JPH04132855A - インジェクタ駆動回路 - Google Patents

インジェクタ駆動回路

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JPH04132855A
JPH04132855A JP25225090A JP25225090A JPH04132855A JP H04132855 A JPH04132855 A JP H04132855A JP 25225090 A JP25225090 A JP 25225090A JP 25225090 A JP25225090 A JP 25225090A JP H04132855 A JPH04132855 A JP H04132855A
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荒川 祥伸
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豊 稲葉
Shigetoshi Aoki
青木 成年
Tokiaki Endo
常昭 遠藤
Ryuji Satsukawa
薩川 龍次
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、内燃機関に燃料を供給するインジェクタ(燃
料噴射装置)を駆動する回路に関するものである。
[従来の技術] 内燃機関に燃料を供給するインジェクタは、燃料の噴射
口を開閉するバルブと該バルブを駆動する電磁石とを備
え、内燃機関の吸気マニホルド等に取付けられる。イン
ジェクタには燃料ポンプから所定の圧力で燃料が供給さ
れ、電磁石の励磁コイルに駆動電流が与えられたときに
バルブを開いて燃料を噴射する。
インジェクタを動作させる(インジェクタのバルブを開
く)ための駆動回路は、電源から励磁コイルに供給され
る駆動電流をオンオフするインジェクタ駆動用スイッチ
を備え、燃料噴射指令が与えられたときに該スイッチを
導通させて励磁コイルを励磁することにより燃料の噴射
を行わせるようになっている。
従来のインジェクタ駆動回路においては、電源として電
池を用いていたが、最近、内燃機関により駆動される発
電機の出力でインジェクタを駆動することが考えられて
いる。
第12図は内燃機関により駆動される交流発電機内の発
電コイル1から得られる出力でインジェクタの励磁コイ
ル2に駆動電流を流す場合に普通に考えられる回路で、
この例ではインジェクタ駆動用スイッチ3がトランジス
タTRIからなり、該トランジスタのコレクタエミッタ
間回路が励磁コイル2に対して直列に接続されている。
発電コイル1にダイオード4が直列に接続され、発電コ
イル1とダイオード4との直列回路の両端に励磁コイル
2とインジェクタ駆動用スイッチ3との直列回路が接続
されている。
第12図の駆動回路においては、燃料噴射指令が与えら
れている間図示しないトリガ回路からトランジスタTR
Iにベース電流(トリガ信号)が与えられる。このベー
ス電流が与えられている間トランジスタTRIが導通状
態になって励磁コイル2に駆動電流を与える。所定レベ
ル以上の駆動電流が与えられている間だけインジェクタ
が動作して(バルブが開いて)燃料が噴射される。
尚第12図の構成は、電池を電源とする従来の駆動回路
において電池を発電コイル1とダイオード4との直列回
路で置き換えたものに相当する。
電池を電源としたインジェクタ駆動回路においては、第
4図に示すような波形の駆動電流■をインジェクタに流
すことが望ましいとされている。
即ち時刻t1でインジェクタ駆動用スイッチ(第12図
のトランジスタ3に相当する。)がトリガされて導通状
態になると、励磁コイル2に駆動電流Iが流れ始める。
励磁コイル2のインダクタンスのため、駆動電流■の立
上りが遅れる。時刻tonで駆動電流Iが動作開始電流
値Ionに達するとインジェクタの動作が開始される。
インジェクタのバルブが開く際には励磁コイルのインダ
