JPH04157112A - 低沸点金属元素の溶鋼中への添加方法 - Google Patents
低沸点金属元素の溶鋼中への添加方法Info
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- JPH04157112A JPH04157112A JP27913490A JP27913490A JPH04157112A JP H04157112 A JPH04157112 A JP H04157112A JP 27913490 A JP27913490 A JP 27913490A JP 27913490 A JP27913490 A JP 27913490A JP H04157112 A JPH04157112 A JP H04157112A
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、溶鋼温度範囲で気体状態の金属元素を歩留り
良く溶鋼に添加する方法に関するものである。
良く溶鋼に添加する方法に関するものである。
〈従来の技術〉
カルシウム(以下Ca)、マグネシウム(以下Mg)、
セレン(以下Se)などのように有用な元素ではあるが
、溶鋼温度では気体状態の元素(以下、低沸点元素と称
す)を溶鋼中に添加するには、次のような特別な手段が
とられている。
セレン(以下Se)などのように有用な元素ではあるが
、溶鋼温度では気体状態の元素(以下、低沸点元素と称
す)を溶鋼中に添加するには、次のような特別な手段が
とられている。
すなわち粉状や粒状のこれらの元素を鋼板により包み込
み、弾かんとして溶鋼に打込んだり、同じく薄い鋼板に
より被覆し線状にして高速に溶鋼中へ押込んだり、粉状
、粒状のまま搬送ガスとともに溶鋼中へ吹込んだりして
いる。いずれの方法でも溶鋼と接触した直後に上記の低
沸点元素は気体状態となり、溶鋼から気体として抜は出
るため、添加歩留りが非常に低いのが通常であった。
み、弾かんとして溶鋼に打込んだり、同じく薄い鋼板に
より被覆し線状にして高速に溶鋼中へ押込んだり、粉状
、粒状のまま搬送ガスとともに溶鋼中へ吹込んだりして
いる。いずれの方法でも溶鋼と接触した直後に上記の低
沸点元素は気体状態となり、溶鋼から気体として抜は出
るため、添加歩留りが非常に低いのが通常であった。
この低い添加歩留りを解消するために、従来、次のよう
な提案がなされている。すなわち、特開昭63−417
号公報には、真空脱ガス中の溶鋼下降流の溶鋼中へCa
合金粉体をキャリアガスにて直接吹込む方法が開示され
ている。また、特開昭53−76906号公報では、C
aを取鍋内の溶鋼中に添加するに当たり、溶鋼中に^r
ガスを吹込み、溶鋼に撹拌流を生ぜしめ、その下降流域
に添加する方法が示されている。
な提案がなされている。すなわち、特開昭63−417
号公報には、真空脱ガス中の溶鋼下降流の溶鋼中へCa
合金粉体をキャリアガスにて直接吹込む方法が開示され
ている。また、特開昭53−76906号公報では、C
aを取鍋内の溶鋼中に添加するに当たり、溶鋼中に^r
ガスを吹込み、溶鋼に撹拌流を生ぜしめ、その下降流域
に添加する方法が示されている。
さらに別の手段として、特開昭53−2342号公報で
は、連続鋳造の鋳型内溶鋼に対してCaワイヤを添加す
る方法を開示しており、鋳型内へ注入落下する溶鋼下I
!i流にCaワイヤを供給することを提案している。
は、連続鋳造の鋳型内溶鋼に対してCaワイヤを添加す
る方法を開示しており、鋳型内へ注入落下する溶鋼下I
!i流にCaワイヤを供給することを提案している。
〈発明が解決しようとする課題〉
上述した3種の既知技術は、いずれも鉛直下方へ流れる
溶鋼流に対してCaあるいはCa合金を添加して歩留り
を向上しようとするものである。しかしながら、これら
の方法の欠点は、いずれも溶鋼中の深部まで到達する強
い下降流の通切な位置にCaなどの低沸点金属元素を添
加していなかったことにある。
溶鋼流に対してCaあるいはCa合金を添加して歩留り
を向上しようとするものである。しかしながら、これら
の方法の欠点は、いずれも溶鋼中の深部まで到達する強
い下降流の通切な位置にCaなどの低沸点金属元素を添
