JPH04127542A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH04127542A JPH04127542A JP24711790A JP24711790A JPH04127542A JP H04127542 A JPH04127542 A JP H04127542A JP 24711790 A JP24711790 A JP 24711790A JP 24711790 A JP24711790 A JP 24711790A JP H04127542 A JPH04127542 A JP H04127542A
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- Japan
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- compound semiconductor
- layer
- iii
- insulating film
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- Semiconductor Lasers (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は化合物半導体装置とその製造方法に係り、得に
特性劣化のない高速の半導装置およびその製造方法に関
する。
特性劣化のない高速の半導装置およびその製造方法に関
する。
【従来の技術1
半導体素子や集積回路では、しばしばM&i膜/半導体
構造や金属/半導体構造が用いられる。例えば、いわゆ
るMIS型電界効果トランジスタではゲート金属/絶縁
膜/半導体構造において絶縁膜/半導体界面に誘起され
る2次元電子ガスが導電層として利用される。また電界
効果トランジスタやバイポーラトランジスタ等の半導体
電子素子および集積回路、さらに半導体レーザ等の光素
子の表面保護膜としても絶縁膜が用いられる。 ヒ化ガリウム(G a A s )に代表されるいわゆ
る■−■族化合物半導体の場合、窒化アルミニウム(A
I N)等を絶縁膜に用いた場合が検討されている[
エクステンデド アブストラクツ オブザ ナインティ
ーンス カンファレンス オンソリッド ステート デ
バイシズ アンド マテリアルズ、トーキ−5−(Ex
tended Abstracts of th
e 19th Conference on
5olid 5tate Devices an
d Matsrlais、Tokyo)、1987.
pp、135−138)]。 また、金属/半導体構造はショットキ接合を形成し、い
わゆるMESFET (Me t a 1−8emic
ondu1−8e Field Effect
Transistor)等のゲート電極構造等に用いら
れる。この場合ショットキ接合の障壁高さが高いほうが
半導体層とゲート電極間の電流リークが小さくなり、F
ETの動作マージンを大きくすることができるほか、異
なる金属をゲート電極に用いて障壁高さを変更し、FE
Tのしきい値電圧を調節することもできる。またショッ
トキ接合の障壁高さが小さい場合はオーミック電極構造
として用いることもできる。 【発明が解決しようとする課題】 ところで、m−v族化合物半導体表面には欠陥が発生し
やすい。これは化合物半導体表面では。 反応性が高く、また組成が化学量論的組成からずれ易い
ためである。このため化合物半導体上に絶縁膜や金属を
堆積すると1通常高密度の欠陥とそれに伴う界面準位が
発生する。例えばAIN膜をGaAs上に堆積した場合
、GaAsのバンドギャップ中に約10”/ c m”
/ e Vと高濃度の界面準位が発生する(前出文献)
。 この界面準位は、絶縁膜/化合物半導体構造を有する素
子や集積回路の特性の劣化の原因となる。例えばMIS
型電界効果トランジスタでは、この界面準位でいわゆる
フェルミレベルのピンニングが起こり、ゲートの電界が
半導体層に伝わりにくくなり界面に発生させる電子やホ
ールの制御が困難となるほか高周波特性の劣化が引き起
こされる。また、絶縁膜を表面保護膜として用いた場合
には、この界面準位を介して半導体中の電子とホールの
再結合が起こるため様々な問題が生じる。 さらに金属/半導体構造では、該ピンニングのため、シ
ョットキ障壁の高さが決まってしまい、異なる仕事関数
を有する金属を用いてショットキ障壁高さを自由に変更
することができない問題があった・ 本発明の目的は、上記のように従来化合物半導体素子や
化合物半導体集積回路で問題であった界面準位の発生の
少ない新たな絶縁膜/化合物半導体構造、金属/半導体
構造及びその製造方法を提供することにある。 [課題を解決するための手段] 上記目的は第1図および第7図に示したように、m−v
族化合物半導体表面に少なくともセレンを含む分子線あ
るいはガスを反応させて得られる該化合物半導体構成元
素のセレン化物からなる変性層2を絶縁膜3あるいは金
属膜51と該■−■族化合物半導体50の界面に挿入す
ることにより達成される。
構造や金属/半導体構造が用いられる。例えば、いわゆ
るMIS型電界効果トランジスタではゲート金属/絶縁
膜/半導体構造において絶縁膜/半導体界面に誘起され
る2次元電子ガスが導電層として利用される。また電界
効果トランジスタやバイポーラトランジスタ等の半導体
電子素子および集積回路、さらに半導体レーザ等の光素
子の表面保護膜としても絶縁膜が用いられる。 ヒ化ガリウム(G a A s )に代表されるいわゆ
る■−■族化合物半導体の場合、窒化アルミニウム(A
I N)等を絶縁膜に用いた場合が検討されている[
エクステンデド アブストラクツ オブザ ナインティ
ーンス カンファレンス オンソリッド ステート デ
バイシズ アンド マテリアルズ、トーキ−5−(Ex
tended Abstracts of th
e 19th Conference on
5olid 5tate Devices an
d Matsrlais、Tokyo)、1987.
