JPH04125411U - Esr装置 - Google Patents
Esr装置Info
- Publication number
- JPH04125411U JPH04125411U JP3886091U JP3886091U JPH04125411U JP H04125411 U JPH04125411 U JP H04125411U JP 3886091 U JP3886091 U JP 3886091U JP 3886091 U JP3886091 U JP 3886091U JP H04125411 U JPH04125411 U JP H04125411U
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- JP
- Japan
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- magnetic
- magnetic field
- yoke
- magnetic pole
- field strength
- Prior art date
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- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空隙内の磁場強度の均一度が良好で、かつ高
い均一度を保持しながら、磁場強度を連続的にかつ高精
度に変化させることができ、特に空隙内のZ軸方向の磁
場強度の均一性が高い構成からなり、小型軽量な磁気回
路を有するESR装置の提供。 【構成】 一対の板状継鉄1,2の一方端に円板状の永
久磁石3,4を対向させて配置し、ESR装置の基台に
アームを介して磁極片5,6を固着して各永久磁石3,
4対向面に対向配置して、継鉄接続部8に継鉄1,2を
相互に近接離反可能に支持する機構を設けて各永久磁石
3,4と磁極片5,6の距離を可変となし、磁路の磁気
抵抗を連続可変となして磁場強度を連続的にかつ高精度
に変化させる。
い均一度を保持しながら、磁場強度を連続的にかつ高精
度に変化させることができ、特に空隙内のZ軸方向の磁
場強度の均一性が高い構成からなり、小型軽量な磁気回
路を有するESR装置の提供。 【構成】 一対の板状継鉄1,2の一方端に円板状の永
久磁石3,4を対向させて配置し、ESR装置の基台に
アームを介して磁極片5,6を固着して各永久磁石3,
4対向面に対向配置して、継鉄接続部8に継鉄1,2を
相互に近接離反可能に支持する機構を設けて各永久磁石
3,4と磁極片5,6の距離を可変となし、磁路の磁気
抵抗を連続可変となして磁場強度を連続的にかつ高精度
に変化させる。
Description
【0001】
この考案は、磁場発生装置として永久磁石磁気回路を用い、マイクロ波の受発
信器を組み合わせた電子スピン共鳴装置( 以下ESR装置という )に係り、
所要空隙を形成する一対の磁極片を固定して、各永久磁石と磁極片の距離を変え
ることにより磁気抵抗を連続可変となし、所要空隙内の磁場強度を連続的に調整
可能にし、構成の簡素化と超小型化を図ったESR装置に関する。
【0002】
ESR装置は化学分析用として研究、開発の分野で多用されている。また、E
SR装置は、被測定物の自然放射線損傷による不対電子を検出することができ、
遺物や地質鉱物、化石類の年代を正確に測定することができるため、最近、考古
学や地球科学の分野でも活用されている。
【0003】
かかる用途に用いるESR装置は磁場発生装置とこれに接続するマイクロ波の
受発信装置とからなり、測定に際して発生させた高精度に均一な磁場を連続的に
変化させて磁気共鳴を起こす磁場強度を測定するため、従来、磁場発生装置には
、所要空隙内の磁場発生及びその磁場強度の連続変化を、電磁石への印加電流を
連続的に変化させることで容易に実施できる電磁石磁気回路が使用されていた。
【0004】
電磁石磁気回路を用いたESR装置は大型であるため、永久磁石を用いた小型
軽量なESR装置が求められていたが、一対の永久磁石の対向距離(空隙長)を
変化させることで、磁場強度を変化させる構成では、磁場の均一度が悪くなり、
要求される高精度な均一度で測定に必要な磁場強度を変化させる構成が提案され
ておらず、永久磁石磁気回路を使ったESR装置は実用化されていなかった。
【0005】
そこで、出願人は所要空隙内の磁場強度を連続的に変化させる構成を検討して
先に、永久磁石磁気回路を使ったESR装置を提案した。
すなわち、空隙を介して対向配置した一対の継鉄の各々対向面に永久磁石を配
置し、磁石対向面に磁極片を着設し、一対の継鉄のうち少なくとも一方に継鉄の
対向面間の距離を連続的に変化させるための可動ヨークを配置し、前記永久磁石
と継鉄及び可動ヨークで形成される磁路の磁気抵抗を可動ヨークの操作によって
連続可変し、空隙内の磁場強度を連続的に調整できる構成を提案した(実開平1
−104574号)。
【0006】
永久磁石磁気回路では均一度を保持したまま磁場強度を連続的に変化させるこ
とが困難であるが、上述の対向配置した一対の継鉄の対向面間の距離を連続的に
変化させるための可動ヨークを用いる構成により、高い均一度を保持して磁場強
度を変化させることができる。
【0007】
しかし、可動ヨークを移動させて継鉄の対向面間の距離を変化させることによ
