JPH0413631A - アナカルジウム・オクシデンタレ由来の物質 - Google Patents

アナカルジウム・オクシデンタレ由来の物質

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JPH0413631A
JPH0413631A JP2113456A JP11345690A JPH0413631A JP H0413631 A JPH0413631 A JP H0413631A JP 2113456 A JP2113456 A JP 2113456A JP 11345690 A JP11345690 A JP 11345690A JP H0413631 A JPH0413631 A JP H0413631A
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JP
Japan
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solvent
anacardium occidentale
substance
methanol
chloroform
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Application number
JP2113456A
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English (en)
Inventor
Kazuo Umezawa
一夫 梅澤
Takashi Koyano
喬 小谷野
Tomoko Hara
智子 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Eisai Co Ltd
Tonen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アナカルジウム・オクシデンタレ(^nsc
trdiim  occidentxle )から得る
ことができる新規の物質、その製造方法及び該物質を有
効成分として含有する抗腫瘍剤に関する。並びに、この
物質はチロシンキナーゼ阻害活性及びβ−グルコシダー
ゼ阻害活性を有することを特徴とじている。
(従来の技術) チロシンキナーゼ阻害剤: 癌遺伝子は種々のヒト腫瘍において点突然変異、転座、
増幅などの異常を起こしている例が数多く見い出され、
腫瘍の形成に重要な役割を果たしていると考えられてい
る。
癌遺伝子はSrC,rag、m7cなどに代表される幾
つかのグループに分類することができるが、最も研究の
進んでいるのはsrcファミリーの癌遺伝子である。こ
の癌遺伝子産物はタンパク質中のチロシン残基を特異的
にリン酸化する活性、すなわちチロシンキナーゼ活性を
もち、この活性が細胞の癌化を引起こすのに重要な役割
を果たしていると考えられている(M、  S、  C
o11etteら、N*jwre、  285. 16
7〜169 (1980)・T、Hon1erとB、 
M 5efton、 Proc、 N*t1.^c*d
、sci、UsA、、 77、 1311〜1315 
(1980) ’)。また、上皮増殖因子(EGF)、
血小板由来増殖因子(PDGF) 、インスリンなどの
増殖因子受容体にもsrcファミリーの癌遺伝子産物と
類似したアミノ酸配列のドメインがありチロシンキナー
ゼ活性をもつことが知られている( J、 Dovnv
srdら、N1tote、  307. 521〜52
7(1984) )。さらに、癌遺伝子のうち少なくと
もいくつかは本来正常な細胞の増殖に重要な役割を果た
している増殖因子や増殖因子受容体の遺伝子の変化した
ものであることが判明している( T。
YIIIIIOIOら、Ce1l、 35.71〜78
 (1983) ; C。
1、 B*Bm*n  ら、Ce l l、  45.
 649−656  (IH6> )。
このため、癌遺伝子産物の機能を阻害する物質の開発が
、癌の基礎研究及び化学療法の面から重要視されてきた
。これまでに開発されたチロシンキナーゼ阻害剤として
、ゲニスティンFT、へに1マ!mlら、J、  Bi
ol、  Chem、、  262. 5592〜55
95(19B7))、エルブスタチン(It、 Ume
ravx ら、1. A口tibiolics39、 
