JPH04131343U - 引き出し - Google Patents

引き出し

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JPH04131343U
JPH04131343U JP4560391U JP4560391U JPH04131343U JP H04131343 U JPH04131343 U JP H04131343U JP 4560391 U JP4560391 U JP 4560391U JP 4560391 U JP4560391 U JP 4560391U JP H04131343 U JPH04131343 U JP H04131343U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取手構造の強度を高め、引き出しの製造作業
を簡単化する。 【構成】 引き出し本体11の前板22はビス挿通孔3
0を備えており、この前板22に固定される鏡板33に
は取手38を嵌着するための取付孔34が形成されてい
る。取手38は樹脂が用いられて一体成形されていると
ともに、ビス固定部45が一体的に突設されており、取
付孔34に嵌着される。前板22に鏡板33が当接され
たとき、鏡板33に嵌着された取手38のビス固定部4
5が前板22のビス挿通孔30に整合され、挿通孔30
にビス48が挿通されるとともに、ビス48が固定部4
5にセルフタッピングによりねじ込まれる。このビス止
めにより、鏡板33が前板22に固定されるとともに、
取手38が前板22に直接的に締結される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、引き出しに関し、特に、取手部における取付強度を高め、製造工程 の簡略化を図る技術に係り、例えば、オフィスの袖付デスクに利用して有効なも のに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、オフィスの袖付デスクに使用される袖引き出し(以下、単に、引き出し という。)は、上面が開口した箱体に形成され、デスクの袖引き出しユニット本 体に開口された引き出し口に摺動自在に挿入されている。引き出しの正面は引き 出しの外観性能を高めるため、所謂、鏡板が使用されており、鏡板は引き出し本 体の前板に4本のボルトで締結されている。そして、その鏡板の中央部には取手 取付孔が開設されており、この取付孔に取手が嵌着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の袖付デスクにおける引き出しにおいては、取手の固定が鏡板へ の嵌着により確保されているのみであるため、取手部の構造が機械的強度や耐久 性の点で充分でないという問題点がある。また、鏡板は引き出し本体の前板に4 本のボルトによって締結されているため、取手の鏡板への組付工程と、ボルトに よる鏡板の前板への締結工程とが必要になるため、引き出し全体としての製造工 程が複雑になるという問題点がある。
【0004】 本考案の目的は、取手の組付強度を高めることができるとともに、製造工程を 簡略化することができる引き出しを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る引き出しは、上面が開口した箱体に形成されており、引き出し口 に摺動自在に挿入されて使用される引き出しにおいて、 前記引き出しの本体に設けられた前板にビス挿通孔が開設されており、 他方、前板の前面に固定される鏡板に開設された取手取付孔に、樹脂が用いら れて一体成形されてビス固定部が突設された取手が嵌着されており、 この鏡板が前記前板の前面に当接されているとともに、前板の背面側から前記 ビス挿通孔にビスが挿通され、このビスが前記ビス固定部にねじ込まれているこ とを特徴とする。
【0006】
【作用】
前記した手段によれば、前板と鏡板とが鏡板に嵌着された取手のビス固定部に 対するビス止めにより固定されるため、引き出しにおける取手、鏡板および前板 の組立作業が簡単化されるとともに、取手が前板に直接ビス止めされるため、取 手の組付強度が高められることになる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の一実施例である引き出しを示す分解斜視図、図2はその組立て 状態を示す拡大部分断面図、図3はその取手を示す正面図、図4はその平面図、 図5はその底面図、図6はその側面図である。
