JPH04136603U - クイツクチエンジチヤツクの防塵装置 - Google Patents

クイツクチエンジチヤツクの防塵装置

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JPH04136603U
JPH04136603U JP5103591U JP5103591U JPH04136603U JP H04136603 U JPH04136603 U JP H04136603U JP 5103591 U JP5103591 U JP 5103591U JP 5103591 U JP5103591 U JP 5103591U JP H04136603 U JPH04136603 U JP H04136603U
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jaw
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chuck
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クイックチェンジチャックを縦旋盤に使用し
ても専用のベースジョウを必要とせず、チャック本体内
を完全に防塵する。 【構成】 ベースジョウ6の前端面と略同一面上である
チャック本体2の前端面に穿設された大径孔26cに、
ベースジョウ6の半径方向の移動を許容する切欠き30
を備えた蓋プレート31を取付け、この蓋プレート31
の後面に削設した案内溝33に、ベースジョウ6と前記
切欠30との隙間を塞ぐ防塵プレート35を半径方向移
動自在に嵌装し、この防塵プレート35を半径方向外側
に付勢するバネ38を本体2との間に介装した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベースジョウをチャック本体から半径方向より交換するクイックチ ェンジチャックの防塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のクイックチェンジチャックとしては、特許第1467530号に 開示されたものがあり、これはチャック本体に軸方向移動部材(駆動スリーブ) と係合したマスタジョウと、その前方でマスタジョウと対向するベースジョウ( トップジョウ)とを半径方向に摺動可能に嵌装し、これら両ジョウを前記マスタ ジョウに備えた連結切離装置(噛合部材、操作ピン)により連結、切離し自在と し、両ジョウの連結状態で軸方向移動部材の軸方向移動によりマスタジョウを介 してベースジョウを半径方向に移動させ、また両ジョウの切離状態でベースジョ ウを半径方向から交換可能なものであり、チャック本体にはマスタジョウの前端 面と略同一面上に、マスタジョウの半径方向移動を許容する切欠を備えた蓋プレ ートを一体的に取付け、この蓋プレートにマスタジョウ前端面に取付けられた防 塵プレートを重ねることにより、前記切欠とマスタジョウとの隙間を塞ぎ、チャ ック本体内を防塵するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のクイックチェンジチャックでは、蓋プレート及び防塵プレートをマ スタジョウの前端面と略同一面上に設け、この位置より後方のチャック本体内の 防塵を行なっており、チャック本体前端面中心には蓋プレートまでの深さの凹部 が形成されており、このチャックを縦旋盤に使用する場合、加工物の加工により 発生する切粉等がこの凹部に進入堆積し、縦旋盤には使用不向きであった。そこ でこの問題を解決するため蓋プレートをチャック本体前端面に一体的に取付け、 防塵プレートをベースジョウに蓋プレートと対応し重なる位置に取付け、凹部へ の切粉等の進入を防止する手段が考えられるが、これは防塵プレートを取付けた 専用ベースジョウを必要とし、従来と同じベースジョウを使用することができず 、更にこの防塵プレートの長さは、ベースジョウの半径方向移動長さと防塵プレ ートとの重なり代との和であり、ベースジョウ全体として長いものとなり、ジョ ウの運搬、保管に望ましくないという問題点があった。 以上より本考案の課題は、前記従来のクイックチェンジチャックを縦旋盤に使 用しても専用ベースジョウを必要とせずチャック本体内を完全に防塵できるチャ ックの防塵装置を提案することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記問題を解決するため本考案では、チャック本体に軸方向移動部材の軸方向 移動によりベースジョウを半径方向に移動するように装着し、このベースジョウ を半径方向から交換可能としたクイックチェンジチャックにおいて、チャック本 体にはベースジョウの前端面と略同一面上に、ベースジョウの半径方向の移動を 許容する切欠を備えた蓋プレートを取付け、この蓋プレートの後面にベースジョ ウと切欠との隙間を塞ぐ防塵プレートを半径方向移動自在に設け、この防塵プレ ートを半径方向外側に付勢するバネを本体との間に介装したことを特徴とする。
【0005】
【作用】