170〜173  (1986) )、ハービマイシン
A1(Y、Uehrrsら、Mol、Ce11.Bio
l、、  6. 2198−2206(1986)) 
、スタウロスポリン(中野作文ら(1987)日本農芸
化学会昭和62年度大会講演要旨集、p212、 2O
−19)などの微生物産生物質、並びにST638  
(T、5birsishi  ら、  Chem、Ph
grm、Bull、、36974−981 (198B
))のような化学的に合成された物質が知られている。
β−グルコシダーゼ阻害剤: 癌による死因の多くが、直接又は間接的に転移(+et
sstes目)に関係している。癌転移においては、細
胞表面に存在する糖タンパク質及び糖脂質が介在するこ
とが知られており、従って、β−グルコシダーゼが癌細
胞の転移に何らかの関与をしているものと考えられてい
る。実際、公知のβグルコシダーゼ阻害剤であるカスタ
ノスペルミンは転移抑制能のあることが報告されている
(MJ、 Hwsphrret  ら、C1vcer 
Res、  4L  5215−5222(198G)
  。
さらにまた、後天性免疫不全症候群(AIDS)の原因
病原体であるヒト免疫不全ウィルス(HIV)の感染過
程においても、β−グルコシダーゼが関与していること
が知られている。従って、β−グルコシダーゼ阻害剤は
HIV感染を阻害することが可能であり、この機構とし
て、該阻害剤がHIvのenvタンパク質の1つである
g p 120の正常な糖鎖形成を阻害することによっ
てウィルスの細胞への吸着を実質的に阻害すると考えら
れている(Rf^、 Gruters ら、Nx1ut
e  330. 74−77(1987))。
このようにβ−グルコシダーゼ阻害剤は、抗転移活性及
び抗HIV活性をもっことが考えられる。
(発明が解決しようとする課題) これまでに開発されたチロシンキナーゼ阻害剤は、上述
のとおり微生物が産生じたものか又は化学的に合成され
たものである。しかし、公知のチロシンキナーゼ阻害剤
のなかには、細胞膜透過性が悪い、血清中で不安定であ
るなどの欠点を有するものもある。また、正常細胞に影
響を及ぼさず、阻害活性が十分強く且つ特異性の高いチ
ロシンキナーゼ阻害剤はまだないといってよい。そのた
め、正常細胞と異なる癌遺伝子産物の構造及び機能を識
別し、癌遺伝子産物により強く作用する薬剤の開発が望
まれてきた。
さらにまた、1つの薬剤で癌の進展及び転移を同時に阻
害又は抑制し得るものは知られていない。
本発明は、チロシンキナーゼ阻害活性及びβ−グルコシ
ダーゼ阻害活性を有することを特徴とする、アナカルジ
ウム・オクシデンタレから得ることができる物質、その
製造方法並びに該物質を有効成分として含有する抗腫瘍
剤を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明者は各種の植物の溶
媒抽出物について、チロシンキナーゼ阻害活性及びβ−
グルコシダーゼ阻害活性を有するものを鋭意探索したと
ころ、アナカルジウム・オクシデンタレの抽出物に特に
優れた活性が存在することを見出し、本発明を完成させ
るに至った。
特に、チロシンキナーゼ阻害剤は、従来、微生物由来及
び合成由来のものがほとんどであったが、本発明物質の
ような植物体からのチロシンキナーゼ阻害物質はこれま
で全く知られていなかった。
アナカルジウム・オクシデンタレは、ウルシ科に属する
熱帯植物であって、その果皮の乳液はウルシの原料又は
染料として、また果皮を取り去った残りの種子(もしく
は実)は食品として利用されている。
本発明物質は、アナカルジウム・オクシデンタレを溶媒
で抽出する段階と、得られた抽出物を液体クロマトグラ
フィーに掛けて精製する段階とを包含する方法により製
造することができる。
本発明物質の製造に使用する原料アナカルジウム・オク
シデンタレとしては、チロシンキナーゼ阻害活性及び/
又はβ−グルコシダーゼ阻害活性成分を含有する全ての
種類のものを包含するが、好ましくはアナカルジウム・
オクシデンタレ・エル(^n1csrdiwIIoee
ident11e  L、)である。
原料のアナカルジウム・オクシデンタレは、その果皮又
は果皮を含む種子(もしくは実)が好ましく、保存時の
腐敗を防止するために乾燥し、さらに粉砕したものを使
用するのが好ましい。
また、抽出段階で使用する炭化水素溶媒としては、炭化
