JPH04129351A - セル廃棄誤り訂正システムを用いた情報伝送装置 - Google Patents

セル廃棄誤り訂正システムを用いた情報伝送装置

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JPH04129351A
JPH04129351A JP2251242A JP25124290A JPH04129351A JP H04129351 A JPH04129351 A JP H04129351A JP 2251242 A JP2251242 A JP 2251242A JP 25124290 A JP25124290 A JP 25124290A JP H04129351 A JPH04129351 A JP H04129351A
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JP2251242A
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Tatsuya Ishikawa
達也 石川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は広帯域I SDNにおけるATM伝送系など
の非同期伝送系を用いて映像信号や音声信号などを伝送
する情報伝送装置に係り、特に非同期伝送系で生じた廃
棄セルを誤り訂正システムを用いて復元する情報伝送装
置に関する。
(従来の技術) 映像信号などの情報信号を伝送する場合、従来ては一般
に固定速度の同期伝送系、即ち回線か用いられていた。
これに対し、近年では広帯域l5DNのATM (非同
期転送モード;固定長セルを用いたパケット伝送)の提
案に見られるように、可変速度かつ非同期の伝送系を映
像信号の伝送に用いる試みがなされて来ている。
このATM伝送系に代表される可変速度・非同期伝送系
は、固定速度・同期伝送系に比べてより高い伝送効率を
もたらすとされ、大いに注目されている。
ところで、ATM伝送系は統計多重効果により伝送網の
使用効率を高めるものであるため、各端末からの送出セ
ルか競合すると、その結果として確率的にセルが廃棄さ
れる現象が生じる。
セル廃棄が生じると、受信端末では一定量の情報が欠け
、受信信号品質が損なわれる。特に映像信号を高能率圧
縮符号化して伝送する場合には、セル廃棄が生じると圧
縮復号化が一時的に不可能となったり、復号化映像品質
が長時間損なわれるなどの劣化を生じてしまい、大きな
問題となる。以下、ATM伝送系で生じるセル廃棄をA
TMセル廃棄と呼ぶ。
このATMセル廃棄の対応策として、従来次の2つの技
術が提案されている。
1)プライオリティ伝送技術 2)誤り訂正技術 プライオリティ伝送技術は、各端末毎にまたは発生され
たセル毎に優先・非優先制御を行なう方法である。例え
ば映像信号を圧縮符号化して伝送する場合に、符号化出
力を視覚的により重要な低域成分とそうでない高域成分
に分離してそれぞれ別にセル化しておき、低域成分は優
先セルとして伝送し、高域成分は非優先セルとして伝送
する。優先セルは伝送網が輻轢しても、低い廃棄確率で
受信されるようにする。従って、このプライオリティ伝
送を用いると、復号化映像信号の画質劣化は視覚的に小
さくなる。
一方、誤り訂正技術はセル廃棄をバースト誤りと見なし
て、バースト誤り訂正により廃棄セルを復元する方法で
ある。この誤り訂正技術はプライオリティ伝送に比べて
誤り訂正用の冗長データを必要とするか、完全に端末側
でセル廃棄耐性を設定できるというメリットかある。ま
た、誤り訂正技術をプライオリティ伝送と併用すること
も可能である。故に、誤り訂正技術はATMセル廃棄に
対しても有用な技術である。
ATMセル廃棄に対する誤り訂正は前述のようにバース
ト誤り訂正であり、一般にインタリーブ技術とランダム
誤り訂正技術の組合せでこれを実現する方法が公知であ
る。この例として冷水: “映像信号のパケット廃棄に
対する補償法の一提案“、信学技報lNS7−12.1
987P、19−24  (以下、公知文献■)に示さ
れているように、セル廃棄で生じたバースト誤りを受信
側のデ・インタリーブ処理によってランダム誤りに変換
し、この後ランダム誤り訂正復号化する方法がある。
また、他のATMセル廃棄のための誤り訂正技術として
、ディジタルVTRの誤り訂正技術と同様なバースト誤
り訂正技術も、例えば富永他: “セル廃棄を考慮した
映像パケット伝送手法に関する検討−、1989年度画
像符号化シンポジウムPC8J89.P、95−96 
(以下、公知文献■)で提案されている。この方法では
例えば符号化映像信号を一定長毎にセル化し、次に一定
数のセル毎にリードソロモン符号(以下、R8符号とい
う)などの誤り訂正符号を用いて誤り訂正用のセル(こ
れを検査セルという)を付加して伝送する。
第14図に公知文献■の方法による誤り訂正セルの付加
の様子を示す。同図において、各セルは一定長の情報シ
ンボルから構成される。1シンボルは1バイト、1セル
は例えば48バイトからなる。そして、一定数(K個)
のセルに対して(N、K)ブロック誤り訂正符号を用い
て検査セルを付加し、全体でN個の一連のセルを生成す
る。すなわち、各セルのn番目のシンボルを抜き出して
得られるに個のシンボルよりなる情報列に対して、誤り
訂正符号化を施す。
この処理により得られるN個のセルの集まりをセルブロ
ックとする。公知文献■の中では、誤り訂正符号の一例
としてR8(32,28)符号を用いている。これによ
ればN−32K−28で32バイト中のランダム誤りを
ハイド単位で、2バイトまで訂正することができるから
、セルブロック内の2セル廃棄までを訂正できる。
公知文献■の方法に対して公知文献■の誤り訂正方式は
、同一冗長度に対して同じ訂正能力であるが、伝送され
るセルの内容がインタリーブ処理によって元のセル内容
と異なることはないから、各セル毎のモニタリングが容
易であり、実用上好ましい。また、インタリーブ処理を
行なわないから誤り訂正符号化時にインタリーブ処理に
要する遅延時間が生じないというメリットもある。
そこで、公知文献■にょるATMセル廃棄に対する誤り
訂正技術における符号化・復号化について、さらに説明
する。第15図は映像信号を圧縮符号化してATM伝送
系で伝送するシステムを概念的に示したブロック図であ
る。入力映像信号は圧縮符号化部101て圧縮符号化さ
れることによって、固定レートまたは可変レートの情報
シーケンスとされる。この情報シーケンスはセル化回路
102に入力され、第14図に示したような固定長のセ
ルに組立てられる。
セル化回路102の出力は、入力の情報シーケンスに応
