JPH04132368U - 極低温冷凍機の熱吸収機構 - Google Patents
極低温冷凍機の熱吸収機構Info
- Publication number
- JPH04132368U JPH04132368U JP4551391U JP4551391U JPH04132368U JP H04132368 U JPH04132368 U JP H04132368U JP 4551391 U JP4551391 U JP 4551391U JP 4551391 U JP4551391 U JP 4551391U JP H04132368 U JPH04132368 U JP H04132368U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat absorption
- refrigerant gas
- heat
- cylinder
- cryogenic refrigerator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮した冷媒ガスを断熱膨張させることに
より極低温レベルの寒冷を発生させる極低温冷凍機にお
いて、単純な構造により熱吸収部4の冷却能力を向上可
能な極低温冷凍機30の熱吸収機構31を提供するこ
と。 【構成】 熱吸収用フランジ32の内壁の一部に冷媒
ガスを直接接触可能とすることに着目し、冷媒ガスを収
容するシリンダ2の下部の熱吸収部4に好ましくは多数
の細孔33を形成し、この細孔33に臨む熱吸収用フラ
ンジ32の部分が冷媒ガスに直接接触可能としたことを
特徴とする。
より極低温レベルの寒冷を発生させる極低温冷凍機にお
いて、単純な構造により熱吸収部4の冷却能力を向上可
能な極低温冷凍機30の熱吸収機構31を提供するこ
と。 【構成】 熱吸収用フランジ32の内壁の一部に冷媒
ガスを直接接触可能とすることに着目し、冷媒ガスを収
容するシリンダ2の下部の熱吸収部4に好ましくは多数
の細孔33を形成し、この細孔33に臨む熱吸収用フラ
ンジ32の部分が冷媒ガスに直接接触可能としたことを
特徴とする。
Description
【0001】
本考案は圧縮した冷媒ガスを断熱膨張させることにより極低温レベルの寒冷
を発生させる極低温冷凍機の熱吸収機構にかかるもので、とくに冷却能力の向上
を図った極低温冷凍機の熱吸収機構に関するものである。
【0002】
極低温レベルの寒冷を得るために、冷媒ガスを断熱膨張させることにより熱
吸収部から熱吸収を行う、蓄冷材を用いた再生熱交換型などの極低温冷凍機があ
る。
【0003】
図2にこうした極低温冷凍機1の要部、とくにその熱吸収部を示す。
この極低温冷凍機1は、公知の冷凍サイクルたとえばギフォード・マクマホ
ン冷凍サイクル(GM冷凍サイクル)を採用したもので、先端を閉鎖したステン
レス製の円筒型のシリンダ2と、このシリンダ2内を往復動するディスプレーサ
ー3とを有する。
【0004】
シリンダ2は、その下端低温部を熱吸収部4とし、この熱吸収部4の外周に
たとえば銅製の熱吸収用フランジ5をハンダ付け6してある。
【0005】
ディスプレーサー3は、その内部に鉛などによる蓄冷材7を内蔵するととも
に、シリンダ2との間にシール材8を設けて膨張空間9を形成する。また、その
底部に連通路10を形成することにより、冷媒ガスが蓄冷材7の部分から膨張空
間9の部分に膨張可能としている。
【0006】
こうした構成の極低温冷凍機1は、ディスプレーサー3の上下往復運動、お
よび冷媒ガスの供給・膨張に応じて、熱吸収用フランジ5からシリンダ2の壁部
である熱吸収部4を介して膨張空間9に熱を移動させるものである。
【0007】
すなわち、圧縮機(図示せず)により冷媒ガス導入流路(図示せず)から導
入された冷媒ガスが蓄冷材7に接触して冷却された低温・高圧の冷媒ガスが連通
路10を通って膨張空間9に導入される。
【0008】
この状態で、ディスプレーサー3が駆動機構(図示せず)により上方に引き
上げられると、膨張空間9は最大容積となる。つぎに、上記冷媒ガス導入流路を
低圧の戻り流路に切り替えると、膨張空間9内の高圧冷媒ガスが膨張することに
より寒冷を発生する。
【0009】
ついでディスプレーサー3を上記駆動機構により下方に移動させると、寒冷
を発生した冷媒ガスは連通路10を通り、蓄冷材7を冷却しつつ上記圧縮機に戻
る。
【0010】
上記冷媒ガス導入流路を高圧の供給流路に切り替えるとともに上記圧縮機か
らの冷媒ガスの供給を行い、こうしたサイクルを繰り返す。
【0011】
しかしながら、上述のような熱吸収部4の構造であると、シリンダ2の壁部
を介して熱が移動するため、シリンダ2の壁部が熱抵抗となり、熱吸収用フラン
ジ5において吸収した熱が膨張空間9において発生した寒冷に有効に伝えること
ができないという問題がある。
【0012】
こうした問題を解決するために、図3に示す極低温冷凍機11のように、デ
ィスプレーサー12の下部外周に円周溝13および細孔14を形成し、冷媒ガス
をシリンダ2の内壁に強制的に接触させることにより冷却能力の向上を図る工夫
がなされている。
【0013】
しかしながら、こうした工夫によっても、シリンダ2の壁部を介した熱吸収
用フランジ5から膨張空間9への熱の移動という現象自体には変化がない。
【0014】
また、円周溝13および細孔14を形成するとともにこれらの位置まで熱吸
収用フランジ5を長く形成することとしたため、熱吸収用フランジ5のハンダ付
け6部分の面積を大きくしておく必要があり、シリンダ2の上端高温部からの伝
導熱の点から熱吸収部4の冷却能力は十分に向上しないという問題がある。
【0015】
さらに図4に示す極低温冷凍機15のように(特開平2−143058号)
、シリンダ2の壁部を介した熱移動を回避する工夫として、シリンダ16と熱吸
収用フランジ17とにより冷媒ガス通路として二重円筒構造としたものがある。
【0016】
すなわち、シリンダ16と熱吸収用フランジ17との間に流通空間18を形
成し、また熱吸収部4の部分に細孔19を形成し、ディスプレーサー20の連通
