JPH04136531A - Frp板ばね及びその製造方法 - Google Patents
Frp板ばね及びその製造方法Info
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- JPH04136531A JPH04136531A JP2258429A JP25842990A JPH04136531A JP H04136531 A JPH04136531 A JP H04136531A JP 2258429 A JP2258429 A JP 2258429A JP 25842990 A JP25842990 A JP 25842990A JP H04136531 A JPH04136531 A JP H04136531A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- matrix resin
- leaf spring
- roving
- alicyclic epoxy
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- Springs (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、FRP板ばねおよびその製造方法に関する
。 〔従来の技術〕 最近の自動車等の車両や航空機では、主として燃料消費
効率の向上を目的として軽量化が図られており、その−
手段としてばね材の軽量化が求められている。また、各
種の産業機械においても、種々の目的から軽いばね材が
求められ、ここにおいて、強化繊維とマトリックス樹脂
との組合せによって優れた機械的特性を有するFRPに
注目され、新しい工業材料としてばね材への用途の展開
が行われている。 従来のFRP板ばねは、マトリックス樹脂にエポキシ樹
脂やポリエステル樹脂を使用したもので。 炭素繊維やガラス繊維のロービング材をばね素材として
、マトリックス樹脂をそれに含浸させたものであった。 〔発明が解決しようとする課題〕 FRPにおいて、マトリックス樹脂は、強化繊維を一体
化し、それとの結合を介して樹脂が持つ物性上の欠点を
補いながら、その特性を成形品の中に保持するという重
要な役割を果たすものである。 また、マトリックス樹脂に要求される物理的諸性質とし
ては、高い靭性や強度の他、成形作業性が良好なこと、
耐熱性を具備していること等が挙げられる。 しかし、従来、マトリックス樹脂の選定やぼね素材の構
成等から、そのような諸特性を十分に具備した板ばねは
なかった。 この発明は、上記のような実情に鑑みて、高強度・高剛
性で耐熱性に優れ、且つ作業性の良好なFRP板ばね及
びその製造方法を提供することを目的とした。 〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するために、この発明者等は、種々実
験と研究を重ねた結果、マトリックス樹脂には、バラン
スのとれた物性、成形の容易さ、強化材との良好な接着
性、さらに耐熱性が良好という研究結果から、脂環式エ
ポキシ樹脂を選定し、この発明を完成するに至った。 即ち、この発明の構成は次の通りである。 1)FRP板ばねについては、強化繊維からなるロービ
ング材1の間に、同じく強化繊維からなるクロス2を積
層し、マトリックス樹脂Mが脂環式エポキシ樹脂である
ものである。 2)FRP板ばねの製造方法については、FW法により
強化繊維からなるロービング材1を形成するとともに、
ロービング材1の間に強化繊維からなるクロス2を積層
し、マトリックス樹脂Mに脂環式エポキシ樹脂を使用す
るものである。 〔作 用〕 FRP板ばね及びその製造方法を上記のように構成した
から、FRP板ばねの製造の作業能率を高めることがで
き、また、複合材としての特性が発揮された高強度・高
剛性の板ばねを得ることができた。これは、前記したよ
うに脂環式エポキシ樹脂がバランスのとれた物性を有す
ること、成形が容易であること、強化材との良好な密着
性や耐熱性が良好なこと等が第一義的に考えられる。 そこで、板ばねSの構造においては、マトリックス樹脂
Mが強化繊維と親和性が良好なことから、板厚方向のク
ラックが改善され、ねじれに対する補強が強化される。 また、製造方法においては、FW法により特に能率的に
