JPH04129835U - 遮熱板 - Google Patents
遮熱板Info
- Publication number
- JPH04129835U JPH04129835U JP3670991U JP3670991U JPH04129835U JP H04129835 U JPH04129835 U JP H04129835U JP 3670991 U JP3670991 U JP 3670991U JP 3670991 U JP3670991 U JP 3670991U JP H04129835 U JPH04129835 U JP H04129835U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- inorganic
- heat shield
- porous ceramic
- coated
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 内燃機関の排気系部材から発生する輻射熱を
遮断し、かつ内燃機関からの振動に対し共振せず、した
がって不快な音、疲労破壊を抑制し得る遮熱板を提供す
る。 [構成] 鋼板3の両面または片面に無機質結合剤およ
び骨材として無機質鱗片状粒子4および/または無機質
中空粒子5からなる多孔質セラミックを被覆し、鋼板と
多孔質セラミックの間に酸化皮膜と珪酸塩とが反応した
結合層6を有する
遮断し、かつ内燃機関からの振動に対し共振せず、した
がって不快な音、疲労破壊を抑制し得る遮熱板を提供す
る。 [構成] 鋼板3の両面または片面に無機質結合剤およ
び骨材として無機質鱗片状粒子4および/または無機質
中空粒子5からなる多孔質セラミックを被覆し、鋼板と
多孔質セラミックの間に酸化皮膜と珪酸塩とが反応した
結合層6を有する
Description
【0001】
本考案は、内燃機関の排気系部材より発生する熱を遮断する遮熱板に関するも
のである。
【0002】
従来内燃機関の排気系部材の中で最も高温になるエキゾ−ストマニホ−ルドか
らの輻射熱を緩和するため、厚さ0.8mm程度の鋼板でマニホ−ルドを覆って
いた。しかしながら機関の振動で遮熱板が共振し、有害な音を発生する。この振
動による疲労により早期に破損する等の問題があった。また断熱性を向上させる
ため、鋼板を重ね合わせた2重構造、または断熱材を挟み込んだ、サンドイッチ
構造の遮熱板が検討されていたが、重量が増加する問題、あるいは、断熱材とし
て使用されるアスベストやガラスクロスの取扱いに問題を生じていた。
【0003】
これらの問題を解決するには多孔質セラミックを0.8mm程度の鋼板に積層
すれば有効と考えたが、断熱性を有するには少なくともセラミック層の厚さが1
mm以上必要で、かつ内燃機関の振動や、熱変形に追従するには。セラミックの
可とう性と鋼板との十分な接合力が必要であった。しかしながら鋼板とセラミッ
クの接合処理を高温領域で行うと、プレス加工された鋼板が変形する問題があっ
た。
【0004】
本考案の目的は内燃機関の排気系部材から発生する輻射熱を遮断し、かつ内燃
機関からの振動に対し共振せず、したがって不快な音、疲労破壊を抑制し得る遮
熱板を提供するものである。
【0005】
本考案の遮熱板は鋼板の両面または片面に無機質結合剤および骨材として無機
質鱗片状粒子および/または無機質中空粒子からなる多孔質セラミックを被覆し
、鋼板と多孔質セラミックの間に酸化皮膜と珪酸塩とが反応した結合層を有する
構造とした。
【0006】
[作用]
本考案はセラミック層に断熱性および可とう性を付加するため、無機質中空粒
子を添加する事とした。手法として無機質結合剤溶液中に無機質鱗片状粒子と無
機質中空粒子を分散させ、また無機質結合剤を固めるための硬化剤を添加した。
このスラリ−を鋼板に塗布し、乾燥および、焼成する事で耐熱性、断熱性、制振
性に優れた多孔質セラミックを鋼板に積層する事が可能となった。また鋼板との
接合を熱変形の生じにくい温度領域で行うため、あらかじめ鋼板表面にFeO[
ウスタイト]を主成分とする酸化膜を形成し、アルカリ金属珪酸塩を塗布し加熱
により2FeO・SiO2 を主成分とした結合層を作る事が適当である。
【0007】
本考案を以下の実施例により、さらに詳細に説明するが本考案はそれらに限定
するものではない。
【0008】
厚さ0.8mmの鋼板の表面をエア−ブラストで梨地処理を行い、次に珪酸カリ
ウム溶液(濃度5%)で高圧洗浄を行い、表面付着物を除去した。次に該鋼板を
120℃で1時間の乾燥を行った後、水蒸気雰囲気中で温度550℃で90分間
保時を行い、3〜5μの酸化層を形成した。次に表1に示す配合でスラリ−を混
合し、真空脱泡機でスラリ−中の気泡を除去した。
【0009】
【表1】
【0010】