じて固定レートまたは可変レートのセル・シーケンスと
なる。次にセル・ブロック化回路103において、セル
中シーケンスの一定数のセル毎にセル・ブロックが構成
される。そして、セル・ブロック毎に次段の誤り訂正符
号化回路104において検査セル(第14図の01〜C
N−X)が付加される。誤り訂正符号化回路104から
は情報セル(第14図のb1〜b、)、検査セル01〜
CN−にの順にATM伝送系105ヘセルが送出される
。ATM伝送系105では、その運用状態に応じて確率
的にセル廃棄か発生する。
次に、A T M伝送系105から出力されたセルは誤
り訂正復号化回路106へ入力され、ここで情報セルお
よび検査セルを用いて誤りの位置および値を示すシンド
ロームが各セルブロック毎に計算される。このシンドロ
ームから廃棄セルのデータとして誤り位置(廃棄セルの
位置および誤り値)が推定され、それに基づいて誤り訂
正、即ち廃棄セルの復元が行なわれる。この後は、セル
・ブロック分解回路107により検査セルか除去され、
さらにセル分解回路108においてセル自体も分解され
ることによって、元のビットまたはバイト単位の情報シ
ーケンスか生成される。この情報シーケンスは圧縮復号
化回路109へ入力され、復号化映像信号出力が得られ
る。
上述したATMセル廃棄誤り訂正技術では、二つの問題
かある。まず、第1の問題点について説明する。
第14図に示したように、従来のセル廃棄誤り訂正符号
化のセルブロックは、一定長の情報セルと一定長の検査
セルからなる固定長セルブロックによって構成される。
この固定長セルブロック構成は、ブロック同期をとるの
が容易である反面、次のような不都合がある。
一定数のセルを集めてブロックを構成し、このセルブロ
ックに対して誤り訂正符号化を行うためには、一定数の
セルを集めるのに要する時間が伝送遅延となる。誤り訂
正復号化においても、1セルブロツクのセル全て(検査
セル含む)を受信してからでないと復号化ができないた
め、これも伝送遅延となる。これらのうち前者の誤り訂
正復号化時の伝送遅延は、検査セルの計算を工夫するこ
とにより、セル化されたら順次伝送することで無視する
ことができるが、復号化時の伝送遅延は残る。そこで、
セルブロック化の遅延時間についてより詳しく説明する
セルブロック化遅延は、誤り訂正符号化に必要なセルブ
ロック長Nと、1セルが発生されるのに要する時間の積
で示される。例えば符号化レートR−64k bpsの
映像コーデックについて考える。1セル(実効長)はC
s −46バイトで構成されるとすると、1セルを発生
するのに要する時間(セル化遅延)Tcは −5,8[ms] であり、セルブロック長N−100とすると、セルブロ
ック化遅延りは D = N−Tc −0,58[sl       (
2)となり、約0.6秒の遅延が前述のように少なくと
も復号化側で生じる。TV会議などでは、送受折返しの
遅延合計を考えなければならず、これは約1.2秒の遅
延となる。この程度の遅延があると、会話のタイミング
がずれるなど実用上無視できない問題となる。
さらに、映像信号の圧縮符号化方式が可変レートの符号
化である場合、符号化レートをR(t)とすると、セル
化遅延Tcとセルブロッり化遅延りも、R(t)の変動
に伴い変化する。
ここで、もしR(t)の下限値が非常に小さい場合、(
1) 、 (2)式から遅延最大値が大きくなり、実用
にならない。故に平均符号化レートか比較的大きく、平
均的には遅延が問題にならないシステムでも、可変レー
トの場合には例えば静止画入力などにおいてR(t)が
小さくなり、上述の問題が生しる。
次に、第2の問題点について説明する。セル廃棄誤り訂
正符号化技術は、前述のように基本的にディジタルVT
Rなどで用いられているバースト誤り訂正技術と同じで
ある。ところが、ATM伝送系ではこのような従来のバ
ースト誤り訂正技術をそのまま応用すると、復号化処理
に高速動作が要求される場合がある。まず、この原因で
ある「セル遅延ゆらぎ」について説明する。ATM伝送
系は本来、非同期伝送系であるため、各端末からのAT
M伝送系への入力セルの順序はATM伝送系の出力にお
いて保たれるものの、各セルの時間間隔は保存されない
これをセル遅延ゆらぎと呼ぶ。例えば第16図(a)に
示すように、1セル・スロットおきにセルがATM伝送
系に入力されたとする。セル・スロットとは、セルが多
重される時間的な位置をいう。このように一定間隔でセ
ルか入力された場合でも、ATM伝送系の出力では同図
(b)のように各セル間の時間間隔はセル遅延ゆらぎに
より、等間隔てはなくなっている。
次に、セル廃棄とセル遅延ゆらぎか同時に存在する場合
のATM伝送系の入出力のセルシケンスを第17図(a
)(b)に示す。セル廃棄とセル遅延ゆらぎか同時に存
在する状態は、特別な場合ではなく、ATM伝送系では
むしろ一般的な状態である。第17図(a)の入力セル
ンーケンスは第16図(a)と同じであるが、セル3は
伝送時に廃棄されている。ATM伝送系の出力セルシー
ケンスは、第17図(b)のようにセル1.2.4,5
.・・・となっており、廃棄されたセル3のセルスロッ
トは、セル遅延ゆらぎにより存在しなくなっている。
以上のようにセル廃棄とセル遅延ゆらぎにより、廃棄セ
ルのスロットは消失してしまう。この廃棄セルのスロッ
ト消失が、誤り訂正技術にどのように影響するかについ
て述べる。第14図において、例えばセルブロック中の
第1番目のセルが廃棄され、さらにセル遅延ゆらぎによ
りそのセルのスロットが消失したとする。この場合、セ
ルブロック内のセル数はN−1となり、i+1番目から
N番目までのセルは結果的に、それぞれi番目からN−
1番目のセルと見なされる。このような誤りはいわゆる
同期外れであり、一般にR5符号のような誤り訂正符号
を用いた誤り訂正符号化・復号化によっては訂正が不可
能である。R5符号を用いた誤り訂正においては、この
ような同期外れは1番目以降のセルが全て誤っていると
判断され、容易に誤り訂正能力を越えてしまうからであ
る。
廃棄セルのスロット消失において上記同期外れを防ぐ方
法は、任意のデータからなるセルを廃棄セル位置に挿入
してから誤り訂正復号化を行なえば良い。これを実現す
るためには、(1)廃棄セルの存在とその位置を知るこ
とと(廃棄セル検出)、 (2)廃棄セルスロットが消失された場合にはその消失
セルスロットを再生すること(消失セルスロットの再生
) の二つが必要が必要である。
まず、「廃棄セル検出」については、公知例として次の
ようなものがある。予め各セルにその伝送順序を示す番
号(セルシーケンス番号)を付加しておき、受信セル・
