JPH041380Y2 - - Google Patents
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- JPH041380Y2 JPH041380Y2 JP18654681U JP18654681U JPH041380Y2 JP H041380 Y2 JPH041380 Y2 JP H041380Y2 JP 18654681 U JP18654681 U JP 18654681U JP 18654681 U JP18654681 U JP 18654681U JP H041380 Y2 JPH041380 Y2 JP H041380Y2
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内輪と外輪とを同芯に保持しうる軸受
材からなるリテーナリング内にカム体を収容せし
めることによつて、その巾寸度を減じて小型化で
きかつコストダウンを達成しうる一方向噛合クラ
ツチに関する。
材からなるリテーナリング内にカム体を収容せし
めることによつて、その巾寸度を減じて小型化で
きかつコストダウンを達成しうる一方向噛合クラ
ツチに関する。
内輪と外輪との間にカム体を配設し該カム体の
立上り方向への相対回転に際して、内輪と外輪と
の間を楔着するようにした一方向噛合クラツチが
多用されている。
立上り方向への相対回転に際して、内輪と外輪と
の間を楔着するようにした一方向噛合クラツチが
多用されている。
このような一方向噛合クラツチでは、内輪と外
輪とを同芯にかつカム体が立上り、傾動しうる所
定の間隙を隔て保持する必要があり、そのため、
従来、例えば第5図に示すごとく、円筒状の内輪
aと外輪bとの間かつ両側に例えば球軸受cを介
在させるか、又は第6図に示すごとく、外輪bの
一端に比較的長いボス部dを突設し、該ボス部d
に内着されるすべり軸受eに、内輪aを貫通する
回転軸fを摺動、回転可能に挿通するごとく形成
していた。従つていずれの場合も、カム体fの長
さに加えて、球軸受c、軸受eの長さ分、一方向
噛合クラツチの巾寸度を増大する結果、取付け時
にスペースを要し又重量が増加することによつ
て、制作費をも増大させていた。とくに第6図に
示したものは、内輪a、外輪bが片持梁状に保持
され、その芯精度向上のために大きな巾寸度が必
要となる。又第5図に示したものは、球軸受cの
厚さがカム体fの高さに較べて大であるため、内
輪a、外輪bの段付部hを設ける必要があり、又
第6図に示したものもボス部dを突出させる等、
その形状を複雑にし加工の手間も増す。
輪とを同芯にかつカム体が立上り、傾動しうる所
定の間隙を隔て保持する必要があり、そのため、
従来、例えば第5図に示すごとく、円筒状の内輪
aと外輪bとの間かつ両側に例えば球軸受cを介
在させるか、又は第6図に示すごとく、外輪bの
一端に比較的長いボス部dを突設し、該ボス部d
に内着されるすべり軸受eに、内輪aを貫通する
回転軸fを摺動、回転可能に挿通するごとく形成
していた。従つていずれの場合も、カム体fの長
さに加えて、球軸受c、軸受eの長さ分、一方向
噛合クラツチの巾寸度を増大する結果、取付け時
にスペースを要し又重量が増加することによつ
て、制作費をも増大させていた。とくに第6図に
示したものは、内輪a、外輪bが片持梁状に保持
され、その芯精度向上のために大きな巾寸度が必
要となる。又第5図に示したものは、球軸受cの
厚さがカム体fの高さに較べて大であるため、内
輪a、外輪bの段付部hを設ける必要があり、又
第6図に示したものもボス部dを突出させる等、
その形状を複雑にし加工の手間も増す。
本考案は、内輪と外輪との間の軸受材からなり
かつカム体を収容しうるリテーナリングを介在さ
せることによつて、前記問題点を解決しうる一方
向噛合クラツチ(以下クラツチという)の提供を
目的とし、以下その一実施例を図面に基づき説明
する。
かつカム体を収容しうるリテーナリングを介在さ
せることによつて、前記問題点を解決しうる一方
向噛合クラツチ(以下クラツチという)の提供を
目的とし、以下その一実施例を図面に基づき説明
する。
図において本考案のクラツチ1は、内輪2と外
輪3との間に、カム体4を収容しうるリテーナリ
ング5を介在せしめるものであつて、内輪2と外
輪3とは本実施例ではほぼ同巾の短かい円筒状を
なし、軸受鋼などを用いてかつその向き合う内輪