【0008】 本実施例において、本考案に係る引き出しは、オフィス用袖付デスク(以下、 単に、デスクという。)に使用されるものとして構成されており、デスクの袖引 き出しユニットの本体における最下段に形成される引き出し口(図示せず)に摺 動自在に挿入されるようになっている。この引き出し10は全体的に上面が開口 した比較的高さの低い箱形状に形成されており、左右で一対の側板、底板、後板 、前板等から成る引き出し本体と、鏡板と、取手とを備えている。
【0009】 引き出し本体11を構成する左右一対の側板12、12は、側板12の上端で 外側に略90度折り曲げられた水平部13と、その端部から上方に突出している 垂直部14とを備えており、この垂直部14の上端辺部にはカール部15が、前 後方向に細長い円筒形状に丸め成形されて敷設されている。左右の側板12、1 2には仕切板(図示せず)を保持するためのスリット16、16が複数条、側板 12の長手方向(前後方向)に等間隔に、かつ、左側のスリット16と右側のス リット16とがそれぞれ互いに対向し合うようにそれぞれ整列されて垂直方向に 開設されており、各スリット16、16は互いに長さが等しく、かつ、一定幅に それぞれ形成されている。
【0010】 引き出し本体11の底板17は、奥行きが両側板12、12の長さと等しく、 間口幅が後板18の間口幅と略等しい略長方形の平板形状に形成されている。底 板17には仕切板を保持するためのスリット19が複数個、間口方向において2 列にそれぞれ配されて、また、奥行き方向において略等間隔に、かつ、左右のス リット16にそれぞれ対応するように整列されて開設されている。後板18の上 端辺部にはカール部20が、左右方向に細長い円筒形状に丸め成形されて、かつ 、左右側板12、12と底板16に合致するようにそれぞれ敷設されている。両 側板12、12の外側下部側には、デスクの引き出し口に設置されている引き出 しガイドレール(図示せず)に案内される一対のスライドレール21、21が、 側板12の長手方向に固定的にそれぞれ敷設されている。
【0011】 前板22はその間口幅が底板17の間口幅と略等しく、その高さは側板12の 高さよりも充分に高く形成された平板形状に形成されている。前板22の左右両 側端辺部には左右の段付部23、24が前方に屈曲成形されており、左右の段付 部23、24は前板22の左右の端辺部に沿うように、かつ、互いに対向し合う ようにそれぞれ敷設されている。同様に、前板22の上端辺部にも段付部25が 上端辺部に沿うように敷設されている。各段付部23、24、25の前後方向の 幅は互いに等しく形成されている。各段付部23、24、25の前端には側壁部 26、27、28が略90度に折り曲げられてそれぞれ形成されている。
【0012】 また、前板22には左右で一対の突出部29、29が左右方向の中央部で上側 寄りに配されて前方に若干突出するように円形リング形状に膨出形成されており 、その左右の突出部29、29の中心部にはビス挿通孔30、30がそれぞれ開 設されている。前板22の下端部には屈曲部31が前方向直角に屈曲されており 、この屈曲部31はその先端辺が各段付部23、24、25と側壁部26、27 、28との境界に合致するようにして、底板17に重合されて固着されている。 また、前板22の底板17との重合部分である屈曲部31には、左右一対のビス 固定孔32、32がバーリング加工等の適当な手段により形成されている。
【0013】 鏡板33は正面形状が前板22よりも大きいパネル形状に形成されており、前 板22の前面を全てカバーできるようになっている。鏡板33の左右方向の中央 部における上寄り位置には、取手を嵌合するための取手取付孔34が横向き長円 形状に開設されている。鏡板33の両側面部は弯曲形状に形成されているととも に、その上下端辺部は前板22の方向へ直角に折り曲げられて成る折曲部片が互 いに対向するように、かつ、前面と直角になるように形成されている。
【0014】 また、鏡板33の両側面部の先端辺部と、上端辺部および下端辺部の折曲部片 の先端辺部には、枠状部35が略一定幅の四角形枠形状に形成されている。枠状 部35の下端辺側には突出部片36が後方向直角に屈曲されて形成されており、 その突出部片36には左右一対のビス挿通孔37、37が開設されている。また 、枠状部35の上端辺側は前板22の上側側壁部28を越えて、上側段付部25 の背面に後方から当接するようになっている。
【0015】 取手38は樹脂が用いられて一体的に成形されており、正面形状が長円形状に 形成されている。取手38の下半分には略半長円形状の開口部39が形成されて おり、その略上半分には手を掛けるための手掛け部40が形成されている。取手 38の側面外形形状は鏡板33に形成された取付孔34に嵌合されるように形成 されており、その外周面には段付部を形成するようにして嵌合溝41が形成され ている。すなわち、取手38が鏡板31の取付孔34に嵌合されると、この嵌合 溝41が取付孔34の開口周辺部で係合するようになっている。