板ばねSの製造をなすことができる。 なお、脂環式エポキシ樹脂には、環状オキシラン型、芳
香族含有型、グリシジルエーテル型、グリシジルエステ
ル型 次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 実施例は、炭素繊維のロービング材1やクロス2を併用
したミニ板ばねSの圧縮成形をFW法によった場合であ
って、クロス2の挿入枚数を2層及び6層に分けて試作
し、その試作板ばねSについて各種評価試験等を行った
。 マトリックス樹脂については、脂環式エポキシ樹脂(■
アサヒ化学研究所製、EX−1,9)を使用し、それに
酸無水物系硬化剤(上記EX−19用硬化剤)を混合し
てマトリックス樹脂Mとする。 FRPの構成材料の物性値は次の表1の通りである。 表I FRPの構成材料の主な物性値等の種類がある
。なかでも、グリシジルエーテル型は、低粘度、且つ、
接着性、耐熱性等に優れているため、最も使用に適して
いる。 〔実施例〕 ロービング材1の一方向強化炭素繊維の欠点を補完する
目的で用いた炭素繊維クロス2の仕様については、フィ
ラメント数1000本、重さ119g/rrrとした。 FW法は、第1図に示すように、ボビンに巻いたロービ
ング材1の炭素繊維1aを樹脂含浸装置5を通過させた
後、コア6に巻き上げる方法を採用した。 クロス積層構造(挿入枚数72層及び6M)については
、所定のFW成形段階でハンドレアツブ方式により挿入
した。樹脂を含浸させたロービング材1及びクロス2が
所定重量に達した後、シーズヒータを組み込んだ上型(
板ばね成形部:R900ma+)及び下型からなる金型
によりホットプレス成形を行った。 成形荷重は、金型温度が50℃に達した時点で徐々に加
え、ストッパーに隙間がなくなるところで荷重(約15
を前後)を保持し続けた。成形温度は、100℃で10
分間保持した後、160℃まで昇温させた。 成形試料は離型後、アフターキュアを160℃で3時間
施した。第2図は、このようにして成形した板ばねSの
外観を示し、ループ型となっている。 ループ型の成形試料より削り出した評価用試験体は、イ
ンストロン型室ひずみ試験機により曲げ試験等を行った
。また、板ばねSの繰り返し曲げ試験は、小型油圧加振
機を使用した。 失簾藍果及U工棗 次に、上記試作板ばねSについての実験結果及びそれに
ついて考察する。 第3図は、繊維と樹脂の分散性を検討するために、板ば
ねSの断面写真を示したも、のである。 ロービング材1の一方向強化繊維とマトリックス樹脂M
の状態は、繊維の分散性が全体的に良好であり、樹脂も
繊維を包む形で含浸している。また、クロス2部分にお
いても同様である。 (])曲げ強さ及′び曲げ弾性率 第4図は、炭素繊維の含有率と曲げ強さ及び曲げ弾性座
の関係を示す。図中には、比較のためクロス積層のみ(
マトリックス樹脂は同じく脂環式エポキシ樹脂)の結果
も合わせて示した。図より、FW法による炭素繊維FR
P(本実施例の仮ばねSの場合は、後記するようにOl
oおよびゑ、ムで示される)の曲げ強さは、はゾ110
〜130 kg f / tm ”の範囲にあり、クロ
ス積層のみのような大きな変化は認められなかった。ま
た、クロス積層の時に比べて、FW法による炭素繊維F
RPの曲げ強さは、Vf(強化繊維体積含有率)が60
%前後で約35〜40kgf/閣2向上させることがで
きた。 これは、FW法により、繊維の積層方向が力の作用方向
に対して同じになったためと考えられる。 また、曲げ強さはVfが60数%前後で最大値を示し、
70%以上では低下する傾向にある。これは。 繊維−本一本の周囲を包括するためのマトリックス樹脂
がはじき出され、界面において繊維と接着するための樹
脂量が不十分になるためと考えられる。また1曲げ弾性
率は、Vfの増加とともにはゾ直線的に上昇している。 これは、繊維の剛性が曲げ弾性率に直接的に関与してい
るためと考える。 また、クロス積層法に比べ曲げ弾性率は、約3×10″
〜4 X 103kgf/m+2向上させることができ
た。 ばねへの適用を検討した場合、Vfは曲げ強さが低下せ
ず、しかも弾性率が約8.5 X 103kgf/m”
前後を取ることが出来る含有率65%前後に設定するこ
とが望ましい0図中の0、C及びΔ、ムは、耐ねじり強
度を付加するためにFW法によるVfが65%のうち、
