JPH04123604U - 誘電体フイルタ - Google Patents
誘電体フイルタInfo
- Publication number
- JPH04123604U JPH04123604U JP2814591U JP2814591U JPH04123604U JP H04123604 U JPH04123604 U JP H04123604U JP 2814591 U JP2814591 U JP 2814591U JP 2814591 U JP2814591 U JP 2814591U JP H04123604 U JPH04123604 U JP H04123604U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- substrate
- filter
- substrates
- dielectric filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 結合基板を複数枚の小基板で構成することに
より、結合基板の製造工程で発生するミスに起因する結
合基板の廃棄率を低減するとともに、結合基板を切り出
す親誘電体基板の有効利用を図ることのできる誘電体フ
ィルタを提供する。 【構成】 複数の誘電体共振器7a,7b,7c,7
d,7eと、この誘電体共振器と接続される電極を有す
る結合基板14とを有する誘電体フィルタにおいて、結
合基板14が複数枚の小基板11,12より構成されて
いる誘電体フィルタである。
より、結合基板の製造工程で発生するミスに起因する結
合基板の廃棄率を低減するとともに、結合基板を切り出
す親誘電体基板の有効利用を図ることのできる誘電体フ
ィルタを提供する。 【構成】 複数の誘電体共振器7a,7b,7c,7
d,7eと、この誘電体共振器と接続される電極を有す
る結合基板14とを有する誘電体フィルタにおいて、結
合基板14が複数枚の小基板11,12より構成されて
いる誘電体フィルタである。
Description
【0001】
本考案は、複数の誘電体共振器とこの誘電体共振器間を結合する結合基板とを
有する誘電体フィルタに関する。
【0002】
図6は、誘電体フィルタの従来例を示す分解斜視図、図7は図6に示す誘電体
フィルタの等価回路図、図8は同フィルタの組立時における要部斜視図、図9は
同フィルタの結合用誘電体基板の上面および下面の図である。これらの図におい
て、1は下側金属ケース、2は誘電体基板よりなるスペーサ用基板であり、上面
の両端に一対の電極2a,2bを有している。3a,3bはそれぞれ高周波信号
の入出力端子、4は上面に誘電体共振器7a,7b,7c,7d,7eと接続さ
れる上面電極4cを有し、下面に一対の下面電極4a,4bを有し、図9、図1
0に示すように電極間にコンデンサC1,C2,C3,C4,C5,C6を形成する結
合用誘電体基板である。
【0003】
7a,7b,7c,7d,7eはそれぞれ中心に共振用貫通孔を有する誘電体
共振器であり、この貫通孔内には接続ピン9が挿入され、この接続ピン9は誘電
体共振器7a,7b,7c,7d,7eと結合用誘電体基板4の上面電極4cと
を接続している。
【0004】
10は上側金属ケースであり、下側金属ケース1とはめ合わされる。
【0005】
前記構成の従来の誘電体フィルタにおいて、結合用誘電体基板4の作成は以下
のようにして行われる。まず図10に示すように大きな親誘電体基板6上に蒸着
、スパッタリング等により全面に導体膜を形成した後、ホトレジスト法により導
体膜をエッチングして複数枚分の結合用誘電体基板の上面電極パターン4cを形
成する。なお、電極パターンの形成には、他の方法としてスクリーン印刷法を用
いてもよい。
【0006】
次に、親誘電体基板6の他方の面にも同様にして下面電極パターン4a,4b
を形成し、親誘電体基板6より複数枚の結合用誘電体基板4を切り出す。ここで
、6aは親誘電体基板6で使用されない余り領域である。
【0007】
前記構成の従来の誘電体フィルタにおいて、高周波信号が例えば、入出力端3
aより入力されれば、図7に示す等価回路により一定周波数帯減の信号のみが入
出力端子3bより出力される。
【0008】
前記構成の従来の誘電体フィルタにおいて、所望の周波数特性を得るためには
、結合用誘電体基板4上の電極4a,4b,4c間に形成されるコンデンサC1
,C2,C3,C4,C5,C6の容量値の許容誤差範囲は約±1%の範囲内でなけ
ればならず、この許容誤差範囲は、共振器の段数が増加するほど小さくなってゆ
く。
【0009】