クタンスの変化により一時的に駆動電流の増加が抑えら
れるが、その後再び駆動電流が上昇していく。
駆動電流が所定のピーク値に達した後駆動電流■を減少
させて該駆動電流Iをインジェクタのバルブを開状態に
保持するのに必要な値(Ionよりも十分に小さい)I
dまで減少させて、無駄な電力消費を防止する。時刻t
2でインジェクタ駆動スイッチが遮断状態になる(燃料
噴射指令信号の供給が停止される)と零になる。
第12図のように電源として発電機を用いた場合でも、
トランジスタ3のベース電流を適当に制御することによ
り、例えば、燃料噴射指令信号が与えられる時刻t1で
トランジスタ3に十分な大きなベース電流を与え、駆動
電流■が所定のピーク値tpに達した時点で該ベース電
流をステップ状に減少させるように制御することにより
、第4図と同様な波形の駆動電流工を流すことができる
[発明が解決しようとする課題] 第12図において、発電コイル1の発電能力が小さい場
合には、機関の回転速度が高くならないと駆動電流を動
作開始電流値Ionに到達させることができない。その
ため、機関の始動を支障な(行わせるためには発電コイ
ル1の発電能力を十分に大きくしておく必要があり、発
電コイルが大形化するという問題があった。
また駆動回路の電源として電池を用いる場合にも、その
内部抵抗が大きいと、駆動電流を所定のピーク値に到達
させることができなくなるため、電池として内部抵抗が
大きいもの(乾電池等)を用いることができないという
問題があった。
またインジェクタを長時間使用しないでおくと、インジ
ェクタの内部にあった燃料が気化して、後に残った混入
物がインジェクタの可動部分に付着したり、燃料に含ま
れるオフレン(Cn H2n)の酸化により生じた粘着
性の膠状物質がインジェクタの可動部分に付着したりす
るためインジェクタの可動部分の摺動抵抗が増大し、イ
ンジェクタのバルブが開き難くなる。
この場合、可動部分の摺動抵抗に打勝ってインジェクタ
を動作させるためには、励磁コイルに大きな駆動電流を
流す必要があるが、電源(発電コイルまたは電池)の内
部抵抗が大きいと、上記摺動抵抗に打勝つために必要な
駆動電流を確保することができないという問題があった
また第12図に示したインジェクタ駆動回路では、1個
の発電コイルだけを用いていたため、機関の広範囲の回
転速度領域に亘ってインジェクタを満足に動作させるこ
とが困難であった。
即ち、発電コイル1の巻数を多くして機関の低速時に十
分な電圧が得られるようにしておくと、機関の高速時に
発電コイルの出力が不足してインジェクタを満足に動作
させることができなくなる。
また発電コイル1の巻数を少なくして機関の高速時に該
発電コイルから大きな電圧が得られるようにしておくと
、機関の低速時に発電コイルの出力が不足してインジェ
クタを満足に動作させることが困難になる。
本発明の目的は、燃料噴射指令が与えられたときに内燃
機関用インジェクタの励磁コイルに駆動電流を供給して
該インジェクタの弁を開くインジェクタ駆動回路におい
て、比較的容量が小さい電源を用いても或いは内部抵抗
が大きい電源を用いてもインジェクタを支障なく駆動で
きるようにすることにある。
本発明の他の目的は、機関により駆動される発電機を電
源として機関の低速時から高速時までインジェクタを満
足に動作させることができるようにしたインジェクタ駆
動回路を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明においては電源に対して並列にピーク電流生成用
コンデンサを接続し、燃料噴射指令信号が与えられたと
きに閉じるインジェクタ駆動用スイッチを励磁コイルに
対して直列に接続して該スイッチと励磁コイルとの直列
回路をコンデンサに対して並列に接続するようにした。
上記の電源は内燃機関により駆動される交流発電機内に
設けられた発電コイルと、該発電コイルの出力電圧を整
流する整流器とにより構成できる。
