JPH0413759A - 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物及びそれよりなる医療用部品 - Google Patents
芳香族ポリカーボネート樹脂組成物及びそれよりなる医療用部品Info
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- JPH0413759A JPH0413759A JP2116474A JP11647490A JPH0413759A JP H0413759 A JPH0413759 A JP H0413759A JP 2116474 A JP2116474 A JP 2116474A JP 11647490 A JP11647490 A JP 11647490A JP H0413759 A JPH0413759 A JP H0413759A
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- polycarbonate resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
ポリカーボネート樹脂は、機械的・熱的特性に優れ、広
範な用途に使用されている。また、透明性・衛生性にも
優れるために、医療用部品や飲食物と接触する容器等に
も使われている。本発明は、こうした用途に用いられる
際に殺菌のための電離放射線の照射処理を行っても、色
調や物性劣化が少なく、しかも流動性が良好な芳香族ポ
リカーボネート樹脂組成物、及びかかる樹脂組成物を使
用した芳香族ポリカーボネート樹脂製医療用部品を提供
するものである。
範な用途に使用されている。また、透明性・衛生性にも
優れるために、医療用部品や飲食物と接触する容器等に
も使われている。本発明は、こうした用途に用いられる
際に殺菌のための電離放射線の照射処理を行っても、色
調や物性劣化が少なく、しかも流動性が良好な芳香族ポ
リカーボネート樹脂組成物、及びかかる樹脂組成物を使
用した芳香族ポリカーボネート樹脂製医療用部品を提供
するものである。
[従来の技術1
芳香族ポリカーボネート樹脂は、透明性、衛生性に優れ
、強靭で耐熱性にも秀でているため、注射器、外科用具
、静脈注射器、手術用器具などを収容、包装する容器状
包装具や、人口肺、人口腎臓、麻酔吸収装置、静脈用コ
ネクター及びこれらの付属品、血液遠心分離装置等の医
療用装置、外科用具、手術用具など、各種の医療用の部
品に使用されている。これらの医療用部品は、通常、完
全滅菌が行われる。具体的には、エチレンオキサイドに
よる接触処理、オートクレーブ中での加熱処理、または
、ガンマ線や電子線等の電離放射線の放射が挙げられる
。
、強靭で耐熱性にも秀でているため、注射器、外科用具
、静脈注射器、手術用器具などを収容、包装する容器状
包装具や、人口肺、人口腎臓、麻酔吸収装置、静脈用コ
ネクター及びこれらの付属品、血液遠心分離装置等の医
療用装置、外科用具、手術用具など、各種の医療用の部
品に使用されている。これらの医療用部品は、通常、完
全滅菌が行われる。具体的には、エチレンオキサイドに
よる接触処理、オートクレーブ中での加熱処理、または
、ガンマ線や電子線等の電離放射線の放射が挙げられる
。
このうち、エチレンオキサイドを使用するのは、エチレ
ンオキサイド自体の毒性、不安定性、及び、廃棄処理に
関連する環境問題等があり、好ましくない。従って、オ
ートクレーブを使用する場合には、高温処理の際に樹脂
の劣化を招くことがあること、エネルギーコストが高い
こと、及び、処理後の部品に湿気が残るために使用前に
乾燥する必要があるという欠点を有する。
ンオキサイド自体の毒性、不安定性、及び、廃棄処理に
関連する環境問題等があり、好ましくない。従って、オ
ートクレーブを使用する場合には、高温処理の際に樹脂
の劣化を招くことがあること、エネルギーコストが高い
こと、及び、処理後の部品に湿気が残るために使用前に
乾燥する必要があるという欠点を有する。
従って、低温で処理でき、しかも比較的に安価である電
離放射線による殺菌処理が、これらの方法に代わって使
用されている。
離放射線による殺菌処理が、これらの方法に代わって使
用されている。
さ発明が解決しようとする課題]
は、電離放射線を照射されると、本来は光学的に透明な
樹脂が、黄色く変色する。このため、樹脂中に青果着色
剤を混入して黄色を相殺する方法や、硼素系化合物を配
合したり(特開昭61H215651)、ポリエーテル
ポリオール又はそのアルキルエーテルを配合したり(特
開昭62−135556 )する方法等が提案されてい
る。
樹脂が、黄色く変色する。このため、樹脂中に青果着色
剤を混入して黄色を相殺する方法や、硼素系化合物を配
合したり(特開昭61H215651)、ポリエーテル
ポリオール又はそのアルキルエーテルを配合したり(特
開昭62−135556 )する方法等が提案されてい
る。
これらの方法を利用して得られた芳香族ポリカーボネー
ト樹脂は、しかしながら、黄変を防止する効果が充分で
ないか、または効果を発現するに充分な量の黄変防止剤
を配合せしむると樹脂自体の強度を著しく損ない、強度
的に使用に耐えないという欠点を有する。
ト樹脂は、しかしながら、黄変を防止する効果が充分で
ないか、または効果を発現するに充分な量の黄変防止剤