しかし、結合用誘電体基板4内で形成されるコンデンサC1〜C6の容量値は、
基板の板厚のばらつき、基板の誘電率のばらつき、さらに電極形成時におけるパ
ターンのにじみ、エッチングのばらつき等の種々の要因により、±1%の許容誤
差範囲内に設定することは困難であった。
【0010】
このため、結合用誘電体基板4が作成された後に、上面電極4cおよび下面電
極4a,4bの一部を除去することによりコンデンサC1〜C6の容量値を調整し
ていたが、5個の共振器を有する本実施例の場合では、すべての容量値を調整す
るとすれば最低6箇所の電極の一部除去作業が必要である。図9において、5は
電極の除去部を示している。そして、1箇所でも、除去作業にミスがあると結合
用誘電体基板4全体が不良品となってしまう欠点があった。
【0011】
次に、他の課題として、図10に示すように結合用誘電体基板4を大きな親誘
電体基板6より切り出して作成する時に余り領域6aができてしまい、親誘電体
基板6の有効利用の必要があった。
【0012】
本考案は、前記従来の課題を解決するものであり、結合用誘電体基板上の電極
の除去作業のミスにより、基板全体が不良品となることを防止し、さらに親誘電
体基板より多数枚の結合用誘電体基板を切り出すときに余り領域の発生を防止で
きる誘電体フィルタの提供を目的とする。
【0013】
本考案は、前記目的を達成するために、複数の誘電体共振器と、この誘電体共
振器と接続される電極を有する結合基板とを有する誘電体フィルタにおいて、前
記結合基板が複数枚の小基板より構成されている誘電体フィルタを提供するもの
である。
【0014】
本考案の誘電体フィルタにおいては、結合基板が複数枚の小基板より構成され
ている。このため、コンデンサの容量値の調整のための電極除去作業においてミ
スが発生しても、ミスが発生した小基板のみを廃棄すればよく、従来のように結
合基板全体が無駄になることを防止できる。
【0015】
さらに、親誘電体基板より多数の結合基板を切り出す場合に、従来は余り領域
となっていた部分からも面積の小さい小基板であれば切り出せるので、親誘電体
基板の有効利用が図れるものである。
【0016】
以下、本考案の実施例を図面を参照にしながら説明する。
図1は本考案の一実施例における誘電体フィルタの分解斜視図、図2はケース
を開けた状態の組立完了後の同フィルタの斜視図である。これらの図において、
従来例を示す図6〜図10と同一箇所には同一番号を付してある。これらの図に
おいて、1は金属板を穴あけ、折り曲げて作った下側金属ケースである。
【0017】
この下側金属ケース1は、誘電体フィルタを収納して保護するとともにプリン
ト配線基板への電気的、機械的な接続手段となるものである。
【0018】
2は、誘電体板よりなるスペーサ用基板であり、このスペーサ用基板2はその
上面に入出力端子3a,3bと接触するスペーサ上電極2a,2bが形成され、
その役目は入出力端子3a,3bの高さの位置合わせをすること、および所定部
分の絶縁性を保つことである。
【0019】
14は、互いに分離された小基板11と12とより構成される結合基板である
。一方の小基板11の上面には上面電極11a,11b,11cが形成されてお
り、下面には下面電極11d(図示せず)が上面電極11aと基板をはさんで対
向するように形成されている。他方の小基板12の上面には、同様に上面電極1
2a,12b,12cが形成されており、下面にも同様に下面電極12d(図示
せず)が上面電極12aと基板をはさんで対向するように形成されている。
【0020】
ここで、上面電極11aと下面電極11d間、上面電極11aと11b間、お
よび上面電極11bと11c間にはそれぞれコンデンサC1,C2およびC3が形
成されている。同様に上面電極12aと下面電極12d間、上面電極12aと1
2b間および上面電極12bと12c間にはそれぞれコンデンサC6,C5および
C4が形成されている。
【0021】
7a,7b,7c,7dおよび7eはそれぞれ下側金属ケース1の中央部に収
納された誘電体共振器である。
【0022】
この誘電体共振器7a,7b,7c,7dおよび7eはそれぞれ1つの貫通孔
を有し、その貫通孔内部および接続ピン9が挿入されている側の端面の1部分を
のぞいて全面が誘電体膜(図示せず)で覆われている。
【0023】
また、接続ピン9はその一端が誘電体ブロック7a,7b,7c,7dおよび
7eの貫通孔内の導電体膜と電気的に接続された状態で、この貫通孔内に固定さ
れている。接続ピン9の他端は、結合用基板14を構成する小基板11および1
2の上面電極11a,11b,11c,12a,12b,12cと当接した状態
