JPH0414298B2 - - Google Patents
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- JPH0414298B2 JPH0414298B2 JP6296984A JP6296984A JPH0414298B2 JP H0414298 B2 JPH0414298 B2 JP H0414298B2 JP 6296984 A JP6296984 A JP 6296984A JP 6296984 A JP6296984 A JP 6296984A JP H0414298 B2 JPH0414298 B2 JP H0414298B2
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01J—MEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
- G01J3/00—Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
- G01J3/28—Investigating the spectrum
- G01J3/44—Raman spectrometry; Scattering spectrometry ; Fluorescence spectrometry
- G01J3/4406—Fluorescence spectrometry
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- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、気体ないし液体が混在する試料の共
鳴あるいは発光スペクトルを利用して特定成分の
定量を行うスペクトル分析装置に関し、特に背景
雑音として標的物質のスペクトルに重畳している
混在物質の干渉スペクトルの影響を除去するため
のスペクトルデータ処理方式に関する。
鳴あるいは発光スペクトルを利用して特定成分の
定量を行うスペクトル分析装置に関し、特に背景
雑音として標的物質のスペクトルに重畳している
混在物質の干渉スペクトルの影響を除去するため
のスペクトルデータ処理方式に関する。
気体、液体あるいは固体の分光光度計等を用い
た吸収スペクトル分析や、金属、酸化金属等の熱
励起、放電励起、レーザ励起等による発光スペク
トル分析により試料中の成分濃度を知る分析技術
は、高い信頼度をもつているため、化学工業にお
いては、製品中の不純物あるいは組成の測定やプ
ラント制御装置のセンサとして広く利用され、ま
た大気汚染の監視、化学的研究における微量成分
の測定においても、感度の高さと測定時間の短さ
から有用な手段とされている。
た吸収スペクトル分析や、金属、酸化金属等の熱
励起、放電励起、レーザ励起等による発光スペク
トル分析により試料中の成分濃度を知る分析技術
は、高い信頼度をもつているため、化学工業にお
いては、製品中の不純物あるいは組成の測定やプ
ラント制御装置のセンサとして広く利用され、ま
た大気汚染の監視、化学的研究における微量成分
の測定においても、感度の高さと測定時間の短さ
から有用な手段とされている。
第1図は吸収スペクトルを用いる分析装置の原
理図であり、図中、1は波長可変レーザ等の光
源、2は試料セル、3は光電変換器、PSは光源1
から出力される光のパワー、Lは試料セル2を通
る光路長、PDは光電変換器3に入射される光の
パワーを示している。
理図であり、図中、1は波長可変レーザ等の光
源、2は試料セル、3は光電変換器、PSは光源1
から出力される光のパワー、Lは試料セル2を通
る光路長、PDは光電変換器3に入射される光の
パワーを示している。
この場合、PD、PS間には次のような関係があ
る。
る。
PD(ν)=PSe-〓(〓) ……(1)
ここでνは波数であつて、τ(ν)は絶対吸収
量と呼ばれ、ランベルト・ベールの法則により次
式で与えられる。
量と呼ばれ、ランベルト・ベールの法則により次
式で与えられる。
τ(ν)=CLα(ν)+β(ν) ……(2)
ここでCは求めたい標的物質の濃度、Lは光路
長、α(ν)は標的物質の吸収係数スペクトルで
物質に固有のスペクトル、β(ν)は干渉スペク
トルである。
長、α(ν)は標的物質の吸収係数スペクトルで
物質に固有のスペクトル、β(ν)は干渉スペク
トルである。
なお、微量の成分濃度を定量測定する場合に
は、検出される吸収スペクトルの信号レベルも小
さく、測定が困難となるため、通常は導関数分光
法によりスペクトル波形を微分し、微小な凹凸部
分を強調した高次スペクトルに基づいて行われ
