JPH04130835U - 粘着テープ用基材及び該基材を用いた粘着テープ - Google Patents

粘着テープ用基材及び該基材を用いた粘着テープ

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JPH04130835U
JPH04130835U JP1991037204U JP3720491U JPH04130835U JP H04130835 U JPH04130835 U JP H04130835U JP 1991037204 U JP1991037204 U JP 1991037204U JP 3720491 U JP3720491 U JP 3720491U JP H04130835 U JPH04130835 U JP H04130835U
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JP
Japan
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adhesive tape
base material
layer
adhesive
modulus
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Application number
JP1991037204U
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Inventor
稚人 白井
三郎 高木
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数種の熱可塑性樹脂を積層して得られる高
機能粘着テープであって、引張り力が加えられてもカー
ルしない粘着テープを提供する。 【構成】 2種以上の熱可塑性樹脂を3層以上積層して
なる粘着テープ用基材15の片面に粘着剤層16を設け
てなる粘着テープ11において、前記粘着テープ用基材
15を構成する上層12、中間層13および下層14の
うち、少なくとも上層12と下層14に用いる熱可塑性
樹脂のヤング率が近似する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数種の熱可塑性樹脂を積層してなる粘着テープ用基材及び該基材 の片面に粘着剤層を設けてなる粘着テープに関する。
【0002】 本考案の粘着テープは、例えば、食品(菓子)や油脂などを入れた缶を自動包 装機で封緘するのに用いる。
【0003】
【従来の技術と考案が解決しようとする課題】
従来より、汎用性の高いプラスチック基材としてポリエチレン、ポリプロピレ ン等のポリオレフィン系樹脂等が知られている。これらのポリオレフィン系樹脂 は、適度な伸びを有すると共に着色のしやすさ、柔軟性の保有、焼却の容易さ等 の利点から、封緘用の包装資材、保護シート等に多用されている。
【0004】 一方、近年、複合技術及び積層技術の向上、並びに粘着テープに要求される機 能の多様化等により、種々の熱可塑性樹脂からなる複合材料を基材として用いた 粘着テープが供給されている。
【0005】 この傾向はポリオレフィン系樹脂の粘着テープにおいても同様であり、高機能 の要求に対し、異種の樹脂を積層した基材を用いた粘着テープが検討されている 。
【0006】 しかしながら、ヤング率の異なる異種の樹脂を積層した場合には、例えば自動 包装機で封緘する場合のように積層テープに長手方向の引張り力が加えられると 、テープ内の残留応力に差異が生じ、テープの幅方向の両端にカールを生ずる( 図3参照)。このカールが生じたままの粘着テープ21を圧着ロール27等を用 いて被着体に貼る際には、基材背面側(粘着剤層26とは反対側)へのカールの 場合は、カールした部分(テープの幅方向の両端)の粘着面がロールに接触して 引っかかるため、被着体への貼り付けがスムーズにいかない。また逆に、粘着剤 層側へカールした場合は、被着体に接する粘着面が狭くなるとともに被着体面と の間に浮きや皺が生じるので、粘着力が弱くなりスムーズな貼り付けができない 。
【0007】 このような問題は機械に粘着テープをセットして貼り付け作業を行なう場合で も同様であり、粘着テープを操り出す場合のパスラインロールに同様の折れ皺を 生ずる。
【0008】 本願考案の解決課題は、上記問題点を解消しえて、引張り力が加えられてもカ ールしない粘着テープ用基材及び粘着テープを提供する処にある。
【0009】
【課題を解決するための手段と作用】
本考案の粘着テープ用基材は、2種以上の熱可塑性樹脂を3層以上積層してな る粘着テープ用基材において、前記粘着テープ用基材を構成する上層、中間層お よび下層のうち、少なくとも上層と下層に用いる熱可塑性樹脂のヤング率が近似 することを特徴とする。
【0010】 また、本考案の粘着テープは、上記の粘着テープ用基材の片面に粘着剤層を設 けてなる。
【0011】 本考案でヤング率が近似するとは、ヤング率の差が200kg/cm2以下の ことであるが、ヤング率が同一である場合も含まれる。特に、ヤング率の差が1 00kg/cm2以下であるのが好ましい。
