JPH04121447U - 頭上弁多気筒エンジンの一部液冷装置 - Google Patents
頭上弁多気筒エンジンの一部液冷装置Info
- Publication number
- JPH04121447U JPH04121447U JP3345291U JP3345291U JPH04121447U JP H04121447 U JPH04121447 U JP H04121447U JP 3345291 U JP3345291 U JP 3345291U JP 3345291 U JP3345291 U JP 3345291U JP H04121447 U JPH04121447 U JP H04121447U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jacket
- combustion chamber
- cylinder
- path
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 頭上弁式エンジンにおける副燃焼室の液冷性
能を向上して、エンジンの出力、燃費、及び耐久性を向
上するのに有効な一部液冷装置を得るとともに、そのた
めの製作加工を簡単なものにする。 【構成】 副燃焼室ジャケット27に吸排気弁間冷却路
24を介して冷却液を供給するとともに、シリンダ同士
間ジャケット19からも短絡路28を介して副燃焼室ジ
ャケット27に冷却液を供給し、吸排気弁間冷却路24
の出口aと短絡路28の出口bから遠い位置に副燃焼ジ
ャケット27の出口cを設ける。又、この短絡路28を
シリンダヘッド3の底面から上向きに形成した立て孔部
28aと、副燃焼室ジャケット27の鋳砂抜き口34か
らキリ加工される横孔部28bとで形成する。 【効果】 副燃焼室ジャケットへの二系統の冷却液供給
により流動ムラが抑制されるとともに流量が増大して冷
却性能が向上する。又、短絡路の形成が加工コストの低
いキリ加工により簡単に行える。
能を向上して、エンジンの出力、燃費、及び耐久性を向
上するのに有効な一部液冷装置を得るとともに、そのた
めの製作加工を簡単なものにする。 【構成】 副燃焼室ジャケット27に吸排気弁間冷却路
24を介して冷却液を供給するとともに、シリンダ同士
間ジャケット19からも短絡路28を介して副燃焼室ジ
ャケット27に冷却液を供給し、吸排気弁間冷却路24
の出口aと短絡路28の出口bから遠い位置に副燃焼ジ
ャケット27の出口cを設ける。又、この短絡路28を
シリンダヘッド3の底面から上向きに形成した立て孔部
28aと、副燃焼室ジャケット27の鋳砂抜き口34か
らキリ加工される横孔部28bとで形成する。 【効果】 副燃焼室ジャケットへの二系統の冷却液供給
により流動ムラが抑制されるとともに流量が増大して冷
却性能が向上する。又、短絡路の形成が加工コストの低
いキリ加工により簡単に行える。
Description
【0001】
本考案は、副燃焼室を備えた頭上弁多気筒エンジンのシリンダ部及びシリンダ
ヘッドを圧送される冷却液で冷却するよう構成した一部液冷装置に関する。
【0002】
上記頭上弁多気筒エンジンの一部液冷装置としては、特開平2−115516
号公報で開示されているように、ポンプで圧送した冷却液を、圧送路からシリン
ダ同士間ジャケットと各吸排気弁間冷却路との順に直列状に通過させてから、副
燃焼室ジャケット及び放熱器に順に通過させ、圧送路に戻して循環させるように
構成したものが知られている。
【0003】
上記従来構成においては、1つの副燃焼室ジャケットには弁間冷却路を通過し
た冷却液が供給されるだけであったために、比較的大径の副燃焼室ジャケットで
の冷却液の流動ムラや流量不足が生じやすく、冷却性能が充分に発揮されないこ
とがあった。
【0004】
本考案は、副燃焼室ジャケットへの冷却液供給構造に改良を加えることで、こ
のジャケットでの冷却液流動ムラや流量不足を改善して、冷却性能の向上を図る
ことを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案においては、例えば図1〜図5に示すよう
に、次のように構成したものである。すなわちシリンダ同士間ジャケット19は
、各短絡路28を介して、前記各副燃焼室ジャケット27に連通させ、
各副燃焼室26において、各短絡路28の出口bと各吸排気弁間冷却路24の