る。この場合のスペクトルは、S(ν)で表され
る。
は、検出される吸収スペクトルの信号レベルも小
さく、測定が困難となるため、通常は導関数分光
法によりスペクトル波形を微分し、微小な凹凸部
分を強調した高次スペクトルに基づいて行われ
る。この場合のスペクトルは、S(ν)で表され
る。
ところで、たとえば微量の標的物質を含んだ大
気の吸収スペクトルを測定し、それから標的物質
の濃度を計算する場合には、測定して得られる試
料スペクトルSX(ν)の中に、標的物質の参照ス
ペクトルSR(ν)のみならず、大きさは判らない
が形は既知のK個の物質の干渉スペクトルSI1
(ν)、SI2(ν)、…、SIK(ν)と、大きさも形も
未知の干渉スペクトルSU(ν)および不規則雑音
n(平均値零でカウス分布)とが混在しているも
のと考えられる。ここで第1図に示す構成のスペ
クトル分析装置の場合、SX(ν)は次式で表され
る。
気の吸収スペクトルを測定し、それから標的物質
の濃度を計算する場合には、測定して得られる試
料スペクトルSX(ν)の中に、標的物質の参照ス
ペクトルSR(ν)のみならず、大きさは判らない
が形は既知のK個の物質の干渉スペクトルSI1
(ν)、SI2(ν)、…、SIK(ν)と、大きさも形も
未知の干渉スペクトルSU(ν)および不規則雑音
n(平均値零でカウス分布)とが混在しているも
のと考えられる。ここで第1図に示す構成のスペ
クトル分析装置の場合、SX(ν)は次式で表され
る。
SX(ν)=CXS(ν)+k
〓k=1
CKSIK(ν)+SU(ν)+n ……(3)
この式は前記したランベルト・ベールの法則を
拡張したものである。なお、CXは標的物質の試
料中濃度、CKは干渉スペクトルSIK(ν)の既知の
物質の試料中濃度を表している。
拡張したものである。なお、CXは標的物質の試
料中濃度、CKは干渉スペクトルSIK(ν)の既知の
物質の試料中濃度を表している。
第2図はこのような各種スペクトルが混在する
ものの例を概念的に示したものである。図中、斜
線を付したAは対象とする標的物質のスペクトル
情報、Bは干渉スペクトル、Tはスペクトル領域
を表している。スペクトルAの標的物質はたとえ
ばメタンCH4、NOX、SOXなどの低分子量物質で
あり、これに対して干渉スペクトルBは主として
水H2Oである。大気中におけるCH4の濃度は通常
1ppm程度であり、これに対してH2Oの濃度は桁
違いに大きい。
ものの例を概念的に示したものである。図中、斜
線を付したAは対象とする標的物質のスペクトル
情報、Bは干渉スペクトル、Tはスペクトル領域
を表している。スペクトルAの標的物質はたとえ
ばメタンCH4、NOX、SOXなどの低分子量物質で
あり、これに対して干渉スペクトルBは主として
水H2Oである。大気中におけるCH4の濃度は通常
1ppm程度であり、これに対してH2Oの濃度は桁
違いに大きい。
なお第2図では、説明の単純化のために干渉ス
ペクトルが1種類のみとなつているが、実際には
(3)式のように、複数種の干渉スペクトルおよび不
規則雑音が重畳されている。干渉スペクトルに
は、存在するガスの吸収スペクトルばかりでな
く、レンズや窓の曇りやほこり等に起因する平坦
なスペクトルも含まれる。このような状況では、
レーザ周波数νを固定した場合、標的ガスによる
吸収と異種ガスによる吸収とを区別することはで
きない。
ペクトルが1種類のみとなつているが、実際には
(3)式のように、複数種の干渉スペクトルおよび不
規則雑音が重畳されている。干渉スペクトルに
は、存在するガスの吸収スペクトルばかりでな
く、レンズや窓の曇りやほこり等に起因する平坦
なスペクトルも含まれる。このような状況では、
レーザ周波数νを固定した場合、標的ガスによる
吸収と異種ガスによる吸収とを区別することはで
きない。
次に、いくつかの代表的な従来技術について説
明する。
明する。
(a) 分光光度形
この方式は、第1図で説明した方式であり、
白色光源と分光器、あるいは波長可変な半導体
レーザ等の光源を用いて、その自由に調節でき
る光の周波数(波長)を、標的とする気体ある
いは液体に固有の値に調節して固定し、その成
分濃度を知ろうとするものである。この方法
は、前述したように標的物質以外の物質が同じ
周波数で吸収を起こすと干渉スペクトルとなつ
て妨害を生じ、測定値に影響を与える。したが
つて高い感度を得ることができない。
白色光源と分光器、あるいは波長可変な半導体
レーザ等の光源を用いて、その自由に調節でき
る光の周波数(波長)を、標的とする気体ある
いは液体に固有の値に調節して固定し、その成
分濃度を知ろうとするものである。この方法
