JPH04126213U - 顕微鏡の光軸芯調整装置 - Google Patents

顕微鏡の光軸芯調整装置

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JPH04126213U
JPH04126213U JP3059791U JP3059791U JPH04126213U JP H04126213 U JPH04126213 U JP H04126213U JP 3059791 U JP3059791 U JP 3059791U JP 3059791 U JP3059791 U JP 3059791U JP H04126213 U JPH04126213 U JP H04126213U
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JP
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optical axis
microscope
revolver
centering
specimen
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JP3059791U
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裕 高林
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Olympus Corp
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Olympus Corp
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】標本を観察する倍率の種類を減少させることな
く、複数顕微鏡間での標本の測定位置の再現性を向上さ
せ、検査効率のアップを可能にする。 【構成】無限遠設計された対物レンズ5が複数本取り付
けられたレボルバ7と顕微鏡本体部17との間に、着脱
可能な芯出しユニット9を配置する。この芯出しユニッ
ト9は、芯出しつまみ15aによって光軸に対して直交
する方向に微動することができ、光軸と標本が載置され
るステージの回転芯とを一致可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、顕微鏡の光学系の光軸と標本が載置されるステージの回転芯とを 一致可能にする顕微鏡の光軸芯調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】
従来の顕微鏡、例えば偏光顕微鏡では、標本が載置されたステージを回転させ て標本の観察を行っている。このように、ステージを回転させて標本の観察を行 うために、ステージ回転芯と光軸とを一致させる必要がある。このステージ回転 芯と光軸とを一致させる手段として、芯出し機構付き回転ステージあるいは芯出 し機構付きレボルバが知られている。
【0003】 従来技術において、レボルバに芯出し機構を設けると、レボルバ自体が大きな ものとなってしまう。ところが、顕微鏡の構造からレボルバを大きくするには制 限があり、レボルバ自体を大きくすることはできない。このため、レボルバに取 り付けられる対物レンズの本数を減らすことによってレボルバに芯出し機構を設 けている。実際、レボルバに芯出し機構を取り付けると最大4本までしか対物レ ンズを取り付けることができない。この場合、レボルバに芯出し機構を設けない と、6本まで対物レンズを取り付けることが可能であり、6種類の倍率をクイッ クチェンジして標本の観察を行うことができる。すなわち、レボルバに芯出し機 構を設けると、その分、標本を観察する倍率の種類が減ることになる。
【0004】 また、ステージ回転芯と光軸とを一致させる位置決めは、偏光顕微鏡だけとは 限らず、細胞診等の検査、診断の分野でも重要である。例えば、細胞診の検査で は、スクリーナーが異常と思われる箇所があると、その位置にマーキング(イン ク等で印をつける)をしたり、あるいは、その位置を顕微鏡のステージに付いて いる座標目盛りを読んで記録したりする。そして、さらに別の専門の診断医が、 マーキングされた位置、測定座標から異常と思われる場所をチェックし、最終判 断を行うことがある。多くの検査部門では、複数の顕微鏡を使用して測定する場 合、すなわち1つの標本を複数の顕微鏡間で検査する場合と、最終判断のチェッ クを行うときにのみ、異なる顕微鏡を使用して標本を検査する場合がある。