2の外周面2aと外輪3の内周面3aとを真円の
鏡面にかつ硬化仕上げを施こすとともに、その両
端には止輪7取付用の周溝9……を凹設し、又対
向面2a,3a間の間隙gは、前記カム体4の作
動時の立上り高さと等しく設定される。
輪3との間に、カム体4を収容しうるリテーナリ
ング5を介在せしめるものであつて、内輪2と外
輪3とは本実施例ではほぼ同巾の短かい円筒状を
なし、軸受鋼などを用いてかつその向き合う内輪
2の外周面2aと外輪3の内周面3aとを真円の
鏡面にかつ硬化仕上げを施こすとともに、その両
端には止輪7取付用の周溝9……を凹設し、又対
向面2a,3a間の間隙gは、前記カム体4の作
動時の立上り高さと等しく設定される。
リテーナリング5は、該間隙gに内挿される円
筒体であり、その内面5a、外面5bが外、内周
2a,3aに比較的密に摺接することによつて、
内輪2の外周面2aと外輪3の内周面3aとを同
心に軸支支持するとともに、該リテーナリング5
は、ケルメツト、パビツトメタル、ホワイトメタ
ル等の各種の軸受合金、合成樹脂、又は粉末冶
金、さらには、金属又は合成樹脂等の多孔材に
油、黒鉛等を含浸、混入せしめてなるオイレス軸
受材等の、耐摩性と耐圧縮性等を具えた各種の素
材を用いて形成される。又リテーナリング5はそ
の一方の側面を起点として他側面に向つて平行に
のびる例えば6個の切欠部11を形設する。該切
欠部11は、本実施例では円弧状の側面を有しか
つその中心をリテーナリング5の上方に位置する
ことにより、リテーナリング5の外面5bは内面
5aに比して大に切欠かれ、内面5a、外面5
abに通じており、又外面5bには切欠部11の
ほぼ中央を通る、リテーナリング5の板厚のほぼ
半分をこえる深さの外周溝13が形成される。
筒体であり、その内面5a、外面5bが外、内周
2a,3aに比較的密に摺接することによつて、
内輪2の外周面2aと外輪3の内周面3aとを同
心に軸支支持するとともに、該リテーナリング5
は、ケルメツト、パビツトメタル、ホワイトメタ
ル等の各種の軸受合金、合成樹脂、又は粉末冶
金、さらには、金属又は合成樹脂等の多孔材に
油、黒鉛等を含浸、混入せしめてなるオイレス軸
受材等の、耐摩性と耐圧縮性等を具えた各種の素
材を用いて形成される。又リテーナリング5はそ
の一方の側面を起点として他側面に向つて平行に
のびる例えば6個の切欠部11を形設する。該切
欠部11は、本実施例では円弧状の側面を有しか
つその中心をリテーナリング5の上方に位置する
ことにより、リテーナリング5の外面5bは内面
5aに比して大に切欠かれ、内面5a、外面5
abに通じており、又外面5bには切欠部11の
ほぼ中央を通る、リテーナリング5の板厚のほぼ
半分をこえる深さの外周溝13が形成される。
カム体4は断面略おむすび状を呈する非円形で
あつて、クラツチ1の半径方向中心線Aと小角度
α傾斜して前記外、内周面2a,3aと当接しう
る一方、その当接点4a,4bを結ぶ線分が立上
る方向に、内輪2、外輪3が相対回転することに
よつて、該カム体4はつつぱり棒状に内輪2、外
輪3を楔着し両者を噛合わせる。又カム体4には
前記外周溝13と位置合わせしうる切欠溝15が
形成され、該切欠溝15は前記当接点4a,4b
を結ぶ線分と、ほぼ直角をなす底面16を有し、
該カム体4を切欠部11に収容することによつ
て、底面16を傾斜し、かつ底面16の立上り側
のコーナ部16aは前記外周溝13の底面17を
こえ、外方に突出する。従つて自由長さが外周溝
13の底面17の円周長さよりも小なる寸度の無
端コイルバネ19を外周溝13を通り切欠溝15
に嵌入、張設したときには、該コイルバネ19は
コーナ部16aを押し下げることによつてカム体
4は立上り側に傾動、付勢される。
あつて、クラツチ1の半径方向中心線Aと小角度
α傾斜して前記外、内周面2a,3aと当接しう
る一方、その当接点4a,4bを結ぶ線分が立上
る方向に、内輪2、外輪3が相対回転することに
よつて、該カム体4はつつぱり棒状に内輪2、外
輪3を楔着し両者を噛合わせる。又カム体4には
前記外周溝13と位置合わせしうる切欠溝15が
形成され、該切欠溝15は前記当接点4a,4b
を結ぶ線分と、ほぼ直角をなす底面16を有し、
該カム体4を切欠部11に収容することによつ
て、底面16を傾斜し、かつ底面16の立上り側
のコーナ部16aは前記外周溝13の底面17を
こえ、外方に突出する。従つて自由長さが外周溝