は、前述したように標的物質以外の物質が同じ
周波数で吸収を起こすと干渉スペクトルとなつ
て妨害を生じ、測定値に影響を与える。したが
つて高い感度を得ることができない。
(b) 紫外域相関分光光度計
この方式は、気体の紫外域吸収スペクトルか
ら成分濃度を測定しようとするものである。上
記分光光度計の分光器スリツトに標的ガス種の
スペクトルの配列に対応する2種類のパターン
を有する相関スリツト列を設け、それを交互に
用いることにより特定種のガス濃度にのみ高い
感度を有するようにして、異種ガスの干渉スペ
クトルによる影響を除去している。しかしこの
相関スリツト列のパターンは固定であるため、
異なるガス種に対する融通性に乏しく、また雑
音を抑圧するスムージング(平滑化、一種のデ
ジタルフイルタ処理)機能ももたせにくい。
ら成分濃度を測定しようとするものである。上
記分光光度計の分光器スリツトに標的ガス種の
スペクトルの配列に対応する2種類のパターン
を有する相関スリツト列を設け、それを交互に
用いることにより特定種のガス濃度にのみ高い
感度を有するようにして、異種ガスの干渉スペ
クトルによる影響を除去している。しかしこの
相関スリツト列のパターンは固定であるため、
異なるガス種に対する融通性に乏しく、また雑
音を抑圧するスムージング(平滑化、一種のデ
ジタルフイルタ処理)機能ももたせにくい。
(c) 非分散型赤外線ガス分析計
この方式は、白色赤外光を用い、被測定ガス
による吸収を、標的ガスが被測定ガスと全く同
一の種類のガスの熱膨脹を利用して測定するも
のである。この方式は、利用するスペクトル領
域内で干渉スペクトルのレベルが一定の場合に
限定され、また原理的に直接吸収法しか適用で
きず、SN比のよい高次導関数分光法を使用す
ることができない。また機械的方法が用いられ
るため、精度が低く、感度は多くの場合10ppm
程度である。
による吸収を、標的ガスが被測定ガスと全く同
一の種類のガスの熱膨脹を利用して測定するも
のである。この方式は、利用するスペクトル領
域内で干渉スペクトルのレベルが一定の場合に
限定され、また原理的に直接吸収法しか適用で
きず、SN比のよい高次導関数分光法を使用す
ることができない。また機械的方法が用いられ
るため、精度が低く、感度は多くの場合10ppm
程度である。
本発明の目的は、スペクトル分析装置におい
て、標的物質を含む複数の物質が混在している試
料について測定されたスペクトルから、標的物質
以外の既知の物質に基因する干渉スペクトルの影
響を除去して、高感度で標的物質の濃度を求める
ことを可能にする手段を提供することにある。
て、標的物質を含む複数の物質が混在している試
料について測定されたスペクトルから、標的物質
以外の既知の物質に基因する干渉スペクトルの影
響を除去して、高感度で標的物質の濃度を求める
ことを可能にする手段を提供することにある。
すなわち、混合物質の成分濃度分析において、
センサにより直接検出される信号情報が、光の波
数νや掃引制御電圧などの関数のスペクトルS
(ν)であつて、これがM個の混合物質の成分濃
度Cn、m=1、2、…、Mによつて S(ν)=M 〓m=1 CnSn(ν) ……(4) と表されるとき、特定の1つの物質(標的物質)
の成分濃度のCiのみを他の成分濃度の値に干渉さ
れずに算出する方式を実現するものである。
センサにより直接検出される信号情報が、光の波
数νや掃引制御電圧などの関数のスペクトルS
(ν)であつて、これがM個の混合物質の成分濃
度Cn、m=1、2、…、Mによつて S(ν)=M 〓m=1 CnSn(ν) ……(4) と表されるとき、特定の1つの物質(標的物質)
の成分濃度のCiのみを他の成分濃度の値に干渉さ
れずに算出する方式を実現するものである。
本発明に基づくスペクトル分析装置は、例えば
前記した(3)式において、大きさおよび形が未知の
干渉スペクトルSU(ν)と不規則雑音nを無視で
きるものとして、次の近似式 SX(ν)=CXSR+k 〓k=1 CkSIk(ν) ……(5) を導き、この式について、特別な重み付けスペク
トルS*を考え、S*とSX(ν)との内積<S*、SX>
をつくる。すなわち <S*、SX>=CX<S*、SR>+k 〓k=1 Ck<S*、SIk> ……(6) とし、ここでk=1、2、…、Kについて内積 <S*、SIk>=0、<S*、SR>≠0 ……(7) となるようなS*を見出すことができれば、 CX=<S*、SX>/<S*、SR> ……(8) として、干渉スペクトルSIk、k=1、2、…、
Kの影響なしに標的物質の濃度CXを求めること
ができる。
前記した(3)式において、大きさおよび形が未知の
干渉スペクトルSU(ν)と不規則雑音nを無視で
きるものとして、次の近似式 SX(ν)=CXSR+k 〓k=1 CkSIk(ν) ……(5) を導き、この式について、特別な重み付けスペク
トルS*を考え、S*とSX(ν)との内積<S*、SX>
をつくる。すなわち <S*、SX>=CX<S*、SR>+k 〓k=1 Ck<S*、SIk> ……(6) とし、ここでk=1、2、…、Kについて内積 <S*、SIk>=0、<S*、SR>≠0 ……(7) となるようなS*を見出すことができれば、 CX=<S*、SX>/<S*、SR> ……(8) として、干渉スペクトルSIk、k=1、2、…、
Kの影響なしに標的物質の濃度CXを求めること
ができる。
このようなS*は、本発明において随伴スペク
トルと呼ばれ、 S*(ν)=SR(ν)−k 〓k=1 <SR(μ)、UIk(μ)>UIk(ν) ……(9) で与えられる。ただし、K個のスペクトルUIk
(ν)、(k=1、2、…、K)は既知のK個の干
渉スペクトルSIk(ν)、(k=1、2、…、K)か
ら合成される正規直交系であり、S*は任意定数
倍の自由度をもつ。
トルと呼ばれ、 S*(ν)=SR(ν)−k 〓k=1 <SR(μ)、UIk(μ)>UIk(ν) ……(9) で与えられる。ただし、K個のスペクトルUIk
(ν)、(k=1、2、…、K)は既知のK個の干
渉スペクトルSIk(ν)、(k=1、2、…、K)か
ら合成される正規直交系であり、S*は任意定数
倍の自由度をもつ。
ところで以上の記述中、<S*、SX>、<S*、SR
>などの記号<x(η)、y(η)>は、2つのスペ
クトルx(η)、y(η)の間に行われる内積演算
をあらわし、結果は実数となる。具体的には、ス
ペクトル領域(η1、η2)について、 r=∫n2 o1x(η)y(η)w(η)dη ……(10) で表現され、スペクトルがN個のデイジタル・デ
ータの列であらわされるときは R=N 〓n=1 XoYoWo ……(11) によつて計算される。w(η)およびWoは正の数
で、重み付けを行う窓関数である。これらの関数
値を適当に選ぶことにより、設定されているスペ
クトル領域が有限であることにより発生する誤差
を逓減せしめ得る。
>などの記号<x(η)、y(η)>は、2つのスペ
クトルx(η)、y(η)の間に行われる内積演算
をあらわし、結果は実数となる。具体的には、ス
ペクトル領域(η1、η2)について、 r=∫n2 o1x(η)y(η)w(η)dη ……(10) で表現され、スペクトルがN個のデイジタル・デ
ータの列であらわされるときは R=N 〓n=1 XoYoWo ……(11) によつて計算される。w(η)およびWoは正の数
で、重み付けを行う窓関数である。これらの関数
値を適当に選ぶことにより、設定されているスペ
クトル領域が有限であることにより発生する誤差
を逓減せしめ得る。
本発明では、上記w(η)、Woをスペクトル領
域の端部で特に小さくとることにより、スペクト
ル領域が有限であること、あるいはさらに飛び飛
びの不連続領域の集合である場合の分解能の限界
を改善している。第3図は、窓関数の1例を示し
たものである。
域の端部で特に小さくとることにより、スペクト
ル領域が有限であること、あるいはさらに飛び飛
びの不連続領域の集合である場合の分解能の限界
を改善している。第3図は、窓関数の1例を示し
たものである。
随伴スペクトルS*は、第4図に示すように、
測定範囲として設定されたスペクトル領域T内の
P個の波数ν0、ν1、…、νP-1における成分S*
(ν0)、S*(ν1)、…、S*(νP-1)からなる。すな
わ
ち、 S*(ν)=(S*(ν0)、S*(ν1)、…、
S*(νP-1))……(12) で表される。同様に干渉スペクトルSIk、k=1、
2、…、Kも SIk=(SIk(ν0)、SIk(ν1)、…、SIk
(νP-1))……(13) で表される。
測定範囲として設定されたスペクトル領域T内の
P個の波数ν0、ν1、…、νP-1における成分S*
(ν0)、S*(ν1)、…、S*(νP-1)からなる。すな
わ
ち、 S*(ν)=(S*(ν0)、S*(ν1)、…、
S*(νP-1))……(12) で表される。同様に干渉スペクトルSIk、k=1、
2、…、Kも SIk=(SIk(ν0)、SIk(ν1)、…、SIk
(νP-1))……(13) で表される。
S*(ν)は、K個の干渉スペクトルSI1、SI2、
…、SIkが張る線形部分空間の直交補空間から選
ばれる。具体的には、 SI={SI1、SI2、…、SIk} ……(14) より正規直交基底 UI={UI1、UI2、…、UIk} ……(15) を選び、前記(9)式を計算する。
