JPH0413586Y2 - - Google Patents
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- JPH0413586Y2 JPH0413586Y2 JP19423886U JP19423886U JPH0413586Y2 JP H0413586 Y2 JPH0413586 Y2 JP H0413586Y2 JP 19423886 U JP19423886 U JP 19423886U JP 19423886 U JP19423886 U JP 19423886U JP H0413586 Y2 JPH0413586 Y2 JP H0413586Y2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0266—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes with separate evaporating and condensing chambers connected by at least one conduit; Loop-type heat pipes; with multiple or common evaporating or condensing chambers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D15/00—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
- F28D15/02—Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
- F28D15/0275—Arrangements for coupling heat-pipes together or with other structures, e.g. with base blocks; Heat pipe cores
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、ヒートパイプにより凍土層を形成し
て地盤内に形成した貯蔵空間を冷却する低温貯蔵
庫に関するものである。
て地盤内に形成した貯蔵空間を冷却する低温貯蔵
庫に関するものである。
「従来の技術」
一般に、米などの穀物、食糧などを貯蔵する場
合には、一定した低温、低湿度の環境下にて行う
ことが要求される。
合には、一定した低温、低湿度の環境下にて行う
ことが要求される。
従来、この種の貯蔵施設としては、例えば、冷
凍機を用いて庫内を一定温度に保持するように構
成された低温貯蔵庫などが適用されているが、設
備費用(イニシヤルコスト)およびランニングコ
ストが高いものとなつている。
凍機を用いて庫内を一定温度に保持するように構
成された低温貯蔵庫などが適用されているが、設
備費用(イニシヤルコスト)およびランニングコ
ストが高いものとなつている。
「考案が解決しようとする問題点」
そこで本出願人等は、このような問題点を解決
すべく鋭意研究した結果、冬季における冷熱を凍
土の形で貯蔵し、温暖な夏季等にこの冷熱を供給
すれば、従来の冷凍機を使用した貯蔵庫に比べ、
イニシヤルコスト及びランニングコストが少なく
て済むとの考えに至り、既に、第5図に示すよう
な低温貯蔵庫(特願昭60−285122(特開昭62−
142973号公報))を発明した。
すべく鋭意研究した結果、冬季における冷熱を凍
土の形で貯蔵し、温暖な夏季等にこの冷熱を供給
すれば、従来の冷凍機を使用した貯蔵庫に比べ、
イニシヤルコスト及びランニングコストが少なく
て済むとの考えに至り、既に、第5図に示すよう
な低温貯蔵庫(特願昭60−285122(特開昭62−
142973号公報))を発明した。
これは、地盤Gの表面の掘削した外気に開口す
る掘削穴1を貯蔵場所として、掘削穴1の周囲の
地盤Gに埋設したヒートパイプ10により地盤G
を凍結させて前記掘削穴1内を冷却させる低温貯
蔵庫であつて、前記掘削穴1の周囲の地盤上に
は、掘削穴1の上面を覆う屋根7が配置され、か
つ、前記掘削穴1の側壁部3は、掘削穴1の開口
部に行くにしたがつて上り勾配の傾斜面に形成さ
れており、しかも、前記ヒートパイプ10は、掘
削穴1の側壁部3に沿つてその下端10bが掘削
穴1の床下部まで延出していることを特徴とする
ものである。
る掘削穴1を貯蔵場所として、掘削穴1の周囲の
地盤Gに埋設したヒートパイプ10により地盤G
を凍結させて前記掘削穴1内を冷却させる低温貯
