JPH04138152U - 減速機 - Google Patents
減速機Info
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- JPH04138152U JPH04138152U JP1991046649U JP4664991U JPH04138152U JP H04138152 U JPH04138152 U JP H04138152U JP 1991046649 U JP1991046649 U JP 1991046649U JP 4664991 U JP4664991 U JP 4664991U JP H04138152 U JPH04138152 U JP H04138152U
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- JP
- Japan
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- casing
- gear
- steel plate
- damping steel
- wall
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/028—Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for reducing vibration or noise
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/0006—Vibration-damping or noise reducing means specially adapted for gearings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19642—Directly cooperating gears
- Y10T74/19679—Spur
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2186—Gear casings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は歯車伝達装置に関し、特に、ケーシン
グの内側の制振鋼板を設けることにより、潤滑油の壁面
へのたたき音、ケーシングの共鳴音等を防止し、低騒音
型の歯車伝達装置を得ることを目的とする。 【構成】本考案による歯車伝達装置は、複数の軸受(2
A,2C)を有するケーシング(1)と、前記各軸受
(2A,2C)を介して前記ケーシング(1)内に設け
られ歯車(3A,3C)を有する少なくとも入力軸
(4)及び出力軸(6)とを備えた歯車伝達装置におい
て、前記ケーシング(1)の内側には、制振鋼板(2
1)が設けられている構成である。
グの内側の制振鋼板を設けることにより、潤滑油の壁面
へのたたき音、ケーシングの共鳴音等を防止し、低騒音
型の歯車伝達装置を得ることを目的とする。 【構成】本考案による歯車伝達装置は、複数の軸受(2
A,2C)を有するケーシング(1)と、前記各軸受
(2A,2C)を介して前記ケーシング(1)内に設け
られ歯車(3A,3C)を有する少なくとも入力軸
(4)及び出力軸(6)とを備えた歯車伝達装置におい
て、前記ケーシング(1)の内側には、制振鋼板(2
1)が設けられている構成である。
Description
【0001】
本考案は、減速機に関し、特に、ケーシングの内側の制振鋼板を設けることに
より、潤滑油の壁面へのたたき音の外部への漏れ、ケーシングの共鳴音等を防止
し、低騒音型の減速機を得ることを目的とする。
【0002】
従来、用いられていたこの種の減速機としては種々あるが、その中で代表的な
ものについて述べると、図3で示される一般に採用されている構成を挙げること
ができる。
すなわち、図3において符号1で示されるものは全体形状が箱型の密閉構造よ
りなるケーシングであり、このケーシング1の側壁1A及び側壁1Bには、第1
、第2、第3軸受2A,2B,2Cが設けられ、各軸受2A,2B,2Cには、
第1、第2、第3、歯車3A,3B,3Cを有する入力軸4、中間軸5及び出力
軸6が回転自在に設けられている。
【0003】
前記中間軸5には、前記第2歯車3Bに隣接して第4歯車3Dが設けられ、前
記第1歯車3Aと第2歯車3Bが噛合し、第3歯車3Cと第4歯車3Dが噛合し
ている。
また、前記入力軸4と出力軸6の各一端4a,6aは前記ケーシング1の外壁
1aから外方に突出している。
【0004】
前記ケーシング1の外壁1aには、ゴム、樹脂等の防音部材7が設けられてお
り、この防音部材7により各歯車3A〜3Dによる騒音及びケーシング1の内部
における潤滑油がケーシング1の内壁1bに当たる音がケーシング1外に漏れる
ことが防止されている。
【0005】
また、他の従来構成としては、ここでは図示していないが、前記ケーシング1
の内壁1bに軸受2A〜2Cを設け、ケーシング1の壁内には軸受2A〜2Cを
内蔵しないようにした構成も採用されていた。
【0006】
従来の減速機は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在し
ていた。
すなわち、図3に示す前者の従来例の場合、据付面積が大きくなると共に防音
材を多く必要とするためコスト高となっていた。
また、ケーシング内における各歯車によって発生する熱がケーシング外に放出
できず、熱による軸受等の破損のおそれがあった。
さらに、防音材による美観の低下が著しく、メンテナンス時における作業性が
低下していた。
【0007】
また、後者の従来例の場合、減速機が大型化し、コストアップになると共に、
その効果が充分ではなかった。
【0008】
本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ケーシ
ングの内側に制振鋼板を設けることにより、潤滑油の壁面へのたたき音の外部へ
の漏れ、ケーシングの共鳴音等を防止し、低騒音型の減速機を提供することを目
的とする。
【0009】
本考案による減速機は、複数の軸受を有するケーシングと、前記各軸受を介し
て前記ケーシング内に設けられ歯車を有する入力軸、中間軸及び出力軸とを備え
た減速機において、前記ケーシングの内側には、制振鋼板が設けられている構成
である。
【0010】
さらに詳細には、前記ケーシングの内壁には複数の突出状の座が設けられ、前
記制振鋼板が前記座に取付ボルトを介して設けられていることにより、前記内壁
と制振鋼板間には空胴が形成されている構成である。
【0011】
さらに詳細には、前記ケーシングは、全体形状が箱形をなす密閉構造よりなる
構成である。
【0012】
本考案による減速機においては、ケーシングの内壁に制振鋼板が設けられてい
るため、潤滑油の吐き出しが制振鋼板に当たることになり、ケーシング外には音
や振動が伝達されず、多大な防音効果を得ることができる。
また、各歯車の噛み合い音もケーシングには及ばず、制振鋼板で吸収され、外
部への騒音の漏れを防止できる。
【0013】
以下、図面と共に本考案による減速機の好適な実施例について詳細に説明する
。
なお、従来例と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説明する。
図1及び図2は本考案による減速機を示す断面図及び要部の拡大断面図である
。
【0014】
すなわち、図1において符号1で示されるものは全体形状が箱型の密閉構造よ
りなるケーシングであり、このケーシング1の側壁1A及び側壁1Bには、第1
、第2、第3軸受2A,2B,2Cが設けられ、各軸受2A,2B,2Cには、
第1、第2、第3、歯車3A,3B,3Cを有する入力軸4、中間軸5及び出力
軸6が回転自在に設けられている。
【0015】
前記中間軸5には、前記第2歯車3Bに隣接して第4歯車3Dが設けられ、第
1歯車3Aと第2歯車3Bが噛合し、第3歯車3Cと第4歯車3Dが噛合してい
る。
また、前記入力軸4と出力軸6の各一端4a,6aは前記ケーシング1の外壁
1aから外方に突出している。
【0016】
前記ケーシング1は、例えば、鋳鋼等で構成されており、このケーシング1の
内壁1bには、一体に突出して形成された突出状の座20が複数個形成され、こ
の各座20の端面20aには、前記内壁1bの形状とほぼ相似形の制振鋼板21
が当接していることにより、この制振鋼板21が前記内壁1bの内側位置に配設
されている。
【0017】
なお、前記制振鋼板21は、例えば周知の特公昭59−19180号公報に開示さ
れたような高振動減衰能を有する構成、又は、数枚の互いに共振周波数の異なる
板を複層状に貼り合わせた構成等で形成されている。また、前記各軸4,5,6
は前記制振鋼板21に形成された案内孔21bを貫通している。
【0018】
前記各座20にはねじ孔20bが形成されており、このねじ孔20bに螺入さ
れた取付ねじ22が前記制振鋼板21の取付孔21aを貫通していることにより
、この制振鋼板21は前記内壁1bに固定されている。
【0019】
前記制振鋼板21と内壁1b間には、空胴22が形成されているため、各座2
0に固定された制振鋼板21は、この空胴に対応した部分で内壁1bとは浮いた
状態に保持されている。なお、前記座20は、ケーシング1と一体構成に限らず
、ゴム等により別体とすることもできる。
【0020】
従って、前述の構成において入力軸4を回転させると、第1、第2歯車3A,
3Bを介して中間軸5が回転し、第4、第3歯車3D,3Cを介して出力軸6が
回転することにより、入力軸4の回転は所定の減速比で減速されて出力軸6に伝
達されるが、この場合、各歯車3A〜3Dの回転により飛散する潤滑油(図示せ
