JPH0412784Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0412784Y2 JPH0412784Y2 JP1984196984U JP19698484U JPH0412784Y2 JP H0412784 Y2 JPH0412784 Y2 JP H0412784Y2 JP 1984196984 U JP1984196984 U JP 1984196984U JP 19698484 U JP19698484 U JP 19698484U JP H0412784 Y2 JPH0412784 Y2 JP H0412784Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- slot
- wedge
- winding
- magnetic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Linear Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、リニアインダクシヨンモータ(以下
LIMと略称する)を構成する1次側固定子の改
良案に関する。
LIMと略称する)を構成する1次側固定子の改
良案に関する。
LIMの1次側固定子は、一般には第2図に示
すように、櫛歯状の鉄板を多数枚積層した鉄芯1
のスロツト2(このスロツトは鉄芯の長手方向に
定ピツチで存在する)内に、単相又は多相巻線3
を設けた構造とされる。
すように、櫛歯状の鉄板を多数枚積層した鉄芯1
のスロツト2(このスロツトは鉄芯の長手方向に
定ピツチで存在する)内に、単相又は多相巻線3
を設けた構造とされる。
ところが、図示の固定子は、スロツト2の開口
部が大きいため、鉄板上にアルミ等の導体を積層
した2次導体(リアクシヨンプレート)4との間
に生成される磁場が鉄芯の歯5の部分で強くな
り、空間的な磁場分布が第2図の下側に示す図の
ように変化する。そして、このように変化した磁
場が極ピツチと等しい周期で振幅変調されるた
め、LIMの推力を打ち消す方向の力が発生し、
モータ出力(=推力)が低下する。
部が大きいため、鉄板上にアルミ等の導体を積層
した2次導体(リアクシヨンプレート)4との間
に生成される磁場が鉄芯の歯5の部分で強くな
り、空間的な磁場分布が第2図の下側に示す図の
ように変化する。そして、このように変化した磁
場が極ピツチと等しい周期で振幅変調されるた
め、LIMの推力を打ち消す方向の力が発生し、
モータ出力(=推力)が低下する。
ここで、LIMの推力は、近似的には1次側固
定子と2次導体との間のギヤツプの逆2乗に比例
し、従つて、推力増加のためには上記のギヤツプ
を極力小さくするのが望ましいが、上述の推力低
下現象は、このギヤツプが小さい程顕著である。
定子と2次導体との間のギヤツプの逆2乗に比例
し、従つて、推力増加のためには上記のギヤツプ
を極力小さくするのが望ましいが、上述の推力低
下現象は、このギヤツプが小さい程顕著である。
そこで、この問題対策として、第3図に示すよ
うに、鉄芯1の歯5の先端にスロツト2の開口幅
を狭める突出部6を形成し、磁場の変化を緩和す
ることが行われている。
うに、鉄芯1の歯5の先端にスロツト2の開口幅
を狭める突出部6を形成し、磁場の変化を緩和す
ることが行われている。
しかしながら、鉄芯の歯先に突出部を設ける
と、巻線3を予め必要な形にコイリングして嵌合
させると云う効率の良い製作法を採ることができ
ず、また、スロツト内に導体を直巻きして巻線と
なす場合も作業性が悪化し、巻線機も複雑化す
る。
と、巻線3を予め必要な形にコイリングして嵌合
させると云う効率の良い製作法を採ることができ
ず、また、スロツト内に導体を直巻きして巻線と
なす場合も作業性が悪化し、巻線機も複雑化す
る。
そこで、特公昭58−49102号は、スロツトの形
成表面を磁性材料の薄板で覆蔽することを提案し
ている。この構造によれば薄板が鉄芯の歯間の磁
束分布を緩やかにするので、鉄芯の歯を第3図の
ような形状にする必要がなく、製作に伴う上述の
問題がなくなる。
成表面を磁性材料の薄板で覆蔽することを提案し
ている。この構造によれば薄板が鉄芯の歯間の磁
束分布を緩やかにするので、鉄芯の歯を第3図の
ような形状にする必要がなく、製作に伴う上述の
問題がなくなる。
上記特公昭58−49102号公報に開示の技術は、
鉄芯の全長にわたる薄板をスロツト形成面側に取
付けるので、磁性体の薄板に渦電流が生起して渦
電流損が生じる。そこで、薄板にスリツトを形成
して渦電流損を減少させる方法を採つているが、
これでも渦電流損は解消されず、また、例え薄板
であつても隣接磁極間での薄板を介しての磁束漏
洩の問題が残るので、その分モータ出力の向上効
果が薄れる。
鉄芯の全長にわたる薄板をスロツト形成面側に取
付けるので、磁性体の薄板に渦電流が生起して渦
電流損が生じる。そこで、薄板にスリツトを形成
して渦電流損を減少させる方法を採つているが、
これでも渦電流損は解消されず、また、例え薄板
であつても隣接磁極間での薄板を介しての磁束漏
洩の問題が残るので、その分モータ出力の向上効
果が薄れる。
また、薄板の固定部間距離(スパン)が長いの
で薄板が振動して振動音が発生することも考えら
れる。
で薄板が振動して振動音が発生することも考えら
れる。
なお、実開昭54−90615号公報、或いは特公昭
54−159620号公報にはスロツトの入口部に楔を係
止させ、この楔でスロツトの開口を閉じる技術が
開示されているが、これ等の構造は、楔を磁性体
で形成すると楔を通して隣接磁極間で磁束漏洩が
起こり、モータ出力が高まらない。
54−159620号公報にはスロツトの入口部に楔を係
止させ、この楔でスロツトの開口を閉じる技術が
開示されているが、これ等の構造は、楔を磁性体
で形成すると楔を通して隣接磁極間で磁束漏洩が
起こり、モータ出力が高まらない。
本考案は、この問題を解決するためになされた
ものである。
ものである。
上記の問題を無くした本考案のLIM1次側固定
子は、第1図に示すように、鉄芯1のスロツト2
間に形成された歯5の先端部に、スロツト2を間
にして対向する蟻溝様の係止溝7を鉄芯の全幅に
渡つて設け、スロツト内への巻線3挿入後、鉄芯
の長手方向におけるスロツト幅Wよりも幅W1の
小さい中央部8aがFRP(繊維強化プラスチツ
ク)、非補強プラスチツク、セラミツクス、ステ
ンレス等の非磁性体によつて形成され、鉄芯に接
触させる両側部8b,8bが鉄等の磁性体によつ
て形成された楔8を、上記対向係止溝7,7間に
挿入することに特徴づけられる。
子は、第1図に示すように、鉄芯1のスロツト2
間に形成された歯5の先端部に、スロツト2を間
にして対向する蟻溝様の係止溝7を鉄芯の全幅に
渡つて設け、スロツト内への巻線3挿入後、鉄芯
の長手方向におけるスロツト幅Wよりも幅W1の
小さい中央部8aがFRP(繊維強化プラスチツ
ク)、非補強プラスチツク、セラミツクス、ステ
ンレス等の非磁性体によつて形成され、鉄芯に接
触させる両側部8b,8bが鉄等の磁性体によつ
て形成された楔8を、上記対向係止溝7,7間に
挿入することに特徴づけられる。
即ち、鉄芯の歯先幅を拡げ、同時に渦電流損、
隣接磁極間での磁束漏洩を防止する効果(渦電流
損と磁束漏洩は楔の中央部を非磁性体で形成して
両側部間の電磁気的なつながりを断ち切つたこと
によつて生じる)をもつ楔をスロツト開口部に着
脱自在に取付けることによつて、巻線の装着性を
悪化させずにストロツト形状に起因する空間的磁
場の変化を小さくし、推力低下を防止したのがこ
の考案である。
隣接磁極間での磁束漏洩を防止する効果(渦電流
損と磁束漏洩は楔の中央部を非磁性体で形成して
両側部間の電磁気的なつながりを断ち切つたこと
によつて生じる)をもつ楔をスロツト開口部に着
脱自在に取付けることによつて、巻線の装着性を
悪化させずにストロツト形状に起因する空間的磁
場の変化を小さくし、推力低下を防止したのがこ
の考案である。
上記楔8の両側部8b,8bは、溝7に挿入す
る縁部を溝7の形状に対応した形として、その縁
部を抜け止め効果の得られるように若干きつめに
溝7に挿入する。
る縁部を溝7の形状に対応した形として、その縁
部を抜け止め効果の得られるように若干きつめに
溝7に挿入する。
なお、楔8の磁性体と非磁性体は、接着するほ
か、その両者が金属である場合には、圧着、溶接
等の方法で一体化したり、予め一体に積層された
材料から楔を切り出すと云つた方法を採ることも
できる。
か、その両者が金属である場合には、圧着、溶接
等の方法で一体化したり、予め一体に積層された
材料から楔を切り出すと云つた方法を採ることも
できる。
以上説明した本考案の1次側固定子は、楔の両
側の磁性材によつて鉄芯の歯幅が歯先部で拡げら
れるので、磁場の空間分布変化が小さく抑えられ
る。また、楔は両側部間の電磁気的なつながりが
断ち切られているので、渦電流損や隣接磁極間で
の磁束漏洩も防止され、これ等によつてLIMの
推力低下が従来以上に小さくなる。また、楔は各
スロツト毎に固定されているので、これが振動し
て騒音を生じさせる心配もない。
側の磁性材によつて鉄芯の歯幅が歯先部で拡げら
れるので、磁場の空間分布変化が小さく抑えられ
る。また、楔は両側部間の電磁気的なつながりが
断ち切られているので、渦電流損や隣接磁極間で
の磁束漏洩も防止され、これ等によつてLIMの
推力低下が従来以上に小さくなる。また、楔は各
スロツト毎に固定されているので、これが振動し
て騒音を生じさせる心配もない。
また、楔はスロツトを間にして対向した歯先の
係止溝に着脱自在に挿入されており、それを外せ
ばスロツト幅が先端から奥所迄一定となるので、
巻線の装着性も良くなる。
係止溝に着脱自在に挿入されており、それを外せ
ばスロツト幅が先端から奥所迄一定となるので、
巻線の装着性も良くなる。
そのほか、楔による巻線の保持効果も得られ、
巻線の固定も容易になる。
巻線の固定も容易になる。
第1図は、本考案の1次側固定子を一部分解し
て示す斜視図、第2図は、従来の1次側固定子を
採用したLIMを磁場の空間分布図を含めて示す
側面図、第3図は、磁場の変化を緩和するために
従来採用されている鉄芯の断面図である。 1……鉄芯、2……スロツト、3……巻線、5
……歯、7……係止溝、8……楔、8a……非磁
性体から成る中央部、8b……磁性体から成る両
側部。
て示す斜視図、第2図は、従来の1次側固定子を
採用したLIMを磁場の空間分布図を含めて示す
側面図、第3図は、磁場の変化を緩和するために
従来採用されている鉄芯の断面図である。 1……鉄芯、2……スロツト、3……巻線、5
……歯、7……係止溝、8……楔、8a……非磁
性体から成る中央部、8b……磁性体から成る両
側部。
Claims (1)
- 長手方向に定ピツチでスロツトを設けた櫛歯状
の鉄芯と、上記スロツト内に挿入する巻線とで構
成されるリニアインダクシヨンモータの1次側固