水素類たとえばペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、石油エーテル、石油ベンジン。
リグロイン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼンなどiハロゲン化炭化水素類たとえばクロロホル
ム、メチレンクロライド、四塩化炭素、など;アルコー
ル類たとえばメタノール、エタノール、ブタノール、な
ど;又はこれらの混合溶媒が挙げられ、特にヘキサン、
クロロホルム。
メタノールが好適である。もちろん、これらの溶媒以外
の同様の抽出能力をもつ他の溶媒も使用し得る。有機溶
媒の量は特に限定されないが、本発明の単離物質が抽出
され得る量であればよく、好ましくはアナカルジウム・
オクシデンタレの果皮を含む種子(もしくは実)50g
(乾燥重量)当たり 100〜10100Oである。抽
出温度も特に限定されないが、本発明の単離物質が抽出
され得る温度であればよく、好ましくは室温〜65℃、
より好ましくは室温〜45℃である。抽出時間は温度に
より異なるが、例えば室温〜45℃で抽出する場合1〜
12hrである。抽出段階での圧力は特に限定されない
が、抽出は通常常圧で実施される。なお、抽出は抽出率
に応じて2回以上繰り返してもよい。
アナカルジウム・オクシデンタレ抽出物からさらにチロ
シンキナーゼ/β−グルコシダーゼ阻害活性をもつ成分
を単離するために、さらに抽出物を直接又は−旦濃縮し
た後に液体クロマトグラフィーに掛けて精製する。
本発明の実施態様によれば、液体クロマトグラフィーは
シリカゲルクロマトグラフィーと分子ふるいクロマトグ
ラフィーとを包含し得る。さらに詳しくは、抽出段階で
得られた抽出物を一旦濃縮した後、KicselHel
 60を充填したカラムを用い、且つクロロホルム:メ
タノール=  100:O〜100:5の展開系でシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーを行うこと;展開系を
クロロホルム:メタノール:濃アンモニア水=  10
0:0:0.1〜100:5:0.1に代えて同様にク
ロマトグラフィーを行うこと;並びに5ephsdex
 Lト20を充填したカラムを用い、且つメタノールを
展開系として分子ふるいクロマトグラフィーを行うこと
によって本発明物質を精製することができる。
チロシンキナーゼ阻害活性及びβ−グルコシダーゼ阻害
活性をもっことを特徴とする本発明物質は以下の物理化
学的及び分光学的性質を有する。
fl)  溶媒に対する溶解性:へキサン、クロロホル
ム、酢酸エチル、メタノール、ジメチルスルホキシドに
可溶性であり、水に不溶性である。
(b)  薄層クロマトク7フイ: Rf=0.46 
(担体シリカゲル;展開溶媒クロロホルム:メタノール
:濃アンモニア水=10: 2 : 0.05)。
(c)  UVスペクトル:λ□、 300 ns (
IF媒メ9ノール)(第1図参照)。
(t)   ’H−NMRスペクトル:溶媒重クロロホ
ルム;δppa+ : 0.9. 1.0〜1.7.2
.0. 2.75゜5.0. 5.3. 5.8.6.
55.6.95. 7.5(第2A及び2B図参照)。
さらに、本発明物質の抗菌活性は弱く、例えば5tsp
h71ococcus  Jureus  FDA  
209P、  BscillosATCC10702に
対する最小阻止濃度(MIC)は12、54 / ml
、E、 coli K−12,c*ndids  1l
bicsns3147に対するMICはl G 011
1 / 011以上、及びPseudomonss  
*eroginoss  A 3に対するMICは50
埒/m1以上であった。
本発明物質はチロシンキナーゼ阻害活性を有することを
特徴としている。具体的には、アナカルジウム・オクシ
デンタレから本発明方法によって単離された物質を、ヒ
ト上皮癌A 431細胞から調製した細胞膜(チロシン
キナーゼ含有)にEGF。
[γ−32P] ATP、合成ペプチド基質RR−8R
Cと共に作用させるとき、リン酸化されたRR−8RC
の放射活性の測定から、本発明物質がEGF受容体のチ
ロシンリン酸化を阻害することが判った。そのチロシン
キナーゼ阻害活性は、後述の実施例に記載の方法を用い
て得たヘキサン抽出物でテストしたとき、最終濃度10
04/mlで90%のチロシンリン酸化阻害を示した(