り磁路の対称性が損なわれ、空隙内の磁場強度の均一度に影響を及ぼす問題があ
った。
特に、空隙内の磁場強度の均一性はX,Y,Z軸方向の何れもが均一であるこ
とが要求され、従来、磁気回路の組立て後に磁場強度の調整を行うが、磁極対向
方向、すなわちZ軸方向の調整は極めて困難なものであった。
【0008】
この考案は、空隙内の磁場強度の均一度が良好で、かつ高い均一度を保持しな
がら、磁場強度を連続的にかつ高精度に変化させることができ、特に空隙内のZ
軸方向の磁場強度の均一性が高い構成からなり、小型軽量な磁気回路を有するE
SR装置の提供を目的としている。
【0009】
この考案は、
空隙を介して対向配置した一対の継鉄材の各々の対向面に永久磁石を着設し、前
記一対の継鉄材を相互に近接離反可能に支持する機械運動機構を介して磁気的接
続し、各永久磁石対向面に近接して磁極片を固定配置して磁極片間空隙を一定に
し、前記機械運動機構にて各永久磁石と磁極片との距離を連続可変となし、永久
磁石と磁極片及び機械運動機構を含む継鉄で形成される磁路の磁気抵抗を連続可
変となした磁気回路を有することを特徴とするESR装置である。
【0010】
この考案による磁気回路は、所要空隙を形成する一対の磁極片を固定して、各
永久磁石と磁極片との距離を変えることにより磁気抵抗を連続可変となし、永久
磁石と継鉄及び機械運動機構を含む継鉄で形成される磁路の磁気抵抗を連続的に
変化させることができ、磁極片が対向する空隙内に連続的に変化する磁場を形成
することができる。
【0011】
この考案は、所要空隙を形成する一対の磁極片を固定して、永久磁石を着設し
た継鉄材を相互に近接離反可能に支持する機械運動機構にて各永久磁石と磁極片
との距離を変える構成により、磁極片の対向方向に対称な磁路を形成することが
でき、各永久磁石と磁極片との距離は極僅かな変化量で磁場強度が変化するが、
磁極片と継鉄の位置関係は殆ど変化しないため、磁場分布への影響は少ない。
また、従来の永久磁石の対向距離を変える構成では磁場の分布が大きく変化す
るが、この考案では一対の磁極片が固定されるため該変動がなく、また従来の可
動ヨークはその移動に伴い磁極片から可動ヨークへの磁束の洩れの状態が変化す
るが、この考案では可動ヨークがなく磁場の均一度に対する影響が少ない。
【0012】
永久磁石を配設する一対の継鉄材には方形板状等、後述の機械運動機構や永久
磁石の形状や磁気特性等に応じて任意の形状のものを選定することができる。
この考案において、永久磁石と磁極片との距離を変えるため、永久磁石を着設
した継鉄材を相互に近接離反可能に支持する機械運動機構には、対向配置した一
対の継鉄板の磁路部で継鉄板を相互に近接離反可能に支持する機構のほか、永久
磁石を継鉄内で移動可能にしてもよい。
また、一対の継鉄板を相互に近接離反可能に支持する機構には、実施例に示す
如く、溝部を設けた接続板に各継鉄板がスライド可能に装着され、また上下に右
螺旋と左螺旋を形成したボルト部材に各継鉄板を貫通螺合させることにより、ボ
ルト部材を回転させると各継鉄板端面が接続板に当接したまま相互に近接離反す
る構成のほか、一方の継鉄板端部をL型となして他方継鉄板端面を溝嵌合させて
、上述のボルト部材を螺合させるのに、ボルトに同方向の螺旋でピッチが異なる
よう2種の螺旋を設けることにより、L型となした方を固定すれば、他方の動き
は両ピッチの差で動くため、極微動させるのに適した構成とするなど、公知の機
械運動機構を適宜採用できる。
【0013】
この考案において、磁極片は、空隙内の磁場均一度を向上させるために不可欠
であり、磁極片としては公知の種々の構成が採用できるが、特に円盤状磁極片の
周縁部に断面台形状または矩形状等の環状突起を設ける構成が望ましい。
また、所要空隙を形成する一対の磁極片を固定する方法は、例えば、後述する
如くESR装置として組立てた際の基台などの基準となる部材にアーム等を介し
て固定すればよく、また被測定試料を挿入するための空洞共振器に固定するなど
、一対の磁極片を固定して形成される空隙を一定にできれば、どのような固定方
法でもよい。
【0014】
この考案において、磁場発生源となる永久磁石には、希土類系磁石、フェライ
ト磁石等、要求される磁場強度、装置の大きさ等に応じて、公知の材料並びにそ
の形状等を選定することが望ましい。特に、RとしてNdやPrを中心とする資
源的に豊富な軽希土類を用い、B、Feを主成分として30MGOe以上の極め
て高いエネルギー積を発生するFe−B−R系永久磁石を使用することにより、
著しく小型化することができる。
【0015】
なお、ESR装置は上述の磁気回路に、空隙内に変調磁場を印加する変調磁場
印加用コイル及び/または前記空隙内にスイープ磁場を印加するスイープ磁場印
加用コイルと、前記空隙内に配置され、被測定試料を挿入可能とした空洞共振器
と、空洞共振器に付設されるマイクロ波発振器とマイクロ波検波器を有する構成
からなる。
【0016】
図1に示すこの考案によるESR装置用の磁気回路は、一対の板状継鉄1,2
を対向させ、対向面の一方にそれぞれ円板状の永久磁石3,4が異磁極を対向さ
せて配置され、図示しないESR装置の基台にアームを介して磁極片5,6を固
着して各永久磁石3,4対向面に磁極片5,6を対向配置して、磁極片5,6間
に所要の空隙7を形成し、また板状継鉄1,2の他方端間に継鉄接続部8を設け
てある。
【0017】