【0016】 取手38の開口部39側には目隠し部42が略四半分円筒形状に形成されてお り、この目隠し部42はその両側が所定の弯曲形状に形成されている。この目隠 し部42が形成された嵌合溝41の位置には係合爪43が3個、長円の直線形状 部に沿って適当な間隔で配されてそれぞれ上方へ若干突設されている。取手38 の手掛け部40には、立ち上がり壁形状の段付部44が係合爪43群に対向する とともに、手掛け部40との間で嵌合溝41を形成するように、一定高さ一定奥 行き幅に突設されている。
【0017】 また、手掛け部40の背面には左右一対のビス固定部45、45が、手掛け部 40の背面に対して略直角方向(後方向)に突出するように一体的に突設されて おり、両ビス固定部45、45はビスがねじ込まれる中空部46を有する円筒形 状にそれぞれ形成されている。左右のビス固定部45、45は、前板22におけ る左右のビス挿通孔30、30に対向し得るようにそれぞれ配設されている。
【0018】 次に、前板22への鏡板33および取手38の組付作業について説明する。 まず、鏡板33の取付孔34に取手38が嵌着される。鏡板33に取手38が 嵌合される際、まず、取手38の上側に位置する段付部44が取付孔34に潜ら され、段付部44が取付孔34の背面に係合され、嵌合溝41の上辺部分に取付 孔34の開口周辺部における上辺部分が相対的に嵌入される。続いて、嵌入され た上辺部分を中心にして、取手38の下側部分が後方へ回動されると、目隠し部 42の四半円形状の外周面が取付孔34の開口周縁における下側縁辺に沿って移 動し、3個の係合爪43の背面側に取付孔34の下側縁辺が当接する。この当接 状態から、取手38が取付孔34内に押し込まれると、取付孔34の下側縁辺部 が3個の長方形状の係合爪43を乗り越え、係合爪43と嵌合溝41との間で取 付孔34の開口周辺部の下側縁辺部が挟持される。
【0019】 その後、取手38が取付孔34に嵌着された鏡板33は前板22に組み付けら れる。このとき、前板22の各側壁部26、27、28が鏡板33に形成された 枠状部35および突出部片36から構成される開口部内に挿入されるとともに、 枠状部35の上側部分が前板22の段付部25の背面に係合され、鏡板33に形 成された突出部片36が前板22の屈曲部31と底板17との重合部分の下面に 当接される。また、鏡板33に嵌着された取手38の左右のビス固定部45、4 5が、前板22に開設された左右のビス挿通孔30、30にそれぞれ整合された 状態になる。
【0020】 次いで、鏡板33の突出部片36の下面側から、ビス47が左右のビス挿通孔 37、37にそれぞれ挿通されるとともに、前板22の屈曲部31に形成された 各ビス固定部32、32にセルフタッピングによりそれぞれねじ込まれる。この ビス止めにより、前板22および鏡板33の下端部が互いに締結された状態にな る。
【0021】 また、前板22の背面側から左右のビス挿通孔30、30にビス48がそれぞ れ挿通されるとともに、取手38に突設された左右のビス固定部45、45のね じ込み中空部46にセルフタッピングによってそれぞれねじ込まれる。このビス 止めによって、鏡板33はこれに嵌着された取手38のビス固定部45、ビス挿 通孔30およびビス48を介して前板22に締結された状態になる。
【0022】 前記実施例によれば次の効果が得られる。 前板33の挿通孔30に挿通されたビス48が鏡板33の取付孔34に嵌着 された取手38のビス固定部45にねじ込まれることにより、鏡板33が前板2 2に固定されるため、取手38が前板22に直接的にビス止めされるとともに、 そのビス止めと同時に前板22と鏡板33との固定作業を実施することができ、 引き出し10全体としての製造工程を簡単化することができる。
【0023】 前板22および鏡板33は互いにビス止めにより固定されるため、スポット 溶接等の溶接工程が不要であり、設備投資を大幅に低減することができる。
【0024】 前板22と鏡板33とを固定しているビス48は前板22の背面側に位置す るため、引き出し10がデスクの引き出し口に挿入された状態においては、引き 出し10の正面側からは看取されない。
【0025】 取手38は樹脂により一体成形されているため、大量生産に適し、また、ビ ス固定部45をセルフタッピング構造に構成することができ、その雌ねじ加工を 省略することができる。
