JPH04122017U - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
- Publication number
- JPH04122017U JPH04122017U JP3612791U JP3612791U JPH04122017U JP H04122017 U JPH04122017 U JP H04122017U JP 3612791 U JP3612791 U JP 3612791U JP 3612791 U JP3612791 U JP 3612791U JP H04122017 U JPH04122017 U JP H04122017U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- movable
- flange
- insert
- fixed
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 面形状の歪みをなくす。
[構成] 固定板1内に固定入子2を嵌合し、固定型3
とする。可動板4内に可動入子5を摺動自在に嵌合し、
可動型6とする。可動入子5の先端外周面にテフロン膜
9を形成する。プラスチックレンズ8のフランジ8aの
内径面は、テフロン膜9を設けた部分で形成する。成形
品の取出しには、パーティングライン7を境にして型開
きする。次に、可動入子5のみを固定型3方向へ移動さ
せ、可動入子5を可動板4から突出した後、離型する。
離型の際、フランジ8aの内径面は、テフロン膜9上を
滑らかに摺動する。摺動抵抗が小さく、容易に離型で
き、歪みが生じない。
とする。可動板4内に可動入子5を摺動自在に嵌合し、
可動型6とする。可動入子5の先端外周面にテフロン膜
9を形成する。プラスチックレンズ8のフランジ8aの
内径面は、テフロン膜9を設けた部分で形成する。成形
品の取出しには、パーティングライン7を境にして型開
きする。次に、可動入子5のみを固定型3方向へ移動さ
せ、可動入子5を可動板4から突出した後、離型する。
離型の際、フランジ8aの内径面は、テフロン膜9上を
滑らかに摺動する。摺動抵抗が小さく、容易に離型で
き、歪みが生じない。
Description
【0001】
本考案は、外周部にフランジを有するプラスチックレンズの射出成形用金型に
関する。
【0002】
近年、金型のキャビティ形状によって自由な外形形状が得られることを利用し
て、プラスチックレンズの外周部に形成するフランジが複雑化しており、レンズ
の光軸方向に立ち上がるフランジを設けたものがある。
【0003】
従来、このようなプラスチックレンズを射出成形する金型としては、例えば実
開平2−15321号公報に記載されるものが知られている。この射出成形金型
は、図5に示すように、固定板1内には固定入子2が嵌合され、固定型3が構成
されている。また、可動板4内には可動入子5が摺動自在に嵌合され、可動型6
が構成されている。可動型6はパーティングライン7において固定型3と接離自
在に設けられている。固定型3と可動型6とにより密閉される空間がキャビティ
であり、このキャビティ中に溶融した樹脂を射出し、冷却固化して成形品である
プラスチックレンズ8が得られる。8aはプラスチックレンズ8の外周部に設け
られたフランジであり、このフランジ8aは光軸方向に立ち上がるように形成さ
れている。
【0004】
成形品の取り出しは、可動型6を固定型3側とは反対方向(図5において右方
向)へ移動させ、パーティングライン7を境にして型開きした後、可動入子5の
みを固定型3方向へ移動させ、可動入子5を可動板4から突出して離型させる。
【0005】
ここに、一般の射出成形においては、成形品を取り出す際の突出しを良好にす
るために、パーティングライン7に垂直な製品面に抜き勾配をつける。ところが
、プラスチックレンズの成形の場合、素材自体の弾性が高く、わずかな力を加え
るだけで容易に離型することができる。従って、上記フランジ8aの内外径部分
に高い精度が求められる場合には、図5に示すように、抜き勾配がつけられない
ことが多い。
【0006】
しかし、上記従来の射出成形用金型で成形を行なうと、プラスチックの収縮に
より、プラスチックレンズ8のフランジ8aは可動板4に食い付きを生じ、可動
入子5の突出し時にフランジ8aと可動板4とが摺動することにより、プラスチ
ックレンズ8に大きな応力が加わってしまう。このようにして得たプラスチック
レンズ8の光学面をレーザ干渉計で測定すると、干渉縞は図6に示すように表れ
、いわゆるアスと呼ばれる面形状の歪みを生じていた。この面形状の歪みは、レ
ンズにとって最もその性能を低下させるものであり、高精度を要求される光学部
品には使用できなかった。
【0007】
本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、面形状に歪みのない
プラスチックレンズを得ることができる射出成形用金型を提供することを目的と
する。
【0008】
上記目的を達成するために、本考案は、外周部にフランジを有するプラスチッ
クレンズの射出成形用金型において、前記フランジの内径面を形成する部分の表
面の摺動性を、他の部分よりも高めることとした。すなわち、フランジの内径面
を形成する金型部分を他の部分に比べて極めて摺動性の良い材料で形成するもの
である。摺動性の良い材料としては、例えばテフロン,硫化モリブデン,フッ化
モリブデン,窒化ホウ素等が適している。
【0009】
上記構成の本考案の金型によれば、成形したレンズのフランジの内径面は、離
型時に滑らかに金型を摺動する。従って、離型抵抗によるレンズ変形を極めて小
さくすることができ、レンズの面精度が高精度となる。
