JPH04125224U - コンベヤベルトの接合構造 - Google Patents
コンベヤベルトの接合構造Info
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- JPH04125224U JPH04125224U JP3894791U JP3894791U JPH04125224U JP H04125224 U JPH04125224 U JP H04125224U JP 3894791 U JP3894791 U JP 3894791U JP 3894791 U JP3894791 U JP 3894791U JP H04125224 U JPH04125224 U JP H04125224U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1プライの芯体層上下面にカバー層を被覆し
たコンベヤベルトの接合部において強力を維持しつつ屈
曲性の改善をはかる。 【構成】 1プライの芯体層上下面にカバー層を被覆し
たコンベヤベルトの接合すべき両端部のカバー層を切削
後、両端部の先端部を互いに対向的に逆位相のジグザグ
状端面に切断して両端面の互いに対向する突条部と溝部
を互いに重ね合せると共に重ね合う突条部が他方の芯体
層下面側に位置するようにして接合する。
たコンベヤベルトの接合部において強力を維持しつつ屈
曲性の改善をはかる。 【構成】 1プライの芯体層上下面にカバー層を被覆し
たコンベヤベルトの接合すべき両端部のカバー層を切削
後、両端部の先端部を互いに対向的に逆位相のジグザグ
状端面に切断して両端面の互いに対向する突条部と溝部
を互いに重ね合せると共に重ね合う突条部が他方の芯体
層下面側に位置するようにして接合する。
Description
【0001】
本考案は帆布を芯体層とし、その上下両面に合成樹脂もしくはゴムからなるカ
バー層を被覆したコンベヤベルトの接合構造に関するものである。
【0002】
従来、上記の如きコンベヤベルトの接合構造としては図9に示す如くコンベヤ
ベルトの互いに接合すべき両端部の上又は下のカバー層(1)又は(2)を切削
後、両端部の露出した芯体層(11),(12)を互いに重合し、必要に応じ補
強布(9)を当て未加硫ゴム(13)を介在させて接合するオーバーラップ方式
、図10に示す如く接合すべきベルトの両端部に逆位相のジグザグ状の接合端面
(14),(15)を形成し、互いに嵌合接合する差し子方式、図11に示す如
く接合すべきベルトの両端部に互いに逆位相の差し込み部(16),(17)を
形成して、互いに差し込み接合する差し込み方式などが知られている。
【0003】
また、2プライ以上の帆布を芯体層とするコンベヤベルトの接合構造として接
合すべきベルトの両端部のうち、一端は1プライ目をステップ状に切削剥離し、
次いで1プライ目と2プライ目の突条部が交互に配列されるように夫々の先端部
をジグザク状に打ち抜くと共に、一方の他端は2プライ目を前記とは逆のステッ
プ状に切削剥離し、次いで2プライ目と1プライ目の先端部を前記一端の先端部
と対称的にジグザグ状に打ち抜き、得られた両端の突条部と溝部を互いに衝き合
わせ嵌合し、嵌合部ならびにステップ部に接着剤を塗布して該接合部を接合する
構造が特開昭57−9343号公報に開示されている。
【0004】
しかし上記の如き各接合構造のうち、オーバーラップ方式や差し込み方式によ
る接合構造は充分な接合部強力を保持する反面、小さなプーリ径に巻き掛け使用
された場合には芯体層先端への応力集中が非常に大きく、接合部の剥離現象を起
こす問題があった。
【0005】
一方、図10に示す如き差し子方式の接合構造は小さなプーリ径に使用し得る
屈曲性を有するが、接合部強力に難があり、その低さから接合部の切断を惹き起
こす問題があった。
また、前記特開昭57−9343号公報に開示された構造は上記各構造の欠点
を改良し、小プーリ径にも使用できる屈曲性を有すると共に、接合部強力にもす
ぐれているが、2プライ以上の帆布を抗張体とし、外表面ならびにプライ間に熱
可塑性性樹脂もしくはゴムを被覆介在せしめたコンベヤベルトの接合構造であっ
て極めて複雑であり、1プライの帆布を芯体層とするコンベヤベルトには適して
いない。
【0006】
本考案は叙上の如き実状に対処し、特に1プライの帆布を芯体層とするコンベ
ヤベルトに着目し、その接合構造を見出すことにより接合部強力を低下させるこ
となく、屈曲性に優れた接合を図ることを目的とするものである。
【0007】
即ち、上記目的に適合する本考案接合構造は基本的に1プライの帆布を芯体層
とし、該芯体層の上下両面に合成樹脂もしくはゴムからなるカバー層を被覆した
コンベヤベルトの接合すべき両端部のカバー層を切削後、両端部の先端部を互い
に対向的に逆位相のジグザグ状端面に切断して両端面の互いに対向する突条部と
溝部を互いに重ね合せると共に重ね合う突条部が他方の芯体層下面側に位置する
ようにして接合してなる構成を特徴とする。
また請求項2記載の考案は、芯体層の剛性が大なる場合に適し、上下カバー層
の取り除かれた部分に補強布を埋入せるゴムを挿入充填せしめた構成を特徴とす
る。
【0008】
上記接合構造を適用したコンベヤベルトの接合部は、互いに差し込み構造をと
りつつ、先端部のジグザグ状端面の突条部は鋭角となって屈曲性を充分に保持し
、1プライの帆布を芯体層とするコンベヤベルトの接合部において、接合部強力
、屈曲性をともに良好ならしめる。また請求項2記載の如く補強布を埋入したゴ
ムを挿入,充填するときは芯体層の剛性にかかわらず、ジョイント割れを防止す
ることができる。
【0009】
