JPH0412767B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412767B2 JPH0412767B2 JP12106887A JP12106887A JPH0412767B2 JP H0412767 B2 JPH0412767 B2 JP H0412767B2 JP 12106887 A JP12106887 A JP 12106887A JP 12106887 A JP12106887 A JP 12106887A JP H0412767 B2 JPH0412767 B2 JP H0412767B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- wire
- thermite
- agent
- anchor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明はアンカーの使用後には撤去する除去式
アンカーに関するものであり、コンクリートのア
ンカー幹体を破壊せず、かつPC鋼より線等の引
張材を軟化、溶断せずに、単にPC鋼より線の中
央に空洞を形成するだけで除去できるアンカーで
ある。
アンカーに関するものであり、コンクリートのア
ンカー幹体を破壊せず、かつPC鋼より線等の引
張材を軟化、溶断せずに、単にPC鋼より線の中
央に空洞を形成するだけで除去できるアンカーで
ある。
<従来の技術>
除去式アンカーとは、地盤に削孔した孔内に
PC鋼より線を挿入した後に、コンクリート等の
固化材を充填し、コンクリートの硬化後にPC鋼
より線に所定の緊張力を与えて設置するアンカー
であつて、アンカーの使用後には徹去する必要が
あるものをいう。
PC鋼より線を挿入した後に、コンクリート等の
固化材を充填し、コンクリートの硬化後にPC鋼
より線に所定の緊張力を与えて設置するアンカー
であつて、アンカーの使用後には徹去する必要が
あるものをいう。
従来のアンカーの除去技術のうち、発熱剤を使
用する方法として、次の二つの方法が存在する。
用する方法として、次の二つの方法が存在する。
孔内に挿入したPC鋼より線の周囲に、テル
ミツト剤等の発熱剤を配置し、そのテルミツト
剤を急速に燃焼させて爆発させ、コンクリート
よりなるアンカー幹体を破壊して、PC鋼より
線を引き抜く方法が存在する。
ミツト剤等の発熱剤を配置し、そのテルミツト
剤を急速に燃焼させて爆発させ、コンクリート
よりなるアンカー幹体を破壊して、PC鋼より
線を引き抜く方法が存在する。
また、上記のように配置したテルミツト材に
高熱を発生させて、PC鋼より線を軟化、溶断
して引き抜く方法が存在する。
高熱を発生させて、PC鋼より線を軟化、溶断
して引き抜く方法が存在する。
<本発明が解決しようとする問題点>
前記した従来の除去式アンカー技術には次のよ
うな問題点が存在する。
うな問題点が存在する。
<イ> テルミツト剤を爆発させるため、大きな
爆音と振動が発生するという問題が生じる。
爆音と振動が発生するという問題が生じる。
<ロ> テルミツト剤の爆発によつてコンクリー
トを破壊するため、コンクリートは破片状に砕け
る。
トを破壊するため、コンクリートは破片状に砕け
る。
従つて、PC鋼より線を引き抜くときに、PC鋼
より線とコンクリートとの付着が完全に切れず、
コンクリート片がPC鋼より線に付着し、コンク
リート片同士が噛み合い、または孔壁にくい込ん
でしまい、コンクリートが孔壁とPC鋼より線の
間に打ち込まれた楔のような働きをして、PC鋼
より線の引き抜きが困難になるおそれがある。
より線とコンクリートとの付着が完全に切れず、
コンクリート片がPC鋼より線に付着し、コンク
リート片同士が噛み合い、または孔壁にくい込ん
でしまい、コンクリートが孔壁とPC鋼より線の
間に打ち込まれた楔のような働きをして、PC鋼
より線の引き抜きが困難になるおそれがある。
<ハ> PC鋼より線を溶断して引き抜くく場合
は、PC鋼より線の孔底部が残留するため、後に
他の工事の障害となる。
は、PC鋼より線の孔底部が残留するため、後に
他の工事の障害となる。
<ニ> PC鋼より線を溶断するときに発する高
熱によつて、地下水が地中で水蒸気となり、爆発
現象を起こすおそれがある。
熱によつて、地下水が地中で水蒸気となり、爆発
現象を起こすおそれがある。
<本発明の目的>
本発明は上記のような問題点を解決するため、
次にような除去式アンカーを提供することを目的
とする。
次にような除去式アンカーを提供することを目的
とする。
<イ> コンクリートを破壊せずに、PC鋼より
線の除去時に爆音や振動を発生させずに、安全に
