JPH0412319Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412319Y2 JPH0412319Y2 JP12277883U JP12277883U JPH0412319Y2 JP H0412319 Y2 JPH0412319 Y2 JP H0412319Y2 JP 12277883 U JP12277883 U JP 12277883U JP 12277883 U JP12277883 U JP 12277883U JP H0412319 Y2 JPH0412319 Y2 JP H0412319Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage tank
- plate
- anchor
- anchor strap
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、地上貯槽のアンカー装置に関す
る。
る。
従来の技術
地上に設置される貯槽は、地震その他の外力に
抵抗するために地盤に固定された基礎にアンカー
を取ることが多い。
抵抗するために地盤に固定された基礎にアンカー
を取ることが多い。
地上貯槽のアンカー装置としては、第1図に例
示する如く、貯槽躯体1の側板と、地盤2に固定
された基礎3との間に、アンカーストラツプ4を
張力伝達可能な如く所要の本数取付けて構成した
ものが広く使用されている。第1図に例示した貯
槽は低温地上貯槽であつて、貯槽躯体1となる内
槽の外側には防熱層5を介して外槽6が設けら
れ、又貯槽底部には底部保冷7が設けられてい
る。又、この例では基礎3は基礎杭8を介して地
盤2に支持されている。
示する如く、貯槽躯体1の側板と、地盤2に固定
された基礎3との間に、アンカーストラツプ4を
張力伝達可能な如く所要の本数取付けて構成した
ものが広く使用されている。第1図に例示した貯
槽は低温地上貯槽であつて、貯槽躯体1となる内
槽の外側には防熱層5を介して外槽6が設けら
れ、又貯槽底部には底部保冷7が設けられてい
る。又、この例では基礎3は基礎杭8を介して地
盤2に支持されている。
アンカーストラツプ4の上端部と貯槽側板とを
溶接しないで取付ける方法としては、従来第2図
及び第3図に示すような構造が知られている。各
図のaは貯槽側板の外面に向つて見た正面図で、
bはこれに直角方向の断面図である。第2図に示
す例では、アンカーストラツプ4の上端部には、
貯槽側板1に向いた側に板厚を増厚させる等の方
法により、ハンマー形状の頂部を形成し(これを
ハンマーヘツドと称する)、一方、貯槽側板1に
は、上記のハンマーヘツドが当接するように設け
た当板11を溶接しておき、現場で当板11の上
側にアンカーストラツプ4上端部を当接させ、し
かる後にアンカーストラツプ4の背面を押える押
え板12の両端部を側板1又は当板11の背面に
溶接して、アンカーストラツプ4が当板11から
離脱することを防止する。又、第3図に示す例で
は2枚の当板11を横方向にアンカーストラツプ
の幅より若干広い間隔で並べて貯槽側板1に溶接
により固定し、一方、アンカーストラツプ4の上
端部背面側を増厚等の方法によりハンマーヘツド
を形成し、アンカーストラツプ4を2つの当板1
1の間に嵌め込み、上記ハンマーヘツドの下縁に
上縁が当接する如く押え板12を2つの当板11
を橋絡して配置し、その両端部を当板11に溶接
し、ストラツプ4の抜け止めとすると共にこれを
介して張力を伝達するようにしている。
溶接しないで取付ける方法としては、従来第2図
及び第3図に示すような構造が知られている。各
図のaは貯槽側板の外面に向つて見た正面図で、
bはこれに直角方向の断面図である。第2図に示
す例では、アンカーストラツプ4の上端部には、
貯槽側板1に向いた側に板厚を増厚させる等の方
法により、ハンマー形状の頂部を形成し(これを
ハンマーヘツドと称する)、一方、貯槽側板1に
は、上記のハンマーヘツドが当接するように設け
た当板11を溶接しておき、現場で当板11の上
側にアンカーストラツプ4上端部を当接させ、し
かる後にアンカーストラツプ4の背面を押える押
え板12の両端部を側板1又は当板11の背面に
溶接して、アンカーストラツプ4が当板11から
離脱することを防止する。又、第3図に示す例で
は2枚の当板11を横方向にアンカーストラツプ
の幅より若干広い間隔で並べて貯槽側板1に溶接
により固定し、一方、アンカーストラツプ4の上
端部背面側を増厚等の方法によりハンマーヘツド
を形成し、アンカーストラツプ4を2つの当板1
1の間に嵌め込み、上記ハンマーヘツドの下縁に
上縁が当接する如く押え板12を2つの当板11
を橋絡して配置し、その両端部を当板11に溶接
し、ストラツプ4の抜け止めとすると共にこれを
介して張力を伝達するようにしている。
考案が解決しようとする問題点
第2図及び第3図に示すような片側にのみ板厚
を増厚させる等の方法により形成したハンマーヘ
ツドを有するアンカーストラツプに引張力が作用
する場合、アンカーストラツプの板厚方向の中立
軸がずれることによりアンカーストラツプの板の
面外方向に曲げモーメントが付加されることにな
る。そのほか、当板11と貯槽側板1の位置によ
つては、力の作用位置のずれによつて、貯槽側板
の受ける付加曲げモーメントが大きくなることが
