JPH0814143B2 - 構造物支承部の支持装置 - Google Patents
構造物支承部の支持装置Info
- Publication number
- JPH0814143B2 JPH0814143B2 JP3113490A JP3113490A JPH0814143B2 JP H0814143 B2 JPH0814143 B2 JP H0814143B2 JP 3113490 A JP3113490 A JP 3113490A JP 3113490 A JP3113490 A JP 3113490A JP H0814143 B2 JPH0814143 B2 JP H0814143B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base plate
- plate
- seat plate
- anchor bolt
- force
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は鉄骨造の屋根,またはこれに柱を含めた上
部構造の支承部を、その構築後の水平方向の拡がりが終
了した後に下部構造に固定する、構造物支承部の支持装
置に関するものである。
部構造の支承部を、その構築後の水平方向の拡がりが終
了した後に下部構造に固定する、構造物支承部の支持装
置に関するものである。
梁と桁等からなる屋根構造や、これに接続する柱等を
含めた鉄骨造の上部構造の、コンクリート造や鉄骨造の
下部構造への支承部は従来、第7図−Iに示すように例
えばリブプレート等から構成される柱脚の下端に接合さ
れるベースプレートを下部構造中に埋め込まれたアンカ
ーボルトにより接合する構造となっている。
含めた鉄骨造の上部構造の、コンクリート造や鉄骨造の
下部構造への支承部は従来、第7図−Iに示すように例
えばリブプレート等から構成される柱脚の下端に接合さ
れるベースプレートを下部構造中に埋め込まれたアンカ
ーボルトにより接合する構造となっている。
上部構造はサポートにより鉛直荷重が支持されながら
組み立てられるが、上部構造が山形ラーメン等、屋根に
勾配が付く形態の場合には、上部構造構築後のサポート
撤去時に、自重により支承部が拡張しようとし、水平方
向に移動するため、このときアンカーボルトに無理な力
をかけないために第7図−II,第8図に示すようにベー
スプレートにはアンカーボルトの径より大きい、移動量
を見込んだ孔が明けられる。
組み立てられるが、上部構造が山形ラーメン等、屋根に
勾配が付く形態の場合には、上部構造構築後のサポート
撤去時に、自重により支承部が拡張しようとし、水平方
向に移動するため、このときアンカーボルトに無理な力
をかけないために第7図−II,第8図に示すようにベー
スプレートにはアンカーボルトの径より大きい、移動量
を見込んだ孔が明けられる。
この孔の存在によりベースプレートの接合時、上部構
造は下部構造に対して可動状態にあるため、上下部構造
間で水平力を伝達させるには例えば第7図,第8図に示
すようにベースプレート上にアンカーボルトの径と同程
度の孔を有する押え板を上部構造の移動後に溶接し、ベ
ースプレートをアンカーボルトに一体化することにより
水平力に対して上部構造を拘束する処理が必要になる。
造は下部構造に対して可動状態にあるため、上下部構造
間で水平力を伝達させるには例えば第7図,第8図に示
すようにベースプレート上にアンカーボルトの径と同程
度の孔を有する押え板を上部構造の移動後に溶接し、ベ
ースプレートをアンカーボルトに一体化することにより
水平力に対して上部構造を拘束する処理が必要になる。
ところが、この構造ではアンカーボルトは押え板位置
に加力され、コンクリート,またはベースモルタルの天
端より上側に片持ち梁式に水平力を受ける結果、引き抜
き力とせん断力に加え、曲げモーメントを負担すること
になる。
に加力され、コンクリート,またはベースモルタルの天
端より上側に片持ち梁式に水平力を受ける結果、引き抜
き力とせん断力に加え、曲げモーメントを負担すること
になる。
この曲げモーメントによる応力に対してはアンカーボ
ルトの径を大きくすることで対応することも可能である
が、アンカーボルトが極めて太くなるため、支持装置が
大型化し、実用的ではなくなる可能性がある。
ルトの径を大きくすることで対応することも可能である
が、アンカーボルトが極めて太くなるため、支持装置が
大型化し、実用的ではなくなる可能性がある。
この発明はこうした背景を踏まえてなされたもので、
アンカーボルトに与える水平力の影響を低減する支持装
置を新たに提案しようとするものである。
アンカーボルトに与える水平力の影響を低減する支持装
置を新たに提案しようとするものである。
本発明ではベースプレートの下にこれより平面積の大