継鉄接続部8は、一対の継鉄1,2を相互に近接離反可能に支持する機械運動
機構として、溝部を設けた接続板9に各板状継鉄1,2端部をスライド可能に装
着し、また接続板9の上下端に軸支しかつ上下方向に右螺旋と左螺旋を形成した
ボルト部材10に各板状継鉄1,2を貫通螺合させた構成を採用してあり、ハン
ドルでボルト部材を回転させると各板状継鉄1,2端部が接続板に当接したまま
相互に近接離反する。
【0018】
永久磁石(58mm径×16mm)にBH(max)が40MGOeのFe−
B−Nd系磁石を用い、磁極片5,6の外径を52mm、磁極片5,6間距離(
空隙8)を22.4mmに設定し、板状継鉄1,2間距離を変えて各磁極片5,
6と永久磁石3,4対向面間の距離を変えた場合の空隙8中心の磁束密度の変化
を調べた。その結果を図2に示す。
【0019】
また、各磁極片5,6と永久磁石3,4対向面間の距離を変えた場合の上記磁
気回路の空隙9中心のX,Y,Z方向の磁束密度の変化を調べた。その結果を図
3に示す。なお、図3のA,B中の○印でプロットした曲線はX方向、△印でプ
ロットした曲線はY方向、×印でプロットした曲線はZ方向を示す。
【0020】
一対の磁極片を固定して、板状継鉄1,2間の接続部に一対の継鉄板を相互に
近接離反可能に支持する機構を設け、各永久磁石と磁極片の距離を可変となした
ことにより、磁路(図1中破線で示す)の磁気抵抗を連続的に変化させることが
でき、図2に示す如く、空隙内の磁束密度を自由に変化させることができ、また
図3のa,bに示す如く、磁束密度を変化させても空隙内の磁束密度の分布も、
組立て後の調整が極めて困難なZ軸方向のみならず、X,Y軸方向も対称であり
、組立て後の調整が不要なほど磁界均一度がすぐれていることがわかる。
【0021】
この考案による磁気回路は、一対の磁極片を固定して、各永久磁石と磁極片の
距離を可変となした構成により、空隙内の磁場強度の均一度が良好で、かつ高い
均一度を保持しながら、磁路の磁気抵抗を連続可変となし、磁場強度を連続的に
かつ高精度に変化させることができ、さらに、磁気回路組立て後の調整が極めて
困難な空隙Z軸方向の磁界均一度の対称性を向上させ、構成の簡素化と超小型化
を図ることができESR装置に最適である。
【図1】この考案によるESR装置用の磁気回路を示す
縦断説明図である。
縦断説明図である。
【図2】永久磁石と磁極片との距離と空隙の中心磁束密
度との関係を示すグラフである。
度との関係を示すグラフである。
【図3】a,b共に空隙中心からの距離と磁束密度との
関係を示すグラフである。
関係を示すグラフである。
1,2 板状継鉄
3,4 永久磁石
5,6 磁極片
7 空隙
8 継鉄接続部
9 接続板
10 ボルト部材
Claims (1)
- 【請求項1】 空隙を介して対向配置した一対の継鉄材
の各々の対向面に永久磁石を着設し、前記一対の継鉄材
を相互に近接離反可能に支持する機械運動機構を介して
磁気的接続し、各永久磁石対向面に近接して磁極片を固
定配置して磁極片間空隙を一定にし、前記機械運動機構
にて各永久磁石と磁極片との距離を連続可変となし、永
久磁石と磁極片及び機械運動機構を含む継鉄で形成され
る磁路の磁気抵抗を連続可変となした磁気回路を有する
ことを特徴とするESR装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3886091U JP2536288Y2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | Esr装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3886091U JP2536288Y2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | Esr装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04125411U true JPH04125411U (ja) | 1992-11-16 |
| JP2536288Y2 JP2536288Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=31920271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3886091U Expired - Fee Related JP2536288Y2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | Esr装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2536288Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP3886091U patent/JP2536288Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2536288Y2 (ja) | 1997-05-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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