ある。また、貯槽に液体が貯溜され、内圧が作用
した時、当板11の拘束により貯槽側板1に発生
する付加応力を考えると、第5図の構造では当板
11の幅が構造上大きくなり、又第6図の構造で
も押え板12により2つの当板11同志が一体的
に結合されているため、拘束による付加応力が大
きくなる。したがつて、押え板取付部の強度を大
きくすることが必要になる。
を増厚させる等の方法により形成したハンマーヘ
ツドを有するアンカーストラツプに引張力が作用
する場合、アンカーストラツプの板厚方向の中立
軸がずれることによりアンカーストラツプの板の
面外方向に曲げモーメントが付加されることにな
る。そのほか、当板11と貯槽側板1の位置によ
つては、力の作用位置のずれによつて、貯槽側板
の受ける付加曲げモーメントが大きくなることが
ある。また、貯槽に液体が貯溜され、内圧が作用
した時、当板11の拘束により貯槽側板1に発生
する付加応力を考えると、第5図の構造では当板
11の幅が構造上大きくなり、又第6図の構造で
も押え板12により2つの当板11同志が一体的
に結合されているため、拘束による付加応力が大
きくなる。したがつて、押え板取付部の強度を大
きくすることが必要になる。
考案の目的
この考案は、従来の地上貯槽のアンカー装置の
上述の欠点を解決した、現場溶接施工が不要で、
貯槽に内圧が作用した場合の付加応力及びアンカ
ーストラツプに引張力が作用した場合の付加モー
メントが小さくなるようなアンカー装置を提供す
ることを目的とする。
上述の欠点を解決した、現場溶接施工が不要で、
貯槽に内圧が作用した場合の付加応力及びアンカ
ーストラツプに引張力が作用した場合の付加モー
メントが小さくなるようなアンカー装置を提供す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記の問題点を解決するため、アン
カーストラツプの上部を貯槽側板に、下部を基礎
に張力伝達可能な如く取付けた地上貯槽のアンカ
ー装置において、アンカーストラツプの上部を横
方向に拡大した形状に形成するとともに、2枚の
当板を横方向にアンカーストラツプの通常部の幅
以上隔てゝ貯槽側板外面に固着し、これら2枚の
当板の間にアンカーストラツプを通してその拡大
部の下縁面を上記の当板の上を向いた縁面に当接
させ、力を伝達させることを特徴とする。
カーストラツプの上部を貯槽側板に、下部を基礎
に張力伝達可能な如く取付けた地上貯槽のアンカ
ー装置において、アンカーストラツプの上部を横
方向に拡大した形状に形成するとともに、2枚の
当板を横方向にアンカーストラツプの通常部の幅
以上隔てゝ貯槽側板外面に固着し、これら2枚の
当板の間にアンカーストラツプを通してその拡大
部の下縁面を上記の当板の上を向いた縁面に当接
させ、力を伝達させることを特徴とする。
作 用
本考案のアンカー装置は上記の如く構成されて
いるので、アンカーストラツプは、上端付近では
直接貯槽側板の外面に接しており、アンカースト
ラツプに作用する引張力はアンカーストラツプの
厚さの範囲で貯槽側板に固定された当板に伝達さ
れるので、アンカーストラツプ自身には板の面外
方向の曲げモーメントは作用しないし、貯槽側板
に作用する付加曲げモーメントについても、貯槽
側板と、当板との位置のずれは最小となり、付加
モーメントを最小にすることができる。
いるので、アンカーストラツプは、上端付近では
直接貯槽側板の外面に接しており、アンカースト
ラツプに作用する引張力はアンカーストラツプの
厚さの範囲で貯槽側板に固定された当板に伝達さ
れるので、アンカーストラツプ自身には板の面外
方向の曲げモーメントは作用しないし、貯槽側板
に作用する付加曲げモーメントについても、貯槽
側板と、当板との位置のずれは最小となり、付加
モーメントを最小にすることができる。
又、貯槽に内圧が作用した時、当板の拘束によ
り発生する付加応力は当板の幅を小さくすること
が可能なため、従来の構成の場合よりも小さくす
ることができる。
り発生する付加応力は当板の幅を小さくすること
が可能なため、従来の構成の場合よりも小さくす
ることができる。
以下、本考案を図面に示す実施例に基いて詳細
に説明する。
に説明する。
第4図a,bは本考案の第1実施例であつて、
アンカーストラツプ4の上端部は横方向に拡大さ
れてT字形になつている。貯槽側板1の外面には
2枚の当板11が横方向にアンカーストラツプ4
の通常部の横幅より多少大きな間隔を置いて溶接
により固着されている。各当板11の背面には押
え板12が別個に溶接して取付けられている。押
え板12は、アンカーストラツプ4を2枚の当板
11の間に挿入し、その上端部のT字形部の下縁
面を当板11の上を向いた縁面に当接させた場
合、押え板12によつてアンカーストラツプ4の
背面を押さえることが出来る位置に取付けられて
いる。図に示す実施例では、押え板12は鉛直方
向に延びてアンカーストラツプの上端部の張り出
し部を押えるようになつているが、必ずしもそう
する必要はなく、両方の当板から水平方向に、又
は斜方向に中心線に向つて延びてアンカーストラ
ツプを押えるようにしてもよく、要は、押え板が
両側の当板11を橋絡することがなく、かつ、ア
ンカーストラツプ4が貯槽側板1から離れる方向
に移動して拡大部の下縁面と当板11の上を向い
た縁面との係合が外れないものであればよい。
