JPH0412893B2 - - Google Patents
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- JPH0412893B2 JPH0412893B2 JP60275050A JP27505085A JPH0412893B2 JP H0412893 B2 JPH0412893 B2 JP H0412893B2 JP 60275050 A JP60275050 A JP 60275050A JP 27505085 A JP27505085 A JP 27505085A JP H0412893 B2 JPH0412893 B2 JP H0412893B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- thermoplastic resin
- cooled
- resin composition
- mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
Description
本発明は顆粒状樹脂組成物の製造方法に関し、
詳しくは極めて多量の充填材が配合され、しかも
吸湿、発泡等がなく、また長期間保存しても変質
のない顆粒状樹脂組成物を製造する方法に関す
る。 従来から、熱可塑性樹脂に多量の充填材を配合
した充填材高配合樹脂組成物は知られている。し
かしながら、この樹脂組成物からペレツトを製造
すると、ペレツト表面に充填材粒子が露呈し、こ
のため、(1)吸湿性がある、(2)充填材粒子が凝集す
る、(3)変質する、(4)成形時に発泡する、(5)ホツパ
ー内で分級する、(6)他の樹脂と混合しても均一分
散しない、(7)外観が悪い、(8)塗装性が悪い、(9)そ
のままでは成形不能であるなど様々な欠点があつ
た。 本発明は上記従来の欠点を解消された顆粒状樹
脂組成物を効率よく製造する方法を提供しようと
するものである。 すなわち本発明は、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリスチレンおよびアクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン樹脂よりなる群から選ばれた
1種の熱可塑性樹脂35〜95重量%ならびに炭酸マ
グネシウム粉末、硫酸バリウム粉末、水酸化マグ
ネシウム粉末、ガラス粉末、金属粉末、タル粉
末、木粉末、オガクズ、セルロース繊維、ハード
ボードやパーテイクルボードの粉砕物および故紙
よりなる群から選ばれた充填材65〜5重量%より
なる配合物を、100〜150℃に加熱したミキサーに
供給して、前記配合物が伝熱および撹拌熱により
200℃以下の温度に昇温してゲル化するまで混練
した後、20℃程度に冷却したミキサーに供給し
て、混練物が冷却されて細かな塊状になるまで撹
拌し、次いで一軸押出機を用いて押出し、カツタ
ーにて切断することを特徴とする、表面が実質上
完全に前記熱可塑性樹脂の層で被覆されていると
ともに、内部の前記充填材の粒子が前記熱可塑性
樹脂の層で実質上完全に分断されかつ独立分散し
ている顆粒状樹脂組成物の製造方法を提供するも
のである。 本発明に用いる熱可塑性樹脂としては、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン或いはア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂
(ABS樹脂)を挙げることができる。また無機あ
るいは有機の充填材としては、各種のものがあ
り、用いる熱可塑性樹脂の種類や得られる組成物
の用途等に応じて適宜選定すればよいが、通常は
炭酸カルシウム粉末、硫酸バリウム粉末、水酸化
マグネシウム粉末、ガラス粉末、金属粉末、タル
ク粉末、木粉末、オガクズ、セルロース繊維、ハ
ードボードやパーテイクルボードの粉砕品、故紙
などが単独であるいは組合せて用いられる。 本発明における上記の熱可塑性樹脂および充填
材(無機充填材、有機充填材)の配合割合は組成
物全体に対して熱可塑性樹脂35〜95重量%、好ま
しくは40〜90重量%とし、充填材65〜5重量%、
好ましくは60〜10重量%とする。ここで熱可塑性
樹脂の配合割合が35重量%未満では、成形品の機
械的物性、特に衝撃強度、引張強度、曲げ強度の
低下および成形品の外観を損なう等の欠点が生ず
る。また、95重量%を越えると、成形品の耐熱性
の低下、成形品表面への塗装性不良等の欠点が生
じてくる。 なお、上記配合物には必要に応じて紫外線吸収
剤、着色剤、可塑剤、滑剤、難燃剤、帯電防止剤
などを適宜加えることができる。 本発明の方法は、このような配合物を、100〜
