JPH04132720U - 自己支持型開放同軸ケーブル - Google Patents
自己支持型開放同軸ケーブルInfo
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- JPH04132720U JPH04132720U JP1108391U JP1108391U JPH04132720U JP H04132720 U JPH04132720 U JP H04132720U JP 1108391 U JP1108391 U JP 1108391U JP 1108391 U JP1108391 U JP 1108391U JP H04132720 U JPH04132720 U JP H04132720U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 開放同軸ケーブルに沿って漏洩する電磁波の
伝送損失が低減されると共に、従来の鋼線と同様に抗張
力線の端末をクランプすることによって確実に固定する
ことができる。 [構成] 自己支持型開放同軸ケーブル(11,12,
13,14)を架設支持するための抗張力線(21)と
して、ポリエステル系樹脂を含浸させた高強度ポリアク
レート繊維の束からなるコードの周りにポリエステル繊
維の編組を施し、前記両繊維間内にポリエステル系樹脂
を含浸させ固化した非金属抗張力支持線を使用する。
伝送損失が低減されると共に、従来の鋼線と同様に抗張
力線の端末をクランプすることによって確実に固定する
ことができる。 [構成] 自己支持型開放同軸ケーブル(11,12,
13,14)を架設支持するための抗張力線(21)と
して、ポリエステル系樹脂を含浸させた高強度ポリアク
レート繊維の束からなるコードの周りにポリエステル繊
維の編組を施し、前記両繊維間内にポリエステル系樹脂
を含浸させ固化した非金属抗張力支持線を使用する。
Description
【0001】
本考案は、建物内、又は坑道等に沿って移動し、又は配置されている無線端末
機器に情報を送信し、又はこれらの端末機器から情報を受信する際に有用な自己
支持型開放同軸ケーブルに関するものである。
【0002】
建物や、トンネル内等の特定のエリアにのみ所定の強度の電磁波を放出し、該
エリア内に位置する端末機器やコードレスホンと交信する手段として従来から開
放同軸ケーブル、又は漏洩同軸ケーブルを架設することが行われている。
第5図は、かかる開放同軸ケーブルの一例を示す概要図で、1は中心導体、2
は中心導体1の外周に設けられている絶縁体、3は絶縁体2の外周を覆うように
形成されている外部導体を示し、この外部導体3にはケーブル長手方向に連続し
てスリット3Aが形成されている。
【0003】
このスリット3Aはケ−ブルの端末から供給されている電磁エネルギーを外部
に放出する開口部となるものであり、ケーブルの長手方向に沿ってスパイラル状
に形成されるか、又は直線状に形成されている。
スリット3Aの外周には、通常ビニール系のシース4が被覆され、同軸ケーブ
ルを保護する。
【0004】
又、このシース4の1部を外方に突出する支持部4Aとし、この支持部4Aに
鋼線又は鋼より線からなる支持線5を収容し、同軸ケーブルをこの支持線5によ
って支持することにより、電柱、又は天井等にこの開放同軸ケーブルを容易に架
設することができるようになされている。
【0005】
上記したような開放同軸ケーブルと支持線5を1体化したケーブルは、一般に
自己支持型開放同軸ケーブルと呼ばれ、支持線5を柱又は天井等に固定して架設
することによって、開放同軸ケーブルを架設し所定のエリア内を交信区域にする
ことができる。
ところが上記したような従来の自己支持型開放同軸ケーブルは、外部導体3の
スリット3Aから漏洩する電磁波が、すぐ近くに配置されている金属性の支持線
5に誘導されることになる。
【0006】
金属性の支持線に誘導された電磁波は、鋼線の内部にエディカーレントを発生
し、電磁エネルギーを消費することになるから、このように金属性の支持線5を
使用した自己支持型開放同軸ケーブルは、開放同軸ケーブルのみを架設したもの
に比較して伝送損失が増大し、同じ交信エリア内であれば、送信パワーの消費が
増大するという問題がある。
又、送信出力が微弱な電波に規制されている場合は、交信できるエリアが狭く
なり遠方の端末機器には十分な情報を送信することが困難になるという問題が発
生する。
【0007】
本考案は、かかる問題点を軽減するためになされたもので、支持線としてポリ
エステル系樹脂を含浸させた高強度ポリアクレート繊維のコードを使用し、その
周りにポリエステル系繊維の編組を施すと共に、前記両繊維間にポリエステル系
樹脂を含浸した抗張力線を使用する構成とされている。
【0008】
ポリアクリレート系繊維を支持線とすることによって、開放同軸ケーブルから
漏洩する電磁波エネルギーが吸収消費されないようにすることができ、伝送損失
を通常の開放同軸ケーブルと同様にすることができる。
又、ポリエステル系樹脂を含浸して支持線が固化されているため、この自己支
持型開放同軸ケーブルの架設に際して、十分な引張力を維持させることができる
。
【0009】
第1図は、本考案の自己支持型開放同軸ケーブルの一実施例を斜視図としたも
ので、11は銅線によって構成されている中心導体、12は中心導体11を被覆
するように形成されているポリエチレン等からなる絶縁体、13はスパイラル状
に開口部13Aが形成されている外部導体を示す。
この外部導体13の外周を保護するためにさらにビニール等からなるシース1
4が被覆される。
このシース14は円形断面の一部が凸状に突出され、この突出部14Aには抗
張力支持線21が同時に被覆されるように形成されている。
【0010】
抗張力支持線21は内部にポリエステル系樹脂を含浸させた高強度ポリアクレ
ート繊維の束(ベクトラン)からなるコード22(実施例では3本とされている
)と、このコード22を集合させるためにポリエステル繊維によって編み上げら
れた編組23によって構成されている。このポリエステル編組23は、コード2
2が終端クランプされるとき、又は、屈曲時にビニール系シース14との相対的
なずれにより摩耗することを防止する。
【0011】
内部に配置されている各コード22の間隙、及び編組23にはポリエステル系
の樹脂が含浸され、加熱処理を施すことによって抗張力支持線21が固化されて
いる。
したがって、この抗張力支持線21は樹脂系の材質であっても、きわめて塑性
変形が少なくなるように強化され、クランプしたときの押圧によってつぶれたり
、容易に摩耗したりすることがなく、糸ほつれ、節ほつれ等も生じないようにし
ている。
【0012】
なお、編組23の外周側にはビニール系の樹脂がコーティングすることもでき
、前述したシース14との密着性が向上するように成形されている。
本考案の自己支持型開放同軸ケーブルは、上記のように構成されているので、
建物又は坑道内等において移動通信を行う際は、自己支持型開放同軸ケーブルの
抗張力支持線21を引き留めることによって容易に開放同軸ケーブルを布設する
ことができる。
【0013】
第2図はもっとも引張力が必要とされる自己支持型開放同軸ケーブルの端末部
分を固定する場合の実施例を示したもので、自己支持型開放同軸ケーブルから引
き出されている抗張力支持線21は、ボルト31が植設されている下クランプ3
2と、このボルト31が嵌挿される穴33が形成されている上クランプ34によ
