JPH04143241A - 陽極酸化処理後の色調が濃灰色のアルミニウム合金材およびその製造方法 - Google Patents
陽極酸化処理後の色調が濃灰色のアルミニウム合金材およびその製造方法Info
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- JPH04143241A JPH04143241A JP26581390A JP26581390A JPH04143241A JP H04143241 A JPH04143241 A JP H04143241A JP 26581390 A JP26581390 A JP 26581390A JP 26581390 A JP26581390 A JP 26581390A JP H04143241 A JPH04143241 A JP H04143241A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は陽極酸化処理を施して使用される用途のアル
ミニウム合金材、特にビルのカーテンウオールや建築外
装材、内装材などの建材、あるいは器物、容器、電気計
測機器筐体、銘板等に使用されるアルミニウム合金材お
よびその製造方法に関するものである。
ミニウム合金材、特にビルのカーテンウオールや建築外
装材、内装材などの建材、あるいは器物、容器、電気計
測機器筐体、銘板等に使用されるアルミニウム合金材お
よびその製造方法に関するものである。
従来の技術
一般にカーテンウオールや建築外装材、内装材などの建
材、あるいは器物、容器、電気計測機器筐体、銘板など
に使用されるアルミニウム合金の圧延材は、耐食性の観
点から陽極酸化処理を施して用いられることが多い。こ
れらの用途の陽極酸化処理用アルミニウム合金としては
、陽極酸化処理後の色調が淡灰色系からシルバー系のも
のが多く、このような合金の圧延材としては一般にJI
31050合金、1100合金、5005005合金用
されることが多い。また灰色系のものとしてはAl−1
〜4%Si合金が一般的である。なお陽極酸化処理法と
しては、経済性および耐食性の点から従来−般に硫酸電
解浴を用いた陽極酸化処理が多用されている。
材、あるいは器物、容器、電気計測機器筐体、銘板など
に使用されるアルミニウム合金の圧延材は、耐食性の観
点から陽極酸化処理を施して用いられることが多い。こ
れらの用途の陽極酸化処理用アルミニウム合金としては
、陽極酸化処理後の色調が淡灰色系からシルバー系のも
のが多く、このような合金の圧延材としては一般にJI
31050合金、1100合金、5005005合金用
されることが多い。また灰色系のものとしてはAl−1
〜4%Si合金が一般的である。なお陽極酸化処理法と
しては、経済性および耐食性の点から従来−般に硫酸電
解浴を用いた陽極酸化処理が多用されている。
発明が解決しようとする課題
各種の色調のうちでも、灰色系の色調は落ち着いた質感
を与えるところから、建材等の用途においても灰色系の
色調が要求されることが多い。
を与えるところから、建材等の用途においても灰色系の
色調が要求されることが多い。
ところで灰色系の色調としては黄味の少ない濃色の灰色
が求められることが多いが、Al−3i系のアルミニウ
ム合金では、陽極酸化処理後の色調として灰色を濃色化
しようとすれば黄味が強くなり、その反面黄味を抑えよ
うとすれば灰色が淡くなる傾向があり、そこで黄味の少
ない濃色の灰色を陽極酸化処理後に呈するアルミニウム
合金材の開発が強く望まれている。
が求められることが多いが、Al−3i系のアルミニウ
ム合金では、陽極酸化処理後の色調として灰色を濃色化
しようとすれば黄味が強くなり、その反面黄味を抑えよ
うとすれば灰色が淡くなる傾向があり、そこで黄味の少
ない濃色の灰色を陽極酸化処理後に呈するアルミニウム
合金材の開発が強く望まれている。
この発明は以上の事情を背景としてなされたもので、陽
極酸化処理後の色調として、黄味の少ない濃色の灰色を
呈するアルミニウム合金材およびその製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
極酸化処理後の色調として、黄味の少ない濃色の灰色を
呈するアルミニウム合金材およびその製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明者等は前述の課題を解決する手段について種々実
験・検討を重ねた結果、Al−3i系アルミニウム合金
材における金属Si析出物を適切に制御することにより
、陽極酸化処理後の色調として黄味の少ない濃色の灰色
を確実かつ安定して得ることができることを見出し、こ
の発明をなすに至った。
験・検討を重ねた結果、Al−3i系アルミニウム合金
材における金属Si析出物を適切に制御することにより
、陽極酸化処理後の色調として黄味の少ない濃色の灰色
を確実かつ安定して得ることができることを見出し、こ
の発明をなすに至った。
具体的には、請求項1の発明のアルミニウム合金材は、
S i 0.5−3,Ov!%、Fe0.3wt%未
満を含有し、かつ結晶粒微細化剤としてTi0.003
〜0.l5wt%を単独でもしくはB I 〜100
ppR+と組合されて含有し、残部がAZおよび不可避
的不純物からなり、全金属Si析出物のうち面積率で8
0%以上の金属Si析出物のサイズが01〜3LLl!
1の範囲内にあることを特徴とするものである。
S i 0.5−3,Ov!%、Fe0.3wt%未
満を含有し、かつ結晶粒微細化剤としてTi0.003
〜0.l5wt%を単独でもしくはB I 〜100
ppR+と組合されて含有し、残部がAZおよび不可避
的不純物からなり、全金属Si析出物のうち面積率で8
0%以上の金属Si析出物のサイズが01〜3LLl!