出口aとを各副燃焼室ジャケット27の出口cから遠く離れた位置に開口した構
成とした。
【0006】
本考案の構成によると、副燃焼室ジャケット27には、吸排気弁間冷却路24
を通過した冷却液が流入する他に、この流入位置から離れた位置においてシリン
ダ同士間ジャケット19から短絡路28を介しても冷却液が流入する。
このため副燃焼室ジャケット27内の全域にわたって冷却液の流動が生じやす
く、かつ、流量も多くなる。
【0007】
図2に頭上弁式の二気筒ディーゼルエンジンの一部を切欠いた側面が、図3に
エンジン上部の縦断後面が、又、図1にシリンダヘッドの一部を切欠いた平面が
夫々示されている。
【0008】
このエンジン1は、空冷によるクランクケース2の冷却と、部分液冷(油冷)に
よるシリンダヘッド3の冷却とを組合わせた冷却システムを備えている。つまり
、クランクケース2に貫通支承したクランク軸4の前端に取付けたフライホイー
ル5のフアン6で吸引した外冷気が、スパイラルケース7を介してクランクケー
ス2上部のシリンダ2a及びシリンダヘッド3の外周に導かれてこれらを冷却す
るとともにスパイラルケース7の上部から導出した冷却風の一部で圧送式部分液
冷装置の放熱器8を冷却する構造となっている。
【0009】
シリンダヘッド3に対する圧送式部分液冷装置の構成が図1及び図3に示され
ている。
つまり、クランクケース2の底部に形成されたオイルパン9に冷却液を兼ねた
潤滑オイルが貯溜され、クランク軸4にギヤ連動されて駆動されるトロコイド型
のポンプ10によって前記オイルがストレーナ11を介して吸引され、ポンプ1
0で加圧されたオイルの一部はレギュレーティングバルグ12で調圧された圧力
でもって潤滑油路13に供給されるとともに、多くのオイルはレギュレーティン
グバルブ12を通って先ず圧送路14からシリンダジャケット15に送り込まれ
る。このシリンダジャケット15は、両シリンダ2aとその外側のプッシュロッ
ド室16との間のシリンダ・プッシュロッド間肉壁部17に立て向きに形成され
ている。
【0010】
両シリンダ2aの間のシリンダ間肉壁部18にはシリンダ間ジャケット19が
立て向きに形成され、このシリンダ間ジャケット19と前記シリンダジャケット
15とがシリンダ外方からキリ孔加工によって形成された油路20で連通されて
いる。
【0011】
又、シリンダヘッド3の各シリンダ2aに対する各吸排気弁21、22間に存
在する弁間肉壁部23内には横向き縦走して吸排気弁間冷却路24が夫々形成さ
れ、前記シリンダジャケット15の上端と各吸排気弁間冷却路24の始端部とが
連絡路25で連通されるとともに、吸排気弁間冷却路24の終端部が副燃焼室2
6を取り囲む副燃焼室ジャケット27に連通接続されている。
【0012】
そして、シリンダ間ジャケット19の終端側と各副燃焼室ジャケット27とが
短絡路28を介して夫々連通されるとともに、各副燃焼室ジャケット27の上部
には、吸排気弁間冷却路19の出口aと短絡路28の出口bとから離れて位置す
るように冷却液送り出し用の出口cが設けられ、両副燃焼室ジャケット27の各
出口cが1本の排出路29を介してシリンダヘッド3外に導き出されて、前記放
熱器8に送り込まれるようになっている。
【0013】
つまり、ポンプ10で圧送されてシリンダジャケット15に送り込まれたオイ
ルの一部は、各連絡路25及び各吸排気弁間冷却路24を経て各副燃焼室ジャケ
ット27に送り込まれるとともに、他の一部はシリンダジャケット15からシリ
ンダ間ジャケット19及び各短絡路28を経て各副燃焼室ジャケット27に送り
込まれ、この間にシリンダ2a及びシリンダヘッド3を冷却して放熱器8に入り
、ここでの空冷放熱によって冷却されたオイルはシリンダヘッド3内の戻り孔3
0及びシリンダ周壁内の戻り通路31を介してクランクケース底部のオイルパン
9に回収されるオイル(冷却液)循環系が構成されている。尚、戻り孔30と一
方の吸排気弁間冷却路24の始端部とがリリーフ弁33を介して連通されていて
、放熱器8に設定以上の高圧が発生しないように構成されている。
【0014】
そして、前記各短絡路28は、シリンダ同士間ジャケット19と副燃焼室ジャ
ケット27とが近づき合っている位置において立て孔部28aと横孔部28bと
を連通させたものからなり、かつ、この立て孔部28aはシリンダヘッド3の底
面から上向きに形成するとともに、横孔部28bはその立て孔部28a内の上部
