JPH04134607U - バルブステム用シール - Google Patents
バルブステム用シールInfo
- Publication number
- JPH04134607U JPH04134607U JP4882991U JP4882991U JPH04134607U JP H04134607 U JPH04134607 U JP H04134607U JP 4882991 U JP4882991 U JP 4882991U JP 4882991 U JP4882991 U JP 4882991U JP H04134607 U JPH04134607 U JP H04134607U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve stem
- guide
- packing
- seal
- pressure fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 混合ガス室の圧力変動,温度変化に関りな
く、シール性を維持できるバルブステム用シールを提供
する。 【構成】 筒状のガイド2の一端側を混合ガス室5に臨
んで配置し、このガイド2内にバルブステム4を往復動
自在に挿入するとともに、混合ガス室5に臨む位置に、
ガイド2の他端側から当該ガイド2とバルブステム4と
の摺動面に供給されるエンジンオイルをシールすべく当
該バルブステム4の外周に接触する樹脂製シールリング
23を設け、該樹脂製シールリング2の3外周に、樹脂
製シールリング23の外径よりも小さい内径を有するゴ
ム状弾性体製のパッキン15を装着するとともに、該パ
ッキン15とエンジンオイルとの接触を防ぐ遮断部材
9,22を設けた。
く、シール性を維持できるバルブステム用シールを提供
する。 【構成】 筒状のガイド2の一端側を混合ガス室5に臨
んで配置し、このガイド2内にバルブステム4を往復動
自在に挿入するとともに、混合ガス室5に臨む位置に、
ガイド2の他端側から当該ガイド2とバルブステム4と
の摺動面に供給されるエンジンオイルをシールすべく当
該バルブステム4の外周に接触する樹脂製シールリング
23を設け、該樹脂製シールリング2の3外周に、樹脂
製シールリング23の外径よりも小さい内径を有するゴ
ム状弾性体製のパッキン15を装着するとともに、該パ
ッキン15とエンジンオイルとの接触を防ぐ遮断部材
9,22を設けた。
Description
【0001】
この考案は、例えば自動車用エンジンの吸気・排気系統に用いられるバルブス
テム用シールに関する。
【0002】
図3は従来のこの種のバルブステム用シールを示す。シリンダヘッド100に
は筒状のガイド101が上下方向に沿って設けられており、このガイド101内
にはヘッド102を有するバルブステム103が往復動自在に挿入してある。ま
た、ガイド101とバルブステム103との間であって、変圧流体(高温の混合
ガス)室104に臨む位置には、ゴム状弾性体製パッキン105を設けてある。
【0003】
上記構成において、バルブステム103が往復動して変圧流体室104と燃焼
室106とを結ぶポート107の開閉が行なわれる。また、この作動中ガイド1
01とバルブステム103との間には上部から潤滑油(エンジンオイル)が供給
され、その摺動面の潤滑を行なう。また、パッキン105は、供給された潤滑油
が変圧流体室104側へと漏れることを防止している。
【0004】
ここで、パッキン105をガイド101の最も下方、即ち、変圧流体室104
寄りに設けたのは、摺動面に万遍なく潤滑油を供給するとともに、その漏れ量を
極力抑えることでバルブステム103等にデポジットが生成されるのを少なくす
るためである。なお、パッキン105はゴム状弾性体の他、樹脂単体で形成する
こともある。
【0005】
しかしながら、パッキン105をゴム状弾性体で構成した上記従来例において
は、
ポート107の開閉に伴う変圧流体室104の圧力変動(正圧〜負圧)を
パッキン105が直接受けて弾性変形する。
【0006】
パッキン105を構成する加硫ゴムが変圧流体、即ち、高温の混合ガスに
接触することで劣化(弾性力低下等)する。
【0007】
という二つの理由によりパッキン105のシール性が低下して潤滑油が変圧流
体室104、或いは燃焼室106へと多量に漏れ込む虞れがあった。
【0008】
また、パッキン105を樹脂単体で構成しておけば、ゴム状弾性体より剛性が
高く、高温・高圧に耐えられるため上記の問題は生じないが、剛性が大である故
にバルブステムに対する密着せいが悪く、シール性の低下は免れない。
【0009】
この考案は上記課題を解決するためのもので、潤滑油が変圧流体室に漏れるこ
とを防止できることは勿論、変圧流体室の変圧流体の圧力変動,温度変化に関り
なくシール性を確保できるバルブステム用シールを提供することを目的としてい
る。
【0010】