加していなかったことにある。
すなわち、特開昭63−417号公報の方法では、低沸
点金属元素を粉状のままキャリアガスとともに溶鋼中に
吹込むため、吹込みノズルの出口直近でキャリアガスと
金属原気とが混合した大径の気泡となる。この大径の気
泡は下向きの流れに打ち勝ち、浮力のために溶鋼表面に
浮上してしまう。しかも、この公報に示された図では、
RH脱ガス装置の真空槽内で、かつ浸漬管(溶鋼が下降
する側)の上方の位置に吹込む様子が示されているが、
この部分は溶鋼表面から高h 400mmの深さしかな
く、後述するように10%程度のCa添加歩留りしかな
かった。
点金属元素を粉状のままキャリアガスとともに溶鋼中に
吹込むため、吹込みノズルの出口直近でキャリアガスと
金属原気とが混合した大径の気泡となる。この大径の気
泡は下向きの流れに打ち勝ち、浮力のために溶鋼表面に
浮上してしまう。しかも、この公報に示された図では、
RH脱ガス装置の真空槽内で、かつ浸漬管(溶鋼が下降
する側)の上方の位置に吹込む様子が示されているが、
この部分は溶鋼表面から高h 400mmの深さしかな
く、後述するように10%程度のCa添加歩留りしかな
かった。
また、特開昭53−76906号公報の方法では、第5
図ムこ参照図を示すが、下i流の流速が小さいため気体
となった元素が浮上し、系外へ逸散しやすく歩留りは高
くならない。下降流速を増加させるためには、Arガス
の吹込みを大量に行う必要があり、この場合には吹込ん
だ大量のArガスによる溶鋼の飛散が激しくなったり、
溶鋼表面上のスラグが溶鋼中に巻込まれて清浄度を低下
させるなどの悪影響が起きるため、実質的に下降流速を
十分大きくできない。
図ムこ参照図を示すが、下i流の流速が小さいため気体
となった元素が浮上し、系外へ逸散しやすく歩留りは高
くならない。下降流速を増加させるためには、Arガス
の吹込みを大量に行う必要があり、この場合には吹込ん
だ大量のArガスによる溶鋼の飛散が激しくなったり、
溶鋼表面上のスラグが溶鋼中に巻込まれて清浄度を低下
させるなどの悪影響が起きるため、実質的に下降流速を
十分大きくできない。
さらに、特開昭53−2342号公報の方法では、溶鋼
供給速度とワイヤの供給速度の比が常に一定に保たれな
ければ、鋼中Ca:a度は一定にならず、不均一なCa
濃度の鋼を製造してしまう危険性を有している。また、
鋳型内へ注入落下された溶鋼は、高々1m程度しか鋳型
内の溶鋼プール内へ侵入せず、気体となったCaは容易
に浮上して、添加歩留りは低くとどまる。さらに、通常
は鋳型内に落下した溶鋼はある深さまで到達したのち、
反転流として上向きの流れになるので、この流れに乗っ
た気体のCaは、静止溶鋼の場合よりも容易に系外へ抜
は出てしまう。
供給速度とワイヤの供給速度の比が常に一定に保たれな
ければ、鋼中Ca:a度は一定にならず、不均一なCa
濃度の鋼を製造してしまう危険性を有している。また、
鋳型内へ注入落下された溶鋼は、高々1m程度しか鋳型
内の溶鋼プール内へ侵入せず、気体となったCaは容易
に浮上して、添加歩留りは低くとどまる。さらに、通常
は鋳型内に落下した溶鋼はある深さまで到達したのち、
反転流として上向きの流れになるので、この流れに乗っ
た気体のCaは、静止溶鋼の場合よりも容易に系外へ抜
は出てしまう。
本発明の目的は、このような従来技術の現状に鑑みて、
歩留りよ<Ca等の低沸点金属元素を溶鋼中へ添加する
方法を提案することである。
歩留りよ<Ca等の低沸点金属元素を溶鋼中へ添加する
方法を提案することである。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は、取鍋内の溶鋼中に、該溶鋼の温度より低い沸
点を持つ元素を金属薄板で被覆しワイヤ状にして添加す
る方法において、線取鍋内溶鋼を真空脱ガス装置により
環流させながら、真空脱ガス槽から該取鍋内に排出され
下降する溶鋼の流れの領域で、かつ該真空脱ガス槽の浸
漬管下端より深い位置で該金属薄板が溶解するように添
加することを特徴とする低沸点金属元素の溶鋼中への添
加方法である。
点を持つ元素を金属薄板で被覆しワイヤ状にして添加す
る方法において、線取鍋内溶鋼を真空脱ガス装置により