と、副燃焼室ジャケット27の鋳砂抜き口34とを結ぶキリ加工軸心Pに沿って
キリ加工により形成されている。
尚、鋳砂抜き口34は上記キリ加工後に閉塞具35で塞がれる。
【0015】
以上の説明から明らかなように、本考案によると、各副燃焼室ジャケットへは
二系統の冷却液流入が行われるとともに、短絡することなくジャケット内を流動
して出口から放熱器に送り出されることになり、副燃焼室ジャケットへの冷却液
の流量が一系統のみの流入によっていた従来構造に比して増大するとともにジャ
ケット内での冷却液流動ムラが抑制され、効率の良い副燃焼室冷却が可能となり
、もってエンジンの出力、燃費、及び耐久性を向上することができた。
【0016】
又、副燃焼室ジャケットへの冷却液供給を促進する短絡路はキリ加工によって
簡単に形成できる上、短いものですむために、これを鋳型で形成する場合に比し
て加工コストが低いものとすることができる。
【図1】本考案に係る一部液冷装置を備えた頭上弁式多
気筒エンジンの一部液冷装置の構成を示す一部切欠き平
面図。
気筒エンジンの一部液冷装置の構成を示す一部切欠き平
面図。
【図2】頭上弁式多気筒エンジンの一部切欠き側面図。
【図3】一部液冷装置の構成を示すエンジン上部の縦断
後面図。
後面図。
【図4】シリンダ間における縦断後面図。
【図5】冷却液流路構成を示す概略斜視図。
1…エンジン、 24…吸排気弁
間冷却路、2a…シリンダ、 26
…副燃焼室、3…シリンダヘッド、 27…
副燃焼室ジャケット、8…放熱器、
28…短絡路、10…ポンプ、
28a…立て孔部、14…圧送路 28b…横孔
部、19…シリンダ同士間ジャケット、 34…鋳砂
抜き口、21…吸気弁、 35…
閉塞具。22…排気弁、
間冷却路、2a…シリンダ、 26
…副燃焼室、3…シリンダヘッド、 27…
副燃焼室ジャケット、8…放熱器、
28…短絡路、10…ポンプ、
28a…立て孔部、14…圧送路 28b…横孔
部、19…シリンダ同士間ジャケット、 34…鋳砂
抜き口、21…吸気弁、 35…
閉塞具。22…排気弁、
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
F02F 1/40 B 7616−3G
Claims (1)
- 【請求項1】 頭上弁多気筒エンジン(1)の冷却液は、
ポンプ(10)の圧送力により圧送路(14)からシリンダ
同士間ジャケット(19)と各吸排気弁間冷却路(24)と
に通過させてから各副燃焼室ジャケット(27)及び放熱
器(8)に順に通過させ、圧送路(14)に戻して循環させ
るように構成し、上記シリンダ同士間ジャケット(19)
は、隣り合うシリンダ(2a)同士間のシリンダ間肉壁部
内に立向きにあけ、上記各吸排気弁間冷却路(24)は、
シリンダヘッド(3)の吸排気弁(21)(22)間の弁間肉
壁部(23)内に縦走状に形成し、上記各副燃焼室ジャケ
ット(27)は、上記シリンダヘッド(3)内で副燃焼室
(26)を取囲む状態に形成し、その副燃焼室ジャケット
(27)の周肉壁のうちの外側箇所に鋳砂抜き口(34)を
あけ、この鋳砂抜き口(34)を閉塞具(35)で塞がせて
構成した頭上弁多気筒エンジンの一部液冷装置におい
て、前記シリンダ同士間ジャケット(19)は、各短絡路
(28)を介して、前記各副燃焼室ジャケット(27)に連
通させ、各副燃焼室(26)において、各短絡路(28)の
出口(b)と各吸排気弁間冷却路(24)の出口(a)とを各
副燃焼室ジャケット(27)の出口(c)から遠く離れた位
置に開口し上記各短絡路(28)は、シリンダ同士間ジャ
ケット(19)と副燃焼室ジャケット(27)とが近づき合
っている位置で立て孔部(28a)と横孔部(28b)とを
連通させたものから成り、この立て孔部(28a)は前記
シリンダヘッド(3)の底面から上向きに形成し、その横
孔部(28b)はその立て孔部(28a)内の上部と鋳砂抜
き口(34)とを結ぶキリ加工軸(P)に沿ってキリ加工に
よりあけて構成したことを特徴とする頭上弁多気筒エン
ジンの一部液冷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3345291U JP2523541Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 頭上弁多気筒エンジンの一部液冷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3345291U JP2523541Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 頭上弁多気筒エンジンの一部液冷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04121447U true JPH04121447U (ja) | 1992-10-29 |
| JP2523541Y2 JP2523541Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31916119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3345291U Expired - Lifetime JP2523541Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | 頭上弁多気筒エンジンの一部液冷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2523541Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP3345291U patent/JP2523541Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2523541Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4284037A (en) | Internal combustion engine coolant system | |
| JPH0719106A (ja) | 4サイクルエンジンの冷却構造 | |
| US4825816A (en) | Engine with forced air-cooling | |
| US4736716A (en) | Cooling system for a two stroke engine | |
| US7044088B2 (en) | Multi-cylinder engine and a method for alternatively producing multi-cylinder engines | |
| US4864981A (en) | Overhead valve type engine | |
| JPH04121447U (ja) | 頭上弁多気筒エンジンの一部液冷装置 | |
| JP2616848B2 (ja) | 頭上弁多気筒エンジンの一部液冷装置 | |
| US2188368A (en) | Internal combustion engine | |
| JPH05156939A (ja) | 多気筒頭上弁エンジンのシリンダブロックの一部液冷強制空冷装置 | |
| JP2683967B2 (ja) | 副燃焼室式多気筒エンジンの一部液冷装置 | |
| JPH04121448U (ja) | 頭上弁式エンジンの圧送式部分液冷装置 | |
| JPH057931U (ja) | 強制空冷多気筒頭上弁エンジンの一部液冷装置 | |
| US11149679B2 (en) | Internal combustion engine with top-down cooling | |
| JPH0437227Y2 (ja) | ||
| JP2617824B2 (ja) | 強制空冷エンジンの一部油冷装置 | |
| US1826405A (en) | Cooling system | |
| JPH0741861Y2 (ja) | 空冷頭上弁エンジンのシリンダヘッド | |
| JPH0444834Y2 (ja) | ||
| JPH022894Y2 (ja) | ||
| JPS63170519A (ja) | 副室式エンジンのシリンダヘツド油冷装置 | |
| JPH0444833Y2 (ja) | ||
| JPS5919785Y2 (ja) | 内燃機関の冷却及び未燃焼ガスの燃焼促進装置 | |
| JPH02115518A (ja) | 液冷併用2気筒空冷エンジンのシリンダヘツド冷却装置 | |
| JP2579480Y2 (ja) | 頭上弁式油冷エンジンのオイル補給装置 |