を配合せしむると樹脂自体の強度を著しく損ない、強度
的に使用に耐えないという欠点を有する。
また、医療用部品は小型・軽量で扱い易いことが望まし
く、複雑で薄肉の成形品を製造出来ることが要求され、
本来は流動性が悪く成形性に劣る芳香族ポリカーボネー
ト樹脂では成形加工面で制限を受けることがある。
く、複雑で薄肉の成形品を製造出来ることが要求され、
本来は流動性が悪く成形性に劣る芳香族ポリカーボネー
ト樹脂では成形加工面で制限を受けることがある。
したがって、電離放射線による殺菌処理に際して黄変が
極めて少なく(耐電離放射線性が良好)、なおかつ充分
な強度と強靭性を保持しながら、流動性が極めて優れた
芳香族ポリカーボネート樹脂組成物、並びにそれよりな
る医療用部品は未だ得られていないのが実情であった。
極めて少なく(耐電離放射線性が良好)、なおかつ充分
な強度と強靭性を保持しながら、流動性が極めて優れた
芳香族ポリカーボネート樹脂組成物、並びにそれよりな
る医療用部品は未だ得られていないのが実情であった。
[課題を解決するための手段]
本発明者らは、上記問題点に鑑み鋭意検利した結果、特
定の有機ハロゲン化合物、もしくはこれに更にポリプロ
ピレングリコールを配合した芳香族ポリカーボネート樹
脂組成物が、電離放射線の照射を受けても色調の変化が
少なく、しかも、物理的特性を保持しながら流動性が著
しく改良され、薄肉で複雑な成形品が得られることを見
出し、本発明に到達した。
定の有機ハロゲン化合物、もしくはこれに更にポリプロ
ピレングリコールを配合した芳香族ポリカーボネート樹
脂組成物が、電離放射線の照射を受けても色調の変化が
少なく、しかも、物理的特性を保持しながら流動性が著
しく改良され、薄肉で複雑な成形品が得られることを見
出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明の要旨は、
(1)ハロゲン化ビスフェノール類のアルキレンオキサ
イド付加物及びl又はその多量体を、ハロゲン原子とし
て0.1〜10重量%含有する芳香族ポリカーボネート
樹脂組成物、 (2)ハロゲン化ビスフェノール類のアルキレンオキサ
イド付加物及びl又はその多量体をハロゲン原子として
0.1〜10重量%、及びポリプロピレングリコールを
0.1〜5重量%含有する芳香族ポリカーボネート樹脂
組成物、及びこれらの芳香族ポリカーボネート樹脂組成
物よりなる医療用部品、 に存する。
イド付加物及びl又はその多量体を、ハロゲン原子とし
て0.1〜10重量%含有する芳香族ポリカーボネート
樹脂組成物、 (2)ハロゲン化ビスフェノール類のアルキレンオキサ
イド付加物及びl又はその多量体をハロゲン原子として
0.1〜10重量%、及びポリプロピレングリコールを
0.1〜5重量%含有する芳香族ポリカーボネート樹脂
組成物、及びこれらの芳香族ポリカーボネート樹脂組成
物よりなる医療用部品、 に存する。
以下、本発明を具体的に説明する。
本発明において使用される芳香族ポリカーボネート樹脂
とは、種々のジヒドロキシジアリール化合物とホスゲン
とを反応させるホスゲン法、またはジヒドロキシジアリ
ール化合物とジフェニルカーボネートなどの炭酸エステ
ルとを反応させるエステル交換法によって得られる重合
体であり、代表的なものとしては、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)か
ら製造すれたポリカーボネート樹脂が挙げられる。
とは、種々のジヒドロキシジアリール化合物とホスゲン
とを反応させるホスゲン法、またはジヒドロキシジアリ
ール化合物とジフェニルカーボネートなどの炭酸エステ
ルとを反応させるエステル交換法によって得られる重合
体であり、代表的なものとしては、2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)か
ら製造すれたポリカーボネート樹脂が挙げられる。
上記ジヒドロキシジアリール化合物としては、ビスフェ
ノールAの他に、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、ビス(
4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシ−3−メチルフエニル)プロパン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−第三ブチルフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブ
ロモフェニル)プロパン、2.2−ヒス(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2.2−ビ
ス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロ
パンのようなビス(ヒドロキシアリール)アルカン類、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタ
ン、1.l−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサンのようなビス(ヒドロキシアリール)シクロアル
カン類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル、