ず)は制振鋼板21に当たるため、ケーシング1には到達せず、この騒音は制振
鋼板21で吸収され、ケーシング1外への騒音発生が防止される。
【0021】
また、各歯車3A〜3Dの回転により発生する騒音及び振動音も殆んど制振鋼
板21で吸収され、ケーシング1には到達することが防止されるため、ケーシン
グ1外への騒音の漏れを大幅に防止することができる。
なお、実験の結果、従来よりも5〜10dB(A)の騒音低下を達成することが
できた。
【0022】
本考案による減速機は、以上のように構成されているため、次のような効果を
得ることができる。
すなわち、ケーシングの内壁の内側に制振鋼板が配設されているため、各歯車
の作動音のケーシングへの伝達が防止されると共に、各歯車の作動時に発生する
潤滑油の飛びはねもケーシングには伝達されないため、ケーシングから外部への
騒音の漏れを大幅に低減することができ、従来よりも騒音を約5〜10dB(A)
低くすることができる。
また、ケーシングの外壁には、防音材等を貼着する必要がないため、減速機自
体の寸法の大形化を抑えることができる。
さらに、各軸受をケーシングの壁内に設けた従来構造を採用することができ、
ケーシング自体の寸法を変えることなく減速機を得ることができる。
【提出日】平成4年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は、歯車伝達機構に関し、特に、ケーシングの内側の制振鋼板を設ける
ことにより、潤滑油の壁面へのたたき音の外部への漏れ、ケーシングの共鳴音等
を防止し、低騒音型の歯車伝達機構を得ることを目的とする。
【0002】
従来、用いられていたこの種の歯車伝達機構としては種々あるが、その中の一 例として減速機
について述べると、図3で示される一般に採用されている構成を
挙げることができる。
すなわち、図3において符号1で示されるものは全体形状が箱型の密閉構造よ
りなるケーシングであり、このケーシング1の側壁1A及び側壁1Bには、第1
、第2、第3軸受2A,2B,2Cが設けられ、各軸受2A,2B,2Cには第
1、第2、第3、歯車3A,3B,3Cを有する入力軸4、中間軸5及び出力軸
6が回転自在に設けられている。
【0003】
前記中間軸5には、前記第2歯車3Bに隣接して第4歯車3Dが設けられ、前
記第1歯車3Aと第2歯車3Bが噛合し、第3歯車3Cと第4歯車3Dが噛合し
ている。
また、前記入力軸4と出力軸6の各一端4a,6aは前記ケーシング1の外壁
1aから外方に突出している。
【0004】
前記ケーシング1の外壁1aには、ゴム、樹脂等の防音部材7が設けられてお
り、この防音部材7により各歯車3A〜3Dによる騒音及びケーシング1の内部
における潤滑油がケーシング1の内壁1bに当たる音がケーシング1外に漏れる
ことが防止されている。
【0005】
また、他の従来構成としては、ここでは図示していないが、前記ケーシング1
の内壁1bに軸受2A〜2Cを設け、ケーシング1の壁内には軸受2A〜2Cを
内蔵しないようにした構成も採用されていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の歯車伝達機構は、以上のように構成されていたため、次のような課題が
存在していた。
すなわち、図3に示す前者の従来例の場合、据付面積が大きくなると共に防音
材を多く必要とするためコスト高となっていた。
また、ケーシング内における各歯車によって発生する熱がケーシング外に放出
できず、熱による軸受等の破損のおそれがあった。
さらに、防音材による美観の低下が著しく、メンテナンス時における作業性が
低下していた。
【0007】
また、後者の従来例の場合、歯車伝達機構が大型化し、コストアップになると
共に、その効果が充分ではなかった。
【0008】
本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ケーシ
ングの内側に制振鋼板を設けることにより、潤滑油の壁面へのたたき音の外部へ
の漏れ、ケーシングの共鳴音等を防止し、低騒音型の歯車伝達機構を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
本考案による歯車伝達機構は、複数の軸受を有するケーシングと、前記各軸受
を介して前記ケーシング内に設けられ歯車を有する少なくとも入力軸及び出力軸
とを備えた歯車伝達機構において、前記ケーシングの内側には、制振鋼板が設け
られている構成である。
【0010】
さらに詳細には、前記ケーシングの内壁には複数の突出状の座が設けられ、前
記制振鋼板が前記座に取付ボルトを介して設けられていることにより、前記内壁
と制振鋼板間には空胴が形成されている構成である。
【0011】
さらに詳細には、前記ケーシングは、全体形状が箱形をなす密閉構造よりなる
構成である。
【0012】
本考案による歯車伝達機構においては、ケーシングの内壁に制振鋼板が設けら
れているため、潤滑油の吐き出しが制振鋼板に当たることになり、ケーシング外
には音や振動が伝達されず、多大な防音効果を得ることができる。
また、各歯車の噛み合い音もケーシングには及ばず、制振鋼板で吸収され、外
部への騒音の漏れを防止できる。
【0013】
以下、図面と共に本考案による歯車伝達機構の好適な実施例について詳細に説
明する。
なお、本実施例では、歯車伝達機構の一例として減速機について述べ、従来例
と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説明する。
図1及び図2は本考案による減速機を示す断面図及び要部の拡大断面図である
。
【0014】
すなわち、図1において符号1で示されるものは全体形状が箱型の密閉構造よ
りなるケーシングであり、このケーシング1の側壁1A及び側壁1Bには、第1
、第2、第3軸受2A,2B,2Cが設けられ、各軸受2A,2B,2Cには、
第1、第2、第3、歯車3A,3B,3Cを有する入力軸4、中間軸5及び出力
軸6が回転自在に設けられている。
【0015】
前記中間軸5には、前記第2歯車3Bに隣接して第4歯車3Dが設けられ、第
1歯車3Aと第2歯車3Bが噛合し、第3歯車3Cと第4歯車3Dが噛合してい
る。
また、前記入力軸4と出力軸6の各一端4a,6aは前記ケーシング1の外壁
1aから外方に突出している。
【0016】
前記ケーシング1は、例えば、鋳鋼等で構成されており、このケーシング1の
内壁1bには、一体に突出して形成された突出状の座20が複数個形成され、こ
の各座20の端面20aには、前記内壁1bの形状とほぼ相似形の制振鋼板21
が当接していることにより、この制振鋼板21が前記内壁1bの内側位置に配設
されている。
【0017】
なお、前記制振鋼板21は、例えば周知の特公昭59−19180号公報に開
示されたような高振動減衰能を有する構成、又は、数板の互いに共振周波数の異
なる板を複層状に貼り合わせた構成等で形成されている。また、前記各軸4,5
,6は前記制振鋼板21に形成された案内孔21bを貫通している。
【0018】
前記各座20にはねじ孔20bが形成されており、このねじ孔20bに螺入さ
れた取付ねじ22が前記制振鋼板21の取付孔21aを貫通していることにより
、この制振鋼板21は前記内壁1bに固定されている。
【0019】
前記制振鋼板21と内壁1b間には、空胴22が形成されているため、各座2
0に固定された制振鋼板21は、この空胴に対応した部分で内壁1bとは浮いた
状態に保持されている。なお、前記座20は、ケーシング1と一体構成に限らず
、ゴム等により別体とすることもできる。
【0020】
従って、前述の構成において入力軸4を回転させると、第1、第2歯車3A,
3Bを介して中間軸5が回転し、第4、第3歯車3D,3Cを介して出力軸6が
回転することにより、入力軸4の回転は所定の減速比で減速されて出力軸6に伝
達されるが、この場合、各歯車3A〜3Dの回転により飛散する潤滑油(図示せ
ず)は制振鋼板21に当たるため、ケーシング1には到達せず、この騒音は制振
鋼板21で吸収され、ケーシング1外ヘの騒音発生が防止される。
【0021】
また、各歯車3A〜3Dの回転により発生する騒音及び振動音も殆んど制振鋼
板21で吸収され、ケーシング1には到達することが防止されるため、ケーシン
グ1外への騒音の漏れを大幅に防止することができる。
なお、実験の結果、従来よりも5〜10dB(A)の騒音低下を達成すること
ができた。
また、本実施例では、入力軸4、中間軸5、出力軸6を用いた場合について述 べたが、少なくとも入力軸4と出力軸6を用いて減速させることもできる。また 、前述の場合、減速する場合について述べたが、入力軸と出力軸を逆の構成とし 、増速機とした場合にも本考案が適用できることは述べるまでもないことである 。
【0022】
本考案による歯車伝達機構は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。
すなわち、ケーシングの内壁の内側に制振鋼板が配設されているため、各歯車
の作動音のケーシングへの伝達が防止されると共に、各歯車の作動時に発生する
潤滑油の飛びはねもケーシングには伝達されないため、ケーシングから外部への
騒音の漏れを大幅に低減することができ、従来よりも騒音を約5〜10dB(A
)低くすることができる。
また、ケーシングの外壁には、防音材等を貼着する必要がないため、歯車伝達 機構
自体の寸法の大形化を抑えることができる。
さらに、各軸受をケーシングの壁内に設けた従来構造を採用することができ、
ケーシング自体の寸法を変えることなく歯車伝達機構を得ることができる。
【提出日】平成4年6月25日
【手続補正1】
【補正対書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
本考案は、歯車伝達装置に関し、特に、ケーシングの内側の制振鋼板を設ける
ことにより、潤滑油の壁面へのたたき音の外部への漏れ、ケーシングの共鳴音等
を防止し、低騒音型の歯車伝達装置を得ることを目的とする。
【0002】
従来、用いられていたこの種の歯車伝達装置としては種々あるが、その中の一
例として減速機について述べると、図3で示される一般に採用されている構成を
挙げることができる。
すなわち、図3において符号1で示されるものは全体形状が箱型の密閉構造よ
りなるケーシングであり、このケーシング1の側壁1A及び側壁1Bには、第1
、第2、第3軸受2A,2B,2Cが設けられ、各軸受2A,2B,2Cには、
第1、第2、第3、歯車3A,3B,3Cを有する入力軸4、中間軸5及び出力
軸6が回転自在に設けられている。
【0003】
前記中間軸5には、前記第2歯車3Bに隣接して第4歯車3Dが設けられ、前
記第1歯車3Aと第2歯車3Bが噛合し、第3歯車3Cと第4歯車3Dが噛合し
ている。
また、前記入力軸4と出力軸6の各一端4a,6aは前記ケーシング1の外壁
1aから外方に突出している。
【0004】
前記ケーシング1の外壁1aには、ゴム、樹脂等の防音部材7が設けられてお
り、この防音部材7により各歯車3A〜3Dによる騒音及びケーシング1の内部
における潤滑油がケーシング1の内壁1bに当たる音がケーシング1外に漏れる
ことが防止されている。
【0005】
また、他の従来構成としては、ここでは図示していないが、前記ケーシング1
の内壁1bに軸受2A〜2Cを設け、ケーシング1の壁内には軸受2A〜2Cを
内蔵しないようにした構成も採用されていた。
【0006】
従来の歯車伝達装置は、以上のように構成されていたため、次のような課題が
存在していた。
すなわち、図3に示す前者の従来例の場合、据付面積が大きくなると共に防音
材を多く必要とするためコスト高となっていた。
また、ケーシング内における各歯車によって発生する熱がケーシング外に放出
できず、熱による軸受等の破損のおそれがあった。
さらに、防音材による美観の低下が著しく、メンテナンス時における作業性が
低下していた。
【0007】
また、後者の従来例の場合、歯車伝達装置が大型化し、コストアップになると
共に、その効果が充分ではなかった。
【0008】
本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、ケーシ
ングの内側に制振鋼板を設けることにより、潤滑油の壁面へのたたき音の外部へ
の漏れ、ケーシングの共鳴音等を防止し、低騒音型の歯車伝達装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
本考案による歯車伝達装置は、複数の軸受を有するケーシングと、前記各軸受
を介して前記ケーシング内に設けられ歯車を有する少なくとも入力軸及び出力軸
とを備えた歯車伝達装置において、前記ケーシングの内側には、制振鋼板が設け
られている構成である。
【0010】
さらに詳細には、前記ケーシングの内壁には複数の突出状の座が設けられ、前
記制振鋼板が前記座に取付ボルトを介して設けられていることにより、前記内壁
と制振鋼板間には空胴が形成されている構成である。
【0011】
さらに詳細には、前記ケーシングは、全体形状が箱形をなす密閉構造よりなる
構成である。
【0012】
本考案による歯車伝達装置においては、ケーシングの内壁に制振鋼板が設けら
れているため、潤滑油の吐き出しが制振鋼板に当たることになり、ケーシング外
には音や振動が伝達されず、多大な防音効果を得ることができる。
また、各歯車の噛み合い音もケーシングには及ばず、制振鋼板で吸収され、外
部への騒音の漏れを防止できる。
【0013】
以下、図面と共に本考案による歯車伝達装置の好適な実施例について詳細に説
明する。
なお、本実施例では、歯車伝達装置の一例として減速機について述べ、従来例
と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説明する。
図1及び図2は本考案による減速機を示す断面図及び要部の拡大断面図である
。
【0014】
すなわち、図1において符号1で示されるものは全体形状が箱型の密閉構造よ
りなるケーシングであり、このケーシング1の側壁1A及び側壁1Bには、第1
、第2、第3軸受2A,2B,2Cが設けられ、各軸受2A,2B,2Cには、
第1、第2、第3、歯車3A,3B,3Cを有する入力軸4、中間軸5及び出力
軸6が回転自在に設けられている。
【0015】
前記中間軸5には、前記第2歯車3Bに隣接して第4歯車3Dが設けられ、第
1歯車3Aと第2歯車3Bが噛合し、第3歯車3Cと第4歯車3Dが噛合してい
る。
また、前記入力軸4と出力軸6の各一端4a,6aは前記ケーシング1の外壁
1aから外方に突出している。
【0016】
前記ケーシング1は、例えば、鋳鋼等で構成されており、このケーシング1の
内壁1bには、一体に突出して形成された突出状の座20が複数個形成され、こ
の各座20の端面20aには、前記内壁1bの形状とほぼ相似形の制振鋼板21
が当接していることにより、この制振鋼板21が前記内壁1bの内側位置に配設
されている。
【0017】
なお、前記制振鋼板21は、例えば周知の特公昭59−19180号公報に開
示されたような高振動減衰能を有する構成、又は、数板の互いに共振周波数の異
なる板を複層状に貼り合わせた構成等で形成されている。また、前記各軸4,5
,6は前記制振鋼板21に形成された案内孔21bを貫通している。
【0018】
前記各座20にはねじ孔20bが形成されており、このねじ孔20bに螺入さ
れた取付ねじ22が前記制振鋼板21の取付孔21aを貫通していることにより
、この制振鋼板21は前記内壁1bに固定されている。
【0019】
前記制振鋼板21と内壁1b間には、空胴22が形成されているため、各座2
0に固定された制振鋼板21は、この空胴に対応した部分で内壁1bとは浮いた
状態に保持されている。なお、前記座20は、ケーシング1と一体構成に限らず
、ゴム等により別体とすることもできる。
【0020】
従って、前述の構成において入力軸4を回転させると、第1、第2歯車3A,
3Bを介して中間軸5が回転し、第4、第3歯車3D,3Cを介して出力軸6が
回転することにより、入力軸4の回転は所定の減速比で減速されて出力軸6に伝
達されるが、この場合、各歯車3A〜3Dの回転により飛散する潤滑油(図示せ
ず)は制振鋼板21に当たるため、ケーシング1には到達せず、この騒音は制振
鋼板21で吸収され、ケーシング1外への騒音発生が防止される。
【0021】
また、各歯車3A〜3Dの回転により発生する騒音及び振動音も殆んど制振鋼
板21で吸収され、ケーシング1には到達することが防止されるため、ケーシン
グ1外への騒音の漏れを大幅に防止することができる。
なお、実験の結果、従来よりも5〜10dB(A)の騒音低下を達成すること
ができた。
また、本実施例では、入力軸4、中間軸5、出力軸6を用いた場合について述
べたが、少なくとも入力軸4と出力軸6を用いて減速させることもできる。また
、前述の場合、減速する場合について述べたが、入力軸と出力軸を逆の構成とし
、増速機とした場合にも本考案が適用できることは述べるまでもないことである
。
【0022】
本考案による歯車伝達装置は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。
すなわち、ケーシングの内壁の内側に制振鋼板が配設されているため、各歯車
の作動音のケーシングへの伝達が防止されると共に、各歯車の作動時に発生する
潤滑油の飛びはねもケーシングには伝達されないため、ケーシングから外部への
騒音の漏れを大幅に低減することができ、従来よりも騒音を約5〜10dB(A
)低くすることができる。
また、ケーシングの外壁には、防音材等を貼着する必要がないため、歯車伝達装置
自体の寸法の大形化を抑えることができる。
さらに、各軸受をケーシングの壁内に設けた従来構造を採用することができ、
ケーシング自体の寸法を変えることなく歯車伝達装置を得ることができる。
【図1】本考案による減速機を示す横断面図である。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】従来の減速機を示す横断面図である。
1 ケーシング
1b 内壁
2A 軸受
2B 軸受
2C 軸受
3A 歯車
3B 歯車
3C 歯車
3D 歯車
4 入力軸
5 中間軸
6 出力軸
20 座
21 制振鋼板
22 空胴
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 歯車伝達機構
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による歯車伝達機構を示す横断面図であ
る。
る。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】従来の減速機を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
1b 内壁
2A 軸受
2B 軸受
2C 軸受
3A 歯車
3B 歯車
3C 歯車
3D 歯車
4 入力軸
5 中間軸
6 出力軸
20 座
21 制振鋼板
22 空胴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 歯車伝達装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による歯車伝達装置を示す横断面図であ
る。
る。
【図2】図1の要部の拡大断面図である。
【図3】従来の減速機を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
1b 内壁
2A 軸受
2B 軸受
2C 軸受
3A 歯車
3B 歯車
3C 歯車
3D 歯車
4 入力軸
5 中間軸
6 出力軸
20 座
21 制振鋼板
22 空胴
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 福地 幸夫
広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号
株式会社日本製鋼所内
(72)考案者 川本 順二
広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号
株式会社日本製鋼所内
(72)考案者 中村 耕二
広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号
株式会社日本製鋼所内
(72)考案者 阿部 正博
広島県広島市西区商工センター八丁目11番
50号 株式会社阿部鉄工所内
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の軸受(2A,2B,2C)を有するケーシン
グ(1)と、前記各軸受(2A,2B,2C)を介して前記ケーシン
グ(1)内に設けられ歯車(3A〜3D)を有する入力軸(4)、中
間軸(5)及び出力軸(6)とを備えた減速機において、前記
ケーシング(1)の内側には、制振鋼板(21)が設けられて
いることを特徴とする減速機。 - 【請求項2】 前記ケーシング(1)の内壁(1b)には複数
の突出状の座(20)が設けられ、前記制振鋼板(21)が前記
座(20)に取付ボルト(22)を介して設けられていることに
より、前記内壁(1b)と制振鋼板(21)間には空胴(22)が形
成されている構成よりなることを特徴とする請求項1記
載の減速機。 - 【請求項3】 前記ケーシング(1)は、全体形状が箱形
をなす密閉構造よりなることを特徴とする請求項1又は
2記載の減速機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991046649U JPH04138152U (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 減速機 |
| US07/899,275 US5291801A (en) | 1991-06-20 | 1992-06-16 | Gear device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991046649U JPH04138152U (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 減速機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04138152U true JPH04138152U (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=12753165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991046649U Pending JPH04138152U (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 減速機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5291801A (ja) |
| JP (1) | JPH04138152U (ja) |
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| USD356094S (en) | 1993-08-10 | 1995-03-07 | Curtis Lloyd S | Gear box |
| KR100282869B1 (ko) * | 1993-12-14 | 2001-09-17 | 정몽규 | 자동차용수동변속기의프론트베어링오일공급구조 |
| KR20020080212A (ko) * | 2001-04-12 | 2002-10-23 | 한국과학기술연구원 | 진동감쇄능이 우수한 복층 금속판재 |
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1991
- 1991-06-20 JP JP1991046649U patent/JPH04138152U/ja active Pending
-
1992
- 1992-06-16 US US07/899,275 patent/US5291801A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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