13の底面17の円周長さよりも小なる寸度の無
端コイルバネ19を外周溝13を通り切欠溝15
に嵌入、張設したときには、該コイルバネ19は
コーナ部16aを押し下げることによつてカム体
4は立上り側に傾動、付勢される。
然して本考案のクラツチ1において、リテーナ
リング5の各切欠部11にカム体4を挿入し、か
つコイルバネ19を外周溝13、切欠溝15に巻
装するとともに、前記カム体4を小角度α以上に
傾けつつ内輪2、外輪3の間に挿入し、かつ止輪
7を周溝9に取付け、リテーナリング5、カム体
4を抜け止めする。リテーナリング5は、その内
面5a、外面5bが外、内周面2a,3aと摺接
でき、かつ該リテーナリング5は軸受材からなる
ため、内輪2と外輪3とは同芯に軸受支持され従
つて内輪2は外輪3に相対回転可能に保持され
る。カム体4はリテーナリング5の内面5a、外
面5bをこえ対向面2a,3aに小角度α傾斜し
て当接する結果、その当接点4a,4bを結ぶ線
分の立上り側に内輪2、外輪3が相対回転した
際、両者を楔合させ噛合する一方、反対方向へ相
対回転するときには楔合を解き、自由回転可能と
する。なおコイルバネ19はカム体4を立上り側
に付勢し従つて内輪2、外輪3の噛合方向への相
対回転によつて直ちに両者を結合できる。又前記
実施例のごとく切欠部11は円柱状をなしかつ内
面5aを巾狭とすることによつてカム体4を該切
欠部11を保持できリテーナリング5の取付け時
の抜け落ちを防ぎうるとともに、切欠部11とカ
ム体4とをほぼ同形状とすることによつて、カム
体4の遊動代を減じ動作を確実とする。
リング5の各切欠部11にカム体4を挿入し、か
つコイルバネ19を外周溝13、切欠溝15に巻
装するとともに、前記カム体4を小角度α以上に
傾けつつ内輪2、外輪3の間に挿入し、かつ止輪
7を周溝9に取付け、リテーナリング5、カム体
4を抜け止めする。リテーナリング5は、その内
面5a、外面5bが外、内周面2a,3aと摺接
でき、かつ該リテーナリング5は軸受材からなる
ため、内輪2と外輪3とは同芯に軸受支持され従
つて内輪2は外輪3に相対回転可能に保持され
る。カム体4はリテーナリング5の内面5a、外
面5bをこえ対向面2a,3aに小角度α傾斜し
て当接する結果、その当接点4a,4bを結ぶ線
分の立上り側に内輪2、外輪3が相対回転した
際、両者を楔合させ噛合する一方、反対方向へ相
対回転するときには楔合を解き、自由回転可能と
する。なおコイルバネ19はカム体4を立上り側
に付勢し従つて内輪2、外輪3の噛合方向への相
対回転によつて直ちに両者を結合できる。又前記
実施例のごとく切欠部11は円柱状をなしかつ内
面5aを巾狭とすることによつてカム体4を該切
欠部11を保持できリテーナリング5の取付け時
の抜け落ちを防ぎうるとともに、切欠部11とカ
ム体4とをほぼ同形状とすることによつて、カム
体4の遊動代を減じ動作を確実とする。
叙上のごとく本考案のクラツチは、内輪の外周
面と外輪の内周面との間に介在するリテーナリン
グにより両者を同芯に保持するとともにリテーナ
リングの切欠溝にカム体を取付けているため、内
輪と外輪とは、前記第5〜6図に示した従来例の
ごとく、球軸受、すべり軸受等を付加、別設する
ことなく、内輪の外周面と外輪の内周面とを同芯
に軸受支持でき、その結果巾寸度を減じ取付性を
向上するとともに軽量化を達成できる。さらに従
来のものに比して内輪、外輪の構成を簡易化しか
つ組立てを容易とすることによつて大巾なコスト
ダウンを可能とする。
面と外輪の内周面との間に介在するリテーナリン
グにより両者を同芯に保持するとともにリテーナ
リングの切欠溝にカム体を取付けているため、内
輪と外輪とは、前記第5〜6図に示した従来例の
ごとく、球軸受、すべり軸受等を付加、別設する
ことなく、内輪の外周面と外輪の内周面とを同芯
に軸受支持でき、その結果巾寸度を減じ取付性を
向上するとともに軽量化を達成できる。さらに従
来のものに比して内輪、外輪の構成を簡易化しか
つ組立てを容易とすることによつて大巾なコスト
ダウンを可能とする。
なお本考案のクラツチにおいて、第1図に一点
鎖線でその一部分を例示するごとく切欠部11
を、互いに連続しない範囲で可及的に多数個設け
ることもでき、そのときにもリテーナリング5が
軸受材からなるため、内輪2、外輪3を同芯に軸
受支持し、両者を相対回転可能に摺接させうると
ともにカム体5の個数が増加し、クラツチの耐久