上記目的を達成するためこの考案は、筒状のガイドの一端側を変圧流体室に臨
んで配置し、このガイド内にバルブステムを往復動自在に挿入するとともに、変
圧流体室に臨む位置に、ガイドの他端側から当該ガイドとバルブステムとの摺動
面に供給される潤滑油をシールすべく当該バルブステムの外周に接触する樹脂製
シールリングを設け、該樹脂製シールリングの外周に、樹脂製シールリングの外
径よりも小さい内径を有するゴム状弾性体製のパッキンを装着するとともに、該
パッキンと変圧流体との接触を防ぐ遮断部材を設けた。
【0011】
ゴム状弾性体製のパッキンの弾性力によって樹脂製シールリングが縮径し、バ
ルブステムに対する樹脂製シールリングの接面圧力が高まる。また、遮断部材は
パッキンに変圧流体との接触を防止する。
【0012】
次に、この考案の実施例を図に基づいて説明する。図2は、この考案を自動車
用エンジンの吸気・排気系統に用いた実施例を示している。シリンダヘッド1に
は筒状のガイド2が上下方向に沿って設けられており、その一端側(下方)が変
圧流体(高温・高圧のガソリン混合ガス)室5に臨んでいる。このガイド2のス
テム孔7内にはヘッド3を有するバルブステム4が往復動自在に挿入してある。
また、ガイド2とバルブステム4との間であって下側、即ち、混合ガスの通る変
圧流体室5に臨む位置には、バルブステム用シール6を設けてある。
【0013】
図1はバルブステム用シール6の拡大断面図である。バルブガイド2の下方に
はステム孔7と同心であり、ステム孔7よりも大径の嵌合孔8を設けてある。こ
の嵌合孔8及びステム孔7は、バルブガイド2をシリンダヘッド1に組付けた後
に加工したものである。
【0014】
そして、上記嵌合孔8の内周には金属製の保持環9を嵌合固定してある。この
保持環9は嵌合孔8の内周に嵌合した小径部10と、小径部10の一端側、即ち
、変圧流体室5側に形成した外向きのフランジ11と、フランジ11の外周端に
接続した大径部12と、大径部12の一端に内向きに形成した環状のストッパ1
3とを有する。
【0015】
フランジ部11はバルブガイド2の下端面14に密着しており、大径部12は
小径部10よりも大径で、かつ、バルブガイド2の外径と略同じ外径に設定して
ある。
【0016】
大径部12の内周にはゴム状弾性体(ニトリルゴム,アクリルゴム,シリコン
ゴム等)製のパッキン15を装着してある。このパッキン15の外周面16は大
径部12の内周に密着している一方、側面17,18はフランジ部11,ストッ
パ13にそれぞれ密着している。また、パッキン15の内周には内方へ突出した
環状の圧力付与部19を形成してある。
【0017】
また、上記パッキン15は断面L字形の金属環20へと焼付け接合してある。
金属環20は円筒部21と、内向きフランジ22とを備えており、内向きフラン
ジ22が保持環9のストッパ13に当接することでパッキン15を軸方向に位置
決め固定している。
【0018】
前記金属環20の内向きフランジ22の内径は、パッキン15の圧力付与部1
9の内径よりも小さく、かつ、バルブステム4に対して接触しない内径に設定し
てある。
【0019】
前記パッキン15の内周側には、樹脂(四ふっ化エチレン樹脂等)製シールリ
ング23を装着してある。そして、前記圧力付与部19の内径は、樹脂製シール
リング23の外径よりも小さく設定してある。前記保持環9及び金属環20が本
願考案における遮断部材であり、変圧流体室5内の変圧流体がパッキン15に接
触することを防止している。
【0020】
なお、変圧流体室5はポート24を介して燃焼室25に通じている。
【0021】
次に、上記実施例の作用を説明する。バルブステム4が往復動してポート24
が開閉し、混合ガスの吸気,排気が行なわれる。また、この作動中、ステム孔7
には上部から潤滑油(エンジンオイル)が供給され、ガイド2とバルブステム4
との摺動面の潤滑を行なう。
【0022】
また、パッキン15の圧力付与部19の弾性力によって樹脂製シールリング2
3が縮径され、バルブステム4に対するシール面26の密着性、即ち、接面圧力
が向上している。従って、上記潤滑油が変圧流体室5へ漏れることを防止できる
。
【0023】
また、ポート11の開閉動作に伴って変圧流体室5内の混合ガスの圧力が変動
(正圧〜負圧)すると、この圧力変動は樹脂製シールリング23とステム4との
間からパッキン9の端面26aに対して軸方向に加わる。しかし、樹脂製シール
リング23は剛性が大きいため、圧力変動で変形することもなく、シール面26
のシール性を確保できる。また、高温によっても変形しにくく、シール性を確保
できる。
【0024】
更に、変圧流体は保持環9,金属環20に遮断されているから、パッキン15
に接触しない。従って、パッキン15が混合ガスによって劣化することもなく、
安定した弾性力付与機能を有する。
【0025】
上記構成中、バルブステム4の外径は6mm程度に設定され、ガイド2の外径は
