JPH04133021U - スラスト軸受装置 - Google Patents
スラスト軸受装置Info
- Publication number
- JPH04133021U JPH04133021U JP4892091U JP4892091U JPH04133021U JP H04133021 U JPH04133021 U JP H04133021U JP 4892091 U JP4892091 U JP 4892091U JP 4892091 U JP4892091 U JP 4892091U JP H04133021 U JPH04133021 U JP H04133021U
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- JP
- Japan
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- oil
- impregnated
- sintered oil
- thrust
- bearing
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転軸のスラスト荷重を焼結含油軸受で支持
するようにしたスラスト軸受装置において、潤滑油の外
部への飛散を防止する。 【構成】 所定間隔で軸方向に並べた2つの焼結含油軸
受10a、10bの対向面a、b間に、回転軸20に固定した
スラストワッシャ14を配する。
するようにしたスラスト軸受装置において、潤滑油の外
部への飛散を防止する。 【構成】 所定間隔で軸方向に並べた2つの焼結含油軸
受10a、10bの対向面a、b間に、回転軸20に固定した
スラストワッシャ14を配する。
Description
【0001】
この考案は、回転軸のスラスト荷重を焼結含油軸受で支持するようにしたスラ
スト軸受装置に関するもので、VTRキャプスタンモータのようなAV機器や各
種の事務用機器ならびに換気扇等の竪型ファンのような各種産業機器等において
利用することができる。
【0002】
図4に示されるVTRキャプスタンモータを例にとって説明すると、キャプス
タンモータはキャプスタン3の一端に担持されたロータ4と静止部材に固定され
るステータ5とで構成され、キャプスタン3を回転駆動するようになっている。
キャプスタン3はピンチローラ6と協働してそれらの間を走行するテープに送り
をかける働きをするもので、2個の焼結含油軸受1で支持されている。そして、
下側の焼結含油軸受1には、ロータ4およびステータ5による磁力によってスラ
スト荷重が加わり、このスラスト荷重は焼結含油軸受1の端面と平板状のワッシ
ャ2との摺動接触面で支持される。
【0003】
焼結含油軸受1の端面とワッシャ2との摺動接触によってスラスト荷重を支持
すると、摩擦熱のため焼結含油軸受1の内部に含浸されていた潤滑油が膨張して
表面に滲み出る。そして、このようにして滲み出した潤滑油7は遠心力によって
外径方向へ飛散する(図5)。特に高温雰囲気下で使用される場合には飛散量が
多く、潤滑油が不足し、潤滑不良となってトルクが大きくなるおそれがある。ま
た、油を嫌う環境で使用される軸受の場合は潤滑油の飛散を極力抑える必要があ
る。
【0004】
そこで、この考案が解決しようとする課題は、回転軸のスラスト荷重を焼結含
油軸受で支持するようにしたスラスト軸受装置において、潤滑油の飛散を防止す
ることである。
【0005】
この考案のスラスト軸受装置は、回転軸を支持する焼結含油軸受の端面とワッ
シャとの摺動接触面でスラスト荷重を支持するようにしたものにおいて、所定間
隔で軸方向に並べた2つの焼結含油軸受の対向面間にスラストワッシャを配した
ことを特徴とする。
【0006】
スラスト軸受部が2つの焼結含油軸受の間に位置するため、スラスト軸受部の
摺動により焼結含油軸受から滲みだした潤滑油が、遠心力で外部に飛散すること
がない。また、焼結含油軸受間の空間が油溜りとなるので、遠心力で飛ばされた
油はこの空所に溜り、周囲に流出することがない。
【0007】
図1に示すように、2個の焼結含油軸受10a、10bを、スペーサ12を挟んで軸
方向に並べて配置する。焼結含油軸受10a、10b間に挟み込まれたスペーサ12に
よって焼結含油軸受10a、10bの互いに対向する面a、bが所定の間隔に保持さ
れる。なお、焼結含油軸受10a、10bはハウジング18と嵌合して固定される。
【0008】
焼結含油軸受10a、10bの対向面間にスラストワッシャ14を配する。スラスト
ワッシャ14は回転軸20上の所定個所に、圧入、接着その他の適当な固定手段によ
って固定されている。スラストワッシャ14の材質は、金属、樹脂等から適当なも
のを選択することができる。
【0009】
図1の実施例は回転軸20が垂直な使用例であり、この場合、上下に配置された
2つの焼結含油軸受10a、10bのうちの上側の焼結含油軸受10aの下端面aがス
ラスト軸受部となってスラストワッシャ14と接触する。焼結含油軸受10a、10b
の対向面間で、かつ、スラストワッシャ14の外周に、空所16が形成される。後述
するようにこの空所16は油溜りとなる。
【0010】
図2に示す実施例は、同図に太い実線で示すように、焼結含油軸受10a、10b
の、スラスト軸受部として機能しない端面c、dおよびチャンファー部を目潰し
して、これらの端面からの潤滑油の漏出を確実に防止するようにしたものである
。目潰しは、ラップ、コーティング等を施すことにより行なうことができる。こ
の場合、上下の焼結含油軸受10a、10b間の空所16に油がたまりやすくなり、空
所16が油溜りとしての機能を十分に発揮する。
【0011】
図3に示す実施例は、図のようにスペーサ12に相当する部分12’を焼結含油軸
受10a、10bに一体的に作りつけてスペーサ12(図1、図2)をなくしたもので
ある。なお、部分12’は、スペーサ12と同様に焼結含油軸受10a、10bの対向面
間を所定間隔に保つ働きをするものであるから、そのような作用が得られる限り
、図に例示したもののほかにも種々の形状とすることが可能である。この実施例
では、スペーサ12が介在しないので上下の焼結含油軸受10a、10b間で潤滑油が
流動できるようになる。その結果、(上側)焼結含油軸受10a→スラスト摺動面
→飛散→油溜り(空所16)→(下側)焼結含油軸受10b→(上側)焼結含油軸受
10aといった潤滑油の経路が形成され、潤滑油を外部に飛散させることなく、ス
ラスト軸受装置内で回収することができる。
【0012】
以上の実施例はすべて回転軸が垂直な使用例について説明したが、この考案は
回転軸が水平な場合にも同様に実施をすることができる。
【0013】
以上のように、この考案は、回転軸を支持する焼結含油軸受とワッシャとの摺
動接触面でスラスト荷重を支持するようにしたものにおいて、2つの焼結含油軸
受間にスラストワッシャを配したものであるから、次のような作用効果を奏する
。スラスト軸受部が2つの焼結含油軸受の間に位置するため、スラスト軸受部の
摺動により焼結含油軸受から滲みだした潤滑油が、遠心力で外部に飛散すること
がない。また、焼結含油軸受間の空間が油溜りとなるので、遠心力で飛ばされた
油はこの空所に溜り、周囲に流出することがない。したがって、潤滑油の流出が
防止され、軸受の長寿命化を図ることができる。
【0014】
さらに、図4、図5に示されるような従来のものでは、とくに回転軸を水平に
して使用する場合、一方向のスラスト荷重しか受けられないのに対して、この考
案によれば、2つの焼結含油軸受の対向面間にスラストワッシャが位置するため
、双方向のスラスト荷重を支持することができるという勝れた効果が得られる。
とくに、ステータ・ロータがラジアル対向型のモータの場合などは、モータの設
計を簡素化するため、ロータが駆動時にどちらの方向に動いても支持できるよう
にするのが望ましいのである。
【図1】この考案の第一の実施例を示す縦断面図であ
る。
る。
【図2】第二の実施例を示す主要部の縦断面図である。
【図3】第三の実施例を示す主要部の縦断面図である。
【図4】従来例を示すVTRキャプスタンモータの縦断
面図である。
面図である。
【図5】図4のスラスト軸受装置部分の拡大断面図であ
る。
る。
10a、10b 焼結含油軸受
12 スペーサ
14 スラストワッシャ
16 空所(油溜り)
18 ハウジング
20 回転軸
Claims (1)
- 【請求項1】 回転軸のスラスト荷重を焼結含油軸受で
支持するようにしたものにおいて、所定間隔で軸方向に
並べた2つの焼結含油軸受の対向面間に、回転軸に固定
したスラストワッシャを配した焼結含油軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4892091U JPH04133021U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | スラスト軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4892091U JPH04133021U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | スラスト軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04133021U true JPH04133021U (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=31927177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4892091U Pending JPH04133021U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | スラスト軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04133021U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0246315A (ja) * | 1988-08-04 | 1990-02-15 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 含油滑り軸受 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP4892091U patent/JPH04133021U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0246315A (ja) * | 1988-08-04 | 1990-02-15 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 含油滑り軸受 |
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