pp、135−138)]。 また、金属/半導体構造はショットキ接合を形成し、い
わゆるMESFET (Me t a 1−8emic
ondu1−8e Field Effect
Transistor)等のゲート電極構造等に用いら
れる。この場合ショットキ接合の障壁高さが高いほうが
半導体層とゲート電極間の電流リークが小さくなり、F
ETの動作マージンを大きくすることができるほか、異
なる金属をゲート電極に用いて障壁高さを変更し、FE
Tのしきい値電圧を調節することもできる。またショッ
トキ接合の障壁高さが小さい場合はオーミック電極構造
として用いることもできる。 【発明が解決しようとする課題】 ところで、m−v族化合物半導体表面には欠陥が発生し
やすい。これは化合物半導体表面では。 反応性が高く、また組成が化学量論的組成からずれ易い
ためである。このため化合物半導体上に絶縁膜や金属を
堆積すると1通常高密度の欠陥とそれに伴う界面準位が
発生する。例えばAIN膜をGaAs上に堆積した場合
、GaAsのバンドギャップ中に約10”/ c m”
/ e Vと高濃度の界面準位が発生する(前出文献)
。 この界面準位は、絶縁膜/化合物半導体構造を有する素
子や集積回路の特性の劣化の原因となる。例えばMIS
型電界効果トランジスタでは、この界面準位でいわゆる
フェルミレベルのピンニングが起こり、ゲートの電界が
半導体層に伝わりにくくなり界面に発生させる電子やホ
ールの制御が困難となるほか高周波特性の劣化が引き起
こされる。また、絶縁膜を表面保護膜として用いた場合
には、この界面準位を介して半導体中の電子とホールの
再結合が起こるため様々な問題が生じる。 さらに金属/半導体構造では、該ピンニングのため、シ
ョットキ障壁の高さが決まってしまい、異なる仕事関数
を有する金属を用いてショットキ障壁高さを自由に変更
することができない問題があった・ 本発明の目的は、上記のように従来化合物半導体素子や
化合物半導体集積回路で問題であった界面準位の発生の
少ない新たな絶縁膜/化合物半導体構造、金属/半導体
構造及びその製造方法を提供することにある。 [課題を解決するための手段] 上記目的は第1図および第7図に示したように、m−v
族化合物半導体表面に少なくともセレンを含む分子線あ
るいはガスを反応させて得られる該化合物半導体構成元
素のセレン化物からなる変性層2を絶縁膜3あるいは金
属膜51と該■−■族化合物半導体50の界面に挿入す
ることにより達成される。
本発明者らは、酸化物のない清浄な■−■族化合物半導
体表面にセレン分子線やセレン化物ガス(セレン化水素
等)を照射して反応させ、該■−■族化合物半導体の構
成元素のセレン化物からなる変性層を形成することによ
り、該化合物半導体上に#@縁膜や金属膜形成する際の
界面準位の発生を抑制できることを見出した。しかも形
成する絶縁膜や金属膜の結晶構造や格子定数は下地の化
合物半導体と全く異なっていてもよく、また多結晶状あ
るいはアモルファス状であってもよい。っま、り形成す
る絶縁膜や金属膜は下地の化合物半導体単結晶上に規則
的に原子配列した単結晶の膜である必要はない。これは
、該変性層表面には原子同志の結合の切れたいわゆる未
結合手がないため、絶縁物や金属の原子が規則的に配列
して未結合手に結合して未結合手に伴う界面準位の発生
を阻止する必要がないためである。 化合物半導体基板としてGaAs (100)基板を用
いた場合、清浄な表面に真空中においてセレン分子線や
セレン化物ガスを照射し反応させることにより該変性層
を形成することができる。 この際、セレンとの反応によりAs2Se、が形成され
ないようにする必要がある。このためには少なくともA
s25 e、が表面から脱離する程度に基板を加熱する
か、またはもとの表面のG a / AS組成比を大き
くすればよい。GaAsのほがAlGaAs、I nG
aAs、InP、InGaAsP等の他の■−■族化合
物半導体の場合も同様に、■族元素のセレン化物が形成
されないようにする必要があり、この際の基板温度等の
条件は化合物半導体の種類によって異なる。 このようにして得られる変性層は、該変性層表面で電子
線回折パターンが観察されることから、基板の格子配列
と整合しており、基板にエピタキシャルに形成されてい
ることがわかる。 ここで該変性層の厚さは5Å以上であることが望ましい
。第2図にGaAs (100)基板に光化学気相成長
法で二酸化シリコン膜を形成した場合の、変性層の厚さ
とバンドギャップ中央での界面準位密度の関係を示す。 このように通常の方法で絶縁膜を形成する場合、変性層
の厚さが5人より薄いと界面準位密度が急激に大きくな
り、MIS構造素子としての正常な動作が得られない。 金属膜を形成した場合も同様である。これは、絶縁物や
金属を表面堆積する際、下地の化合物半導体の3原子層
程度の深さまで乱れが生じるためと考えられる。GaA
s表面をセレンを含む水溶液に浸して表面のGaAsの
ボンドの切れたいわゆる未結合手にセレンを終端させて
表面を安定化する方法が報告されている[ジャーナル
オブ アプライド フィジクス(Journal o
f Applied Physics)、67巻、
1号。 p、586−588 (1990))]。 しかしこの場合、セレンは最表面にのみ存在するため、
その上に絶縁膜を堆積する際に容易に欠陥が発生してし
まう。−古本発明では基板とエピタキシャルな関係にあ
るセレン化物の厚い(5Å以上)変性層を用いており、
従来の水溶液で処理した場合とは異なる。またセレンを
含む水溶液による処理では、m−v族化合物半導体の■
族の元素のセレン化物(G a A sの場合A s、
S e、)が表面に形成される(前出文献参照)。発明
者らはこの■族のセレン化物は基板に対してエピタキシ
ャルには形成されてはおらず、また400℃程度の熱処
理で表面から脱離してしまうことを見出した。−古本発
明においては、加熱した表面をセレンを含む分子線やガ
スで処理するため、As2503のような不安定なセレ
ン化物は形成されない。 セレンを反応させて形成される変性層を絶縁膜/化合物
半導体界面に挿入することにより特性劣化の少ない良好
な絶縁膜/化合物半導体接合が得られる。例えば該構造
をMrS型電界効果トランジスタにもちいれば、フェル
ミレベルのピンニングのない良好なトランジスタが得ら
れる。また表面保護膜との界面に該変性層を挿入すれば
、化合物半導体表面でのキャリアの再結合を阻止するこ
とができる6また該変性層を金属膜/化合物半導体界面
に挿入すれば、界面でのフェルミレベルのピンニングが
なくなり、仕事関数のことなる金属を用いることにより
障壁高さを自由に変更することができる。たとえばME
SFETのゲート電極に用いる場合、n型導電層を有す
るFETでは仕事関数の大きい金属、p型溝電層を有す
るFETでは仕事関数の小さい金属を用いれば、いずれ
もゲート電極の障壁高さが大きくなり、FETの動作マ
ージンを大きくすることができる。 本発明による絶縁膜、金属膜/化合物半導体構造を形成
するには、酸化物のない清浄な化合物半導体表面に、真
空中において固体セレンあるいはセレンを含む化合物を
加熱して得られる分子線を照射して変性層を形成した後
、絶縁膜、金属膜を堆積すればよい。あるいは化合物半
導体表面を、セレン化水素等のセレン化物ガス中で処理
して変性層を形成してもよい。いずれの場合も基板温度
を100℃以上とすれば、変性層を形成する以外の余分
な固体セレンは表面に付着しない。形成する変性層の厚
さは基板温度や照射量、およびもとの表面の■族元素/
■族元素の組成比を変えることにより調節することがで
きる。基板温度を高く、照射量を大きく、また該組成比
を大きくするほど変性層を厚くすることができる。ただ
しセレン化物ガスを用いる場合は、ガスを基板表面で分
解する必要があるため分子線を用いる場合に比べ基板温
度を高くする必要がある。
体表面にセレン分子線やセレン化物ガス(セレン化水素
等)を照射して反応させ、該■−■族化合物半導体の構
成元素のセレン化物からなる変性層を形成することによ
り、該化合物半導体上に#@縁膜や金属膜形成する際の
界面準位の発生を抑制できることを見出した。しかも形
成する絶縁膜や金属膜の結晶構造や格子定数は下地の化
合物半導体と全く異なっていてもよく、また多結晶状あ
るいはアモルファス状であってもよい。っま、り形成す
る絶縁膜や金属膜は下地の化合物半導体単結晶上に規則
的に原子配列した単結晶の膜である必要はない。これは
、該変性層表面には原子同志の結合の切れたいわゆる未
結合手がないため、絶縁物や金属の原子が規則的に配列
して未結合手に結合して未結合手に伴う界面準位の発生
を阻止する必要がないためである。 化合物半導体基板としてGaAs (100)基板を用
いた場合、清浄な表面に真空中においてセレン分子線や
セレン化物ガスを照射し反応させることにより該変性層
を形成することができる。 この際、セレンとの反応によりAs2Se、が形成され
ないようにする必要がある。このためには少なくともA
s25 e、が表面から脱離する程度に基板を加熱する
か、またはもとの表面のG a / AS組成比を大き
くすればよい。GaAsのほがAlGaAs、I nG
aAs、InP、InGaAsP等の他の■−■族化合
物半導体の場合も同様に、■族元素のセレン化物が形成
されないようにする必要があり、この際の基板温度等の
条件は化合物半導体の種類によって異なる。 このようにして得られる変性層は、該変性層表面で電子
線回折パターンが観察されることから、基板の格子配列
と整合しており、基板にエピタキシャルに形成されてい
ることがわかる。 ここで該変性層の厚さは5Å以上であることが望ましい
。第2図にGaAs (100)基板に光化学気相成長
法で二酸化シリコン膜を形成した場合の、変性層の厚さ
とバンドギャップ中央での界面準位密度の関係を示す。 このように通常の方法で絶縁膜を形成する場合、変性層
の厚さが5人より薄いと界面準位密度が急激に大きくな
り、MIS構造素子としての正常な動作が得られない。 金属膜を形成した場合も同様である。これは、絶縁物や
金属を表面堆積する際、下地の化合物半導体の3原子層
程度の深さまで乱れが生じるためと考えられる。GaA
s表面をセレンを含む水溶液に浸して表面のGaAsの
ボンドの切れたいわゆる未結合手にセレンを終端させて
表面を安定化する方法が報告されている[ジャーナル
オブ アプライド フィジクス(Journal o
f Applied Physics)、67巻、
1号。 p、586−588 (1990))]。 しかしこの場合、セレンは最表面にのみ存在するため、
その上に絶縁膜を堆積する際に容易に欠陥が発生してし
まう。−古本発明では基板とエピタキシャルな関係にあ
るセレン化物の厚い(5Å以上)変性層を用いており、
従来の水溶液で処理した場合とは異なる。またセレンを
含む水溶液による処理では、m−v族化合物半導体の■
族の元素のセレン化物(G a A sの場合A s、
S e、)が表面に形成される(前出文献参照)。発明
者らはこの■族のセレン化物は基板に対してエピタキシ
ャルには形成されてはおらず、また400℃程度の熱処
理で表面から脱離してしまうことを見出した。−古本発
明においては、加熱した表面をセレンを含む分子線やガ
スで処理するため、As2503のような不安定なセレ
ン化物は形成されない。 セレンを反応させて形成される変性層を絶縁膜/化合物
半導体界面に挿入することにより特性劣化の少ない良好
な絶縁膜/化合物半導体接合が得られる。例えば該構造
をMrS型電界効果トランジスタにもちいれば、フェル
ミレベルのピンニングのない良好なトランジスタが得ら
れる。また表面保護膜との界面に該変性層を挿入すれば
、化合物半導体表面でのキャリアの再結合を阻止するこ
とができる6また該変性層を金属膜/化合物半導体界面
に挿入すれば、界面でのフェルミレベルのピンニングが
なくなり、仕事関数のことなる金属を用いることにより
障壁高さを自由に変更することができる。たとえばME
SFETのゲート電極に用いる場合、n型導電層を有す
るFETでは仕事関数の大きい金属、p型溝電層を有す
るFETでは仕事関数の小さい金属を用いれば、いずれ
もゲート電極の障壁高さが大きくなり、FETの動作マ
ージンを大きくすることができる。 本発明による絶縁膜、金属膜/化合物半導体構造を形成
するには、酸化物のない清浄な化合物半導体表面に、真
空中において固体セレンあるいはセレンを含む化合物を
加熱して得られる分子線を照射して変性層を形成した後
、絶縁膜、金属膜を堆積すればよい。あるいは化合物半
導体表面を、セレン化水素等のセレン化物ガス中で処理
して変性層を形成してもよい。いずれの場合も基板温度
を100℃以上とすれば、変性層を形成する以外の余分
な固体セレンは表面に付着しない。形成する変性層の厚
さは基板温度や照射量、およびもとの表面の■族元素/
■族元素の組成比を変えることにより調節することがで
きる。基板温度を高く、照射量を大きく、また該組成比
を大きくするほど変性層を厚くすることができる。ただ
しセレン化物ガスを用いる場合は、ガスを基板表面で分
解する必要があるため分子線を用いる場合に比べ基板温
度を高くする必要がある。
以下、本発明の実施例について述べる。
実施例1
本発明の第一の実施例としてMIS型電界効果トランジ
スタを作成した例を第3図を用いて説明する。 まず分子線エピタキシー法によりアンドープGa A
s Mlを成長し清浄な表面を形成した後、引き続き真
空中において固体セレンを加熱して得られる分子線を照
射して変性層2を形成し、さらに該変性層2上に絶縁膜
3を形成する(第3図(a))。上記変性層2を形成す
る際の基板温度は200℃とし、厚さ10人の変性層を
形成した。また絶縁膜には光化学気相成長法により形成
した窒化シリコンを用いた。該絶縁膜3の膜厚は50n
mとした。 次いで該絶縁膜3上にゲート電極4を形成し、該ゲート
電極4をマスクにして余分な絶縁膜3を除去する(第3
図(b))。ゲート長は1ミクロンとした。 次いで該ゲート電極4をはさんでn+型GaAS層5を
形成する(第3図(C))。 最後に該n十型GaAs層5上にオーミック電極6を形
成すればMIS型電界効果トランジスタが完成する(第
3図(d))。 ゲート電極4に正のバイアスを印加すると絶縁膜3とア
ンドープGaAs層1の界面に2次元電子ガス7が発生
する。ゲート電極のバイアスにより2次元電子ガス7の
濃度を変えてn十型GaAS層4を通してオーミック電
極5間に流れる電流を制御することにより、トランジス
タ動作が得られる。 本実施例では清浄表面にセレンを反応させて得られる厚
さ10人の変性層を絶縁膜/ G a A s界面に挿
入したため、絶縁膜/ G a A s界面のバンドギ
ャップ中央での界面準位密度は10”/cm”/eV程
度以下と小さい。このため、フェルミレベルの界面準位
でのピンニングにより半導体にゲートのバイアスが伝わ
りにくくなる問題、界面準位による容量の増大や高周波
特性の劣化がほとんどない、高速の素子が得られる。本
素子の伝達コンダクタンスは約150m5/mmであっ
た。 以上の実施例ではセレン分子線を用いて変性層を形成す
る場合について説明したが、このほかセレン化水素等の
セレン化物ガスを用いて形成してもよい。ただしこの場
合、基板温度はセレン分子線を用いる場合に比べ高くし
なければならない。 これはセレン化物ガスを表面で分解する必要があるため
である。なおセレン化物ガスを処理容器に導入するまえ
に加熱して分解させておけば、基板温度を低減すること
が可能である。 以上、化合物半導体としてGaAsを用いた場合につい
て説明したが、他の化合物半導体、例えばI n G
a A s、InP、InGaAsP等を用いた場合も
同様である。 実施例2 つぎに本発明の第二の実施例である電界効果トランジス
タを第4図を用いて説明する。 分子線エピタキシー法によりアンドープGaAs層1上
にn型GaAs層10、アンドープAlGaAs層11
、を順次成長した後、引き続き真空中において固体セレ
ンを加熱して得られる分子線を照射して変性層2を形成
し、さらに該変性層2上に絶縁膜3を形成する(第4図
(a))。変性N2を形成する際の基板温度は200℃
とし、厚さ10人の変性層を形成した。また絶縁膜には
光化学気相成長法により形成した窒化シリコンを用いた
。 次いで該絶縁膜3上にゲート電極4を形成し。 該ゲート電極4をマスクにして余分な絶縁膜3、変性層
2およびアンドープAlGaAs層11を除去する(第
4図(b))、ゲート長は1ミクロンとした。 次いで該ゲート電極4をはさんでn十型GaAS層5を
形成する(第4図(C))。 最後に該n十型GaAs層5上にオーミック電極6を形
成すればMIS型電界効果トランジスタが完成する(第
4図(d))。 本実施例のトランジスタは前述の第一の実施例と同様に
MIS型構造を有するが、導電層としてn型GaAs層
10を用いており、また該導電層と絶縁膜の間にアンド
ープAlGaAs層11が挿入されていることが第一の
実施例と異なる。ゲート電極4にバイアスを印加すると
n型G a A s層10中の導電キャリアの空乏層の
幅が変わる。 これにより、導電層であるn型GaAs層10中の導電
キャリアの数が変わり、トランジスタ動作が得ら゛れる
。変性層2を挿入しない場合、界面準位でのフェルミレ
ベルのピンニングのためゲートバイアスを変化させても
n型GaAs層10中の空乏層の幅が変化しにくくなる
問題があるが、本実施例では厚さ10人の変性層を挿入
したため、界面準位の発生が抑えられ、界面準位による
フェルミレベルのピンニングの問題が回避できる。さら
に界面準位による容量の増大や高周波特性の劣化を抑え
ることができる。 本実施例の電界効果トランジスタでは導電層とセレン化
アルミニウム層がアンドープAlGaAs層で分離され
ているため、前記の第一の実施例のトランジスタに比べ
導電層を流れる電子が絶縁膜3中の欠陥の影響を受けに
くい特徴がある。さらに絶縁膜のない場合と比較すると
、本実施例のトランジスタではゲート電極に流れこむリ
ーク電流が小さく、大きな動作マージンが得られる。n
型G a A s層10の厚さを10nm、アンドープ
AlGaAs層11の厚さを20nm、絶縁膜3の厚さ
を30nmとした場合の伝達コンダクタンスは140
m S / m mであった。 本実施例においてn型GaAs層10をはぶいてもよい
。この場合、アンドープG a A s層1とn型Al
GaAs層11の界面に誘起される2次元電子ガスが導
電層として働く。さらにn型GaAs層10をはぶき、
かつアンドープAlGaAs層11をn型A I G
a A s層に置き換えてもよい。この場合も、アンド
ープGaAs層1とn型A I G a A s層の界
面に誘起される2次元電子ガスが導電層として働く。こ
れらの場合も、導電層とセレン化アルミニウム層が分離
されているため、導電層を流れる電子が絶縁膜中の欠陥
の影響を受けにくいこと、さらに絶縁膜がゲート電極の
下にあるためゲート電極に流れこむリーク電流が小さく
、大きな動作マージンが得られることは同様である。 以上A I G a A s / G a A sヘテ
ロ構造の場合について示したが、そのほかの化合物半導
体1例えばI n G a A s、I nAlAs、
InP、InGaAsP等を用いた場合も同様である。 また変性層をセレン化物ガスを用いて形成する場合につ
いても前述の通りである。 実施例3 次に本発明を化合物半導体へテロ構造バイポーラトラン
ジスタ(Heterostructure Bipo
lar Trangistor、HBT)の表面保護
に応用した場合について説明する。 第5図はA I G a A s / G a A s
HB Tの製造工程を示す断面図である。 まず半絶縁性GaAs基板30上にn十型GaAs層2
0、n型GaAs層21、p型GaAs層22、n型A
lGaAs層23、n生型GaAS層24を順次エピタ
キシャル成長した後、エミッタ電極25を形成する(第
5図(a))。 次いで該エミッタ電極25をマスクにして不要なn生型
G a A s層24、及びn型A I G a A
s層23を除去し、ついで露出した表面を加熱清浄化し
た後真空中においてセレン分子線を照射して変性層2を
形成する(第5図(b))。変性層2を形成する際の基
板温度は200℃とし、変性層の厚さは10人とした。 次いでエミッタ電極25の側部にS i O,からなる
側壁26を形成した後、該側壁26をはさんでベース電
極27を形成する(第5図(C))。 最後にコレクタ電極領域の変性層2.p型GaAs層2
2、及びn型GaAs層21を除去してコレクタ電極2
8を形成すればHB Tの主要部分が完成する。 本実施例では、側壁26が本発明の構造における絶縁膜
に相当し、該側壁が下地の化合物半導体と接触する部分
、すなわちエミッタ電極とベース電極間の表面に変性層
が形成されている。このため、側壁26と下地の化合物
半導体の界面での界面準位の発生が抑えられるため、n
型AlGaAs層23からp型GaAs層22に注入さ
れた電子は界面準位を介して再結合して消失することな
くコレクタ層であるn型GaAs層21に拡散させるこ
とができる。これよりトランジスタのゲインのロスを低
減することができ、本実施例のように変性層を形成した
場合、形成しなかった場合に比ベゲインを5倍以上向上
させることができた。 以上A I G a A s / G a A 8 ヘ
テロ構造を有するHBTについて説明したが、そのほか
の化合物半導体、例えばI nGaAs、InP、In
GaAsP等を用いた場合も同様である。また変性層を
セレン化物ガスを用いて形成する場合についても前述の
通りである。 実施例4 つぎに本発明を、化合物半導体レーザの表面保護に用い
た場合について説明する。 第6図は本発明による化合物半導体レーザの発光領域の
断面を示す。同図において、40はn+型GaAs基板
、41はn型AlGaAs層、42はアンドープGaA
s層、43はp型AlGaAs層であり、いわゆるダブ
ルへテロ接合型の構造を有する。44.45はオーミッ
ク電極である。 3はレーザの共振器端面に相当する部分を保護する絶縁
膜であり、Sin、、SiN等を用いるが。 本実施例ではセレンにより形成した変性層2を界面に挿
入しである。 該変性層は露出した端面を加熱清浄化した後真空中にお
いてセレン分子線を照射して形成する。 該変性層2を形成する際の基板温度は200℃とし、変
性層の厚さは10人とした。 半導体層に垂直な方向(第6図、46)に電流を流し、
活性層であるアンドープGaAs層42でキャリアの再
結合を起こし、フォトンを発生させることにより端面よ
りレーザ光47が得られる。 従来の化合物半導体レーザでは、端面の絶縁膜/化合物
半導体界面には高密度の界面準位が存在した。このため
、該界面準位を介して起こる非発光のキャリアの再結合
により端面近傍でキャリア密度が減少するため、端面近
傍でのレーザ光の再吸収が増大し、それに伴う温度上昇
のため素子の寿命が短くなる問題があった。 しかし本実施例による化合物半導体レーザでは絶縁膜/
化合物半導体界面にセレンによる変性層2を挿入し界面
準位の発生を阻止しているため、素子の寿命を大幅に向
上させることができる。寿命の向上は3倍以上であった
。 以上の実施例では、ダブルへテロ接合型のレーザについ
て説明したが、このほかの型のレーザについても、共振
器端面の保護に応用することにより全く同様の効果が得
られる。また変性層をセレン化物ガスを用いて形成する
場合についても前述の通りである。 実施例5 つぎに本発明による金属膜/化合物半導体構造の実施例
を第8図を用いて説明する。第8図は本発明によるME
S型電界効果トランジスタの製造工程を示す。 始めに第8図(a)に示したように半絶縁性GaAs基
板上に順次n型G a A s層61.p型GaAs層
62、p型A I G a A s層63、p生型Ga
As層64を成長する。 ついで第8図(b)に示したようにゲート電極部に開口
を有するホトレジスト層65を形成し、該開口部のP十
型GaAs層64をP型AlGaAs層63をストッパ
にして除去する。 次いで該開口部のp型AlGaAs層63の表面の酸化
物を水素ラジカルビーム等で除去した後、セレン分子線
を照射して厚さ10人程度の変性層2を形成し、次いで
ゲート電極としてアルミニウム66層を堆積する(第8
図(C))。 次いで余分なアルミニウム層66をホトレジスト層65
とともに除去し、p十型G a A s層64上にオー
ミック電極67を形成すればトランジスタの主要部分が
完成する6 本トランジスタではp型GaAs層62を導電チャネル
に用いている。またn型GaAs層61はP型GaAs
層62中を流れるホールが基板側にしみださないように
するために設けである。 従来のトランジスタでは、p型チャネルに対するアルミ
ニウム電極の障壁高さは0.5Vと小さく、順方向にか
けられるゲートバイアスは0.5V以下に制限されてい
た。しかし本実施例では、アルミニウム電極の障壁高さ
は約1vと高く、トランジスタの高順方向での動作が可
能となった。 これは、本実施例ではアルミニウムゲート電極と下地の
化合物半導体界面にセレン分子線により形成した充分厚
い変性層を挿入したため界面でのフェルミレベルのピン
ニングが解除されたためと考えられる。アルミニウムは
仕事関数が小さいので、ピンニングがない場合p型半導
体に対して障壁高さが小さくなる。 以上本発明の実施例として5例を説明したが。 このほか、様々な化合物半導体電子、光素子において絶
縁膜/化合物半導体あるいは金属膜/化合物半導体界面
の界面準位の減少が望まれる個所において本発明を適用
すれば同様の効果が得られる。 例えば太陽電池の表面保護膜に用いれば、界面準位での
光キャリアの再結合を阻止でき、太陽電池の変換効率を
向上させることができる。また電界効果トランジスタの
ソース、ゲート電極間、及びドレイン、ゲート電極間の
表面保護に適用すれば。 界面準位による界面でのフェルミ準位のピンニングを阻
止することができ、キャリアの空乏化に伴う表面層の高
抵抗化を抑えることができる。
スタを作成した例を第3図を用いて説明する。 まず分子線エピタキシー法によりアンドープGa A
s Mlを成長し清浄な表面を形成した後、引き続き真
空中において固体セレンを加熱して得られる分子線を照
射して変性層2を形成し、さらに該変性層2上に絶縁膜
3を形成する(第3図(a))。上記変性層2を形成す
る際の基板温度は200℃とし、厚さ10人の変性層を
形成した。また絶縁膜には光化学気相成長法により形成
した窒化シリコンを用いた。該絶縁膜3の膜厚は50n
mとした。 次いで該絶縁膜3上にゲート電極4を形成し、該ゲート
電極4をマスクにして余分な絶縁膜3を除去する(第3
図(b))。ゲート長は1ミクロンとした。 次いで該ゲート電極4をはさんでn+型GaAS層5を
形成する(第3図(C))。 最後に該n十型GaAs層5上にオーミック電極6を形
成すればMIS型電界効果トランジスタが完成する(第
3図(d))。 ゲート電極4に正のバイアスを印加すると絶縁膜3とア
ンドープGaAs層1の界面に2次元電子ガス7が発生
する。ゲート電極のバイアスにより2次元電子ガス7の
濃度を変えてn十型GaAS層4を通してオーミック電
極5間に流れる電流を制御することにより、トランジス
タ動作が得られる。 本実施例では清浄表面にセレンを反応させて得られる厚
さ10人の変性層を絶縁膜/ G a A s界面に挿
入したため、絶縁膜/ G a A s界面のバンドギ
ャップ中央での界面準位密度は10”/cm”/eV程
度以下と小さい。このため、フェルミレベルの界面準位
でのピンニングにより半導体にゲートのバイアスが伝わ
りにくくなる問題、界面準位による容量の増大や高周波
特性の劣化がほとんどない、高速の素子が得られる。本
素子の伝達コンダクタンスは約150m5/mmであっ
た。 以上の実施例ではセレン分子線を用いて変性層を形成す
る場合について説明したが、このほかセレン化水素等の
セレン化物ガスを用いて形成してもよい。ただしこの場
合、基板温度はセレン分子線を用いる場合に比べ高くし
なければならない。 これはセレン化物ガスを表面で分解する必要があるため
である。なおセレン化物ガスを処理容器に導入するまえ
に加熱して分解させておけば、基板温度を低減すること
が可能である。 以上、化合物半導体としてGaAsを用いた場合につい
て説明したが、他の化合物半導体、例えばI n G
a A s、InP、InGaAsP等を用いた場合も
同様である。 実施例2 つぎに本発明の第二の実施例である電界効果トランジス
タを第4図を用いて説明する。 分子線エピタキシー法によりアンドープGaAs層1上
にn型GaAs層10、アンドープAlGaAs層11
、を順次成長した後、引き続き真空中において固体セレ
ンを加熱して得られる分子線を照射して変性層2を形成
し、さらに該変性層2上に絶縁膜3を形成する(第4図
(a))。変性N2を形成する際の基板温度は200℃
とし、厚さ10人の変性層を形成した。また絶縁膜には
光化学気相成長法により形成した窒化シリコンを用いた
。 次いで該絶縁膜3上にゲート電極4を形成し。 該ゲート電極4をマスクにして余分な絶縁膜3、変性層
2およびアンドープAlGaAs層11を除去する(第
4図(b))、ゲート長は1ミクロンとした。 次いで該ゲート電極4をはさんでn十型GaAS層5を
形成する(第4図(C))。 最後に該n十型GaAs層5上にオーミック電極6を形
成すればMIS型電界効果トランジスタが完成する(第
4図(d))。 本実施例のトランジスタは前述の第一の実施例と同様に
MIS型構造を有するが、導電層としてn型GaAs層
10を用いており、また該導電層と絶縁膜の間にアンド
ープAlGaAs層11が挿入されていることが第一の
実施例と異なる。ゲート電極4にバイアスを印加すると
n型G a A s層10中の導電キャリアの空乏層の
幅が変わる。 これにより、導電層であるn型GaAs層10中の導電
キャリアの数が変わり、トランジスタ動作が得ら゛れる
。変性層2を挿入しない場合、界面準位でのフェルミレ
ベルのピンニングのためゲートバイアスを変化させても
n型GaAs層10中の空乏層の幅が変化しにくくなる
問題があるが、本実施例では厚さ10人の変性層を挿入
したため、界面準位の発生が抑えられ、界面準位による
フェルミレベルのピンニングの問題が回避できる。さら
に界面準位による容量の増大や高周波特性の劣化を抑え
ることができる。 本実施例の電界効果トランジスタでは導電層とセレン化
アルミニウム層がアンドープAlGaAs層で分離され
ているため、前記の第一の実施例のトランジスタに比べ
導電層を流れる電子が絶縁膜3中の欠陥の影響を受けに
くい特徴がある。さらに絶縁膜のない場合と比較すると
、本実施例のトランジスタではゲート電極に流れこむリ
ーク電流が小さく、大きな動作マージンが得られる。n
型G a A s層10の厚さを10nm、アンドープ
AlGaAs層11の厚さを20nm、絶縁膜3の厚さ
を30nmとした場合の伝達コンダクタンスは140
m S / m mであった。 本実施例においてn型GaAs層10をはぶいてもよい
。この場合、アンドープG a A s層1とn型Al
GaAs層11の界面に誘起される2次元電子ガスが導
電層として働く。さらにn型GaAs層10をはぶき、
かつアンドープAlGaAs層11をn型A I G
a A s層に置き換えてもよい。この場合も、アンド
ープGaAs層1とn型A I G a A s層の界
面に誘起される2次元電子ガスが導電層として働く。こ
れらの場合も、導電層とセレン化アルミニウム層が分離
されているため、導電層を流れる電子が絶縁膜中の欠陥
の影響を受けにくいこと、さらに絶縁膜がゲート電極の
下にあるためゲート電極に流れこむリーク電流が小さく
、大きな動作マージンが得られることは同様である。 以上A I G a A s / G a A sヘテ
ロ構造の場合について示したが、そのほかの化合物半導
体1例えばI n G a A s、I nAlAs、
InP、InGaAsP等を用いた場合も同様である。 また変性層をセレン化物ガスを用いて形成する場合につ
いても前述の通りである。 実施例3 次に本発明を化合物半導体へテロ構造バイポーラトラン
ジスタ(Heterostructure Bipo
lar Trangistor、HBT)の表面保護
に応用した場合について説明する。 第5図はA I G a A s / G a A s
HB Tの製造工程を示す断面図である。 まず半絶縁性GaAs基板30上にn十型GaAs層2
0、n型GaAs層21、p型GaAs層22、n型A
lGaAs層23、n生型GaAS層24を順次エピタ
キシャル成長した後、エミッタ電極25を形成する(第
5図(a))。 次いで該エミッタ電極25をマスクにして不要なn生型
G a A s層24、及びn型A I G a A
s層23を除去し、ついで露出した表面を加熱清浄化し
た後真空中においてセレン分子線を照射して変性層2を
形成する(第5図(b))。変性層2を形成する際の基
板温度は200℃とし、変性層の厚さは10人とした。 次いでエミッタ電極25の側部にS i O,からなる
側壁26を形成した後、該側壁26をはさんでベース電
極27を形成する(第5図(C))。 最後にコレクタ電極領域の変性層2.p型GaAs層2
2、及びn型GaAs層21を除去してコレクタ電極2
8を形成すればHB Tの主要部分が完成する。 本実施例では、側壁26が本発明の構造における絶縁膜
に相当し、該側壁が下地の化合物半導体と接触する部分
、すなわちエミッタ電極とベース電極間の表面に変性層
が形成されている。このため、側壁26と下地の化合物
半導体の界面での界面準位の発生が抑えられるため、n
型AlGaAs層23からp型GaAs層22に注入さ
れた電子は界面準位を介して再結合して消失することな
くコレクタ層であるn型GaAs層21に拡散させるこ
とができる。これよりトランジスタのゲインのロスを低
減することができ、本実施例のように変性層を形成した
場合、形成しなかった場合に比ベゲインを5倍以上向上
させることができた。 以上A I G a A s / G a A 8 ヘ
テロ構造を有するHBTについて説明したが、そのほか
の化合物半導体、例えばI nGaAs、InP、In
GaAsP等を用いた場合も同様である。また変性層を
セレン化物ガスを用いて形成する場合についても前述の
通りである。 実施例4 つぎに本発明を、化合物半導体レーザの表面保護に用い
た場合について説明する。 第6図は本発明による化合物半導体レーザの発光領域の
断面を示す。同図において、40はn+型GaAs基板
、41はn型AlGaAs層、42はアンドープGaA
s層、43はp型AlGaAs層であり、いわゆるダブ
ルへテロ接合型の構造を有する。44.45はオーミッ
ク電極である。 3はレーザの共振器端面に相当する部分を保護する絶縁
膜であり、Sin、、SiN等を用いるが。 本実施例ではセレンにより形成した変性層2を界面に挿
入しである。 該変性層は露出した端面を加熱清浄化した後真空中にお
いてセレン分子線を照射して形成する。 該変性層2を形成する際の基板温度は200℃とし、変
性層の厚さは10人とした。 半導体層に垂直な方向(第6図、46)に電流を流し、
活性層であるアンドープGaAs層42でキャリアの再
結合を起こし、フォトンを発生させることにより端面よ
りレーザ光47が得られる。 従来の化合物半導体レーザでは、端面の絶縁膜/化合物
半導体界面には高密度の界面準位が存在した。このため
、該界面準位を介して起こる非発光のキャリアの再結合
により端面近傍でキャリア密度が減少するため、端面近
傍でのレーザ光の再吸収が増大し、それに伴う温度上昇
のため素子の寿命が短くなる問題があった。 しかし本実施例による化合物半導体レーザでは絶縁膜/
化合物半導体界面にセレンによる変性層2を挿入し界面
準位の発生を阻止しているため、素子の寿命を大幅に向
上させることができる。寿命の向上は3倍以上であった
。 以上の実施例では、ダブルへテロ接合型のレーザについ
て説明したが、このほかの型のレーザについても、共振
器端面の保護に応用することにより全く同様の効果が得
られる。また変性層をセレン化物ガスを用いて形成する
場合についても前述の通りである。 実施例5 つぎに本発明による金属膜/化合物半導体構造の実施例
を第8図を用いて説明する。第8図は本発明によるME
S型電界効果トランジスタの製造工程を示す。 始めに第8図(a)に示したように半絶縁性GaAs基
板上に順次n型G a A s層61.p型GaAs層
62、p型A I G a A s層63、p生型Ga
As層64を成長する。 ついで第8図(b)に示したようにゲート電極部に開口
を有するホトレジスト層65を形成し、該開口部のP十
型GaAs層64をP型AlGaAs層63をストッパ
にして除去する。 次いで該開口部のp型AlGaAs層63の表面の酸化
物を水素ラジカルビーム等で除去した後、セレン分子線
を照射して厚さ10人程度の変性層2を形成し、次いで
ゲート電極としてアルミニウム66層を堆積する(第8
図(C))。 次いで余分なアルミニウム層66をホトレジスト層65
とともに除去し、p十型G a A s層64上にオー
ミック電極67を形成すればトランジスタの主要部分が
完成する6 本トランジスタではp型GaAs層62を導電チャネル
に用いている。またn型GaAs層61はP型GaAs
層62中を流れるホールが基板側にしみださないように
するために設けである。 従来のトランジスタでは、p型チャネルに対するアルミ
ニウム電極の障壁高さは0.5Vと小さく、順方向にか
けられるゲートバイアスは0.5V以下に制限されてい
た。しかし本実施例では、アルミニウム電極の障壁高さ
は約1vと高く、トランジスタの高順方向での動作が可
能となった。 これは、本実施例ではアルミニウムゲート電極と下地の
化合物半導体界面にセレン分子線により形成した充分厚
い変性層を挿入したため界面でのフェルミレベルのピン
ニングが解除されたためと考えられる。アルミニウムは
仕事関数が小さいので、ピンニングがない場合p型半導
体に対して障壁高さが小さくなる。 以上本発明の実施例として5例を説明したが。 このほか、様々な化合物半導体電子、光素子において絶
縁膜/化合物半導体あるいは金属膜/化合物半導体界面
の界面準位の減少が望まれる個所において本発明を適用
すれば同様の効果が得られる。 例えば太陽電池の表面保護膜に用いれば、界面準位での
光キャリアの再結合を阻止でき、太陽電池の変換効率を
向上させることができる。また電界効果トランジスタの
ソース、ゲート電極間、及びドレイン、ゲート電極間の
表面保護に適用すれば。 界面準位による界面でのフェルミ準位のピンニングを阻
止することができ、キャリアの空乏化に伴う表面層の高
抵抗化を抑えることができる。
本発明によれば、界面準位の少ない良好な絶縁膜/化合
物半導体構造および金属膜/化合物半導体構造が得られ
、該構造を電子素子、光素子に用いれば界面準位による
特性劣化の少ない良好な素子が得られる。例えば本発明
をMIS型構造を有する電界効果トランジスタに適用す
れば、界面準位による特性劣化が少なく高速で、動作マ
ージンの大きい素子が再現性よく得られる。本発明を化
合物半導体へテロ接合バイポーラトランジスタに用いれ
ば、界面準位を介したキャリアの再結合が抑えられ、ト
ランジスタの増幅率の低下を阻止することができる。ま
た本発明を化合物半導体レーザに用いれば共振器端面で
の劣化を防止することができる。本発明をMES型電界
効果トランジスタに用いれば、ゲート電極の障壁高さを
自由に変更することができる。
物半導体構造および金属膜/化合物半導体構造が得られ
、該構造を電子素子、光素子に用いれば界面準位による
特性劣化の少ない良好な素子が得られる。例えば本発明
をMIS型構造を有する電界効果トランジスタに適用す
れば、界面準位による特性劣化が少なく高速で、動作マ
ージンの大きい素子が再現性よく得られる。本発明を化
合物半導体へテロ接合バイポーラトランジスタに用いれ
ば、界面準位を介したキャリアの再結合が抑えられ、ト
ランジスタの増幅率の低下を阻止することができる。ま
た本発明を化合物半導体レーザに用いれば共振器端面で
の劣化を防止することができる。本発明をMES型電界
効果トランジスタに用いれば、ゲート電極の障壁高さを
自由に変更することができる。
第1図は本発明による絶縁物/化合物半導体構造の断面
図、第2図は絶縁物と化合物半導体の界面に挿入する変
性層の厚さと界面準位密度の関係を示す図、第3図は本
発明の第一の実施例であるMIS型電界効果トランジス
タの製造工程を示す断面図、第4図は本発明の第二の実
施例である電界効果トランジスタの製造工程を示す断面
図、第5図は本発明の第三の実施例である化合物半導体
へテロ構造バイポーラトランジスタの製造工程を示す断
面図、第6図は本発明の第四の実施例である化合物半導
体レーザの断面図である。第7図は本発明による金属膜
/化合物半導体構造の断面図。 第8図は本発明の第五の実施例であるMES型電界効果
トランジスタの製造工程を示す断面図である。 符号の説明 1・・・アンドープG a A s層、2・・変性層、
3・・・絶縁膜、4・・・ゲート電極、5・ n十型G
aAs層、6・オーミック電極、10・・・n型GaA
s層、11・・・アンドープA I G a A s層
、20− n十型GaAs層、21− n型GaAs層
、22 ・n型GaAs層、23−n型AlGaAs層
、24−n+型GaAs層、25・・・エミッタ電極、
26・・・側壁、27・・・ベース電極、28・・・コ
レクタ電極、30・・・半絶縁性GaAs基板、40・
・・n生型GaAS基板、41− n型A I G a
A s層、42−・・アンドープGaAs層、43
・p型AlGaAs層、44.45・・・オーミック電
極、46・・・電流の方向を示す記号、47・・・レー
ザ光を示す記号、50・・・化合物半導体、51・・・
金属膜、61・・・n型GaAs層、62 ・n型Ga
As層、63−p型AlGa A s層、64−p+型
GaAs層、65−・・ホトレジスト層、66・・・ア
ルミニウム層、67・・・オーミック電極
図、第2図は絶縁物と化合物半導体の界面に挿入する変
性層の厚さと界面準位密度の関係を示す図、第3図は本
発明の第一の実施例であるMIS型電界効果トランジス
タの製造工程を示す断面図、第4図は本発明の第二の実
施例である電界効果トランジスタの製造工程を示す断面
図、第5図は本発明の第三の実施例である化合物半導体
へテロ構造バイポーラトランジスタの製造工程を示す断
面図、第6図は本発明の第四の実施例である化合物半導
体レーザの断面図である。第7図は本発明による金属膜
/化合物半導体構造の断面図。 第8図は本発明の第五の実施例であるMES型電界効果
トランジスタの製造工程を示す断面図である。 符号の説明 1・・・アンドープG a A s層、2・・変性層、
3・・・絶縁膜、4・・・ゲート電極、5・ n十型G
aAs層、6・オーミック電極、10・・・n型GaA
s層、11・・・アンドープA I G a A s層
、20− n十型GaAs層、21− n型GaAs層
、22 ・n型GaAs層、23−n型AlGaAs層
、24−n+型GaAs層、25・・・エミッタ電極、
26・・・側壁、27・・・ベース電極、28・・・コ
レクタ電極、30・・・半絶縁性GaAs基板、40・
・・n生型GaAS基板、41− n型A I G a
A s層、42−・・アンドープGaAs層、43
・p型AlGaAs層、44.45・・・オーミック電
極、46・・・電流の方向を示す記号、47・・・レー
ザ光を示す記号、50・・・化合物半導体、51・・・
金属膜、61・・・n型GaAs層、62 ・n型Ga
As層、63−p型AlGa A s層、64−p+型
GaAs層、65−・・ホトレジスト層、66・・・ア
ルミニウム層、67・・・オーミック電極
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、III−V族化合物半導体上に絶縁膜あるいは金属膜
が形成されていることを特徴とする半導体装置において
、該絶縁膜あるいは金属膜と該III−V族化合物半導体
の界面に、該III−V族化合物半導体表面に少なくとも
セレンを含む分子線あるいはガスを反応させて得られる
該化合物半導体構成元素のセレン化物からなる変性層が
挿入されていることを特徴とする半導体装置。 2、III−V族化合物半導体上に絶縁膜あるいは金属膜
が形成されていることを特徴とする半導体装置において
、該絶縁膜あるいは金属膜と該III−V族化合物半導体
の界面に、該III−V族化合物半導体表面に少なくとも
セレンを含む分子線あるいはガスを反応させて得られる
該化合物半導体構成元素のセレン化物からなり、厚さが
5オングストローム以上である変性層が挿入されている
ことを特徴とする半導体装置。 3、III−V族化合物半導体単結晶層上に絶縁膜あるい
は金属膜が形成されていることを特徴とする半導体装置
において、該絶縁膜あるいは金属膜と該III−V族化合
物半導体単結晶層の界面に、該III−V族化合物半導体
単結晶表面にセレンを反応させて得られる該化合物半導
体構成元素のセレン化物からなり、かつ少なくとも一つ
の結晶軸の方向が該III−V族化合物半導体単結晶層と
一致する厚さ5オングストローム以上の変性層が挿入さ
れていることを特徴とする半導体装置。 4、III−V族化合物半導体上に絶縁膜あるいは金属膜
が形成されていることを特徴とする半導体装置において
、該絶縁膜あるいは金属膜と該III−V族化合物半導体
の界面に、該III−V族化合物半導体表面に少なくとも
セレンを含む分子線あるいはガスを反応させて得られる
該化合物半導体構成元素のセレン化物からなる変性層が
挿入されており、かつ該変性層はV族元素:セレンの組
成比が2:3の化合物を含まないことを特徴とする半導
体装置。 5、真空中において、固体セレンあるいはセレンを含む
化合物を加熱して得られる分子線を、III−V族化合物
半導体表面に照射して該III−V族化合物半導体のセレ
ン化物からなる変性層を形成する工程、該変性層上に絶
縁膜あるいは金属膜を形成する工程を少なくとも含む半
導体装置の製造方法。 6、III−V族化合物半導体をガス状のセレン化物中で
反応させ該III−V族化合物半導体のセレン化物からな
る変性層を形成する工程、該変性層上に絶縁膜あるいは
金属膜を形成する工程を少なくとも含む半導体装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24711790A JPH04127542A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24711790A JPH04127542A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04127542A true JPH04127542A (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=17158692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24711790A Pending JPH04127542A (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04127542A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009119102A1 (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | 国立大学法人東京大学 | 半導体基板、半導体基板の製造方法および半導体装置 |
| JP2011091394A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-05-06 | Imec | 誘電体とiii/v化合物との間の低欠陥界面の製造方法 |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP24711790A patent/JPH04127542A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009119102A1 (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-01 | 国立大学法人東京大学 | 半導体基板、半導体基板の製造方法および半導体装置 |
| JP2011091394A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-05-06 | Imec | 誘電体とiii/v化合物との間の低欠陥界面の製造方法 |
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