約10%弱をクロス(2層積層構造)。 及び30%弱をクロス(6層積層構造)に置き換えて挿
入した試料の試験結果である。図より、クロスの2層積
層構造では、曲げ強さ及び弾性率において、FW法に比
べほとんど差異は認められない。 また、6層積層構造では、曲げ強さで15kgf/■1
、弾性率で700 kg f / tn ”前後低下し
ている。 (2)耐熱特性 第5図は、30℃における引張り弾性率(DMA)試験
機を100%とし、それより5%低下した時の温度とV
fとの関係を示した一例である。図より耐熱温度は含浸
しているマトリックス樹脂の量に影響されるため、Vf
の増加とともに上昇する傾向にある。クロス積層法の場
合は、160〜170℃、FW法では170〜180℃
の範囲にあり、はソ10℃程度の差が認められる。Vf
が65%一定で、FW−クロス2枚1)及び6枚(0)
の積層構造では、FW法とほとんど同じ耐熱温度を示し
、は7180℃前後であった。 (3)繰り返し曲げ試験 別紙に示す表2は、板ばねSの繰り返し曲げ試験の結果
である。試験は、部分片振りによる3、也曲げ(スパン
L=191閣)とし、繰り返し曲げ試験中に発生する最
大応力は、その材料の曲げ応力の95%となるように初
期設定を行い、試験周波数は10Hz、変位が±4mの
加振条件で制御した。また、繰り返し寿命回数は、板ば
ねSの疲労破断又は外観に損傷が生じた回数とした。F
W法により製作した一方向強化材では、破断に至るまで
の繰り返し回数は、Vfの増加とともに増大する傾向に
あった。一方、FW法とクロス積層法を組み合わせたも
のでは、FW法と比較して一桁少ない回数でクロス層の
剥離が発生したが、これは、マトリックス樹脂が脂環式
エポキシ樹脂以外の樹脂である場合よりも少ない回数で
ある。 第6図は、板ばねの破壊の様相を示したものである。た
だし、クロス層を組み合わせた材料は、106回まで加
振後、曲げにより強制的に破断させたものである。図よ
り、一方向強化のみでVfが75%では、破断後、強化
方向の繊維がバラバラの状態になっており、炭素繊維を
十分に集束するためのマトリックス樹脂が足りない状態
にあるものと考えられる。Vfを64%とすることによ
り、Vfが75%の時のようにバラバラな破断状態は避
けることができる。しかし、繊維の強化方向と垂直な2
方向、即ち板厚方向、横方向のクラックが認められた。 FW法−クロス積層法を組み合わせた本発明の場合であ
ると、板厚方向のクラックは改善され、ねじれに対する
補強効果が期待されることが解かる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、強化繊維から
なるロービング材の間に、同じく強化繊維からなるクロ
スを積層したから、板厚方向に対するねじれに強力で高
強度・高剛性の耐熱性板ばねを得ることができ、また、
マトリックス樹脂に脂環式エポキシ樹脂を使用したので
、製造の作業性が良好であり、耐熱性にも優れた板ばね
を製造することができるという優れた効果がある。 FRP板ばねの製造方法においては、FW法−クロス積
層法によるために作業性が非常に良好であり、特に高強
度・高剛性の板ばねの製造を能率的になし得るという効
果を併有する。
。 〔従来の技術〕 最近の自動車等の車両や航空機では、主として燃料消費
効率の向上を目的として軽量化が図られており、その−
手段としてばね材の軽量化が求められている。また、各
種の産業機械においても、種々の目的から軽いばね材が
求められ、ここにおいて、強化繊維とマトリックス樹脂
との組合せによって優れた機械的特性を有するFRPに
注目され、新しい工業材料としてばね材への用途の展開
が行われている。 従来のFRP板ばねは、マトリックス樹脂にエポキシ樹
脂やポリエステル樹脂を使用したもので。 炭素繊維やガラス繊維のロービング材をばね素材として
、マトリックス樹脂をそれに含浸させたものであった。 〔発明が解決しようとする課題〕 FRPにおいて、マトリックス樹脂は、強化繊維を一体
化し、それとの結合を介して樹脂が持つ物性上の欠点を
補いながら、その特性を成形品の中に保持するという重
要な役割を果たすものである。 また、マトリックス樹脂に要求される物理的諸性質とし
ては、高い靭性や強度の他、成形作業性が良好なこと、