シーケンスにおいてそのセルシーケンス番号の不連続を
検出して廃棄されたセルを推定する。一方、「消失セル
スロットの再生」は、1個の消失セルスロットに対して
1セル期間中に2セルを処理することを意味するから、
2倍の動作クロック周波数が要求されることになる。即
ち、誤り訂正復号化回路は2倍の高速動作を行なわなけ
ればならない。さらに2個の消失セルスロットが連続し
て生じれば、3倍の高速動作が要求される。しかし、こ
のように動作クロック周波数を大きくすると、もともと
が高速動作の場合、回路的に装置の実現が困難になるか
、または装置コストか増大してしまう。
(発明か解決しようとする課題) 上述したように、ATMセル廃棄に対処するために、一
定数のセルを集めてセルブロックを構成し、これに誤り
訂正符号化を施して検査セルを付加して伝送し、受信側
で誤り訂正により廃棄セルの復元を行なう従来のセル廃
棄誤り訂正システムでは、セル化およびセルブロック化
による伝送遅延か無視できなくなり、TV会議などに適
用した場合、実用上不都合を生じるという問題があった
また、従来のセル廃棄誤り訂正システムでは、ATM伝
送系で確率的に生じるセル廃棄とセル遅延ゆらぎの同時
発生によって、廃棄セルのセルスロット自体が消失した
場合、誤り訂正技術を適用するために消失したセルスロ
ットを再生する必要があるか、そのためには連続して受
信したセルシーケンスのセル間に別のセルを挿入する必
要があるため、1個の消失セルスロット再生においても
2倍の動作クロックによる高速動作か要求され、装置化
が困難になったり、または装置コストが増大するという
問題があった。
従って、本発明の第1の目的は、伝送遅延か何ら問題と
ならないセル廃棄誤り訂正システムを用いた情報伝送装
置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、動作クロック周波数を増大させ
ることなく廃棄セルのセルスロット消失に対応できるセ
ル廃棄誤り訂正システムを用いた情報伝送装置を提供す
ることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の情報伝送装置は第1の目的を達成するため、情
報信号を圧縮符号化およびセル化し、複数のセルをブロ
ック化した後、誤り訂正符号化して非同期伝送系を用い
て伝送し、受信側で誤り訂正復号化を行うことにより、
非同期転送系で生じる廃棄セルを復元する情報伝送装置
において、一定期量分の情報信号を圧縮符号化して得ら
れた圧縮符号化信号を各期間毎に少なくとも1個のセル
となるようにセル化する手段と、この手段により各期間
毎に得られたセルをブロック化して可変長セルブロック
を得る手段と、この手段により得られた可変長セルブロ
ックを誤り訂正符号化する手段と、この手段により得ら
れた誤り訂正符号化信号を各可変長セルブロックにセル
ブロック同期ワードおよびセル伝送順序番号を付与して
非同期伝送系へ送出する手段とを具備したことを特徴と
する。
また、本発明の情報伝送装置は第2の目的を達成するた
め、受信端に設けられたバッファメモリと、受信信号中
で廃棄セルのタイムスロットが消失したときに任意デー
タからなるセルを前記バッフ7メモリの出力側で挿入す
ることにより、バッファメモリの出力信号に廃棄セルタ
イムスロットを確保せしめる手段と、バッファメモリの
出力信号を誤り訂正復号化してエラー値を得る手段と、
バッファメモリの出力信号の廃棄セルタイムスロットに
前記エラー値を挿入する手段とを具備することを特徴と
する。
また、好ましい態様においてはバッファメモリの出力信
号を誤り訂正復号化に要する処理時間に遅延ゆらぎを含
めたセルブロック期間またはセルブロック期間の最大値
を加えた値以上の時間遅延する手段としてのデイレイ回
路がさらに備えられ、これにより遅延されたバッファメ
モリの出力信号の廃棄セルタイムスロットにエラー値が
挿入される。
さらに、特にセルブロックが可変長セルブロックの場合
、受信端に設けられた第1のバッファメモリとは別に、
エラー値を一時記憶する第2のバッファメモリを設け、
第1のバッファメモリの出力信号に廃棄セルタイムスロ
ットが生じたとき、第2のバッファメモリから対応する
エラー値を読出して廃棄セルタイムスロットに挿入する
構成とする。
(作用) 映像信号や音声信号などの情報信号を圧縮符帰化すると
き、ハフマン符号などのエントロピー符号化を用いると
、−船釣に入力情報信号の一定期間分を圧縮符号化した
出力のデータ量は一定とならず、入力情報信号の性質に
応じて変動する。例えば映像信号を圧縮符号化する場合
、符号化方式としてフレーム間差分とエントロピー符号
化を併用したときには、静止画入力では圧縮符号化出力
のデータ量はほとんど0であり、逆に動き画像入力では
圧縮符号化出力のデータ量は多くなる。このような圧縮
符号化出力をそのままセル化し、かつセルブロック化す
ると、前述したようにセル化遅延およびセルブロック化
遅延が生じる。
そこで、本発明では入力情報信号の一定期間分を圧縮符
号化した出力で各期間毎に独立にセル化を行なう。圧縮
符号化出力のデータ量は入力情報信号の性質に応じて変
動するが、これに応じて上記一定期間分の圧縮符号化出
力を1個または複数個のセルにセル化する。このように
すると、圧縮符号化出力のデータ量か少ない場合でも長
時間セル化が終了しないということはなくなり、各一定
期間毎に少なくとも1個のセルか作られるためにセル化
遅延は固定となり、かつ上記一定期間を適切な値に設定
すれば、この固定のセル化遅延自体を無視てきる。
このようにして一定期間分の圧縮符号化出力から作られ
た少なくとも1個のセルによって、セルブロック長が1
セルから複数セルまで可変のセルブロックがそれぞれ独
立にされる。これらの可変長セルブロックに誤り訂正符
号化により発生された検査セルが付加され、誤り訂正セ
ルブロックか構成される。そして誤り訂正セルブロック
のセルシーケンスに、伝送順にセルシーケンス番号が付
与される。このセルシーケンス番号がnビットの自然2
進符号であるとすると、1個から20−1個までのセル
廃棄が受信側で検出可能となる。
本発明ではセルブロックを可変長としたことにより、受
信側では各可変長セルブロックを受信する毎に同期をと
ることが重要になる。即ち、固定長セルブロックの場合
は一度セルブロック同期を確立してしまえば、後はセル
シーケンス番号によるセル廃棄分を補正することにより
セルブロック同期は保持されるが、可変長セルブロック
では各セルブロック受信毎に同期をとらなければならな
い。このため、本発明では誤り訂正セルブロックにセル
ブロック同期ワードか付加される。
