JPH04122829U - 電磁クラツチ - Google Patents
電磁クラツチInfo
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- JPH04122829U JPH04122829U JP2921491U JP2921491U JPH04122829U JP H04122829 U JPH04122829 U JP H04122829U JP 2921491 U JP2921491 U JP 2921491U JP 2921491 U JP2921491 U JP 2921491U JP H04122829 U JPH04122829 U JP H04122829U
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- differential
- clutch
- electromagnet
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- Pending
Links
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- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 3
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 摩擦クラッチを収納する回転ケースとの間に
ギャップを介して電磁石が配置される電磁クラッチであ
って、電磁石の支持を確実にしてギャップの変動をなく
し、締結力を安定して制御できる電磁クラッチの提供を
目的とする。 【構成】 この考案の電磁クラッチは、フランジ部を有
するケーシング17と、このケーシング17に収納され
た回転ケース15と、この回転ケース15に収納された
摩擦クラッチ95と、前記回転ケース15をフランジ部
29との間で支承するベアリング31と、ヨークがフラ
ンジ部29と一体に形成されると共に回転ケース15と
の間に形成したギャップ109,111を通る磁気回路
107を介して前記クラッチ95を操作する電磁石10
1とを備えたことを特徴とする。
ギャップを介して電磁石が配置される電磁クラッチであ
って、電磁石の支持を確実にしてギャップの変動をなく
し、締結力を安定して制御できる電磁クラッチの提供を
目的とする。 【構成】 この考案の電磁クラッチは、フランジ部を有
するケーシング17と、このケーシング17に収納され
た回転ケース15と、この回転ケース15に収納された
摩擦クラッチ95と、前記回転ケース15をフランジ部
29との間で支承するベアリング31と、ヨークがフラ
ンジ部29と一体に形成されると共に回転ケース15と
の間に形成したギャップ109,111を通る磁気回路
107を介して前記クラッチ95を操作する電磁石10
1とを備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は、電磁クラッチに関する。
【0002】
特開昭63−195449号公報に「すべり制限差動歯車アセンブリ」が記載
されている。これは、電磁クラッチにより差動制限を行うデファレンシャル装置
である。この装置では、クラッチ部は差動機構と共にケースに収納されており、
このケースは外部ハウジング内にベアリングを介して回転自在に配置されている
。電磁石はこの外部ハウジングのベアリングキャップにボルトを介して連結され
ている。電磁石とケース側のアーマチャとの間にはエアギャップが設けられ、こ
のエアギャップ調整は上記のボルトで行われる。
【0003】
このように電磁石がボルトを介してハウジング側(ベアリングキャップ)に連
結されているから、支持が不確実である。従って、エアギャップの変化により磁
気回路の磁気抵抗が変動し易く、差動制限特性が不安定である。又、支持性を改
善するため電磁石とケースとの間に専用のベアリングを配置しなければならない
。
【0004】
電磁石を外部ハウジング側と一体にすればこのような欠点は解決されるが、ベ
アリングキャップはハウジング本体に対して半割り状態にされており、電磁石と
一体にするには不適当である。
【0005】
そこで、この考案は、電磁石の保持が確実でギャップの変動がなく、安定した
特性が得られると共に電磁石専用のベアリングが不要な電磁クラッチの提供を目
的とする。
【0006】
この考案の電磁クラッチは、フランジ部を有するケーシングと、このケーシン
グに収納された回転ケースと、この回転ケースに収納された摩擦クラッチと、前
記回転ケースをフランジ部との間で支承するベアリングと、ヨークがフランジ部
と一体に形成されると共に回転ケースとの間に形成したギャップを通る磁気回路
を介して前記クラッチを操作する電磁石とを備えたことを特徴とする。
【0007】
電磁石の磁力は磁気回路を介して摩擦クラッチに導かれ、締結力の操作を行う
。
【0008】
電磁石のヨークはフランジと一体に形成され、磁気回路の一部をなすギャップ
はフランジと回転ケーシングとの間に配置されたベアリングによって一定に保た
れる。
【0009】
従って、ギャップの変動による磁気回路の磁気抵抗変化がなく、締結力を安定
して制御できる。又、電磁石を支承するためのベアリングが不要であり、部品点
数が低減される。
【0010】
図1ないし図3により一実施例の説明をする。
【0011】
図1はこの実施例を差動制限装置に用いたデファレンシャル装置を示し、図3
はこのデファレンシャル装置が用いられた4輪駆動(4WD)車の動力伝達装置
を示す。なお、左右の方向はこの車両の前後の方向であり、各図の左方は車両の
前方に相当する。又、附号を附していない部材等は図示されていない。
【0012】
図3の動力伝達装置は縦置きのトランスミッション1とトランスファ3とから
構成されている。
【0013】
トランスミッション1は矢印5のようにインプットシャフト7に入力した縦置
きエンジンの回転を、変速ギヤ組9の選択によって変速し、中空のメインシャフ
ト11から出力する。トランスファ3はセンターデフ13(前後輪軸間に配置さ
れた図1のデファレンシャル装置)を備えている。
【0014】
図1のように、センターデフ13のデフケース15(回転ケース)はトランス
ファケース17(ケーシング)内に回転自在に配置されている。デフケース15
の前側の円筒部19はトランスミッションケース21とトランスファケース17
との隔壁23にベアリング25を介して支承され、後側の円筒部27はトランス
ファケース17のフランジ29にベアリング31を介して支承されている。トラ
ンスミッション1のメインシャフト11は円筒部19にスプライン連結されてい
る。
【0015】
こうしてデフケース15はトランスミッション1を介してエンジンの駆動力に
より回転駆動される。
【0016】
デフケース15の内部には前後のハブ33,35が相対回転自在に同軸配置さ
れている。前側のハブ33は前輪側のドライブピニオンシャフト37とスプライ
ン連結されており、このシャフト37はドライブピニオンギヤ39とフロントデ
フ(前輪側のデファレンシャル装置)とを介して左右の前輪に連結されている。
【0017】
後側のハブ35はスプライン連結されたシャフト41と、プロペラシャフトと
リヤデフ(後輪側のデファレンシャル装置)とを介して左右の後輪に連結されて
いる。ドライブピニオンシャフト37はベアリング43を介してデフケース15
に支承されている。ベアリング45はドライブピニオンシャフト37にシャフト
41を支承すると共に、これらのシャフト37,41のセンターリングをしてい
る。
【0018】
デフケース15内にはプラネタリーギヤ式の差動機構47が配置されている。
差動機構47は、次のような順に噛合ったインターナルギヤ49、外側のピニオ
ンギヤ51、内側のピニオンギヤ53、サンギヤ55を備えている。
【0019】
インターナルギヤ49はデフケース15に形成され、サンギヤ55は前側のハ
ブ33に形成されている。外側と内側のピニオンギヤ51,53はそれぞれのピ
ニオンシャフト57,59上で回転自在に支承されている。各ピニオンシャフト
57,59は前側と後側のピニオンキャリヤ61,63に両端を加締めて支持さ
れている。
【0020】
各ピニオンキャリヤ61,63は一体に溶接されており、後側のハブ35とキ
ャリヤ63とは一体に形成されている。各ギヤ51,53とキャリヤ61,63
との間にはワッシャ65,65が配置されている。
【0021】
こうして、差動機構47が構成されており、デフケース15(インターナルギ
ヤ49)に入力したエンジンの回転はピニオンギヤ51,53を介してサンギヤ
55(ハブ33)とピニオンキャリヤ61,63(ハブ35)とに分割され、ハ
ブ33,35を介して前輪側と後輪側とに伝達されると共に、前後輪間の駆動抵
抗差により生じるピニオンギヤ51,53の自転と公転とにより前後各側に差動
分配される。
【0022】
差動機構47の前側には、ピニオンキャリヤ61の円筒部67とハブ33とを
連結する多板式のメインクラッチ69が配置されている。デフケース15の前壁
71とクラッチ69との間にはワッシャ73が配置され、キャリヤ61とクラッ
チ69との間にはシム75が配置されている。
【0023】
デフケース15には開口77,79が設けられている。又、トランスファケー
ス17にはオイルが封入されており、このオイルはこれらの開口77,79から
流出入しデフケース15内の潤滑を行う。なお、ワッシャ73の爪81は前壁7
1の開口77に折り込まれている。
【0024】
ピニオンキャリヤ63の後側にはカムリング83が配置されている。図2に示
すように、キャリヤ63とカムリング83との間にはボール85を介してカム8
7が形成されている。デフケース15の後壁89とカムリング83との間には前
側からニードルベアリング91とワッシャ93とが配置されている。
【0025】
カムリング83とデフケース15との間にはこれらを連結する多板式のパイロ
ットクラッチ95(摩擦クラッチ)が配置されている。クラッチ95の前側には
アーマチャ97が前後方向自在に配置されている。デフケース15の内周にはア
ーマチャ97とピニオンキャリヤ63との接触を防ぐ止め輪99が装着されてい
る。
【0026】
デフケース15の後側の円筒部27周囲にはリング状の電磁石101が同軸配
置されている。電磁石101はコイル103とヨーク105とを備えており、ヨ
ーク105はトランスファケース17のフランジ29と一体に形成されている。
【0027】
デフケース15の後壁89とヨーク105との間には電磁石101の磁気回路
107の一部をなすエアギャップ109,111(ギャップ)とが形成されてい
る。後壁89には短絡を防いで磁力をアーマチャ97へ導くために、非磁性体の
リング113が埋め込まれている。
【0028】
エアギャップ109,111はフランジ29とデフケース15の円筒部27と
の間に配置されたベアリング31により一定に保たれているから、磁気回路10
7の磁気抵抗はエアギャップ109,111の変動から解放され、安定している
。
【0029】
フランジ29はベアリング31を嵌着しワッシャ115と止め輪117とを取
付けた後、ベアリング31を円筒部27に嵌着しながら、トランスファケース1
7との間にOリング119を配置した状態で、ボルト121でトランスファケー
ス17に取付ける。このように、電磁石101がフランジ29と一体に構成され
ているから、従来例と異なって電磁石専用のベアリングが不要であり、部品点数
が低減される。
【0030】
電磁石101は磁気回路107を介してアーマチャ97を吸引し、パイロット
クラッチ95を締結させる。
【0031】
クラッチ95が締結されると、カムリング83はクラッチ95を介してデフケ
ース15に連結される。又、カムリング83はカム87を介してピニオンキャリ
ヤ63に連結されているから、クラッチ95の締結力(滑り)に応じてインター
ナルギヤ49とピニオンギヤ51,53との差動回転が制動され、差動機構47
の差動制限が行われる。
【0032】
又、クラッチ95が締結されると差動機構47の差動トルクがカム87に掛り
、図2に示すように前後方向のカムスラスト力123,125が生じる。前方向
のスラスト力123によりピニオンキャリヤ61,63は前方に移動し、メイン
クラッチ69をキャリヤ61(シム75)とデフケース15(ワッシャ73)と
の間で押圧して締結させ、サンギヤ55とピニオンギヤ51,53との差動回転
が制動され、差動機構47の差動を制限する。
【0033】
こうして、パイロットクラッチ95とメインクラッチ69の締結力により差動
制限力が強化される。なお、後方向のスラスト力125はベアリング91とワッ
シャ93とを介してデフケース15に入力し、前方向のスラスト力123によっ
て相殺される。
【0034】
電磁石101によりパイロットクラッチ95の締結力(滑り)を調節するとス
ラスト力123が変化し、それに伴ってメインクラッチ69の締結力(滑り)が
変化して差動制限力を制御できる。各クラッチ69,95の締結力が充分に大き
いと前後輪間の差動はロックされ、締結力を適度に緩めるとこの差動は許容され
る。パイロットクラッチ95を開放するとメインクラッチ69も開放され、差動
はフリーになる。
【0035】
電磁石101によるこのような差動制限力の制御操作は運転席から手動操作可
能か、又は路面条件や車両の操舵条件などに応じて自動操作可能に構成されてい
る。
【0036】
こうして、センターデフ13が構成されている。
【0037】
このセンターデフ13を装備した車両において、悪路などで前輪と後輪の一方
が空転状態になっても、センターデフ13を介して他方の車輪に駆動力が送られ
て走破性が保たれる。又センターデフ13により前後輪間の差動制限力を強める
か、差動をロックすると車両の直進安定性が向上し、差動制限力を緩めて前後輪
間の差動を許容すれば車両は円滑な旋回が行える。
【0038】
センターデフ13の差動制限特性が変動しないから車両は安定した上記のよう
な動力特性が得られる。
【0039】
なお、この考案の電磁クラッチは実施例のような差動制限装置だけでなく、動
力伝達装置として単体で用いられる多板クラッチ装置に適用してもよい。又、エ
アギャップ109,111には磁性流体などを充填してもよい。又、電磁石の形
状はリング状に限らない。
【0040】
この考案の電磁クラッチは、摩擦クラッチを収納した回転ケースをベアリング
を介してケーシングのフランジに支承すると供にこのフランジと電磁石とを一体
に構成してギャップの変動をなくしたから、締結力を安定して制御できると共に
、電磁石専用のベアリングが不要となり部品点数が低減される。
【図1】一実施例を用いたデファレンシャル装置の断面
図である。
図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のデファレンシャル装置を用いた動力伝達
装置のスケルトン機構図である。
装置のスケルトン機構図である。
15 デフケース(回転ケース)
17 トランスファケース(ケーシング)
29 フランジ
31 ベアリング
95 パイロットクラッチ(摩擦クラッチ)
101 電磁石
105 ヨーク
107 磁気回路
109,111 エアギャップ(ギャップ)
Claims (1)
- 【請求項1】 フランジ部を有するケーシングと、この
ケーシングに収容された回転ケースと、この回転デース
に収納された摩擦クラッチと、前記回転ケースをフラン
ジ部との間で支承するベアリングと、ヨークがフランジ
部と一体に形成されると共に回転ケースとの間に形成し
たギャップを通る磁気回路を介して前記クラッチを操作
する電磁石とを備えたことを特徴とする電磁クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2921491U JPH04122829U (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 電磁クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2921491U JPH04122829U (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 電磁クラツチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04122829U true JPH04122829U (ja) | 1992-11-05 |
Family
ID=31913112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2921491U Pending JPH04122829U (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 電磁クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04122829U (ja) |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP2921491U patent/JPH04122829U/ja active Pending
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