JPH0412832Y2 - - Google Patents

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JPH0412832Y2
JPH0412832Y2 JP19642187U JP19642187U JPH0412832Y2 JP H0412832 Y2 JPH0412832 Y2 JP H0412832Y2 JP 19642187 U JP19642187 U JP 19642187U JP 19642187 U JP19642187 U JP 19642187U JP H0412832 Y2 JPH0412832 Y2 JP H0412832Y2
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pole
drive
core wire
drive cord
cord
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、車両のバンパー内などに配設され
て、その取付け個所より上方に伸縮多段ポールが
伸長し、先端のランプを点灯させて車両のコーナ
ーをドライバーに明示するようにした車両用コー
ナーポール装置に関するものである。
【従来の技術】
この種の車両用コーナーポール装置としては、
伸縮多段ポールの先端ポールに対して接続される
ドライブコードにラツク歯を形成して置いて、こ
れにドライブギヤを噛合わせ、上記ギヤの駆動で
上記伸縮多段ポールの伸縮動作を行う構造になつ
ている。 上記構造の利点は、巻取ドラムにドライブコー
ドを巻装して置いて、巻取・巻戻し動作で、伸縮
多段ポールの伸縮動作を制御するものに比べて、
押上げ力が大きく、確実な送りができ、従つて、
凍結対策や走行時の風圧対策などに有利な点であ
る。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、上記のようなラツク歯付きのド
ライブコードを使用する場合には、次のような問
題がある。すなわち、上記ドライブコードは、給
電のための導電材料、例えば銅線などの金属線を
芯線として使用しかつその外側を覆う包皮材を合
成樹脂で構成しているが、上記芯線は繰返しの曲
げや局部座屈に弱い。これは芯線の材質と包皮材
の材質の相違による弾性限界の違いによつて起る
ことで、ドライブコードに曲げ力が加わり、座屈
を生じた場合、これを局部的に考察すると、芯線
および包皮材ともに、一側面に圧縮力を、他側面
に引張力をうけるが、包皮材は合成樹脂のため、
圧縮・引張力に追従して、弾性変形領域で変形
し、復元力を持ち、一方、芯線はその剛性の故に
塑性変形領域に達してしまい、曲げの際の引張力
で一側が伸びてしまい、ドライブコードが直進状
態に戻つても、元の状態に復元しなくなる。この
ような現象が他側面でも起るので、これらが繰返
されると、芯線が局部的に脆化し、あるいは細く
変形し、断線に至ることになる。このため、ドラ
イブコードとしては、伸縮多段ポールの駆動を実
現しているが、ランプ点灯が出来ないこととな
り、その断線個所の発見はもとより、断電の原因
も見出せないという状況になる。 このような現象は、芯線と包皮材との材質的相
違に基くものであるが、特に問題となるのは、芯
線が包皮材の中心を通つていないことによる(第
5図aおよびb参照)。これはラツク歯をドライ
ブコード一側に形成する関係で、従来から配慮し
た点であるが、このために、ドライブコードに曲
げ力、座屈が生じた時、芯線に対して大きな引張
力、圧縮力を加える結果となつている点である。 また、上記ドライブコードを使用する場合に問
題になる点は、上記ドライブコードの一端からラ
ンプに給電し、他端から電力の供給をしなければ
ならないことである。すなわち、車両のコーナー
ポールは車体形状によつて視角位置が異なるため
に、短尺のもので30cm、長尺のもので70cm程度、
必要となるが、当然、これに応じてドライブコー
ドもそれ以上の寸法になる。この比較的長いドラ
イブコードにドラムを巻装したり、あるいは垂れ
流しにしたりするが、これらいづれの場合も給電
はコード端末からしなければならないということ
である。上記ドライブコードの仕末をドラムタイ
プで行う場合、ドラム側では、ドライブコードの
端末に常時給電させるための接点構造が必要であ
り、また、垂れ流し方式で行う場合、これを収容
する個所には、雨水のはね返り防止や防塵のため
の構造が必要となる。このためにコーナーポール
装置としては、構造が複雑となり、大型化すると
いう欠点がある。しかるに、コーナーポール装置
は、バンパー内のデツドスペースを利用して外部
に露出しないように取付けなければならないとい
うオプシヨン部品であり、しかも、既に取付けら
