JPH04150923A - 低圧用逆浸透膜による高濃度溶液の濃縮方法及び装置 - Google Patents
低圧用逆浸透膜による高濃度溶液の濃縮方法及び装置Info
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- JPH04150923A JPH04150923A JP2275009A JP27500990A JPH04150923A JP H04150923 A JPH04150923 A JP H04150923A JP 2275009 A JP2275009 A JP 2275009A JP 27500990 A JP27500990 A JP 27500990A JP H04150923 A JPH04150923 A JP H04150923A
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- osmosis membrane
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- Y02A20/131—Reverse-osmosis
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野〕
本発明は、低圧用逆浸透膜を用いた溶液の濃縮方法及び
装置、詳しくは、原液が、従来の高圧用逆浸透膜では処
理できないレベルの濃度の液である場合、この原液を低
圧用逆浸透膜を用いてさらに濃縮する方法及び装置に関
するものである。
装置、詳しくは、原液が、従来の高圧用逆浸透膜では処
理できないレベルの濃度の液である場合、この原液を低
圧用逆浸透膜を用いてさらに濃縮する方法及び装置に関
するものである。
従来、溶液の濃縮を行う方法としては、■蒸発法、■電
気透析法、■逆浸透法などが工業的に利用されている。
気透析法、■逆浸透法などが工業的に利用されている。
この中で蒸発法は相変化を伴うため、一般に電気透析法
、逆浸透法に比べて消費エネルギーがはるかに大きい。
、逆浸透法に比べて消費エネルギーがはるかに大きい。
一方、電気透析法、逆浸透法は相変化を伴わないので、
消費エネルギーが非常に少ないと言う利点を有するが、
電気透析法は原理上、処理対象液が電解質溶液以外の場
合には、適用不可である。この点逆浸透法では、処理対
象液は電解質溶液も含め広範囲な溶液の処理が可能であ
る。
消費エネルギーが非常に少ないと言う利点を有するが、
電気透析法は原理上、処理対象液が電解質溶液以外の場
合には、適用不可である。この点逆浸透法では、処理対
象液は電解質溶液も含め広範囲な溶液の処理が可能であ
る。
従来、逆浸透膜を用いた溶液の濃縮では、濃縮の効率を
上げるため、できるだけ高い溶質排除率を持つ膜が用い
られていた。この場合、供給原液の濃度が薄い間は効率
的に濃縮することが可能であるが、供給原液の濃度が高
くなると、膜の濃縮側と透過側との溶質濃度差が大きく
なり、これに伴い浸透圧差も大きくなるため、 (1)逆浸透のために必要な圧力が非常に大きくなり、
エネルギー消費大となる。
上げるため、できるだけ高い溶質排除率を持つ膜が用い
られていた。この場合、供給原液の濃度が薄い間は効率
的に濃縮することが可能であるが、供給原液の濃度が高
くなると、膜の濃縮側と透過側との溶質濃度差が大きく
なり、これに伴い浸透圧差も大きくなるため、 (1)逆浸透のために必要な圧力が非常に大きくなり、
エネルギー消費大となる。
(2) Ill自身、及び膜エレメント、膜エレメン
トを装填するベッセルの耐圧強度が問題となる。
トを装填するベッセルの耐圧強度が問題となる。
(3)透過液量が極端に低下するため、結果的に濃縮不
可となる。
可となる。
等の問題があった。
したがって、従来高度な−a縮が必要な場合には、最初