ここで、各誤り訂正セルブロックは、少なくとも1個の
圧縮符号化出力のセルと一定数の検査セルから構成され
ているので、圧縮符号化信号のセルが1個のときが誤り
訂正セルブロックの最小構成である。セルブロック同期
信号は、このような誤り符号化セルブロックの最小構成
を考慮して次のように与えることが望ましい。
最小構成のセルブロックの各セルに、それぞれ異なる同
期ワードを与える。セルブロックが最小構成でないとき
には、それら全てに異なる同期ワードを与えるか、また
は最小構成のセルを除いた残りのセル全てにもう一つの
同期ワードを与える。
このようにセルブロックの各セルに同期ワードを与える
ことにより、同期ワードを有するセルが廃棄されたとき
にも、前後のセルのセルシーケンス番号と同期ワードの
関係がらセルブロックの境界が検出可能とされる確率は
極めて高くなる。故に可変長セルブロックとしたことに
よるセルブロックの同期確立も容易である。
一方、ATM伝送系においてはセル廃棄だけでなくセル
遅延ゆらぎを考慮しなければならない。前述のように、
これらの2つの現象が同時に生じると廃棄セルのセルス
ロットが消失するため、誤り訂正が不可能になる。この
消失セルスロットを誤り訂正復号化前に再生しておく必
要かある。そこで、本発明においてはATM伝送系のよ
うな非同期伝送系を経て受信された受信信号(セルシー
ケンス)は例えば予め伝送順に付加されたセルシーケン
ス番号の不連続性などによりセル廃棄が検出され、セル
ブロック内のどの位置に廃棄セルが存在するかが推定さ
れ、次いで廃棄セルのセルスロットの有無の判定により
廃棄セルスロットか消失したか否かが調べられる。廃棄
セルのセルスロットか消失している場合、任意データか
らなるセルを挿入してセルスロットを再生する。第1の
バッファメモリはセルスロットの再生を行なうために、
廃棄セルのセルスロットが消失していないときはスルー
モードとなり、入力か即座に出力に現われるように動作
する。廃棄セルに相当するセルスロットに挿入する任意
データをオール0のデータとしておくと、誤り訂正時の
エラー値かそのまま廃棄セルのデータとして扱えるので
都合か良い。廃棄セルスロットの消失が生じた場合、第
1のバッファメモリは読み出し用クロックが与えられず
、出力を停止しない。この出力停止期間は廃棄セルスロ
ット分であり、これによりセルスロットの再生が行なわ
れる。
尚、前述のように再生された廃棄セルスロ・ソトにも、
例えばオール0のデータか与えられる。
これは単に第1のバッファメモリの出力をOに固定し、
後段の回路か1セル分これを取込めば良い。尚、第ユの
バッファメモリのaカ停止期間にもセルは受信されるの
で、このバッファメモリのメモリ占有量は増加する。故
に廃棄セルのセルスロット消失が続く限り、メモリ占有
量は増加していくが、これによるメモリのオーバーフロ
ーを防ぐためにメモリ占有量が0でなく、かつ空のセル
スロットが受信されたときは、この空のセルスロットが
メモリに入力されるのを楚止する。このようにして第1
のバッファメモリの出力には、常に廃棄セルのセルスロ
ットが存在し、かつそこに任意データが挿入される。
次に、例えばオール0のデータが挿入されている廃棄セ
ルを含めてシンドロームが計算され、そのシンドローム
から、またはシンドロームと前述のセル廃棄検出出力を
用いてエラー値が計算される。廃棄セルスロットにオー
ル0が代入されていれば、このエラー値は廃棄セルの復
元値そのものである。この復元値はデイレイ回路により
誤り訂正に要する計算時間だけ遅延された第1のバッフ
ァメモリ出力の廃棄セルのタイムスロットに挿入(置換
)される。
第2のバッファメモリはエラー値、つまり廃棄セルの復
元値を記憶しておくメモリであり、可変長セルブロック
の例えば短いセルブロックが連続したときにデイレイ回
路出力と誤り訂正復号化された復元値のタイミングがず
れ、復元値が先行して得られるため、このタイミング補
正用に用いられる。
このように動作クロック周波数を高くすることなくセル
廃棄誤り訂正か可能であるため、装置化が容易になり、
例えば従来ではECLを必要とした回路がより安価なT
TLや、CMOSロジックで実現できる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る映像伝送装置の送信側
の構成を示すブロック図である。この送信側は圧縮符号
化回路12、セル化回路13、可変長セルブロック化回
路14、誤り訂正符号化回路15、ブロック同期ワード
付加回路16およびセルシーケンス番号付加回路17に
よって構成されている。
第1図において、入力端子11に供給された入力映像信
号は、まず圧縮符号化回路12で符号化される。圧縮符
号化回路12には例えばエントロピー符号化が用いられ
、圧縮符号化レートは時間tと共に変動している。
圧縮符号化回路12から出力される可変レートの圧縮符
号化信号は、セル化回路13へ入力される。このセル化
回路13は従来のセル化回路と異なり、一定数の画素か
らなる画素ブロックを単位としてセル化を行なう。即ち
、第2図に示すように一定期間Tの人力映像信号につい
て圧縮符号化を行って得られた圧縮符号化映像信号、つ
まり一定数の画素からなる画素ブロックを圧縮符号化し
た信号に対して、1個または複数のセルを構成する。従
って、異なる画素ブロックの符号化信号か同一のセルに
混在することはない。このようなセル化を行う場合、あ
る画素ブロックの符号化出力のデータ量かセルの整数倍
に一致するとは限らないので、余り部分には例えばオー
ル0データなどのダミー・データが挿入される。以上の
ように画素ブロック毎に1個または整数個のセルが作ら
れ、次の可変長セルブロック化回路14へ入力される。
可変長セルブロック化回路14は従来の固定長セルブロ
ック化回路と異なり、可変長のセルブロック化を行なう
。第1図の例ではセル化回路13で用いた画素ブロック
を一定期間として、この期間の映像信号から発生された
セルをセルブロックとする。即ち、画素プロ・ツク単位
にセル化して得られた1個または複数個のセルをセルブ
ロックとする。従って、このセルプロ・ンクは可変長の
ブロック構成となる。
次に、可変長セルブロック化回路14からの可変長セル
ブロック化出力は、誤り訂正符号化回路15で符号化さ
れ、第14図と同様に検査セルか付加される。但し、誤
り訂正符号化回路15の入力は前述のように可変長セル
ブロックであるため、その出力は第3図に示すようにな
る。第3図においてPは検査セルであり、各セルブロッ
ク毎に2セルずつ付加されている場合を示している。こ
のように2つの検査セルを付加すれば、リードソロモン
符号などを用いて2個のセル廃棄を受信側で消失誤り訂