10mm程度に設定される。このようにガイド2の外径を細く設定し、かつ保持環
9をガイド2の嵌合孔8の内周に嵌合する構成としたのは、変圧流体室5内の混
合ガスの流れを極力乱さないようにするためである。
【0026】
更にまた、パッキン11及び樹脂製シールリング23は保持環9の内周へと一
体的に組合まれているから、保持環9をステム孔8へ嵌合するだけでガイド2へ
の装着を完了できる。従って、装着作業性もよい。
【0027】
この考案は以上のように構成したものであるから、潤滑油の漏れを防止できる
ことは勿論、変圧流体室の圧力変動,温度変化に関りなく、シール面のシール性
を維持できる。
【図1】本考案を自動車用エンジンの吸気・排気系統に
用いた実施例の要部を示す半断面図。
用いた実施例の要部を示す半断面図。
【図2】図1の全体構成を示す断面図。
【図3】従来の自動車用エンジンの吸気・排気系統に用
いられているバルブステム用シールの構成を示す断面
図。
いられているバルブステム用シールの構成を示す断面
図。
1 シリンダヘッド
2 ガイド
3 ヘッド
4 バルブステム
5 変圧流体室
6 バルブステム用シール
7 ステム孔
8 嵌合孔
9 保持環
10 小径部
11 フランジ部
12 大径部
13 ストッパ
14 下端面
15 パッキン
16 外周面
17,18 側面
19 圧力付与部
20 金属環
21 円筒部
22 内向きフランジ
23 樹脂製シールリング
24 ポート
25 燃焼室
26 シール面
26a 端面
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状のガイドの一端側を変圧流体室に臨
んで配置し、このガイド内にバルブステムを往復動自在
に挿入するとともに、変圧流体室に臨む位置に、ガイド
の他端側から当該ガイドとバルブステムとの摺動面に供
給される潤滑油をシールすべく当該バルブステムの外周
に接触する樹脂製シールリングを設け、該樹脂製シール
リングの外周に、樹脂製シールリングの外径よりも小さ
い内径を有するゴム状弾性体製のパッキンを装着すると
ともに、該パッキンと変圧流体との接触を防ぐ遮断部材
を設けたバルブステム用シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4882991U JPH04134607U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | バルブステム用シール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4882991U JPH04134607U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | バルブステム用シール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04134607U true JPH04134607U (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=31927114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4882991U Withdrawn JPH04134607U (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | バルブステム用シール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04134607U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012237454A (ja) * | 2012-08-09 | 2012-12-06 | Kyb Co Ltd | インサートメタル |
| JP2018179083A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | Nok株式会社 | バルブステムシール |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP4882991U patent/JPH04134607U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012237454A (ja) * | 2012-08-09 | 2012-12-06 | Kyb Co Ltd | インサートメタル |
| JP2018179083A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | Nok株式会社 | バルブステムシール |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950810 |