環流させながら、真空脱ガス槽から該取鍋内に排出され
下降する溶鋼の流れの領域で、かつ該真空脱ガス槽の浸
漬管下端より深い位置で該金属薄板が溶解するように添
加することを特徴とする低沸点金属元素の溶鋼中への添
加方法である。
なお本発明で、熔w4温度より低い沸点を持つ元素とい
うのは、例えば、介在物の形態制御に使用されているC
a、 Ca−5i合金やMgなど、さらには方向性珪素
鋼の結晶粒成長を抑制するために添加されるSeなどを
示す。
うのは、例えば、介在物の形態制御に使用されているC
a、 Ca−5i合金やMgなど、さらには方向性珪素
鋼の結晶粒成長を抑制するために添加されるSeなどを
示す。
また、真空脱ガス装置というのは、一般的なRH脱ガス
装置、DH脱ガス装置のことであり、真空槽内に溶鋼を
引上げつつ、エアリフトポンプの原理により、少量の環
流用ガスによって、溶鋼を取鍋内と真空槽内とを環流さ
せることができる装置である。
装置、DH脱ガス装置のことであり、真空槽内に溶鋼を
引上げつつ、エアリフトポンプの原理により、少量の環
流用ガスによって、溶鋼を取鍋内と真空槽内とを環流さ
せることができる装置である。
これらの真空脱ガス装!によれば、真空槽から取鍋内へ
排出される溶鋼は強い下降流を形成する。
排出される溶鋼は強い下降流を形成する。
ある操業条件下での取鍋内溶鋼の流動状態を数値シミュ
レーシゴンした結果を第2図に示す、この図から明らか
なように、下降流は取鍋の底部まで到達しており、この
強い流れに乗った添加元素はたとえ気体となっても容易
に浮上できず、あるいは底部耐火物に当たって反転した
主流は再び真空脱ガス槽に戻るが、取鍋内の溶鋼表面を
観察している限りは、溶鋼と表面上のスラグの激しい攪
拌は認められないし、ましてや溶鋼飛散は皆無であるこ
とからして、高歩留りで溶鋼へ溶解して所期の目的を達
成される。
レーシゴンした結果を第2図に示す、この図から明らか
なように、下降流は取鍋の底部まで到達しており、この
強い流れに乗った添加元素はたとえ気体となっても容易
に浮上できず、あるいは底部耐火物に当たって反転した
主流は再び真空脱ガス槽に戻るが、取鍋内の溶鋼表面を
観察している限りは、溶鋼と表面上のスラグの激しい攪
拌は認められないし、ましてや溶鋼飛散は皆無であるこ
とからして、高歩留りで溶鋼へ溶解して所期の目的を達
成される。
ただし、キャリアガスにより粉状の低沸点金属を吹込ん
だ場合には前述した理由により添加歩留りが非常に低い
。したがって、本発明ではキャリアガスを用いずに低沸
点金属を添加できる「ワイヤ添加法」 (低沸点金属粉
、粒を薄鋼板などで包み込みワイヤ状にして添加する方
法)を採用した。
だ場合には前述した理由により添加歩留りが非常に低い
。したがって、本発明ではキャリアガスを用いずに低沸
点金属を添加できる「ワイヤ添加法」 (低沸点金属粉
、粒を薄鋼板などで包み込みワイヤ状にして添加する方
法)を採用した。
このワイヤ添加法であっても、低沸点金属が溶鋼と接す
ると瞬時に気体となってしまうのでは高添加歩留りが得
られない。従って、所定の溶鋼中位置に到達して初めて
被覆用Fit鋼板が溶解し、内容物である低沸点金属粉
粒が溶鋼と接するように溶鋼温度や供給速度をパラメー
タとして、Ti1tlA板の厚みを管理する必要がある
。
ると瞬時に気体となってしまうのでは高添加歩留りが得
られない。従って、所定の溶鋼中位置に到達して初めて
被覆用Fit鋼板が溶解し、内容物である低沸点金属粉
粒が溶鋼と接するように溶鋼温度や供給速度をパラメー
タとして、Ti1tlA板の厚みを管理する必要がある
。
逆に、薄鋼板の厚みがある値に決まっていれば、供給速
度をコントロールして所定の位置で溶解するようにワイ
ヤを供給する必要がある。
度をコントロールして所定の位置で溶解するようにワイ
ヤを供給する必要がある。
く作 用〉
さて、最も添加歩留りがよいのは、真空槽から取鍋に排
出下降される強い?8鋼流中で初めて低沸点金属が溶鋼
と接する場合である。真空槽の下降管の中心軸付近で被
覆用薄鋼板が溶解するようにワイヤの供給速度とTRm
板の厚みを予め決定しておくことが望ましい。この条件
下で、低沸点金属と溶鋼との接触位置を、下降管中心軸