きいシートプレートを置き、その上面の、ベースプレー
トの少なくとも1方向両側にストッパを接合することに
より上部構造の水平力を、アンカーボルトの突出端部で
あるシートプレート位置から下部構造へ伝達し、アンカ
ーボルトへの曲げモーメントの作用を防止し、その負担
応力を軽減する。
きいシートプレートを置き、その上面の、ベースプレー
トの少なくとも1方向両側にストッパを接合することに
より上部構造の水平力を、アンカーボルトの突出端部で
あるシートプレート位置から下部構造へ伝達し、アンカ
ーボルトへの曲げモーメントの作用を防止し、その負担
応力を軽減する。
シートプレートはベースプレートの下面と下部構造上
面間に全面に亘って配置され、その上面の、ベースプレ
ートを挟んで対向する方向にこれに係止する状態にスト
ッパが接合される。
面間に全面に亘って配置され、その上面の、ベースプレ
ートを挟んで対向する方向にこれに係止する状態にスト
ッパが接合される。
上部構造に加わる水平力はベースプレートよりストッ
パ,及びシートプレートを介してアンカーボルトの突出
端に伝達し、アンカーボルトには引き抜き力とせん断力
のみが作用することになる。
パ,及びシートプレートを介してアンカーボルトの突出
端に伝達し、アンカーボルトには引き抜き力とせん断力
のみが作用することになる。
以下本発明を一実施例を示す図面に基づいて説明す
る。
る。
この発明の支持装置Aは上部構造S1の下端に接合され
たベースプレート1と下部構造S2の上面との間に配置さ
れるシートプレート2と、その上面のベースプレート1
の水平方向両側に接合されるストッパ3,3とから構成さ
れ、シートプレート2とストッパ3を介して上部構造S1
の水平力を下部構造S2に伝達するものである。
たベースプレート1と下部構造S2の上面との間に配置さ
れるシートプレート2と、その上面のベースプレート1
の水平方向両側に接合されるストッパ3,3とから構成さ
れ、シートプレート2とストッパ3を介して上部構造S1
の水平力を下部構造S2に伝達するものである。
ベースプレート1とシートフレート2には第1図に示
すようにアンカーボルト4が挿通する挿通孔1a,2aがそ
れぞれ明けられるが、ベースプレート1の挿通孔1aは上
部構造S1の載荷時の水平移動を許容するためにアンカー
ボルト4の径より大きめに、一方のシートプレート2の
挿通孔2aはアンカーボルト4に力を伝達する必要より同
程度の大きさに明けられる。
すようにアンカーボルト4が挿通する挿通孔1a,2aがそ
れぞれ明けられるが、ベースプレート1の挿通孔1aは上
部構造S1の載荷時の水平移動を許容するためにアンカー
ボルト4の径より大きめに、一方のシートプレート2の
挿通孔2aはアンカーボルト4に力を伝達する必要より同
程度の大きさに明けられる。
シートプレート2は、下部構造S2がコンクリート造の
場合は天端上に敷かれるベースモルタル5上に設置され
る。
場合は天端上に敷かれるベースモルタル5上に設置され
る。
またシートプレート2とベースプレート1間には、必
要により上部構造S1が水平移動するときの、ベースプレ
ート1のシートプレート2に対する相対移動を円滑にす
るためのスライディングパッド6が介在される。
要により上部構造S1が水平移動するときの、ベースプレ
ート1のシートプレート2に対する相対移動を円滑にす
るためのスライディングパッド6が介在される。
スライディングパッド6は例えば薄肉のプレートの片
面にグリース等を塗布することにより、または四フッ化
エチレンの膜をプレートに重ねて配置することにより形
成され、ベースプレート1とシートプレート2との摩擦
係数を低減したものである。
面にグリース等を塗布することにより、または四フッ化
エチレンの膜をプレートに重ねて配置することにより形
成され、ベースプレート1とシートプレート2との摩擦
係数を低減したものである。
このスライディングパッド6はまた摩擦力低減の結
果、ベースプレート1が偏って滑動する事態を防止し、
ストッパ3への力を平準化する役目を果たす。
果、ベースプレート1が偏って滑動する事態を防止し、
ストッパ3への力を平準化する役目を果たす。
ストッパ3,3はベースプレート1の少なくとも1方向
の両側に対向して配置される。
の両側に対向して配置される。
第1図はベースプレート1の挿通孔1aをアンカーボル
ト4の径より大きく円形に明けたことに対応して2方向
に対向して配置した場合、第2図は挿通孔1aを1方向に
長く明けたことに対応して1方向に対向させた場合であ
る。
ト4の径より大きく円形に明けたことに対応して2方向
に対向して配置した場合、第2図は挿通孔1aを1方向に
長く明けたことに対応して1方向に対向させた場合であ
る。
前者の場合の、第1図の実施例ではストッパ3の平面
形状を鉤形にすることにより4箇所の配置により2方向
に対向させている。
形状を鉤形にすることにより4箇所の配置により2方向
に対向させている。
後者の実施例の場合、ストッパ3,3は挿通孔1aの長さ
方向に直交する方向に配置され、その方向の移動を拘束
して外力を伝達し、挿通孔1aの長孔方向には移動を許容
する構造とされ、支承部はその方向にはローラ支承とな
る。またこの場合、挿通孔1aにはストッパ3,3の対向す
る方向に、アンカーボルト4のベースプレート1に対す
る、上部構造S1の自重による移動分の遊びが与えられ
る。
方向に直交する方向に配置され、その方向の移動を拘束
して外力を伝達し、挿通孔1aの長孔方向には移動を許容
する構造とされ、支承部はその方向にはローラ支承とな
る。またこの場合、挿通孔1aにはストッパ3,3の対向す
る方向に、アンカーボルト4のベースプレート1に対す
る、上部構造S1の自重による移動分の遊びが与えられ
る。
またこの実施例では、上部構造S1の長孔方向の移動を
許容したことによりベースプレート1とストッパ3の側
面間にもスライディングパッド6を介在させている。
許容したことによりベースプレート1とストッパ3の側
面間にもスライディングパッド6を介在させている。
以上のいずれの実施例の場合もストッパ3,3はシート
プレート2に、上部構造S1の自重による移動が終了した
後に溶接等により接合される。
プレート2に、上部構造S1の自重による移動が終了した
後に溶接等により接合される。
ストッパ3の接合後、アンカーボルト4に押え板7を
差し込み、その上からナット4aを締め付けることにより
ベースプレート1が下部構造S2に固定される。
差し込み、その上からナット4aを締め付けることにより
ベースプレート1が下部構造S2に固定される。
第3図,第4図に示す実施例はシートプレート2の下
面にアンカー8を接合すると同時に、その下側を下部構
造S2中に埋設してシートプレート2を下部構造S2に固定
した場合で、このアンカー8により上部構造S1の水平力
を下部構造S2に伝達する構造としたものである。第3図
はアンカー8にスタッドボルトを用いた場合、第4図は
鉄骨を用いた場合である。
面にアンカー8を接合すると同時に、その下側を下部構
造S2中に埋設してシートプレート2を下部構造S2に固定
した場合で、このアンカー8により上部構造S1の水平力
を下部構造S2に伝達する構造としたものである。第3図
はアンカー8にスタッドボルトを用いた場合、第4図は
鉄骨を用いた場合である。
これらの実施例ではストッパ3からシートプレート2
に伝わる水平力の多くをアンカー8が負担するためアン
カーボルト4にはせん断力がほとんど作用せず、引き抜
き力のみが作用することになる。
に伝わる水平力の多くをアンカー8が負担するためアン
カーボルト4にはせん断力がほとんど作用せず、引き抜
き力のみが作用することになる。
第5図に示す実施例は下部構造S2が鉄骨造の場合であ
るが、この場合は下部構造S2の上端側のフランジプレー
トがシートプレート2を兼ねることになるためストッパ
3,3はこのフランジプレートに直接溶接される。そして
ストッパ3に働く力は下部構造S2に直接伝達されるため
アンカーボルト4に作用する力は引き抜き力のみとな
る。
るが、この場合は下部構造S2の上端側のフランジプレー
トがシートプレート2を兼ねることになるためストッパ
3,3はこのフランジプレートに直接溶接される。そして
ストッパ3に働く力は下部構造S2に直接伝達されるため
アンカーボルト4に作用する力は引き抜き力のみとな
る。
第6図はストッパ3を予めシートプレート2に接合し
ておく場合の納まりを示したものである。この場合、ベ
ースプレート1の設置後に上部構造S1の移動の結果生じ
た、その外周とストッパ3の内周面の隙間はライナープ
レート9により調整される。
ておく場合の納まりを示したものである。この場合、ベ
ースプレート1の設置後に上部構造S1の移動の結果生じ
た、その外周とストッパ3の内周面の隙間はライナープ
レート9により調整される。
この発明は以上の通りであり、上部構造の水平力をベ
ースプレートから、その回りで拘束するストッパ,及び
シートプレートを介してアンカーボルトに、または下部
構造に直接伝達するものであるためアンカーボルトには
曲げモーメントを作用させることがなく、主として引き
抜き力、またはこれに加えてせん断力のみが作用するこ
とになり、これに生ずる応力を低減することができる。
ースプレートから、その回りで拘束するストッパ,及び
シートプレートを介してアンカーボルトに、または下部
構造に直接伝達するものであるためアンカーボルトには
曲げモーメントを作用させることがなく、主として引き
抜き力、またはこれに加えてせん断力のみが作用するこ
とになり、これに生ずる応力を低減することができる。
この結果、アンカーボルトの径を小さくすることが可
