のトリグリセリド脂肪をポリオール脂肪酸
ポリエステルと組み合わせて使用することは、ポリオー
ル脂肪酸ポリエステル混合物が35乃至50℃の範囲の
スリップ融点を有する場合に特に有益である。何故なら
、そのような高融点ポリエステルは、滴り落ちの悪さ及
び黴が生える問題を著しく生じさせるからである。 [0017] 本明細書中において、「ポリオール」という用語は、少
なくとも4つの遊離水酸基を含む全ての脂肪族又は芳香
族化合物を意味する。このようなポリオールには特に糖
ポリオールが含まれ、それらは糖類、即ちモノ−ジー
及びポリサツカリド、対応する糖アルコール及び少なく
とも4つの遊離の水酸基を有するそれらの誘導体を含む
。糖ポリオールの例には、グルコース、マンノース、ガ
ラクトース、キシロース、フルクトース、ソルボース、
タガトース、リブロース、キシルロース、マルトース、
ラクトース、セロビオース、ラフィノース、スクロース
エリスリトール、マンニトール、ラクチトール、ソルビ
トール、キシリトール及びα−メチルグルコシドがある
。一般に用いられカリ好ましい糖ポリオールはスクロー
スである。 [0018] 本明細書において、「非消化性」とは人体が対象物質の
70%以上を消化しないことを意味する。 [0019] 本明細書においては、特に指示しないかぎり、「脂肪」
という用語は、本質的にトリグリセリドから成る食月の
脂肪及び油であり、これらは動物性、植物性、又は合成
の脂肪及び油でよい。脂肪及び油という用語は互換的に
使用される。 [0020] 本発明の組成物中のポリオール脂肪酸ポリエステルの混
合物は、35乃至48℃の範囲のスリップ融点を有する
のが好ましく、より好ましくは35〜45℃の範囲内で
ある。ポリオール脂肪酸ポリエステルの混合物は、37
乃至42℃の範囲のスリップ融点を有するのが最も好ま
しい。 [0021] 本発明の脂肪組成物中において高融点ポリオール脂肪酸
ポリエステルを使用することによって、冷却中の脂肪の
早期結晶化(premature 5olidific
ation)がもたらされることがある。ポリオール脂
肪酸ポリエステルの脂肪酸残基の炭素鎖長の統計的変動
が4.3より犬であるか、或いはさらに好ましくは5.
0より大であるポリオール脂肪酸ポリエステルは、比較
的にゆっくりと結晶化する。従って本発明の非常に好ま
しい実施態様において、ポリオール脂肪酸ポリエステル
の混合物は、後者のタイプのポリエステルから成る。そ
のようなゆっくりと結晶化するポリエステルを含む脂肪
組成物は、調理道具上で早期結晶化する傾向を低減させ
る。 [0022] ポリオール脂肪酸ポリエステル中の脂肪酸残基の70%
より多くが飽和脂肪酸残基であるのが好ましい。前記脂
肪酸残基の少なくとも85%が飽和脂肪酸残基であるの
がより好ましい。 [0023] 脂肪組成物中に含有される低融点トリグリセリド脂肪は
、フライ後の滴り落ちを許容可能な範囲まで増加させる
。非消化性ポリエステルによるカロリー低下の効果を十
分に得るために、一般にトリグリセリド脂肪は75重量
%を越える量では含まれない。 [0024] 本発明者らは、比較的高融点のポリオール脂肪酸ポリエ
ステルと比較的低融点のグリセリド脂肪とを組み合わせ
るのが有利であることを見出だした。本発明のフライ用
脂肪組成物中で使用されるグリセリド脂肪は、体温より
低い温度で溶けるのが適切である。従って、本発明の好
ましい実施態様において、グリセリド脂肪のブレンドは
35℃より低いスリップ融点を有する。特に良好な生成
物、即ち本質的に黴を発生させず、滴り落ちの問題を示
さず、非常に良好なフライ特性を有する生成物は、スリ
ップ融点が30℃より低いグリセリド脂肪を含有するフ
ライ用脂肪組成物である。 [0025] 酸化安定性の理由から、グリセリド脂肪は10℃より高
いスリップ融点を有するのが好ましい。グリセリド脂肪
が20℃以上のスリップ融点を有するのがより好ましい
。20℃以上のスリップ融点を有するトリグリセリド脂
肪と35℃より高いスリップ融点を有するポリオール脂
肪酸ポリエステルとを組み合わせることによって、包装
材料(wrapper )で包装できる可塑性フライ用
脂肪組成物を製造することが可能になる。 [0026] 本発明の脂肪組成物は、40乃至70重量%のポリオー
ル脂肪酸ポリエステルと60乃至30重量%のグリセリ
ド脂肪を含む。本発明の脂肪組成物が、55乃至70重
量%のポリオール脂肪酸ポリエステルと45乃至30重
量%のグリセリド脂肪を含むのがより好ましい。比較的