って挟着される。
【0014】
下クランプ32及び上クランプ34には前記抗張力支持線21を固定して挟着
するために2本の凹溝35A,35Bが形成され、この凹溝35A,35Bで挟
着された抗張力支持線21がUターンするように配置される。
そして、上下のクランプ32と34を重ね、ナット36で締めつけることによ
って抗張力支持線21がクランプに固着される。
【0015】
抗張力支持線21は前述したようにポリエステル系の樹脂を含浸することによ
って固化されているので、クランプによって締めつけたときに断面が変形せず、
実験によるとクランプ力は350Kg に達し、開放同軸ケーブルの架設に対して
十分な引張力に耐えることが確認された。
【0016】
本考案の自己支持型開放同軸ケーブルは抗張力支持線21が非金属で形成され
ているため、第3図に示すようにその減衰特性Aが従来の金属線を支持線とする
開放同軸ケーブルの減衰特性Bのものに比較して特に伝送周波数が高いときに改
善されることになる。
【0017】
第4図(a)は、本考案の他の実施例を示したものである。この実施例では開
放同軸ケーブル10が前記した第1図の抗張力支持線21と共に非金属性のバイ
ンド線30によって一体化されたものである。
又、第4図(b)は、開放同軸ケーブル10の長手方向に沿って前記した抗張
力支持線21を螺旋状に巻き付けて自己支持型開放同軸ケーブルを構成したもの
である。
【0018】
以上説明したように、本考案の自己支持型開放同軸ケーブルは、高強度のポリ
アクレート繊維からなるコードと、このコードに被覆されているポリエステル繊
維の編組を固形化したものを抗張力支持線としているので、情報を伝送するため
の電磁エネルギーの損失が低減すると共に、この自己支持型開放同軸ケーブルを
引き留めるときも十分な引張力に耐えることができるという効果がある。
【図1】本考案の自己支持型開放同軸ケーブルの一実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】支持線を引留める方法を示す説明図である。
【図3】本考案の開放同軸ケーブルと従来の自己支持型
開放同軸ケーブルの伝送損失の比較グラフである。
開放同軸ケーブルの伝送損失の比較グラフである。
【図4】第4図は本考案の他の実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図5】従来の開放同軸ケーブルの説明図である。
11 中心導体
12 絶縁体
13 外部導体
14 シース21
支持線
22 コード
23 編組
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリエステル系樹脂を含浸させた高強度
ポリアクレート繊維の束からなるコードの周りにポリエ
ステル繊維の編組を施し、前記両繊維間内にポリエステ
ル系樹脂を含浸させ固化した非金属抗張力支持線を開放
同軸ケーブルの自己支持線としたことを特徴とする自己
支持型開放同軸ケーブル。 - 【請求項2】 前記非金属抗張力支持線の外周にビニー
ル系の樹脂をコーティングし、開放同軸ケーブルを被覆
するビニール系のシースとの密着性を高くしたことを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の自
己支持型開放同軸ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991011083U JP2513737Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 自己支持型開放同軸ケ―ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991011083U JP2513737Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 自己支持型開放同軸ケ―ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04132720U true JPH04132720U (ja) | 1992-12-09 |
| JP2513737Y2 JP2513737Y2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=31900618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991011083U Expired - Lifetime JP2513737Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 自己支持型開放同軸ケ―ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2513737Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002314328A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-10-25 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | らせん漏洩同軸ケーブル |
| JP2017227791A (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 株式会社フジクラ | 光ファイバケーブルの把持方法、光ファイバケーブル及び把持用部材付き光ファイバケーブル |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS6151715A (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-14 | 株式会社 潤工社 | 複合ケ−ブル |
| JPH0161829U (ja) * | 1987-10-13 | 1989-04-20 | ||
| JPH02304813A (ja) * | 1989-05-19 | 1990-12-18 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 絶縁電線 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP1991011083U patent/JP2513737Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2017221454A1 (ja) * | 2016-06-23 | 2017-12-28 | 株式会社フジクラ | 光ファイバケーブルの把持方法及び光ファイバケーブル把持具 |
| CN109154707A (zh) * | 2016-06-23 | 2019-01-04 | 株式会社藤仓 | 光纤缆线的把持方法以及光纤缆线的把持工具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2513737Y2 (ja) | 1996-10-09 |
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Legal Events
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