逆浸透法を用いたとしても、途中段階からは、逆浸透法
による濃縮水を暴発法などエネルギー消費の高い方法に
よらざるを得なかった。
逆浸透法を用いたとしても、途中段階からは、逆浸透法
による濃縮水を暴発法などエネルギー消費の高い方法に
よらざるを得なかった。
従来、特開昭55−1827号公報には、逆浸透膜によ
り処理液を処理する場合、濃厚液(処理液)の温度を、
希薄液(透過液)の温度よりも高くするようにした逆浸
透処理法が記載されている。
り処理液を処理する場合、濃厚液(処理液)の温度を、
希薄液(透過液)の温度よりも高くするようにした逆浸
透処理法が記載されている。
また、特開昭49−134576号公報には、逆浸透膜
セルの第1室へ、高圧の処理すべき溶液を通し、第2室
へ、第1室からの透過液の浸透圧より高い浸透圧を有す
る液体(例えば、塩水)を通じるようにした溶液の濃縮
方法が記載されている。
セルの第1室へ、高圧の処理すべき溶液を通し、第2室
へ、第1室からの透過液の浸透圧より高い浸透圧を有す
る液体(例えば、塩水)を通じるようにした溶液の濃縮
方法が記載されている。
[発明が解決しようとする課題]
従来の高圧用逆浸透膜で濃縮すべき原液を処理する場合
、原液の濃度の上昇に伴う濃縮側液と透過側液との浸透
圧差の増大により、処理のために印加すべき圧力が膜自
身、又は膜の容器の耐圧限界を趙えるようになる。この
圧力は、対象とする溶質によって異なるが、通常40〜
70kg/ejを超える値である。したがって、この場
合の濃度以上になると、従来の高圧用逆浸透膜では処理
できなくなる。
、原液の濃度の上昇に伴う濃縮側液と透過側液との浸透
圧差の増大により、処理のために印加すべき圧力が膜自
身、又は膜の容器の耐圧限界を趙えるようになる。この
圧力は、対象とする溶質によって異なるが、通常40〜
70kg/ejを超える値である。したがって、この場
合の濃度以上になると、従来の高圧用逆浸透膜では処理
できなくなる。
前記の特開昭55−1827号公報では、逆浸透膜によ
る溶液の濃縮について述べているが、この公報記載の発
明の主旨は、逆浸透膜の濃縮側液の温度を透過側液の温
度より高くすることにより、膜の濃縮側と透過側との間
に温度差浸透圧を発生させ(濃縮側から透過側に向かっ
て正の浸透圧が働く)濃縮側への印加圧力低減を図った
ものである。この場合、温度差をつけない場合と同一印
加圧ならば、濃縮の度合を上げることができる0以上の
ように、特開昭55−182T号公報記載の方法は、′
a縮側液と透過側液との間に温度差をつけることを特徴
としたものである。
る溶液の濃縮について述べているが、この公報記載の発
明の主旨は、逆浸透膜の濃縮側液の温度を透過側液の温
度より高くすることにより、膜の濃縮側と透過側との間
に温度差浸透圧を発生させ(濃縮側から透過側に向かっ
て正の浸透圧が働く)濃縮側への印加圧力低減を図った
ものである。この場合、温度差をつけない場合と同一印
加圧ならば、濃縮の度合を上げることができる0以上の
ように、特開昭55−182T号公報記載の方法は、′
a縮側液と透過側液との間に温度差をつけることを特徴
としたものである。
また、特開昭49−134576号公報記載の発明も、
逆浸透膜による溶液の濃縮に関するものであるが、これ
は逆浸透膜の高圧側(濃縮側)に濃縮の対象となる液を
供給し、低圧側(透過側)には濃縮側から透過側への透
過液の透過圧より高い浸透圧を存する液体を通じること
を特徴とした溶液の濃縮方法である。
逆浸透膜による溶液の濃縮に関するものであるが、これ
は逆浸透膜の高圧側(濃縮側)に濃縮の対象となる液を
供給し、低圧側(透過側)には濃縮側から透過側への透
過液の透過圧より高い浸透圧を存する液体を通じること
を特徴とした溶液の濃縮方法である。
何れの先行技術も、逆浸透膜の濃縮側と透過側との間の