【0026】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範 囲において、種々変更可能なことはいうまでもない。
【0027】 例えば、鏡板33を引き出しの前板22に直接的に固定する手段は、ビス47 、ビス挿通孔37およびビス固定部32から成る構成を使用するにかぎらず、鏡 板33と前板22との間に互いに係合する係合部をそれぞれ突設して成る構成を 使用してもよい。さらには、鏡板33と前板22とは鏡板33に嵌着された取手 38を介して確実にビス止めされるため、鏡板33を前板22に直接固定するた めの手段は、省略することもできる。
【0028】 鏡板33および前板22は、その高さが引き出し本体11の左右の側板12、 12の高さよりも高くなるように形成するに限らず、袖引き出しユニットにおけ る最上段や、センタ引き出し等においては、左右の側板12、12の高さと同じ 高さになるように形成してもよい。
【0029】 また、引き出し10を引き出し口に対して円滑に摺動させるためのスライドレ ールは左右側板に配設する場合に限らず、底板17に配設してもよい。
【0030】 前記実施例においては、オフィス用袖付デスクに好適な引き出しにつき説明し たが、本考案はこれに限らず、オフィス用デスクのセンタ引き出し、さらには、 オフィスのキャビネット、テーブル等の家具、その他の家庭用家具等における引 き出し全般に適用することができる。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、取手部の組付強度を高めることができ るとともに、引き出し全体としての製造工程を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である引き出しを示す分解斜
視図である。
【図2】その組立て状態を示す拡大部分断面図である。
【図3】その取手を示す正面図である。
【図4】同じく平面図である。
【図5】同じく底面図である。
【図6】同じく側面図である。
【符号の説明】
10…引き出し、11…本体、12…側板、13…水平
部、14…垂直部、15…カール部、16…仕切り板装
着用スリット、17…底板、18…後板、19…仕切り
板装着用スリット、20…カール部、21…スライドレ
ール、22…前板、23、24、25…段付部、26、
27、28…側壁部、29…突出部、30…ビス挿通
孔、31…屈曲部、32…ビス固定孔、33…鏡板、3
4…取手取付孔、35…枠状部、36…突出部片、37
…ビス挿通孔、38…取手、39…開口部、40…手掛
け部、41…嵌合溝、42…目隠し部、43…係合爪、
44…段付部、45…ビス固定部、46…中空部、4
7、48…ビス。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した箱体に形成されており、
    引き出し口に摺動自在に挿入されて使用される引き出し
    において、前記引き出しの本体に設けられた前板にビス
    挿通孔が開設されており、他方、前板の前面に固定され
    る鏡板に開設された取手取付孔に、樹脂が用いられて一
    体成形されてビス固定部が突設された取手が嵌着されて
    おり、この鏡板が前記前板の前面に当接されているとと
    もに、前板の背面側から前記ビス挿通孔にビスが挿通さ
    れ、このビスが前記ビス固定部にねじ込まれていること
    を特徴とする引き出し。
  2. 【請求項2】 前記取手が前記前板の取手取付孔に、取
    手自体の外周面に形成された嵌合溝に前板の取手取付孔
    開口縁が嵌合された状態で、嵌着されていることを特徴
    とする請求項1記載の引き出し。
JP4560391U 1991-05-21 1991-05-21 引き出し Expired - Fee Related JP2556984Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015058027A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 コージ産業株式会社 金属製引出し及びその製造方法並びにこれを備えた収納什器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015058027A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 コージ産業株式会社 金属製引出し及びその製造方法並びにこれを備えた収納什器

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