以下更に添付図面を参照して、本考案接合構造の具体的実施例を説明する。
図1〜図3は本考案接合構造の1例を示し、図において、(3)は1プライの
帆布芯体層で外表面に接着層(4)が塗布されてその上下両面に夫々、合成樹脂
もしくはゴムからなる上面カバー層(1)と下面カバー層(2)が被覆形成され
てコンベヤベルト本体が構成されている。
【0010】
ここで、上記芯体層帆布(3)としては綿帆布あるいはポリアミド,ポリエス
テル,ビニロンなどの合成繊維製帆布が用いられ、一方、上下のカバー層(1)
,(2)としてはNR(天然ゴム),EPR (エチレン・プロピレンゴム),EPT (
エチレン・プロピレン・ターポリマー),SBR ( スチレン・ブタジエンゴム),
NBR ( ニトリルゴム),IIR ( ブチルゴム),IR(イソプレンゴム), BR (ブ
ダジエンゴム)の単一材もしくはこれらのブレンド等のゴム群より選ばれたゴム
又は熱可塑性ポリウレタン,PVC などの熱可塑性合成樹脂が用いられる。
【0011】
また、帆布芯体層(3)の外表面に薄く被着される接着層(4)としては前記
上下のカバー層(1),(2)と同じ材質の合成樹脂もしくはゴムが用いられ、
帆布芯体層(3)の表面にコーティング又はフリクションすることによって被着
される。
そして、上記の如く構成されたコンベヤベルトの接合すべき端部は上面カバー
層(1)及び下面カバー層(2)が切削除去されて接着層(4)を上下面に有す
る帆布芯体層(3)を露出させており、その先端部において、帆布芯体層(3)
及び接着層(4)は図1に示す如く細長い三角形状の突条部(5)及びこれに対
応する溝部(6)を交互にもつジグザグ状端面に切断されている。
【0012】
なお、図1においては上記切断端面の一方のみを示しているが、接合すべき端
部の他端側においても同様に上下のカバー層(1),(2)を切削除去し、その
先端部を図2に示すように前記図1の切断端面に対し突条部(5)及び溝部(6
)が逆位相となるジグザグ状端面に切断して両切断端面を衝き合わせたとき互い
に突条部(5)と溝部(6)が嵌合し合うように形成されている。
【0013】
図4〜図6は上記の如く互いに対向的にジグザグ状断面に切断形成されたコン
ベヤベルトの接合すべき両端部を接合せしめた状態であり、前記接合する部分に
適宜、接着剤を塗布し、図4及び図5に示すように一方の端面の細長い三角形状
突条部(5)を他方の端面の帆布芯体層(3)下面にオーバーラップさせるよう
に突条部(5)と溝部(6)を互いに嵌合重合させて貼合する。
【0014】
そして、その後、図6に示すようにさきに切削除去した上下両カバー部分に未
加硫ゴム(7),(8)を挿入し、加熱加圧することによって両端の接合が行わ
れる。このとき必要に応じ、例えば帆布芯体層(3)の剛性が小さい場合には必
ずしも必要ではないが、接合する帆布芯体層(3)の剛性が大きい場合にはジョ
イント割れを起こし易いのでこれを防止する上から図6の如く補強布(9)を当
てゴム内に埋入することが好ましい。勿論、帆布芯体層(3)の剛性が小さい場
合に用いても有効である。
【0015】
なお、上記構成において接合端面のジグザグ状形状は必ずしも図1又は図2の
如き厳密な細長い三角形形状に限るものではなく、要は互いに嵌合し合う細長い
突条部(5)と溝部(6)を有すればよい。図7及び図8はかかる端面ではジグ
ザグ状形状に変化を与えた他の実施例を示す。この場合も、接合構造は前記の図
1〜図6における場合と同様である。
【0016】
次に引き続き、本考案コンベヤベルト接合構造による効果を試験例により説明
する。
試験例
ポリエステル帆布芯体層にカバーゴム層を上下に被覆したコンベヤベルトの両
端の接合部のカバーゴムを剥離し、芯体帆布の先端部を対向的に逆位相のジグザ
グ状に打ち抜いて両端突条部を他方の溝部に差しこんで突条部が下側になるよう
に接合端部にそれぞれ重ね合わせ、接着剤を塗布して既知の手法に従って所定の
温度圧力により加熱,加圧して本考案によるベルト接合部を得た。(図4,図6
参照)
一方、上記と同一仕様のコンベヤベルトを用いて、図9のオーバラップ構造、
図10の差し子構造(ジグザグ突合わせ)、図11の差し込構造で夫々接合した
従来のベルト接合部を形成し、前記本考案に係るベルト接合構造とそれら従来の
ベルト接合構造との性能の比較試験を行った。
その結果を下記表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】
ベルト接合部の引張り強力
(注1)強力比=──────────────× 100
ベルト本体の引張保証強力
(注2)動的屈曲回数とはベルト接合部に亀裂を生じるまでの屈曲回数
上記の試験結果より本考案のベルト接合構造は、従来構造に比し、ほぼ満足すべ
き接合部の強力と優れた屈曲性を有していることが確認できる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上のようにコンベヤベルトの接合両端部のカバー層を夫々切削剥離
し、その先端部を互いに逆位相のジグザグ形状端面に切断し、両端の突条部と溝
部とを突条部が他方の芯体層下面に位置するように重合して接合せしめたもので
あり、突条の先端が他方の芯体層下面に差し込まれているため従来の差し込み構
造と同様、搬送分野における搬送能力の向上に必要な接合部強力を高めることが
できると共に、先端の差し込み部分はジグザグにより三角形状として鋭角になっ
ているため充分、小プーリ径に使用するに足る屈曲性を有して、従来のコンベヤ
ベルトの接合部に要求される両性能を具備し、コンベヤベルトの接合構造として
頗る顕著な効果を有する。
