JPH04133497U - 電磁波シールド用部材 - Google Patents

電磁波シールド用部材

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JPH04133497U
JPH04133497U JP3995191U JP3995191U JPH04133497U JP H04133497 U JPH04133497 U JP H04133497U JP 3995191 U JP3995191 U JP 3995191U JP 3995191 U JP3995191 U JP 3995191U JP H04133497 U JPH04133497 U JP H04133497U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品を収納する筐体等において、弱い押
圧力の場合でも隙間をなくすことができ、それによって
十分な電磁波シールドを行うことができる電磁波シール
ド用部材を提供すること。 【構成】 筐体3等の開閉部分などに取り付けられて、
隙間からの電磁波を遮蔽する電磁波シールド用ガスケッ
ト1において、導電性シリコーンなどからなる筒状部材
20と、該筒状部材20の内側に入り込んだ固定凹部2
2bと、該固定凹部22bの内側端部に設けられて筒状
部材20の一定以上の圧縮を防止するストッパ22aと
を備えた電磁波シールド用ガスケット1。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子部品を電磁波から遮蔽する電磁波シールド用ガスケット等の電 磁波シールド用部材に関する。
【0002】
【従来技術】
近年、マイクロコンピュータ等の電子部品を用いた各種装置、例えば電子タイ プライタやプリンタなどの事務機,洗濯機,掃除機等の家庭用電気機器、又は燃 料噴射などを電子制御する自動車等が急速に普及している。そして、使用される マイクロコンピュータの個数も増加し、それとともにクロック周波数の高周波数 化が進められている。
【0003】 ところが、この高周波数化のために、電子部品等の発生する電磁波ノイズが、 各電子部品を収納する筐体の開閉部,接合部等の隙間から放射されて周辺の信号 線にのり、或は電子部品に直接作用して、電子部品の故障や誤動作等の不具合を 生じることがある。更に、電子部品のうちの磁気的記録素子は、小さな磁気エネ ルギにて高密度に磁性体を磁化させたものであるため、電磁石等による外部磁界 によって記録情報の消失といった悪影響をうけることがある。
【0004】 この様な電磁波による障害を防止するために、従来、例えば良導電性金属粒子 又はカーボンブラック粒子を含有するエラストマからなる電磁波シールド用ガス ケット(以下エラストマガスケットと称す)が、筐体の隙間に装填されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の様なエラストマガスケットを例えば筐体などに用いた場 合には、必ずしも筐体の電磁波の遮蔽性は十分でなく、次の様な課題が残されて いる。
【0006】 エラストマガスケットは、含有する良導電性金属粒子又はカーボンブラック粒 子(以下導電性粒子という)により付与された高い導電性と、母材であるエラス トマ自身の弾性とを備えている。しかしながら、導電性粒子の含有量の増加に伴 って電気抵抗率が低下する反面、導電性粒子の含有量が所定値を越えると、エラ ストマ自身の弾性が損なわれてしまう。このため、導電性粒子の含有量は一定の 上限値に制限されるが、それでも弾性の低下は避けられない。
【0007】 従って、例えば筐体の開閉部分を押圧する力が小さいと、蓋がエラストマガス ケットを十分に縮ませることができず、よってエラストマガスケットと蓋との間 に隙間ができることがあった。その結果、十分な電磁波シールドができないとい う問題があった。
【0008】 本考案は、上記課題を解決するためになされ、その目的は、電子部品を収納す る筐体等において、弱い押圧力の場合でも隙間をなくすことができ、それによっ て十分な電磁波シールドを行うことができる電磁波シールド用部材を提供するこ とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するためなされた本考案は、 複数の部材が接する部分に用いられて、上記部材間を通過する電磁波を遮蔽す る電磁波シールド用部材において、 少なくとも表面が導電性を有する弾性筒状部材と、該筒状部材の内側に入り込 んだ固定凹部と、該固定凹部の内側端部に設けられて上記筒状部材の一定以上の 圧縮を防止するストッパと、を備えたことを特徴とする電磁波シールド用部材を 要旨とする。
【0010】 ここで、電磁波シールド用部材とは、例えば筐体の開閉部や間隙に、電磁波の 遮蔽のために用いられる電磁波シールド用ガスケットなどの部材である。 上記筒状部材としては、例えば導電性シリコーンを使用でき、又は、ゴム等の エラストマの表面にワイヤーメッシュ等の導電部材をオーバーニットしてもよい 。また、筒状部材の形状としては、断面が円形のものや、三角,四角等の多角形 などを採用できる。尚、筒状部材の貫通孔には、柔軟なスポンジフォームや繊維 等を配置してもよい。
【0011】 更に、凹部の形状としては、下方に開いた略コの字状や倒置台形状のものが、 筐体等に設けられた凸部や板材の端部などに嵌合し易いので好適であり、これに よって、筒状部材が例えば50%以下に圧縮されることを防止できる。
【0012】
【作用】
本考案の電磁波シールド用部材では、筒状部材の固定凹部を、例えば筐体の開 閉部分などに設けられた凸部に嵌め込むことによって、電磁波シールド用部材全 体を筐体に固定する。
【0013】 そして、例えば筐体の蓋が閉められると、その蓋によって筒状部分の上部が押 圧されて圧縮される。この時には、押圧された筒状部材の上部が、筒状部材の内 側に突出する固定凹部のストッパに当たって、それ以上の移動が抑止されるので 、筒状部材の一定以上の圧縮が防止されることになる。その結果、少なくとも表 面が導電性を有する筒状部材は、広い面積で蓋に接触するので、電磁波をシール ドする機能が向上することになる。
【0014】
【実施例】
以下に本考案による電磁波シールド用部材を、筐体の開閉部分に適用した実施 例について説明する。 図1は、本実施例の電磁波シールド用ガスケット1が電子部品を収納する筐体 (ケース)3に取り付けられた状態を示す一部破断斜視図である。
【0015】 上記ケース3は金属製で直方体形状をしており、電子部品を収納する様に開口 部4が設けられている。この開口部4には金属製の蓋体5が、蝶番7を介して回 動自在に取り付けられている。 また、ケース3の蓋体5と合わさる縁部9には、周状に固定凸部10が形成さ れており、この固定凸部10に後述する様に電磁波シールド用ガスケット1が取 り付けられている。
【0016】 更に、蓋体5を閉じたときに、電磁波シールド用ガスケット1を挟んでケース 3と蓋体5とが締め付け合うことによってケース3の内部を密閉できる様に、蓋 体締め付け部11がケース3及び蓋体5に設けられている。尚、ケース3の側面 には、ケース3内に収納された電子部品の信号線(図示せず)を外部に取り出す ための防水コネクタ13が取り付けられている。
【0017】 上述した電磁波シールド用ガスケット1は、弾性を有する導電性シリコーンか らなり、図2に示す様に、直径15mm,厚さ1mmの断面略円形の筒状部材20と 、筒状部材20の一部が貫通孔21側に窪んで形成された高さhが8mmの嵌合部 22とから形成されている。
【0018】 この嵌合部22は、断面が略コの字状であり、その上部に平らなストッパ22 aを備えるとともに、図の下方に開口する固定凹部22bを備えている。また、 嵌合部22の高さhは、筒状部材20の上部20aの一定以上の下降を抑止する ために、例えば筒状部材20の直径の1/2に設定されているので、筒状部材2 0の上部20aとストッパ22aとの間には、所定の間隔のたわみ用の空間24 があることになる。
【0019】 尚、上記電磁波シールド用ガスケット1は、例えば押出成形によって形成され る。 上記構成の電磁波シールド用ガスケット1は、次の様にして使用される。 図3(A)に示す様に、電磁波シールド用ガスケット1は、筐体3の縁部9に 形成された固定凸部10に、その嵌合部22の固定凹部22bが嵌め込まれて、 自身の弾性によって固定されている。
【0020】 そして、まず蓋体5が閉められていない場合には、筒状部材20は圧縮されて いないので、筒状部材上部20aとストッパ22aとの間には、所定の(上記空 間24に該当する)間隔がある。 ここで、蓋体5が閉められると、図3(B)に示す様に、筒状部材20は上下 方向に押圧されて縮むので、下方にたわむとともに左右に広がる。それによって 、筒状部材20の上部20aがストッパ22aに当たって、それ以上の下降が抑 止され、同時に蓋体5も抑止されるので、筒状部材20は、所定の範囲(例えば 50%)まで圧縮された状態で止められることになる。
【0021】 尚、蓋体5が再度開けられる場合には、図3(A)の状態となり、筒状部材2 0は自身の弾性によって元の状態に戻る。 この様に、本実施例の電磁波シールド用ガスケット1では、筒状部材20の一 部に、その内側に突出する固定凹部22bが設けられているので、蓋体5の押圧 力が小さい場合にも、容易に筒状部材20がたわんで、蓋体5に広い面積で密接 する。それによって、蓋体5と電磁波シールド用ガスケット1との隙間を完全に 密閉して、十分な電磁波シールドを行なうことができる。
【0022】 また、筒状部材20は、ストッパ22aによって一定の圧縮率を超えて小さく 縮まない様にされているので、筒状部材20が過度に圧縮されて破損することが なく、よって、蓋体5を開けた場合には、迅速にその外形を復元できるという利 点がある。
【0023】 更に、本実施例の電磁波シールド用ガスケット1は、その固定凹部22bを筐 体3側の固定凸部10に嵌め込むだけで筐体3に固定できるので、取り付け作業 が極めて容易であるという特長がある。 次に、他の実施例について説明する。
【0024】 図4に示す様に、本実施例の電磁波シールド用ガスケット30は、その嵌合部 31に設けられた固定凹部31bの形状が、図の下方に狭い略倒置台形であり、 しかも筒状部材33の表面は、導電性のある金属メッシュ34で覆われている。 従って、この電磁波シールド用ガスケット30を、例えば筐体を構成する板材 (固定凸部)35に嵌め込むと、嵌合部31の先端部分31cが強い押圧力で固 定凸部35を把持するので、しっかりと取り付けることができる。
【0025】 そして、電磁波シールド用ガスケット30が固定凸部35に取り付けられると 、上記実施例の様にたわんでストッパ31aにその移動を抑止されて、好適に電 磁波シールド行うことができる。 尚、本考案は上記実施例に何等限定されることなく、本考案の要旨を逸脱しな い範囲において各種の態様で実施できることは勿論である。
【0026】 例えば、固定凹部22b,31bと固定凸部10,35との嵌合の際に、導電 性接着剤を使用して固定してもよい。 また、筒状部材20の貫通孔21内に、例えばスポンジフォームや繊維等の柔 軟な部材を配置して弾力を調節してもよい。
【0027】 更に、嵌合部22,31を、他のより硬質な素材で形成してもよい。
【0028】
【考案の効果】
以上詳述したことから明らかな様に、本考案の電磁波シールド用部材は、筒状 部材に固定凹部とストッパが設けられているので、電磁波シールド用部材を押圧 する力が弱い場合にも、筒状部材が容易にたわんで、確実に隙間を密閉して十分 な電磁波シールドを行なうことができる。
【0029】 また、筒状部材は、ストッパによって所定量以上たわまない様に抑止されてい るので、破損し難いという利点がある。更に、電磁波シールド用部材は、固定凹 部を筐体の凸部などに嵌め込むだけであるので、筐体等への取り付けが容易であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を説明するためのケースの一部
破断斜視図である。
【図2】実施例の電磁波シールド用ガスケットの断面図
である。
【図3】電磁波シールド用ガスケットの使用方法を示す
説明図である。
【図4】他の実施例の電磁波シールド用ガスケットの断
面図である。
【符号の説明】
1,30…電磁波シールド用ガスケット 3…ケース 5…蓋体 20,33…
筒状部材 22,31…嵌合部 22a,31
a…ストッパ 22b,31b…固定凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部材が接する部分に用いられて、
    上記部材間を通過する電磁波を遮蔽する電磁波シールド
    用部材において、少なくとも表面が導電性を有する弾性
    筒状部材と、該筒状部材の内側に入り込んだ固定凹部
    と、該固定凹部の内側端部に設けられて上記筒状部材の
    一定以上の圧縮を防止するストッパと、を備えたことを
    特徴とする電磁波シールド用部材。
JP1991039951U 1991-05-30 1991-05-30 電磁波シールド用部材 Expired - Lifetime JP2518966Y2 (ja)

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JPS5787594A (en) * 1980-11-19 1982-06-01 Koutou Denshi Kk Trigger for beam gun

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