除去作業を行うことができる除去式アンカー。
線の除去時に爆音や振動を発生させずに、安全に
除去作業を行うことができる除去式アンカー。
<ロ> コンクリートを破壊せずに、PC鋼より
線の除去作業を容易かつ確実に行うことができる
除去式アンカー。
線の除去作業を容易かつ確実に行うことができる
除去式アンカー。
<ハ> PC鋼より線を中間で溶断せずに、全部
撤去することができる除去式アンカー。
撤去することができる除去式アンカー。
<本発明の構成>
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
<イ> 発熱剤
本実施例では発熱剤としてテルミツト剤1を使
用する。
用する。
テルミツト剤1は鉄の酸化物とアルミニウム粉
と燃焼調整剤(珪砂、樹脂など)との混合物であ
る。
と燃焼調整剤(珪砂、樹脂など)との混合物であ
る。
このテルミツト剤1を加熱すると、酸化アルミ
ニウムと鉄を生じさせて多量の熱を発生する(テ
ルミツト反応)。
ニウムと鉄を生じさせて多量の熱を発生する(テ
ルミツト反応)。
本発明においては、幹体を破壊させずに、PC
鋼より線2も軟化させないで、まして切断しない
程度の熱を発生するように、テルミツト剤1の配
合を、第5図の表に示した、の通りに行う。
鋼より線2も軟化させないで、まして切断しない
程度の熱を発生するように、テルミツト剤1の配
合を、第5図の表に示した、の通りに行う。
第5図の表に示す各種配合比のものをそれぞれ
実験した結果によれば、配合、に相当するも
のが比較的良い成果を与えた。
実験した結果によれば、配合、に相当するも
のが比較的良い成果を与えた。
即ち、及びは反応が速すぎて爆発に近い現
象を起こし、このままでは好ましくないことがわ
かつた。
象を起こし、このままでは好ましくないことがわ
かつた。
また、表の、は燃料調整剤の量が過多で熱
量不足となり、不満足な結果に終わつた。
量不足となり、不満足な結果に終わつた。
表の、、は使用に耐え得る配合ではある
ものの、若干燃速を抑える工夫が必要と感じた。
ものの、若干燃速を抑える工夫が必要と感じた。
このように、本工法に利用する発熱剤は、その
成分の粒度や配合比、更に適切な燃焼調整剤を選
択することによつて、燃速及び発熱量を調整する
ことができ、本工法を効率的に行う上で、重要な
因子となつていることがわかる。
成分の粒度や配合比、更に適切な燃焼調整剤を選
択することによつて、燃速及び発熱量を調整する
ことができ、本工法を効率的に行う上で、重要な
因子となつていることがわかる。
<ロ> 収納函
本実施例ではテルミツト剤1を、密閉状態の函
体の収納函11の内部に収納して、PC鋼より線
2の中央に空洞を形成する場合について説明す
る。
体の収納函11の内部に収納して、PC鋼より線
2の中央に空洞を形成する場合について説明す
る。
収納函11は例えば円柱状に形成し、その材質
には、テルミツト反応によつて溶解もしくは焼尽
可能で、かつ内部のテルミツト剤1を防水できる
止水効果を有するものを使用する。
には、テルミツト反応によつて溶解もしくは焼尽
可能で、かつ内部のテルミツト剤1を防水できる
止水効果を有するものを使用する。
本実施例ではアルミニウムやプラスチツク等の
材質で形成する。
材質で形成する。
<ハ> PC鋼より線の取り付け
複数本のPC鋼より線2を、収納函11の軸方
向と平行に位置させ、収納函11の周面に結束部
材21で数箇所固定する。
向と平行に位置させ、収納函11の周面に結束部
材21で数箇所固定する。
結束部材21は収納函11と同様に、テルミツ
ト反応によつて溶解可能なアルミニウム等で形成
する。
ト反応によつて溶解可能なアルミニウム等で形成
する。
このようにして収納函11をPC鋼より線2群
の中央に位置させ、空洞形成体を構成する。
の中央に位置させ、空洞形成体を構成する。
収納函11の周面には、PC鋼より線2が取り
付け易いように、軸方向の溝孔を刻設することが
望ましい。
付け易いように、軸方向の溝孔を刻設することが
望ましい。
例えば第4図のような溝孔12を刻設すること
が考えられる。
が考えられる。
<ニ> 着火装置
プラスとマイナスの2本の絶縁電線31を、孔
外からPC鋼より線2に沿つて収納函11の内部
に到達させ、収納函11の内部で抵抗発熱体32
によつて接続する。
外からPC鋼より線2に沿つて収納函11の内部
に到達させ、収納函11の内部で抵抗発熱体32
によつて接続する。
抵抗発熱体32の周辺には、テルミツト剤1に
着火するための着火剤3を位置させる。
着火するための着火剤3を位置させる。
着火剤3は抵抗発熱体32で発する熱が、低熱
であつても着火するものが望ましい。
であつても着火するものが望ましい。
着火装置は孔内の最上部の収納函11に取り付
けておけば、テルミツト剤1が着火、燃焼し、そ
のときに発生する熱が下方に接するテルミツト剤
1を順次燃焼させる。
けておけば、テルミツト剤1が着火、燃焼し、そ
のときに発生する熱が下方に接するテルミツト剤
1を順次燃焼させる。
<本発明の使用方法>
以下順を追つて本発明の使用方法について説明
する。
する。
<イ> アンカー体の定着(第2図)
上記のように組み立てたアンカー体を孔内に挿
入する。
入する。
次にコンクリート4等の固化剤を充填し、所定
の養生期間経過後に、PC鋼より線2を緊張させ
て定着する。
の養生期間経過後に、PC鋼より線2を緊張させ
て定着する。
<ロ> アンカーの除去作業(第3図)
工事終了後に地盤に定着したアンカーを除去す
る。
る。
(1) テルミツト剤の着火
絶縁電線31から電流を流し、抵抗発熱体32
で熱を発生させて着火剤3に着火し、次にテルミ
ツト剤1を着火、燃焼させる。
で熱を発生させて着火剤3に着火し、次にテルミ
ツト剤1を着火、燃焼させる。
(2) テルミツト剤の燃焼及び収納函等の溶融
テルミツト剤1が燃焼することによつて、多量
の熱が発生し、その熱で次々とテルミツト反応が
継続して行く。
の熱が発生し、その熱で次々とテルミツト反応が
継続して行く。
従つて、PC鋼より線2群の中央に位置する収
納函11及び結束部材21も溶融又は軟化する。
納函11及び結束部材21も溶融又は軟化する。
このとき、テルミツト剤1の燃焼速度が速すぎ
ると、テルミツト剤1が爆発を起こし、コンクリ
ート4が破壊されるため、燃焼速度を調節してテ
ルミツト剤を徐々に溶融、焼尽させる必要があ
る。
ると、テルミツト剤1が爆発を起こし、コンクリ
ート4が破壊されるため、燃焼速度を調節してテ
ルミツト剤を徐々に溶融、焼尽させる必要があ
る。
また、このときのテルミツト剤1の反応温度が
高すぎると、PC鋼より線2が軟化、溶断してし
まうので、所定の温度まで上昇するように、テル
ミツト剤1の配合の割合を調節する。
高すぎると、PC鋼より線2が軟化、溶断してし
まうので、所定の温度まで上昇するように、テル
ミツト剤1の配合の割合を調節する。
従つて、テルミツト剤1の配合の割合を、第5
図の表の、のような値にする場合がある。
図の表の、のような値にする場合がある。
(3) 空洞の形成
溶融したテルミツト剤1及び収納函11等は、
液状又は一部気化することによつて、体積を大幅
に減少させる。
液状又は一部気化することによつて、体積を大幅
に減少させる。
そのためPC鋼より線2群の中央には、空洞4
1が形成される。
1が形成される。
このとき、溶融したテルミツト剤1の反応温度
は、予め配合の割合を調節することによつて、
PC鋼より線2を軟化、溶断することがないよう
に設定してある。
は、予め配合の割合を調節することによつて、
PC鋼より線2を軟化、溶断することがないよう
に設定してある。
(4) PC鋼より線の引き抜き
テルミツト剤1等が燃焼、溶融して孔底に沈降
した後、PC鋼より線2を上方に引き抜く。
した後、PC鋼より線2を上方に引き抜く。
PC鋼より線2の中央には、空洞41が形成さ
れているため、PC鋼より線2はその一部分でコ
ンクリート4の側壁に張り付いている状態とな
る。
れているため、PC鋼より線2はその一部分でコ
ンクリート4の側壁に張り付いている状態とな
る。
そのため、PC鋼より線2を上方に引き抜くこ
とによつて、容易にコンクリート4の側壁から剥
離することができる。
とによつて、容易にコンクリート4の側壁から剥
離することができる。
従つて、除去時の引き抜き抵抗が低減して、容
易に引き抜くことができる。
易に引き抜くことができる。
<その他の実施例1>(第6,7図)
上記実施例では、一体の円柱状の収納函11を
用いたが、その他に複数の大小の収納函5を用い
る場合も考えられる。
用いたが、その他に複数の大小の収納函5を用い
る場合も考えられる。
まず大小の異径の収納函5を同軸方向に交互に
位置させて、その間をネジ等の連結部材51で連
結する。
位置させて、その間をネジ等の連結部材51で連
結する。
次に複数本のPC鋼より線2を大径の収納函5
の周面に接触させて、収納函5の軸方向に位置さ
せる。
の周面に接触させて、収納函5の軸方向に位置さ
せる。
そしてPC鋼より線2を、小径の収納函5の周
面に結束部材21で固定する。
面に結束部材21で固定する。
PC鋼より線2群の孔底側の端部は、第6図の
ように1本のPC鋼より線2をU字状に折り返し
て取り付ける場合や、複数本のPC鋼より線2を
連結する場合等が考えられる。
ように1本のPC鋼より線2をU字状に折り返し
て取り付ける場合や、複数本のPC鋼より線2を
連結する場合等が考えられる。
このようにして大小の収納函5の周面に、PC
鋼より線2を波状に取り付ける。
鋼より線2を波状に取り付ける。
そのため第7図のように、PC鋼より線2を引
き抜くときに、大径の収納函5に取り付けられて
いたPC鋼より線2群は、圧縮力によつて孔壁か
ら剥離して、空洞41の中心方向に寄せ集められ
る。
き抜くときに、大径の収納函5に取り付けられて
いたPC鋼より線2群は、圧縮力によつて孔壁か
ら剥離して、空洞41の中心方向に寄せ集められ
る。
従つて、除去時の引き抜き抵抗が低減して、容
易に引き抜くことができる。
易に引き抜くことができる。
<その他の実施例2>(第8図)
前記実施例では、テルミツト剤1を収納函11
内に収納して空洞形成体を形成したが、その他の
実施例として第8図に示すように、収納容器を用
いずに、固形テルミツト6を用いて空洞形成体を
形成することができる。
内に収納して空洞形成体を形成したが、その他の
実施例として第8図に示すように、収納容器を用
いずに、固形テルミツト6を用いて空洞形成体を
形成することができる。
固形テルミツト6は、テルミツト剤1に固化剤
などを混入して固化させ、所定の形状の空洞形成
体を形成したものである。
などを混入して固化させ、所定の形状の空洞形成
体を形成したものである。
固形テルミツト6の内部には、補強用の芯材と
して塩ビパイプ61などを配置することが望まし
い。
して塩ビパイプ61などを配置することが望まし
い。
また、固形テルミツト6とPC鋼より線2とが
直接接触する部分には、石綿62を挟んで位置さ
せたり、PC鋼より線2に石綿62を巻くなどし
て、PC鋼より線2を熱から保護することも考え
られる。
直接接触する部分には、石綿62を挟んで位置さ
せたり、PC鋼より線2に石綿62を巻くなどし
て、PC鋼より線2を熱から保護することも考え
られる。
<本発明の効果>
本発明は以上説明したようになるので、次のよ
うな効果を期待することができる。
うな効果を期待することができる。
<イ> 従来のようにテルミツト剤を急速に燃焼
させて爆発させ、孔内に充填したコンクリートを
破壊してPC鋼より線を引き抜く方法は、爆音と
振動が発生するという問題が生じる。
させて爆発させ、孔内に充填したコンクリートを
破壊してPC鋼より線を引き抜く方法は、爆音と
振動が発生するという問題が生じる。
そこで本発明は、テルミツト剤を徐々に燃焼、
溶融させて、PC鋼より線の中央に空洞を形成す
るものである。
溶融させて、PC鋼より線の中央に空洞を形成す
るものである。
そのため、アンカーの除去時に爆音や振動を発
生させずに、安全に除去作業を行うことができ
る。
生させずに、安全に除去作業を行うことができ
る。
<ロ> 従来は、爆発によつてコンクリートを破
片状に砕くため、PC鋼より線を引き抜くときに、
破片状のコンクリート同士が噛み合い、または地
盤にくい込んでしまう。
片状に砕くため、PC鋼より線を引き抜くときに、
破片状のコンクリート同士が噛み合い、または地
盤にくい込んでしまう。
そのためコンクリートが孔壁とPC鋼より線の
間に打ち込まれた楔のような働きをして、PC鋼
より線の引き抜きが困難になるおそれがある。
間に打ち込まれた楔のような働きをして、PC鋼
より線の引き抜きが困難になるおそれがある。
本発明の場合はコンクリートを破壊しないで、
そのままの形状を維持させ、PC鋼より線の中央
に空洞を形成して引き抜くものである。
そのままの形状を維持させ、PC鋼より線の中央
に空洞を形成して引き抜くものである。
そのためPC鋼より線は、その一部分でコンク
リートの側壁に張り付いている状態となり、PC
鋼より線を上方に引き抜くことによつて、容易に
コンクリートの側壁から剥離することができる。
リートの側壁に張り付いている状態となり、PC
鋼より線を上方に引き抜くことによつて、容易に
コンクリートの側壁から剥離することができる。
従つて、除去時の引き抜き抵抗が低減して、容
易にかつ確実にPC鋼より線を引き抜いて、アン
カーの除去を行うことができる。
易にかつ確実にPC鋼より線を引き抜いて、アン
カーの除去を行うことができる。
<ハ> 従来のように、テルミツト剤によつて高
熱を発生させ、PC鋼より線を軟化、溶断して引
き抜く場合は、PC鋼より線の孔底部が残留する
ため、後に他の工事の障害となる。
熱を発生させ、PC鋼より線を軟化、溶断して引
き抜く場合は、PC鋼より線の孔底部が残留する
ため、後に他の工事の障害となる。
そこで本発明は、PC鋼より線を軟化させず、
まして溶断しない程度の熱を発するようにテルミ
ツト剤の配合を行う。
まして溶断しない程度の熱を発するようにテルミ
ツト剤の配合を行う。
そして、テルミツト剤と収納函より形成される
空洞形成体のみを燃焼、溶融し、もしくは一部気
化させることによつて、PC鋼より線の中央に空
洞を形成して、アンカーの除去を行うものであ
る。
空洞形成体のみを燃焼、溶融し、もしくは一部気
化させることによつて、PC鋼より線の中央に空
洞を形成して、アンカーの除去を行うものであ
る。
そのため、PC鋼より線を地中に残留させず、
PC鋼より線の全長に渡つて引き抜きができる。
PC鋼より線の全長に渡つて引き抜きができる。
従つて、アンカーの除去後に他の工事の障害に
なることがない。
なることがない。
<ニ> 本発明に使用するテルミツト剤は、PC
鋼より線を軟化させず、まして溶断しない程度の
熱を発するように配合を行う。
鋼より線を軟化させず、まして溶断しない程度の
熱を発するように配合を行う。
そのため従来の技術のように、PC鋼より線を
溶断するときに発する高熱によつて、地下水が地
中で水蒸気となり、爆発現象を起こすおそれがな
く、安全に作業を行うことができる。
溶断するときに発する高熱によつて、地下水が地
中で水蒸気となり、爆発現象を起こすおそれがな
く、安全に作業を行うことができる。
第1図:本発明の一実施例の説明図、第2図:
孔内に本発明のアンカーを定着した状態の説明
図、第3図:テルミツト剤を発熱させてPC鋼よ
り線を引き抜く作業を示す説明図、第4図:溝孔
を刻設した収納函の説明図、第5図:テルミツト
剤の配合比と燃速及び発熱量の実験結果を示す
表、第6,7図:その他の実施例1の説明図、第
8図:その他の実施例2の説明図。
孔内に本発明のアンカーを定着した状態の説明
図、第3図:テルミツト剤を発熱させてPC鋼よ
り線を引き抜く作業を示す説明図、第4図:溝孔
を刻設した収納函の説明図、第5図:テルミツト
剤の配合比と燃速及び発熱量の実験結果を示す
表、第6,7図:その他の実施例1の説明図、第
8図:その他の実施例2の説明図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 地盤に削孔した孔内に引張材を挿入した後に
固化材を充填し、 固化材の硬化後に引張材に所定の緊張力を与え
て設置するアンカーであつて、 アンカーの使用後には撤去する除去式アンカー
において、 引張材を軟化、溶断させることのない温度の発
熱材によつて空洞形成体を構成し、 この空洞形成体の周囲に引張材を配置したこと
を特徴とする、 除去式アンカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12106887A JPS63289116A (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 除去式アンカ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12106887A JPS63289116A (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 除去式アンカ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63289116A JPS63289116A (ja) | 1988-11-25 |
| JPH0412767B2 true JPH0412767B2 (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=14802048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12106887A Granted JPS63289116A (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 除去式アンカ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63289116A (ja) |
-
1987
- 1987-05-20 JP JP12106887A patent/JPS63289116A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63289116A (ja) | 1988-11-25 |
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