また、請求項2記載の如く補強布を埋入使用するときは上記接合部におけるジ
ョイント割れを防止する上に極めて有効である。
【図1】本考案に係るコンベヤベルト一端部の1例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】上記構造の両端部を貼合せ前の下面からみた図
である。
である。
【図3】上記図2の横断面図である。
【図4】上記両端部を貼合せ後の下面からみた図であ
る。
る。
【図5】図4の横断面図である。
【図6】図4の接合後の横断面図である。
【図7】本考案接合構造の他の実施例に係る貼合せ前の
下面からみた図である。
下面からみた図である。
【図8】図7の貼合せ後の下からみた図である。
【図9】従来のオーバーラップ接合構造の断面図であ
る。
る。
【図10】従来の差し子構造の接合部を示す平面図であ
る。
る。
【図11】従来の差し込み構造の接合部を示す平面図で
ある。
ある。
(1) 上面カバー層
(2) 下面カバー層
(3) 芯体層
(4) 接着層
(5) 突条部
(6) 溝部
(7) 挿入充填ゴム層
(8) 挿入充填ゴム層
(9) 補強布
Claims (2)
- 【請求項1】 1プライの帆布を芯体層とし、その上下
両面に合成樹脂もしくはゴムからなるカバー層を被覆し
てなるコンベヤベルトの接合すべき両端部の前記カバー
層を切削除去し、該切削した両端部の先端部を互いに対
向的に逆位相のジグザグ状端面に切断して両端の突条部
と溝部を互いに嵌入重合し、重なり合う突条部が他方の
芯体層下面側に位置するようにして接合してなることを
特徴とするコンベヤベルトの接合構造。 - 【請求項2】 1プライの帆布を芯体層とし、その上下
両面に合成樹脂もしくはゴムからなるカバー層を被覆し
てなるコンベヤベルトの接合すべき両端部の前記カバー
層を切削除去し、該切削した両端部の先端部を互いに対
向的に逆位相のジグザグ状端面に切断して両端の突条部
と溝部を互いに嵌入重合し、重なり合う突条部が他方の
芯体層下面側に位置するようにして接合すると共に、上
下の切削除去されたカバー層部分に補強布を埋入せるゴ
ムを挿入充填せしめたことを特徴とするコンベヤベルト
の接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3894791U JPH07412Y2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | コンベヤベルトの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3894791U JPH07412Y2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | コンベヤベルトの接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04125224U true JPH04125224U (ja) | 1992-11-16 |
| JPH07412Y2 JPH07412Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31920342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3894791U Expired - Fee Related JPH07412Y2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | コンベヤベルトの接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07412Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006117329A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺 |
| JP2012232843A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-29 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | コンベヤベルト |
| CN117864668A (zh) * | 2023-05-19 | 2024-04-12 | 戴均桂 | 一种轻型输送带接口 |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP3894791U patent/JPH07412Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006117329A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 乗客コンベア用移動手摺 |
| JP2012232843A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-29 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | コンベヤベルト |
| CN117864668A (zh) * | 2023-05-19 | 2024-04-12 | 戴均桂 | 一种轻型输送带接口 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07412Y2 (ja) | 1995-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |