JPH0632777Y2 - ギヤードモータの軸受構造 - Google Patents
ギヤードモータの軸受構造Info
- Publication number
- JPH0632777Y2 JPH0632777Y2 JP15003589U JP15003589U JPH0632777Y2 JP H0632777 Y2 JPH0632777 Y2 JP H0632777Y2 JP 15003589 U JP15003589 U JP 15003589U JP 15003589 U JP15003589 U JP 15003589U JP H0632777 Y2 JPH0632777 Y2 JP H0632777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- rotary shaft
- output rotary
- plate
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はギヤードモータの軸受構造に関する。
[従来の技術] 従来、樹脂化されたハウジングによって構成されるギヤ
ードモータの軸受構造としては、耐摩耗性、強度面等の
優れた特殊樹脂を使用するか、第3図に示すように摺動
部材を使用した軸受を別途設ける構造が一般的である。
すなわち、第3図において、1は樹脂製のハウジング、
2は一端がハウジング1の軸受孔3に筒状の軸受4を介
して回転自在に軸支された出力回転軸、5は出力回転軸
2の軸端に一体的に設けられた駆動歯車、6はハウジン
グ1と駆動歯車5との間に介装された板状軸受で、この
板状軸受6は出力回転軸2の軸端に嵌合されてハウジン
グ1の軸受凹部7内に挿入配置されている。板状軸受6
の外周面と軸受凹部7の内周面との間のクリアランスD
1は、出力回転軸2の外周面と板状軸受6の内周面との
間のクリアランスD2より大きい(D1>D2)。な
お、板状軸受6の板厚は、例えば0.5mm程度で、軸受凹
部7の深さと略同等もしくは小さく設定されている。
ードモータの軸受構造としては、耐摩耗性、強度面等の
優れた特殊樹脂を使用するか、第3図に示すように摺動
部材を使用した軸受を別途設ける構造が一般的である。
すなわち、第3図において、1は樹脂製のハウジング、
2は一端がハウジング1の軸受孔3に筒状の軸受4を介
して回転自在に軸支された出力回転軸、5は出力回転軸
2の軸端に一体的に設けられた駆動歯車、6はハウジン
グ1と駆動歯車5との間に介装された板状軸受で、この
板状軸受6は出力回転軸2の軸端に嵌合されてハウジン
グ1の軸受凹部7内に挿入配置されている。板状軸受6
の外周面と軸受凹部7の内周面との間のクリアランスD
1は、出力回転軸2の外周面と板状軸受6の内周面との
間のクリアランスD2より大きい(D1>D2)。な
お、板状軸受6の板厚は、例えば0.5mm程度で、軸受凹
部7の深さと略同等もしくは小さく設定されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前者の特殊樹脂製ハウジングを使用した
ギヤードモータにおいては、製造コストが高くつき、ま
た汎用性に欠けると云う問題があり、また後者の軸受4
を使用したものは軸受4のために部品点数が増え、コス
ト高になる上、スペース上小型化が困難であるといった
欠点があった。
ギヤードモータにおいては、製造コストが高くつき、ま
た汎用性に欠けると云う問題があり、また後者の軸受4
を使用したものは軸受4のために部品点数が増え、コス
ト高になる上、スペース上小型化が困難であるといった
欠点があった。
したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、比較的
簡単な構成でコスト低減と小型化を可能にしたギヤード
モータの軸受構造を提供することにある。
みてなされたもので、その目的とするところは、比較的
簡単な構成でコスト低減と小型化を可能にしたギヤード
モータの軸受構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、出力回転軸と、こ
の出力回転軸の軸端部を軸支する軸受孔と軸受凹部を有
するハウジングと、前記出力回転軸の軸端に設けられた
駆動歯車と、前記出力回転軸の軸端に嵌合されることに
より前記駆動歯車と前記ハウジングとの間に介装され前
記軸受凹部内に位置する板状軸受とを備え、前記板状軸
受は前記軸受孔に静合状態で内接され、かつ前記出力回
転軸の軸端に対しては、前記出力回転軸と軸受孔軸との
軸受クリアランスと同等もしくはこれよりも大きなクリ
アランスをもって遊嵌されているものである。
の出力回転軸の軸端部を軸支する軸受孔と軸受凹部を有
するハウジングと、前記出力回転軸の軸端に設けられた
駆動歯車と、前記出力回転軸の軸端に嵌合されることに
より前記駆動歯車と前記ハウジングとの間に介装され前
記軸受凹部内に位置する板状軸受とを備え、前記板状軸
受は前記軸受孔に静合状態で内接され、かつ前記出力回
転軸の軸端に対しては、前記出力回転軸と軸受孔軸との
軸受クリアランスと同等もしくはこれよりも大きなクリ
アランスをもって遊嵌されているものである。
[作用] 本考案において、ハウジングの軸受凹部に内接された板
状軸受と出力回転軸とのクリアランスは、出力回転軸と
軸受孔との通常の軸受クリアランスと同等若しくはこれ
より多少大きく設定される。出力回転軸の回転によって
駆動歯車が相手歯車を駆動する場合、最初ハウジングの
軸受相当面にて出力回転軸に加わる軸線と直交する方向
(水平方向)の荷重を受けるため、ハウジングの軸受相
当面が摩耗を始め、引き続き摩耗が進行し、出力回転軸
と軸受孔間の軸受クリアランスが出力回転軸と板状軸受
間の軸受クリアランスと同じになると、初めて板状軸受
が軸受として機能しだす。そして、それ以降の回転摺動
は、水平方向荷重の荷重点に近い出力回転軸と板状軸受
との間で行われるため、軸受相当面の摩耗が進行しなく
なり、ハウジングは出力回転軸の倒れ防止機構として機
能するようになる。
状軸受と出力回転軸とのクリアランスは、出力回転軸と
軸受孔との通常の軸受クリアランスと同等若しくはこれ
より多少大きく設定される。出力回転軸の回転によって
駆動歯車が相手歯車を駆動する場合、最初ハウジングの
軸受相当面にて出力回転軸に加わる軸線と直交する方向
(水平方向)の荷重を受けるため、ハウジングの軸受相
当面が摩耗を始め、引き続き摩耗が進行し、出力回転軸
と軸受孔間の軸受クリアランスが出力回転軸と板状軸受
間の軸受クリアランスと同じになると、初めて板状軸受
が軸受として機能しだす。そして、それ以降の回転摺動
は、水平方向荷重の荷重点に近い出力回転軸と板状軸受
との間で行われるため、軸受相当面の摩耗が進行しなく
なり、ハウジングは出力回転軸の倒れ防止機構として機
能するようになる。
[実施例] 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図は本考案に係るギヤードモータの軸受構造の一実
施例を示す断面図である。なお、図中第3図と同一構成
部品に対しては同一符号を以て示し、その説明を省略す
る。同図において、出力回転軸2の軸端部はハウジング
1の軸受孔3に通常の軸受クリアランスD0(1/100mm
程度)を以て嵌合軸支されている。板状軸受6はハウジ
ング1の軸受凹部7に内接、すなわち静合状態で嵌合さ
れ、出力回転軸2との軸受クリアランスD(1/10mm程
度)は、前記出力回転軸2と軸受孔3との軸受クリアラ
ンスD0より多少大きく設定(D>D0)されている。
但し、技術的に可能であれば、DをD0と同等(D=D
0)にしても以下に述べる効果に何等変わりはない。し
かしながら、DをD0より小さくすることは、後述する
出力回転軸2の倒れを規制防止できないため好ましくな
い。板状軸受6の板厚は、例えば1mm程度で、軸受凹部
7の深さより大きく設定されている。
施例を示す断面図である。なお、図中第3図と同一構成
部品に対しては同一符号を以て示し、その説明を省略す
る。同図において、出力回転軸2の軸端部はハウジング
1の軸受孔3に通常の軸受クリアランスD0(1/100mm
程度)を以て嵌合軸支されている。板状軸受6はハウジ
ング1の軸受凹部7に内接、すなわち静合状態で嵌合さ
れ、出力回転軸2との軸受クリアランスD(1/10mm程
度)は、前記出力回転軸2と軸受孔3との軸受クリアラ
ンスD0より多少大きく設定(D>D0)されている。
但し、技術的に可能であれば、DをD0と同等(D=D
0)にしても以下に述べる効果に何等変わりはない。し
かしながら、DをD0より小さくすることは、後述する
出力回転軸2の倒れを規制防止できないため好ましくな
い。板状軸受6の板厚は、例えば1mm程度で、軸受凹部
7の深さより大きく設定されている。
なお、その他の構成は第3図に示した従来構造と同様で
ある。
ある。
次に、このような構成からなるギヤードモータの動作を
説明する。
説明する。
出力回転軸2の回転によって駆動歯車5が相手歯車(図
示せず)を駆動する場合、最初ハウジング1の軸受相当
面、すなわち軸受孔3の内周面3aにて出力回転軸2に加
わる軸線と直交する方向(水平方向)の荷重Fを受ける
ため、ハウジング1の軸受相当面3aが摩耗を始め、引き
続き摩耗が進行し、出力回転軸2と軸受孔3間の軸受ク
リアランスD0が出力回転軸2と板状軸受6間の軸受ク
リアランスDと同じになると、初めて板状軸受6が軸受
として機能するようになる。そして、それ以降の回転摺
動は、水平方向荷重Fの荷重点に近い出力回転軸2と板
状軸受6との間で行われるため、軸受相当面3aの摩耗が
減少し、ハウジング1は出力回転軸2の倒れ防止機構と
して機能する。
示せず)を駆動する場合、最初ハウジング1の軸受相当
面、すなわち軸受孔3の内周面3aにて出力回転軸2に加
わる軸線と直交する方向(水平方向)の荷重Fを受ける
ため、ハウジング1の軸受相当面3aが摩耗を始め、引き
続き摩耗が進行し、出力回転軸2と軸受孔3間の軸受ク
リアランスD0が出力回転軸2と板状軸受6間の軸受ク
リアランスDと同じになると、初めて板状軸受6が軸受
として機能するようになる。そして、それ以降の回転摺
動は、水平方向荷重Fの荷重点に近い出力回転軸2と板
状軸受6との間で行われるため、軸受相当面3aの摩耗が
減少し、ハウジング1は出力回転軸2の倒れ防止機構と
して機能する。
したがって、第3図に示した軸受4が不要で、部品点数
の削減を図ることができ、また軸受4の分だけハウジン
グ1の軸受部を小さくすることができ、さらに出力回転
軸2と板状軸受6とは金属と金属の摺動のため、摩耗が
少なく、軸受を長寿命化させることができる。
の削減を図ることができ、また軸受4の分だけハウジン
グ1の軸受部を小さくすることができ、さらに出力回転
軸2と板状軸受6とは金属と金属の摺動のため、摩耗が
少なく、軸受を長寿命化させることができる。
この場合、第2図に示すようにハウジング1の軸受凹部
7の内周面に突起10を突設し、板状軸受6の外周に前記
突起10に嵌合し得る凹部11を設け、これらによって板状
軸受6の回転防止機構を構成すると、ハウジング1と板
状軸受6との相対摺動が皆無となり、更に軸受を長寿命
化させることができる。
7の内周面に突起10を突設し、板状軸受6の外周に前記
突起10に嵌合し得る凹部11を設け、これらによって板状
軸受6の回転防止機構を構成すると、ハウジング1と板
状軸受6との相対摺動が皆無となり、更に軸受を長寿命
化させることができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係るギヤードモータの軸受
構造は、板状軸受をハウジングの軸受孔に静合状態で内
接し、且つ板状軸受を出力回転軸に対しては、出力回転
軸と軸受孔軸との軸受クリアランスと同等もしくはこれ
よりも大きなクリアランスをもって遊嵌したので、板状
軸受と出力回転軸との軸受クリアランスが軸受孔と板状
軸受の軸受クリアランスより大きい場合、初期において
は出力回転軸に加わる水平荷重のために軸受孔が摩耗す
るが、上記両クリアランスが略一致すると、それ以上は
摩耗せず、板状軸受が出力回転軸の軸受として機能する
ようになる。したがって、安価な汎用樹脂材料でハウジ
ングを製作でき、また軸受孔と出力回転軸との間に介装
される軸受を必要とせず、さらに出力回転軸と板状軸受
とは金属と金属の摺動であるため、摩耗が少なく、軸受
の長期信頼性を向上させるなど、その実用的効果は大で
ある。
構造は、板状軸受をハウジングの軸受孔に静合状態で内
接し、且つ板状軸受を出力回転軸に対しては、出力回転
軸と軸受孔軸との軸受クリアランスと同等もしくはこれ
よりも大きなクリアランスをもって遊嵌したので、板状
軸受と出力回転軸との軸受クリアランスが軸受孔と板状
軸受の軸受クリアランスより大きい場合、初期において
は出力回転軸に加わる水平荷重のために軸受孔が摩耗す
るが、上記両クリアランスが略一致すると、それ以上は
摩耗せず、板状軸受が出力回転軸の軸受として機能する
ようになる。したがって、安価な汎用樹脂材料でハウジ
ングを製作でき、また軸受孔と出力回転軸との間に介装
される軸受を必要とせず、さらに出力回転軸と板状軸受
とは金属と金属の摺動であるため、摩耗が少なく、軸受
の長期信頼性を向上させるなど、その実用的効果は大で
ある。
第1図は本考案に係るギヤードモータの軸受構造の一実
施例を示す断面図、第2図は本考案の他の実施例を示す
平面図、第3図はギヤードモータの軸受構造の従来例を
示す断面図である。 1……ハウジング、2……出力回転軸、3……軸受孔、
4……軸受、5……駆動歯車、6……板状軸受、7……
軸受凹部、10……突起、11……凹部、D、D0……軸受
クリアランス。
施例を示す断面図、第2図は本考案の他の実施例を示す
平面図、第3図はギヤードモータの軸受構造の従来例を
示す断面図である。 1……ハウジング、2……出力回転軸、3……軸受孔、
4……軸受、5……駆動歯車、6……板状軸受、7……
軸受凹部、10……突起、11……凹部、D、D0……軸受
クリアランス。
Claims (1)
- 【請求項1】出力回転軸と、この出力回転軸の軸端部を
軸支する軸受孔と軸受凹部を有するハウジングと、前記
出力回転軸の軸端に設けられた駆動歯車と、前記出力回
転軸の軸端に嵌合されることにより前記駆動歯車と前記
ハウジングとの間に介装され前記軸受凹部内に位置する
板状軸受とを備え、 前記板状軸受は前記軸受孔に静合状態で内接され、かつ
前記出力回転軸の軸端に対しては、前記出力回転軸と軸
受孔軸との軸受クリアランスと同等もしくはこれよりも
大きなクリアランスをもって遊嵌されていることを特徴
とするギヤードモータの軸受構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15003589U JPH0632777Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | ギヤードモータの軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15003589U JPH0632777Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | ギヤードモータの軸受構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0391051U JPH0391051U (ja) | 1991-09-17 |
| JPH0632777Y2 true JPH0632777Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31696404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15003589U Expired - Lifetime JPH0632777Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | ギヤードモータの軸受構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632777Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200445145Y1 (ko) * | 2009-04-28 | 2009-07-02 | 이경호 | 자동차의 자동변속레버 잠금장치 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP15003589U patent/JPH0632777Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0391051U (ja) | 1991-09-17 |
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