蔵庫であつて、前記掘削穴1の周囲の地盤上に
は、掘削穴1の上面を覆う屋根7が配置され、か
つ、前記掘削穴1の側壁部3は、掘削穴1の開口
部に行くにしたがつて上り勾配の傾斜面に形成さ
れており、しかも、前記ヒートパイプ10は、掘
削穴1の側壁部3に沿つてその下端10bが掘削
穴1の床下部まで延出していることを特徴とする
ものである。
ところで、上記低温貯蔵庫にあつては、冬季に
過冷外気エネルギーを掘削穴1周囲の地盤中に凍
土Fおよび氷として蓄冷熱させることができ、逆
に温暖な春季および夏季などに前記蓄冷熱を利用
して掘削穴1内を低温に保つことができる、とい
つた優れた効果を奏するものであるが、貯蔵庫の
上部が屋根となつているために、たとえそれが断
熱体よりなるものであつても、もとより冷熱源と
しての期待はできるものではなく、したがつて屋
根に近い庫内上部はどうしても冷却されにくく、
庫内の温度分布が不均一になつてしまう、といつ
た改善すべき点があつた。また、これに加えて、
前記屋根7を断熱体として構成することは費用が
かかるといつた問題点があつた。
過冷外気エネルギーを掘削穴1周囲の地盤中に凍
土Fおよび氷として蓄冷熱させることができ、逆
に温暖な春季および夏季などに前記蓄冷熱を利用
して掘削穴1内を低温に保つことができる、とい
つた優れた効果を奏するものであるが、貯蔵庫の
上部が屋根となつているために、たとえそれが断
熱体よりなるものであつても、もとより冷熱源と
しての期待はできるものではなく、したがつて屋
根に近い庫内上部はどうしても冷却されにくく、
庫内の温度分布が不均一になつてしまう、といつ
た改善すべき点があつた。また、これに加えて、
前記屋根7を断熱体として構成することは費用が
かかるといつた問題点があつた。
「問題点を解決するための手段」
本考案に係る低温貯蔵庫は、地盤内に形成した
遮蔽空間を貯蔵場所として、前記空間の周囲を形
成する土層に埋設したヒートパイプにより凍土を
形成して該空間内を冷却させるもので、前記空間
の全周囲を保水性の高い含水土層で形成し、かつ
前記ヒートパイプを、前記空間の周囲を上下に巻
き込むと共に両端部を外気に露出させた形態で前
記含水土層に埋設してなるものである。
遮蔽空間を貯蔵場所として、前記空間の周囲を形
成する土層に埋設したヒートパイプにより凍土を
形成して該空間内を冷却させるもので、前記空間
の全周囲を保水性の高い含水土層で形成し、かつ
前記ヒートパイプを、前記空間の周囲を上下に巻
き込むと共に両端部を外気に露出させた形態で前
記含水土層に埋設してなるものである。
「作用」
前記構成によれば、冬季に過冷外気エネルギー
を、貯蔵空間周囲の土層中に凍土および氷として
蓄冷熱させることができ、温暖な春季および夏季
などのこの蓄冷熱エネルギーを利用して貯蔵空間
内を低温に、しかも温度分布の均一なものに保つ
ことができる。
を、貯蔵空間周囲の土層中に凍土および氷として
蓄冷熱させることができ、温暖な春季および夏季
などのこの蓄冷熱エネルギーを利用して貯蔵空間
内を低温に、しかも温度分布の均一なものに保つ
ことができる。
「実施例」
以下、本考案の実施例を第1図ないし第3図を
参照しながら説明する。第1図は本考案に係る低
温貯蔵庫Aの正面断面図を示すもので、図中符号
1で示すものは地盤Gを掘削して形成された掘削
穴である。掘削穴1は、図において紙面と垂直と
なる方向が長手方向となるように形成されている
ものである。掘削穴1の底面2および側壁3に
は、これらを一様に覆うように遮水シート4が敷
設されている。
参照しながら説明する。第1図は本考案に係る低
温貯蔵庫Aの正面断面図を示すもので、図中符号
1で示すものは地盤Gを掘削して形成された掘削
穴である。掘削穴1は、図において紙面と垂直と
なる方向が長手方向となるように形成されている
ものである。掘削穴1の底面2および側壁3に
は、これらを一様に覆うように遮水シート4が敷
設されている。
遮水シート4が内面に敷設された掘削穴1の内
部には、保水性の高い含水土5aにより含水土層
5が形成され、かつこの含水土層5の中央部には
掘削穴1の長手方向に沿つて延びる空洞状の空間
6が形成されている。つまり空間6は、その全周
囲が含水土5aにより囲繞されたものとなつてい
るわけであり、この空間6が食糧などの貯蔵物9
を冷却貯蔵するための貯蔵空間となるものであ
る。空間6の内壁は、コンクリートまたはライナ
ープレート等により一体的に形成された遮水壁体
8とされており、内部の空間6に水が侵入するの
を防ぐものとなつている。また、前記含水土5a
に含浸する水分としては、塩化ナトリウム等なる
べく凝固点効果作用の高い物質を溶解しているも