高濃度のポリオール脂肪酸ポリエステルが使用された場
合、フライの後、フライされた食品の周りに脂肪の層が
残り、これらの層は非常にしたたりにくい。また、これ
らの脂肪層はフライされた食品に油っぽい口当たり(f
atty mouthfeel )を与え、この口当た
りはトリグリセリド脂肪のものよりもかなり濃厚であり
、従ってより望ましくない。 [0027] 適切なトリグリセリド油脂には、ココナツ油、パーム核
油、パーム油、バター脂肪、大豆油、サフラワー油、綿
実油、菜種油、ケシの実油、コーン油、ヒマワリ油、獣
脂、ラード、及びそれらの混合物が含まれ、これらには
、所望により、部分水素添加及び/又は分別によって改
質して必要な溶融特性を与えることができる。これらの
内、パーム油、部分的に硬化された菜種油、及び部分的
に水素添加された大豆油が好ましい。 [0028] フライにおいて使用する場合、水が多く存在すると激し
い撥ねが観察されるので、本発明の組成物はあまり水を
含有すべきではない。一般に本発明の脂肪組成物は、1
0重量%未満の水しか含まず、3重量%未満の水しか含
まないのが好ましい。 [0029] ポリオール脂肪酸ポリエステルはこれまで一般的な化学
用語で定義されてきた。糖又は糖アルコールから誘導さ
れたポリオール脂肪酸ポリエステル、特に、スクロース
のようなジサッカリドから誘導された糖脂肪酸ポリエス
テルを使用するのが好ましい。 [0030] 一般に、脂肪酸そのもの又は天然産の脂肪及び油をポリ
オール脂肪酸ポリエステル中の脂肪酸残基の源として使
用できる。必要であれば、所望のスリップ融点を与える
ために従来技術を使用できる。適するそのような技術に
は、完全又は部分水素添加、エステル交換(inter
esterlfication及びtranseste
rification)及び/又は分別が含まれ、ポリ
オールからポリオール脂肪酸ポリエステルへの転化の前
又は後で使用することができる。脂肪酸残基の適する源
は、特に部分的に又は完全に水素添加されたパーム油、
パーム核油、及び大豆油ような植物性油脂である。 [0031] 平均してポリオールの水酸基の70%より多くが脂肪酸
でエステル化されているポリオール脂肪酸ポリエステル
が使用される。より高い転化度を有するポリオール脂肪
酸ポリエステルを使用するのが好ましく、特に平均して
ポリオールの水酸基の85%より多く、或いはさらに9
5%より多くが脂肪酸でエステル化されているポリオー
ル脂肪酸ポリエステルを使用するのが好ましい。 [0032] 本発明によるフライ用脂肪食用組成物は、ポリオール脂
肪酸ポリエステルとグリセリド脂肪に加えて、フライ用
油に通常に見られる少量成分を含んでもよい。 本発明のフライ用脂肪組成物は、例えば、モノ−および
ジグリセリド並びにレシチンのような乳化剤を適宜含む
ことができる。乳化剤が製品の3重量%未満を構成する
のが好ましい。本発明のフライ用脂肪組成物が乳化剤を
2重量%未満しか含まないのがより好ましい。 [0033] 本発明の別の面は、上述のフライ用脂肪組成物を食品の
フライに使用することである。本発明のフライ用脂肪組
成物を食品のフライに使用する場合、120乃至200
℃のフライ温度を使用するのが適切である。本発明のフ
ライ用脂肪組成物は食品を炒めたり (shallow
frying) 揚げたり (deep fryi
ng ) して使用するのに有利である。 [0034] 本発明を、以下の実施例によってさらに説明する。 [0035]
フェロール、トコフェロール誘導体、トコフェロール先
駆体、及びそれらの混合物から選択される酸化防止剤と
を組み合わせて含有させることによって、高温で発生が
観察される風味の変化を非常に効果的に低減できること
を見出だした。従って、本発明は、少なくとも60重量
%の脂肪を含有するフライに適する脂肪組成物であって
、脂肪が本質的に一種以上の非消化性ポリオール脂肪酸
ポリエステルの混合物と所望によりトリグリセリド脂肪
とから成り、脂肪が0.1乃至50 p pmのシリコ
ーン油と1乃至11000ppの、トコフェロール、ト
コフェロール誘導体、トコフェロール先駆体、及びそれ
らの混合物から選択される酸化防止剤を含む脂肪組成物
に関する。 [00101 シリコーン油と上記の酸化防止剤の両方は、フライ用脂
肪そのものにおいて別々に使用された場合も、フライ時
の風味の変化の発生を遅らせる上で好ましい効果を有す
る可能性がある。予期しなかったことである力八本発明
者らは、これら2つの成分を併用した場合、それらの相