上の高さ方向に変化させて、Ca歩留りの差を比較した
時のCa添加位!とCa添加歩留りを第3図、第4図に
それぞれ示す。なお、添加したのはCaを30%含むC
a −5i合金である。図から明らかなように、浸漬管
の下端より上方に添加した場合には高々10〜15%程
度の歩留りであったが、浸漬管の下端より下方に添加し
た場合には28〜42%の高い添加歩留りが得られた。
出下降される強い?8鋼流中で初めて低沸点金属が溶鋼
と接する場合である。真空槽の下降管の中心軸付近で被
覆用薄鋼板が溶解するようにワイヤの供給速度とTRm
板の厚みを予め決定しておくことが望ましい。この条件
下で、低沸点金属と溶鋼との接触位置を、下降管中心軸
上の高さ方向に変化させて、Ca歩留りの差を比較した
時のCa添加位!とCa添加歩留りを第3図、第4図に
それぞれ示す。なお、添加したのはCaを30%含むC
a −5i合金である。図から明らかなように、浸漬管
の下端より上方に添加した場合には高々10〜15%程
度の歩留りであったが、浸漬管の下端より下方に添加し
た場合には28〜42%の高い添加歩留りが得られた。
この理由は、以下のように推測される。鉛直下方へur
の速度で流れる流体中を浮上してしまう気泡径り、は、
気泡が球であり変形しないとすると、以下の式で与えら
れる。
の速度で流れる流体中を浮上してしまう気泡径り、は、
気泡が球であり変形しないとすると、以下の式で与えら
れる。
u、>uf −・−−(2)ここ
で、ρ、ρ、はそれぞれ溶鋼と気泡の密度、U、は気泡
の終末浮上速度である。−船釣なufの値は1m/sで
あり、ρ、はρに比べ小さいので無視すると(3)式に
より直径33cm以上なら1m/Sという強い下lII
流中でも浮上してしまうことがわかる。
で、ρ、ρ、はそれぞれ溶鋼と気泡の密度、U、は気泡
の終末浮上速度である。−船釣なufの値は1m/sで
あり、ρ、はρに比べ小さいので無視すると(3)式に
より直径33cm以上なら1m/Sという強い下lII
流中でも浮上してしまうことがわかる。
ワイヤ添加法の場合においても溶鋼と接触した低沸点金
属は気泡の合体によっているいろな直径の気泡となるで
あろうが、キャリアガスを伴わない分、その気泡径が小
さく、しかも真空槽の浸漬管下端より深い位置で、かつ
下降流領域で低沸゛点金属と溶鋼が接するように添加し
ているので、十分溶鋼中に溶解すると考えられる。
属は気泡の合体によっているいろな直径の気泡となるで
あろうが、キャリアガスを伴わない分、その気泡径が小
さく、しかも真空槽の浸漬管下端より深い位置で、かつ
下降流領域で低沸゛点金属と溶鋼が接するように添加し
ているので、十分溶鋼中に溶解すると考えられる。
次に本発明の効果を実施例に基づいて説明する。
〈実施例〉
実施例
250 tonの第1表の■に示す組成の未脱酸溶鋼が
入った取鍋をRH脱ガス装置に配置し、通常の脱ガス操
業を行った。この時にはCO脱炭反応と脱水素反応が生
じ、第1表の■の成分の溶鋼を得た。
入った取鍋をRH脱ガス装置に配置し、通常の脱ガス操
業を行った。この時にはCO脱炭反応と脱水素反応が生
じ、第1表の■の成分の溶鋼を得た。
引き続き真空度を保ち溶鋼を環流させながら、真空槽内
にMを添加して脱酸を行い第1図で示したA点の位置に
0.4閣厚みの薄鋼板で被覆したCaを30%含むCa
−5i合金ワイヤを専用のフィーダにより溶鋼中へ押込
んだ。
にMを添加して脱酸を行い第1図で示したA点の位置に
0.4閣厚みの薄鋼板で被覆したCaを30%含むCa
−5i合金ワイヤを専用のフィーダにより溶鋼中へ押込
んだ。
この時のCa−5i合金ワイヤの供給速度は150m/
mであり、Ca純分に換算したCa供給速度は8.2k
g / ml11であった。Ca−5i合金ワイヤの供
給を4,5分間継続したのち供給を停止した。同時に真
空度を大気圧まで低下し、真空処理を終了した。
mであり、Ca純分に換算したCa供給速度は8.2k
g / ml11であった。Ca−5i合金ワイヤの供
給を4,5分間継続したのち供給を停止した。同時に真
空度を大気圧まで低下し、真空処理を終了した。
Ca−5i合金の添加前後に溶鋼のサンプリングを行い
、Ca11度の分析値と供給したCa量とからCa添を