のが好ましい。さらに好ましくは、含水土層5
の、前記空間6の下部を構成する含水土5aとし
て、特に凍結しても著しい体積変化を生じない、
いわゆる凍土性の小さいものを使用する。このよ
うにした場合には、この含水土5aが凍結した際
に、土が持ち上がる現象を抑えることができ、空
間6を囲繞する前記遮水壁体8への悪影響を低減
することができる。
部には、保水性の高い含水土5aにより含水土層
5が形成され、かつこの含水土層5の中央部には
掘削穴1の長手方向に沿つて延びる空洞状の空間
6が形成されている。つまり空間6は、その全周
囲が含水土5aにより囲繞されたものとなつてい
るわけであり、この空間6が食糧などの貯蔵物9
を冷却貯蔵するための貯蔵空間となるものであ
る。空間6の内壁は、コンクリートまたはライナ
ープレート等により一体的に形成された遮水壁体
8とされており、内部の空間6に水が侵入するの
を防ぐものとなつている。また、前記含水土5a
に含浸する水分としては、塩化ナトリウム等なる
べく凝固点効果作用の高い物質を溶解しているも
のが好ましい。さらに好ましくは、含水土層5
の、前記空間6の下部を構成する含水土5aとし
て、特に凍結しても著しい体積変化を生じない、
いわゆる凍土性の小さいものを使用する。このよ
うにした場合には、この含水土5aが凍結した際
に、土が持ち上がる現象を抑えることができ、空
間6を囲繞する前記遮水壁体8への悪影響を低減
することができる。
そして、前記含水土層5には、この含水土層5
を凍結させて前記空間6を冷却するヒートパイプ
10が、前記空間6の周囲を上下方向に巻き込む
と共にその両端部を外気中に突出させた形態で埋
設されている。このヒートパイプ10は、空間6
の長手方向に沿つて等間隔に並設されている。
を凍結させて前記空間6を冷却するヒートパイプ
10が、前記空間6の周囲を上下方向に巻き込む
と共にその両端部を外気中に突出させた形態で埋
設されている。このヒートパイプ10は、空間6
の長手方向に沿つて等間隔に並設されている。
前記ヒートパイプ10は、十分脱気された長寸
の円筒状気密容器11内に作動流体を封入し、そ
の流体の相変化に伴つて熱移動が生じるように構
成したもので、図示例の場合、空間6を上下に取
り巻くヒートパイプ10は、外気に突出する前に
空間6の上部にて交叉し、その一部がラツプする
ような形態に埋設されたものとなつている。ま
た、ヒートパイプ10の外気に露出した両端(先
端)部は、熱交換の効率を上げるためにのフイン
12がその長さ方向に沿つて複数個突設されてい
る。
の円筒状気密容器11内に作動流体を封入し、そ
の流体の相変化に伴つて熱移動が生じるように構
成したもので、図示例の場合、空間6を上下に取
り巻くヒートパイプ10は、外気に突出する前に
空間6の上部にて交叉し、その一部がラツプする
ような形態に埋設されたものとなつている。ま
た、ヒートパイプ10の外気に露出した両端(先
端)部は、熱交換の効率を上げるためにのフイン
12がその長さ方向に沿つて複数個突設されてい
る。
図中、符号13は含水土層5に表面に敷設され
た断熱材を示すもので、特に夏季等の外気温の高
い時などに設けられるものである。
た断熱材を示すもので、特に夏季等の外気温の高
い時などに設けられるものである。
次に、このように構成された低温貯蔵庫Aの施
行方法およびその使用方法等を説明する。
行方法およびその使用方法等を説明する。
第1図に示すようにこの低温貯蔵庫Aを構築す
るには、まず、貯蔵場所の地盤の表面を掘削して
掘削穴1を形成した後、この掘削穴1内に遮水シ
ート4を敷設する。遮水シート4は掘削穴1の底
面2および側壁3を一様に覆うように、かつその
端部が掘削穴1の開口部より地表面にまで至る程
度に十分に広さを有したものとする。
るには、まず、貯蔵場所の地盤の表面を掘削して
掘削穴1を形成した後、この掘削穴1内に遮水シ
ート4を敷設する。遮水シート4は掘削穴1の底
面2および側壁3を一様に覆うように、かつその
端部が掘削穴1の開口部より地表面にまで至る程
度に十分に広さを有したものとする。
次に、遮水シート4の敷設された掘削穴1の底
部を含水土5aにより埋め戻す。この時の埋め戻
し高さとしては、掘削穴1の底面から遮水壁体8
の底面までの寸法のほぼ半分程度とする。
部を含水土5aにより埋め戻す。この時の埋め戻
し高さとしては、掘削穴1の底面から遮水壁体8
の底面までの寸法のほぼ半分程度とする。
上記の初期埋め戻しが施工されたら、第2図に
示すように、その上部にヒートパイプ10を、そ
の中央部がちようど埋め戻し部に位置するように
設置し、次いで、このヒートパイプ10の底部に