機関の低速領域から高速領域までインジェクタに十分な
駆動電流を供給してインジェクタを満足に動作させるた
めには、内燃機関により駆動される交流発電機内に巻数
が異なるn個(nは2以上の整数)の発電コイルを設け
るとともに、該n個の発電コイルの出力をそれぞれ整流
する整流器を設けて、該n個の発電コイルと整流器とに
より直流電源回路を構成し、該n個の直流電源回路の出
力をコンデンサに印加する構成とするのが好ましい。
上記電源はまた内燃機関により駆動される直流発電機に
より構成することもできるし、内部抵抗が大きい電池(
乾電池等)により構成することもできる。
[作 用コ 上記のように、電源に対して並列にピーク電流生成用コ
ンデンサを接続し、燃料噴射指令信号が与えられたとき
に閉じるインジェクタ駆動用スイッチを励磁コイルに対
して直列に接続して該スイッチと励磁コイルとの直列回
路をコンデンサに対して並列に接続するようにすると、
スイッチが遮断している期間(インジェクタの休止期間
)に電源の出力によりコンデンサに十分なエネルギーを
蓄積しておいて、燃料噴射指令が与えられてスイッチが
導通した際にコンデンサに蓄積したエネルギーを放出さ
せて励磁コイルに駆動電流を流すことになるので、コン
デンサを設けない場合よりも駆動電流の最大値を大きく
することができる。従って電源の容量が低くても、或い
は電源の内部抵抗が大きくてもインジェクタの励磁コイ
ルに大きな駆動電流を流すことができる。
また発電機内に巻数が異なるn個の発電コイルを設けて
、これらの発電コイルから整流器を通してコンデンサに
励磁電流を供給するようにすると、n個の発電コイルに
それぞれ異なる速度領域で十分な出力を発生させてコン
デンサを充電できるため、機関の全速度領域でインジェ
クタの励磁コイルに十分な駆動電流を供給することがで
きる。
[実施例] 以下添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例を示したもので、同図において
1は内燃機関により駆動される磁石式交流発電機内に設
けられたインジェクタ駆動用の発電コイル、2はインジ
ェクタの励磁コイル、3はNPN トランジスタTRI
からなるインジェクタ駆動用スイッチである。本発明に
おいては、発電コイル1とダイオード4との直列回路に
対して並列にピーク電流生成用コンデンサ5が接続され
、励磁コイル2とスイッチ3との直列回路がコンデンサ
5に対して並列に接続されている。
第5図は磁石式交流発電機の回転数をN o (rpm
)としたときの発電コイル1の最大出力電圧Vmの最大
出力電流Imに対する特性(Vm −Im特性という。
)を示したもので、曲線a及びbはそれぞれ巻数が少な
い発電コイルA及び巻数が多く、線径が太い大形の発電
コイルBを用いた場合である。ここでVmは発電コイル
の出力電圧の波形が正弦波であるとした場合の振幅v=
Vm 5in(ωt+θ1)の最大値Vmである。同様
に、Imは発電コイルの出力電流の波形が正弦波である
とした場合の振幅i=Imsin(ωを十θ2)の最大
値■mである。
第5図において直線R1jは励磁コイルの内部抵抗Rが
Roのインジェクタを用いた場合の負荷直線であり、こ
の負荷直線と曲線a、  bとの交点がそれぞれ発電コ
イルA、  Bを用いた場合の回転数NOにおける動作
点である。
インジェクタを動作させる(インジェクタのバルブを開
く)ために励磁コイルに流す必要がある電流を動作開始
電流Ionとし、この動作開始電流Ionを流すために
必要な発電コイルの出力電圧を動作開始電圧Vonとす
ると、第12図に示した駆動回路においてインジェクタ
が動作を開始する点はP点である。即ち回転数がNoの
場合には、巻数が少ない発電コイルAを用いたのでは、
インジェクタを動作させることができない。
第7図は回転数をNo−N3とした場合の発電コイルA
のVm−Im特性をインジェクタの負荷直線とともに示
したものである。第12図の回路により発電コイルAを
用いてインジェクタを動作させるためには、第7図に示
すように回転数をN3以上にする必要がある。
第5図において発電コイルAを用いた場合の動作点はQ
であり、その時の発生電圧(正弦波とする。)をVoと
すると、動作点Qでインジェクタに流れる電流の最大値
1 maxは次式で与えられる。
Imax =Vo /X            −(
1)但し、 X= ((Ro+R1)  +ω(Lo+L1)2) 
1/2・・・ (2) ここでRO及びR1はそれぞれインジェクタ及び発電コ
イルの抵抗、Lo及びLlはそれぞれインジェクタ及び
発電コイルのインダクタンスである。電圧Vを半波整流
または余波整流した場合のI mawは(1)、  (
2)式により与えられる値よりも更に小さくなる。
第1図に示した実施例において、発電コイル1として第
5図に示した発電コイルA(曲線a)を用いるものとし
、発電機の回転数をNoとする。
トランジスタTRIが遮断状態にあるとすると、ピーク
電流生成用コンデンサ5は、無負荷電圧Vnoまで充電
される。ここでトランジスタTRIが導通状態になると
、コンデンサ5に蓄積されていた電荷がインジェクタの
励磁コイル2を通して放電する。この放電電流がインジ
ェクタの駆動電流となり、その電流量は第9図に示した
等価回路から求めることができる。
第9図においてCはコンデンサ5の静電容量、R2は励
磁コイル2以外の回路の抵抗分、SWはトランジスタT
R1に相当するスイッチである。
今時側1=0でスイッチSWを閉じるものとし、そのと
きのコンデンサ5の端子電圧をVnoとすると、励磁コ
イルに流れる電流iは次式により求まる。
(I)(Ro +R2)2>4Lo /Cの場合−at
 ・ 1=(Vno/Lo β)  e     s+nhβ
t−(3)但し、 a・(Ro +R2) / (2Lo)       
 ・・・(4)2        1/2 β・[1(Ro+R2)    4 Lo/C)   
  コ /(2Lo)・・・ (5) (IF)(Ro +R2)2=4Lo /Cの場合i 
= (Vno/ Lo) t e −at−(6)(I
II)  (Ro +R2)2<4Lo /Cの場合i
= (VnO/(Lo ・7) )山(γt)e”・・
・ (7) 7 = ((1/CLo)−(Ro+R2)  / (
2Lo)2 ) 1/2・・・ (8) 上記の式から明らかなように、電流iは、コンデンサ5
の端子電圧Vnoに比例する。
また(3) 、  (6) 、  (7)式の電流iは
それぞれ次に示した時刻tでピーク値tpをとる。
(I)(Ro +R2)2>4Lo /Cの場合−α 
t  。
ip = (Vno/Loβ) e    s+nhβ
t・・・(3′) t=ln(1+β)/(2β (1−β))・・・ (
9) (II)(Ro +R2)2=4Lo /Cの場合Ip
=(Vno/Lo)te  ”      ・=(6’
)t=(1/α)                ・
・・(10)(II)(Ro +R2)2<4Lo /
Cの場合Ip = (Vno/ (Lo・7) )山(
7t)e”・・・(7′) 料 t= (1/γ)tan   (γ/α)      
・・・(11)上記の各式から、本発明による場合のピ
ーク値Ipが、従来の駆動回路による場合の最大電流値
Imaxよりも大きくなる条件は次の通りである。
(I)(Ro +R2)2>4Lo /Cの場合−α 
t  ・ Vno/Vo  >Lo  β/(e     S+n
h(at)IX・・・(12) (II)(Ro +R2)2=4Lo /Cの場合−α
 t Vno/Vo  >Lo /l e     X   
   ・・・(13)(III)  (Ro +R2)
2<4Lo /Cの場合−α t Vno/Vo  >Lo  γ/[(sin(γ t)
  e      )  Xコ・・・(14) 上記の条件より、Vno/Voが一義的に決まるある値
よりも大きいときにIp>Imaxとなることがわかる