【0010】
【実施例1】
図1は本実施例の射出成形用金型を示すもので、プラスチックレンズ8のフラ
ンジ8aの内径面は、可動入子5の先端外周面により形成される。このため、図
2に拡大図を示すように、可動入子5の先端外周面には、厚さ約20μmのテフ
ロン膜9が形成されている。この金型でプラスチックレンズ8を成形し、その成
形品を取出すには、固定型3と可動型6とをパーティングライン7を境にして型
開きした後、可動入子5のみを固定型3方向へ移動させ、可動入子5を可動板4
から突出し、その後プラスチックレンズ8を作業者が手により直接離型するか、
またはロボットハンドにより離型する。
【0011】
本実施例の金型によれば、プラスチックレンズ8の離型の際、フランジ8aの
内径面を形成する可動入子5の先端外周面には、テフロン膜9が形成されている
ので、摺動抵抗が著しく減少し、容易に離型することができる。図3は、本実施
例の金型により得たプラスチックレンズ8の光学面をレーザ干渉計で測定した結
果を示すもので、干渉縞は同心状に表れ、面形状に歪みはなかった。
【0012】
【実施例2】
本実施例では、実施例1のテフロン膜9に代えて、直径2μmのテフロン粒子
を30体積%混入させたニッケルメッキ処理を、可動入子5の先端外周面に施し
た。本実施例の金型も実施例1と同様の作用効果を奏し、特に上記表面処理の耐
久性が向上した。なお、テフロン粒子の直径は0.1〜5μmが最適であり、そ
の混入量は25〜40体積%が好ましい。
【0013】
【実施例3】
図4は本実施例の射出成形用金型を示すもので、可動入子5の先端には、段部
10が形成されている。そして、この段部10の小径部外周面には、実施例1と
同様にしてテフロン膜9が形成されている。プラスチックレンズ8のフランジ8
aの内径面は、このテフロン膜9を設けた部分で形成される。また、可動入子5
の外周には、ばね11により固定型3側に付勢されたストリッパ12が設けられ
ている。ストリッパ12は、プラスチックレンズ8のフランジ8aに当接する。
前記テフロン膜9は、ストリッパ12の内径よりも小径の部分に形成されている
ので、ストリッパ12がテフロン膜9上を摺動することはない。
【0014】
本実施例の金型において、成形品の離型は、固定型3と可動型6とをパーティ
ングライン7を境にして型開きする際に行なわれる。型開き時に、プラスチック
レンズ8は、ストリッパ12により固定型3に押し付けられ、可動入子5から離
型される。本実施例においても上記実施例と同様に無理なく離型が行なわれ、特
にその離型は自動的に行なわれる。
【0015】
なお、本考案は、ピン突出し,エア突出し等の方式を採用した金型にも適用で
きるのは勿論である。
【0016】
以上のように、本考案の射出成形用金型によれば、プラスチックレンズのフラ
ンジの内径面は、離型時に滑らかに金型を摺動するので、離型抵抗によるレンズ
変形を極めて小さくすることができ、面形状の良好なプラスチックレンズを得る
ことができる。
【図1】本考案の実施例1の射出成形用金型を示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】図1における要部の拡大縦断面図である。
【図3】本考案の実施例1の射出成形用金型で成形した
プラスチックレンズの光学面のレーザ干渉計による測定
結果を示す特性図である。
プラスチックレンズの光学面のレーザ干渉計による測定
結果を示す特性図である。
【図4】本考案の実施例3の射出成形用金型を示す縦断
面図である。
面図である。
【図5】従来の射出成形用金型を示す縦断面図である。
【図6】従来の射出成形用金型で成形したプラスチック
レンズの光学面のレーザ干渉計による測定結果を示す特
性図である。
レンズの光学面のレーザ干渉計による測定結果を示す特
性図である。
1 固定板
2 固定入子
3 固定型
4 可動板
5 可動入子
6 可動型
7 パーティングライン
8 プラスチックレンズ
8a フランジ
9 テフロン膜
Claims (1)
- 【請求項1】 外周部にフランジを有するプラスチック
レンズの射出成形用金型において、前記フランジの内径
面を形成する部分の表面の摺動性を、他の部分よりも高
めたことを特徴とする射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3612791U JPH04122017U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3612791U JPH04122017U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 射出成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04122017U true JPH04122017U (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=31918136
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3612791U Withdrawn JPH04122017U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04122017U (ja) |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3612791U patent/JPH04122017U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950713 |