位置した部分が埋没するように再び含水土5aに
よる埋め戻しを、掘削穴1の約3分の1で埋まる
程度まで行う。前述したとおり、ここまでの埋め
戻しを行なう含水土5aとしては、凍土性の小さ
いものが望ましい。
示すように、その上部にヒートパイプ10を、そ
の中央部がちようど埋め戻し部に位置するように
設置し、次いで、このヒートパイプ10の底部に
位置した部分が埋没するように再び含水土5aに
よる埋め戻しを、掘削穴1の約3分の1で埋まる
程度まで行う。前述したとおり、ここまでの埋め
戻しを行なう含水土5aとしては、凍土性の小さ
いものが望ましい。
この状態となつたならば、この埋め戻された含
水土5a上に、予め組み立てられた遮水壁体8を
載置した後、前記ヒートパイプ10を遮水壁体8
の周囲に所定の間隔をもつて取り巻くように曲げ
てゆきながらその周囲の埋め戻しを行つてゆく。
この際、ヒートパイプ10は遮水壁体8の上部に
も十分に配設されたものとなるように、そこで交
叉させる。また、含水土5aによる埋め戻しは、
遮水壁体8および、ヒートパイプ10の交叉部が
十分に埋没されるように施工する。その後、必要
に応じて形成された含水土層5の表面に断熱材1
3を敷設して第1図に示すような低温貯蔵庫Aを
完成する。
水土5a上に、予め組み立てられた遮水壁体8を
載置した後、前記ヒートパイプ10を遮水壁体8
の周囲に所定の間隔をもつて取り巻くように曲げ
てゆきながらその周囲の埋め戻しを行つてゆく。
この際、ヒートパイプ10は遮水壁体8の上部に
も十分に配設されたものとなるように、そこで交
叉させる。また、含水土5aによる埋め戻しは、
遮水壁体8および、ヒートパイプ10の交叉部が
十分に埋没されるように施工する。その後、必要
に応じて形成された含水土層5の表面に断熱材1
3を敷設して第1図に示すような低温貯蔵庫Aを
完成する。
このような構成の低温貯蔵庫Aを使用するに
は、まず、冬季においてヒートパイプ10の上部
を、寒気により冷却し、ヒートパイプ10の周囲
に凍土Fを形成して過冷外気エネルギーを蓄え
る。すなわち、ヒートパイプ10の上部が冬季の
寒気によつて冷却されると、ヒートパイプ10内
の作動流体が凝縮し液化し、重力によつて管壁を
伝わつて流下する。この結果、冷熱が下部に運ば
れ、この運ばれた冷熱によつてヒートパイプ10
周囲の含水土層5が凍結させられて、ヒートパイ
プ10の周囲に、第3図に示すように、凍土Fが
形成される。そして、この現象が冬季において繰
り返され、ヒートパイプ10の周囲には凍土Fが
形成され、過冷外気エネルギー(冷熱エネルギ
ー)が含水土層5の中で凍土Fおよび氷という状
態で蓄熱されるのである。
は、まず、冬季においてヒートパイプ10の上部
を、寒気により冷却し、ヒートパイプ10の周囲
に凍土Fを形成して過冷外気エネルギーを蓄え
る。すなわち、ヒートパイプ10の上部が冬季の
寒気によつて冷却されると、ヒートパイプ10内
の作動流体が凝縮し液化し、重力によつて管壁を
伝わつて流下する。この結果、冷熱が下部に運ば
れ、この運ばれた冷熱によつてヒートパイプ10
周囲の含水土層5が凍結させられて、ヒートパイ
プ10の周囲に、第3図に示すように、凍土Fが
形成される。そして、この現象が冬季において繰
り返され、ヒートパイプ10の周囲には凍土Fが
形成され、過冷外気エネルギー(冷熱エネルギ
ー)が含水土層5の中で凍土Fおよび氷という状
態で蓄熱されるのである。
一方、温暖な春季および夏季においては、凍土
F中に蓄冷熱エネルギーが放出され、空間6内が
低温状態に保たれる。
F中に蓄冷熱エネルギーが放出され、空間6内が
低温状態に保たれる。
上記構成、作用の低温貯蔵庫Aによれば、地盤
を掘削後、埋め戻しにより形成した含水土層5の
中央部に設けた空間6を貯蔵場所として、その周
囲にヒートパイプ10を配設しただけで実施に供
することができるので、イニシヤルコストを低減
でき、またメインテナンスフリーなヒートパイプ
10によつて、凍土Fおよび氷などを形成するも
のであるから、ランニングコストもほとんど負担
とならない程度にまで大幅に低減される。さら
に、これに加え、貯蔵場所となる空間6はその全
周囲、とりわけその上部にまで含水土層5が形成
され、かつそこにヒートパイプ10が配せられた
ものとなるため、空間6の全周囲に凍土Fが形成
されるものとなる。これにより、空間6の全周囲
が0℃またはそれ以下の一定なる冷熱源となり、
空間6の温度分布を均一にし、かつその状態の保
持が可能となり、これにより庫内の温度制御も容
易なものとなる。なお、一単位のヒートパイプ1
0として、第5図に示すもののように2本用いて