…、SIkが張る線形部分空間の直交補空間から選
ばれる。具体的には、 SI={SI1、SI2、…、SIk} ……(14) より正規直交基底 UI={UI1、UI2、…、UIk} ……(15) を選び、前記(9)式を計算する。
上記正規直交基底UIk、k=1、2、…、Kは、
VIkを中間結果として次のようにして求められる。
VIkを中間結果として次のようにして求められる。
UI1=SI1/|SI1|
VI2=(SI2−<UI1、SI2>UI1)
UI2=SI2/|SI2|
VI3=(SI3−<UI2、SI3>UI2
−<UI1、SI3>UI1)
UI3=VI3/|VI3|
〓
VIk=(SIk−k-1
〓j-1
<SIk、UIJ、>UIJ)
UIk=VIk/|VIk| ……(16)
具体的には、(13)式のSIk(ν)=(SIk(ν0)、S
Ik
(ν1)、…、SIk(νP-1))で考えて、 SIkがフラツトな場合、νi(i=0、1、…、P
−1)について SIk(νi)=C (C:const) ……(17) SIkがSioの場合、 SIk(νi)=Sin(2πi/P−1 ……(18) となり、 VIk={SIk−k-1 〓J=1 (P=1 〓i=0 SIk(νi)・UIJ(νi)} ……(19) として計算することができ、予め用意できる。
Ik
(ν1)、…、SIk(νP-1))で考えて、 SIkがフラツトな場合、νi(i=0、1、…、P
−1)について SIk(νi)=C (C:const) ……(17) SIkがSioの場合、 SIk(νi)=Sin(2πi/P−1 ……(18) となり、 VIk={SIk−k-1 〓J=1 (P=1 〓i=0 SIk(νi)・UIJ(νi)} ……(19) として計算することができ、予め用意できる。
このようにして得られる随伴スペクトルS*に
より、全てのk=1、2、…、Kについて<S*、
SIk>=0なる関係が成り立つことにより、標的
物質以外の事前にスペクトル形状が予測されてい
る既知の混在物質の干渉スペクトルは、標的物質
の濃度測定にはまつたく影響をおよぼさない。
より、全てのk=1、2、…、Kについて<S*、
SIk>=0なる関係が成り立つことにより、標的
物質以外の事前にスペクトル形状が予測されてい
る既知の混在物質の干渉スペクトルは、標的物質
の濃度測定にはまつたく影響をおよぼさない。
次に、本発明の詳細を実施例にしたがつて説明
する。
する。
第5図は、本発明に基づくスペクトル分析装置
の1実施例構成図である。図中、4は分光装置、
5は波長可変の半導体レーザ、6は掃引制御部、
7は試料セル、8および9は反射鏡、10は半透
鏡、11は光電変換器、12は参照セル、13は
光電変換器、14は処理装置、15は入力信号処
理部、16は試料スペクトル記憶部、17は参照
スペクトル記憶部、18は干渉スペクトル記憶
部、18aは随伴スペクトル発生部、19は窓関
数記憶部、20は定数記憶部、21は濃度計算
部、22は入出力装置、LXは試料セル7の光路
長、LRは参照セル12の光路長、CXは標的物質
の試料中濃度、CRは標的物質の参照セル中濃度、
SXは試料スペクトル、SRは参照スペクトルを表
している。
の1実施例構成図である。図中、4は分光装置、
5は波長可変の半導体レーザ、6は掃引制御部、
7は試料セル、8および9は反射鏡、10は半透
鏡、11は光電変換器、12は参照セル、13は
光電変換器、14は処理装置、15は入力信号処
理部、16は試料スペクトル記憶部、17は参照
スペクトル記憶部、18は干渉スペクトル記憶
部、18aは随伴スペクトル発生部、19は窓関
数記憶部、20は定数記憶部、21は濃度計算
部、22は入出力装置、LXは試料セル7の光路
長、LRは参照セル12の光路長、CXは標的物質
の試料中濃度、CRは標的物質の参照セル中濃度、
SXは試料スペクトル、SRは参照スペクトルを表
している。
半導体レーザ5は、掃引制御部6により駆動さ
れ、第3図に示すような適当に選択されたスペク
トル領域Tの中でデジタル制御により離散的な波
数位置νiを順次的に掃引する。現在掃引中の波数
νiあるいは掃引制御電圧に関する情報は、同期を
とるため処理装置14へ通知される。
れ、第3図に示すような適当に選択されたスペク
トル領域Tの中でデジタル制御により離散的な波
数位置νiを順次的に掃引する。現在掃引中の波数
νiあるいは掃引制御電圧に関する情報は、同期を
とるため処理装置14へ通知される。
半導体レーザ5から出力された光は、試料セル
7に対して、反射鏡8,9で折り返されることに
より、試料中を、光路長LXだけ通過し、試料物
質による吸収を受ける。試料セル7から出た光
は、半透鏡10において2分され、一方は光電変
換器11へ入力され、他方は参照セル12中の標
的物質中を光路長LRだけ通過してから光電変換
器13へ入力される。
7に対して、反射鏡8,9で折り返されることに
より、試料中を、光路長LXだけ通過し、試料物
質による吸収を受ける。試料セル7から出た光
は、半透鏡10において2分され、一方は光電変
換器11へ入力され、他方は参照セル12中の標
的物質中を光路長LRだけ通過してから光電変換
器13へ入力される。
光電変換器11,13からの各出力信号は、処
理装置14へ入力され、入力信号処理部15にお
いて増幅およびA/D変換され、さらに透過光の
パワーに関する因子を正規化して試料スペクトル
SXおよび参照スペクトルSRのデータが生成され
る。これらのSXおよびSRのデータは、それぞれ
試料スペクトル記憶部16および参照スペクトル
記憶部17に格納される。
理装置14へ入力され、入力信号処理部15にお
いて増幅およびA/D変換され、さらに透過光の
パワーに関する因子を正規化して試料スペクトル
SXおよび参照スペクトルSRのデータが生成され
る。これらのSXおよびSRのデータは、それぞれ
試料スペクトル記憶部16および参照スペクトル
記憶部17に格納される。
他方、予め作成されている正規直交された干渉
スペクトルUI1…UIRのデータは、干渉スペクトル
記憶部18に格納してあり、同様に窓関数Wは窓
関数記憶部19に格納してあり、またLR、CR、
LXなどの定数も定数記憶部20に設定されてい
る。
スペクトルUI1…UIRのデータは、干渉スペクトル
記憶部18に格納してあり、同様に窓関数Wは窓
関数記憶部19に格納してあり、またLR、CR、
LXなどの定数も定数記憶部20に設定されてい
る。
濃度計算部21は、上記SRおよびUI1…UIRから
随伴スペクトルS*を算出したうえで上記SX、SR、
W、LR、CR、LXの各データを用いて、次式の計
算を行い、標的物質の試料中濃度CXを求める。
随伴スペクトルS*を算出したうえで上記SX、SR、
W、LR、CR、LXの各データを用いて、次式の計
算を行い、標的物質の試料中濃度CXを求める。
CX=LRCR/LX・<S*、SX>/<Sx、SR> ……(20)
求められたCXは、入出力装置22へ出力され、
デイスプレイあるいはプリントされる。なお、上
記(20)式は第5図の分光装置4の構成に対応す
るものであり、光路の長さに関する量、参照ガス
濃度の値をくくりだしたために前記(8)式とは異な
つている。
デイスプレイあるいはプリントされる。なお、上
記(20)式は第5図の分光装置4の構成に対応す
るものであり、光路の長さに関する量、参照ガス
濃度の値をくくりだしたために前記(8)式とは異な
つている。
具体的な濃度計算処理例を示すと、干渉スペク
トルSIkが1個のみ、すなわちK=1の場合であ
つて、UI1がフラツト、そしてスペクトル領域内
の波数νiの点がi=0、1、2…、255すなわち
Pが256個あつたものとすれば、(19′)式より、 となり、 SR=(SR0、SR1、…、SR256) ……(22) とすると、(9)式において、 <SR、UI1>UI1=(R、R、…、R)
……(24) となり、ベクトルSxの各元の値はベクトルSRの元
SR 1、S2 R…、S256 Rからその平均値Rを引いたもの
となる。
トルSIkが1個のみ、すなわちK=1の場合であ
つて、UI1がフラツト、そしてスペクトル領域内
の波数νiの点がi=0、1、2…、255すなわち
Pが256個あつたものとすれば、(19′)式より、 となり、 SR=(SR0、SR1、…、SR256) ……(22) とすると、(9)式において、 <SR、UI1>UI1=(R、R、…、R)
……(24) となり、ベクトルSxの各元の値はベクトルSRの元
SR 1、S2 R…、S256 Rからその平均値Rを引いたもの
となる。
したがつて、
<S*、SX>/<S*、SR>=〓〓SXiSRi−(
〓SXi〓SRi)/256/〓SRi 2−(〓SRi)2/256……(25
) が計算され、これにLRCR/LXを乗算することに
よりCXが得られる。
〓SXi〓SRi)/256/〓SRi 2−(〓SRi)2/256……(25
) が計算され、これにLRCR/LXを乗算することに
よりCXが得られる。
なお、(5)式では無視されたスペクトル形状が未
知の干渉スペクトルSU(ν)の中で、形状が正確
に知られていなくとも、いま問題にしているスペ
クトル領域内でゆるやかに変化していることが判
つている干渉スペクトルについては、たとえばν
の低次多項式で代用して、随伴スペクトルS*内
に取り込むことができる。これにより、問題とす
るスペクトル領域から遠く離れた位置に中心をも
つスペクトルであつて、その吸収線の裾が干渉し
ているような場合(たとえば第2図)が、効果的
に改善できる。
知の干渉スペクトルSU(ν)の中で、形状が正確
に知られていなくとも、いま問題にしているスペ
クトル領域内でゆるやかに変化していることが判
つている干渉スペクトルについては、たとえばν
の低次多項式で代用して、随伴スペクトルS*内
に取り込むことができる。これにより、問題とす
るスペクトル領域から遠く離れた位置に中心をも
つスペクトルであつて、その吸収線の裾が干渉し
ているような場合(たとえば第2図)が、効果的
に改善できる。
また、半導体レーザの波数掃引の範囲は、必ず
しもひとつづきの領域とは限らず、利用できるも
のであれば複数の飛び飛びの区間の集まりであつ
ても良い。勿論1つの区間は1つの点だけから成
つていてもよい。これは、実際のガスのスペクト
ルがあつても、その中でガス濃度の測定精度に大
きく寄与する部分とそうでない部分とがあること
から、無駄な部分については測定を省くことによ
り測定時間を短縮し、また雑音や干渉の多い部分
を避けることにより精度の低下を防ぐことが可能
となる。
しもひとつづきの領域とは限らず、利用できるも
のであれば複数の飛び飛びの区間の集まりであつ
ても良い。勿論1つの区間は1つの点だけから成
つていてもよい。これは、実際のガスのスペクト
ルがあつても、その中でガス濃度の測定精度に大
きく寄与する部分とそうでない部分とがあること
から、無駄な部分については測定を省くことによ
り測定時間を短縮し、また雑音や干渉の多い部分
を避けることにより精度の低下を防ぐことが可能
となる。
以上のように本発明によれば、スペクトル分析
装置を用いた微量の混合物質の濃度測定を、干渉
スペクトルの影響をほとんど受けることなく、高
い感度と短い測定時間で容易に行うことができ
る。
装置を用いた微量の混合物質の濃度測定を、干渉
スペクトルの影響をほとんど受けることなく、高
い感度と短い測定時間で容易に行うことができ
る。
第1図は吸収スペクトルを用いる分析装置の原
理図、第2図は各種スペクトルが混在する例の概
念図、第3図は窓関数の1例を示す説明図、第4
図はスペクトル領域内の波数位置と随伴スペクト
ルS*の成分の説明図、第5図は本発明の1実施
例装置の構成図である。 図中、4は分光装置、5は半導体レーザ、6は
掃引制御部、7は試料セル、11および13は光
電変換器、12は参照セル、14は処理装置、1
6は試料スペクトル記憶部、17は参照スペクト
ル記憶部、18は干渉スペクトル記憶部、18a
は随伴スペクトル発生部、19は窓関数記憶部、
20は定数記憶部、21は濃度計算部、22は入
出力装置を表す。
理図、第2図は各種スペクトルが混在する例の概
念図、第3図は窓関数の1例を示す説明図、第4
図はスペクトル領域内の波数位置と随伴スペクト
ルS*の成分の説明図、第5図は本発明の1実施
例装置の構成図である。 図中、4は分光装置、5は半導体レーザ、6は
掃引制御部、7は試料セル、11および13は光
電変換器、12は参照セル、14は処理装置、1
6は試料スペクトル記憶部、17は参照スペクト
ル記憶部、18は干渉スペクトル記憶部、18a
は随伴スペクトル発生部、19は窓関数記憶部、
20は定数記憶部、21は濃度計算部、22は入
出力装置を表す。
Claims (1)
- 1 スペクトル分析装置において、波長可変の光
源と、該光源の光の波長を設定されたスペクトル
領域内で掃引させる掃引制御手段と、該光源から
出力される光を用いて複数の物質が混在する試料
のスペクトルSXおよび、標的物質のスペクトル
SRをそれぞれ測定する手段と、該標的物質のスペ
クトルおよび干渉スペクトルとなることが予測さ
れるK個の物質のスペクトルSIk(k=1、2、
…、K)に基づいて、内積<S*、SIk>=0、内
積<S*、SR>≠0であるような随伴スペクトル
S*を生成し、上記標的物質の試料中濃度CXを、
演算<S*、SX>/<S*、SR>に基づいて求める
手段とをそなえ、上記演算中の各内積には、上記
設定されたスペクトル領域の端部において小さな
値となる重み付けを行うことを特徴とするスペク
トル分析装置における混在物質の干渉スペクトル
除去処理方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6296984A JPS60205336A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | スペクトル分析装置における混在物質の干渉スペクトル除去処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6296984A JPS60205336A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | スペクトル分析装置における混在物質の干渉スペクトル除去処理方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60205336A JPS60205336A (ja) | 1985-10-16 |
| JPH0414298B2 true JPH0414298B2 (ja) | 1992-03-12 |
Family
ID=13215676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6296984A Granted JPS60205336A (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | スペクトル分析装置における混在物質の干渉スペクトル除去処理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60205336A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007502432A (ja) * | 2003-05-06 | 2007-02-08 | ベイカー ヒューズ インコーポレイテッド | 炭化水素試料の分析用の波長可変ダイオードレーザ分光計を用いる方法及び装置 |
| JP2011174798A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | スペクトラム分析装置及びスペクトラム分析方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0718795B2 (ja) * | 1986-04-03 | 1995-03-06 | 株式会社日立製作所 | 発光分析装置 |
| US5014216A (en) * | 1988-07-19 | 1991-05-07 | Beckman Instruments, Inc. | Concentration determination with multiple wavelength flash photometers |
| US4921350A (en) * | 1989-02-10 | 1990-05-01 | Beckman Instruments, Inc. | Monochromator second order subtraction method |
| JP2519325B2 (ja) * | 1989-09-13 | 1996-07-31 | 株式会社日立製作所 | 臨床検査用の自動分析装置および方法 |
| US5807750A (en) * | 1995-05-02 | 1998-09-15 | Air Instruments And Measurements, Inc. | Optical substance analyzer and data processor |
| JP7531892B2 (ja) * | 2020-11-18 | 2024-08-13 | 日本分光株式会社 | スペクトルの相違を数値化することに適したスペクトル測定装置 |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP6296984A patent/JPS60205336A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007502432A (ja) * | 2003-05-06 | 2007-02-08 | ベイカー ヒューズ インコーポレイテッド | 炭化水素試料の分析用の波長可変ダイオードレーザ分光計を用いる方法及び装置 |
| JP2011174798A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | スペクトラム分析装置及びスペクトラム分析方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60205336A (ja) | 1985-10-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |