JPH041394Y2 - - Google Patents

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JPH041394Y2
JPH041394Y2 JP1984070094U JP7009484U JPH041394Y2 JP H041394 Y2 JPH041394 Y2 JP H041394Y2 JP 1984070094 U JP1984070094 U JP 1984070094U JP 7009484 U JP7009484 U JP 7009484U JP H041394 Y2 JPH041394 Y2 JP H041394Y2
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JP
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valve
piston
magnetic material
electromagnetic solenoid
magnetic
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JP1984070094U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は二輪車等に用いられる油圧緩衝器に関
する。
(従来の技術) この種の油圧緩衝器では、旋回、蛇行走行、急
発進、急停車など運転状態に対応してその要求減
衰特性が時々刻々と変化する。
そこで、第3図で示すように磁性材製のピスト
ン1の内部に電磁ソレノイド2を設け、油室3と
4を連通するバルブ孔5を開閉するバルブ6(こ
の場合では伸側減衰バルブとなる)を磁性板で形
成し、電磁ソレノイド2の励磁力の強さに応じて
バルブ6を吸着してその設定荷重(開弁圧)を連
続的に変化させるようにした油圧緩衝器が、本出
願人により既に提案されている(実開昭58−9537
号)。
図中、7はシリンダ、8はピストンロツド、9
は懸架スプリング、10,11は、それぞれ車軸
と車体とに連結されるブラケツトであり、ブラケ
ツト10には油室4を別置のタンクTに連通する
通孔19が形成される。
13は電磁ソレノイド2の励磁力でバルブ6を
吸引する吸着部である。
環状のバルブ6は板厚を厚く形成され、ピスト
ンロツド8の端部にワツシヤ15を介して摺動自
在に挿入され、このバルブ6を閉じ方向に付勢す
る板バネ17が介装される。
電磁ソレノイド2から生じる磁力線は、ピスト
ンロツド8(鉄心)から磁性材からなるワツシヤ
15を経てバルブ6に導かれ、バルブ6からピス
トン1の吸着部13に至る閉磁路を形成し、磁力
密度を高めている。
しかしながら、減衰力に大きな影響を与えるバ
ルブ6の吸着力は、外周の吸着部13のみで、減
衰力の調整幅を大きくとるには、コイル励磁電流
を増大させなければならない。また、上記磁力線
はワツシヤ15に対するバルブ6の摺動部を貫通
するため、電磁ソレノイド2の発する磁力が周方
向にかたよりがある場合、バルブ6はワツシヤ1
5に引き寄せられ、摩擦抵抗が増加し、バルブ応
答性の悪化を招いた。
(考案の目的) 本考案は上記問題点に着目してなされたもの
で、バルブ励磁力を増加するとともに、バルブの
軸方向の摺動抵抗を減らして高応答のバルブ作動
性を確保し、これにより安定確実な減衰力調整機
能を達成できる油圧緩衝器を提供することを目的
としている。
(考案の開示) 上記目的を達成するために本考案は、ピストン
の内部に電磁ソレノイドを設ける一方、ピストン
の両面を連通させるバルブ孔を開閉するバルブを
磁性材で形成し、電磁ソレノイドの励磁力に応じ
てバルブの減衰特性を変化させるようにした油圧
緩衝器において、上記バルブをピストンの軸線方
向に摺動自由に設けるとともに、少なくともピス
トンロツドに嵌合する磁性材からなる内周部材
と、非磁性材からなる環状の中間部材を介在させ
て内周部材とは分離された磁性材からなる外周部
材とから上記バルブが着座する環状のバルブシー
トを構成し、かつ上記バルブの内周部の肉厚を他
部位よりも薄く形成した。
上記構成によれば、バルブ内周部の肉厚を他部
位に比べて薄く形成したことにより、バルブの軸
線方向に作用する磁力が強化される一方で半径方
向に作用する有害な磁力が小さく抑えられるの
で、バルブが軸方向に移動するときの摺動抵抗が
減少して良好な作動応答性が発揮され、これによ
り安定して所期の減衰力特性が得られる。
(実施例) 以下、添付図面にもとづいて本考案の実施例に
ついて説明する、なお、従来例と同一構成部には
同一符号を付す。
第1図に示すように、ピストン1はその端部に
略環状のバルブシート12が結合し、このバルブ
シート12は外周部材14aと内周部材14bお
よびこの外周部材14aと内周部材14bに挾ま
れる中間部材16との3個の環状部材を組合わせ
て形成される。
外周部材14aは磁性材を材質とし、その外周
端部がピストン本体1Aに嵌合固定されるととも
に、バルブ孔5が開口する環状のシート部18が
一体的に形成される。
内周部材14bは磁性材を材質とし、その内周
面がピストンロツド8に嵌合し固定される。
中間部材16は非磁性材からなり、断面クラン
ク状に形成され、外周部材14aと内周部材14
bとを連結する。
ピストンロツド8には磁性材からなるナツト2
0を螺合し、このナツト20はその外周面20A
にバルブ6を摺動自在に挿通させる一方、その上
端から突出する環状鍔部20Bにより板バネ17
を支持して、バルブ6をバルブシート12に押付
け付勢する。
バルブ6は磁性材を材質とし、その内周部を全
面にわたりテーパ状に削除し、上面6Aから内周
面6Bにかけて傾斜する傾斜部6Cを形成する。
すなわち、内周面6Bの肉厚(巾)をバルブ6の
他部位に比較して小さくする。
電磁ソレノイド2の生起する磁力線はピストン
ロツド8(鉄心)から主として内周部材14bを
通つてバルブ6に導かれ、バルブ6から外周部材
14aとピストン本体1Aを介してピストンロツ
ド8に戻る閉磁路を形成し、バルブ6を通る磁束
密度を高めている。
これによりバルブ6と外周部材14aは励磁さ
れ互いに吸引力が働くとともに、バルブ6と内周
部材14bとの間にも同様に吸引力が働き、この
結果バルブ6はその内外周においてバルブシート
12に押付け付勢されることになる。
このように、バルブ6は内外周の2カ所で吸着
されるため、バルブ孔5から流出する作動油に対
して安定した減衰力を付与でき、また電磁ソレノ
イド2の消費電力の低減を図ることができる。
また、磁力線の一部はピストンロツド8から直
接内周面6Bを通つてバルブ6に導かれるが、バ
ルブ6の内周部の肉厚が薄く形成されていてピス
トンロツド8に摺接する部分の面積が小さいの
で、バルブ6を半径方向に付勢する吸引力を減じ
てナツト外周面20Aとの間の摺動摩擦抵抗を減
じることができる。
第2図に示す他の実施例は、バルブ6の内周部
を段状に削除して肉厚の薄い段部6Dを形成した
もので、この場合もナツト外周面20Aに対向す
るバルブ内周面6Bの面積が減少して両者間に生
じる吸引力に原因する摺動摩擦抵抗を減じること
ができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、バルブ内周部の
肉厚を他部位に比べて薄く形成してバルブの軸線
方向に作用する磁力を強化するとともに半径方向
に作用する磁力を抑制するようにしたので、バル
ブの摺動抵抗を減じて優れた作動応答性が発揮さ
れる。従つて、所望の減衰力特性を確実に設定す
ることができる。また、摺動抵抗が減少するので
バルブ等の耐久性が向上し、一方ソレノイドの磁
力を有効に利用できるので省電力化を図れるとい
う効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すピストン部断
面図である。第2図は他の実施例を示す要部断面
図である。第3図は従来装置を示す縦断面図で
る。 1……ピストン、2……電磁ソレノイド、5…
…バルブ孔、6……バルブ、6B……バルブ内周
面、6C……テーパ部、6D……段部、8……ピ
ストンロツド、12……バルブシート、14a…
…外周部材、14b……内周部材、16……中間
部材、20……ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピストンの内部に電磁ソレノイドを設ける一
    方、ピストンの両面を連通させるバルブ孔を開閉
    するバルブを磁性材で形成し、電磁ソレノイドの
    励磁力に応じてバルブの減衰特性を変化させるよ
    うにした油圧緩衝器において、上記バルブをピス
    トンの軸線方向に摺動自由に設けるとともに、少
    なくともピストンロツドに嵌合する磁性材からな
    る内周部材と、非磁性材からなる環状の中間部材
    を介在させて内周部材とは分離された磁性材から
    なる外周部材とから上記バルブが着座する環状の
    バルブシートを構成し、かつ上記バルブの内周部
    の肉厚を他部位よりも薄く形成したことを特徴と
    する油圧緩衝器。
JP7009484U 1984-05-14 1984-05-14 油圧緩衝器 Granted JPS60182540U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7009484U JPS60182540U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 油圧緩衝器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7009484U JPS60182540U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 油圧緩衝器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60182540U JPS60182540U (ja) 1985-12-04
JPH041394Y2 true JPH041394Y2 (ja) 1992-01-17

Family

ID=30606384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7009484U Granted JPS60182540U (ja) 1984-05-14 1984-05-14 油圧緩衝器

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JP (1) JPS60182540U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1416062A (en) * 1973-03-30 1975-12-03 Xerox Corp Electrostatography
JPS589538U (ja) * 1981-07-13 1983-01-21 カヤバ工業株式会社 油圧緩衝器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60182540U (ja) 1985-12-04

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