1の範囲内にあることを特徴とするものである。
また請求項2の発明のアルミニウム合金材は、S i
0.5〜 3.Owt%、 Mg0.05〜 l
2wt%、 Fe0311%未満を含有し、かっS
i(wt%)〉07XMg(wt%)とされ、しかも結
晶粒微細化剤としてT i 0.003〜0.15w
t%を単独でもしくは81〜1100ppと組合されて
含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、全
金属S!析出物のうち面積率で80%以上の金属Si析
出物のサイズか01〜3μmの範囲内にあることを特徴
とするものである。
0.5〜 3.Owt%、 Mg0.05〜 l
2wt%、 Fe0311%未満を含有し、かっS
i(wt%)〉07XMg(wt%)とされ、しかも結
晶粒微細化剤としてT i 0.003〜0.15w
t%を単独でもしくは81〜1100ppと組合されて
含有し、残部がAlおよび不可避的不純物からなり、全
金属S!析出物のうち面積率で80%以上の金属Si析
出物のサイズか01〜3μmの範囲内にあることを特徴
とするものである。
さらに請求項3の発明のアルミニウム合金材製造方法は
、請求項1て規定した成分組成の合金をDC鋳造法によ
り鋳造した後、鋳塊に対して350〜500℃の範囲内
の温度で05〜24時間加熱する処理を施し、その後そ
の鋳塊加熱温度と同じかまたはそれ以下の温度であって
しかも 350〜430℃の範囲内の温度で熱間圧延す
るかまたはその温度で熱間圧延した後冷間圧延し、熱間
圧延と冷間圧延の間または冷間圧延の途中で、中間焼鈍
として260〜400℃× 05〜24時間のバッチ焼
鈍もしくは380〜520℃で保持なしまたは5分以下
の保持の連続焼鈍を施すことによって、全金属Si析出
物のうち面積率で8096以上の金属S1析出物のサイ
ズが01〜311mの範囲内にある圧延板を1得ること
を特徴とするものである。
、請求項1て規定した成分組成の合金をDC鋳造法によ
り鋳造した後、鋳塊に対して350〜500℃の範囲内
の温度で05〜24時間加熱する処理を施し、その後そ
の鋳塊加熱温度と同じかまたはそれ以下の温度であって
しかも 350〜430℃の範囲内の温度で熱間圧延す
るかまたはその温度で熱間圧延した後冷間圧延し、熱間
圧延と冷間圧延の間または冷間圧延の途中で、中間焼鈍
として260〜400℃× 05〜24時間のバッチ焼
鈍もしくは380〜520℃で保持なしまたは5分以下
の保持の連続焼鈍を施すことによって、全金属Si析出
物のうち面積率で8096以上の金属S1析出物のサイ
ズが01〜311mの範囲内にある圧延板を1得ること
を特徴とするものである。
そして請求項4の発明のアルミニウム合金材製造方法は
、請求項2て規定した成分組成の合金について請求項3
と同様のプロセスを適用して全金属Si析出物のうち面
積率で80%以上の金属Si析出物のサイズが0.1〜
3μmの範囲内にある圧延板を得ることを特徴とするも
のである。
、請求項2て規定した成分組成の合金について請求項3
と同様のプロセスを適用して全金属Si析出物のうち面
積率で80%以上の金属Si析出物のサイズが0.1〜
3μmの範囲内にある圧延板を得ることを特徴とするも
のである。
作 用
先ずこの発明のアルミニウム合金材における陽極酸化皮
膜の発色についての基本的な考え方を説明する。
膜の発色についての基本的な考え方を説明する。
Al−8i系アルミニウム合金における陽極酸化皮膜の
灰色の発色は、マトリックス中の金属S1が陽極酸化処
理によって酸化されずに陽極酸化皮膜中にそのまま残留
し、この金属Si粒子の光の吸収によって生じることが
知られている。ここで、Al−3i系アルミニウム合金
中の金属S!としては、鋳造凝固時に生成する晶出Si
粒子と、鋳塊や展伸材の加熱時に析出する析出Si粒子
とがある。これらのうち晶出S1粒子は一般にそのサイ
ズが3〜20μm程度であり、析出Si粒子は加熱温度
により異なるか通常3μm以下である。
灰色の発色は、マトリックス中の金属S1が陽極酸化処
理によって酸化されずに陽極酸化皮膜中にそのまま残留
し、この金属Si粒子の光の吸収によって生じることが
知られている。ここで、Al−3i系アルミニウム合金
中の金属S!としては、鋳造凝固時に生成する晶出Si
粒子と、鋳塊や展伸材の加熱時に析出する析出Si粒子
とがある。これらのうち晶出S1粒子は一般にそのサイ
ズが3〜20μm程度であり、析出Si粒子は加熱温度
により異なるか通常3μm以下である。
本発明者等はこのようなAl−3i系アルミニウム合金
の陽極酸化皮膜中の金属S1と色調との関係について詳
細に検討した結果、次のような知見を得た。
の陽極酸化皮膜中の金属S1と色調との関係について詳
細に検討した結果、次のような知見を得た。
すなわち513wt%以下程度の低Sl量のAlSi系
合金では、金lll5lのうち晶出S1粒子はほとんど
灰色の発色に寄与しないことか判明した。これは、低S
i量では、Slの晶出量か多くても、個々の晶出Si粒
子のサイズが大きいため、晶出Si粒子の絶対数が少な
く、入・射光の吸収点の数が不足するためである。なお
Sl量を例えば10wt%程度に高めれば晶出Si粒子
だけでも濃色化させることができるが、このようにSi
量を増量すれば陽極酸化皮膜を形成する本来の目的であ
る耐食性が損なわれてしまう。
合金では、金lll5lのうち晶出S1粒子はほとんど
灰色の発色に寄与しないことか判明した。これは、低S
i量では、Slの晶出量か多くても、個々の晶出Si粒
子のサイズが大きいため、晶出Si粒子の絶対数が少な
く、入・射光の吸収点の数が不足するためである。なお
Sl量を例えば10wt%程度に高めれば晶出Si粒子
だけでも濃色化させることができるが、このようにSi
量を増量すれば陽極酸化皮膜を形成する本来の目的であ
る耐食性が損なわれてしまう。
一方析出Si粒子は一般にそのサイズが小さいためその