150℃に加熱したミキサーに供給して、前記配合
物が伝熱および撹拌熱により200℃以下の温度に
昇温してゲル化するまで混練した後、20℃程度に
冷却したミキサーに供給して、混練物が冷却され
て細かな塊状になるまで撹拌し、次いで一軸押出
機を用いて押出し、カツターにて切断することを
特徴とするものである。 より具体的には、このような配合物を、100〜
150℃に加熱した高速ミキサーに供給して、前記
配合物が伝熱および撹拌熱により200℃以下の温
度に昇温してゲル化するまで、5〜20分間ほど充
分に混練した後、20℃程度に冷却した低速ミキサ
ーに供給して、混練物が冷却されて細かな塊状に
なるまで、10〜20分間ほど撹拌する。しかる後
に、一軸押出機を用いて190〜230℃の温度で押出
し、さらに押出機の先端に空冷熱時カツターを設
けて、このカツターにて適宜大きさに切断すれば
目的とする顆粒状の樹脂組成物を得ることができ
る。 叙上の如くして表面が実質上完全に前記熱可塑
性樹脂の層で被覆されているとともに、内部の前
記充填材の粒子が前記熱可塑性樹脂の層で実質上
完全に分断されかつ独立分散している顆粒状樹脂
組成物を製造することができる。ここで顆粒状樹
脂組成物は上記の性状を有する顆粒状のものであ
ればよく、その形状は特に制限はないが、具体的
には第1図に示すような円柱状や球状などであ
る。なお、第1図は本発明により得られる樹脂組
成物の粒子の一例を示す拡大された一部切欠き斜
視図であり、また第2図は本発明により得られる
樹脂組成物内部における充填材の分散状態を示す
模式図である。 この樹脂組成物の粒径は、たとえば第1図に示
されるような円柱状のものの場合には直径2〜3
mm、高さ3〜4mm程度を目安とするのが一般であ
る。 このようにして得られる樹脂組成物はこのまま
で射出出成形、プレス成形、カレンダー成形、押
出成形等の成形材料として利用できることは勿
論、さらに充填材が極めて多量に含有されている
ものであるため、この樹脂組成物を充填材的に用
いて他の樹脂に配合することもできる。 本発明の方法により得られる顆粒状樹脂組成物
はその表面が実質上完全に熱可塑性樹脂の層で被
覆されており、充填材の粒子は表面に露呈してい
ない状態となつている。さらに内部の充填材の粒
子は凝集することなく、各粒子が熱可塑性樹脂の
層で実質上ほぼ完全に分断され、独立分散してい
る。 ここで組成物表面に充填材粒子が露呈している
と長期間の保存中に変質したり、成形時に発泡し
たりして好ましくなくまた、組成物内部の充填材
が熱可塑性樹脂の層で各粒子毎に分断されずに凝
集していると、得られる組成物を材料として成形
したり、あるいは充填材的に用いて他の樹脂に配
合したりする場合に十分に分散せず好ましくない
が、本発明の方法によれば、これらの欠点の解消
された樹脂組成物を得ることができる。 さらに、本発明の方法により得られる樹脂組成
物は吸湿や変質のおそれがないため、長期間保存
することができると共に、成形の際あるいは他の
樹脂へ添加する際に発泡したり、充填材粒子が凝
集したり、ホツパー内で分級したりすることがな
い。それ故、操作が容易であり、しかも得られる
成形品の物性は非常に良好なものとなる。 したがつて、本発明は自動車部品、音響部品、
弱電部品、重電部品、雑貨部品をはじめ、陶器、
漆器材料、さらには各種の産業資材として好適な
樹脂組成物の製造に有効に利用することができ
る。 次に、本発明の実施例を示す。 実施例1〜15および比較例1〜3 (1) 顆粒状樹脂組成物の製造 第1表に示す熱可塑性樹脂および充填材よりな
る配合物100重量部に対して、ステアリン酸カル
シウム0.5重量部、ペンタエリスチルーテトラキ
ス〔3−(3,5−ジターシヤリーブチル−4−
ヒドロキシフエニル)プロピオネート〕0.1重量
部を150℃に加熱した高速ミキサーに供給して15
分間撹拌混合して、配合物が伝熱および撹拌熱に
より200℃にまで昇温してゲル化させて十分に混
練した後、20℃に冷却した低速ミキサー内で配合
物が100℃になるまで冷却し、細かな塊状になる
まで撹拌した。続いて、得られた混練物を一軸押
出機(口径125mmのベント型押出機)にて樹脂温
度230℃で押出し、押出機先端に設けられた空冷
ホツトカツターにて顆粒状樹脂組成物を得た。 (2) 成形および成形品の物性測定 上記(1)で得られた樹脂組成物を射出成形機(新
瀉鉄工所SN160)にて樹脂温度250℃、金型温度
50℃の条件で成形してASTM規格試験片を作製
し、このものの物性を測定した。結果を第1表に
示す。なお、各物性値は次の如き方法により測定
した。ただし実施例10〜13は樹脂温度170〜190℃
の条件で成形した。 引張強度 :ASTM D 638 曲げ強度 :ASTM D 790 アイゾツド衝撃強度 :ASTM D 256 (ノツチ付き) 熱変形温度 :ASTM D 648 (荷重4.6Kg/cm2) 変装性:ポリウレタン樹脂塗料を塗布後、60℃
で30分乾燥して塗布面に1mm角のゴバン目100
個を鋭い刃で入れ、セロハンテープで剥離し
た。(A)/100の(A)はゴバン目の塗膜残数を示す。 シート表面の外観:(1)実施例、比較例で得られ
た混練物を一軸押出機(ナカタニ機械製50m/
m、ノンベントタイプ)にて温度200〜250℃の
条件で幅300mm、厚さ2mmの広幅シートを押出
した(ただし、実施例10〜13は温度160〜190
℃)。(2)(1)のシート表面の外観を目視にて観察
した。〇…美麗かつ平滑、△…若干平滑性に劣
る、×…発泡もしくはハダ荒れが激しい。 比較例 4 ポリプロピレン50重量部を炭酸カルシウム50重
量部をバンバリーミキサーにて混練した後、この
混練物を実施例1〜15と同様の操作により射出成
形してASTM規格試験片を作製し、各物性値を
測定した。結果を第1表に示す。 比較例 5 ポリプロピレン40重量部と炭酸カルシウム60重
量部をバンバリーミキサーにて混練した後、この
混練物を120℃にて3時間予備乾燥し、続いて実
施例1〜15と同様の操作により射出成形して
ASTM規格試験片を作製し、各物性値を測定し
た。結果を第1表に示す。
詳しくは極めて多量の充填材が配合され、しかも
吸湿、発泡等がなく、また長期間保存しても変質
のない顆粒状樹脂組成物を製造する方法に関す
る。 従来から、熱可塑性樹脂に多量の充填材を配合
した充填材高配合樹脂組成物は知られている。し
かしながら、この樹脂組成物からペレツトを製造
すると、ペレツト表面に充填材粒子が露呈し、こ
のため、(1)吸湿性がある、(2)充填材粒子が凝集す
る、(3)変質する、(4)成形時に発泡する、(5)ホツパ
ー内で分級する、(6)他の樹脂と混合しても均一分
散しない、(7)外観が悪い、(8)塗装性が悪い、(9)そ
のままでは成形不能であるなど様々な欠点があつ
た。 本発明は上記従来の欠点を解消された顆粒状樹
脂組成物を効率よく製造する方法を提供しようと
するものである。 すなわち本発明は、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリスチレンおよびアクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン樹脂よりなる群から選ばれた
1種の熱可塑性樹脂35〜95重量%ならびに炭酸マ
グネシウム粉末、硫酸バリウム粉末、水酸化マグ
ネシウム粉末、ガラス粉末、金属粉末、タル粉
末、木粉末、オガクズ、セルロース繊維、ハード
ボードやパーテイクルボードの粉砕物および故紙
よりなる群から選ばれた充填材65〜5重量%より
なる配合物を、100〜150℃に加熱したミキサーに
供給して、前記配合物が伝熱および撹拌熱により
200℃以下の温度に昇温してゲル化するまで混練
した後、20℃程度に冷却したミキサーに供給し
て、混練物が冷却されて細かな塊状になるまで撹
拌し、次いで一軸押出機を用いて押出し、カツタ
ーにて切断することを特徴とする、表面が実質上
完全に前記熱可塑性樹脂の層で被覆されていると
ともに、内部の前記充填材の粒子が前記熱可塑性
樹脂の層で実質上完全に分断されかつ独立分散し
ている顆粒状樹脂組成物の製造方法を提供するも
のである。 本発明に用いる熱可塑性樹脂としては、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン或いはア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂
(ABS樹脂)を挙げることができる。また無機あ
るいは有機の充填材としては、各種のものがあ
り、用いる熱可塑性樹脂の種類や得られる組成物
の用途等に応じて適宜選定すればよいが、通常は
炭酸カルシウム粉末、硫酸バリウム粉末、水酸化
マグネシウム粉末、ガラス粉末、金属粉末、タル
ク粉末、木粉末、オガクズ、セルロース繊維、ハ
ードボードやパーテイクルボードの粉砕品、故紙
などが単独であるいは組合せて用いられる。 本発明における上記の熱可塑性樹脂および充填
材(無機充填材、有機充填材)の配合割合は組成
物全体に対して熱可塑性樹脂35〜95重量%、好ま
しくは40〜90重量%とし、充填材65〜5重量%、
好ましくは60〜10重量%とする。ここで熱可塑性
樹脂の配合割合が35重量%未満では、成形品の機
械的物性、特に衝撃強度、引張強度、曲げ強度の
低下および成形品の外観を損なう等の欠点が生ず
る。また、95重量%を越えると、成形品の耐熱性
の低下、成形品表面への塗装性不良等の欠点が生
じてくる。 なお、上記配合物には必要に応じて紫外線吸収
剤、着色剤、可塑剤、滑剤、難燃剤、帯電防止剤
などを適宜加えることができる。 本発明の方法は、このような配合物を、100〜
150℃に加熱したミキサーに供給して、前記配合
物が伝熱および撹拌熱により200℃以下の温度に
昇温してゲル化するまで混練した後、20℃程度に
冷却したミキサーに供給して、混練物が冷却され
て細かな塊状になるまで撹拌し、次いで一軸押出
機を用いて押出し、カツターにて切断することを
特徴とするものである。 より具体的には、このような配合物を、100〜
150℃に加熱した高速ミキサーに供給して、前記
配合物が伝熱および撹拌熱により200℃以下の温
度に昇温してゲル化するまで、5〜20分間ほど充
分に混練した後、20℃程度に冷却した低速ミキサ
ーに供給して、混練物が冷却されて細かな塊状に
なるまで、10〜20分間ほど撹拌する。しかる後
に、一軸押出機を用いて190〜230℃の温度で押出
し、さらに押出機の先端に空冷熱時カツターを設
けて、このカツターにて適宜大きさに切断すれば
目的とする顆粒状の樹脂組成物を得ることができ
る。 叙上の如くして表面が実質上完全に前記熱可塑
性樹脂の層で被覆されているとともに、内部の前
記充填材の粒子が前記熱可塑性樹脂の層で実質上
完全に分断されかつ独立分散している顆粒状樹脂
組成物を製造することができる。ここで顆粒状樹
脂組成物は上記の性状を有する顆粒状のものであ
ればよく、その形状は特に制限はないが、具体的
には第1図に示すような円柱状や球状などであ
る。なお、第1図は本発明により得られる樹脂組
成物の粒子の一例を示す拡大された一部切欠き斜
視図であり、また第2図は本発明により得られる
樹脂組成物内部における充填材の分散状態を示す
模式図である。 この樹脂組成物の粒径は、たとえば第1図に示
されるような円柱状のものの場合には直径2〜3
mm、高さ3〜4mm程度を目安とするのが一般であ
る。 このようにして得られる樹脂組成物はこのまま
で射出出成形、プレス成形、カレンダー成形、押
出成形等の成形材料として利用できることは勿
論、さらに充填材が極めて多量に含有されている
ものであるため、この樹脂組成物を充填材的に用
いて他の樹脂に配合することもできる。 本発明の方法により得られる顆粒状樹脂組成物
はその表面が実質上完全に熱可塑性樹脂の層で被
覆されており、充填材の粒子は表面に露呈してい
ない状態となつている。さらに内部の充填材の粒
子は凝集することなく、各粒子が熱可塑性樹脂の
層で実質上ほぼ完全に分断され、独立分散してい
る。 ここで組成物表面に充填材粒子が露呈している
と長期間の保存中に変質したり、成形時に発泡し
たりして好ましくなくまた、組成物内部の充填材
が熱可塑性樹脂の層で各粒子毎に分断されずに凝
集していると、得られる組成物を材料として成形
したり、あるいは充填材的に用いて他の樹脂に配
合したりする場合に十分に分散せず好ましくない
が、本発明の方法によれば、これらの欠点の解消
された樹脂組成物を得ることができる。 さらに、本発明の方法により得られる樹脂組成
物は吸湿や変質のおそれがないため、長期間保存
することができると共に、成形の際あるいは他の
樹脂へ添加する際に発泡したり、充填材粒子が凝
集したり、ホツパー内で分級したりすることがな
い。それ故、操作が容易であり、しかも得られる
成形品の物性は非常に良好なものとなる。 したがつて、本発明は自動車部品、音響部品、
弱電部品、重電部品、雑貨部品をはじめ、陶器、
漆器材料、さらには各種の産業資材として好適な
樹脂組成物の製造に有効に利用することができ
る。 次に、本発明の実施例を示す。 実施例1〜15および比較例1〜3 (1) 顆粒状樹脂組成物の製造 第1表に示す熱可塑性樹脂および充填材よりな
る配合物100重量部に対して、ステアリン酸カル
シウム0.5重量部、ペンタエリスチルーテトラキ
ス〔3−(3,5−ジターシヤリーブチル−4−
ヒドロキシフエニル)プロピオネート〕0.1重量
部を150℃に加熱した高速ミキサーに供給して15
分間撹拌混合して、配合物が伝熱および撹拌熱に
より200℃にまで昇温してゲル化させて十分に混
練した後、20℃に冷却した低速ミキサー内で配合
物が100℃になるまで冷却し、細かな塊状になる
まで撹拌した。続いて、得られた混練物を一軸押
出機(口径125mmのベント型押出機)にて樹脂温
度230℃で押出し、押出機先端に設けられた空冷
ホツトカツターにて顆粒状樹脂組成物を得た。 (2) 成形および成形品の物性測定 上記(1)で得られた樹脂組成物を射出成形機(新
瀉鉄工所SN160)にて樹脂温度250℃、金型温度
50℃の条件で成形してASTM規格試験片を作製
し、このものの物性を測定した。結果を第1表に
示す。なお、各物性値は次の如き方法により測定
した。ただし実施例10〜13は樹脂温度170〜190℃
の条件で成形した。 引張強度 :ASTM D 638 曲げ強度 :ASTM D 790 アイゾツド衝撃強度 :ASTM D 256 (ノツチ付き) 熱変形温度 :ASTM D 648 (荷重4.6Kg/cm2) 変装性:ポリウレタン樹脂塗料を塗布後、60℃
で30分乾燥して塗布面に1mm角のゴバン目100
個を鋭い刃で入れ、セロハンテープで剥離し
た。(A)/100の(A)はゴバン目の塗膜残数を示す。 シート表面の外観:(1)実施例、比較例で得られ
た混練物を一軸押出機(ナカタニ機械製50m/
m、ノンベントタイプ)にて温度200〜250℃の
条件で幅300mm、厚さ2mmの広幅シートを押出
した(ただし、実施例10〜13は温度160〜190
℃)。(2)(1)のシート表面の外観を目視にて観察
した。〇…美麗かつ平滑、△…若干平滑性に劣
る、×…発泡もしくはハダ荒れが激しい。 比較例 4 ポリプロピレン50重量部を炭酸カルシウム50重
量部をバンバリーミキサーにて混練した後、この
混練物を実施例1〜15と同様の操作により射出成
形してASTM規格試験片を作製し、各物性値を
測定した。結果を第1表に示す。 比較例 5 ポリプロピレン40重量部と炭酸カルシウム60重
量部をバンバリーミキサーにて混練した後、この
混練物を120℃にて3時間予備乾燥し、続いて実
施例1〜15と同様の操作により射出成形して
ASTM規格試験片を作製し、各物性値を測定し
た。結果を第1表に示す。
【表】
実施例 16〜21
第2表に示す熱可塑性樹脂および充填材よりな
る配合物を、実施例1(1)と同様の操作にて顆粒状
樹脂組成物を得た。次いで、この樹脂組成物をノ
ンベントの押出成形機(口径65mm、東芝機械(株)
製)にて樹脂温度250℃で押出成形して縦100mm、
横300mm、肉厚5mmの矩形成形品を得た。この成
形品にはどこにも発泡は認められず、物性的にも
外観的にもすぐれたものであつた。
る配合物を、実施例1(1)と同様の操作にて顆粒状
樹脂組成物を得た。次いで、この樹脂組成物をノ
ンベントの押出成形機(口径65mm、東芝機械(株)
製)にて樹脂温度250℃で押出成形して縦100mm、
横300mm、肉厚5mmの矩形成形品を得た。この成
形品にはどこにも発泡は認められず、物性的にも
外観的にもすぐれたものであつた。
【表】
実施例 22
実施例20で得られた顆粒状樹脂組成物を、温度
30℃、湿度70%の雰囲気下で48時間放置した後、
ノンベントの押出成形機(口径65mm、東芝機械(株)
製)にて、樹脂温度250℃で押出成形して、縦100
mm、横300mm、肉厚5mmの矩形成形品を得た。得
られた成形品には、どこにも発泡は見られなかつ
た。 比較例6(一軸押出機を用いなかつた例) 実施例20と同様の組成の配合物を、150℃に加
熱した高速ミキサーに供給して15分間撹拌混合
し、配合物が伝熱および撹拌熱により200℃にま
で昇温してゲル化させて、充分に混練した後、20
℃に冷却した低速ミキサー内で配合物が100℃に
なるまで冷却し、細かな塊状になるまで撹拌し
た。得られた混練物を、一軸押出工程を行なわず
に、そのまま混練物として実施例22と同様の雰囲
気下で放置した後、実施例22と同様にして押出成
形して、成形品を得た。得られた成形品の随所に
発泡が生じた。
30℃、湿度70%の雰囲気下で48時間放置した後、
ノンベントの押出成形機(口径65mm、東芝機械(株)
製)にて、樹脂温度250℃で押出成形して、縦100
mm、横300mm、肉厚5mmの矩形成形品を得た。得
られた成形品には、どこにも発泡は見られなかつ
た。 比較例6(一軸押出機を用いなかつた例) 実施例20と同様の組成の配合物を、150℃に加
熱した高速ミキサーに供給して15分間撹拌混合
し、配合物が伝熱および撹拌熱により200℃にま
で昇温してゲル化させて、充分に混練した後、20
℃に冷却した低速ミキサー内で配合物が100℃に
なるまで冷却し、細かな塊状になるまで撹拌し
た。得られた混練物を、一軸押出工程を行なわず
に、そのまま混練物として実施例22と同様の雰囲
気下で放置した後、実施例22と同様にして押出成
形して、成形品を得た。得られた成形品の随所に
発泡が生じた。
第1図は本発明により得られる顆粒状樹脂組成
物の粒子の一例を示す拡大された一部切欠き斜視
図である。第2図は本発明により得られた樹脂組
成物内部における充填材の分散状態を示す模式図
である。図中1は樹脂層、2は充填材粒子であ
る。
物の粒子の一例を示す拡大された一部切欠き斜視
図である。第2図は本発明により得られた樹脂組
成物内部における充填材の分散状態を示す模式図
である。図中1は樹脂層、2は充填材粒子であ
る。
Claims (1)
- 1 ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレ
ンおよびアクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン樹脂よりなる群から選ばれた1種の熱可塑性樹
脂35〜95重量%ならびに炭酸マグネシウム粉末、
硫酸バリウム粉末、水酸化マグネシウム粉末、ガ
ラス粉末、金属粉末、タルク粉末、木粉末、オガ
クズ、セルロース繊維、ハードボードやパーテイ
クルボードの粉砕物および故紙よりなる群から選
ばれた充填材65〜5重量%よりなる配合物を、
100〜150℃に加熱したミキサーに供給して、前記
配合物が伝熱および撹拌熱により200℃以下の温
度に昇温してゲル化するまで混練した後、20℃程
度に冷却したミキサーに供給して、混練物が冷却
されて細かな塊状になるまで撹拌し、次いで一軸
押出機を用いて押出し、カツターにて切断するこ
とを特徴とする、表面が実質上完全に前記熱可塑
性樹脂の層で被覆されているとともに、内部の前
記充填材の粒子が前記熱可塑性樹脂の層で実質上
完全に分断されかつ独立分散している顆粒状樹脂
組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27505085A JPS61171736A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 顆粒状樹脂組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27505085A JPS61171736A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 顆粒状樹脂組成物の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19523883A Division JPS6088070A (ja) | 1983-10-20 | 1983-10-20 | 顆粒状樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61171736A JPS61171736A (ja) | 1986-08-02 |
| JPH0412893B2 true JPH0412893B2 (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=17550147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27505085A Granted JPS61171736A (ja) | 1985-12-09 | 1985-12-09 | 顆粒状樹脂組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61171736A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US7410687B2 (en) | 2004-06-08 | 2008-08-12 | Trex Co Inc | Variegated composites and related methods of manufacture |
| CN102093736A (zh) * | 2011-03-07 | 2011-06-15 | 湖南福湘木业有限责任公司 | 一种木塑复合材料及其制备方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5638368B2 (ja) * | 1973-04-25 | 1981-09-05 | ||
| JPS5942009B2 (ja) * | 1974-08-29 | 1984-10-12 | 旭化成株式会社 | 無機充填剤含有ポリアミド樹脂組成物の製造法 |
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-
1985
- 1985-12-09 JP JP27505085A patent/JPS61171736A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61171736A (ja) | 1986-08-02 |
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