第1表)。また、チロシンリン酸化を50%阻害すると
きの阻害剤濃度IC,。は19〜/@lであった。
さらにまた、本発明物質はβ−グルコシダーゼ阻害活性
を有することを特徴としている。具体的には、酢酸ナト
リウム緩衝液(pl+5.3)中、アーモンド由来のβ
−グルコシダーゼを酵素とし且つバラニトロフェニル−
β−D−グルコピラノシドを基質とした加水分解反応系
に、本発明の阻害剤を添加したときの阻害率をp−ニト
ロフェノールの生成量を測定することにより決定した。
その結果、本発明物質は、最終濃度1004/mlで9
4%のβ−グルコシダーゼ阻害を示した(第2表)。
また、β−グルコシダーゼ活性を50%阻害するときの
阻害剤濃度IC9,は19/#/mlであった。
本発明物質は、正常細胞に対してよりもむしろ腫瘍細胞
に対して特に強い細胞毒性を示した。即ち、マウス細胞
系L929に対しては1000鱈/mlでもその細胞増
殖を全く阻害せず、一方、ヒト子宮頚癌由来の1(eh
細胞に対しては 125埒/mlで強い細胞毒性を与え
た。この結果は、本発明物質が低毒性であり且つ抗癌作
用を有することを示唆するものである。
従って、本発明はさらに、本発明の物質を有効成分とし
て含有する抗腫瘍剤をも提供する。
本発明の抗腫瘍剤は主として経口投与されるが、緊急を
要する場合には静脈内投与を行ってもよく、本発明は投
与方法によって特に限定されない。成人1日当たりの投
与量は投与方法によって異なる。
主たる投与方法である経口投与の場合で言えば、0.1
−1.0 gが好ましい1日当たりの投与量である。し
かし、本発明は投与量によって限定されない。また、有
効成分である本発明物質は、上述のとおり、正常細胞に
対してきわめて低毒性である。
以下の実施例により、本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はその実施例に限定されるものではない。
(実施例) 天日で乾燥後、粉砕されたアナカルジウム・オクシデン
タレ・エル(^■c*rdiom  occident
sleL、)の果皮を含む種子(もしくは実)50gを
加熱器、撹拌機及びコンデンサーを備え付けたILのガ
ラス容器に入れ、ヘキサン200m1を加え、撹拌下、
室温で半日間抽出した。抽出後、濾過により抽出液と固
体残渣とに分離し、次いで固体残渣を同様の操作でさら
に2回抽出した。3回分の抽出液を合わせて減圧下にヘ
キサンを加熱留去し、ついで得られた残渣を凍結乾燥し
て茶褐色の粘稠液状物質16.3 gを得た。この液状
物質をヘキサン抽出物と称する。
次に、この液状物質600.を、I+igse1gel
 6G (メルク社製)を充填したシリカゲルカラム(
34φ×62 m )上に載置し、クロロホルム:メタ
ノールの混合溶媒100: o、  100: 2及び
100:5を用いて100m1ずつこの順番で段階溶出
した。このとき、活性成分は溶媒比100:5で溶出さ
せた画分中に回収された。活性画分を集め、減圧下に溶
媒を蒸発乾固した。
得られた残渣を上記と同様のカラム上に載置し、クロロ
ホルム:メタノール二濃アンモニア水の混合溶媒100
: O: 0.1 、 100: 1 : O,t 。
100: 2 : 0.1及び100: 5 : 0.
1を用いてそれぞれ100m1ずつこの順番で段階溶出
した。このとき、活性成分は溶媒比11111: 5 
: 0.1で溶出させた両分中に回収された。活性画分
を含む溶出液を減圧乾固した。
更に、得られた残渣を5epha+Iex LH−20
(ファルマシア社製)を充填したカラム(19φX58
0m)上に載置し、メタノールを溶媒として分子ふるい
クロマトグラフィーを行い、活性画分を集め、減圧下に
乾固して赤褐色油状物25■を得た。この物質はチロシ
ンキナーゼ阻害活性とβ−グルコシダーゼ阻害活性をと
もに有していた。この阻害剤の物理化学的及び分光学的
性質は以下のとおりであった。
(a)シリカゲル薄層クロマトグラフィー二Rt =0
−46 (CHa!3 : MeOH: NH40ト1
0 : 2G、 O5)。
(b)溶解性:ヘキサン、クロロホルム、酢酸エチル、
メタノール、ジメチルスルホキシドに可溶、水に不溶で
ある。
(c)UVスペクトル:濃度10/#/ml−メタノー
ルのときλ。am 3110 n−0 (d)  ’H−NMRスペクトル:(CDCj!s。
δ) 0.9 、 1.0−1.7 、 2.0.2.
