JPH04160124A - 高純度金属クロムの製造方法 - Google Patents
高純度金属クロムの製造方法Info
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高純度金属クロムの製造方法に関し、特にS
、O,N含有量のきわめて低い金属クロムを製造する方
法に関し、とくに電子工業の分野や耐食耐熱合金(スー
パーアロイ)製造の分野で用いられる原料として有用な
高純度金属クロムの有利な製造方法についての従案であ
る。
、O,N含有量のきわめて低い金属クロムを製造する方
法に関し、とくに電子工業の分野や耐食耐熱合金(スー
パーアロイ)製造の分野で用いられる原料として有用な
高純度金属クロムの有利な製造方法についての従案であ
る。
一般に、金属クロムの製造方法としては、Crt (S
On) 3の電解、あるいはCrzOzのアルミニウム
テルミット還元法などが知られている。これらの従来方
法によって製造された金属クロムは、いずれもS、O,
Nの含有量が高く、そのために高純度のものが望まれる
電子材料用素材および高純度スーパーアロイ用素材とし
ては不向きである。
On) 3の電解、あるいはCrzOzのアルミニウム
テルミット還元法などが知られている。これらの従来方
法によって製造された金属クロムは、いずれもS、O,
Nの含有量が高く、そのために高純度のものが望まれる
電子材料用素材および高純度スーパーアロイ用素材とし
ては不向きである。
すなわち、前記電解法は、電解液にCrt(SO4)3
を使用しているため、得られた金属クロム中に200〜
300ppmのSが含まれており、また水溶液電解であ
るため3000〜5000 ppmもの0と、200〜
500ppmのNとを含有している。一方、テルミット
法についても、原料のCrz03の析出に硫酸を使用す
ることや、反応時に原料中のSのほとんどが金属クロム
中に留まるため、S含有量が200〜400ppmにも
なる。また、0含有量については、還元材(アルミニウ
ム)の配合を増量することにより低下させることが可能
であるが、それでは過剰分のアルミニラムが金属クロム
中に残ってしまう。従って、アルミニウムの配合を低め
にする必要があり、その結果O含有量は3000〜40
00ppmと高くなる。さらに、N含有量も約200p
pmと高い。
を使用しているため、得られた金属クロム中に200〜
300ppmのSが含まれており、また水溶液電解であ
るため3000〜5000 ppmもの0と、200〜
500ppmのNとを含有している。一方、テルミット
法についても、原料のCrz03の析出に硫酸を使用す
ることや、反応時に原料中のSのほとんどが金属クロム
中に留まるため、S含有量が200〜400ppmにも
なる。また、0含有量については、還元材(アルミニウ
ム)の配合を増量することにより低下させることが可能
であるが、それでは過剰分のアルミニラムが金属クロム
中に残ってしまう。従って、アルミニウムの配合を低め
にする必要があり、その結果O含有量は3000〜40
00ppmと高くなる。さらに、N含有量も約200p
pmと高い。
上記の各従来方法で製造された金属クロムは、上述した
ようにいずれもS、0.Nの含有量が多い。それ故に電
子材料のような分野および高純度スーパーアロイの分野
で使用できる金属クロムを製造するためには、前記各不
純物元素の除去をより一層、徹底して行なわねばならな
い。
ようにいずれもS、0.Nの含有量が多い。それ故に電
子材料のような分野および高純度スーパーアロイの分野
で使用できる金属クロムを製造するためには、前記各不
純物元素の除去をより一層、徹底して行なわねばならな
い。
そのための方法として、従来、真空炭素還元法、あるい
は水素還元法などの脱ガス処理を施すことが試みられて
いる。すなわち、前記真空炭素還元法は、粉砕した金属
クロムに炭素粉を加えて真空中で加熱することにより、
金属クロム中の酸素をC○として除去する方法であり、
また水素雰囲気還元法は、粉砕した金属クロムを水素雰
囲気で加熱することにより酸素をH2Oとして除去する
方法である。
は水素還元法などの脱ガス処理を施すことが試みられて
いる。すなわち、前記真空炭素還元法は、粉砕した金属
クロムに炭素粉を加えて真空中で加熱することにより、
金属クロム中の酸素をC○として除去する方法であり、
また水素雰囲気還元法は、粉砕した金属クロムを水素雰
囲気で加熱することにより酸素をH2Oとして除去する
方法である。
〔発明が解決しようとする課題]
上記各従来技術は、真空中もしくは水素雰囲気中で加熱
することから、S≦50ppm 、 N≦10ppm以
下のレベルの金属クロムを得ることができるが、例えば
電子材料や高純度スーパーアロイの分野で要求されるよ
うなS≦10ppmの金属クロムを得るまでには至って
いないのが実情である。
することから、S≦50ppm 、 N≦10ppm以
下のレベルの金属クロムを得ることができるが、例えば
電子材料や高純度スーパーアロイの分野で要求されるよ
うなS≦10ppmの金属クロムを得るまでには至って
いないのが実情である。
しかも、炭素粉を脱酸材として脱酸を行う上記炭素還元
法は、クロムカーバイドの生成反応を経た後に、−酸化
炭素への還元反応が起こるために、反応に時間がかかる
。また、炭素粉と粗金属クロム粉を完全に均一混合する
ことが困難であり、反応サイトにより酸素の除去が不十
分となる部分が残りやすく、しかも炭素が未反応のまま
製品中に残ることもあるという欠点があった。
法は、クロムカーバイドの生成反応を経た後に、−酸化
炭素への還元反応が起こるために、反応に時間がかかる
。また、炭素粉と粗金属クロム粉を完全に均一混合する
ことが困難であり、反応サイトにより酸素の除去が不十
分となる部分が残りやすく、しかも炭素が未反応のまま
製品中に残ることもあるという欠点があった。
また、水素雰囲気中で加熱処理して脱酸する方法につい
ては、高温で危険性の高い水素を扱うということで安全
上好ましい方法とは言えない。
ては、高温で危険性の高い水素を扱うということで安全
上好ましい方法とは言えない。
ところで、本発明の目的は、玉揚の炭素還元法や水素雰
囲気還元法に代わって、S、O,N等の不純物含有量が
極めて低い高純度金属クロムを、短時間でかつ安全に製
造できる技術を確立するところにある。
囲気還元法に代わって、S、O,N等の不純物含有量が
極めて低い高純度金属クロムを、短時間でかつ安全に製
造できる技術を確立するところにある。
(課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成して不純物含有量が十分に低い金属ク
ロムを製造する方法として、本発明は、まず第1に、粗
金属クロム粉に対して、Sn、 Cu。
ロムを製造する方法として、本発明は、まず第1に、粗
金属クロム粉に対して、Sn、 Cu。
Niなどの易硫化金属粉を加えて真空中で加熱すること
により、主として低S金属クロムとし、併せて低0.低
N金属クロムを同時に実現するという考え方に立脚した
。
により、主として低S金属クロムとし、併せて低0.低
N金属クロムを同時に実現するという考え方に立脚した
。
そして、さらに低いレベルのO,Nを実現するために、
上記の方法に加え、クロムカーバイド(このクロムカー
バイドは金属クロム粉中に含有させたものでもよい。こ
の場合は、粗金属クロムにこのクロムカーバイド含有金
属クロムを混合することになる)を用いて真空還元法を
合わせて実施することとした。
上記の方法に加え、クロムカーバイド(このクロムカー
バイドは金属クロム粉中に含有させたものでもよい。こ
の場合は、粗金属クロムにこのクロムカーバイド含有金
属クロムを混合することになる)を用いて真空還元法を
合わせて実施することとした。
すなわち、本発明は、
粗金属クロム粉と、その粗金属クロム粉中の酸素を一酸
