JPH04129209U - パネル配設構造 - Google Patents
パネル配設構造Info
- Publication number
- JPH04129209U JPH04129209U JP4424891U JP4424891U JPH04129209U JP H04129209 U JPH04129209 U JP H04129209U JP 4424891 U JP4424891 U JP 4424891U JP 4424891 U JP4424891 U JP 4424891U JP H04129209 U JPH04129209 U JP H04129209U
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- floor panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な方法で、床パネル14と壁パネル16
との固定を行なう。 【構成】 一端にスクリューねじ部30bが形成され且
つ他端にボルト溝部30aが形成された接合部材30を
用い、スクリューねじ部30bを床パネル14に埋め込
むとともに、ボルト溝部30aを壁パネル16の下枠材
18に形成された貫通孔18bを介して、この下枠材1
8の上方に突出させ、このボルト溝部30aをナット3
2で締める。
との固定を行なう。 【構成】 一端にスクリューねじ部30bが形成され且
つ他端にボルト溝部30aが形成された接合部材30を
用い、スクリューねじ部30bを床パネル14に埋め込
むとともに、ボルト溝部30aを壁パネル16の下枠材
18に形成された貫通孔18bを介して、この下枠材1
8の上方に突出させ、このボルト溝部30aをナット3
2で締める。
Description
【0001】
この考案は、パネル配設構造に関し、より詳細には、床パネルと壁パネルとを
立設して固定するためのパネル配設構造に関する。
【0002】
従来、例えば床パネル、壁パネル、屋根パネルなどの、複数の構造パネルを組
み合わせることによって建築物の各部を構成する建築工法が、パネル工法として
知られている。
【0003】
このパネル工法によれば、住居などの建築物の建築工程の簡略化および迅速化
を図りつつ、高い構造強度を得ることができる。
【0004】
かかるパネル工法においては、図6(a)および図6(b)に示すように、基
礎10から突設したアンカーボルト本体20のボルト溝部20aを、2枚の床パ
ネル12,14にそれぞれ設けた切り込み部12a,14aと、壁パネル16の
下枠18に設けたアンカーボルト貫通孔18aとを介して、下枠18の上方に突
出させ、突出したボルト溝部20aをボルト22で締めることにより、床パネル
12,14および壁パネル16の固定を行っていた。すなわち、床パネル12,
14と壁パネル16とを直接固定する構造にはなっていなかった。
【0005】
しかし、建築物の構造強度をさらに向上させるためには、床パネル12,14
と壁パネル16とを直接固定することが望ましい。
【0006】
このため、本考案者は、図7に示したように、床パネル12,14に形成した
溝12bに羽子板ボルト54を設け(図では床パネル12のみ示している)、こ
の羽子板ボルト54によって床パネル12,14と壁パネル16とを固定するこ
とを試みた。
【0007】
すなわち、この羽子板ボルト54を用いて床パネル12,14と壁パネル16
とを直接固定することにより、建築物の構造強度をさらに向上させることができ
る。
【0008】
しかしながら、この場合、図7に示したように、床パネル12,14に羽子板
ボルト54を取り付けるための溝12b(床パネル14の溝は図示せず)を形成
する工程が必要となるので、その分、現場での作業工程が複雑化してしまうとい
う、新たな課題が発生する。
【0009】
本考案は、このような従来技術の課題に鑑みて試されたものであり、簡単な工
程で、床パネルと壁パネルとを直接固定することができる床パネル配設構造を提
供することを目的とする。
【0010】
本考案のパネル配設構造は、
床パネル上に壁パネルを配設して固定するパネル配設構造において、
一端にスクリューねじ部が形成され且つ他端にボルト溝部が形成された接合部
材を用い、前記スクリューねじ部を前記床パネルに埋め込むとともに前記ボルト
溝部を前記壁パネルの下枠材に形成された貫通孔を介してこの下枠材の上方に突
出させ、このボルト溝部をナットで締めることにより前記床パネルと前記壁パネ
ルとの固定を行なう
ことを特徴とする。
【0011】
かかる考案において、前記床パネルおよび壁パネルがルームユニットの床パネ
ルおよび壁パネルであってもよい。
【0012】
【作用】
本考案によれば、接合部材のスクリューねじ部を床パネルに埋め込むことによ
って、床パネルへの接合部材の装着を行うことができる。
【0013】
したがって、簡単な工程で、床パネルと壁パネルとを直接固定することができ
る。
【0014】
以下、本考案の第1の実施例について、図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本実施例に係わるパネル配設構造を示す断面図である。
【0016】
図において、基礎10から突設したアンカーボルト本体20のボルト溝部20
aは、2枚の床パネル12,14にそれぞれ設けた切り込み部12a,14a(
図1では図示せず)と、壁パネル16の下枠18に設けたアンカーボルト貫通孔
18aとを介して、下枠18の上方に突出される。
【0017】
さらに、床パネル12,14の少なくとも一方には、固定金具30が突設され
る。図2(a)に、固定金具30の構成を示す。この固定金具30は、一端にス
クリューねじ部30bが形成され、且つ、他端にボルト溝部30aが形成されて
いる。このような構成によれば、図2(b)に示したように、スクリューねじ部
30bを床パネル12或いは14に埋め込むことにより(図2(b)では床パネ
ル14に埋め込んだ状態のみ示す)、この固定金具30のボルト溝部30aを床
面に突設することができる。
【0018】
この固定金具30も、上述のアンカーボルト本体20と同様、ボルト溝部30
aを壁パネル16の下枠材18に形成された固定金具貫通孔18bを介して、こ
の下枠材18の上方に突出される。
【0019】
そして、アンカーボルト本体20のボルト溝部20aおよび固定金具30のボ
ルト溝部30aを、それぞれナット22,32で締める。
【0020】
このようにすれば、床パネル12,14および壁パネル16を基礎10に固定
するとともに、床パネル12,14と壁パネル16との間の固定をも行うことが
できる。
【0021】
なお、アンカーボルト本体20へのナット22の締め付け、および、固定金具
30へのナット32の締め付けは、壁パネル16の側面に設けられた穴(図示せ
ず)から差し込んだ締め付け具によって行われる。
【0022】
このように、本実施例のパネル配設構造では、図2(a)に示したような固定
金具30を用いて、床パネル12,14と壁パネル16との固定を直接行うこと
とした。したがって、上述のごとき羽子板ボルト54を使用する場合(図7参照
)と異なり、床パネル12,14に羽子板ボルト54装着のための溝12bに該
当するものを形成する必要がないので、固定作業を簡略化することができる。
【0023】
なお、固定金具30のスクリューねじ部30bを床パネル12,14に埋め込
む際には、あらかじめナット32を挿入した状態で行うことが望ましい。これに
より、スクリューねじ部30bを埋め込む高さを目視することができるので、取
り付け作業を、さらに容易にすることができる。このナット32は、スクリュー
ねじ部30bの埋め込みが終わった後で取り外し、壁パネル16を固定する際に
再度使用する。
【0024】
また、図2(a)中、30cで示した部分、すなわち、スクリューねじ部30
bもボルト溝部30aも形成されてない部分は、必ずしも必要ではない。
【0025】
次に、本考案の第2の実施例として、本考案をユニット工法に適用した場合に
ついて説明する。
【0026】
まず、ユニット工法について、簡単に説明する。
【0027】
ユニット工法とは、工場内で床パネル、壁パネル、屋根パネルなどを接合して
箱型のルームユニットを構成し、このルームユニットを建築現場に輸送して、あ
らかじめ準備された基礎上に固設する建築工法である。例えば、台所やサニタリ
ー等は、流し台や吊り戸棚或いは浴槽や洗面台など、設置すべき設備が多く且つ
設置作業の工数が多いので、このユニット工法が有効である。
【0028】
図3に示したように、台所用やサニタリー用のルームユニット40をユニット
工法で構成して基礎10上に設置すると共に、寸法が大きいことなどの理由によ
り工場から建築現場までの輸送が困難で且つ建築現場での組み立てが比較的簡単
な部分を通常のパネル工法で構築することにより、輸送コストを抑えつつ建築工
程の簡略化および迅速化を図ることができる。
【0029】
従来は、このユニット工法でルームユニットを構成する場合には、図4に示す
ように、床パネル42と壁パネル44との接合を、この壁パネル28の外側から
の釘56を打ち込むことによって行っていた。また、ルームユニット40の基礎
10への固定は、アンカーボルト本体20とナット22とで床パネル42を締め
付けることによって行っていた。したがって、従来のユニット工法で構成したル
ームユニット40を基礎10に固定する場合には、基礎10の壁面よりもルーム
ユニット40の壁パネル44が出っ張ることとなっていた。
【0030】
これに対して、本実施例では、図5に示したように、ルームユニット40の床
パネル42と壁パネル44との固定を、固定金具30(図2(a)参照)を用い
て行った。これにより、図5に示すように、壁パネル44の中心線を床パネル4
2の端面に位置させた状態で、床パネル42と壁パネル44との接合を行うこと
ができ、この結果、両者の接合部に凹部48を形成することが可能となった。
【0031】
このため、以下のような利点がある。
【0032】
(1)従来のユニット工法では、ルームユニット40の出っ張り分(図4にお
いてdで示す)だけ床パネル42の幅が実質的に大きくなるため、このルームユ
ニット40に隣接して取り付けられる床パネル14の幅を狭くしなければならな
かった。すなわち、パネル工法によって組み立てられる部分のうち、ルームユニ
ット40に隣接する床パネルのみをdだけ幅狭の特種サイズにしなければならな
かった。このように、特殊サイズの床パネル14を使用することは、パネルの種
類を増加させ、建築工程の簡略化の妨げとなるものである。
【0033】
これに対して、本実施例のユニット工法では、壁パネル44の中心線を床パネ
ル42の端面に位置させ、その接合部に凹部48を形成したので、この床パネル
42の幅が従来のようにdだけ長くなることはない。したがって、この床パネル
42に隣接して敷設される床パネル14も普通幅のもので十分であり、従来のよ
うな特種サイズの床パネルは不要となる。
【0034】
(2)従来のユニット工法では、ナット22が床パネル42内に埋もれるよう
に床パネルに凹部を構成してあったため、アンカーボルト本体20とナット22
とを用いてルームユニット40を基礎10に固定する際に、締め付け作業が行い
にくかった。
【0035】
これに対して、本実施例のユニット工法では、通常のパネル工法で壁パネルを
固定する場合と同様、基礎10から突設したアンカーボルト本体20のボルト溝
部20aを、床パネル42,14にそれぞれ設けた切り込み部(図示せず)と、
壁パネル44の下枠46に設けたアンカーボルト貫通孔(図示せず)とを介して
、下枠46の上方に突出させ、突出したボルト溝部20aをナット22で締める
ことによって行なうことができる。したがって、締め付け作業を容易にすること
ができる。
【0036】
(3)従来のユニット工法では、床パネル14を配設する部分には、ルームユ
ニット40の壁パネル44が出っ張っていた。このため、基礎10に床パネル1
4を受けるための台50を形成しなければならず、余分な作業が必要になってい
た。
【0037】
これに対して、本実施例のユニット工法では、このような台は不要である。
【0038】
なお、床パネル42と壁パネル44の接合部に凹部48を形成することは、床
パネル42と壁パネル44との固定に図7で示す羽子板ボルト54を用いること
によっても可能である。しかし、この場合には、床パネル42に溝を形成する必
要があるので、その分、作業現場での工程が複雑化してしまう。これに対して、
接合金具30を用いる場合は、この接合金具30を床パネル42に捩じ込んで埋
設するだけでよいので、作業が簡単である。
【0039】
次に、図5に示したパネル配設構造の組み立て工程について説明する。
【0040】
まず、工場において各ルームユニット40やルームユニット40以外に使用
する床パネル14や壁パネル16等(図3参照)を形成して、建築現場に搬入す
る。
【0041】
一方、建築現場には、予め、アンカーボルト本体20を埋め込んだ基礎10を
形成しておく。
【0042】
基礎10上に、床パネル14等を載置する。
【0043】
この場合、床パネル14は通常のサイズのもので足り、特殊サイズのものを準
備する必要はない。しかも、基礎10上に確実に載置できるため、基礎10側に
は台50(図4参照)を形成する必要はない。
【0044】
次に、ルームユニット40を、上記床パネル14と嵌合するように、基礎1
0上に載置する。
【0045】
この場合、ルームユニット40の凹部48を、ルームユニット40を構成しな
い床パネル14の端部に当てがい、ルームユニット40の重量によってルームユ
ニット40の下縁部を床パネル14端部に押込む。
【0046】
従って、上記床パネル14の幅が標準よりも多少小さくても、ルームユニット
40の下縁部で覆われ、床パネル14とルームユニット40との間に隙間が生じ
るようなことはない。
【0047】
また逆に、床パネル14の幅が標準よりも多少大きくても、ルームユニット4
0自身の重量によって、ルームユニット40が嵌込まれることとなる。
【0048】
なお、このとき、ルームユニット40の床パネル42の端部に面取り部42a
を設けることにより、前述したルームユニット40の嵌込みを、よりスムースに
行なうことができる。
【0049】
最後に、ルームユニット40を嵌込んだ状態で、床パネル14とルームユニ
ット40の床パネル42とを釘52にて固定すると共に、基礎10より突出させ
たアンカーボルト本体20をルームユニット40を構成する壁パネル44に固定
することにより、ルームユニット40の固定を行う。
【0050】
なお、通常のパネル工法によって建築現場で組み立てる部分については、例え
ば、上述した第1の実施例と同様にして組み立て作業を行えばよい。
【0051】
以上説明したように、本実施例のパネル配設構造によれば、ルームユニット4
0を組み立てる際に、床パネル42と壁パネル44との固定を接合金具30を用
いて行うことにより、壁パネル44と床パネル42との接合部に凹部48を形成
することができるので、特殊サイズの床パネルを必要とせず、作業工程を容易に
することができ、基礎に床パネルを受けるための台を形成する必要もない。
【0052】
以上詳細に説明したように、本考案によれば、溝を形成する必要がなく、簡単
な工程で床パネルと壁パネルとを直接固定することができる床パネル配設構造を
提供することができる。したがって、建築物の構造強度を向上させることができ
る。
【0053】
さらに、本考案のパネル配設構造をルームユニットの床パネルと壁パネルとの
接合に適用した場合には、特殊サイズの床パネルを必要とせず、基礎に床パネル
を受けるための台を形成する必要がなく、しかもルームユニットの床パネルを固
定する工程が簡単な床パネル配設構造を提供することができる。
【図1】本考案の第1の実施例に係わるパネル配設構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】図2(a)は図1に示したパネル配設構造に使
用する接合金具の形状を概念的に示す正面図であり、図
2(b)は図2(a)に示した接合金具を床パネルに埋
設した状態を示す斜視図である。
用する接合金具の形状を概念的に示す正面図であり、図
2(b)は図2(a)に示した接合金具を床パネルに埋
設した状態を示す斜視図である。
【図3】従来のユニット工法を説明するための概念的斜
視図である。
視図である。
【図4】従来のユニット工法を説明するための概念的断
面図である。
面図である。
【図5】本考案の第2の実施例に係わるパネル配設構造
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】従来のパネル配設構造を概念的に示す図であ
り、図6(a)は斜視図、図6(b)は断面図である。
り、図6(a)は斜視図、図6(b)は断面図である。
【図7】本発明のパネル配設構造の背景技術を説明する
ための概念的斜視図である。
ための概念的斜視図である。
10 基礎
12,14 床パネル
16 壁パネル
20 アンカーボルト本体
30 固定金具
40 ルームユニット
42 ルームユニットの床パネル
44 ルームユニットの壁パネル
MH014002
MH014002
Claims (2)
- 【請求項1】床パネル上に壁パネルを配設して固定する
パネル配設構造において、一端にスクリューねじ部が形
成され且つ他端にボルト溝部が形成された接合部材を用
い、前記スクリューねじ部を前記床パネルに埋め込むと
ともに前記ボルト溝部を前記壁パネルの下枠材に形成さ
れた貫通孔を介してこの下枠材の上方に突出させ、この
ボルト溝部をナットで締めることにより前記床パネルと
前記壁パネルとの固定を行なうことを特徴とするパネル
配設構造。 - 【請求項2】前記床パネルおよび壁パネルがルームユニ
ットの床パネルおよび壁パネルであることを特徴とす
る、請求項1記載のパネル配設構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4424891U JPH04129209U (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | パネル配設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4424891U JPH04129209U (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | パネル配設構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04129209U true JPH04129209U (ja) | 1992-11-25 |
Family
ID=31924431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4424891U Withdrawn JPH04129209U (ja) | 1991-05-16 | 1991-05-16 | パネル配設構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04129209U (ja) |
-
1991
- 1991-05-16 JP JP4424891U patent/JPH04129209U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950810 |