75. 5.0゜5.3 、 5.8.6.55.6.
95.7.5 ppm 0[11] A431細胞膜の
調製 ヒト上皮癌A431細胞を底面積1757のプラスチッ
クフラスコ中で5%子牛血清を含むDMEM(Dnlb
ecco’ s modi+icd Esgle″s 
l1edi■)で37℃で培養した。培地を捨て、ハー
ベスティングソル−シ* :/ (0,05Mホ’y酸
、0.151 Pis(11,1mMMKCfh 、1
mM  C5Qlz 、pH7,2)適量で洗浄後ハー
ベスティングソルーションを少量加えて、増殖したA4
31細胞をラバーポリースマンではがし、45DX g
で10分間遠心して沈澱した細胞を集めた。
細胞の体積と等量のハーベステインクソルーションを加
えよく懸濁させ、−80℃で保存した。
以下に示した手順は0℃で行った。上記で得たA 43
1細胞の懸濁液をエクストラクティングソルーシa ン
(0,02M*”酸、0.2mM EDT^、pHI’
11.2)100倍量中に滴下し分散させた。10分間
撹拌することにより、細胞は浸透圧で破裂し細胞膜は断
片状になり、細胞質はゲル状になった。
8倍量の(1,5Mホウ酸溶液(pH1[1,2)を添
加し5分間撹拌後、ナイロンガーゼでゲル状の細胞質を
除き 450X gで10分間遠心して得た上澄みを1
2、0OOX gで30分間遠心後得られた粗細胸膜画
分を35%(W/W)ショ糖を含むP B S (pb
osphNebuffeted gtlinC)溶液上
にのせ、その上にPBSを少量のせて24.0OOX 
gで1時間遠心分離を行った。35%ショ糖PBS溶液
界面に集まった細胞膜断片を集め、P B Sヲ添加シ
100.000x gテlO分間遠心分離を行い、得ら
れた沈澱をA431細胞膜標品とした。
[m]チロシンキナーゼ阻害活性の測定ヒト上皮癌A 
431細胞から調製した細胞膜溶液(4■/ml蛋白質
) 11Uj!に、EGF (1〜/m1)6μsを含
有する 20 mM HEPESバッファ(HEPE8
0.48g、MnCj!219.7a及びB S A 
12.5w/10Gml水、 pH7,2)溶液29成
と上記[I]で調製した本発明物質(2■/ml;溶媒
ジメチルスルホキシド)6誠とを加え、0℃で10分間
ブレインキュベートした。次に、ペプチド基質RR−8
RC(ペプチド研究新製; 12.5■/ ml) 5
1112及び[γ−32Pl ATP (NEN製; 
9 Ci/mmol) 10IJiをさらに加えて0℃
で30分間反応させた。10%トリクロロ酢酸水溶液2
5i111と牛血清アルブミン(10■/m1)6μと
を加えて反応を止めた後、N、 0OOBで5分間遠心
分離を行い、上清を得た。この上清(45Jjjりをフ
ォスフオセルロースペーパー(ワットマンP81. 2
cmx2am)に吸着させた後、30%酢酸水溶液中で
10分間洗浄し、さらに15%酢酸水溶液中で10分間
ずつ3回洗浄した。最後に、ぺ一ハーヲアセトン洗浄、
乾燥し、フオスフオセルロース紙の32p−放射活性を
、チェレンコフ効果により液体シンチレーションカウン
ター(Beckmin社製LS−5000TD)を用い
て測定した。このとき、本発明物質を添加しない場合の
チロシンキナーゼ活性を100%として、阻害率を算出
した。結果を第1表に示した。
第  1  表 阻害物質濃度′) (〜/ml) 阻害率 (%) 0.75 12.5 本発明物質(ヘキサン抽出物)では、濃度依存的にチロ
シンキナーゼ阻害率が向上し、濃度100埒/mlのと
き阻害率gO%を示した。また、阻害率50%となると
きの阻害剤濃度IC,。は191R1/ mlであった
[IV] β−グルコシダーゼ阻害活性25mMの酢酸
ナトリウム緩衝液(pH5,3)  440μを試験管
に入れ、それにアーモンド由来β−グルコシダーゼ(シ
グマ社、0.2■/ml)を6μs、本発明物質を5m
(20■/m1)ずつ添加し37℃で、3分間ブレイン
キュベートした。本発明物質は予めDMSOに溶解させ
て用いた。基質として50mMのp−ニトロフェニル−
β−グルコピラノシド(シグマ社)を50/il添加後
、10分間37℃でインキュベートした。10分後、 
04Mグリシンバッファー (pH10,4)を2.5
ml添加して反応を止め、分光光度計(東京PIIOT
OELECTRICCo、 LTD、)で410 nm
で反応後に生じる、パラニトロフェノールの吸光度を測
定した。このとき、本発明阻害剤を添加しない場合のβ