【表2】
【0011】
このスラリ−中に鋼板を浸して3分間放置した後、引き上げて余剰のスラリ−
を除去した。次に温度20℃±1.0℃、湿度60%±10%の室内で1時間放
置してスラリ−を硬化させた後、表2に示す配合のスラリ−を作成した。同様に
して該スラリ−を鋼板に付着させ、厚さ0.6mm(片面)の多孔質セラミック
の被覆層を形成し、温度20℃±1.0℃、湿度60%±10%の室内で16時
間放置しスラリ−の硬化反応を行わせた。次に被覆層の水分を除去するため、昇
温速度1℃/分で300℃まで温度を上げ、1時間保持した後室温まで冷却した
。次にN2 雰囲気(酸素分圧8mmHg)で昇温速度200℃/時間で775℃
まで温度を上げ、1時間保持した後、室温まで冷却し、多孔質セラミックを被覆
した遮熱板を得た。
【0012】
この多孔質セラミックを両面に被覆した遮熱板を、加熱試験装置に取り付け、
断熱性を確認したところ表3の結果が得られた。
【0013】
【表3】
【0014】
次にこの遮熱板をエンジンに 取り付け 回転数5,600rpmで トルクを4
/4にして 連続200時間テストした結果、多孔質セラミックの剥離は見られ
ず、共振による不快な音も発生しなかった。
【図1】遮熱板の外観図
【図2】多孔質セラミックの断面構造図
1 エキゾ−ストマニホ−ルド
2 遮熱板
3 鋼板
4 無機質鱗片状粒子
5 無機質中空粒子
6 結合層
7 無機質結合剤
Claims (1)
- 【請求項1】 鋼板の両面または片面に無機質結合剤お
よび骨材として無機質鱗片状粒子および/または無機質
中空粒子からなる多孔質セラミックを被覆し、鋼板と多
孔質セラミックの間に酸化皮膜と珪酸塩とが反応した結
合層を有することを特徴とする遮熱板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3670991U JPH04129835U (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 遮熱板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3670991U JPH04129835U (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 遮熱板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04129835U true JPH04129835U (ja) | 1992-11-27 |
Family
ID=31918618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3670991U Pending JPH04129835U (ja) | 1991-05-23 | 1991-05-23 | 遮熱板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04129835U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017186018A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-12 | 清水建設株式会社 | 低温液体貯蔵用タンク |
| JP2018516332A (ja) * | 2015-04-24 | 2018-06-21 | フェデラル−モーグル・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーFederal−Mogul Llc | 熱シールドのための熱および振動取付アイソレータ、熱シールドアセンブリ、およびその構成方法 |
-
1991
- 1991-05-23 JP JP3670991U patent/JPH04129835U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018516332A (ja) * | 2015-04-24 | 2018-06-21 | フェデラル−モーグル・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーFederal−Mogul Llc | 熱シールドのための熱および振動取付アイソレータ、熱シールドアセンブリ、およびその構成方法 |
| JP2017186018A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-12 | 清水建設株式会社 | 低温液体貯蔵用タンク |
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