ベースジョウの前端面と略同一面上のチャック本体側に防塵装置を設けたので 、このクイックチェンジチャックはベースジョウの前端面より後方のチャック本 体内の防塵を行ない、従来のベースジョウをそのまま用いて縦旋盤に使用できる 。
【0006】
【実施例】
図1及び図2において2はチャック本体で、このチャック本体2には半径方向 のマスタジョウ案内溝3と、その前方でマスタジョウ溝3と対応するベースジョ ウ案内溝4とが放射状に複数設けられ、このマスタジョウ案内溝3にはマスタジ ョウ5が、ベースジョウ案内溝4にはベースジョウ6が何れもチャックの半径方 向に摺動可能に夫々嵌装されている。このベースジョウ6前面にはチャック本体 2前端面より突出するトップジョウ7が一定固定され、、後面にはラック8が刻 設されている。前記マスタジョウ5の半径方向内端には断面T字状の傾斜フック 10が形成され、この傾斜フック10を、チャック軸方向へ摺動可能なチャック 軸方向移動体として示す駆動スリーブ11に形成されたT字状の傾斜溝12に摺 動自在に嵌合し、図示しない回転シリンダの作動により前記駆動スリーブ11を 軸方向へ所定ストローク前後動させ、この前後動に応じてマスタジョウ5が所定 ストローク半径方向に摺動する。
【0007】 図1に示す15は前記マスタジョウ5に設けられ、マスタジョウ5とベースジ ョウ6とを連結、切離しする連結切離装置であり、これは特許第1467530 号公報に開示されたように、マスタジョウ5に軸方向摺動自在に嵌装され、バネ 16によって前方に付勢された噛合部材17の傾斜凹溝と、半径方向摺動自在に 嵌装された操作ピン18の傾斜突起とを係合させ、操作ピン18の上下動により 噛合部材17を前後動させ、前記ベースジョウ6のラック8と噛合部材17との ラック19を係脱し、両ジョウ5,6の連結、切離しを行なう。尚、20は噛合 部材17中心に軸方向摺動可能に嵌装され、バネ21により前方に付勢された係 止ピンで、この係止ピン20の先端はベースジョウ6の交換時にベースジョウ6 のラック8と係合し、噛合部材17のラック19とベースジョウ6のラック8と が外れたとき、ベースジョウ6の脱落を防止している。また前記操作ピン18の 下方への移動は駆動スリーブ11に設けられた係止斜面22により、爪交換位置 (図1に示すように駆動スリーブ11が前進端まで移動した位置)のみ許されて いる。
【0008】 次に図1、図3、図4及び図5においてチャック本体2前端に設けられた防塵 装置25について説明する。チャック本体2前端面には、段付孔26が穿設され 、図1、図4に示すようにこの段付孔26の小径孔26a及び中径孔26bに嵌 合部材27が嵌合されている。この嵌合部材27のフランジ部外周には複数のベ ースジョウ6と対応し、ベースジョウ6の半径方向の移動を許容する切欠部28 が設けられている。この切欠部28には後述のバネ38を取付けるための取付孔 29が穿設されている。また、図3に示すように前記段付孔26の浅い大径孔2 6cには、ベースジョウ6と半径方向に対向してベースジョウ6の半径方向移動 を許容する切欠30を外周に設けた蓋プレート31が取付けられている。この蓋 プレート31の取付け位置は、ベースジョウ6の前端面と略同一面上である。ま た、図5に示すようにこの蓋プレート31後面には、前記切欠30と対応してこ れより幅広の案内溝33が削設され、この案内溝33と前記嵌合部材27の前端 面との間に防塵プレート35が半径方向に摺動可能に介装されている。この防塵 プレート35には、その上部にベースジョウ6下部が嵌入する嵌入切欠部36が 形成され、この嵌入状態で前記蓋プレート31の切欠30とベースジョウ6下部 との隙間を塞ぐようになっている。前記防塵プレート35の後面略中央部には軸 方向後方に前記嵌合部材27の取付孔29の上方まで伸びる係止片37が一体的 に取付けられ、この係止片37と取付孔29との間にバネ38を介装し、防塵プ レート35が半径方向外側に付勢されている。尚、39は工作機の主軸40先端 面に取付けるための取付けボルト、41は図示しない回転シリンダと上記駆動ス リーブ11をボルト42を介して連結しているドローバーである。
【0009】 次に、以上のように構成されたクイックチェンジチャックの作用について説明 する。まず、駆動スリーブ11が前進端まで前進し、半径方向における所定の爪 交換位置(図1の状態)に位置するベースジョウ6を新たなベースジョウ6と交 換する場合は、連結切離装置15の操作ピン18を押圧し、噛合部材17を後退 させラック8,19どうしの噛合を外し、マスタジョウ5からベースジョウ6を 離脱する。そしてこの離脱されたベースジョウ6をベースジョウ案内溝4より半 径方向に抜き取る途中で、防塵プレート35はバネ38力によりベースジョウ6 と共に半径方向外側に向かって移動し、その後防塵プレート35の上端部が大径 孔26cの内周面に当接し抜き止めされ、ベースジョウ6はその下部が嵌入切欠 部36より外れ、ベースジョウ案内溝4より抜き出される。次いで新たなベース ジョウ6をベースジョウ案内溝4へ挿入すると、その途中で上端部が大径孔26 cにより抜き止めされた防塵プレート35は、ベースジョウ下部が嵌入切欠部3 6に嵌入し、ベースジョウ6が爪交換位置に位置するまでベースジョウ6と共に 、半径方向内側に向かって移動する。そして操作ピン18の押圧をやめ噛合部材 17を前進させ、ラック8,19どうしを噛み合わせマスタジョウ5にベースジ ョウ6を連結する。
【0010】 次に、以上の動作を繰返し全てのベースジョウ6を交換した後、加工物を把持 する場合は、図示しない回転シリンダを作動させて駆動スリーブ11を後退端に 向かって後退させる。この後退時に、駆動スリーブ11の傾斜溝12とマスタジ ョウ5の傾斜フック10との係合によりマスタジョウ5、ベースジョウ6及びト ップジョウ7は一体として半径方向内側に向かって移動する。この移動の際、防 塵プレート35の嵌入切欠部36にベースジョウ6の下部が嵌入しているので防 塵プレート35は、ベースジョウ6の下部と蓋プレート31の切欠30との隙間 を塞いだ状態で、バネ38力に抗してベースジョウ6と共に半径方向内側に向か って移動し、その後トップジョウ7が加工物を把持し、主軸40に動力を伝えチ ャックを回転させ加工を行なう。この加工時においてベースジョウ6の前端面と 略同一面上であるチャック本体2前端面で防塵プレート35によって蓋プレート 31の切欠30とベースジョウ6下部との隙間は塞がれ、加工の際発生する切粉 等のチャック本体内への進入が防止される。
【0011】 以上のように、本実施例のクイックチェンジチャックの防塵装置25では、ベ ースジョウ6の前端面と略同一面上であるチャック本体2の前端面に防塵装置2 5を設け、この位置でチャック本体2内の防塵を行なっているので、このクイッ クチェンジチャックを縦旋盤に使用しても何ら支障はない。
【0012】 尚、本実施例の防塵装置25では、防塵プレート35上端と段付孔26の大径 孔26cの内周との間に隙間部50(図3に示す)があるが、この隙間部50は 、軸方向深さは浅く、この深さに比べ幅広に設定されており、加工物の加工時に この隙間部50に進入する切粉は、回転するチャックの遠心力により飛び出し堆 積することはない。また、防塵プレート35の取付けは、嵌合部材27前面に案 内溝33を設け、この案内溝33と蓋プレート31後面との間に防塵プレート3 5を半径方向に移動自在に嵌装してもよい。また、本実施例の防塵装置25の取 付けられるクイックチェンジチャックは、駆動スリーブ11とマスタジョウ5を 係合し、駆動スリーブ11の軸方向移動によりマスタジョウ5及びこのマスタジ ョウ5に一体的に連結されたベースジョウ6を半径方向に移動させるものである が、本出願人が出願した特願平3−44123号に記載したように、駆動スリー ブ(ウェッジブランジャ)とベースジョウを係合し、駆動スリーブの軸方向移動 により直接ベースジョウを半径方向に移動させるチャックであっても良い。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、本考案のクイックチェッンジチャックの防塵装置は、チャック 本体にはベースジョウの前端面と略同一面上に、ベースジョウの半径方向の移動 を許容する切欠を備えた蓋プレートを取付け、この蓋プレートの後面にベースジ ョウと切欠との隙間を塞ぐ防塵プレートを半径方向移動自在に設け、この防塵プ レートを半径方向外側に付勢するバネを本体との間に介装したので、ベースジョ ウの前端面と略同一面上でチャック本体内の防塵を行なうことができ、このチャ ックを縦旋盤にも支障なく使用できる。また、従来のように防塵プレートが取付 けられた専用のベースジョウを使用する必要がなく、今までと同じベースジョウ をそのまま使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クイックチャンジチャックの縦断面図である。
【図2】図1のA視図である。
【図3】図1の正面拡大図である。
【図4】図1のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図3のV−V線拡大断面図である。
【符号の説明】
2 チャック本体、 6 ベースジョウ、 11 駆動
スリーブ 25 防塵装置、 30 切欠、 31 蓋プレート、 35 防塵プレート、 38 バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャック本体に軸方向移動部材の軸方向
    移動によりベースジョウを半径方向に移動するように装
    着し、このベースジョウを半径方向から交換可能とした
    クイックチェンジチャックにおいて、チャック本体には
    ベースジョウの前端面と略同一面上に、ベースジョウの
    半径方向の移動を許容する切欠を備えた蓋プレートを取
    付け、この蓋プレートの後面にベースジョウと切欠との
    隙間を塞ぐ防塵プレートを半径方向移動自在に設け、こ
    の防塵プレートを半径方向外側に付勢するバネを本体と
    の間に介装したことを特徴とするクイックチェンジチャ
    ックの防塵装置。
JP1991051035U 1991-06-05 1991-06-05 クイックチェンジチャックの防塵装置 Expired - Lifetime JP2519176Y2 (ja)

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