においてハンダによりこれら上面電極11a〜12cと電気的接続されている。
なお、誘電体共振器7cの貫通孔に固定された接続ピン9の外側端部は長手方向
と直角な方向に延ばされており、これにより上面電極11cと12cにまたがっ
て当接している。
【0024】
10は、上側金属ケースであり組立の最終工程で、下側金属ケース1と組み合
わされ固定される。
【0025】
前記本実施例の誘電体フィルタにおいて結合用基板14の作成は以下のように
して行われる。
【0026】
まず、図3に示すように大きな親誘電体基板16上に蒸着、スパッタリング等
により全面に導体膜を形成した後、ホトレジスト塗布、露光、および選択エッチ
ングにより多数枚の小基板11、12の上面電極パターン11a,11b,11
c,12a,12b,12cを形成する。ここで、電極パターンの形成には他の
方法としてスクリーン印刷法を用いてもよい。
【0027】
次に、親誘電体基板16の他方の面にも同様にして下面電極パターン11d,
12dを形成し、続いて親誘電体基板16より結合基板14を構成する多数枚の
小基板11,12を切り出す。ここで、小基板11,12の面積は小さいので親
誘電体基板16のほぼ全領域を利用できている。
【0028】
以上の本実施例の誘電体フィルタの特徴は、結合基板14が独立した2枚の小
基板11と12により構成されていることである。これにより、第1としてコン
デンサC1〜C6の容量値の調整のための電極11a〜11d,12a〜12dの
1部除去工程においてミスが発生した場合、例えば電極11aの1部除去でミス
が発生した場合、小基板11のみを廃棄すればよく、他の小基板12は良品とし
て使用できる。このため、不良品の発生による結合基板の廃棄率が1/2に低減
する。
【0029】
第2に、図3に示したように、小基板11と12の面積は従来の1枚の結合基
板より小面積なので親誘電体基板16の余り領域がほとんど発生せず、材料の有
効活用が図れる。
【0030】
図4(a)は本考案の他の実施例の誘電体フィルタにおける誘電体共振器7a
,7b,7c,7d,7eと結合基板20との接続部を示している。図4(b)
は同誘電体フィルタの等価回路図である。
【0031】
この実施例の誘電体フィルタの特徴は、結合基板20が3枚の小基板21,2
2および23より構成されていることであり、これにより先の実施例に比較して
、電極の1部除去工程で生じるミスに起因する結合基板の廃棄率がさらに低減す
る。また、小さい親誘電体基板より結合基板を切り出しても小基板21,22,
23の面積がいっそう小さくなっているので親誘電体基板に余り領域がほとんど
発生しない。
【0032】
図5(a)は、本考案のさらに他の実施例の誘電体フィルタの要部を示してお
り、図5(b)は同フィルタの等価回路図である。この実施例の特徴は、結合基
板30が小基板31と32より構成された状態において、誘電体共振器7aと7
bの結合をコイル33で行っており、この結合コイル33が小基板32上に取り
付けられている点である。
【0033】
このように、結合部品としてコイルを用いた場合でも、本考案は実施でき最初
の実施例と同様の効果が得られる。
【0034】
以上の実施例より明らかなように本考案の誘電体フィルタにより、結合基板上
の電極調整工程で生じるミスに起因する結合基板の廃棄率を低減できるとともに
、結合基板を切り出すための親誘電体基板の有効利用が図れる。
【図1】本考案の一実施例の誘電体フィルタの分解斜視
図である。
図である。
【図2】同フィルタのケースを開いた状態の斜視図であ
る。
る。
【図3】同フィルタの結合基板を親誘電体基板より切り
出す工程を示す平面図である。
出す工程を示す平面図である。
【図4】本考案の他の実施例の誘電体フィルタの要部斜
視図および同フィルタの等価回路図である。
視図および同フィルタの等価回路図である。
【図5】本考案のさらに他の実施例の誘電体フィルタの
要部斜視図および同フィルタの等価回路図である。
要部斜視図および同フィルタの等価回路図である。
【図6】従来例の誘電体フィルタの分解斜視図である。
【図7】従来例の同フィルタの等価回路図である。
【図8】従来例の同フィルタの要部斜視図である。
【図9】従来例の同フィルタの結合基板の上面図および
下面図である。
下面図である。
【図10】従来例の同フィルタの結合基板を親誘電体基
板より切り出す工程を示す平面図である。
板より切り出す工程を示す平面図である。
2 スペーサ用基板
3a,3b 入出力端子
7a,7b,7c,7d,7e 誘電体共振器
11,12 小基板