アンカーストラツプ4の上端部は横方向に拡大さ
れてT字形になつている。貯槽側板1の外面には
2枚の当板11が横方向にアンカーストラツプ4
の通常部の横幅より多少大きな間隔を置いて溶接
により固着されている。各当板11の背面には押
え板12が別個に溶接して取付けられている。押
え板12は、アンカーストラツプ4を2枚の当板
11の間に挿入し、その上端部のT字形部の下縁
面を当板11の上を向いた縁面に当接させた場
合、押え板12によつてアンカーストラツプ4の
背面を押さえることが出来る位置に取付けられて
いる。図に示す実施例では、押え板12は鉛直方
向に延びてアンカーストラツプの上端部の張り出
し部を押えるようになつているが、必ずしもそう
する必要はなく、両方の当板から水平方向に、又
は斜方向に中心線に向つて延びてアンカーストラ
ツプを押えるようにしてもよく、要は、押え板が
両側の当板11を橋絡することがなく、かつ、ア
ンカーストラツプ4が貯槽側板1から離れる方向
に移動して拡大部の下縁面と当板11の上を向い
た縁面との係合が外れないものであればよい。
この実施例では、当板11及び押え板12はあ
らかじめ貯槽側板1に工場で溶接しておくことが
出来るので、現場ではアンカーストラツプ4を上
方から落し込むだけで、貯槽側板1との取付けは
完了する。
らかじめ貯槽側板1に工場で溶接しておくことが
出来るので、現場ではアンカーストラツプ4を上
方から落し込むだけで、貯槽側板1との取付けは
完了する。
このアンカー装置の作用は、作用の項で述べた
とおりである。
とおりである。
効 果
以上の如く、本考案によれば、地上貯槽のアン
カー装置の現場取付け施工に対して現場溶接が不
要になり、又アンカーストラツプと貯槽側板との
取合部で側板に発生する付加応力、付加モーメン
トが減少することにより、信頼性が向上するとと
もに、コスト低減にも効果が得られる。
カー装置の現場取付け施工に対して現場溶接が不
要になり、又アンカーストラツプと貯槽側板との
取合部で側板に発生する付加応力、付加モーメン
トが減少することにより、信頼性が向上するとと
もに、コスト低減にも効果が得られる。
第1図は地上貯槽とそのアンカー装置の概要を
示す断面図、第2図乃至第3図は夫々従来のアン
カー装置のアンカーストラツプ上端部と貯槽側板
との取付構造を示す図でaは貯槽側板外面に向つ
て見た正面図、bはこれに直角方向の縦断面図、
第4図a,bは夫々本考案の実施例の同様の図で
ある。 1……貯槽側板、3……基礎、4……アンカー
ストラツプ、11……当板、12……押え板。
示す断面図、第2図乃至第3図は夫々従来のアン
カー装置のアンカーストラツプ上端部と貯槽側板
との取付構造を示す図でaは貯槽側板外面に向つ
て見た正面図、bはこれに直角方向の縦断面図、
第4図a,bは夫々本考案の実施例の同様の図で
ある。 1……貯槽側板、3……基礎、4……アンカー
ストラツプ、11……当板、12……押え板。
Claims (1)
- アンカーストラツプの上部を貯槽側板に、下部
を基礎に張力伝達可能な如く取付けた地上貯槽の
アンカー装置において、アンカーストラツプの上
部を横方向に拡大した形状に形成するとともに、
2枚の当板を横方向にアンカーストラツプの通常
部の幅以上隔てゝ貯槽側板外面に固着し、これら
2枚の当板の間にアンカーストラツプを通してそ
の拡大部の下縁面を上記の当板の上を向いた縁面
に当接させ、力を伝達させることを特徴とする地
上貯槽のアンカー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12277883U JPS6031600U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 地上貯槽のアンカ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12277883U JPS6031600U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 地上貯槽のアンカ−装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6031600U JPS6031600U (ja) | 1985-03-04 |
| JPH0412319Y2 true JPH0412319Y2 (ja) | 1992-03-25 |
Family
ID=30280509
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12277883U Granted JPS6031600U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 地上貯槽のアンカ−装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031600U (ja) |
-
1983
- 1983-08-09 JP JP12277883U patent/JPS6031600U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6031600U (ja) | 1985-03-04 |
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