【0005】 しかし、いずれの場合においても、顕微鏡は、クレンメル、ステージ、目盛、 ステージ受け、本体、レボルバ等、多くのユニットで構成されているため、標本 と対物レンズの位置関係を常に同じになるようにすること(測定位置の再現性) は非常に難しい。従って、特に複数の顕微鏡間で1つの標本を観察する場合、す べての顕微鏡で同じ位置を再現することができない。このため、これまでは、測 定座標位置の換算表をそれぞれの顕微鏡に対して作成し、座標位置を換算表で計 算することにより測定位置を再現するという非効率的な作業を行っていた。
【0006】 すなわち、この分野では、芯出し機構がステージ側に付いていても、標本とス テージ(目盛)との位置関係は変わらないため、複数顕微鏡間での座標を一致さ せることができない。
【0007】 この考案は、標本を観察する倍率の種類を減少させることなく、複数顕微鏡間 での標本の測定位置の再現性を向上させ、検査効率をアップする顕微鏡の光軸芯 調整装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用】
前記課題を解決するために、本考案に係る顕微鏡の光軸芯調整装置は、無限遠 設計された対物レンズを複数本取り付け可能なレボルバと顕微鏡本体との間に、 着脱可能で光軸に対し垂直方向に微調整可能な芯出しユニットを設けたことを特 徴としている。
【0009】
【実施例】
まず実施例を説明する前に、本考案の概略を説明する。無限遠光学系の顕微鏡 は、対物レンズと鏡筒結像レンズとの間は光学系がアフォーカルとなっており、 この間の距離が変化したとしても光学性能は何等変わることはない。また、通常 レボルバは、暗視野用、偏光用等、特殊なレボルバがあるため、顕微鏡本体から 着脱可能になっている。従って、本考案では顕微鏡本体とレボルバとの間に、着 脱可能な芯出し機構を持ったユニットを配置している。 以下、本考案の実施例を添付図面に沿って具体的に説明する。
【0010】 顕微鏡のステージ3上には標本1が載置されている。標本1の上方には、顕微 鏡本体17に後述する芯出しユニット9を介して取り付けられたレボルバ7が配 置されている。このレボルバ7には、異なった倍率を有する無限遠設計の対物レ ンズ5が、例えば6個放射状に取り付けられており、レボルバ7を回転させるこ とにより、対物レンズの倍率を変えることができる。このレボルバ7は顕微鏡本 体17から着脱可能になっている。顕微鏡本体17の上部には鏡筒19が設けら れており、この鏡筒19内には、結像レンズ20が取り付けられている。
【0011】 対物レンズ5は無限遠設計であるため、この対物レンズ5を射出した光束はア フォーカルとなり、顕微鏡本体17内の円筒部21を通って結像レンズ20に入 射する。この結像レンズ20は、入射した光を接眼レンズ25の焦点板位置に結 像させ、観測者は接眼レンズ25を覗くことによって、結像された標本1の像を 観測する。
【0012】 レボルバ7と顕微鏡本体17との間には、以下に説明する着脱可能な芯出しユ ニット9が取り付けられている。この芯出しニット9は、それぞれリング状に構 成された上部外側リング9bおよび下部内側リング9aによって構成されている 。内側リング9aには、内側リング9aとレボルバ7とを固定するためのねじ孔 10aが同一面上に複数形成されている。そして、レボルバ7の突出部と内側リ ング9aとを嵌合し、前記ねじ孔10aにねじを螺合することにより、レボルバ 7と内側リング9aとを固定できるようになっている。なお、図1では、1つの ねじ孔しか図示されていない。あるいは、レボルバ7と内側リング9aとの固定 は、例えばピンによるもの、または、レボルバ7を内側リング9aにねじ込んで 固定するものであっても良い。一方顕微鏡本体17の下端部には、外側リング9 bを固定するためのねじ孔10bが形成されており、このねじ孔10bにねじを 螺合することにより、顕微鏡本体17と外側リング9bとを固定できるようにな っている。このねじ孔10bについても、同一平面上に複数形成されている。な お、前述したものと同様、両者の固定はねじ以外のものであっても良い。