浸透圧差の低減を目積した点では、本発明と一致してい
るが、本発明は、特開昭55−1827号公報記載の発
明のように、温度差浸透圧を利用したものでもないし、
また、特開昭49−134576号公報記載の発明のよ
うに、膜の透過側に強制的に透過液より浸透圧の高い液
体を通じるものでもない、あくまで低圧用逆浸透膜の特
性を利用して浸透圧差の低減を図り、高度な濃縮を可能
としたものである。
浸透圧差の低減を目積した点では、本発明と一致してい
るが、本発明は、特開昭55−1827号公報記載の発
明のように、温度差浸透圧を利用したものでもないし、
また、特開昭49−134576号公報記載の発明のよ
うに、膜の透過側に強制的に透過液より浸透圧の高い液
体を通じるものでもない、あくまで低圧用逆浸透膜の特
性を利用して浸透圧差の低減を図り、高度な濃縮を可能
としたものである。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、従来、
逆浸透法で濃縮し得なかった高濃度の溶液について新規
な逆浸透膜の適用を特徴とする方法及び装置を提供する
ことを目的とするものである。
逆浸透法で濃縮し得なかった高濃度の溶液について新規
な逆浸透膜の適用を特徴とする方法及び装置を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記の目的を達
成するために、請求項1の逆浸透膜による溶液の濃縮方
法は、第1図に示すように、高濃度原液を低圧用逆浸透
膜に通し、さらに濃度の高い濃縮液と中濃度の透過液と
に分離することを特徴としている。10は低圧用逆浸透
膜部で、エレメントの形式としては、ホローフィーバ−
型、スパイラル型、管型、プリーツ型、平板型等が適用
できる。
成するために、請求項1の逆浸透膜による溶液の濃縮方
法は、第1図に示すように、高濃度原液を低圧用逆浸透
膜に通し、さらに濃度の高い濃縮液と中濃度の透過液と
に分離することを特徴としている。10は低圧用逆浸透
膜部で、エレメントの形式としては、ホローフィーバ−
型、スパイラル型、管型、プリーツ型、平板型等が適用
できる。
高濃度溶液とは、従来の高圧用逆浸透膜では処理できな
いレベルの濃度の液のことを指称し、溶液の種類によっ
てその濃度は異なる0例えば、塩水の場合は5@t%以
上の濃度のものを指称する。
いレベルの濃度の液のことを指称し、溶液の種類によっ
てその濃度は異なる0例えば、塩水の場合は5@t%以
上の濃度のものを指称する。
また、請求項2の方法は、第2図に示すように、請求項
1の方法において、高濃度原液よりさらに濃度の高い濃
縮液を低圧用逆浸i31!!に通す工程を1〜複数回付
加することを特徴としている。第2図は、−例として3
段の低圧用逆浸透膜部を用いる場合を示している。すな
わち、第1段低圧用逆浸透膜部10の濃縮液を第2段低
圧用逆浸透膜部12に通し、この第2段低圧用逆浸透膜
部12からのilI縮液をさらに第3段低圧用逆浸透膜
部14に通して、高濃度の濃縮液と透過液とに分離する
ようにしたものである。
1の方法において、高濃度原液よりさらに濃度の高い濃
縮液を低圧用逆浸i31!!に通す工程を1〜複数回付
加することを特徴としている。第2図は、−例として3
段の低圧用逆浸透膜部を用いる場合を示している。すな
わち、第1段低圧用逆浸透膜部10の濃縮液を第2段低
圧用逆浸透膜部12に通し、この第2段低圧用逆浸透膜
部12からのilI縮液をさらに第3段低圧用逆浸透膜
部14に通して、高濃度の濃縮液と透過液とに分離する
ようにしたものである。
さらに、請求項3の方法は、第3図に示すように、請求
項1又は2記載の方法において、透過液をその濃度に応
じて高圧用逆浸透膜または低圧用逆浸透膜に通して、濃
縮液と透過液とに分離することを特徴としている。第3
図は、−例として第2図に示す方法において、第1段低
圧用逆浸透膜部10からの透過液を高圧用逆浸透膜部1
6に通して、[it液と飲料水レベルの透過液とに分離
し、この濃縮液をさらに低圧用逆浸透膜部18に通して
、濃縮液と透過液とに分離する。高圧用逆浸透膜部16
を用いる場合は、飲料水レベルの透過液が得られるとい
う利点があるが、飲料水レベルの透過液を必要としない
場合は、高圧用逆浸透膜部16の代りに、低圧用逆浸透
膜部を用いる。また、処理する透過液は第1段のものに
限ることなく、第2段以降のものでもよい。
項1又は2記載の方法において、透過液をその濃度に応
じて高圧用逆浸透膜または低圧用逆浸透膜に通して、濃
縮液と透過液とに分離することを特徴としている。第3
図は、−例として第2図に示す方法において、第1段低
圧用逆浸透膜部10からの透過液を高圧用逆浸透膜部1
6に通して、[it液と飲料水レベルの透過液とに分離
し、この濃縮液をさらに低圧用逆浸透膜部18に通して
、濃縮液と透過液とに分離する。高圧用逆浸透膜部16
を用いる場合は、飲料水レベルの透過液が得られるとい
う利点があるが、飲料水レベルの透過液を必要としない
場合は、高圧用逆浸透膜部16の代りに、低圧用逆浸透
膜部を用いる。また、処理する透過液は第1段のものに
限ることなく、第2段以降のものでもよい。
また、第2図及び第3図において、同程度の濃度の濃縮
液同士、同程度の濃度の透過液同士、又は同程度の濃度
の濃縮液と透過液とを合流させて処理することもある。
液同士、同程度の濃度の透過液同士、又は同程度の濃度
の濃縮液と透過液とを合流させて処理することもある。
そして、請求項4の装置は、第2図及び第3図に示すよ
うに、高濃度原液をさらに濃度の高い濃縮液と中濃度の
透過液とに分離する第1段低圧用逆浸透膜部10と、こ
の第1段低圧用逆浸透膜部10に濃縮液抜出部20を介
して接続された第2段低圧用逆浸透膜部12とを少なく
とも備えたことを特徴としている。
うに、高濃度原液をさらに濃度の高い濃縮液と中濃度の
透過液とに分離する第1段低圧用逆浸透膜部10と、こ
の第1段低圧用逆浸透膜部10に濃縮液抜出部20を介
して接続された第2段低圧用逆浸透膜部12とを少なく
とも備えたことを特徴としている。
第2図及び第3図では、−例として低圧用逆浸透腹部を
3段設ける場合を示しているが、2段又は4段以上とす
る場合もある。
3段設ける場合を示しているが、2段又は4段以上とす
る場合もある。
本願において、高圧用膜とは、塩水処理の場合を例にと
ると、1〜5wt%濃度の塩水処理の場合脱塩率が約9
8%以上のもので、一般に50kg/cdc以上の高圧
下で使用される膜を言う。一方、低圧用膜とは、0.1
〜1wt%程度の濃度の塩水に対し脱塩率が約98%以
下のもので、一般に30kg/cdc以下の低圧下で使
用される膜を言う。両方の膜とも、中空糸型、スパイラ
ル型、背型、プリーツ型、平板型等の形式を有し、材質
としては酢酸セルロース及び高分子複合材料が用いられ
る。特に、低圧膜では合成高分子複合膜が普及している
。
ると、1〜5wt%濃度の塩水処理の場合脱塩率が約9
8%以上のもので、一般に50kg/cdc以上の高圧
下で使用される膜を言う。一方、低圧用膜とは、0.1
〜1wt%程度の濃度の塩水に対し脱塩率が約98%以
下のもので、一般に30kg/cdc以下の低圧下で使
用される膜を言う。両方の膜とも、中空糸型、スパイラ
ル型、背型、プリーツ型、平板型等の形式を有し、材質
としては酢酸セルロース及び高分子複合材料が用いられ
る。特に、低圧膜では合成高分子複合膜が普及している
。
逆浸透腹部を形成する場合、逆浸透膜エレメントを1つ
のモジュールとして、モジュール単位で濃縮を重ねて行
く方法と、複数個のエレメントを1つのヘラセル内に、
いわゆるリジェクトシリーズの形式で接続し、1つのモ