れている車両の純正部品を避けて取付けなければ
ならないという宿命があり、小型化は重要な課題
なのである。 本考案は上記事情にもとづいてなされたもの
で、芯線がコードの曲げや座屈の際に影響をうけ
ず、機械的強度を維持できるようにドライブコー
ドの構成に改良を加え、さらに、ドライブコード
の途中からも給電できるように給電形態をかえら
れるようにして、コーナーポール装置としての条
件が満足されるように工夫したものである。
【問題点を解決するための手段】
このため、本考案は、伸縮多段ポールの先端ポ
ールに対して接続されるドライブコードにはラツ
ク歯が形成されており、上記ラツク歯にドライブ
ギヤを噛合わせて、上記ギヤの駆動で上記伸縮多
段ポールの伸縮動作を行うようにしたものにおい
て、上記ドライブコードは、中心に導電性の芯材
を配設し、これを被包する合成樹脂製の包皮材に
ラツク歯を形成すると共に、上記ラツク歯の歯溝
部分において上記芯材の一部を外部に露出させ、
上記露出部分より上記芯材に給電するように構成
している。
【作 用】
したがつて、ドライブコードは、その中心に芯
線を配置しているために、曲げや座屈が働いて
も、芯線に加わる圧縮力、引張力が比較的小さ
く、通常、塑性限界に至らないので、耐久性が向
上し、また、給電も、ラツク歯の歯溝の位置に露
出している芯線の部分より導電できるので、ドラ
イブコードの端末から取らなくてもよい形態で実
現できることになり、このような利点によつて、
コーナーポール装置として、構造の簡素化、小型
化など、必要な条件を満足させることができる。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照して具
体的に説明する。図において、符号Bはバンパー
であり、このコーナー部分には伸縮多段ポールP
が配置され、これを伸縮動作する駆動装置Hが上
記バンパーB内に装備されている。 上記駆動装置Hは、上記バンパーBの上辺部1
よりブラケツト2を介して合成樹脂製の駆動部ハ
ウジング3を吊設しており、上記ハウジング3の
一側には金属製のポール収納筒5が立設してあつ
て、その上端を上記バンパーBの上辺部1を貫通
して上方に向け開口している。上記ハウジング3
には上記ポール収納筒5の上部を囲むようにし
て、ネツク金具4が設けてあり、キヤツプ6を上
記ネツク金具4に螺合することで、パツキング2
1および22を介して上記ポール収納筒5を上記
上辺部1に固定している。 上記伸縮多段ポールPは、上記ポール収納筒5
内に収納されるそれぞれ筒状の先端ポール7a、
中間ポール7bおよび基端ポール7cを具備して
おり、これらは互いに摺動自在に嵌合されてい
る。上記先端ポール7aは内部にランプ8を装着
するソケツト9を具備しており、先端にランプカ
バー10を装着し、更に、基端にドライブコード
11を連結している。 上記ドライブコード11は、芯線11aの周囲
に、ジユラコンなどの合成樹脂よりなる包皮材1
1bを覆つたもので、包皮材11bの一側にはラ
ツク歯11cが形成され、そのラツク歯11cの
歯溝の部分において、上記芯線11aの一部が露
出している。このようなドライブコード11は、
芯線11aに対して包皮材11bを押出し成形に
よつて包皮押出しした直後、ラツク歯11cを押
し当てて成形する方法がとられる。この場合、芯
線11aはドライブコード11の中心にあり、材
料としては、例えばカーボン繊維あるいは同様の
機能を持つ導電性の繊維をクロスに編成したも
の、あるいは複数の上記繊維を撚つたものの集合
体が使用される。このような材料を使用すること
は、材質的に引張り強度が高く、弾性係数が高
く、ドライブコード11の切断予防、座屈時の復
元性向上のため、コード全体の補強効果のために
有利である。また、芯線11aがコード中心に位
置されるので、その断面積を大きくとれるので、
より大きな補強効果をねらうことが可能である。 上記ドライブコード11は、ハウジング3の下
部に設けたスライドガイド12および上記ラツク
歯11cに噛合うドライブギヤ13に沿つて直角
方向に曲げられ、上記ハウジング3の下部より後
方に延びる収納ケース14内に誘導されるように
なつている。上記ハウジング3にはモータ15が
装備してあつて、給電線16を介して、自動車側
から電力をうけるようにななつており、モータ1
5の主力軸に設けたウオーム17、上記ウオーム
17に噛合うウオームギヤ18、上記ウオームギ
ヤ18から動力をうけてこれを減速して上記ドラ
イブギヤ13へ伝達する減速ギヤ列19を収納装
備している。 また、上記ドライブギヤ13に並んで、給電用
接点を兼ねる導電性の材料からなるギヤ20が用
意してあつて、これは、その歯先の部分を芯線1
1aの露出部分に接触した状態でラツク歯11c
に噛合されており、上記ギヤ20には、電力が供
給されるようになつている。 このような構成では、モータ15の駆動で、ド
ライブギヤ13が、減速ギヤ列19による減速さ
れた速度で正転あるいは逆転される時、ドライブ
コード11が先端ポール7aを押し上げあるいは
引き下げる。これによつて、ドライブコード11
は、収納ケース14に対して出入される。一方、
上記ドライブコード11におけるラツク歯11c
に噛合しているギヤ20を介して芯線11aには
電力が供給されるので、ランプを点灯することが
できる。そして、ドライブコード11について
は、前述のように、芯線11aがコードの中心を
通つているので、コードに曲げ力や座屈が働いて
も、芯線11aにかかる引張力、圧縮力が最小限
にとどめられるから、弾性限界を越えることな
く、復元力が確保されており、脆化がさけられ、
耐久性が向上できる。また、給電はドライブコー
ド11のどの個所からも行えるので、従来のよう
な複雑で大型な構造を必要としない。そして、万
一、芯線11aが切断されたとしても、ポールが
どの位置まで引き出された時、ランプ8が消える
かで、断線個所を特定できる。 なお、上記実施例では、ドライブギヤ13とは
別に、芯線11aに対する給電のためのギヤ20
を用意したが、上記ドライブギヤ13を導電性材
料で構成し、ここに給電することで、兼用させて
もよい。 また、上記芯線11aの露出部分にはギヤ20
が接触するので、この部分の強度を高めて耐久性
を向上るために、少なくとも、芯線11aの露出
部分に対しては、導電性材料よりなる丈夫なコー
テイング被膜を設けるようにするとよい。
【考案の効果】
本考案は、以上詳述したようになり、ドライブ
コードの構成を改良することで、曲げや座屈に対
する芯線の耐久性を向上でき、コードの強度を高
めると共に、給電ドライブコードのどの個所にお
いても達成できることで、従来のようにドライブ
コードの端末から給電する必要がなくなり、装置
の小型化、簡素化ができ、防塵、防水対策なども
容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略斜視図、
第2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図
は要部の拡大断面図、第4図aおよびbはドライ
ブコードの拡大側面およびA−A線に沿う断面
図、第5図aおよびbはドライブコードの側面お
よび断面図である。 B……バンパー、P……伸縮多段ポール、H…
…駆動装置、7a……先端ポール、7b……中間
ポール、7c……基端ポール、8……ランプ、1
1……ドライブコード、11a……芯線、11b
……包皮材、11c……ラツク歯、13……ドラ
イブギヤ、20……ギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伸縮多段ポールの先端ポールに対して接続され
    るドライブコードにはラツク歯が形成されてお
    り、上記ラツク歯にドライブギヤを噛合わせて、
    上記ギヤの駆動で上記伸縮多段ポールの伸縮動作
    を行うようにしたものにおいて、上記ドライブコ
    ードは、中心に導電性の芯材を配設し、これを被
    包する合成樹脂製の包皮材にラツク歯を形成する
    と共に、上記ラツク歯の歯溝部分において上記芯
    材の一部を外部に露出させ、上記露出部分より上
    記芯材に給電するように構成したことを特徴とす
    る車両用コーナーポール装置。
JP19642187U 1987-12-23 1987-12-23 Expired JPH0412832Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19642187U JPH0412832Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19642187U JPH0412832Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0198747U JPH0198747U (ja) 1989-07-03
JPH0412832Y2 true JPH0412832Y2 (ja) 1992-03-26

Family

ID=31487035

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JP19642187U Expired JPH0412832Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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