求めた。
、Ca11度の分析値と供給したCa量とからCa添を
求めた。
このテストの場合にはCa歩留りは38.6%であった
。またさらにほぼ同一の条件で行った10回程の他の実
験のCa歩留りは28〜42%であった。
。またさらにほぼ同一の条件で行った10回程の他の実
験のCa歩留りは28〜42%であった。
因みにD点での添加の場合の歩留りは9%であった。
比較例
本発明を従来法と比較するために、同じく250 to
nの溶鋼に対し、実施例と同様の処理を施し、Ca−S
i合金を粉状でキャリアガスにより真空槽内の第3図の
D点に添加した。この時もCa−Si合金中Ca濃度は
30%であった。30kg/鎗のCa−Si合金の吹込
み速度で4.5分供給しCa歩留りを求めたところ、1
2%であった。
nの溶鋼に対し、実施例と同様の処理を施し、Ca−S
i合金を粉状でキャリアガスにより真空槽内の第3図の
D点に添加した。この時もCa−Si合金中Ca濃度は
30%であった。30kg/鎗のCa−Si合金の吹込
み速度で4.5分供給しCa歩留りを求めたところ、1
2%であった。
また、Mを添加して脱酸した後の250 tonの溶鋼
を鍋底のポーラスプラグからのArバブリングにより攪
拌しつつ、その下降流領域に第5図のようにCa−Si
合金ワイヤを添加した場合には、Ca添加歩留りは最大
5%と極端に低かった。 ArバブリングのAr流量の
増加によりCa歩留りは多少改善される傾向があったが
、5%を超えることはなかった。
を鍋底のポーラスプラグからのArバブリングにより攪
拌しつつ、その下降流領域に第5図のようにCa−Si
合金ワイヤを添加した場合には、Ca添加歩留りは最大
5%と極端に低かった。 ArバブリングのAr流量の
増加によりCa歩留りは多少改善される傾向があったが
、5%を超えることはなかった。
なお、本明細書中ではCa−Si合金を用いたCa添加
について述べてきたが、要は溶鋼温度では気体となって
しまう低沸点の元素の添加についても全く同一の考え方
が適用できる。たとえば、MgやSeなどの添加にも適
用が可能である。
について述べてきたが、要は溶鋼温度では気体となって
しまう低沸点の元素の添加についても全く同一の考え方
が適用できる。たとえば、MgやSeなどの添加にも適
用が可能である。
〈発明の効果〉
本発明者らによるRH脱ガス装置での低蒸気圧金属のワ
イヤ添加の実験により、低蒸気圧金属が溶鋼と接して気
泡が発生する位置を脱ガス真空槽の浸漬管下端より下方
にすることにより、従来法では得られなかった高い溶鋼
中歩留りが得られた。
イヤ添加の実験により、低蒸気圧金属が溶鋼と接して気
泡が発生する位置を脱ガス真空槽の浸漬管下端より下方
にすることにより、従来法では得られなかった高い溶鋼
中歩留りが得られた。
第1図はRH真空脱ガス中の真空槽と取鍋の断面概略図
、第2図は計算機シミュレーシグンによる真空脱ガス処
理中の取鍋内の溶鋼流動ベクトル図、第3図は本発明と
比較例に対するCa−Si合金ワイヤの添加位置A−D
の説明図、第4図は添加位置によるCa添加歩留りを示
すグラフ、第5図は比較例のCaSi合金ワイヤ添加方
法説明図である。 1・・・溶鋼取鍋、 2・・・RH真空脱ガス槽、 3・・・溶鋼、 4・・・Arガス気泡、 5・・・上昇溶鋼流、 6・・・下降溶鋼流、 7・・・環流用^rガス羽口、 8・・・Ca−Si合金ワイヤ添加口、9・・・下降管
、 10・・・ポーラスプラグ、 11・・・ワイヤ添加用パイプ、 12・・・ワイヤ供給袋!。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第 1 図 箸 2 図 第 31!l A)
、第2図は計算機シミュレーシグンによる真空脱ガス処
理中の取鍋内の溶鋼流動ベクトル図、第3図は本発明と
比較例に対するCa−Si合金ワイヤの添加位置A−D
の説明図、第4図は添加位置によるCa添加歩留りを示
すグラフ、第5図は比較例のCaSi合金ワイヤ添加方
法説明図である。 1・・・溶鋼取鍋、 2・・・RH真空脱ガス槽、 3・・・溶鋼、 4・・・Arガス気泡、 5・・・上昇溶鋼流、 6・・・下降溶鋼流、 7・・・環流用^rガス羽口、 8・・・Ca−Si合金ワイヤ添加口、9・・・下降管