左右を別々に分担するのではなく、実施例の如く
これを一本で構成することにより、両端部の加工
手間が約半分のものとなり、経済的である。な
お、ヒートパイプ10の最下端部は、凝縮した作
動液の液ためとなるため冷却能力が低下するおそ
れがある。これを防ぐために、第4図示すよう
に、最下端部にループ15を形成し、このループ
部に凝縮した作動液を溜めるようにすることもで
きる。
を掘削後、埋め戻しにより形成した含水土層5の
中央部に設けた空間6を貯蔵場所として、その周
囲にヒートパイプ10を配設しただけで実施に供
することができるので、イニシヤルコストを低減
でき、またメインテナンスフリーなヒートパイプ
10によつて、凍土Fおよび氷などを形成するも
のであるから、ランニングコストもほとんど負担
とならない程度にまで大幅に低減される。さら
に、これに加え、貯蔵場所となる空間6はその全
周囲、とりわけその上部にまで含水土層5が形成
され、かつそこにヒートパイプ10が配せられた
ものとなるため、空間6の全周囲に凍土Fが形成
されるものとなる。これにより、空間6の全周囲
が0℃またはそれ以下の一定なる冷熱源となり、
空間6の温度分布を均一にし、かつその状態の保
持が可能となり、これにより庫内の温度制御も容
易なものとなる。なお、一単位のヒートパイプ1
0として、第5図に示すもののように2本用いて
左右を別々に分担するのではなく、実施例の如く
これを一本で構成することにより、両端部の加工
手間が約半分のものとなり、経済的である。な
お、ヒートパイプ10の最下端部は、凝縮した作
動液の液ためとなるため冷却能力が低下するおそ
れがある。これを防ぐために、第4図示すよう
に、最下端部にループ15を形成し、このループ
部に凝縮した作動液を溜めるようにすることもで
きる。
また、本実施例においては、低温貯蔵庫Aの上
部が地盤Gの表面より若干盛り上がつた形態とな
つているが、これは前記掘削穴1の掘削深さに係
わるもので、たとえば掘削穴1を実施例のものよ
り深いものとして低温貯蔵庫Aの上面を地盤Gの
地表面と面一のものとすることもできる。
部が地盤Gの表面より若干盛り上がつた形態とな
つているが、これは前記掘削穴1の掘削深さに係
わるもので、たとえば掘削穴1を実施例のものよ
り深いものとして低温貯蔵庫Aの上面を地盤Gの
地表面と面一のものとすることもできる。
「考案の効果」
以上説明したとおり、本考案にかかる低温貯蔵
庫は、地盤内に形成した遮蔽空間を貯蔵場所とし
て、前記空間の周囲を形成する土層に埋設したヒ
ートパイプにより凍土を形成して該空間内を冷却
させるもので、前記空間の全周囲を保水性の高い
含水土層で形成し、かつ前記ヒートパイプを、前
記空間の周囲を上下に巻き込むと共に両端部を外
気に露出させた形態で前記含水土層に埋設してな
るものとしたので、地盤を掘削後、埋め戻しによ
り形成した含水土層の中央部に設けた空間を貯蔵
場所として、その周囲にヒートパイプを配設した
だけで実施に供することができるので、イニシヤ
ルコストを低減でき、またメインテナンスフリー
なヒートパイプによつて冬季の寒気を利用して、
凍土および氷などを形成するものであるから、ラ
ンニングコストもほとんど負担とならない程度に
まで大幅に低減される。さらには、これに加え、
貯蔵場所となる空間はその全周囲、とりわけその
上部にまで含水土層が形成され、かつヒートパイ
プが配せられたものとなるため、空間の全周囲に
凍土が形成されるものとなる。したがつて、空間
の全周囲が0℃またはそれ以下の一定なる冷熱源
となつて貯蔵空間を一定な低温状態にしかも温度
分布の均一なものとし、これにより庫内の温度制
御も容易なものとする、等の優れた効果を奏す
る。
庫は、地盤内に形成した遮蔽空間を貯蔵場所とし
て、前記空間の周囲を形成する土層に埋設したヒ
ートパイプにより凍土を形成して該空間内を冷却
させるもので、前記空間の全周囲を保水性の高い
含水土層で形成し、かつ前記ヒートパイプを、前
記空間の周囲を上下に巻き込むと共に両端部を外
気に露出させた形態で前記含水土層に埋設してな
るものとしたので、地盤を掘削後、埋め戻しによ
り形成した含水土層の中央部に設けた空間を貯蔵
場所として、その周囲にヒートパイプを配設した
だけで実施に供することができるので、イニシヤ
ルコストを低減でき、またメインテナンスフリー
なヒートパイプによつて冬季の寒気を利用して、
凍土および氷などを形成するものであるから、ラ
ンニングコストもほとんど負担とならない程度に
まで大幅に低減される。さらには、これに加え、
貯蔵場所となる空間はその全周囲、とりわけその