【0013】 外側リング9bには、芯出しを果たし、かつ顕微鏡本体部17とレボルバ7と を結合する3つの芯出しつまみ15a〜15cが同一平面上に設けられている。 これらの芯出しつまみは、図2に示すように、円周方向に所定間隔をおいて配置 されている。なお、図1では、1つの芯出しつまみ15aのみが示されている。 これらの芯出しつまみにより、顕微鏡本体17(外側リング9b)とレボルバ7 (内側リング9a)とを結合すると、内側リング9aと外側リング9bとは、図 2に示すように、所定間隔(円周状の間隙)をおいて配置されるようになってい る。芯出しつまみ15a,15bは、外側リング9bを貫通しており、その先端 部が内側リング9aに形成された円周溝11に係合するようになっている。この 場合、芯出しつまみ15a,15bを締め付けたり、緩めたりすることによって 内側リング9a(レボルバ7)を水平面内でスライドさせることができる。また 図2に示すように、芯出しつまみ15cが設けられている部分に、一定の間隙1 5eが配されるように、内側リング9a、外側リング9bは形成されている。そ して、この間隙15e内には、湾曲状になった板ばね15eが配置されている。 かくして、芯出しつまみ15cを緩めた状態にしておいて、他の芯出しつまみ1 5a,15bを締め付けたり緩めたりすると、内側リング9aは、板ばね15e の付勢力によって、光軸と直交する平面上を2次元的に移動するようになってい る。また、芯出しつまみ15cを締め付けることによって、移動した内側リング 9aを所望の位置で固定させることができる。言い換えれば、それぞれの芯出し つまみを調整することによって、レボルバ7の対物レンズの光軸を移動させるこ とができる。 次に、この実施例における位置決めの手順について説明する。
【0014】 最初に、偏光顕微鏡における場合、あるいは写真のトリミング等での、ステー ジ回転芯と光軸との位置合わせについて説明する。レボルバ7に取り付けられた 対物レンズ5の内、最も倍率の高い対物レンズを選択すると共に、芯出しつまみ 15cを緩めて内側リング9aが平面内を移動できるようにする。そして、ステ ージ3を回転させ、その回転中心に対物レンズ5の光軸中心が来るように、芯出 しつまみ15a,15bを操作して合わせる。ステージの回転芯と光軸とが一致 したら、芯出しつまみ15cを締め付け、内側リング9aを固定する。その後、 必要であれば、レボルバを回転させて任意の倍率で標本1を観察する。なお、レ ボルバ7の取付け穴間隔は、非常に高い精度で加工されているので、対物レンズ を変換したときの芯ずれは実用上問題はない。 次に、複数顕微鏡間での座標位置合わせについて説明する。
【0015】 最初に基準とする顕微鏡で標本上の目標物を定め、それを視野センターに動か しその座標を測定する。次に、標本を別の顕微鏡にセットし、先に測定した座標 にステージを動かし、目盛を合わせる。次に、芯出しつまみ15a,15bで光 軸を移動させ、先に定めた目標物が視野センターになるようにする。これによっ て位置修正は完了する。このように、基準となる顕微鏡で測定した標本位置(座 標)が、芯出しユニットを装備した顕微鏡により、最初に位置修正を行うだけで 正確に再現することができる。
【0016】 また、複数の顕微鏡すべてに芯出しユニットを取り付ければ、基準標本を用い ることにより絶対原点を調整することもできる。芯出し後は、対物レンズの変換 によって、調整位置が変化しないように、芯出しつまみ15cを締め付けて内側 ユニット9aを完全に固定する。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、レボルバと顕微鏡本体部との間に光軸 芯調整装置を配置している。このため、標本を観察する対物レンズの数を減少さ せることなく、複数顕微鏡間での標本の測定位置の再現性を向上させることがで き、標本の検査効率がアップする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る顕微鏡の光軸芯調整装置の要部を
示す側面図である。
【図2】図1において、芯出しユニットをII-II 方向か
ら見た図である。
【符号の説明】
1…標本、3…ステージ、5…対物レンズ、7…レボル
バ、9…芯出しユニット、17…顕微鏡本体部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡の光学系の光軸と標本が載置され
    るステージの回転芯とを一致可能にする顕微鏡の光軸芯
    調整装置において、無限遠設計された対物レンズを複数
    本取り付け可能なレボルバと顕微鏡本体との間に、着脱
    可能で光軸に対し垂直方向に微調整可能な芯出しユニッ
    トを設けたことを特徴とする顕微鏡の光軸芯調整装置。
JP3059791U 1991-05-01 1991-05-01 顕微鏡の光軸芯調整装置 Withdrawn JPH04126213U (ja)

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Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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