、 10・・・ポーラスプラグ、 11・・・ワイヤ添加用パイプ、 12・・・ワイヤ供給袋!。 特許出願人 川崎製鉄株式会社 第 1 図 箸 2 図 第 31!l A)
Claims (1)
- 取鍋内の溶鋼中に、該溶鋼の温度より低い沸点を持つ元
素を金属薄板で被覆しワイヤ状にして添加する方法にお
いて、該取鍋内溶鋼を真空脱ガス装置により環流させな
がら、真空脱ガス槽から該取鍋内に排出され下降する溶
鋼の流れの領域で、かつ該真空脱ガス槽の浸漬管下端よ
り深い位置で該金属薄板が溶解するように添加すること
を特徴とする低沸点金属元素の溶鋼中への添加方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2279134A JP2788674B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 低沸点金属元素の溶鋼中への添加方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2279134A JP2788674B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 低沸点金属元素の溶鋼中への添加方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04157112A true JPH04157112A (ja) | 1992-05-29 |
| JP2788674B2 JP2788674B2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=17606909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2279134A Expired - Lifetime JP2788674B2 (ja) | 1990-10-19 | 1990-10-19 | 低沸点金属元素の溶鋼中への添加方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2788674B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52102815A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-29 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Dh vacuum degassing method for molten steel |
| JPS53106633A (en) * | 1977-03-02 | 1978-09-16 | Nippon Kokan Kk | Production of refined steel by continuous casting |
-
1990
- 1990-10-19 JP JP2279134A patent/JP2788674B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52102815A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-29 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Dh vacuum degassing method for molten steel |
| JPS53106633A (en) * | 1977-03-02 | 1978-09-16 | Nippon Kokan Kk | Production of refined steel by continuous casting |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2788674B2 (ja) | 1998-08-20 |
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