上部にまで含水土層が形成され、かつヒートパイ
プが配せられたものとなるため、空間の全周囲に
凍土が形成されるものとなる。したがつて、空間
の全周囲が0℃またはそれ以下の一定なる冷熱源
となつて貯蔵空間を一定な低温状態にしかも温度
分布の均一なものとし、これにより庫内の温度制
御も容易なものとする、等の優れた効果を奏す
る。
第1図ないし第3図はそれぞれ本考案の一実施
例を示すもので、第1図は低温貯蔵庫Aの正面断
面図、第2図は低温貯蔵庫Aの施工法を説明する
正面断面図、第3図は凍土Fの形成状況を示す正
面断面図。第4図は本考案の変形実施例を示すも
ので、低温貯蔵庫Aの正面断面図、第5図は本出
願人等が先に出願した低温貯蔵庫の正面断面図で
ある。 A……低温貯蔵庫、F……凍土、G……地盤、
1……掘削穴、4……遮水シート、5……含水土
層、5a……含水土、6……空間、8……遮水壁
体、10……ヒートパイプ、13……断熱材。
例を示すもので、第1図は低温貯蔵庫Aの正面断
面図、第2図は低温貯蔵庫Aの施工法を説明する
正面断面図、第3図は凍土Fの形成状況を示す正
面断面図。第4図は本考案の変形実施例を示すも
ので、低温貯蔵庫Aの正面断面図、第5図は本出
願人等が先に出願した低温貯蔵庫の正面断面図で
ある。 A……低温貯蔵庫、F……凍土、G……地盤、
1……掘削穴、4……遮水シート、5……含水土
層、5a……含水土、6……空間、8……遮水壁
体、10……ヒートパイプ、13……断熱材。
Claims (1)
- 地盤内に形成した遮蔽空間を貯蔵場所として、
前記空間の周囲を形成する土層に埋設したヒート
パイプにより凍土を形成して該空間内に冷却させ
る低温貯蔵庫であつて、前記空間の全周囲が保水
性の高い含水土層で形成され、かつ前記ヒートパ
イプは、前記空間の周囲を上下に巻き込むと共に
両端部を外気に露出させた形態で前記含水土層に
埋設されていることを特徴とする低温貯蔵庫。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19423886U JPH0413586Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | |
| US07/070,371 US4793146A (en) | 1986-07-08 | 1987-07-07 | Cold storage structure |
| CA000542054A CA1274096A (en) | 1986-12-17 | 1987-07-14 | Cold storage structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19423886U JPH0413586Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6399182U JPS6399182U (ja) | 1988-06-27 |
| JPH0413586Y2 true JPH0413586Y2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=16321275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19423886U Expired JPH0413586Y2 (ja) | 1986-07-08 | 1986-12-17 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0413586Y2 (ja) |
| CA (1) | CA1274096A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5388888B2 (ja) * | 2010-02-04 | 2014-01-15 | 株式会社ドーコン | 氷層を活用した冷温倉庫の建設方法 |
-
1986
- 1986-12-17 JP JP19423886U patent/JPH0413586Y2/ja not_active Expired
-
1987
- 1987-07-14 CA CA000542054A patent/CA1274096A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6399182U (ja) | 1988-06-27 |
| CA1274096A (en) | 1990-09-18 |
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