ジュールを形成し、このモジュール内で必要な濃縮を終
わらせる方法、さらにこれらの方法の組合せが考えられ
る。
のモジュールとして、モジュール単位で濃縮を重ねて行
く方法と、複数個のエレメントを1つのヘラセル内に、
いわゆるリジェクトシリーズの形式で接続し、1つのモ
ジュールを形成し、このモジュール内で必要な濃縮を終
わらせる方法、さらにこれらの方法の組合せが考えられ
る。
第4図〜第6図は逆浸透腰部の一例で、スパイラル型モ
ジュールを示している。
ジュールを示している。
多数の小孔22を有するセンターパイプ24の回りに、
扁平な袋状の逆浸透膜26をスペーサ28を介して円弧
状に重ねて巻いて逆浸透膜エレメント30bを形成し、
このエレメントの複数個を円筒状のベッセル32内に直
列に配置している。
扁平な袋状の逆浸透膜26をスペーサ28を介して円弧
状に重ねて巻いて逆浸透膜エレメント30bを形成し、
このエレメントの複数個を円筒状のベッセル32内に直
列に配置している。
34はエンドキャップ、36は濃縮液シール、38はコ
ネクターである。
ネクターである。
ヘラセル32の一端の供給液人口40から導入された供
給液(高濃度原液、濃縮液又は透過液)は第1段の逆浸
透膜ニレメン)30aの逆浸透膜26に通され、透過液
はセンターバイブ24内に集められ、濃縮液は第2段の
逆浸透膜エレメント30bに供給される。そして、透過
液はセンターバイブ24内に集められ、濃縮液は第3段
の逆浸透隙エレメント3Dcに供給され、透過液はセン
ターバイブ24内に集められ、前記の透過液とともに、
透過液出口42から抜き出され、高濃度の濃縮液は濃縮
液出口44から抜き出される。
給液(高濃度原液、濃縮液又は透過液)は第1段の逆浸
透膜ニレメン)30aの逆浸透膜26に通され、透過液
はセンターバイブ24内に集められ、濃縮液は第2段の
逆浸透膜エレメント30bに供給される。そして、透過
液はセンターバイブ24内に集められ、濃縮液は第3段
の逆浸透隙エレメント3Dcに供給され、透過液はセン
ターバイブ24内に集められ、前記の透過液とともに、
透過液出口42から抜き出され、高濃度の濃縮液は濃縮
液出口44から抜き出される。
第4図では、−例として逆浸透膜エレメントを3段に接
続する場合を示しているが、2段又は4段以上とするこ
とも勿論可能である。
続する場合を示しているが、2段又は4段以上とするこ
とも勿論可能である。
低圧用逆浸透膜は通常、脱塩率が98%以下、操作圧力
30kg/ejc;以下で用いられる膜であり、用途は
比較的低濃度(塩水の場合1 、000〜10. OO
Oppm程度)の液に対して適用される。この膜を高濃
度の液に対して適用することは、従来この種の膜が主と
して透過液側の濃度を下げる目的で使用されていたため
殆ど行われていなかった。すなわち、脱塩率が低いため
透過側に、溶質が相当量移動し所期の目的を達すること
ができなかった訳である。
30kg/ejc;以下で用いられる膜であり、用途は
比較的低濃度(塩水の場合1 、000〜10. OO
Oppm程度)の液に対して適用される。この膜を高濃
度の液に対して適用することは、従来この種の膜が主と
して透過液側の濃度を下げる目的で使用されていたため
殆ど行われていなかった。すなわち、脱塩率が低いため
透過側に、溶質が相当量移動し所期の目的を達すること
ができなかった訳である。
本発明は、低圧用逆浸透膜のこのような性質を逆に利用
し、高濃度液をさらに濃縮できる点に注目したものであ
る。以下この濃縮の原理を述べる。
し、高濃度液をさらに濃縮できる点に注目したものであ
る。以下この濃縮の原理を述べる。
逆浸透膜に印加すべき圧力は、■ 膜の濃縮側と透過側
の液の濃度差に基づく浸透圧と、■ 膜内を液体が通過
する時の物理的流体圧損である。
の液の濃度差に基づく浸透圧と、■ 膜内を液体が通過
する時の物理的流体圧損である。
低圧用逆浸透膜i膜では溶質の排除率は高圧用逆浸透膜
に比べて、小さく、またN’1m度が高くなるにつれて
、この排除率は低下する傾向にあるので、高濃度の溶液
を供給しても透過側の液濃度は、排除率の高い高圧用逆
浸透膜を用いる場合のように、極端な低濃度とならず、
中間濃度の溶液が得られる。この結果膜の濃縮側と透過
側の濃度差は、過大とならず、この間の浸透圧差も過大
なものとならない。
に比べて、小さく、またN’1m度が高くなるにつれて
、この排除率は低下する傾向にあるので、高濃度の溶液
を供給しても透過側の液濃度は、排除率の高い高圧用逆
浸透膜を用いる場合のように、極端な低濃度とならず、
中間濃度の溶液が得られる。この結果膜の濃縮側と透過
側の濃度差は、過大とならず、この間の浸透圧差も過大
なものとならない。
この様子を模式的に示すと第7図に示すようになる。
第7図は、一定圧力下での低圧用逆浸透膜の濃縮特性を
示した図である。すなわち濃度aの原液を供給するとb
なる濃度の濃縮液と(b>a)、Cなる濃度の透過液が
得られる(c<a)。次に、濃度すの濃縮液を次段の逆
浸透膜への供給原液とすると、dなる濃度のさらに濃縮
された濃縮液と(d>b)、eなる濃度の透過液が得ら
れる(eくb)@この操作を繰り返すことによって高度
な濃縮が可能となる。但し第7図は、あくまで模式図で
あり実際には原液濃度が高くなるにつれ、濃縮の効率が
悪くなる(実際には、濃縮液の線と透過液の線との間隔
が徐々に狭くなる)ので、どこまでil!縮するかは、
経済性を考慮して決定する必要がある。
示した図である。すなわち濃度aの原液を供給するとb
なる濃度の濃縮液と(b>a)、Cなる濃度の透過液が
得られる(c<a)。次に、濃度すの濃縮液を次段の逆
浸透膜への供給原液とすると、dなる濃度のさらに濃縮
された濃縮液と(d>b)、eなる濃度の透過液が得ら
れる(eくb)@この操作を繰り返すことによって高度
な濃縮が可能となる。但し第7図は、あくまで模式図で
あり実際には原液濃度が高くなるにつれ、濃縮の効率が
悪くなる(実際には、濃縮液の線と透過液の線との間隔
が徐々に狭くなる)ので、どこまでil!縮するかは、
経済性を考慮して決定する必要がある。
[実施例]
つぎに本発明の実施例について説明する。
実施例1
下記の特性を有する低圧用逆浸透膜Aの膜エレメントを
用いて、従来i11!縮が不可能であった6、8〜14
.8wt%の高濃度塩水の濃縮試験を行った。
用いて、従来i11!縮が不可能であった6、8〜14
.8wt%の高濃度塩水の濃縮試験を行った。
塩排除率 97%
評価条件 圧力 15kg/cd(1;温度
25°C 給水濃度 NaClとして500mg/ j2試験装置
としては、第8図に示す装置を用い、試験条件はつぎの
如くであった。第8図において、50は供給原液槽、5
2は冷却器、54は高圧ポンプ、56は逆浸透膜モジュ
ール、58は圧力調整弁、60は濃縮液流量針、62は
透過液流量計である。
25°C 給水濃度 NaClとして500mg/ j2試験装置
としては、第8図に示す装置を用い、試験条件はつぎの
如くであった。第8図において、50は供給原液槽、5
2は冷却器、54は高圧ポンプ、56は逆浸透膜モジュ
ール、58は圧力調整弁、60は濃縮液流量針、62は
透過液流量計である。
供給液温度 30”C
供給圧力 65kg/cdG
illll流水流量15 E /sinこの結果、第1
表に示すような結果が得られた。
表に示すような結果が得られた。
第 1 表
なお、
上表で塩除去率は次式で定義する値である。
実施例2
下記の特性を有する低圧用逆浸透膜Bの膜エレメントを
用いて、従来fjA縮が不可能であった9、8〜14.
9wt%の高濃度塩水の濃縮試験を行った。
用いて、従来fjA縮が不可能であった9、8〜14.
9wt%の高濃度塩水の濃縮試験を行った。
塩排除率 98%
評価条件 圧力 15kg/c1iC温度
25°C 給水濃度 NaC1として1500ppm試験装置とし
ては、第8図に示す装置を用い、試験条件はつぎの如く
であった。
25°C 給水濃度 NaC1として1500ppm試験装置とし
ては、第8図に示す装置を用い、試験条件はつぎの如く
であった。
供給液温度 30°C
供給圧力 65kg/c+jG
濃縮水流量 1511 /sin
この結果、第2表に示すような結果が得られた。
第 2 表
[発明の効果〕
本発明は上記のように構成されているので、ぎのような
効果を奏する。
効果を奏する。
つ
(1)本発明の方法による効果は、処理する液により異
なってくるが、従来蒸発法によらざるを得なかった高濃
度液の濃縮が可能となることにより、vIA縮に要する
エネルギーの削減が可能になる。但し本発明によっても
濃縮には限界があるので、さらなる濃縮には1発法など
によらねばならない、この場合でも、逆浸透膜による濃
縮量が増した分蒸発量が減ることになり、エネルギー削
減が可能である。
なってくるが、従来蒸発法によらざるを得なかった高濃
度液の濃縮が可能となることにより、vIA縮に要する
エネルギーの削減が可能になる。但し本発明によっても
濃縮には限界があるので、さらなる濃縮には1発法など
によらねばならない、この場合でも、逆浸透膜による濃
縮量が増した分蒸発量が減ることになり、エネルギー削
減が可能である。
(2)また、エネルギー削減以外の効果として、本発明
の方法を果汁1縮に適用した場合、果汁の香気成分の保
持率が蒸発法に比し、はるかに高いことなどが挙げられ
る。
の方法を果汁1縮に適用した場合、果汁の香気成分の保
持率が蒸発法に比し、はるかに高いことなどが挙げられ
る。
(3)本発明は、現在逆浸透膜処理の対象となっている
各種溶液に対し適用できる。具体的には、各種塩1!溶
液、メツキ廃液(有用金属の濃縮回収)、有機物台を廃
水、果汁、糖液等である。
各種溶液に対し適用できる。具体的には、各種塩1!溶
液、メツキ廃液(有用金属の濃縮回収)、有機物台を廃
水、果汁、糖液等である。
第1図は本発明の逆浸透膜による溶液の1縮装置の一実
施例を示す模式図、第2図は同じく他の実施例を示す模
式図、第3図は同じくさらに他の実施例を示す模式図、
第4図は第1図〜第3図における逆浸透膜部の一例を示
し、スパイラル型モジュールを用いる場合の縦断面説明
図、第5図は第4図におけるA−A線拡大断面説明図、
第6図は第5図における逆浸透膜の一部の拡大図、第7
図は低圧用逆浸透膜を用いた溶液濃縮における原液濃度
と濃縮液・透過液濃度との関係を模式的に示すグラフ、
第8図は実施例1、実施例2における濃縮試験に用いた
試験装置のフローを示す図である。 1ト・・第1段低圧用逆浸透膜部、12・・・第2段低
圧用逆浸透膜部、14・・・第3段低圧用逆浸透膜部、
16・・・高圧用逆浸透膜部、18・・・低圧用逆浸透
膜部、20・・・fi縮液液抜出部22・・・小孔、2
4・・・センターパイプ、26・・・逆浸透膜、28・
・・スペーサ、30a、30し、30c・・・逆浸透膜
エレメント、32・・・ベッセル、34・・・エンドキ
ャ・ンブ、36・・・濃縮液シール、38・・・コネク
ター、4o・・・供給液入口、42・・・透過液出口、
44・・・濃縮液出口、50・・・供給原液槽、52・
・・冷却器、54・・・高圧ポンプ、56・・・逆浸透
膜モジュール、58・・・圧力調整弁、60・・・濃縮
液流量針、62・・・透過液流量計 第 図 第 図 原看儂度
施例を示す模式図、第2図は同じく他の実施例を示す模
式図、第3図は同じくさらに他の実施例を示す模式図、
第4図は第1図〜第3図における逆浸透膜部の一例を示
し、スパイラル型モジュールを用いる場合の縦断面説明
図、第5図は第4図におけるA−A線拡大断面説明図、
第6図は第5図における逆浸透膜の一部の拡大図、第7
図は低圧用逆浸透膜を用いた溶液濃縮における原液濃度
と濃縮液・透過液濃度との関係を模式的に示すグラフ、
第8図は実施例1、実施例2における濃縮試験に用いた
試験装置のフローを示す図である。 1ト・・第1段低圧用逆浸透膜部、12・・・第2段低
圧用逆浸透膜部、14・・・第3段低圧用逆浸透膜部、
16・・・高圧用逆浸透膜部、18・・・低圧用逆浸透
膜部、20・・・fi縮液液抜出部22・・・小孔、2
4・・・センターパイプ、26・・・逆浸透膜、28・
・・スペーサ、30a、30し、30c・・・逆浸透膜
エレメント、32・・・ベッセル、34・・・エンドキ
ャ・ンブ、36・・・濃縮液シール、38・・・コネク
ター、4o・・・供給液入口、42・・・透過液出口、
44・・・濃縮液出口、50・・・供給原液槽、52・
・・冷却器、54・・・高圧ポンプ、56・・・逆浸透
膜モジュール、58・・・圧力調整弁、60・・・濃縮
液流量針、62・・・透過液流量計 第 図 第 図 原看儂度
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高濃度原液を低圧用逆浸透膜に通し、さらに濃度の
高い濃縮液と中濃度の透過液とに分離することを特徴と
する逆浸透膜による溶液の濃縮方法。 2 高濃度原液よりさらに濃度の高い濃縮液を低圧用逆
浸透膜に通す工程を1〜複数回付加することを特徴とす
る請求項1記載の逆浸透膜による溶液の濃縮方法。 3 透過液をその濃度に応じて高圧用逆浸透膜または低
圧用逆浸透膜に通して、濃縮液と透過液とに分離するこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の逆浸透膜による溶
液の濃縮方法。 4 高濃度原液をさらに濃度の高い濃縮液と中濃度の透
過液とに分離する第1段低圧用逆浸透膜部(10)と、
この第1段低圧用逆浸透膜部(10)に濃縮液抜出部(
20)を介して接続された第2段低圧用逆浸透膜部(1
2)とを少なくとも備えたことを特徴とする逆浸透膜に
よる溶液の濃縮装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2275009A JP2538409B2 (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | 低圧用逆浸透膜による高濃度溶液の濃縮方法及び装置 |
| US07/719,507 US5238574A (en) | 1990-06-25 | 1991-06-24 | Method and apparatus having reverse osmosis membrane for concentrating solution |
| DE69123644T DE69123644T2 (de) | 1990-06-25 | 1991-06-25 | Verfahren und Vorrichtung mit einer Umkehrosmose-Membran zum Konzentrieren einer Lösung |
| PL91290803A PL173335B1 (pl) | 1990-06-25 | 1991-06-25 | Sposób wytwarzania roztworu wodnego o wysokim stężeniu NaCl |
| EP91110447A EP0463605B1 (en) | 1990-06-25 | 1991-06-25 | Method and apparatus having reverse osmosis membrane for concentrating solution |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2275009A JP2538409B2 (ja) | 1990-10-12 | 1990-10-12 | 低圧用逆浸透膜による高濃度溶液の濃縮方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04150923A true JPH04150923A (ja) | 1992-05-25 |
| JP2538409B2 JP2538409B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=17549613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2275009A Expired - Lifetime JP2538409B2 (ja) | 1990-06-25 | 1990-10-12 | 低圧用逆浸透膜による高濃度溶液の濃縮方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2538409B2 (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08206460A (ja) * | 1994-12-02 | 1996-08-13 | Toray Ind Inc | 逆浸透膜分離装置および高濃度溶液の分離方法 |
| JPH09226537A (ja) * | 1996-02-20 | 1997-09-02 | U S:Kk | 洗車方法及びシリカ除去システム |
| JP2001269544A (ja) * | 1994-12-02 | 2001-10-02 | Toray Ind Inc | 膜分離装置および高濃度溶液の分離方法 |
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-
1990
- 1990-10-12 JP JP2275009A patent/JP2538409B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
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| CN111346513B (zh) * | 2018-12-20 | 2022-04-12 | 国家能源投资集团有限责任公司 | 含盐水的反渗透处理方法和反渗透系统 |
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| CN110002544A (zh) * | 2019-05-08 | 2019-07-12 | 上海凯鑫分离技术股份有限公司 | 一种高浓盐水深度浓缩的工艺 |
| WO2021131156A1 (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-01 | オルガノ株式会社 | 水処理システム及び水処理方法 |
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| JPWO2023276586A1 (ja) * | 2021-06-29 | 2023-01-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2538409B2 (ja) | 1996-09-25 |
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