負荷抵抗RがRo  (インジェクタの場合)、Rol
、及びRo2 (Ro <Rot<Ro2)の負荷直線
を磁石発電機の発電コイルAのVm−1m特性曲線に重
ねて図示すると、第6図に示したようになり、負荷抵抗
をRO→Rol→Ro2と変化させると動作点はQ−4
−Q’ →Q′のように推移する。負荷抵抗が無限大の
時(無負荷のとき)の負荷直線は縦軸に一致する。動作
点Q、 Q’及びQ′における発生電圧をそれぞれVo
、Vo’及びVo’とすると、無負荷電圧と各動作点に
おける発生電圧との比は、(Vno/Vo)> (Vn
o/Vo’)> (Vno/Vo’)となる。
一般に、インジェクタの抵抗は1Ωないし数十Ω程度と
小さく、発電コイルにとっては高負荷となるため、イン
ジェクタの負荷直線は第6図に示したように横軸の近く
に位置する。従って磁石式交流発電機を用いた場合には
、Vno>>Voとなり、Ip>Imaxとなるための
条件を容易に満たすことができる。
即ち、本発明の駆動回路のように、コンデンサ5を追加
すると、前記の条件を満たしたときにIp>Imaxと
なり、このときIp>Ionとなると、回転数Noで発
電コイルAによりインジェクタを駆動することができる
。従って本発明によれば、単独では動作開始電流Ion
を流すことができない発電能力が低い発電コイルAを用
いてもインジェクタを駆動することができる。
また第12図に示した回路で発電コイルAを用いた場合
には、第7図に示したように回転数がN3以上にならな
いと動作開始電流Ionを流すことができないが、第1
図の回路による場合には、回転数NOにおいてIp>I
maxではあるが、rp≦Ianであったとしても、回
転数N3よりも低い回転数で動作開始電流Ionを流す
ことができる。
従って本発明によれば、従来よりも低い回転数でインジ
ェクタの動作を開始させることができる。
また発電機の回転数が同じであるとすると、Ip>Im
axであれば、電流Ipを流したときのインジェクタの
駆動力は当然電流r mawを流したときの駆動力より
も大きくなる。従って長期間インジェクタを使用しなか
ったためにインジェクタの摺動抵抗が太き(なっている
場合でも、インジェクタの駆動を可能にすることができ
る。
第1図に示した実施例では、発電コイル1の出力を半波
整流してコンデンサ5に供給しているが、第2図に示す
ように発電コイル1の出力を全波整流器6を介してコン
デンサ5に供給するようにしてもよい。
更に、より大きなピーク電流Ipを得るために、発電コ
イルを3相に構成したり、発電コイルを複数個使用した
りすることができる。
第1図の回路において、Ro +R2=Rとし、発電コ
イルの巻数及び回転数をそれぞれn及びNとしてコンデ
ンサ5の端子電圧Vcを求めると次式のようになる。
Vc = (Kl/C1/2)  (δ/(δ2−1)
IX[δ5ini2π/(δ+1)l−qin(2πδ
/(γ+1))・・・(15) ここで、 δ=に2  (C1/2) n−N       =・
(16)Kl及びに2は、磁石式交流発電機の磁気回路
により定まる定数であり、磁気回路が定まれば一定であ
る。(15)式より、コンデンサ5の静電要領Cが定ま
れば、コンデンサ5の端子電圧VcはnNのみの関数と
なる。nNとVcとの関係を図示すると第10図のよう
になり、VCはnN=n。
NOの時に最大になる。従って巻数noの発電コイルを
1個だけ用いた場合には、回転数がNoの時にコンデン
サ5の端子電圧Vcが最大になり、回転数がNoよりも
大きくなった場合及び小さくなった場合には、電圧Vc
が減少する。
発電コイルの巻数を小さく選定すれば、コンデンサ5の
端子電圧Vcが最大になる回転数が大きくなるため、回
転数が大きい領域で動作開始電流Ionを流すために必
要な電圧Vanを得ることができ、発電コイルの巻数を
大きく選定すればコンデンサの端子電圧Vcが最大にな
る回転数が小さくなるため、回転数が小さい領域で動作
開始電流■onを流すために必要な電圧Vanを得るこ