数が極めて多く、この析出Si粒子が入射光の吸収点と
して機能して陽極酸化皮膜の色調の濃色化に寄与する。
数が極めて多く、この析出Si粒子が入射光の吸収点と
して機能して陽極酸化皮膜の色調の濃色化に寄与する。
したがって陽極酸化皮膜の灰色の色調を濃色化するため
には、できるたけ微細な金属S1析出物を数多く析出さ
せれば良いことになる。本発明者等の実験によれば31
1mを越えるようなサイズの金属Si析出物は灰色の濃
色化にあまり寄与しないことが判明した。
には、できるたけ微細な金属S1析出物を数多く析出さ
せれば良いことになる。本発明者等の実験によれば31
1mを越えるようなサイズの金属Si析出物は灰色の濃
色化にあまり寄与しないことが判明した。
3LL11以下の微細な金属Si析出物を得るためには
、−旦溶体化処理を施してSiをできるたけマトリック
スに固溶させた後冷間加工し、なるへく低温で析出させ
れば良いと考えられる。例えばカーテンウオールの如く
H14テンパーで製造する場合には、熱間圧延の開始温
度をできるだけ高くし、Slを固溶状態に残したまま短
時間で熱間圧延を終了させ、冷間圧延により加工歪を与
えた後、再結晶が確保されるだけの比較的低温(例えば
280〜350℃程度)で長時間焼鈍することにより、
微細な金属Si粒子を析出させることが可能である。
、−旦溶体化処理を施してSiをできるたけマトリック
スに固溶させた後冷間加工し、なるへく低温で析出させ
れば良いと考えられる。例えばカーテンウオールの如く
H14テンパーで製造する場合には、熱間圧延の開始温
度をできるだけ高くし、Slを固溶状態に残したまま短
時間で熱間圧延を終了させ、冷間圧延により加工歪を与
えた後、再結晶が確保されるだけの比較的低温(例えば
280〜350℃程度)で長時間焼鈍することにより、
微細な金属Si粒子を析出させることが可能である。
このような方法によれば確かに著しく濃い色調を得るこ
とができるが、その反面黄味が極めて強くなってしまう
。これは、金11(Si析出物のサイズが逆に微細すぎ
るためであり、本発明者等の研究の結果、金属Si析出
物のサイズがO1μm末渦では黄味を帯びてしまうこと
が判明した。
とができるが、その反面黄味が極めて強くなってしまう
。これは、金11(Si析出物のサイズが逆に微細すぎ
るためであり、本発明者等の研究の結果、金属Si析出
物のサイズがO1μm末渦では黄味を帯びてしまうこと
が判明した。
一方黄味を少なくするため焼鈍温度を高めれば確かに黄
味自体は少なくすることが可能であるが、Siの再固溶
と粗大化が生じて、S1析出物の数が減少して灰色が薄
くなってしまう。また冷間加工後の焼鈍での金11Si
の析出過程においては、冷間加工により導入された転位
が析出を加速するため、温度や時間により析出の状態が
変化しやすく、そのため陽極酸化皮膜の色調が安定しな
いという問題もある。そこで、鋳塊の段階で81をある
程度の大きさで析出させ、しかも中間焼鈍時にはあまり
析出を生じさせないようにすれば、濃色でしかも黄味の
少ない灰色の色調を得ることができる。鋳塊の段階では
その前に冷間加工を行なっていないことなどに起因して
Slの析出は遅く、しかも析出物のサイズも微細すぎる
ことはない。
味自体は少なくすることが可能であるが、Siの再固溶
と粗大化が生じて、S1析出物の数が減少して灰色が薄
くなってしまう。また冷間加工後の焼鈍での金11Si
の析出過程においては、冷間加工により導入された転位
が析出を加速するため、温度や時間により析出の状態が
変化しやすく、そのため陽極酸化皮膜の色調が安定しな
いという問題もある。そこで、鋳塊の段階で81をある
程度の大きさで析出させ、しかも中間焼鈍時にはあまり
析出を生じさせないようにすれば、濃色でしかも黄味の
少ない灰色の色調を得ることができる。鋳塊の段階では
その前に冷間加工を行なっていないことなどに起因して
Slの析出は遅く、しかも析出物のサイズも微細すぎる
ことはない。
したがって鋳塊の段階で適切なサイズで81を析出させ
ることにより色調をほぼ決定づけることが有効である。
ることにより色調をほぼ決定づけることが有効である。
モして鋳塊段階でほぼ決定づけられた色調の変動を防ぐ
ためには、中間焼鈍過程での新たなるSiの析出が少な
いことが好ましい。このように中間焼鈍で新たなSiの
析出を起さないようにするためには、熱間圧延が終了し
た時点でのSi固溶量が少なくなっていることが必要で
ある。そのためには熱間圧延開始時の温度が重要であり
、この温度を比較的低温に設定することが必要である。
ためには、中間焼鈍過程での新たなるSiの析出が少な
いことが好ましい。このように中間焼鈍で新たなSiの
析出を起さないようにするためには、熱間圧延が終了し
た時点でのSi固溶量が少なくなっていることが必要で
ある。そのためには熱間圧延開始時の温度が重要であり
、この温度を比較的低温に設定することが必要である。
以上のように、陽極酸化処理後の色調として黄味の少な
い濃色の灰色の色調を得るためには、金属Si析出物の
サイズが0.1LLI!1以上3LLI11以下の範囲
内にあることが重要であり、またそのための製造プロセ
スとしては鋳塊加熱条件と熱間圧延開始温度が重要であ
る。
い濃色の灰色の色調を得るためには、金属Si析出物の
サイズが0.1LLI!1以上3LLI11以下の範囲
内にあることが重要であり、またそのための製造プロセ
スとしては鋳塊加熱条件と熱間圧延開始温度が重要であ
る。
なおこの発明において金属Si析出物のサイズは透過電
子顕微鏡写真で測定したサイズを意味するものとする。
子顕微鏡写真で測定したサイズを意味するものとする。
一般に析出物としては大きなものも小さなものも統計的
に分布するのが通常であるが、この発明において01〜
3urrIの範囲内とは、通常の透過電子顕微鏡写真で
数視野観察して大半の粒子がその範囲内に入っているこ
とを意味する。
に分布するのが通常であるが、この発明において01〜
3urrIの範囲内とは、通常の透過電子顕微鏡写真で
数視野観察して大半の粒子がその範囲内に入っているこ
とを意味する。
具体的には全金属Si析出物のうち面積率で80%以上
がその01〜31unの範囲内にあれば良い。
がその01〜31unの範囲内にあれば良い。
次にこの発明のアルミニウム合金材の成分組成の限定理
由を説明する。
由を説明する。
Si:
Siは陽極酸化処理皮膜の色調を決定する重要な元素で
ある。Si量が0.5wt%未満では金属Si析出物の
析出が少なく、充分な灰色が得られない。一方Si量が
3. Ovj%を越えれば灰色の色調は得られるが、陽
極酸化処理後に表面に粉吹きが生じて耐食性が劣化し、
またデスマット性も悪く生産性を損なう。したがってS
i量は 05〜3、0wt%の範囲内とする必要がある
。
ある。Si量が0.5wt%未満では金属Si析出物の
析出が少なく、充分な灰色が得られない。一方Si量が
3. Ovj%を越えれば灰色の色調は得られるが、陽
極酸化処理後に表面に粉吹きが生じて耐食性が劣化し、
またデスマット性も悪く生産性を損なう。したがってS
i量は 05〜3、0wt%の範囲内とする必要がある
。
Fe
Feは陽極酸化皮膜の色調に黄味を与え、しかも陽極酸
化皮膜の耐食性を劣化させるから、03wt%未満に抑
える必要がある。
化皮膜の耐食性を劣化させるから、03wt%未満に抑
える必要がある。
Mg・
請求項2の発明のアルミニウム合金材ではMgが添加さ
れる。このMgは金属Siの析出を促進し、陽極酸化処
理後の灰色の色調の濃色化に寄与する。Mg量が0.9
5wt%未満では上述のMg添加の効果か得られず、一
方Mg量が1.2wt%を越えればM g 2 S i
が生成されて陽極酸化処理後の色調が黄味を帯びてしま
う。したがってMgを添加する場合のMg量は005〜
1.2wt%の範囲内とする必要がある。またMg量が
その範囲内であっても 0.7xMg(曹t%) ≧
S 1(wt%) ではMg2Siによる黄味が増大す
るから、0,7xMg(v+%)<5i(wt%)とす
る必要がある。
れる。このMgは金属Siの析出を促進し、陽極酸化処
理後の灰色の色調の濃色化に寄与する。Mg量が0.9
5wt%未満では上述のMg添加の効果か得られず、一
方Mg量が1.2wt%を越えればM g 2 S i
が生成されて陽極酸化処理後の色調が黄味を帯びてしま
う。したがってMgを添加する場合のMg量は005〜
1.2wt%の範囲内とする必要がある。またMg量が
その範囲内であっても 0.7xMg(曹t%) ≧
S 1(wt%) ではMg2Siによる黄味が増大す
るから、0,7xMg(v+%)<5i(wt%)とす
る必要がある。
Ti B:
これらは結晶粒を微細化して、圧延板のキメ、ストリー
クスを防止する効果があり、Tiを単独で、あるいはT
iとBを組合せて添加する。Tiが0.003wt%未
満では上記の効果が得られず、方Tiが0.1591%
を越えればTiA/3の粗大金態量化合物が生成される
おそれかあるから、T1は0003〜0.15v+%の
範囲内とする。BはTiと共存して微細化効果を発揮す
る。Tiと組合されて添加する場合のBの添加量がlp
pm未満ては」二記の効果が得られず、一方1100p
pを越えれば粗大T i 82粒子による線状欠陥か発
生するから、B量は I〜1100ppの範囲内とする
。
クスを防止する効果があり、Tiを単独で、あるいはT
iとBを組合せて添加する。Tiが0.003wt%未
満では上記の効果が得られず、方Tiが0.1591%
を越えればTiA/3の粗大金態量化合物が生成される
おそれかあるから、T1は0003〜0.15v+%の
範囲内とする。BはTiと共存して微細化効果を発揮す
る。Tiと組合されて添加する場合のBの添加量がlp
pm未満ては」二記の効果が得られず、一方1100p
pを越えれば粗大T i 82粒子による線状欠陥か発
生するから、B量は I〜1100ppの範囲内とする
。
以上の各元素のほかは、基本的にはAlおよびその他の
不可避的不純物とすれば良い。
不可避的不純物とすれば良い。
なお一般にMgを含有する系のアルミニウム合金におい
ては、溶湯の酸化防止のために微量のBeを添加するこ
とが多いか、この発明の合金の場合もBeを添加するこ
とは特に支障はない。この場合のBe添加量は500p
pm以下が一般的である。
ては、溶湯の酸化防止のために微量のBeを添加するこ
とが多いか、この発明の合金の場合もBeを添加するこ
とは特に支障はない。この場合のBe添加量は500p
pm以下が一般的である。
なおまた、この発明のアルミニウム合金においては、若
干のNi、Mn、Cr、Zr、V、CuZn等が含まれ
ていても良い。これらのうちNiMn、Cr、Zr、V
は陽極酸化皮膜の色調に本質的に影響しないが、Ni
1.0wt%以上、Mn03wt%以上、Cr0.3
wt%以上、Zr0.3vt%以上、V 0.3wt
%以上では鋳造が困難となるから、Niは l、 Of
1%未満、Mnは03未満、Crは03W(%未満、Z
rは03wt%未満、■は03wt%未満に抑制するこ
とが望ましい。またCu。
干のNi、Mn、Cr、Zr、V、CuZn等が含まれ
ていても良い。これらのうちNiMn、Cr、Zr、V
は陽極酸化皮膜の色調に本質的に影響しないが、Ni
1.0wt%以上、Mn03wt%以上、Cr0.3
wt%以上、Zr0.3vt%以上、V 0.3wt
%以上では鋳造が困難となるから、Niは l、 Of
1%未満、Mnは03未満、Crは03W(%未満、Z
rは03wt%未満、■は03wt%未満に抑制するこ
とが望ましい。またCu。
Znは陽極酸化皮膜の色調に若干の変化を与えるものの
、Cu0.3wt%未満、Zn2.Owt%未満ては灰
色化に本質的な影響は与えない。
、Cu0.3wt%未満、Zn2.Owt%未満ては灰
色化に本質的な影響は与えない。
以上のように金属Si析出物条件および成分組成条件を
定めることによって陽極酸化処理後の色調として黄味の
少ない濃色の灰色の色調を1昇ることができる。
定めることによって陽極酸化処理後の色調として黄味の
少ない濃色の灰色の色調を1昇ることができる。
次の請求項3、請求項4に記載の発明、すなわち製造方
法について述べる。
法について述べる。
先ず前述のような成分組成の合金の溶湯を常法に従って
溶製し、DC鋳造法(半連続鋳造法)によって鋳塊とす
る。次いでその鋳塊に対し 350〜500℃の範囲内
の温度で05〜24時間の加熱を施す。この鋳塊加熱は
、一般的な鋳塊組織均質化のために必要であるばかりで
なく、陽極酸化処理後の色調として濃色の灰色を与える
ためにも重要な工程である。すなわちこの鋳塊加熱によ
って金属Si粒子の析出を促進させ、その金属Si析出
物による陽極酸化処理後の灰色の発色に寄与する。
溶製し、DC鋳造法(半連続鋳造法)によって鋳塊とす
る。次いでその鋳塊に対し 350〜500℃の範囲内
の温度で05〜24時間の加熱を施す。この鋳塊加熱は
、一般的な鋳塊組織均質化のために必要であるばかりで
なく、陽極酸化処理後の色調として濃色の灰色を与える
ためにも重要な工程である。すなわちこの鋳塊加熱によ
って金属Si粒子の析出を促進させ、その金属Si析出
物による陽極酸化処理後の灰色の発色に寄与する。
鋳塊加熱温度が350℃未満ては鋳塊の均質化が不充分
となり、一方500℃を越えればSiの粗大化が進み、
陽極酸化処理後の色調が薄くなる。また鋳塊加熱時間が
05時間未満ては前述の効果か充分に得られず、一方2
4時間を越える長時間の加熱は経済性の低下を招くだけ
である。したがって鋳塊加熱の条件は、350〜500
℃の範囲内の温度で05〜24時間とした。
となり、一方500℃を越えればSiの粗大化が進み、
陽極酸化処理後の色調が薄くなる。また鋳塊加熱時間が
05時間未満ては前述の効果か充分に得られず、一方2
4時間を越える長時間の加熱は経済性の低下を招くだけ
である。したがって鋳塊加熱の条件は、350〜500
℃の範囲内の温度で05〜24時間とした。
上述のような鋳塊加熱の後には、熱間圧延を行なう。こ
の熱間圧延の開始温度が350℃未満では熱間圧延が困
難となる。一方熱間圧延の開始温度が430℃を越えれ
ばSiの固溶量が多くなって中間焼鈍時に微細な金属S
!の析出が生じ、そのため陽極酸化処理後の色調に黄味
が強くなり、また中間焼鈍温度の影響によって色調が不
安定になりやすくなる。したがって熱間圧延の開始温度
は350〜430℃の範囲内とする必要があるが、その
範囲内であっても鋳塊加熱温度より高い場合には鋳塊加
熱工程で決定づけられた金属Si析出物のサイズおよび
分布が変化して陽極酸化処理後の色調か不安定となるか
ら、熱間圧延の開始温度は1−記の範囲内の温度でしか
も鋳塊加熱温度と同じかまたはそれより低い温度とする
必要がある。なおこの熱間圧延は前述の鋳塊加熱の後に
直ちに行なっても良く、あるいは鋳塊加熱後に一旦冷却
してから再加熱して行なっても良い。いずれにしても熱
間圧延開始温度を前述のように規制することが重要であ
る。
の熱間圧延の開始温度が350℃未満では熱間圧延が困
難となる。一方熱間圧延の開始温度が430℃を越えれ
ばSiの固溶量が多くなって中間焼鈍時に微細な金属S
!の析出が生じ、そのため陽極酸化処理後の色調に黄味
が強くなり、また中間焼鈍温度の影響によって色調が不
安定になりやすくなる。したがって熱間圧延の開始温度
は350〜430℃の範囲内とする必要があるが、その
範囲内であっても鋳塊加熱温度より高い場合には鋳塊加
熱工程で決定づけられた金属Si析出物のサイズおよび
分布が変化して陽極酸化処理後の色調か不安定となるか
ら、熱間圧延の開始温度は1−記の範囲内の温度でしか
も鋳塊加熱温度と同じかまたはそれより低い温度とする
必要がある。なおこの熱間圧延は前述の鋳塊加熱の後に
直ちに行なっても良く、あるいは鋳塊加熱後に一旦冷却
してから再加熱して行なっても良い。いずれにしても熱
間圧延開始温度を前述のように規制することが重要であ
る。
熱間圧延により得られた圧延板は、所望の最終板厚が得
られている場合はそのままで最終板としても良いが、一
般には熱間圧延後に冷間圧延を行なう。
られている場合はそのままで最終板としても良いが、一
般には熱間圧延後に冷間圧延を行なう。
熱間圧延と冷間圧延との間、あるいは冷間圧延の中途に
おいては、中間焼鈍を行なう。熱間圧延上りまでの工程
で陽極酸化処理後の基本的な色調は決定しているから、
陽極酸化処理後に所望の色調を得るという目的だけであ
れば中間焼鈍は必ずしも必要ではないが、カーテンウオ
ール等の建材パネルの用途では曲げ性、手用性等が重要
であるため、中間焼鈍を行ない、さらにその後冷間加工
を行なってH1nテンパー材として用いるのが一般的で
ある。
おいては、中間焼鈍を行なう。熱間圧延上りまでの工程
で陽極酸化処理後の基本的な色調は決定しているから、
陽極酸化処理後に所望の色調を得るという目的だけであ
れば中間焼鈍は必ずしも必要ではないが、カーテンウオ
ール等の建材パネルの用途では曲げ性、手用性等が重要
であるため、中間焼鈍を行ない、さらにその後冷間加工
を行なってH1nテンパー材として用いるのが一般的で
ある。
このように中間焼鈍を行なう場合、中間焼鈍の条件で陽
極酸化処理後の色調が変化することがある。従来のAJ
−3i系アルミニウム合金灰色材の製造における中間焼
鈍の役割は、その中間焼鈍過程でStの析出を制御し、
色調を決定づけることにあったが、この発明の場合には
鋳塊加熱で決定づけられた基本的な色調を大きく変動さ
せないように中間焼鈍の条件を選択する必要がある。こ
の発明の方法では熱間圧延は比較的低温で開始されるた
めSiの固溶量は少なくなっており、そのため中間焼鈍
の温度の影響は比較的受けにくいが、中間焼鈍の温度が
高過ぎれば、Siの再固溶と粗大化が生じて陽極酸化処
理後の色調が薄くなってしまう。具体的な中間焼鈍の条
件はバッチ炉を用いた焼鈍と連続焼鈍とで異なる。
極酸化処理後の色調が変化することがある。従来のAJ
−3i系アルミニウム合金灰色材の製造における中間焼
鈍の役割は、その中間焼鈍過程でStの析出を制御し、
色調を決定づけることにあったが、この発明の場合には
鋳塊加熱で決定づけられた基本的な色調を大きく変動さ
せないように中間焼鈍の条件を選択する必要がある。こ
の発明の方法では熱間圧延は比較的低温で開始されるた
めSiの固溶量は少なくなっており、そのため中間焼鈍
の温度の影響は比較的受けにくいが、中間焼鈍の温度が
高過ぎれば、Siの再固溶と粗大化が生じて陽極酸化処
理後の色調が薄くなってしまう。具体的な中間焼鈍の条
件はバッチ炉を用いた焼鈍と連続焼鈍とで異なる。
バッチ焼鈍の場合、焼鈍温度が260℃未満では再結晶
せず、400℃を越えれば陽極酸化処理後の色調が薄く
なってしまう。また焼鈍温度が05時間未満では焼鈍の
効果が充分に得られず、24時間を越えれば経済性を損
なう。したがって7<ツチ焼鈍の場合260〜b があり、好ましくは260〜350℃の範囲内の温度と
する。
せず、400℃を越えれば陽極酸化処理後の色調が薄く
なってしまう。また焼鈍温度が05時間未満では焼鈍の
効果が充分に得られず、24時間を越えれば経済性を損
なう。したがって7<ツチ焼鈍の場合260〜b があり、好ましくは260〜350℃の範囲内の温度と
する。
一方連続焼鈍の場合、焼鈍温度が380℃未満では再結
晶せず、520℃を越えれば陽極酸化処理後の色調が薄
くなる。また保持時間が5分を越えれば結晶粒が粗大化
するとともに経済性も損なう。
晶せず、520℃を越えれば陽極酸化処理後の色調が薄
くなる。また保持時間が5分を越えれば結晶粒が粗大化
するとともに経済性も損なう。
したがって連続焼鈍を用いた中間焼鈍では、380〜5
20℃に加熱して保持なしまたは 5分以内の保持とす
る。
20℃に加熱して保持なしまたは 5分以内の保持とす
る。
以上のようにして得られた圧延材は、陽極酸化処理を施
すことによって、黄味を帯びていない濃色の灰色の色調
を安定して得ることができる。
すことによって、黄味を帯びていない濃色の灰色の色調
を安定して得ることができる。
次に以上のような圧延材に対して、陽極酸化処理を施し
て実際に濃色の灰色の色調を得るためのプロセスを説明
する。
て実際に濃色の灰色の色調を得るためのプロセスを説明
する。
陽極酸化処理にあたっては、予め表面の汚れおよび表面
の欠陥を除去しておくため、脱脂およびエツチングを行
なうのが一般的である。エツチングは、苛性ソーダ系の
アルカリエツチングを行なうのが通常である。そして陽
極酸化処理自体は、)(2SO4濃度がlθ〜25 v
oj%の硫酸浴を用い、浴温度Ill〜30℃、電流密
度1.5A/−以上2.5A/d未満で行ない、膜厚l
O〜30LLfflの陽極酸化皮膜を生成させる。
の欠陥を除去しておくため、脱脂およびエツチングを行
なうのが一般的である。エツチングは、苛性ソーダ系の
アルカリエツチングを行なうのが通常である。そして陽
極酸化処理自体は、)(2SO4濃度がlθ〜25 v
oj%の硫酸浴を用い、浴温度Ill〜30℃、電流密
度1.5A/−以上2.5A/d未満で行ない、膜厚l
O〜30LLfflの陽極酸化皮膜を生成させる。
ここで、硫酸浴のH2SO4濃度がlovoJ%未満で
は生成される陽極酸化皮膜の多孔度か減少して浴電圧が
高くなる。一方H2SO4濃度が25vo1%を越えれ
ば、表面が荒れて陽極酸化皮膜が柔かくなる。また浴温
度が]0℃未満では所要の膜厚を得るために長時間の処
理を要して不経済となり、−方30℃を越えれば陽極酸
化処理後の耐食性が低下してしまう。さらに電流密度は
、2.5A/df11以上では処理に多大な電力を要し
、実用的でなく、方1.5A/−未満では、陽極酸化処
理後の色調が薄くなって灰色が得られなくなる。また生
成される陽極酸化皮膜の膜厚がlOLLm未満では充分
な耐食性が得られず、一方30μmを越えるまで厚くす
ることは経済的でない。
は生成される陽極酸化皮膜の多孔度か減少して浴電圧が
高くなる。一方H2SO4濃度が25vo1%を越えれ
ば、表面が荒れて陽極酸化皮膜が柔かくなる。また浴温
度が]0℃未満では所要の膜厚を得るために長時間の処
理を要して不経済となり、−方30℃を越えれば陽極酸
化処理後の耐食性が低下してしまう。さらに電流密度は
、2.5A/df11以上では処理に多大な電力を要し
、実用的でなく、方1.5A/−未満では、陽極酸化処
理後の色調が薄くなって灰色が得られなくなる。また生
成される陽極酸化皮膜の膜厚がlOLLm未満では充分
な耐食性が得られず、一方30μmを越えるまで厚くす
ることは経済的でない。
以上のような硫酸浴による陽極酸化処理によって、黄味
の少ない濃灰色の色調を得ることができる。なおここで
陽極酸化処理後の色調については、ハンターの色差式(
月528730参照)による明度指数りとクロマティク
ネス指数a、bの値によって評価することができる。す
なわち、明度指数のL値は高いほど白く、一方りロマテ
イクネス指数は着色度についてのものであってそのa値
は高いほど赤味が強く、b値は高いほど黄味が強いこと
をあられす。そしてこの発明で目的とする黄味の少ない
濃灰色の色調とは、L値、a値、b値が、L<65、
−2<a<+1.5、 −2<b<+1.5を満たす色
調と定義することができる。
の少ない濃灰色の色調を得ることができる。なおここで
陽極酸化処理後の色調については、ハンターの色差式(
月528730参照)による明度指数りとクロマティク
ネス指数a、bの値によって評価することができる。す
なわち、明度指数のL値は高いほど白く、一方りロマテ
イクネス指数は着色度についてのものであってそのa値
は高いほど赤味が強く、b値は高いほど黄味が強いこと
をあられす。そしてこの発明で目的とする黄味の少ない
濃灰色の色調とは、L値、a値、b値が、L<65、
−2<a<+1.5、 −2<b<+1.5を満たす色
調と定義することができる。
実 施 例
[実施例1]
第1表に示す合金N11l〜4の溶湯を常法にしたかっ
て溶製し、半連続鋳造法(DC鋳造法)によって 45
0mg X 1200mm X 4000n+mのスラ
ブを鋳造した。
て溶製し、半連続鋳造法(DC鋳造法)によって 45
0mg X 1200mm X 4000n+mのスラ
ブを鋳造した。
得られた各スラブについて開削後、第2表の条件Nα1
〜7に示すような種々の条件て鋳塊加熱を行ない、同じ
く第2表中に示す温度で熱間圧延を開始して板厚4II
11の熱延板とした。次いて板厚2mmまで冷開圧延し
た。その後、バッチ炉により第2表中に示す条件で中間
焼鈍を行なった。その後さらに冷間圧延を行なって板厚
15圓の圧延板とした。
〜7に示すような種々の条件て鋳塊加熱を行ない、同じ
く第2表中に示す温度で熱間圧延を開始して板厚4II
11の熱延板とした。次いて板厚2mmまで冷開圧延し
た。その後、バッチ炉により第2表中に示す条件で中間
焼鈍を行なった。その後さらに冷間圧延を行なって板厚
15圓の圧延板とした。
その後、各圧延板について10%NaOH水溶液でエツ
チングし、水洗後硝酸てデスマット処理を行なった。次
いでH2SO4濃度15 vo/%の硫酸浴を用いて、
浴温20℃、電流密度1.5A/drdで陽極酸化処理
を行ない、それぞれ膜厚201L111の陽極酸化皮膜
を生成させた。
チングし、水洗後硝酸てデスマット処理を行なった。次
いでH2SO4濃度15 vo/%の硫酸浴を用いて、
浴温20℃、電流密度1.5A/drdで陽極酸化処理
を行ない、それぞれ膜厚201L111の陽極酸化皮膜
を生成させた。
各板の陽極酸化皮膜の表面色調について、スガ試験機製
カラーメーター SM〜3−MCHを用いて調べた。色
調は、ハンターの色差式による明度指数りおよびクロマ
ティクネス指数a、bを用いて評価した。その結果を第
3表に示す。また各板の金属Si析出物のサイズを調べ
たのでその結果も第3表中に示す。なお金属Si析出物
のサイズは、透過電子顕微鏡で3〜10視野写真を撮り
、測定した。
カラーメーター SM〜3−MCHを用いて調べた。色
調は、ハンターの色差式による明度指数りおよびクロマ
ティクネス指数a、bを用いて評価した。その結果を第
3表に示す。また各板の金属Si析出物のサイズを調べ
たのでその結果も第3表中に示す。なお金属Si析出物
のサイズは、透過電子顕微鏡で3〜10視野写真を撮り
、測定した。
第 1 表
(単位
B以外はwt%)
第
表
第
表
第3表から明らかなように、この発明の成分組成範囲内
の合金について、この発明のプロセス条件に従って製造
した圧延板は、いずれも陽極酸化処理後の色調が黄味の
少ない濃灰色となっていることか判明した。
の合金について、この発明のプロセス条件に従って製造
した圧延板は、いずれも陽極酸化処理後の色調が黄味の
少ない濃灰色となっていることか判明した。
[実施例2]
第4表に示す合金NCL5の溶湯を常法に従って溶製し
、半連続鋳造法(DC鋳造法)によって450mm X
1200w X 4000m1のスラブを鋳造した。
、半連続鋳造法(DC鋳造法)によって450mm X
1200w X 4000m1のスラブを鋳造した。
得られたスラブについて、開削後、400℃X 1G時
間の鋳塊加熱を施し、引続きその温度で熱間圧延を開始
し、3胴厚の熱延板とした。次いて板厚 15關まて冷
間圧延した後、連続焼鈍による中間焼鈍を450℃保持
なして行ない、さらに 1.2mmまで冷間圧延した。
間の鋳塊加熱を施し、引続きその温度で熱間圧延を開始
し、3胴厚の熱延板とした。次いて板厚 15關まて冷
間圧延した後、連続焼鈍による中間焼鈍を450℃保持
なして行ない、さらに 1.2mmまで冷間圧延した。
得られた圧延板について、実施例1と同様に10%Na
OHによるエツチング、水洗、硝酸デスマット処理を行
ない、さらに実施例1と同し条件で陽極酸化処理を行な
い、色調と金属S!析出物サイズを調べた。その結果を
第5表に示す。
OHによるエツチング、水洗、硝酸デスマット処理を行
ない、さらに実施例1と同し条件で陽極酸化処理を行な
い、色調と金属S!析出物サイズを調べた。その結果を
第5表に示す。
第
表
第
表
第5表から明らかなように、中間焼鈍として連続焼鈍を
適用した場合にも、この発明の条件を満たすことにより
、陽極酸化処理後に黄味の少ない濃灰色の色調が得られ
ることが判明した。
適用した場合にも、この発明の条件を満たすことにより
、陽極酸化処理後に黄味の少ない濃灰色の色調が得られ
ることが判明した。
発明の効果
以上の実施例からも明らかなように、請求項1、請求項
2の発明のアルミニウム合金材は、陽極酸化処理によっ
て黄味を帯びていない濃い灰色の色調を確実かつ安定し
て得ることができる。また請求項3、請求項4の方法に
よれば、前述のように陽極酸化処理後に黄味の少ない濃
灰色の色調を呈するアルミニウム合金圧延材を実際に欧
産的規模で容易に製造することができる。
2の発明のアルミニウム合金材は、陽極酸化処理によっ
て黄味を帯びていない濃い灰色の色調を確実かつ安定し
て得ることができる。また請求項3、請求項4の方法に
よれば、前述のように陽極酸化処理後に黄味の少ない濃
灰色の色調を呈するアルミニウム合金圧延材を実際に欧
産的規模で容易に製造することができる。
出願人 スカイアルミニウム株式会社代理人 弁
理士 豊 1)武 久
理士 豊 1)武 久
Claims (4)
- (1)Si0.5〜3.0wt%、Fe0.3wt%未
満を含有し、かつ結晶粒微細化剤としてTi0.003
〜0.15wt%を単独でもしくはB1〜100ppm
と組合されて含有し、残部がAlおよび不可避的不純物
からなり、全金属Si析出物のうち面積率で80%以上
の金属Si析出物のサイズが0.1〜3μmの範囲内に
あることを特徴とする、陽極酸化処理後の色調が黄味の
少ない濃灰色のアルミニウム合金材。 - (2)Si0.5〜3.0wt%、Mg0.05〜1.
2wt%、Fe0.3wt%未満を含有し、かつSi(
wt%)>0.7×Mg(wt%)とされ、しかも結晶
粒微細化剤としてTi0.003〜0.15wt%を単
独でもしくはB1〜100ppmと組合されて含有し、
残部がAlおよび不可避的不純物からなり、全金属Si
析出物のうち面積率で80%以上の金属Si析出物のサ
イズが0.1〜3μmの範囲内にあることを特徴とする
、陽極酸化処理後の色調が黄味の少ない濃灰色のアルミ
ニウム合金材。 - (3)Si0.5〜3.0wt%、Fe0.3wt%未
満を含有し、かつ結晶粒微細化剤としてTi0.003
〜0.15wt%を単独でもしくはB1〜100ppm
と組合されて含有し、残部がAlおよび不可避的不純物
からなる合金をDC鋳造法により鋳造した後、鋳塊に対
して350〜500℃の範囲内の温度で0.5〜24時
間加熱する処理を施し、その後その鋳塊加熱温度と同じ
かまたはそれ以下の温度であってしかも350〜430
℃の範囲内の温度で熱間圧延するかまたはその温度で熱
間圧延した後冷間圧延し、熱間圧延と冷間圧延の間また
は冷間圧延の途中で、中間焼鈍として260〜400℃
×0.5〜24時間のバッチ焼鈍もしくは380〜52
0℃で保持なしまたは5分以下の保持の連続焼鈍を施す
ことによって、全金属Si析出物のうち面積率で80%
以上の金属Si析出物のサイズが0.1〜3μmの範囲
内にある圧延板を得ることを特徴とする、陽極酸化処理
後の色調が黄味の少ない濃灰色のアルミニウム合金材の
製造方法。 - (4)Si0.5〜3.0wt%、Mg0.05〜1.
2wt%、Fe0.3wt%未満を含有し、かつSi(
wt%)>0.7×Mg(wt%)とされ、しかも結晶
粒微細化剤としてTi0.003〜0.15wt%を単
独でもしくはB1〜100ppmと組合されて含有し、
残部がAlおよび不可避的不純物から合金をDC鋳造法
により鋳造した後、鋳塊に対して350〜500℃の範
囲内の温度で0.5〜24時間加熱する処理を施し、そ
の後その鋳塊加熱温度と同じかまたはそれ以下の温度で
あってしかも350〜430℃の範囲内の温度で熱間圧
延するかまたはその温度で熱間圧延した後冷間圧延し、
熱間圧延と冷間圧延の間または冷間圧延の途中で、中間
焼鈍として260〜400℃×0.5〜24時間のバッ
チ焼鈍もしくは380〜520℃で保持なしまたは5分
以下の保持の連続焼鈍を施すことによって、全金属Si
析出物のうち面積率で80%以上の金属Si析出物のサ
イズが0.1〜3μmの範囲内にある圧延板を得ること
を特徴とする、陽極酸化処理後の色調が黄味の少ない濃
灰色のアルミニウム合金材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2265813A JP2524884B2 (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | 陽極酸化処理後の色調が濃灰色のアルミニウム合金材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2265813A JP2524884B2 (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | 陽極酸化処理後の色調が濃灰色のアルミニウム合金材およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04143241A true JPH04143241A (ja) | 1992-05-18 |
| JP2524884B2 JP2524884B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=17422411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2265813A Expired - Lifetime JP2524884B2 (ja) | 1990-10-03 | 1990-10-03 | 陽極酸化処理後の色調が濃灰色のアルミニウム合金材およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2524884B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07197166A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-01 | Tostem Corp | グレー発色アルミニウム合金 |
| JP2012149335A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-08-09 | Sankyo Tateyama Inc | アルミニウム合金 |
-
1990
- 1990-10-03 JP JP2265813A patent/JP2524884B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07197166A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-01 | Tostem Corp | グレー発色アルミニウム合金 |
| JP2012149335A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-08-09 | Sankyo Tateyama Inc | アルミニウム合金 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2524884B2 (ja) | 1996-08-14 |
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