耐熱性を具備していること等が挙げられる。 しかし、従来、マトリックス樹脂の選定やぼね素材の構
成等から、そのような諸特性を十分に具備した板ばねは
なかった。 この発明は、上記のような実情に鑑みて、高強度・高剛
性で耐熱性に優れ、且つ作業性の良好なFRP板ばね及
びその製造方法を提供することを目的とした。 〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するために、この発明者等は、種々実
験と研究を重ねた結果、マトリックス樹脂には、バラン
スのとれた物性、成形の容易さ、強化材との良好な接着
性、さらに耐熱性が良好という研究結果から、脂環式エ
ポキシ樹脂を選定し、この発明を完成するに至った。 即ち、この発明の構成は次の通りである。 1)FRP板ばねについては、強化繊維からなるロービ
ング材1の間に、同じく強化繊維からなるクロス2を積
層し、マトリックス樹脂Mが脂環式エポキシ樹脂である
ものである。 2)FRP板ばねの製造方法については、FW法により
強化繊維からなるロービング材1を形成するとともに、
ロービング材1の間に強化繊維からなるクロス2を積層
し、マトリックス樹脂Mに脂環式エポキシ樹脂を使用す
るものである。 〔作 用〕 FRP板ばね及びその製造方法を上記のように構成した
から、FRP板ばねの製造の作業能率を高めることがで
き、また、複合材としての特性が発揮された高強度・高
剛性の板ばねを得ることができた。これは、前記したよ
うに脂環式エポキシ樹脂がバランスのとれた物性を有す
ること、成形が容易であること、強化材との良好な密着
性や耐熱性が良好なこと等が第一義的に考えられる。 そこで、板ばねSの構造においては、マトリックス樹脂
Mが強化繊維と親和性が良好なことから、板厚方向のク
ラックが改善され、ねじれに対する補強が強化される。 また、製造方法においては、FW法により特に能率的に
板ばねSの製造をなすことができる。 なお、脂環式エポキシ樹脂には、環状オキシラン型、芳
香族含有型、グリシジルエーテル型、グリシジルエステ
ル型 次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。 実施例は、炭素繊維のロービング材1やクロス2を併用
したミニ板ばねSの圧縮成形をFW法によった場合であ
って、クロス2の挿入枚数を2層及び6層に分けて試作
し、その試作板ばねSについて各種評価試験等を行った
。 マトリックス樹脂については、脂環式エポキシ樹脂(■
アサヒ化学研究所製、EX−1,9)を使用し、それに
酸無水物系硬化剤(上記EX−19用硬化剤)を混合し
てマトリックス樹脂Mとする。 FRPの構成材料の物性値は次の表1の通りである。 表I FRPの構成材料の主な物性値等の種類がある
。なかでも、グリシジルエーテル型は、低粘度、且つ、
接着性、耐熱性等に優れているため、最も使用に適して
いる。 〔実施例〕 ロービング材1の一方向強化炭素繊維の欠点を補完する
目的で用いた炭素繊維クロス2の仕様については、フィ
ラメント数1000本、重さ119g/rrrとした。 FW法は、第1図に示すように、ボビンに巻いたロービ
ング材1の炭素繊維1aを樹脂含浸装置5を通過させた
後、コア6に巻き上げる方法を採用した。 クロス積層構造(挿入枚数72層及び6M)については
、所定のFW成形段階でハンドレアツブ方式により挿入
した。樹脂を含浸させたロービング材1及びクロス2が
所定重量に達した後、シーズヒータを組み込んだ上型(
板ばね成形部:R900ma+)及び下型からなる金型
によりホットプレス成形を行った。 成形荷重は、金型温度が50℃に達した時点で徐々に加
え、ストッパーに隙間がなくなるところで荷重(約15
を前後)を保持し続けた。成形温度は、100℃で10
分間保持した後、160℃まで昇温させた。 成形試料は離型後、アフターキュアを160℃で3時間
施した。第2図は、このようにして成形した板ばねSの
外観を示し、ループ型となっている。 ループ型の成形試料より削り出した評価用試験体は、イ
ンストロン型室ひずみ試験機により曲げ試験等を行った
。また、板ばねSの繰り返し曲げ試験は、小型油圧加振
機を使用した。 失簾藍果及U工棗 次に、上記試作板ばねSについての実験結果及びそれに
ついて考察する。 第3図は、繊維と樹脂の分散性を検討するために、板ば
ねSの断面写真を示したも、のである。 ロービング材1の一方向強化繊維とマトリックス樹脂M
の状態は、繊維の分散性が全体的に良好であり、樹脂も
繊維を包む形で含浸している。また、クロス2部分にお
いても同様である。 (])曲げ強さ及′び曲げ弾性率 第4図は、炭素繊維の含有率と曲げ強さ及び曲げ弾性座
の関係を示す。図中には、比較のためクロス積層のみ(
マトリックス樹脂は同じく脂環式エポキシ樹脂)の結果
も合わせて示した。図より、FW法による炭素繊維FR
P(本実施例の仮ばねSの場合は、後記するようにOl
oおよびゑ、ムで示される)の曲げ強さは、はゾ110
〜130 kg f / tm ”の範囲にあり、クロ
ス積層のみのような大きな変化は認められなかった。ま
た、クロス積層の時に比べて、FW法による炭素繊維F
RPの曲げ強さは、Vf(強化繊維体積含有率)が60
%前後で約35〜40kgf/閣2向上させることがで
きた。 これは、FW法により、繊維の積層方向が力の作用方向
に対して同じになったためと考えられる。 また、曲げ強さはVfが60数%前後で最大値を示し、
70%以上では低下する傾向にある。これは。 繊維−本一本の周囲を包括するためのマトリックス樹脂
がはじき出され、界面において繊維と接着するための樹
脂量が不十分になるためと考えられる。また1曲げ弾性
率は、Vfの増加とともにはゾ直線的に上昇している。 これは、繊維の剛性が曲げ弾性率に直接的に関与してい
るためと考える。 また、クロス積層法に比べ曲げ弾性率は、約3×10″
〜4 X 103kgf/m+2向上させることができ
た。 ばねへの適用を検討した場合、Vfは曲げ強さが低下せ
ず、しかも弾性率が約8.5 X 103kgf/m”
前後を取ることが出来る含有率65%前後に設定するこ
とが望ましい0図中の0、C及びΔ、ムは、耐ねじり強
度を付加するためにFW法によるVfが65%のうち、
約10%弱をクロス(2層積層構造)。 及び30%弱をクロス(6層積層構造)に置き換えて挿
入した試料の試験結果である。図より、クロスの2層積
層構造では、曲げ強さ及び弾性率において、FW法に比
べほとんど差異は認められない。 また、6層積層構造では、曲げ強さで15kgf/■1
、弾性率で700 kg f / tn ”前後低下し
ている。 (2)耐熱特性 第5図は、30℃における引張り弾性率(DMA)試験
機を100%とし、それより5%低下した時の温度とV
fとの関係を示した一例である。図より耐熱温度は含浸
しているマトリックス樹脂の量に影響されるため、Vf
の増加とともに上昇する傾向にある。クロス積層法の場
合は、160〜170℃、FW法では170〜180℃
の範囲にあり、はソ10℃程度の差が認められる。Vf
が65%一定で、FW−クロス2枚1)及び6枚(0)
の積層構造では、FW法とほとんど同じ耐熱温度を示し
、は7180℃前後であった。 (3)繰り返し曲げ試験 別紙に示す表2は、板ばねSの繰り返し曲げ試験の結果
である。試験は、部分片振りによる3、也曲げ(スパン
L=191閣)とし、繰り返し曲げ試験中に発生する最
大応力は、その材料の曲げ応力の95%となるように初
期設定を行い、試験周波数は10Hz、変位が±4mの
加振条件で制御した。また、繰り返し寿命回数は、板ば
ねSの疲労破断又は外観に損傷が生じた回数とした。F
W法により製作した一方向強化材では、破断に至るまで
の繰り返し回数は、Vfの増加とともに増大する傾向に
あった。一方、FW法とクロス積層法を組み合わせたも
のでは、FW法と比較して一桁少ない回数でクロス層の
剥離が発生したが、これは、マトリックス樹脂が脂環式
エポキシ樹脂以外の樹脂である場合よりも少ない回数で
ある。 第6図は、板ばねの破壊の様相を示したものである。た
だし、クロス層を組み合わせた材料は、106回まで加
振後、曲げにより強制的に破断させたものである。図よ
り、一方向強化のみでVfが75%では、破断後、強化
方向の繊維がバラバラの状態になっており、炭素繊維を
十分に集束するためのマトリックス樹脂が足りない状態
にあるものと考えられる。Vfを64%とすることによ
り、Vfが75%の時のようにバラバラな破断状態は避
けることができる。しかし、繊維の強化方向と垂直な2
方向、即ち板厚方向、横方向のクラックが認められた。 FW法−クロス積層法を組み合わせた本発明の場合であ