定子において、上記鉄芯の歯の先端部にスロツト
を間にして対向する係止溝を鉄芯の全幅に渡つて
設け、スロツト内への巻線挿入後、鉄芯の長手方
向におけるスロツト幅よりも幅の小さい中央部が
非磁性体によつて、鉄芯に接触する両側部が磁性
体によつて形成された楔を、上記対向係止溝間に
挿入することを特徴とするリニアインダクシヨン
モータの1次側固定子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984196984U JPH0412784Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984196984U JPH0412784Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61114984U JPS61114984U (ja) | 1986-07-21 |
| JPH0412784Y2 true JPH0412784Y2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=30754941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984196984U Expired JPH0412784Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0412784Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5490615U (ja) * | 1977-12-09 | 1979-06-27 | ||
| DE2824951A1 (de) * | 1978-06-07 | 1979-12-20 | Kabel Metallwerke Ghh | Verfahren zur herstellung eines stators fuer einen linearmotor |
| FR2513862B1 (fr) * | 1981-06-24 | 1986-06-06 | Salomon Sa | Chaussure pour la pratique du ski alpin |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP1984196984U patent/JPH0412784Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61114984U (ja) | 1986-07-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3635148B2 (ja) | ブラシレスdcモータの固定子 | |
| US4471252A (en) | Rotary dynamo electric machine with protection against demagnetization of low flux portion of permanent magnet poles | |
| JPH09205743A (ja) | 誘導電動機の固定子 | |
| US7362012B2 (en) | Ironcore linear brushless DC motor with reduced detent force | |
| JP3172504B2 (ja) | 永久磁石式リラクタンス型回転電機の回転子 | |
| JP3220898B2 (ja) | リニアモータ | |
| JPH0412784Y2 (ja) | ||
| JP3719569B2 (ja) | 内磁形モータのロータ構造 | |
| JP3214508B2 (ja) | 車両用交流発電機 | |
| JP2005503095A (ja) | 鉄心複合アーマチャ組立を有するリニア・ブラシレス・dcモータ | |
| JP2001095225A (ja) | リニアモータ | |
| JP3508445B2 (ja) | ヘリカルステータコア | |
| WO2004112224A1 (en) | Ironcore linear brushless dc motor with reduced detent force | |
| JPH05316677A (ja) | 車両用交流発電機の固定子 | |
| EP0283110B1 (en) | Single-phase two-pole induction motor with laminated iron core | |
| JP3339382B2 (ja) | インナーロータ型モータの固定子 | |
| JP2959074B2 (ja) | 回転電機のコアシート | |
| JPH06205551A (ja) | 回転電機の積層鉄心および鉄心積層方法 | |
| JPH10243596A (ja) | モータ | |
| JPH0357083Y2 (ja) | ||
| RU2121206C1 (ru) | Статор реверсивного асинхронного двигателя | |
| JP2609286B2 (ja) | 永久磁石式回転機 | |
| JPS5849102B2 (ja) | リニヤ誘導モ−タ用1次側鉄心 | |
| JPH043587Y2 (ja) | ||
| JP2825184B2 (ja) | 変圧器 |