4.4’−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニ
ルエーテル、のようなジヒドロキシジアリールエーテル
類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4
.4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニル
スルフィドのようなジヒドロキシジアリールスルフィド
類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、
4,4′−ジヒドロキシ−3゜3′−ジメチルジフェニ
ルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリールスルホ
キシド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン
、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェ
ニルスルホンのようなジヒドロキシジアリールスルホン
類等が挙げられる。
ノールAの他に、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)オクタン、ビス(
4−ヒドロキシフェニル)フェニルメタン、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシ−3−メチルフエニル)プロパン、
1,1−ビス(4−ヒドロキシ−3−第三ブチルフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−ブ
ロモフェニル)プロパン、2.2−ヒス(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン、2.2−ビ
ス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル)プロ
パンのようなビス(ヒドロキシアリール)アルカン類、
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロペンタ
ン、1.l−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサンのようなビス(ヒドロキシアリール)シクロアル
カン類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルエーテル、
4.4’−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニ
ルエーテル、のようなジヒドロキシジアリールエーテル
類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4
.4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジメチルジフェニル
スルフィドのようなジヒドロキシジアリールスルフィド
類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、
4,4′−ジヒドロキシ−3゜3′−ジメチルジフェニ
ルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリールスルホ
キシド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホン
、4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェ
ニルスルホンのようなジヒドロキシジアリールスルホン
類等が挙げられる。
これらは単独または2種以上混合して使用されるが、こ
れらに加えて、ピペラジン、ジピペリジルハイドロキノ
ン、レゾルシン、4,4′−ジヒドロキシジフェニル等
を併用してもよい。
れらに加えて、ピペラジン、ジピペリジルハイドロキノ
ン、レゾルシン、4,4′−ジヒドロキシジフェニル等
を併用してもよい。
本発明で使用される芳香族ポリカーボネート樹脂は、好
ましくは粘度平均分子量10,000〜40,000、
更に好ましくは15,000〜30,000、特に好ま
しくは18,000〜25,000のものである。
ましくは粘度平均分子量10,000〜40,000、
更に好ましくは15,000〜30,000、特に好ま
しくは18,000〜25,000のものである。
また本発明において使用されるハロゲン化ビスフェノー
ル類のアルキレンオキサイド付加物及びl又はその多量
体としては、例えば下記(イ)、(ロ)で示すような一
般式(I)又は(II )で表されるものが挙げられる
。
ル類のアルキレンオキサイド付加物及びl又はその多量
体としては、例えば下記(イ)、(ロ)で示すような一
般式(I)又は(II )で表されるものが挙げられる
。
[式(I)中、i、 j:1以上の整数。m:1〜5の
整数。
整数。
Ro:炭素数2〜4のアルキレン基、
R1、R4:炭素数1〜5のアルキル基、又は −CH
2−CH−CH20H1 H R2、R3:H又は+CH2ヤCH3(y = 0〜5
)XI−L :H,+CHziCHs (z = O〜
5)又はハロゲン原子。
2−CH−CH20H1 H R2、R3:H又は+CH2ヤCH3(y = 0〜5
)XI−L :H,+CHziCHs (z = O〜
5)又はハロゲン原子。
(ただし、X1〜x4のうち少くとも1つはハロゲン原
子。月 上記式CI)において、班、R3は同一であっても異な
っていてもよい。X1〜x4はそのうちの少なくとも一
つがハロゲン原子(F、CI、Br、I)であり、これ
らは互いに同一の基であっても異なっていても良い。更
に、i及びjは好ましくは1〜3の整数、mは好ましく
は1である。また、&は、エチレン基の場合(ハロゲン
化ビスフェノール類のエチレンオキサイド付加物又はそ
の多量体)が最も好ましい。
子。月 上記式CI)において、班、R3は同一であっても異な
っていてもよい。X1〜x4はそのうちの少なくとも一
つがハロゲン原子(F、CI、Br、I)であり、これ
らは互いに同一の基であっても異なっていても良い。更
に、i及びjは好ましくは1〜3の整数、mは好ましく
は1である。また、&は、エチレン基の場合(ハロゲン
化ビスフェノール類のエチレンオキサイド付加物又はそ
の多量体)が最も好ましい。
上記式(I)において、m=1の場合はハロゲン化フェ
ノール類のアルキレンオキサイド付加物、m=2以上の
場合はその多量体に相当するが、これらは各々単独で、
また2種以上混合して使用することができる。
ノール類のアルキレンオキサイド付加物、m=2以上の
場合はその多量体に相当するが、これらは各々単独で、
また2種以上混合して使用することができる。
[式(II )中、へ、R1〜R4、X1〜x4、i、
j:式(1)と同様、n:l〜4の整数。i′、j′:
1以上の整数。
j:式(1)と同様、n:l〜4の整数。i′、j′:
1以上の整数。
R5=炭素数1〜10のアルキレン基、−0−X5〜x
8:x□〜X4と同様。
8:x□〜X4と同様。
馬、R7:R2、R3と同様。]
上記式(I)において、R2とR3、狗とR7は互いに
同一であっても異なっていてもよい。X1〜X4又はX
5〜X8は各々そのうちの少なくとも一つがノ10ゲン
原子(F、C1、Br、I)であり、これらは互いに同
一の基であっても異なっていても良い。更に、i′及び
j′は好ましくは1〜3の整数、nは好ましくは1であ
る。また、氏は、エチレン基の場合が最も好ましい。上
記式(II)において、n;1の場合及びn=2以上の
場合について、各々単独で、または2種以上混合して使
用することができる。
同一であっても異なっていてもよい。X1〜X4又はX
5〜X8は各々そのうちの少なくとも一つがノ10ゲン
原子(F、C1、Br、I)であり、これらは互いに同
一の基であっても異なっていても良い。更に、i′及び
j′は好ましくは1〜3の整数、nは好ましくは1であ
る。また、氏は、エチレン基の場合が最も好ましい。上
記式(II)において、n;1の場合及びn=2以上の
場合について、各々単独で、または2種以上混合して使
用することができる。
ハロゲン化ビスフェノール類の具体的な例としては、ビ
スフェノール類として、2.2−(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン(ビスフェノールA)、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)オクタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニ
ルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチル
フェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−
3−第3ブチルフエニル)プロパン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシ−3,5ジブロモフエニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5ジクロ
ロフエニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシアリー
ル)アルカン類、4,4−ジヒドロキシジフェニルエー
テル、4.4−ジヒドロキシ−3,3′ジメチルジフエ
ニルエーテル、のようなジヒドロキシジアリールエーテ
ル類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、
4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニ
ルスルフィドのようなジヒドロキシジアリールスルフィ
ド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド
、4,4′−ジヒドロキシ−3,3”−ジメチルジフェ
ニルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリールスル
ホキシド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン、4,42−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフ
ェニルスルホンのようなジヒドロキシジアリールスルホ
ン類等 これらのハロゲン化ビスフェノール類のアルキレンオキ
サイド付加物及び/又はその多量体は、芳香族ポリカー
ボネート樹脂組成物全体に対し、ハロゲン原子としての
含有量が0.1〜10重量%、好ましくは0.2〜5重
量%となるよう配合される。ハロゲン原子の含有量が0
.1重量%より少ないと、耐電離放射線性の改良効果が
少なく、10重量%より多くなると、組成物の機械的特
性が著しく低下する。また、該付加物及びl又はその多
量体は、その分子量をAとし、芳香族ポリカーボネート
樹脂に対する配合量をB(重量%)として、AとBとの
積が AXB≦30000 であることが好ましい。AとBとの積が30000を越
えると、得られる樹脂組成物の透明性が損なわれる。ま
た、該付加物及びl又はその多量体の芳香族ポリカーボ
ネート樹脂に対する配合量は、好ましくは1重量%以上
、更に好ましくは1〜10重量%である。この量が少な
すぎると、流動性が低下するので好ましくない。
スフェノール類として、2.2−(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン(ビスフェノールA)、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)エタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)オクタン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニ
ルメタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチル
フェニル)プロパン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−
3−第3ブチルフエニル)プロパン、2,2−ビス(4
−ヒドロキシ−3−ブロモフェニル)プロパン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシ−3,5ジブロモフエニル)プ
ロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5ジクロ
ロフエニル)プロパンのようなビス(ヒドロキシアリー
ル)アルカン類、4,4−ジヒドロキシジフェニルエー
テル、4.4−ジヒドロキシ−3,3′ジメチルジフエ
ニルエーテル、のようなジヒドロキシジアリールエーテ
ル類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、
4,4′−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフェニ
ルスルフィドのようなジヒドロキシジアリールスルフィ
ド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド
、4,4′−ジヒドロキシ−3,3”−ジメチルジフェ
ニルスルホキシドのようなジヒドロキシジアリールスル
ホキシド類、4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン、4,42−ジヒドロキシ−3,3′−ジメチルジフ
ェニルスルホンのようなジヒドロキシジアリールスルホ
ン類等 これらのハロゲン化ビスフェノール類のアルキレンオキ
サイド付加物及び/又はその多量体は、芳香族ポリカー
ボネート樹脂組成物全体に対し、ハロゲン原子としての
含有量が0.1〜10重量%、好ましくは0.2〜5重
量%となるよう配合される。ハロゲン原子の含有量が0
.1重量%より少ないと、耐電離放射線性の改良効果が
少なく、10重量%より多くなると、組成物の機械的特
性が著しく低下する。また、該付加物及びl又はその多
量体は、その分子量をAとし、芳香族ポリカーボネート
樹脂に対する配合量をB(重量%)として、AとBとの
積が AXB≦30000 であることが好ましい。AとBとの積が30000を越
えると、得られる樹脂組成物の透明性が損なわれる。ま
た、該付加物及びl又はその多量体の芳香族ポリカーボ
ネート樹脂に対する配合量は、好ましくは1重量%以上
、更に好ましくは1〜10重量%である。この量が少な
すぎると、流動性が低下するので好ましくない。
また、本発明において使用されるポリプロピレングリコ
ールは、分子量が5ooo以下であることが望ましい。
ールは、分子量が5ooo以下であることが望ましい。
分子量が8000を越えると、得られる樹脂組成物の透
明性が損なわれる。また、ポリプロピレングリコールの
末端水酸基は、脂肪酸でエステル化したり、グリシジル
化することによって、溶融成形加工時の熱安定性の向上
を図ることが出来る。
明性が損なわれる。また、ポリプロピレングリコールの
末端水酸基は、脂肪酸でエステル化したり、グリシジル
化することによって、溶融成形加工時の熱安定性の向上
を図ることが出来る。
こうしたポリプロピレングリコールの配合量は、芳香族
ポリカーボネート樹脂組成物全体に対して0.05〜5
重量%、好ましくは、0.5〜2重量%である。0.0
5重量%未満では、耐電離放射線性の効果が不十分であ
り、5重量%を越えると、得られる樹脂組成物の透明性
を損ない、機械的特性も低下する。
ポリカーボネート樹脂組成物全体に対して0.05〜5
重量%、好ましくは、0.5〜2重量%である。0.0
5重量%未満では、耐電離放射線性の効果が不十分であ
り、5重量%を越えると、得られる樹脂組成物の透明性
を損ない、機械的特性も低下する。
ハロゲン化ビスフェノール類のアルキレンオキサイド付
加物及び/又はその多量体やポリプロピレングリコール
を芳香族ポリカーボネート樹脂に配合する方法としては
、最終成形品を成形する直前まで、任意の段階で当業者
に周知の種々の手段によって行うことが出来る。
加物及び/又はその多量体やポリプロピレングリコール
を芳香族ポリカーボネート樹脂に配合する方法としては
、最終成形品を成形する直前まで、任意の段階で当業者
に周知の種々の手段によって行うことが出来る。
更に、本発明の樹脂組成物には、本発明の効果を損なわ
ない範囲内で、他の樹脂材料、例えば、ポリエチレンテ
レフタレートやポリブチレンテレフタレート、ポリエス
テルポリカーボネート、ボリアリレート、シクロヘキサ
ンジメタツールとテレフタル酸及びl又はイソフタル酸
との重縮合物またはそれとポリエチレンテレフタレート
との共重合物などを、混合して使用することが出来る。
ない範囲内で、他の樹脂材料、例えば、ポリエチレンテ
レフタレートやポリブチレンテレフタレート、ポリエス
テルポリカーボネート、ボリアリレート、シクロヘキサ
ンジメタツールとテレフタル酸及びl又はイソフタル酸
との重縮合物またはそれとポリエチレンテレフタレート
との共重合物などを、混合して使用することが出来る。
また、本発明の組成物には、周知の各種の添加剤、例え
ばエポキシ化合物などの加水分解防止剤、パラフィンワ
ックス、脂肪酸エステルなどの滑剤、ヒンダードフェノ
ール、リン酸エステルや亜リン酸エステルなどの酸化防
止剤、トリアジン系化合物などの耐候性改良剤、顔料、
染料などの着色剤などを含有してもよい。
ばエポキシ化合物などの加水分解防止剤、パラフィンワ
ックス、脂肪酸エステルなどの滑剤、ヒンダードフェノ
ール、リン酸エステルや亜リン酸エステルなどの酸化防
止剤、トリアジン系化合物などの耐候性改良剤、顔料、
染料などの着色剤などを含有してもよい。
本発明の芳香族ポリカーボネート樹脂組成物は、当業者
に周知の方法で製品に加工される。加工法には特に制限
はなく、例えば、射出成形、押出成形、ブロー成形、プ
レス成形などが適用されるが、特に射出成形が好ましい
。射出成形を行う場合の好ましい条件としては、樹脂温
度280〜3200C1金型温度60〜120°C1射
出圧力300〜2000 kg/cm2である。
に周知の方法で製品に加工される。加工法には特に制限
はなく、例えば、射出成形、押出成形、ブロー成形、プ
レス成形などが適用されるが、特に射出成形が好ましい
。射出成形を行う場合の好ましい条件としては、樹脂温
度280〜3200C1金型温度60〜120°C1射
出圧力300〜2000 kg/cm2である。
本発明で用いられる電離放射線については、アルファ線
、重電子線、陽子線、ベータ線、電子線、中性子線、ガ
ンマ線、及びエックス線などによるものが挙げられるが
、工業的にはガンマ線が好んで使用される。放射される
電離放射線の量は、通常は2.5 Mrad程度である
。
、重電子線、陽子線、ベータ線、電子線、中性子線、ガ
ンマ線、及びエックス線などによるものが挙げられるが
、工業的にはガンマ線が好んで使用される。放射される
電離放射線の量は、通常は2.5 Mrad程度である
。
[実施例1
以下に、本発明を実施例によって具体的に説明するが、
本発明はその要旨を逸脱しない限りこれら実施例により
制限されるものではない。
本発明はその要旨を逸脱しない限りこれら実施例により
制限されるものではない。
(実施例1〜5及び比較例1〜2)
粘度平均分子量22000のビスフェノールAポリカー
ボネート樹脂(三菱化成(株)製、商品名ニッパレック
ス7022A )、に対し、ハロゲン化ビスフェノール
類のアルキレンオキサイド付加物として表−1に示す化
合物、及び、分子量4500のポリプロピレングリコー
ル(ダウ(株)製、商品名: E−4500)を表−1
に示す組成で配合し、樹脂温度270〜290 ’Cの
範囲内でスクリュー径40 mm−のベント付押出機に
てペレット化した。このペレットを乾燥後、型締圧75
トンの射出成形機を用い、樹脂温度280〜300°C
の範囲内で50mmφX 3 mm厚みの円板型試験片
、及び引張試験用試験片を作成した。
ボネート樹脂(三菱化成(株)製、商品名ニッパレック
ス7022A )、に対し、ハロゲン化ビスフェノール
類のアルキレンオキサイド付加物として表−1に示す化
合物、及び、分子量4500のポリプロピレングリコー
ル(ダウ(株)製、商品名: E−4500)を表−1
に示す組成で配合し、樹脂温度270〜290 ’Cの
範囲内でスクリュー径40 mm−のベント付押出機に
てペレット化した。このペレットを乾燥後、型締圧75
トンの射出成形機を用い、樹脂温度280〜300°C
の範囲内で50mmφX 3 mm厚みの円板型試験片
、及び引張試験用試験片を作成した。
こうして得られた引張試験用試験片で以下に示す方法に
より引張強度及び、引張伸を測定し、また、円板型試験
片の黄色度指数を測定し、更にその試験片を日本アイソ
トープ協会に依頼して空気中及び脱酸素雰囲気中で2.