能で、支承部を大型化することもなく、その設置も容易
となる。
能で、支承部を大型化することもなく、その設置も容易
となる。
第1図−I,IIは本発明の実施例を示したそれぞれ立面
図,平面図、第2図はその変形例を示した平面図、第3
図,第4図はシートプレート下にアンカーを突設した場
合の実施例を示した立面図、第5図は下部構造が鉄骨造
の場合の実施例を示した立面図、第6図はストッパをシ
ートプレートに予め接合した場合の実施例を示した平面
図、第7図−I,IIは従来構造を示したそれぞれ立面図,
平面図、第8図はその変形例を示した平面図である。 A……支持装置、1……ベースプレート、1a……挿通
孔、2……シートプレート、2a……挿通孔、3……スト
ッパ、4……アンカーボルト、4a……ナット、5……ベ
ースモルタル、6……スライディングパッド、7……押
え板、8……アンカー、9……ライナープレート、S1…
…上部構造、S2……下部構造。
図,平面図、第2図はその変形例を示した平面図、第3
図,第4図はシートプレート下にアンカーを突設した場
合の実施例を示した立面図、第5図は下部構造が鉄骨造
の場合の実施例を示した立面図、第6図はストッパをシ
ートプレートに予め接合した場合の実施例を示した平面
図、第7図−I,IIは従来構造を示したそれぞれ立面図,
平面図、第8図はその変形例を示した平面図である。 A……支持装置、1……ベースプレート、1a……挿通
孔、2……シートプレート、2a……挿通孔、3……スト
ッパ、4……アンカーボルト、4a……ナット、5……ベ
ースモルタル、6……スライディングパッド、7……押
え板、8……アンカー、9……ライナープレート、S1…
…上部構造、S2……下部構造。
Claims (2)
- 【請求項1】上部構造の支持部材の下端に水平に接合さ
れたベースプレートを、水平力を下部構造に伝達する状
態にこれに接合する装置であり、ベースプレートの下面
と下部構造上面間に全面に亘って配置され、ベースプレ
ートより大きい平面積を持つシートプレートと、ベース
プレートの少なくとも1方向の両側に位置し、シートプ
レートの上面に固定され、ベースプレートの水平移動を
拘束するストッパとからなり、上部構造に働く水平力を
ストッパ,及びシートプレートを介して下部構造に伝達
するものであることを特徴とする構造物支承部の支持装
置。 - 【請求項2】ベースプレートの下面とシートプレートの
上面間には両者間の摩擦係数を低減する材料を介在させ
てあることを特徴とする第1請求項記載の構造物支承部
の支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3113490A JPH0814143B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 構造物支承部の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3113490A JPH0814143B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 構造物支承部の支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03235840A JPH03235840A (ja) | 1991-10-21 |
| JPH0814143B2 true JPH0814143B2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=12322963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3113490A Expired - Fee Related JPH0814143B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 構造物支承部の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814143B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4660815B2 (ja) * | 2005-04-04 | 2011-03-30 | 清水建設株式会社 | 張弦梁の支持構造 |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP3113490A patent/JPH0814143B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03235840A (ja) | 1991-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |