JPH04133558U - パルサ装置およびこれを用いた工作機械における工具異常検知装置 - Google Patents
パルサ装置およびこれを用いた工作機械における工具異常検知装置Info
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- JPH04133558U JPH04133558U JP3987891U JP3987891U JPH04133558U JP H04133558 U JPH04133558 U JP H04133558U JP 3987891 U JP3987891 U JP 3987891U JP 3987891 U JP3987891 U JP 3987891U JP H04133558 U JPH04133558 U JP H04133558U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ツールモニタ側での疑似信号に対する補正とか
ノイズカットといった複雑な電気的処理を不要なものと
して、それにかかるコストの低減を可能にし、かつ、A
Eセンサの最適動作位置の設定を正確に行うことができ
るようにする。 【構成】パルサ装置26とツールモニタ16とで工具異
常検知装置を構成する。このパルサ装置26は、パルサ
12と、ケーブル18と、パルサ駆動ユニット28とで
構成されており、ツールモニタ16とは分離独立してい
る。ツールモニタ16は、ケーブル20を介してAEセ
ンサ14が接続され、該AEセンサ14からケーブル2
0を介して入力した異常信号に基づいて工具の異常状態
をモニタするとともに、パルサ装置26内のパルサ12
からの疑似信号をAEセンサ14の感度調整信号として
入力処理する。
ノイズカットといった複雑な電気的処理を不要なものと
して、それにかかるコストの低減を可能にし、かつ、A
Eセンサの最適動作位置の設定を正確に行うことができ
るようにする。 【構成】パルサ装置26とツールモニタ16とで工具異
常検知装置を構成する。このパルサ装置26は、パルサ
12と、ケーブル18と、パルサ駆動ユニット28とで
構成されており、ツールモニタ16とは分離独立してい
る。ツールモニタ16は、ケーブル20を介してAEセ
ンサ14が接続され、該AEセンサ14からケーブル2
0を介して入力した異常信号に基づいて工具の異常状態
をモニタするとともに、パルサ装置26内のパルサ12
からの疑似信号をAEセンサ14の感度調整信号として
入力処理する。
Description
【0001】
本考案は、工作機械でのドリル、バイト、リーマ等の各種工具の折損などの異
常を報知する異常信号〔AE(アコースティック・エミッション)音〕をAEセ
ンサで検出し、このAEセンサ出力をツールモニタに取り込み所要の処理で工具
の折損の警報あるいは該折損の予知を警報できる工具異常検知装置に係り、より
詳しくは、前記異常信号と同一の疑似信号をパルサから発生させ、その疑似信号
を用いて工具の折損などの異常を正確に検出するためのAEセンサの最適動作位
置を設定できるようにした工具異常検知装置に関する。
【0002】
工作機械で駆動回転中のドリルは、それの折損に関連したAE信号を発生する
ことが知られている。このようなAE信号を利用してドリルの折損警報を行う従
来の装置について図3および図4を参照して説明する。
【0003】
これらの図に示されるドリル工作機械において、2は主軸頭、4はチャック、
6はワーク(被削材)、8はバイス、10はテーブルである。これらはドリル工
作機械としては周知の構造のものである。
【0004】
このような周知の工作機械において、従来のドリル折損検知装置は、パルサ1
2と、AEセンサ14と、ツールモニタ16とで構成されている。ここで、ツー
ルモニタ16は、内部に符号16aで示すように、疑似信号発生回路と、該疑似
信号発生回路出力を増幅する増幅回路と、該増幅回路の増幅度を調整してパルサ
出力レベルを調整するパルサレベル調整部と、増幅回路出力に応答してパルサを
駆動するパワー回路とを備えており、疑似信号発生回路からの疑似信号を、増幅
回路で増幅するとともに、その増幅度をパルサレベル調整部で調整し、かつ、調
整出力でパワー回路を駆動するようにしている。
【0005】
パルサ12は、ケーブル18を介してツールモニタ16のパワー回路に接続さ
れており、パワー回路で駆動されることで、ドリルでワーク6に穴あけ加工中に
該ドリルの折損に関連して発生する特有の異常信号(AE信号)と同一の疑似信
号をケーブル18を介してツールモニタ16に出力するようになっている。
【0006】
AEセンサ14は、ケーブル20を介してツールモニタ16に接続されており
、ドリルで穴あけ加工中に入力される異常信号を検出するとともに、この異常信
号をケーブル20を介してツールモニタ16に出力するようになっている。
【0007】
このようなAEセンサ14は、その異常信号を正確に十分な感度でもって検出
できるようにするために、ドリルで実際にワーク6に穴あけ加工する前にそのテ
ーブル10上での配置位置を設定してその感度を調整しておく必要がある。
【0008】
その感度調整のため、図3で示すように、ワーク6上にパルサ12を配置する
とともに、該パルサ12から異常信号と同一の疑似信号を発生させ、この発生し
た疑似信号を、ワーク6、バイス8、およびテーブル10を介してAEセンサ1
4に取り込ませるとともに、該AEセンサ14からケーブル20を介してツール
モニタ16に入力させる。そして、テーブル10上でAEセンサ14を動かしな
がら、AEセンサ14の各配置位置でのツールモニタ16の表示部での疑似信号
レベルをモニタし、テーブル10上におけるAEセンサ14の最適動作位置を設
定する。
【0009】
そして、AEセンサ14の最適動作位置が設定されると、図4で示すようにパ
ルサ12をワーク6から外したうえで、チャック4にドリル22を付け、切削油
24を供給しながら、ワーク6を切削する。そして、この切削中にドリル22に
折損異常があれば、その異常信号がワーク6、バイス8、テーブル10を介して
AEセンサ14に与えられる。AEセンサ14は、この異常信号をケーブル20
を介してツールモニタ16に出力する。ツールモニタ16は、この異常信号の入
力に基づいてドリル22の折損を警報する。
【0010】
このような従来の装置においては、工作機械とツールモニタ16との距離が大
きくなると、パルサ12の配置位置とツールモニタ16の配置位置との離間も大
きくなって両者間を接続するケーブル18長も当然長くなり、そのケーブル18
のインピーダンスも大きくなる。そして、ケーブル18のインピーダンスが大き
くなると、パルサ12を駆動するためのツールモニタ16からの駆動信号も減衰
が大きくなるうえ、ノイズ成分も相対的に増長してくることになり、パルサ12
からの疑似信号の波形が本来のものからかけ離れたものとなる結果、ツールモニ
タ16側ではAEセンサ14を介して受信した疑似信号に補正をかけたり、ノイ
ズカットをしたり、その他の電気的処理を施す必要を生じる。また、AEセンサ
14のケーブル18長などにも機種毎とかでバラツキがあるから、このような電
気的処理の対応にはたいへんコストがかかるものとなり、最適動作位置の設定を
正確に行うことを困難なものにしていた。
【0011】
したがって、本考案においては、ツールモニタ側での疑似信号に対する補正と
かノイズカットといった複雑な電気的処理を不要なものとして、それにかかるコ
ストの低減を可能にし、かつ、AEセンサの最適動作位置の設定を正確に行うこ
とができるようにすることを目的としている。
【0012】
このような目的を達成するために、本考案の請求項1に係るパルサ装置におい
ては、パルサ駆動ユニット(26)と、パルサ(12)とを有し、該パルサ駆動
ユニット(26)は、ツールモニタ(16)とは分離独立してユニット化された
ものであり、かつ、少なくとも工具の折損に関連した異常信号と同一の疑似信号
を発生する疑似信号発生回路(26a)、および該疑似信号発生回路(26a)
出力に関連してパルサ駆動出力を出力するパワー回路(26d)からなり、パル
サ(12)は、パルサ駆動ユニット(26)にケーブル(18)を介して接続さ
れているとともに、該ケーブル(18)を介してパルサ駆動ユニット(26)か
らのパルサ駆動出力の入力に応答して疑似信号を出力するものであることを特徴
としている。
【0013】
本考案の請求項2に係る工具異常検知装置においては、請求項1に記載のパル
サ装置(26)と、ツールモニタ(16)とを有しており、ツールモニタ(16
)は、ケーブル(20)を介してAEセンサ(14)が接続され、該AEセンサ
(14)からケーブル(20)を介して入力した異常信号に基づいて工具の異常
状態をモニタするとともに、パルサ装置(26)内のパルサ(12)からの疑似
信号をAEセンサ(14)の感度調整信号とするものであることを特徴としてい
る。
【0014】
請求項1および2においては、パルサ装置(26)は、ツールモニタ(16)
とは分離独立しているから、ツールモニタ(16)に対してパルサ(12)をケ
ーブルで接続する必要がない。
【0015】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は、ドリル工作
機械と、本考案の実施例に係るパルサ装置と、ツールモニタとを示す図であり、
図2はパルサ装置のブロック図であり、これらの図において従来例に係る図3お
よび図4と対応する部分には同一の符号を付し、同一の符号に係る部分について
の詳しい説明は省略する。
【0016】
本実施例においては、ツールモニタ16とは分離独立したパルサ装置26を備
えたことに特徴がある。このパルサ装置26は、パルサ12と、ケーブル18と
、パルサ駆動ユニット28とで構成されたものである。そして、パルサ駆動ユニ
ット28は、従来ではツールモニタ16に内蔵されていた符号16aで示される
回路28a〜28dを具備している。
【0017】
すなわち、パルサ駆動ユニット28は、工具の折損に係る異常信号と同一の疑
似信号を発生する疑似信号発生回路28aと、該疑似信号発生回路28a出力を
増幅する増幅回路28bと、この増幅回路28bの増幅度を調整する調整部28
cと、増幅回路28b出力に応答してパルサ12を駆動するパワー回路28dと
を有している。ここで、調整部28cはドリル径とかドリルの種類などに対応し
たレベルとか波形の疑似信号を選択するときに操作されるものであり、ドリル径
に対応した増幅度で増幅回路28bを動作させる。
【0018】
本実施例の工具異常検知装置においては、このようなパルサ装置26と、ツー
ルモニタ16とを有している。ツールモニタ16には、ケーブル20を介してA
Eセンサ14が接続されており、該AEセンサ14からケーブル20を介しては
図4の従来例と同様にして入力した異常信号に基づいてドリルの異常状態をモニ
タするが、AEセンサ14の最適動作位置の設定時には、パルサ装置26のパル
サ12からの疑似信号をAEセンサ14の感度調整信号として該AEセンサ14
を介して入力処理する。
【0019】
以上説明したことから明らかなように、本考案の請求項1に係るパルサ装置は
、ツールモニタとは分離独立したものでパルサと、パルサ駆動ユニットとからな
るから、ツールモニタにパルサをケーブルを介して接続する必要がなくなり、そ
の結果、ツールモニタからのケーブル長に起因したパルサ駆動信号の減衰とか、
ノイズ成分の相対的増長とかがなく、ツールモニタ側でのAEセンサからの受信
疑似信号に対する補正とか、ノイズカットとかが不要になり、従来に要していた
電気的処理に係るコストを低減させることができるうえ、AEセンサの最適動作
位置の設定を正確に行うことができる。
【0020】
また、本考案の請求項2に係る工具異常検知装置においては、上記パルサ装置
を用いるから、パルサとツールモニタとを長いケーブルを介して直接接続し、ツ
ールモニタからパルサに対して疑似信号を出力する必要がなくなるから、ツール
モニタの配置位置の設定が容易になる。
【図1】本考案の実施例に係る工具異常検知装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】図1のパルサユニットの内部回路図である。
【図3】従来の工具異常検知装置の構成を示す図であっ
て、パルサによるAEセンサの最適動作位置の設定の説
明に供する図である。
て、パルサによるAEセンサの最適動作位置の設定の説
明に供する図である。
【図4】従来の工具異常検知装置の構成を示す図であっ
て、図3のAEセンサの最適動作位置の設定後の該AE
センサによる工具異常検知の説明に供する図である。
て、図3のAEセンサの最適動作位置の設定後の該AE
センサによる工具異常検知の説明に供する図である。
2 主軸頭
4 チャック
6 ワーク
10 テーブル
14 AEセンサ
16 ツールモニタ
20 ケーブル
26 パルサ装置
28 パルサ駆動ユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 パルサ駆動ユニット(28)と、パルサ
(12)とを有し、該パルサ駆動ユニット(28)は、
ツールモニタ(16)とは分離独立してユニット化され
たものであり、かつ、少なくとも工具の折損に関連した
異常信号と同一の疑似信号を発生する疑似信号発生回路
(28a)、および該疑似信号発生回路(28a)出力
に関連してパルサ駆動出力を出力するパワー回路(28
d)からなり、パルサ(12)は、パルサ駆動ユニット
(28)にケーブル(18)を介して接続されていると
ともに、該ケーブル(18)を介してパルサ駆動ユニッ
ト(28)からのパルサ駆動出力の入力に応答して疑似
信号を出力するものであることを特徴とするパルサ装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のパルサ装置(26)
と、ツールモニタ(16)とを有しており、ツールモニ
タ(16)は、ケーブル(20)を介してAEセンサ
(14)が接続され、該AEセンサ(14)からケーブ
ル(20)を介して入力した異常信号に基づいて工具の
異常状態をモニタするとともに、パルサ装置(26)内
のパルサ(12)からの疑似信号をAEセンサ(14)
の感度調整信号とするものであることを特徴とする工作
機械における工具異常検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3987891U JPH04133558U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | パルサ装置およびこれを用いた工作機械における工具異常検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3987891U JPH04133558U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | パルサ装置およびこれを用いた工作機械における工具異常検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04133558U true JPH04133558U (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=31921046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3987891U Pending JPH04133558U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | パルサ装置およびこれを用いた工作機械における工具異常検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04133558U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020049564A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社ディスコ | 切削装置 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP3987891U patent/JPH04133558U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020049564A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 株式会社ディスコ | 切削装置 |
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