14 結合基板
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の誘電体共振器と、この誘電体共振
器と接続される電極を有する結合基板とを有する誘電体
フィルタにおいて、前記結合基板が複数枚の小基板より
構成されていることを特徴とする誘電体フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2814591U JPH04123604U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 誘電体フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2814591U JPH04123604U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 誘電体フイルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04123604U true JPH04123604U (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=31912290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2814591U Pending JPH04123604U (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 誘電体フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04123604U (ja) |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP2814591U patent/JPH04123604U/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7209362B2 (en) | Multilayer ceramic substrate with a cavity | |
| US5519366A (en) | Strip line filter | |
| US6714100B2 (en) | Monolithic electronic device | |
| JPH04123604U (ja) | 誘電体フイルタ | |
| JP2661007B2 (ja) | 誘電体フィルタとその通過帯域幅調整方法 | |
| JPH0660134U (ja) | 積層チップemi除去フィルタ | |
| JP2661004B2 (ja) | 誘電体フィルタ | |
| JPH06216605A (ja) | ストリップラインフィルタ | |
| US5859575A (en) | Dielectric filter | |
| EP0838875B1 (en) | Dielectric filter | |
| EP0957530B1 (en) | Dielectric resonator, dielectric filter, dielectric duplexer, and method for manufacturing dielectric resonator | |
| JP2661006B2 (ja) | 誘電体フィルタ | |
| JP2780166B2 (ja) | ストリップラインフィルタの帯域幅調整方法 | |
| JP2907010B2 (ja) | 誘電体フィルタ | |
| JP2661005B2 (ja) | 誘電体フィルタ | |
| JPH05347505A (ja) | 誘電体フィルタ | |
| JP2557081Y2 (ja) | マイクロ・ストリップラインフィルタ | |
| JP2909931B2 (ja) | 圧電共振素子の製造方法 | |
| JP3614710B2 (ja) | 誘電体フィルタ | |
| JPH06164206A (ja) | 誘電体フィルタおよび誘電体フィルタと回路基板との組合わせ構造 | |
| JP2869258B2 (ja) | 誘電体共振器およびフィルタの製造方法 | |
| JPH07221521A (ja) | 誘電体共振器およびこれを使用する誘電体フィルタ | |
| JPH0257007A (ja) | 共振器 | |
| JPH06125204A (ja) | 誘電体フィルタ | |
| JP2000004105A (ja) | 誘電体フィルター |