性、耐摩耗性を向上させうる。さらに本考案のク
ラツチには、前記間隙gを密封しうるシールリン
グを用いて潤滑剤の流出を防止しうるようにも構
成でき、又リテーナリング5は、内輪2、外輪3
の一方にあらかじめ固着することができる。さら
にコイルバネ19にかえて適宜の板バネ等を用い
ることもでき、又カム体は断面おむすび状の他、
長円状等種々な態様のものが採用できる。
鎖線でその一部分を例示するごとく切欠部11
を、互いに連続しない範囲で可及的に多数個設け
ることもでき、そのときにもリテーナリング5が
軸受材からなるため、内輪2、外輪3を同芯に軸
受支持し、両者を相対回転可能に摺接させうると
ともにカム体5の個数が増加し、クラツチの耐久
性、耐摩耗性を向上させうる。さらに本考案のク
ラツチには、前記間隙gを密封しうるシールリン
グを用いて潤滑剤の流出を防止しうるようにも構
成でき、又リテーナリング5は、内輪2、外輪3
の一方にあらかじめ固着することができる。さら
にコイルバネ19にかえて適宜の板バネ等を用い
ることもでき、又カム体は断面おむすび状の他、
長円状等種々な態様のものが採用できる。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図はそのX−X線断面図、第3図はリテーナリン
グを示す斜視図、第4図はカム体を例示する拡大
斜視図、第5〜6図は従来例を示す断面図であ
る。 2……内輪、2a……外周面、3……外輪、3
b……内周面、4……カム体、5……リテーナリ
ング、5a……内面、5b……外面、11……切
欠部。
図はそのX−X線断面図、第3図はリテーナリン
グを示す斜視図、第4図はカム体を例示する拡大
斜視図、第5〜6図は従来例を示す断面図であ
る。 2……内輪、2a……外周面、3……外輪、3
b……内周面、4……カム体、5……リテーナリ
ング、5a……内面、5b……外面、11……切
欠部。
Claims (1)
- 夫々真円に形成される内輪の外周面と外輪の内
周面とを向かい合わせて配するとともに、前記内
周面と外周面との間に軸受材からなる円筒状のリ
テーナリングを介在させることにより内輪の外周
面と外輪の内周面とを同芯に軸受支持するととも
に、前記リテーナリングに、その内外面に通じる
複数個の切欠部を設け、該切欠部内に、内輪の外
周面、外輪の内周面と摺接しかつその一方向の相
対回転に対して両者を楔着する非円形のカム体を
収容してなる一方向噛合クラツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18654681U JPS5889621U (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 一方向噛合クラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18654681U JPS5889621U (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 一方向噛合クラツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5889621U JPS5889621U (ja) | 1983-06-17 |
| JPH041380Y2 true JPH041380Y2 (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=29988583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18654681U Granted JPS5889621U (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 一方向噛合クラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5889621U (ja) |
-
1981
- 1981-12-14 JP JP18654681U patent/JPS5889621U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5889621U (ja) | 1983-06-17 |
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