路21およびシリンダ16の連通路22を冷媒ガスが通過可能としている。
【0017】
こうした極低温冷凍機15においては、冷媒ガスを流通空間18に流通させ
冷媒ガスが熱吸収用フランジ17に直接接触することとなって高い冷却効果を発
揮するが、二重円筒間隙つまり流通空間18の部分が死容積となるため、極低温
冷凍機15の冷凍能力が低下してしまうという問題がある。
【0018】
本考案は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、単純な構造により
熱吸収部の冷却能力を向上させることができる極低温冷凍機の熱吸収機構を提供
することを課題とする。
【0019】
すなわち本考案は、熱吸収用フランジの内壁の一部に冷媒ガスを直接接触可
能とすることに着目し、冷媒ガスを収容するシリンダと、このシリンダの下部に
形成した熱吸収部に接触するようにその外部に設けた熱吸収用フランジとを有す
るとともに、上記冷媒ガスの断熱膨張により低温を発生させる極低温冷凍機の熱
吸収機構であって、上記シリンダの下部の熱吸収部に好ましくは多数の細孔を形
成し、この細孔に臨む上記熱吸収用フランジの部分が上記冷媒ガスに直接接触可
能としたことを特徴とする極低温冷凍機の熱吸収機構である。
【0020】
本考案による極低温冷凍機の熱吸収機構においては、シリンダの下部の熱吸
収部に細孔を形成したので、この細孔を介して膨張空間に熱吸収用フランジが露
呈し、その一部が冷媒ガスに直接接触可能となり、非常に単純な構造で冷却能力
を向上させることが可能である。
【0021】
つぎに本考案の一実施例による極低温冷凍機30の熱吸収機構31を図1に
もとづき説明する。ただし、図2ないし図4と同様の部分については同一符号を
付し、その詳述はこれを省略する。
【0022】
前記シリンダ2の熱吸収部4に設ける熱吸収用フランジ32は、これを有底
構造とし、熱吸収部4を被覆するものとする。
【0023】
この熱吸収用フランジ32により被覆された熱吸収部4の部分に多数の細孔
33を形成する。
【0024】
こうした構成の極低温冷凍機30において、従来と同様に冷媒ガスの断熱膨
張により寒冷を発生する。
【0025】
しかして、シリンダ2の下部に多数の細孔33を設けてあるため、熱吸収用
フランジ32の一部が膨張空間9に露呈し、熱吸収用フランジ32において吸収
した熱の一部はシリンダ2の壁部を介さず、直接冷媒ガスに移動することができ
、熱吸収部4の冷却能力を向上させることができる。
【0026】
なお本考案は、GM冷凍サイクルを利用した極低温冷凍機のみならず、他の
タイプの極低温冷凍機にも応用可能である。
またシリンダの下部の熱吸収部に形成する細孔の形状、形成位置、および数
などについては任意に設計可能である。
【0027】
以上のように本考案によれば、シリンダの下部に細孔を形成するだけの簡単
な構造により熱吸収部の冷却能力を向上させることが可能となる。
【0028】
【図1】本考案の一実施例による極低温冷凍機30の熱
吸収機構31の要部断面図である。
吸収機構31の要部断面図である。
【図2】従来の極低温冷凍機1の要部断面図である。
【図3】従来の他の極低温冷凍機11の要部断面図であ
る。
る。
【図4】従来のさらに他の極低温冷凍機15の要部断面
図である。
図である。
1 極低温冷凍機
2 円筒型のシリンダ
3 ディスプレーサー
4 熱吸収部
5 銅製の熱吸収用フランジ
6 ハンダ付け
7 蓄冷材
8 シール材
9 膨張空間
10 連通路
11 極低温冷凍機
12 ディスプレーサー
13 円周溝
14 細孔
15 極低温冷凍機
16 シリンダ
17 熱吸収用フランジ
18 流通空間
19 細孔
20 ディスプレーサー
21 連通路
22 連通路
30 極低温冷凍機
31 極低温冷凍機30の熱吸収機構
32 熱吸収用フランジ
33 細孔
Claims (1)
- 【請求項1】 冷媒ガスを収容するシリンダと、この
シリンダの下部に形成した熱吸収部に接触するようにそ
の外部に設けた熱吸収用フランジとを有するとともに、
前記冷媒ガスの断熱膨張により低温を発生させる極低温
冷凍機の熱吸収機構であって、前記シリンダの下部の熱
吸収部に細孔を形成し、この細孔に臨む前記熱吸収用フ
ランジの部分が前記冷媒ガスに直接接触可能としたこと
を特徴とする極低温冷凍機の熱吸収機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4551391U JPH04132368U (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 極低温冷凍機の熱吸収機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4551391U JPH04132368U (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 極低温冷凍機の熱吸収機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04132368U true JPH04132368U (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=31925353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4551391U Pending JPH04132368U (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 極低温冷凍機の熱吸収機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04132368U (ja) |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP4551391U patent/JPH04132368U/ja active Pending
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