とができる。
そこで第3図に示すように、巻数n1の発電コイルIA
と巻数n2  (>nl )の発電コイルIBとを設け
て、これらの発電コイルの出力をそれぞれダイオード4
A及び4Bを介してコンデンサ5に印加するように構成
し、巻数n1及びn2を適当に設定すると、機関の全回
転速度領域でインジェクタに十分な駆動電流を流してイ
ンジェクタを満足に動作させることができる。
第11図の曲線aは比較的少ない巻数n1を有する発電
コイルIAを単独で用いた場合のコンデンサ5の端子電
圧Vcを回転数Nに対して示したものである。また曲線
すは比較的多い巻数n2を有する発電コイルIBを単独
で用いた場合のコンデンサ5の端子電圧Vcを回転数N
に対して示したものである。発電コイルIAを単独で用
いた場合(曲線aの場合)には、回転数が高い領域でコ
ンデ:/すの端子電圧Vcが高くなり、回転数N1にお
いて端子電圧がVonに達してインジェクタが動作を開
始する。また発電コイルIBを単独で用いた場合(曲線
すの場合)には回転数が低い領域で端子電圧が高くなり
、回転数No(<Nl)において電圧Vcがインジェク
タの動作開始電圧Vonに達するが、回転数N2(>N
l ’)を超える領域では電圧Vcがインジェクタの動
作開始電圧Vonよりも低くなる。これらの発電コイル
IA及びIBを一緒に用いて第3図のような駆動回路を
構成すると、コンデンサ5の端子電圧Vcの回転数Nに
対する特性は第11図の曲線Cのようになり、回転数N
o以上の全領域においてインジェクタの動作開始電圧V
on以上の電圧を得てインジェクタを満足に動作させる
ことができる。発電コイルIAの巻数n1を適当に設定
することにより、インジェクタの動作開始回転数NOを
十分に低く設定することができる。
また第3図の構成においても、発電゛コイルの出力を整
流する整流器として全波整流器を用いることができる。
第3図の実施例では2個の発電コイルを用いているが、
更に多くの発電コイルを用いることもできる。一般に巻
数が異なるn個の発電コイルを用いて、該n個の発電コ
イルの出力をそれぞれ整流してコンデンサに印加する構
成をとることができる。
上記の説明では、発電機として磁石式交流発電機を用い
るとしたが、他の交流発電機を用いることもでき、また
直流発電機を用いることもできる。
直流発電機を用いる場合には、発電コイルとピーり電流
生成用コンデンサとの間に整流器は不要である。
上記の説明では、内燃機関により駆動される発電機内の
発電コイルを電源とするとしたが、内部抵抗が大きい電
源を用いる場合にも上記と同じことが言える。例えば乾
電池の電圧対電流特性(V−■特性)の−例を示すと第
8図の通りで、この電池から直接インジェクタに駆動電
流を供給した場合の動作点はQ点となるが、本発明のよ
うにコンデンサを追加することにより動作開始電流Io
nを確保することが可能になる。従って、バッテリを電
源とする駆動回路に本発明を適用してコンデンサを追加
すると、バッテリ上り等の非常時に乾電池等の小形の電
池を利用して機関の運転を可能にすることができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、電源に対して並列にピ
ーク電流生成用コンデンサを接続し、燃料噴射指令信号
が与えられたときに閉じるインジェクタ駆動用スイッチ
を励磁コイルに対して直列に接続して該スイッチと励磁
コイルとの直列回路をコンデンサに対して並列に接続す
るようにしたので、発電コイルの発電能力が低くても、
或いは電源の内部抵抗が大きくてもインジェクタの励磁
コイルに大きな駆動電流を流すことができる。従って従
来と同じ電源を用いた場合には、インジェクタの動作開
始回転数を従来よりも低くして機関の始動を容易にする
ことができ、またインジェクタが長期間不使用の状態に
おかれてその可動部の摺動抵抗が高くなっている状態で
もインジェクタを動作させることができる。
またインジェクタの動作開始回転数を従来と同じに設定