−グルコシダーゼ活性を 100%として阻害率を産出
した。
その結果、本発明物質は表2に示すようなβ−グルコシ
ダーゼ阻害活性をもつことが明らかとなった。また阻害
曲線から求めたIC9Qは19〜/mlであった。
第 表 阻害物質濃度 (縛/ ml ) ネ) 阻害率 (%) あるため、この物質は癌遺伝子産物の機能の解明や癌の
化学療法に有効に使用し得ることが期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アナカルジウム・オクシデンタレ・エルの果
皮を含む種子から単離した本発明物質の4し杏 UVスペクトルであり、また第2A及び2B図はその 
IH−NMRスペクトルである。 (発明の効果)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アナカルジウム・オクシデンタレから得ることが
    でき、下記の物性値: (a)薄層クロマトグラフィー: R_f=0.46(担体シリカゲル、展開溶媒クロロホ
    ルム:メタノール:濃アンモニア水= 10:2:0.05)、 (b)UVスペクトル: λ_m_a_x300nm(溶媒メタノール) (c)^1H−NMRスペクトル: 溶媒重クロロホルム;δppm:0.9、1.0〜1.
    7、2.0、2.75、5.0、5.3、5.8、6.
    55、6.95、7.5、及び (d)溶媒に対する溶解性: ヘキサン、クロロホルム、酢酸エチル、メタノール、ジ
    メチルスルホキシドに可溶性であり、水に不溶性である を有し、並びにチロシンキナーゼ阻害活性及びβ−グル
    コシダーゼ阻害活性を有する物質。
  2. (2)アナカルジウム・オクシデンタレがアナカルジウ
    ム・オクシデンタレ・エルである請求項1に記載の物質
  3. (3)請求項1に記載のアナカルジウム・オクシデンタ
    レから得ることができる物質の製造方法であって、アナ
    カルジウム・オクシデンタレを溶媒で抽出する段階、及
    び 得られた抽出物を液体クロマトグラフィーに掛けて精製
    する段階 を包含することを特徴とする方法。
  4. (4)前記アナカルジウム・オクシデンタレがアナカル
    ジウム・オクシデンタレ・エルである請求項3に記載の
    方法。
  5. (5)前記溶媒が炭化水素溶媒、ハロゲン化炭化水素溶
    媒、アルコール溶媒、又はこれらの混合溶媒である請求
    項3又は4に記載の方法。
  6. (6)前記炭化水素溶媒がヘキサンである請求項5に記
    載の方法。
  7. (7)前記ハロゲン化炭化水素溶媒がクロロホルムであ
    る請求項5に記載の方法。
  8. (8)前記アルコール溶媒がメタノールである請求項5
    に記載の方法。
  9. (9)前記液体クロマトグラフィーがシリカゲルクロマ
    トグラフィー及び分子ふるいクロマトグラフィーを包含
    する請求項3〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. (10)請求項1に記載のアナカルジウム・オクシデン
    タレから得ることができる物質を有効成分として含有す
    る抗腫瘍剤。
  11. (11)前記アナカルジウム・オクシデンタレがアナカ
    ルジウム・オクシデンタレ・エルである請求項10に記
    載の抗腫瘍剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1995013820A1 (en) * 1993-11-19 1995-05-26 Eisai Co., Ltd. Use of an agent which modulates tyrosine phosphorylation for modulating the permeability of a psychological barrier
US6312686B1 (en) 1993-11-19 2001-11-06 Eisai Co., Ltd. Modulating the permeability of a physiological barrier with an agent that modulates tyrosine phosphorylation

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