5 Mradのガンマ線を照射滅菌し、2日後に再度黄
色度指数を測定した。得られた結果を表−1に示す。尚
、脱酸素雰囲気は、脱酸素剤(三菱ガス化学(株)製、
商品名エージレス)と共に密封することによって得た。
より引張強度及び、引張伸を測定し、また、円板型試験
片の黄色度指数を測定し、更にその試験片を日本アイソ
トープ協会に依頼して空気中及び脱酸素雰囲気中で2.
5 Mradのガンマ線を照射滅菌し、2日後に再度黄
色度指数を測定した。得られた結果を表−1に示す。尚
、脱酸素雰囲気は、脱酸素剤(三菱ガス化学(株)製、
商品名エージレス)と共に密封することによって得た。
また、肉厚3mmのアルキメデスのスパイラル型を用い
、樹脂温度300°C1金型温度100’C1射出圧力
1000 kg / cm2にて成形し、流動長を測定
した。
、樹脂温度300°C1金型温度100’C1射出圧力
1000 kg / cm2にて成形し、流動長を測定
した。
試験法:
引張強度、引張伸びASTM D638に準じて行った
。
。
黄色度指数 JIS K−7103に準じて行っ
た。
た。
(亨1)ハロゲン化ビスフェノール類のエチレンオキサ
イド付加物の配合量は、芳香族ポリカーボネート樹脂組
成物全体に対する配合量(重量%)であり、()内はハ
ロゲン原子としての含有量(重量%)を示す。
イド付加物の配合量は、芳香族ポリカーボネート樹脂組
成物全体に対する配合量(重量%)であり、()内はハ
ロゲン原子としての含有量(重量%)を示す。
(本2)音大化成(株)製、商品名:ファイヤガード
3600 ;テトラブロムビスフェノールAのエチ レンオキサイド2モル付加物 (*3)開成化学(株)製、商品名:TBA−EOテト
ラブロムビスフェノールAのエチ レンオキサイド4モル付加物 [発明の効果] 本発明の樹脂組成物は、表−2に示す通り、芳香族ポリ
カーボネート樹脂の優れた機械的特性を保持し、かつ流
動性に著しく優れ、また電離放射線による滅菌処理を受
けても、黄変が少ない。したがって、薄肉複雑な成形品
が成形可能であり、特に電離放射線滅菌を行う人工肺、
人工腎臓(例えば人工腎臓のケース)、輸血セットなど
の医療用部品の材料として有用である。
3600 ;テトラブロムビスフェノールAのエチ レンオキサイド2モル付加物 (*3)開成化学(株)製、商品名:TBA−EOテト
ラブロムビスフェノールAのエチ レンオキサイド4モル付加物 [発明の効果] 本発明の樹脂組成物は、表−2に示す通り、芳香族ポリ
カーボネート樹脂の優れた機械的特性を保持し、かつ流
動性に著しく優れ、また電離放射線による滅菌処理を受
けても、黄変が少ない。したがって、薄肉複雑な成形品
が成形可能であり、特に電離放射線滅菌を行う人工肺、
人工腎臓(例えば人工腎臓のケース)、輸血セットなど
の医療用部品の材料として有用である。
Claims (3)
- (1)ハロゲン化ビスフェノール類のアルキレンオキサ
イド付加物及び/又はその多量体を、ハロゲン原子とし
て0.1〜10重量%含有する芳香族ポリカーボネート
樹脂組成物。 - (2)ハロゲン化ビスフェノール類のアルキレンオキサ
イド付加物及び/又はその多量体をハロゲン原子として
0.1〜10重量%、及び、ポリプロピレングリコール
を0.1〜5重量%含有する芳香族ポリカーボネート樹
脂組成物。 - (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の芳香族
ポリカーボネート樹脂組成物よりなる医療用部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2116474A JPH0413759A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物及びそれよりなる医療用部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2116474A JPH0413759A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物及びそれよりなる医療用部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0413759A true JPH0413759A (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=14687999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2116474A Pending JPH0413759A (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物及びそれよりなる医療用部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0413759A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0753540A3 (en) * | 1995-07-12 | 1999-08-25 | Mitsubishi Engineering-Plastics Corporation | Polycarbonate resin composition |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP2116474A patent/JPH0413759A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0753540A3 (en) * | 1995-07-12 | 1999-08-25 | Mitsubishi Engineering-Plastics Corporation | Polycarbonate resin composition |
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