するのであれば、従来よりも容量が小さい小形の電源を
用いることができる。特に発電機を電源とする場合には
、インジェクタ駆動用発電コイルの小形化を図ることが
できるため、発電機内でインジェクタ駆動用発電コイル
が占めるスペースを狭くすることができ、その分能の発
電コイルを配置するスペースを増加させることができる
特に請求項3に記載の発明によれば、発電機内に巻数が
異なるn個の発電コイルを設けて、これらの発電コイル
から整流器を通してコンデンサに励磁電流を供給するよ
うにしたので、機関の全速度領域でインジェクタの励磁
コイルに十分な駆動電流を供給することができる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はそれぞれ本発明の異なる実施例の
要部を示した回路図、第4図はインジェクタの駆動電流
波形と駆動回路のスイッチの動作とを示した線図、第5
図は回転数を一定値Noとして、巻数が異なる発電コイ
ルの特性と負荷直線とを示した線図、第6図は磁石式発
電機の発電コイルに接続した負荷の抵抗を変化させた場
合の動作点の推移を示した線図、第7図は種々の回転数
における発電機の特性と負荷直線とを示した線図、第8
図は電池の特性と負荷直線とを示した線図、第9図は第
1図の実施例の等価回路を示した回路図、第10図は単
一の発電コイルを用いた場合における磁石発電機の回転
数と発電コイルの巻回数との積に対するコンデンサ端子
電圧の変化を示す線図、第11図は巻数が異なる発電コ
イルを単独で用いた場合及び巻数が異なる2つの発電コ
イルを一緒に用いた場合のコンデンサの端子電圧を回転
数Nに対して示した線図、第12図は電池を電源とした
従来の駆動回路の構成に習って発電コイルを電源として
構成したインジェクタ駆動回路を示した回路図である。 1・・・発電コイル、2・・・インジェクタの励磁コイ
ル、3・・・スイッチ、4・・・ダイオード(整流器)
、5・・・ピーク電流生成用コンデンサ、6・・・全波
整流器、IA、IB・・・巻数が異なる発電コイル、4
A。 4B・・・ダイオード。 第 図 第 図 maX ON 1m−−シ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)燃料噴射指令が与えられたときに内燃機関用イン
    ジェクタの励磁コイルに駆動電流を供給して該インジェ
    クタの弁を開くインジェクタ駆動回路において、 前記電源に対して並列にピーク電流生成用コンデンサを
    接続し、燃料噴射指令信号が与えられたときに閉じるイ
    ンジェクタ駆動用スイッチを前記励磁コイルに対して直
    列に接続して該スイッチと励磁コイルとの直列回路を前
    記コンデンサに対して並列に接続したことを特徴とする
    インジェクタ駆動回路。
  2. (2)前記電源は内燃機関により駆動される交流発電機
    内に設けられた発電コイルと、該発電コイルの出力電圧
    を整流する整流器とからなっていることを特徴とする請
    求項1に記載のインジェクタ駆動回路。
  3. (3)前記電源は内燃機関により駆動される交流発電機
    内に設けられた巻数が異なるn個の発電コイルと該n個
    の発電コイルの出力を整流する整流器とを備えていて該
    n個の発電コイルと整流器とにより直流電源回路が構成
    され、 前記直流電源回路の出力が前記コンデンサに印加されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のインジェクタ駆
    動回路。
  4. (4)前記電源は内燃機関により駆動される直流発電機
    からなっている請求項1に記載のインジェクタ駆動回路
  5. (5)前記電源は電池からなっている請求項1に記載の
    インジェクタ。
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