栗効果の存在が確信される程度にフライ中の風味の変化
の発生が遅くなることを発見した。 [0011] 本発明の好ましい実施態様によれば、脂肪は0.3乃至
30ppm、より好ましくは0.5乃至20ppmのシ
リコーン油を含む。酸化防止剤に関しては、好ましい実
施態様において、脂肪は50乃至800ppm、好まし
くは200乃至800ppmの酸化防止剤を含む。特に
、シリコーン油と酸化防止剤に対する好ましい濃度範囲
を組み合わせて使用した場合、風味の変化の発生に関し
て非常に顕著な遅延効果が観察される。 [0012] 本発明の脂肪組成物中に存在する酸化防止剤は、α−ト
コフェロール、α−トコフェロールのエステル、及びそ
れらの混合物から成る群から選択されるのが好ましい。 特に好ましいα−トコフェロールのエステルは、α−ト
コフェロールの酢酸エステル及び琥珀酸エステルである
。 [0013] 本発明の別の好ましい実施態様によれば、シリコーン油
は、ポリジメチルシロキサン、ポリジエチルシロキサン
、及びそれらの混合物から成る群から選択される。後者
のシロキサンは主に線状構造を有するのが好ましい。シ
リコーン油を構成する分子中のモノマー単位の平均数は
10を越えるのが好ましい。シリコーン油の平均分子量
は1000乃至2500の範囲内にあるのが適切である
。 [0014] 本発明の脂肪組成物は少なくとも20重量%のトリグリ
セリド脂肪を含有するのが好ましい。高濃度のポリオー
ル脂肪酸ポリエステルを含有するフライ用脂肪組成物に
観察される表面の脂っぽさ、滴り落ち(drip−of
f)の悪さ、及びポリオール脂肪酸ポリエステルに黴が
生える(mildewing )などの問題は、ポリオ
ール脂肪酸ポリエステルに加えて40℃より低いスリッ
プ融点を有するトリグリセリド脂肪をかなりの量で含有
するフライ用脂肪組成物を使用することによって克服で
きる。このようなトリグリセリド脂肪は10乃至35℃
の範囲のスリップ融点を有するのが有利である。 [0015] 脂肪又は脂肪物質のスリップ融点は、溶融しつつある脂
肪又は脂肪物質中の固相の量が、前記脂肪又は脂肪物質
を充填された開放キャピラリー中において空気の泡が上
に押し上げられるようになるほど低くなった時の温度と
して簡便に定義することができる。 [0016] 比較的低融点のトリグリセリド脂肪をポリオール脂肪酸
ポリエステルと組み合わせて使用することは、ポリオー
ル脂肪酸ポリエステル混合物が35乃至50℃の範囲の
スリップ融点を有する場合に特に有益である。何故なら
、そのような高融点ポリエステルは、滴り落ちの悪さ及
び黴が生える問題を著しく生じさせるからである。 [0017] 本明細書中において、「ポリオール」という用語は、少
なくとも4つの遊離水酸基を含む全ての脂肪族又は芳香
族化合物を意味する。このようなポリオールには特に糖
ポリオールが含まれ、それらは糖類、即ちモノ−ジー
及びポリサツカリド、対応する糖アルコール及び少なく
とも4つの遊離の水酸基を有するそれらの誘導体を含む
。糖ポリオールの例には、グルコース、マンノース、ガ
ラクトース、キシロース、フルクトース、ソルボース、
タガトース、リブロース、キシルロース、マルトース、
ラクトース、セロビオース、ラフィノース、スクロース
エリスリトール、マンニトール、ラクチトール、ソルビ
トール、キシリトール及びα−メチルグルコシドがある
。一般に用いられカリ好ましい糖ポリオールはスクロー
スである。 [0018] 本明細書において、「非消化性」とは人体が対象物質の
70%以上を消化しないことを意味する。 [0019] 本明細書においては、特に指示しないかぎり、「脂肪」
という用語は、本質的にトリグリセリドから成る食月の
脂肪及び油であり、これらは動物性、植物性、又は合成
の脂肪及び油でよい。脂肪及び油という用語は互換的に
使用される。 [0020] 本発明の組成物中のポリオール脂肪酸ポリエステルの混
合物は、35乃至48℃の範囲のスリップ融点を有する
のが好ましく、より好ましくは35〜45℃の範囲内で
ある。ポリオール脂肪酸ポリエステルの混合物は、37
乃至42℃の範囲のスリップ融点を有するのが最も好ま
しい。 [0021] 本発明の脂肪組成物中において高融点ポリオール脂肪酸
ポリエステルを使用することによって、冷却中の脂肪の
早期結晶化(premature 5olidific
ation)がもたらされることがある。ポリオール脂
肪酸ポリエステルの脂肪酸残基の炭素鎖長の統計的変動
が4.3より犬であるか、或いはさらに好ましくは5.
0より大であるポリオール脂肪酸ポリエステルは、比較
的にゆっくりと結晶化する。従って本発明の非常に好ま
しい実施態様において、ポリオール脂肪酸ポリエステル
の混合物は、後者のタイプのポリエステルから成る。そ
のようなゆっくりと結晶化するポリエステルを含む脂肪
組成物は、調理道具上で早期結晶化する傾向を低減させ
る。 [0022] ポリオール脂肪酸ポリエステル中の脂肪酸残基の70%
より多くが飽和脂肪酸残基であるのが好ましい。前記脂
肪酸残基の少なくとも85%が飽和脂肪酸残基であるの
がより好ましい。 [0023] 脂肪組成物中に含有される低融点トリグリセリド脂肪は
、フライ後の滴り落ちを許容可能な範囲まで増加させる
。非消化性ポリエステルによるカロリー低下の効果を十
分に得るために、一般にトリグリセリド脂肪は75重量
%を越える量では含まれない。 [0024] 本発明者らは、比較的高融点のポリオール脂肪酸ポリエ
ステルと比較的低融点のグリセリド脂肪とを組み合わせ
るのが有利であることを見出だした。本発明のフライ用
脂肪組成物中で使用されるグリセリド脂肪は、体温より
低い温度で溶けるのが適切である。従って、本発明の好
ましい実施態様において、グリセリド脂肪のブレンドは
35℃より低いスリップ融点を有する。特に良好な生成
物、即ち本質的に黴を発生させず、滴り落ちの問題を示
さず、非常に良好なフライ特性を有する生成物は、スリ
ップ融点が30℃より低いグリセリド脂肪を含有するフ
ライ用脂肪組成物である。 [0025] 酸化安定性の理由から、グリセリド脂肪は10℃より高
いスリップ融点を有するのが好ましい。グリセリド脂肪
が20℃以上のスリップ融点を有するのがより好ましい
。20℃以上のスリップ融点を有するトリグリセリド脂
肪と35℃より高いスリップ融点を有するポリオール脂
肪酸ポリエステルとを組み合わせることによって、包装
材料(wrapper )で包装できる可塑性フライ用
脂肪組成物を製造することが可能になる。 [0026] 本発明の脂肪組成物は、40乃至70重量%のポリオー
ル脂肪酸ポリエステルと60乃至30重量%のグリセリ
ド脂肪を含む。本発明の脂肪組成物が、55乃至70重
量%のポリオール脂肪酸ポリエステルと45乃至30重
量%のグリセリド脂肪を含むのがより好ましい。比較的
高濃度のポリオール脂肪酸ポリエステルが使用された場
合、フライの後、フライされた食品の周りに脂肪の層が
残り、これらの層は非常にしたたりにくい。また、これ
らの脂肪層はフライされた食品に油っぽい口当たり(f
atty mouthfeel )を与え、この口当た
りはトリグリセリド脂肪のものよりもかなり濃厚であり
、従ってより望ましくない。 [0027] 適切なトリグリセリド油脂には、ココナツ油、パーム核
油、パーム油、バター脂肪、大豆油、サフラワー油、綿
実油、菜種油、ケシの実油、コーン油、ヒマワリ油、獣
脂、ラード、及びそれらの混合物が含まれ、これらには
、所望により、部分水素添加及び/又は分別によって改
質して必要な溶融特性を与えることができる。これらの
内、パーム油、部分的に硬化された菜種油、及び部分的
に水素添加された大豆油が好ましい。 [0028] フライにおいて使用する場合、水が多く存在すると激し
い撥ねが観察されるので、本発明の組成物はあまり水を
含有すべきではない。一般に本発明の脂肪組成物は、1
0重量%未満の水しか含まず、3重量%未満の水しか含
まないのが好ましい。 [0029] ポリオール脂肪酸ポリエステルはこれまで一般的な化学
用語で定義されてきた。糖又は糖アルコールから誘導さ
れたポリオール脂肪酸ポリエステル、特に、スクロース
のようなジサッカリドから誘導された糖脂肪酸ポリエス
テルを使用するのが好ましい。 [0030] 一般に、脂肪酸そのもの又は天然産の脂肪及び油をポリ
オール脂肪酸ポリエステル中の脂肪酸残基の源として使
用できる。必要であれば、所望のスリップ融点を与える
ために従来技術を使用できる。適するそのような技術に
は、完全又は部分水素添加、エステル交換(inter
esterlfication及びtranseste
rification)及び/又は分別が含まれ、ポリ
オールからポリオール脂肪酸ポリエステルへの転化の前
又は後で使用することができる。脂肪酸残基の適する源
は、特に部分的に又は完全に水素添加されたパーム油、
パーム核油、及び大豆油ような植物性油脂である。 [0031] 平均してポリオールの水酸基の70%より多くが脂肪酸
でエステル化されているポリオール脂肪酸ポリエステル
が使用される。より高い転化度を有するポリオール脂肪
酸ポリエステルを使用するのが好ましく、特に平均して
ポリオールの水酸基の85%より多く、或いはさらに9
5%より多くが脂肪酸でエステル化されているポリオー
ル脂肪酸ポリエステルを使用するのが好ましい。 [0032] 本発明によるフライ用脂肪食用組成物は、ポリオール脂
肪酸ポリエステルとグリセリド脂肪に加えて、フライ用
油に通常に見られる少量成分を含んでもよい。 本発明のフライ用脂肪組成物は、例えば、モノ−および
ジグリセリド並びにレシチンのような乳化剤を適宜含む
ことができる。乳化剤が製品の3重量%未満を構成する
のが好ましい。本発明のフライ用脂肪組成物が乳化剤を
2重量%未満しか含まないのがより好ましい。 [0033] 本発明の別の面は、上述のフライ用脂肪組成物を食品の
フライに使用することである。本発明のフライ用脂肪組
成物を食品のフライに使用する場合、120乃至200
℃のフライ温度を使用するのが適切である。本発明のフ
ライ用脂肪組成物は食品を炒めたり (shallow
frying) 揚げたり (deep fryi
ng ) して使用するのに有利である。 [0034] 本発明を、以下の実施例によってさらに説明する。 [0035]
実施桝よ
400gのスクロース脂肪酸ポリエステル(28℃のス
リップ融点を有するわずかに硬化された大豆油から誘導
された脂肪酸残基)の4つのサンプルを、円形ステンレ
ス鋼製蒸発ディスク(circular 5tainl
ess 5teel evaporating dis
cs)[ドイツ、フィルブルグーバルトハウゼン(We
ilburg−Waldhausen )のボッヒエム
・インストルメン7 (Bochem Instrum
ents) GmbH製]中で加熱した。このディスク
は、1155mlの内容量と140mmの直径を有して
おり、磁気攪拌機(長さ60mm、50rpm)で攪拌
しながら、ホットプレートで140℃に45分間加熱し
た。4つのサンプルは以下の組成を有していた:A、純
粋なスクロース脂肪酸ポリエステル、B、Aと同じスク
ロース脂肪酸ポリエステルであるが、60ppmのポシ
ル(登録商標) (TosilTM) [オランダ
のクエスト(Quest )製、No、86 1581
7]を配合したことにより、2ppmのシリコーン油を
含む、C,Aと同じスクロース脂肪酸ポリエステルであ
るが、200ppmのトコフェロールを含む[D−α−
トコフェロール、No、T−3634、大豆油中80%
米国のシグマ(Sigma )製]、D、Aと同じスク
ロース脂肪酸ポリエステルであるが、2ppmのシリコ
ーン油と200ppmのトコフェロールを含む(両方と
もサンプルB及びCと同じ起源のもの)。 [0036] 加熱されたサンプルA、B、C1及びDから10g分ず
つを抜き取り、無臭のガラスビーカー(内容量100m
1)に注ぎ込んだ。ビーカーをアルミホイルで覆い、サ
ンプルの区別をつけるために番号をつけ、料理用レンジ
にいれて40℃で平衡させた。サンプルを直接レンジか
ら味覚検査小部屋(複数)に移し、そこでサンプルの臭
いを熟練したパネル(20721人のメンバー)が赤色
光の下で評価した。 [0037] 各サンプルは、臭いの変化を知覚する訓練を受けたパネ
ルのメンバーによって一対毎の比較により評価された。 各パネルのメンバーは、各ビーカーから臭いを嗅ぎ、2
つのサンプルのうちのどちらの臭いの変化が太きいがを
示すように指示されていた。全てのサンプルは、ラウン
ドーロビン試験法(round robin tes七
”design)に従って試験された。これは、サンプ
ルの全ての組がランダムな順序で評価されたことを意味
する。 [0038] 得られたデーターは、ブラドレー(Bradley )
とテリー(Terry )によってバイオメトリカ(B
iometrika) 39.324〜345 (19
52)及びバイオメトリカス(Biometrics)
32.213〜232 (1976)に記載された方
法を使用して、統計的に分析された。これらの分析から
、臭いの変化の強度に関して、B−A−C−Dの順番が
得られた。これはBが最も強い臭いの変化を生じ、一方
りの臭いの変化が最も弱いことを示す。DとAの間の差
異及びDとBの間の差異は5%の水準でかなりあった。 C,A、及びBの間の差異はその水準ではあまりなかっ
た。 [0039] 従って、この試、験から、前記脂肪組成物をフライ条件
にさらした場合、シリコーン油及びトコフェロールのい
ずれもその脂肪組成物の臭いが変化するのを防ぐ効果を
あまり持っていないと結論付けることができる。しかし
ながらこれらの成分の組み合わせは明らかな効果を有し
ている。 [0040] 実旌堪A 300gのスクロース脂肪酸ポリエステル(完全に硬化
されたパーム核油と完全に硬化されたパーム油の53:
47のブレンドから誘導された脂肪酸残基)の3つのサ
ンプル(A、B、及びC)を、ロスト(登録商標)
(RostTM)フライパン中において180℃で3時
間で加熱した。3つのサンプルは以下の組成を有してい
た: A、200ppmのα−トコフェロールアセテート[ス
イスのホフマン・う・ロッシュ(Hoffman la
Roche)製]を含むスクロース脂肪酸ポリエステ
ル、8.4ppmのシリコーン油を含むスクロース脂肪
酸ポリエステル[適当量のポシル(登録商標)(オラン
ダのクエスト製、No、86 15 817)を配合し
たことによる]、 C,A及びBと同じ200ppmのα−トコフェロール
アセテートと4ppmのシリコーン油を含むスクロース
脂肪酸ポリエステル。 [0041] これらのサンプルを3時間加熱した後、環境温度まで冷
却させた。40℃で平衡させた後、4人から成る試、験
パネルがサンプルを評価した。パネル全員が、サンプル
Aが最も強い臭いの変化を有しているおり、カリサンプ
ルBの臭いがサンプルCのものよりも刺激的であるとい
う判断を下した。 [0042] 実施領主 400gのスクロース脂肪酸ポリエステル(28℃のス
リップ融点まで硬化された大豆油から誘導された脂肪酸
残基)の3つのサンプル(A、B、及びC)をロスト(
登録商標)フライパン中において180℃で3時間で加
熱した。3つのサンプルは以下の組成を有していた:A
、200ppmのα−トコフェロールアセテート[スイ
スのホフマン・う・ロッシュ(Hoffman la
Roche)製]を含むスクロース脂肪酸ポリエステル
、B、4ppmのシリコーン油を含むスクロース脂肪酸
ポリエステル[適当量のポシル(登録商標)(オランダ
のクエスト製、No、86 15 817)を配合した
ことによる]、 C,A及びBと同じ200ppmのα−トコフェロール
アセテートと4 p pmのシリコーン油を含むスクロ
ース脂肪酸ポリエステル。 [0043] これらのサンプルを3時間加熱した後、環境温度まで冷
却させた。40℃で平衡させた後、4人から成る試験パ
ネルがサンプルを評価した。パネル全員が、サンプルC
の臭いの変化が他の2つのサンプルよりも大幅に少ない
という判断を下した。これらのサンプルにおける臭いの
変化の強度は、実施例2の対応するサンプルのものより
も強いことが判明した。
リップ融点を有するわずかに硬化された大豆油から誘導
された脂肪酸残基)の4つのサンプルを、円形ステンレ
ス鋼製蒸発ディスク(circular 5tainl
ess 5teel evaporating dis
cs)[ドイツ、フィルブルグーバルトハウゼン(We
ilburg−Waldhausen )のボッヒエム
・インストルメン7 (Bochem Instrum
ents) GmbH製]中で加熱した。このディスク
は、1155mlの内容量と140mmの直径を有して
おり、磁気攪拌機(長さ60mm、50rpm)で攪拌
しながら、ホットプレートで140℃に45分間加熱し
た。4つのサンプルは以下の組成を有していた:A、純
粋なスクロース脂肪酸ポリエステル、B、Aと同じスク
ロース脂肪酸ポリエステルであるが、60ppmのポシ
ル(登録商標) (TosilTM) [オランダ
のクエスト(Quest )製、No、86 1581
7]を配合したことにより、2ppmのシリコーン油を
含む、C,Aと同じスクロース脂肪酸ポリエステルであ
るが、200ppmのトコフェロールを含む[D−α−
トコフェロール、No、T−3634、大豆油中80%
米国のシグマ(Sigma )製]、D、Aと同じスク
ロース脂肪酸ポリエステルであるが、2ppmのシリコ
ーン油と200ppmのトコフェロールを含む(両方と
もサンプルB及びCと同じ起源のもの)。 [0036] 加熱されたサンプルA、B、C1及びDから10g分ず
つを抜き取り、無臭のガラスビーカー(内容量100m
1)に注ぎ込んだ。ビーカーをアルミホイルで覆い、サ
ンプルの区別をつけるために番号をつけ、料理用レンジ
にいれて40℃で平衡させた。サンプルを直接レンジか
ら味覚検査小部屋(複数)に移し、そこでサンプルの臭
いを熟練したパネル(20721人のメンバー)が赤色
光の下で評価した。 [0037] 各サンプルは、臭いの変化を知覚する訓練を受けたパネ
ルのメンバーによって一対毎の比較により評価された。 各パネルのメンバーは、各ビーカーから臭いを嗅ぎ、2
つのサンプルのうちのどちらの臭いの変化が太きいがを
示すように指示されていた。全てのサンプルは、ラウン
ドーロビン試験法(round robin tes七
”design)に従って試験された。これは、サンプ
ルの全ての組がランダムな順序で評価されたことを意味
する。 [0038] 得られたデーターは、ブラドレー(Bradley )
とテリー(Terry )によってバイオメトリカ(B
iometrika) 39.324〜345 (19
52)及びバイオメトリカス(Biometrics)
32.213〜232 (1976)に記載された方
法を使用して、統計的に分析された。これらの分析から
、臭いの変化の強度に関して、B−A−C−Dの順番が
得られた。これはBが最も強い臭いの変化を生じ、一方
りの臭いの変化が最も弱いことを示す。DとAの間の差
異及びDとBの間の差異は5%の水準でかなりあった。 C,A、及びBの間の差異はその水準ではあまりなかっ
た。 [0039] 従って、この試、験から、前記脂肪組成物をフライ条件
にさらした場合、シリコーン油及びトコフェロールのい
ずれもその脂肪組成物の臭いが変化するのを防ぐ効果を
あまり持っていないと結論付けることができる。しかし
ながらこれらの成分の組み合わせは明らかな効果を有し
ている。 [0040] 実旌堪A 300gのスクロース脂肪酸ポリエステル(完全に硬化
されたパーム核油と完全に硬化されたパーム油の53:
47のブレンドから誘導された脂肪酸残基)の3つのサ
ンプル(A、B、及びC)を、ロスト(登録商標)
(RostTM)フライパン中において180℃で3時
間で加熱した。3つのサンプルは以下の組成を有してい
た: A、200ppmのα−トコフェロールアセテート[ス
イスのホフマン・う・ロッシュ(Hoffman la
Roche)製]を含むスクロース脂肪酸ポリエステ
ル、8.4ppmのシリコーン油を含むスクロース脂肪
酸ポリエステル[適当量のポシル(登録商標)(オラン
ダのクエスト製、No、86 15 817)を配合し
たことによる]、 C,A及びBと同じ200ppmのα−トコフェロール
アセテートと4ppmのシリコーン油を含むスクロース
脂肪酸ポリエステル。 [0041] これらのサンプルを3時間加熱した後、環境温度まで冷
却させた。40℃で平衡させた後、4人から成る試、験
パネルがサンプルを評価した。パネル全員が、サンプル
Aが最も強い臭いの変化を有しているおり、カリサンプ
ルBの臭いがサンプルCのものよりも刺激的であるとい
う判断を下した。 [0042] 実施領主 400gのスクロース脂肪酸ポリエステル(28℃のス
リップ融点まで硬化された大豆油から誘導された脂肪酸
残基)の3つのサンプル(A、B、及びC)をロスト(
登録商標)フライパン中において180℃で3時間で加
熱した。3つのサンプルは以下の組成を有していた:A
、200ppmのα−トコフェロールアセテート[スイ
スのホフマン・う・ロッシュ(Hoffman la
Roche)製]を含むスクロース脂肪酸ポリエステル
、B、4ppmのシリコーン油を含むスクロース脂肪酸
ポリエステル[適当量のポシル(登録商標)(オランダ
のクエスト製、No、86 15 817)を配合した
ことによる]、 C,A及びBと同じ200ppmのα−トコフェロール
アセテートと4 p pmのシリコーン油を含むスクロ
ース脂肪酸ポリエステル。 [0043] これらのサンプルを3時間加熱した後、環境温度まで冷
却させた。40℃で平衡させた後、4人から成る試験パ
ネルがサンプルを評価した。パネル全員が、サンプルC
の臭いの変化が他の2つのサンプルよりも大幅に少ない
という判断を下した。これらのサンプルにおける臭いの
変化の強度は、実施例2の対応するサンプルのものより
も強いことが判明した。
Claims (11)
- 【請求項1】少なくとも60重量%の脂肪を含有するフ
ライに適する脂肪組成物であって、脂肪が本質的に一種
以上の非消化性ポリオール脂肪酸ポリエステルの混合物
及び所望によりトリグリセリド脂肪とから成り、脂肪が
0.1乃至50ppmのシリコーン油と1乃至1000
ppmの、トコフェロール、トコフェロール誘導体、ト
コフェロール先駆体、及びそれらの混合物から選択され
る酸化防止剤を含む脂肪組成物。 - 【請求項2】脂肪が0.3乃至30ppm、好ましくは
0.5乃至20ppmのシリコーン油を含む請求項1の
脂肪組成物。 - 【請求項3】脂肪が50乃至800ppm、好ましくは
200乃至800ppmの酸化防止剤を含む請求項1又
は請求項2の脂肪組成物。 - 【請求項4】10乃至35℃の範囲のスリップ融点を有
するトリグリセリド脂肪を少なくとも20重量%含有す
る請求項1乃至3のいずれか1請求項の脂肪組成物。 - 【請求項5】トリグリセリド脂肪が、20℃以上のスリ
ップ融点を有する請求項4の脂肪組成物。 - 【請求項6】ポリオール脂肪酸ポリエステルの混合物が
、35乃至50℃の範囲のスリップ融点を有する請求項
1乃至5のいずれか1請求項の脂肪組成物。 - 【請求項7】ポリオール脂肪酸ポリエステルの脂肪酸残
基の炭素鎖長の統計的変動が4.3より大、好ましくは
5.0より大である請求項1乃至6のいずれか1請求項
の脂肪組成物。 - 【請求項8】40乃至70重量%のポリオール脂肪酸ポ
リエステルと60乃至30重量%のグリセリド脂肪を含
有する請求項1乃至7のいずれか1請求項の脂肪組成物
。 - 【請求項9】55乃至70重量%のポリオール脂肪酸ポ
リエステルと45乃至30重量%のグリセリド脂肪を含
有する請求項8の脂肪組成物。 - 【請求項10】3重量%未満の水しか含有していない請
求項1乃至9のいずれか1請求項の脂肪組成物。 - 【請求項11】請求項1乃至10のいずれか1請求項の
脂肪組成物から成る食品のフライ用の脂肪組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL89203307.7 | 1989-12-21 | ||
| EP89203307 | 1989-12-21 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04121165A true JPH04121165A (ja) | 1992-04-22 |
Family
ID=8202533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2413144A Pending JPH04121165A (ja) | 1989-12-21 | 1990-12-21 | フライ用脂肪組成物 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0434164A3 (ja) |
| JP (1) | JPH04121165A (ja) |
| AU (1) | AU627968B2 (ja) |
| CA (1) | CA2033051A1 (ja) |
| ZA (1) | ZA9010348B (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK0854678T3 (da) * | 1995-10-10 | 2001-01-08 | Unilever Nv | Fremgangsmåde til hindring af afsmag/lugt ved friturestegning |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3402050A (en) * | 1965-06-11 | 1968-09-17 | Procter & Gamble | All purpose-shortening |
| CH508415A (de) * | 1967-10-27 | 1971-06-15 | Hoffmann La Roche | Antioxydative Mischung und deren Verwendung |
| US4005196A (en) * | 1976-02-12 | 1977-01-25 | The Procter & Gamble Company | Vitaminized compositions for treating hypercholesterolemia |
| US4806374A (en) * | 1986-08-19 | 1989-02-21 | Lever Brothers Company | Fat product with improved properties |
| EP0287157A3 (en) * | 1987-04-15 | 1990-07-04 | The Procter & Gamble Company | Sugar polyester frying mediums with improved frylife and foods fried in the frying mediums |
| US5006360B1 (en) * | 1988-06-27 | 1992-04-28 | Low calorie fat substitute compositions resistant to laxative side effect |
-
1990
- 1990-12-18 EP EP19900203376 patent/EP0434164A3/en not_active Withdrawn
- 1990-12-21 JP JP2413144A patent/JPH04121165A/ja active Pending
- 1990-12-21 ZA ZA9010348A patent/ZA9010348B/xx unknown
- 1990-12-21 CA CA002033051A patent/CA2033051A1/en not_active Abandoned
- 1990-12-21 AU AU68336/90A patent/AU627968B2/en not_active Ceased
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU627968B2 (en) | 1992-09-03 |
| EP0434164A2 (en) | 1991-06-26 |
| EP0434164A3 (en) | 1993-01-13 |
| ZA9010348B (en) | 1992-08-26 |
| AU6833690A (en) | 1991-06-27 |
| CA2033051A1 (en) | 1991-06-22 |
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