ると、板厚方向のクラックは改善され、ねじれに対する
補強効果が期待されることが解かる。 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明によれば、強化繊維から
なるロービング材の間に、同じく強化繊維からなるクロ
スを積層したから、板厚方向に対するねじれに強力で高
強度・高剛性の耐熱性板ばねを得ることができ、また、
マトリックス樹脂に脂環式エポキシ樹脂を使用したので
、製造の作業性が良好であり、耐熱性にも優れた板ばね
を製造することができるという優れた効果がある。 FRP板ばねの製造方法においては、FW法−クロス積
層法によるために作業性が非常に良好であり、特に高強
度・高剛性の板ばねの製造を能率的になし得るという効
果を併有する。
表2 繰り返し曲げ試験の結果
図面はこの発明の実施例に関するもので、第1図はFW
法の説明図、第2図は板ばねの斜視図、第3図は板ばね
の断面写真、第4図は炭素繊維の体積含有率と曲げ強さ
及び曲げ弾性率の関係を示すグラフ、第5図は炭素繊維
の含有率と耐熱温度の関係を示すグラフ、第6図は板ば
ねの破壊の様相示す写真である。 M・・・マトリックス樹脂 S・・・板ばね1・・・
ロービング材 2・・・クロス(注1)クロスの
剥離が認められた回数手続補正書(方式) 平成3年6月12日 平成2年特許願第258429号 2、発明の名称 住所 名称 4、代理人 富山県富山市新総曲輪1番7号 富 山 県 知事 中 沖 豊 〒930 fi0764−33−04736、補正の対
象 7、補正の内容 1)明細書第8頁第10行目に、「板ばねSの断面写真
」とあるのを「板ばねSの断面図」と補正する。 2)明細書第13頁第11行目に、「第3図は板ばねの
断面写真」とあるのを「第3図は繊維と樹脂の分散性を
示した板ばねの断面図であり、jに補正する。 3)明細書第13頁第14行〜第15行目に、「第6図
は板ばねの破壊の様相示す写真である。」とあるのを、
r第6図は各種板ばねの破壊断面の様相を示した斜視断
面図で、同図(a)は一方向強化ロービング材のみで且
つVf(強化繊維体積含有率)75%のもの、同図(b
)は一方向強化ロービング材のみでVf64%のもの、
同図(e)は一方向強化ロービング材にクロス2層をプ
ラスさせVf65%のもの、同図(d)は一方向強化ロ
ービング材にクロス6層にプラスさせVf65%のもの
の各破壊断面を示した図である。」 4)図面の第3図及び第6図を別紙の通り補正する。
法の説明図、第2図は板ばねの斜視図、第3図は板ばね
の断面写真、第4図は炭素繊維の体積含有率と曲げ強さ
及び曲げ弾性率の関係を示すグラフ、第5図は炭素繊維
の含有率と耐熱温度の関係を示すグラフ、第6図は板ば
ねの破壊の様相示す写真である。 M・・・マトリックス樹脂 S・・・板ばね1・・・
ロービング材 2・・・クロス(注1)クロスの
剥離が認められた回数手続補正書(方式) 平成3年6月12日 平成2年特許願第258429号 2、発明の名称 住所 名称 4、代理人 富山県富山市新総曲輪1番7号 富 山 県 知事 中 沖 豊 〒930 fi0764−33−04736、補正の対
象 7、補正の内容 1)明細書第8頁第10行目に、「板ばねSの断面写真
」とあるのを「板ばねSの断面図」と補正する。 2)明細書第13頁第11行目に、「第3図は板ばねの
断面写真」とあるのを「第3図は繊維と樹脂の分散性を
示した板ばねの断面図であり、jに補正する。 3)明細書第13頁第14行〜第15行目に、「第6図
は板ばねの破壊の様相示す写真である。」とあるのを、
r第6図は各種板ばねの破壊断面の様相を示した斜視断
面図で、同図(a)は一方向強化ロービング材のみで且
つVf(強化繊維体積含有率)75%のもの、同図(b
)は一方向強化ロービング材のみでVf64%のもの、
同図(e)は一方向強化ロービング材にクロス2層をプ
ラスさせVf65%のもの、同図(d)は一方向強化ロ
ービング材にクロス6層にプラスさせVf65%のもの
の各破壊断面を示した図である。」 4)図面の第3図及び第6図を別紙の通り補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)強化繊維からなるロービング材1の間に、同じく強
化繊維からなるクロス2を積層し、マトリックス樹脂M