正できる。
このように可変長セルブロックを誤り訂正符号化するに
は、十分長い固定長セルブロックを仮定して、実際の可
変長セルブロックとの差に対応する部分にはオール0デ
ータからなるセルがあるものとして、誤り訂正符号化す
れば良い。
実際には誤り訂正符号化回路15に含まれる検査セル計
算回路を、各可変長セルブロックの先頭でリセットすれ
ば良い(第4図参照)。
次に、誤り訂正符号化回路15において検査セルが付加
された各セルブロックは、ブロック同期ワード付加回路
16においてそのブロック同期を受信側で識別するため
の同期ワードが付与される。この同期ワードは、例えば
各セルの一部のビットを用いて伝送される。本実施例に
おいては、少なくともセルブロックの最小構成セルの全
てに異なる同期ワードが与えられる。
例えば第3図および第4図のように最小構成セルブロッ
クが3セルの場合には、3つのユニク同期ワードをそれ
ぞれのセルに与える。例えば最小構成セルブロックが3
セル(符号化映像信号セル1個、検査セル2個)であれ
ば、A。
B、Cなる3種類の同期ワードを与える。
但し、セルブロックが最小構成でない場合、同期ワード
無しのセルも、同期ワード無しというワードを与えると
して第5図のようにする。
第5図においてセルブロックの先頭のセルには、Aとい
う同期ワードを与える。また第1の検査セルにはC1第
2の検査セルにはDという同期ワードをそれぞれ与える
。さらにそれ以外のセルが存在するときには、同期ワー
ド無しに相当するBを与える。
次に、同期ワードの検出について第6図を用いて説明す
る。セルシーケンスのうち同期ワードのみに注目して、
同期ワードのシーケンスを考える。同期検出に関しては
セルブロックの境界のみについて考えれば良いので、第
6図ではセルブロック境界部分のみを示しである。第6
図(a)〜(h)には、セルブロック境界情報を有する
同期ワードA、C,Dの一部または全部が廃棄された場
合を示しである。第6図(a)は同期ワードC,D、A
を有する3つのセル全部が廃棄された場合である。この
とき廃棄前後のセルの同期ワードはBであり、セル廃棄
数は3となるか、廃棄されたセルが同期ワードC,D。
Aを有するセルシーケンスか、同期ワードBB、Bを有
するセルシーケンスかは判別できない。故にこのとき同
期確立は不可能であり、この事象の発生確率はPc3 
(Pcはセル廃棄確率)である。尚、廃棄前後のセルが
さらに廃棄された場合についても同様に同期確率は不可
能であるから、図に示されているように任意として良い
次に、第6図(b)は同期ワードAのみが受信され、C
,Dは廃棄された場合である。ます、これら3セルの前
後は受信されたとして考えると、同期ワードはB、A、
Bのシーケンスとなり、BとAの間にセル廃棄が存在す
るのかわかる。BからAに同期ワードが変化し、かつこ
の間に2セル廃棄かあれば、これら廃棄された2セルは
同期ワードC,Dを有するセルであると一義的に決定で
きるので、同期確立可能である。
次に、上記3セルの前後も廃棄されている場合について
考えると、同期ワードは前例と同じくB、A、Bのシー
ケンスとなり、Bとへの間に3セル廃棄、AとBの間に
1セル廃棄が存在するのがわかる。BからAに同期ワー
ドが変化し、かつこの間に3セル廃棄があればこれら廃
棄された3セルはB、C,Dのセルであると一義的に決
定できる。ざらにAからBに同期ワードが変化し、この
間に1セル廃棄がある場合、廃棄されたセルは同期ワー
ドBを存するセルであると一義的に決定される。故に、
この場合も同期確立可能である。
尚、第6図(b)の例においてセルブロックが最小の構
成である場合、上記3セルの前の1セルも廃棄されると
、セルブロックは全部廃棄されることになる。このとき
は当然、全廃棄されたセルブロックの同期を確立するこ
とは不可能であるが、このような最小セルブロックの発
生確率自体も小さいと考えられることから、ここでは無
視する。
以下、第6図(C)〜(h)についても同様であり、同
期確立が可能である。第6図(a)の事象の場合のみ同
期確立かできず、この事象の発生確率Pc3から、同期
誤り率はPc3となる。
尚、3誤り訂正以上のセル廃棄誤り訂正システムでも同
様である。
ここで、本実施例におけるブロック同期の誤り確率につ
いて定量的に説明する。前述のようにセル廃棄確率かP
cであるとき、本実施例におけるセルブロック同期誤り
率はP。3である。
また、2誤り訂正における訂正後のセル誤り率は、 NC3pc 3 (1−PC)  N−’  −−(3
)で与えられる。但し、Nはブロック長である。
ここで、平均ブロック長−100セルとしてセルブロッ
ク同期誤り率および訂正後のセル誤り率を計算し、セル
廃棄確率PCに対してセルブロック同期誤り率およびセ
ル誤り率の変化を図示すると、第7図のようになる。セ
ルブロック同期誤り率は、訂正後のセル誤り率よりずっ
と小さくなければ、期待される訂正後のセル誤り率を得
ることはできない。本実施例におけるブロック同期によ
れば、第7図に示すようにセルブロック同期誤り率は期
待される訂正後誤り率より101以上小さく、実用上十
分な性能であることが定量的にも示されている。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
第8図は同実施例における受信側の構成を示すブロック
図である。この受信側は、誤り訂正プリバッファ22、
セル廃棄検出回路23、デイレイ回路24.25、セレ
クタ回路26、ンンドローム計算回路27、エラー値計
算回路28、エラー値バッファ29、受信バッファ30
および圧縮符号化回路31により構成される。
第8図において、ATM伝送系を経て端末で受信された
セルシーケンスは、予め該端末にとって有効なセルか無
効なセルかが判定された後、セルシーケンス入力端子2
1へ入力される(但し、ここでは−律に無効セルを除去
する訳ではない)。この入力セルシーケンスは、第1の
バッファメモリとしての誤り訂正用プリバッファ22と
、セル廃棄検出回路23へ分岐される。
セル廃棄検出回路23では、以下のようにしてセル廃棄
の検出を行なう。
セル廃棄を検出するには、予め各セルに付与されたセル
シーケンス番号がセル廃棄により欠落して不連続となっ
ているかどうかを調べれば良い。例えば送信時に0.1
,2.・・・、N−1と与えたセルシーケンス番号が、
受信時に0゜1.2,4.5.・・・N−1となれば、
セル3が廃棄されたのが知れる。同様にN−1個までの
連続セル廃棄を、廃棄位置を含めて検出することかでき
る。Nの大きさについてはセル廃棄かランダム廃棄であ
る場合には、連続セル廃棄発生確率はその長さとともに
指数的に小さくなるので、ある程度大きければ良く、誤
り訂正から言えば少なくとも誤り訂正数+1より大きけ
れば良い。また、Nは演算の都合上およびビット割当上
2″ (nは正の定数)が良く、例えば2’−16とす
る。具体的なセル廃棄検出方法は、ある時点の到着セル
(有効セル)のシーケンス番号から一つ前の到着セル(
有効セル)のシーケンス番号を引算すれば良く、この結
果が1であれば廃棄無し、2であれば1セルの廃棄か存
在すると分かる。尚、上述のようにN−2″であれば、
mod Nで演算することによりシーケンス番号がN−
1から0へ変化するときも、他の場合と全く同様に扱え
る。
次に、誤り訂正用プリバッファ22の動作について説明
する。このプリバッファ22の動作例を第9図に示す。
同図(a)はATM伝送系に入力されるセルシーケンス
であり、数値の書いであるセルは有効セルで、その数値
はセルシーケンス番号である。また、「空」と書いであ
るセルは無効セルである。同図(b)はATM伝送系か
ら出力され、受信側で受信されるセルシーケンスである
。この図の例ではセルシルケンス番号5と9のセルが廃
棄され、さらにセル遅延ゆらぎにより、これらのセルス
ロットは消失したものとしている。第9図(b)のセル
シーケンスが誤り訂正用プリバッファ22に書込まれる
のであるが、一部の空セルは誤り訂正用プリバッファ2
2への入力を禁止される。即ち、誤り訂正用プリバッフ
ァ22のメモリ占有量が0てないときの無効セルは、誤
り訂正用プリバッファ22に書込まれない。
誤り訂正用プリバッファ22の出力においては、第9図
(c)に示すように、同図(b)に示したATM伝送系
出カシ−ケンス(誤り訂正用プリバッファ22の入力)
が空セルでなく、かつ廃棄が検出されたときには誤り訂
正用プリバッファ22におけるメモリの出力を楚止し、
代わりにZと示されているオール0のデータを挿入する
。これにより、消失された廃棄セルスロットか再生され
る。また、これにより誤り訂正用プリバッファ22のメ
モリ占有量は増加する。
さらに、同様の廃棄セルスロットの消失かある場合もま
たオールOのデータを挿入する。以上の結果、メモリ占
有量は増加していく。もし誤り訂正用プリバッファ22
の入力が空セルで、かつ廃棄が生じているときには、メ
モリの出力を禁止せず、そのまま出力すると同時に、メ
モリ出力端でそのデータをオールOに置換える。
このときは当然、誤り訂正用プリバッファ22のメモリ
占有量は変化しない。
以上のように、廃棄セルスロットの消失がある場合にの
み、誤り訂正用プリバッファ22のメモリ占有量が増大
していくが、前述のようにメモリ占有量がOでなく、か
つ空セルが受信されたときは、この空セルは書込まれな
いように制御される。このとき、誤り訂正用プリバッフ
ァ22の出力としては、誤り訂正用プリバッファ22の
入力か空セルで廃棄ありと判定されることはないから、
誤り訂正用プリバッファ22内のセルが読出される。従
って、このときは誤り訂正用プリバッファ22のメモリ
占有量は減少する。
尚、以上の動作においてプリバッファ22がある規定値
以上のメモリ容量を有していれば、誤り訂正用プリバッ
ファ22がオーバーフローすることはない。これについ
ては後述する。
第9図(cl)は以上説明したプリバッファ22のメモ
リ占有量の変化の様子を示し、また同図(e)と(f)
は有効セルの存在を示す有効セルクロックであり、(e
)はプリバッファ22を用いた消失セルスロットの再生
前、(f)は再生後の様子をそれぞれ示している。再生
後は新たに挿入されたオールOのセルも、有効セルとし
て扱われる。
以上のように誤り訂正用プリバッファ22において廃棄
セルのセルスロット再生が達成されたセルシーケンスは
、次にデイレイ回路25とシンドローム計算回路27に
入力される。シンドローム計算回路27はオール0とさ
れている廃棄セルも含めて、従来の誤り訂正回路と同様
に各セルブロック毎にシンドロームを計算する。
計算されたシンドロームはエラー値計算回路28へ与え
られ、ここで廃棄セルのエラー値か復元値として得られ
る。予め廃棄セルにはオールOのデータを入れであるの
で、エラー値は復元値そのものとなる。得られたエラー
値は、第8図では第2のバッファメモリとしてのエラー
値バッファ29へ入力されている。このエラー値バッフ
ァ29はセルブロックが可変長のときのみ必要なもので
あり、セルブロックか固定長のときには不要である。エ
ラー値バッファ29の動作については後述する。
一方、デイレイ回路25へ入力されたセルシーケンスは
、ここで一定時間たけ遅延される。
この遅延は主として、シンドローム計算回路27および
エラー値計算回路28での計算に要する演算時間を補償
するためである。
第10図に、セルブロック長が固定のときのデイレイ回
路25の動作を示す。同図(a)はデイレイ回路25の
入力であり、各セルブロック固定(セルブロック期間T
s)のときのセルブロックのシーケンスを示している。
第10図(b)はエラー値が得られるまでの処理遅延を
示している。各セルブロックの全セルかシンドローム計
算回路27へ入力され終ると、即座にシンドロームか得
られ、この後τ′たけ遅れてエラー値が計算完了となる
。故に全体の処理に要する処理はτ−T8+τ′である
。即ち、セルブロックが固定長セルブロックの場合、デ
イレイ回路25の遅延量τは、シンドローム計算回路2
7およエラー値計算回路28での誤り訂正復号化に要す
る処理時間τ′に、遅延ゆらぎを含めたセルブロック期
間TBを加えた値以上であればよい。第10図(c)は
この時間τたけ遅延されたセルブロックシーケンスであ
り、例えばセルブロック1の先頭において、このセルブ
ロック1内のセル廃棄訂正値e1 (e+は複数誤り訂
正ならe3、I+”1.2.・・・と複数個ある。)が
確定しているのが分かる。
次に、デイレイ回路25の出力のセルシーケンスとエラ
ー値は、セレクタ回路26で次のように処理される。セ
ルシーケンスのあるセルが廃棄セルであるならば、この
セルのセルスロットに該エラー値を代入する。即ちオー
ルOのデータをエラー値に置換える。セレクタ回路26
の制御には、例えばセル廃棄検出回路23から出力され
る廃棄フラグ(廃棄セル期間に立てられるフラグ)か用
いられ、このフラグはデイレイ回路25と同じデイレイ
量を有するもう一つのデイレイ回路24を通してセレク
タ回路26の制御入力端子へ与えられる。セレクタ回路
26の他の制御方法としては、廃棄セルのデータがオー
ル0であることを利用して、デイレイ後のセルシーケン
ス自体から廃棄セルを検出するようにしても良く、また
デイレイ回路25への入力前に他のデータと識別可能な
ユニークワードを廃棄セル内に書込んでおき、デイレイ
回路25の出力で該ユニークワードを検出してセレクタ
回路26を制御することも可能である。
セレクタ回路26の出力は受信バッファ30に入力され
、さらに圧縮復号化回路31に入力されて復号化される
。受信バッファ30はセレクタ回路26の出力のうち有
効セルのみを取込み、圧縮復号化処理に従ってその内容
が読み出される。従って、受信バッファ30は圧縮符号
化・復号化用のバッファであるが、ATM伝送系の遅延
ゆらぎもここで吸収される。
次に、セルブロックが先の実施例のように可変長セルブ
ロックである場合について説明する。
可変長セルブロックは圧縮符号化が可変レート符号化で
ある場合、セルブロック化遅延を一定にできるので有用
な方法である。可変長セルブロックを用いたときに異な
る点は、前述のようにエラー値バッファ29が必要にな
ることである。このことを第11図により説明する。第
11図(a)はプリバッファ22の出力のセルブロック
シーケンスであり、セルブロック長の最大値をTB□、
8、最小値をTB□11とする。第11図(b)はエラ
ー値を得るために要する処理遅延を示している。シンド
ローム計算回路27での計算は固定長セルブロックの場
合と同様に、セルブロック内のセル全部が入力されれば
即座に完了する。また、エラー値計算回路28ての計算
手順もやはり固定長とセルブロックの場合と同様である
ため、同じ遅延τ となる。故にエラー値が出力される
までの全体の遅延は、τ−T B、mmx +τ′であ
る。即ち、セルブロックが可変長セルブロックの場合、
デイレイ回路25の遅延量τは、シンドローム計算回路
27およエラー値計算回路回路28での誤り訂正復号化
に要する処理時間τ に、遅延ゆらぎを含めたセルブロ
ック期間の最大値TB、+naWを加えた値以上であれ
ばよい。第11図(C)はこの時間τだけセルブロック
シーケンスを遅延したものであり、各セルブロックの先
頭でそのセルブロックのエラー値か確定している。但し
、短いセルブロックについては、先行してエラー値か得
られているのかわかる。これら先行したエラー値をスト
アしておくために、第8図に示すようにエラー値バッフ
ァ29を用いている。
第12図は可変長セルブロックにおけるエラ値バッファ
29とデイレイ回路24.25のある時点での動作の様
子を示したものである。
セル4かデイレイ回路25から出力される直前で、エラ
ー値は既にe、まで計算されているから、これもエラー
値バッファ29に入力されている。面、デイレイ回路2
4には各セルブロックの廃棄セルの位置を示す廃棄フラ
グが入力されている。
次に、エラー値バッファ2つに必要な容量について説明
する。前述のように可変長セルブロックの最大ブロック
長をT11□0、最小ブロック長をTBl。とすると、
エラー値バッファ29の必要な容jt(EBとする)は
TB□、の期間に最大いくつのセルブロックが入力され
得るか、即ち ×1セルブロックの誤り訂正数[セル]で表わされる。
但し、Tl]□X / T 3. m i。は少数意思
下切り上げとする。
例えばT B、 −−−−40セル、T B、 m :
 、 −3セル、1セルブロツクの誤り訂正数−2とす
ると、−13X2 [セル] となる。1セル−48バイト−384ビツトとすると、
エラー値バッファ容量はEB−10にビット程度となる
尚、以上のTBの説明においては遅延ゆらぎを考慮して
いない。遅延ゆらぎを考慮すると、T、およびT6□1
はより大きくなるから、これをT8 、TB’ □8と
する。これらは次式%式% TB 1TB十遅延ゆらぎ最大値  (5)T B  
mat −T E mat十遅延ゆらぎ最大値故に、デ
イレイ回路24.25のデイレイ量およびエラー値バッ
ファ回路29の容量は、TB 、TB′□8を用いて同
様に求められる。
次に、プリバッファ22に必要なメモリ容量について説
明する。ワーストケースを考慮して、ATM伝送系入力
のセルシーケンスに空セルがないと仮定する。また、遅
延ゆらぎにより廃棄セルスロットが全て消失すると仮定
する。この場合、遅延ゆらぎ相当分たけ廃棄セルスロッ
ト消失が生じると考えられるから、プリバッファ22の
容量(PBとする)は、次式で求められる。
PB−遅延ゆらぎ最大値[secコ ×セルスロットレート [Hz]   (7)例えば遅
延ゆらぎ最大値−2m5ec  ATM伝送レート−1
55,52MHz  1セル−48バイト(但し、5バ
イトのヘッダあり)とすると、=740[セル] ユ280  [kbit] となる。種々の遅延ゆらぎ最大値に対して、プリバッフ
ァ22の必要な容量を図示したのが第13図である。
このようにプリバッファ22のメモリ容量は、ATM伝
送系のセル伝送レートにセル遅延ゆらぎの最大値を乗じ
た値以上であればよい。
尚、誤り訂正の具体的動作は従来の方法と同様であるの
で詳細は省くが、第8図においてはエラー値計算回路2
8にセル廃棄検出回路23から廃棄位置の情報か与えら
れている。この構成によれば、予めセルシーケンス番号
によって廃棄セルの位置がわかるので、これを用いてエ
ラー値を計算することで演算が簡単になり、いわゆる消
失誤り訂正(誤り位置は既知で、エラー値のみが不明の
ときの誤り訂正)か可能になるという利点がある。また
、消失誤り訂正のシステムとすると、検査セルの数が半
分て良く伝送効率が改善される。
[発明の効果コ 本発明によれば、ATM伝送系などの非同期伝送系を用
いて映像や音声などの情報信号を/伝送する装置におい
て、廃棄セルを誤り訂正によって復元するときに必要な
セルブロック化において生ずる遅延の問題を解決し、従
来TV会議などで問題となっていた会話のタイミングず
れなどの問題を除去することができる。
また、本発明では可変長セルブロックを用いる際に問題
となるブロック同期についても、ブロック同期ワードの
付加の方法を工夫することにより訂正後のセル廃棄誤り
率に比べて十分少さいブロック同期誤り率に抑えること
かでき、実用上十分な性能が確保される。
さらに、本発明によればセル廃棄とセル遅延ゆらぎの共
存による廃棄セルスロットの消失が生じても、何ら消失
したセルスロットの再生に復号化回路の高速化を要求さ
れることが公4め、回路面で装置化が容易になり、装置
コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る送信側の構成を示すブ
ロック図、第2図は第1図におけるセル化回路の動作を
説明するための図、第3図は第1図における可変長セル
ブロック化回路の動作を説明するための図、第4図は第
1図における誤り訂正符号化回路の動作を説明するため
の図、第5図は第1図におけるブロック同期ワード付加
回路の動作を説明するための図、第6図は同実施例にお
けるセルブロックの同期特性を示す図、第7図は同実施
例におけるセル廃棄確率に対するブロック同期誤り率お
よびセル誤り率特性を示す図、第8図は本発明の他の実
施例に係る受信側の構成を示すブロック図、第9図は第
8図における誤り訂正用プリバッファの動作を説明する
ための図、第10図は第8図における固定長セルブロッ
クに対するデイレイ回路の動作を説明するための図、第
11図は第8図における可変長セルブロックに対するデ
イレイ回路の動作を説明するための図、第12図は第8
図におけるエラー値バッファの動作を説明するための図
、第13図は第8図における誤り訂正用プリバッファに
必要な容量を説明するための図、第14図は従来のAT
Mセル廃棄誤り訂正符号化の一例を示す図、第15図は
映像信号のATM伝送装置の一例を示すブロック図、第
16図はATM伝送におけるセル遅延ゆらぎを説明する
ための図、第17図はATM伝送におけるセル廃棄とセ
ル遅延ゆらぎの共存による廃棄セルスロットの消失を説
明するための図である。 12・・・圧縮符号化回路、13・・・セル化回路、1
4・・・可変長セルブロック化回路、15・・・誤り訂
正符号化回路、16・・・ブロック同期ワード付加回路
、17・・・セルシーケンス番号付加回路、22・・・
誤り訂正用プリバッファ(第1のバッファメモリ)  
23・・・セル廃棄検出回路、24.25・・・デイレ
イ回路、26・・・セレクタ回路、27・・・シンドロ
ーム計算回路、28・・エラー値計算回路、29・・・
エラー値バッファ(第2のバッファメモリ) 30・・
受信バッファ、31・・・圧縮符号化回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報信号を圧縮符号化およびセル化し、複数のセ
    ルをブロック化した後、誤り訂正符号化して非同期伝送
    系を用いて伝送し、受信側で誤り訂正復号化を行うこと
    により、非同期伝送系で生じる廃棄セルを復元する情報
    伝送装置において、 一定期間分の情報信号を圧縮符号化して得られた圧縮符
    号化信号を各期間毎に少なくとも1個のセルとなるよう
    にセル化する手段と、 この手段により前記各期間毎に得られたセルをブロック
    化して可変長セルブロックを得る手段と、 この手段により得られた可変長セルブロックを誤り訂正
    符号化する手段と、 この手段により得られた誤り訂正符号化信号を各可変長
    セルブロックにセルブロック同期ワードおよびセル伝送
    順序番号を付与して前記非同期伝送系へ送出する手段と を具備することを特徴とするセル廃棄誤り訂正システム
    を用いた情報伝送装置。
  2. (2)情報信号を圧縮符号化およびセル化し、複数のセ
    ルをブロック化した後、誤り訂正符号化して非同期伝送
    系を用いて伝送し、受信側で誤り訂正復号化を行うこと
    により、非同期転送系で生じる廃棄セルを復元する情報
    伝送装置において、 受信端に設けられたバッファメモリと、 受信信号中で廃棄セルのタイムスロットが消失したとき
    に任意データからなるセルを前記バッファメモリの出力
    側で挿入することにより、前記バッファメモリの出力信
    号に廃棄セルタイムスロットを確保せしめる手段と、 前記バッファメモリの出力信号を誤り訂正復号化してエ
    ラー値を得る手段と、 前記バッファメモリの出力信号の廃棄セルタイムスロッ
    トに前記エラー値を挿入する手段とを具備することを特
    徴とするセル廃棄誤り訂正システムを用いた情報伝送装
    置。
  3. (3)情報信号を圧縮符号化およびセル化し、複数のセ
    ルをブロック化した後、誤り訂正符号化して非同期伝送
    系を用いて伝送し、受信側で誤り訂正復号化を行うこと
    により、非同期転送系で生じる廃棄セルを復元する情報
    伝送装置において、 受信端に設けられたバッファメモリと、 受信信号中で廃棄セルのタイムスロットが消失したとき
    に任意データからなるセルを前記バッファメモリの出力
    側で挿入することにより、前記バッファメモリの出力信
    号に廃棄セルタイムスロットを確保せしめる手段と、 前記バッファメモリの出力信号を誤り訂正復号化してエ
    ラー値を得る手段と、 前記バッファメモリの出力信号を前記誤り訂正復号化に
    要する処理時間に遅延ゆらぎを含めたセルブロック期間
    またはセルブロック期間の最大値を加えた値以上の時間
    遅延する手段と、この手段により遅延された前記バッフ
    ァメモリの出力信号の廃棄セルタイムスロットに前記エ
    ラー値を挿入する手段と を具備することを特徴とするセル廃棄誤り訂正システム
    を用いた情報伝送装置。
  4. (4)情報信号を圧縮符号化およびセル化し、複数のセ
    ルをブロック化した後、誤り訂正符号化して非同期伝送
    系を用いて伝送し、受信側で誤り訂正復号化を行うこと
    により、非同期転送系で生じる廃棄セルを復元する情報
    伝送装置において、 受信端に設けられた第1のバッファメモリと、受信信号
    中で廃棄セルのタイムスロットが消失したときに任意デ
    ータからなるセルを前記第1のバッファメモリの出力側
    で挿入することにより、前記第1のバッファメモリの出
    力信号に廃棄セルタイムスロットを確保せしめる手段と
    、前記第1のバッファメモリの出力信号を誤り訂正復号
    化してエラー値を得る手段と、 前記エラー値を一時記憶する第2のバッファメモリと、 前記第1のバッファメモリの出力信号を前記誤り訂正復
    号化に要する処理時間に遅延ゆらぎを含めたセルブロッ
    ク期間またはセルブロック期間の最大値を加えた値以上
    の時間遅延する手段と、 この手段により遅延された前記第1のバッファメモリの
    出力信号に廃棄セルタイムスロットが生じたとき、前記
    第2のバッファメモリから対応するエラー値を読出して
    前記廃棄セルタイムスロットに挿入する手段と を具備することを特徴とするセル廃棄誤り訂正システム
    を用いた情報伝送装置。
JP2251242A 1990-09-19 1990-09-19 セル廃棄誤り訂正システムを用いた情報伝送装置 Pending JPH04129351A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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