【0012】 本考案でヤング率とは、伸びを100%とした場合の接線モジュラス値をいい 、次の要領で求められる。
【0013】 横軸に伸び(%)を縦軸に抗張力(kg/cm2)をとり、試料片を23℃下 で500mm/minの引張速度で引張り、モジュラス曲線を得る。そして、こ のモジュラス曲線の初期曲線の外郭を0点と直線で結び、接線モジュラスを得、 この直線における伸び100%の抗張力(kg/cm2)を試料片のヤング率と する。
【0014】 本考案の粘着テープに引張り力が加えられてもカールが生じないのは、中間層 と上下各層とがヤング率の違いから生ずる歪でカールしようとしても、上下両層 のヤング率が近似する(応力がほぼ同一である)ため歪が打消され、カールの発 生が防止されるからである。
【0015】 なお、上下両層の厚さの比は、2:1〜1:2であることが好ましいが、2: 1を超えるような場合でも、ヤング率を近似させることによりカールを防ぐこと ができる。
【0016】 本考案において積層される2種以上の熱可塑性樹脂とは、伸びを有するもので 、異なる化学組成のものも同一組成であっても密度が異なるものも含む。
【0017】 また、中間層は熱可塑性樹脂を2層以上積層して構成してもよい。
【0018】
【実施例】
図1は、本考案の1実施例である粘着テープ11の横断面を示している。この 粘着テープ11は、上層12、中間層13および下層14の3層で構成される粘 着テープ用基材15の下層側に、粘着剤層16を設けたものである。
【0019】 上層12は、ヤング率が2,000kg/cm2の直鎖型低密度ポリエチレン 樹脂からなり、厚さは20μmである。中間層13は、ヤング率が3,000k g/cm2のポリエチレン系アイオノマー樹脂からなり、厚さは30μmである 。下層14は、上層12と同じヤング率が2,000kg/cm2の直鎖型低密 度ポリエチレン樹脂からなり、厚さは20μmである。粘着剤層16は、アクリ ル系粘着剤からなり、厚さは20μmである。
【0020】 この粘着テープ11は、種々の用途に適用されるが、特に、缶のフタ等を封緘 する用途に適している。
【0021】 本考案に用いる3層積層の粘着テープ用基材15は、インフレーション法やT ダイ法等のような公知の押し出し技術を用いて共押し出しするか、または、別個 に押し出しされた個々のフィルムを熱圧着ロールでの熱接着等のような公知の貼 り合わせ技術により貼り合わせて作成される。
【0022】 得られた粘着テープ用基材の片面に粘着剤層を設けるには、例えばブロックポ リマー系ホットメルト粘着剤や通常の感圧型粘着剤を、押し出し又は塗布すると いった公知の技術を用いればよい。
【0023】 本考案の粘着テープ11を、図2に示すように圧着ロール17を用いて被着体 18に貼り付けたが、カールや皺は生じなかった。また、パスラインロール(図 示せず)を用いて繰り出しても、同様にカールや皺は生じなかった。
【0024】 なお、図1に示す粘着テープ11においては、中間層13を1層としたが、2 層以上で構成してもよい。
【0025】
【考案の効果】
以上のように、本考案により、複数種の熱可塑性樹脂を積層して得られる高機 能粘着テープにおけるカールの発生を防止できる。従って、本考案の粘着テープ を用いると、封緘作業等における粘着テープのロスがなく、産業上きわめて有用 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す横断面図である。
【図2】圧着ロールを用いて粘着テープを被着体に貼り
付ける状態を示す説明図である。
【図3】従来の粘着テープを用いた状態を示す一部切欠
説明図である。
【符号の説明】
11 粘着テープ 12 上層 13 中間層 14 下層 15 粘着テープ用基材 16 粘着剤層

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2種以上の熱可塑性樹脂を3層以上積層
    してなる粘着テープ用基材において、前記粘着テープ用
    基材を構成する上層、中間層および下層のうち、少なく
    とも上層と下層に用いる熱可塑性樹脂のヤング率が近似
    することを特徴とする粘着テープ用基材。
  2. 【請求項2】 請求項1の粘着テープ用基材の片面に粘
    着剤層を設けてなる粘着テープ。
JP1991037204U 1991-05-24 1991-05-24 粘着テープ用基材及び該基材を用いた粘着テープ Pending JPH04130835U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4996060A (ja) * 1972-12-18 1974-09-11
JPS58185676A (ja) * 1982-04-23 1983-10-29 Achilles Corp 軟質塩化ビニル粘着シ−ト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4996060A (ja) * 1972-12-18 1974-09-11
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