が脂環式エポキシ樹脂であることを特徴とするFRP板
ばね。 2)FW法により強化繊維からなるロービング材1を形
成するとともに、ロービング材1の間に強化繊維からな
るクロス2を積層し、マトリックス樹脂Mに脂環式エポ
キシ樹脂を使用することを特徴とするFRP板ばねの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2258429A JPH04136531A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | Frp板ばね及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2258429A JPH04136531A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | Frp板ばね及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04136531A true JPH04136531A (ja) | 1992-05-11 |
Family
ID=17320092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2258429A Pending JPH04136531A (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | Frp板ばね及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04136531A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013202814A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Toho Tenax Co Ltd | フィラメントワインド成形物及びその製造方法 |
| WO2023153517A1 (ja) * | 2022-02-14 | 2023-08-17 | 日本発條株式会社 | Frp板ばね |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5732917A (en) * | 1980-08-07 | 1982-02-22 | Toyota Motor Corp | Manufacture of fiber-reinforced plastic leaf spring |
| JPS5779345A (en) * | 1980-11-04 | 1982-05-18 | Chuo Spring Co Ltd | Frp leaf spring for car having excellent fatigue withstandability characteristic |
| JPS5828454A (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-19 | Toyota Motor Corp | 自動研削装置 |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP2258429A patent/JPH04136531A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5732917A (en) * | 1980-08-07 | 1982-02-22 | Toyota Motor Corp | Manufacture of fiber-reinforced plastic leaf spring |
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| WO2023153517A1 (ja) * | 2022-02-14 | 2023-08-17 | 日本発條株式会社 | Frp板ばね |
| JP2023117715A (ja) * | 2022-02-14 | 2023-08-24 | 日本発條株式会社 | Frp板ばね |
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