化炭素にするのに必要な量の炭素を供給するためのクロ
ムカーバイド粉、および前記粗金属クロム粉の硫黄を金
属硫化物にするのに必要な量のSn、 Ni、 Cuの
うちから選ばれるいずれか少なくとも1種の金属粉とを
混合し、 次いで、かかる混合物を真空中で1200〜1400℃
の温度範囲内で加熱することを特徴とする高純度金属ク
ロムの製造方法、 である。
化炭素にするのに必要な量の炭素を供給するためのクロ
ムカーバイド粉、および前記粗金属クロム粉の硫黄を金
属硫化物にするのに必要な量のSn、 Ni、 Cuの
うちから選ばれるいずれか少なくとも1種の金属粉とを
混合し、 次いで、かかる混合物を真空中で1200〜1400℃
の温度範囲内で加熱することを特徴とする高純度金属ク
ロムの製造方法、 である。
このような方法によれば、得られる金属クロムは、不純
物が極めて低いものとなり、上述の用途によく適合する
製品となる。
物が極めて低いものとなり、上述の用途によく適合する
製品となる。
(作 用)
本発明にかかる真空還元法の下で、粗金属クロム粉中の
酸素を除去するために使用するクロムカーバイドとして
は、Cr5Cz+ CrrC3,Crz3Chを用いる
。さらに本発明においては、これらのクロムカーバイド
を含む金属クロムを用いてもよい。従って、この場合は
、クロムカーバイドとして含クロムカーバイド金属クロ
ムを添加混合することとなる。
酸素を除去するために使用するクロムカーバイドとして
は、Cr5Cz+ CrrC3,Crz3Chを用いる
。さらに本発明においては、これらのクロムカーバイド
を含む金属クロムを用いてもよい。従って、この場合は
、クロムカーバイドとして含クロムカーバイド金属クロ
ムを添加混合することとなる。
本発明において、クロムカーバイドを用いる理由は、こ
れらのものは炭素粉を用いる場合に比べると反応性がよ
いこと、また炭素粉に比べると、より均一に酸素とカー
ボンが混合されるからである。このことは酸素の除去が
所によって不均一であったり、製品中にカーボンが未反
応で残留することが起こらなくなる他、反応スピードも
速いし、さらに、水素を用いる脱酸に比べても安全面で
優れているからである。
れらのものは炭素粉を用いる場合に比べると反応性がよ
いこと、また炭素粉に比べると、より均一に酸素とカー
ボンが混合されるからである。このことは酸素の除去が
所によって不均一であったり、製品中にカーボンが未反
応で残留することが起こらなくなる他、反応スピードも
速いし、さらに、水素を用いる脱酸に比べても安全面で
優れているからである。
本発明方法の下で使用する出発原料である粗金属クロム
粉としては、40メツシユ以下に粉砕したものを用いる
。40メツシユ以下の粉にする理由は、金属クロムと易
硫化金属の接触を良(し反応性を高めるためである。
粉としては、40メツシユ以下に粉砕したものを用いる
。40メツシユ以下の粉にする理由は、金属クロムと易
硫化金属の接触を良(し反応性を高めるためである。
本発明においては、脱硫を目的として易硫化金属を混合
するが、好適なものとしてはSn、 Ni、 Cuなど
を挙げることができる。これらは硫化物を生成し易い金
属であり、金属クロム粉中のSと反応し、SnS、 N
iS、 CuSとなって脱硫(≦10ppm)に寄与す
る。
するが、好適なものとしてはSn、 Ni、 Cuなど
を挙げることができる。これらは硫化物を生成し易い金
属であり、金属クロム粉中のSと反応し、SnS、 N
iS、 CuSとなって脱硫(≦10ppm)に寄与す
る。
粗金属クロム粉に対する易硫化金属粉の混合に当たって
は、バインダー、例えばPVAを添加し、粗金属クロム
中の硫黄を金属硫化物として除去するのに必要な化学量
論量を添加する。すなわち、粗金属クロム中の硫黄に対
しモル比で0.5〜2.0を混合して製団するのである
。混合側合をかように限定する理由は、易硫化金属を硫
黄に対して過少に配合すると、メタル中の硫黄の残留が
多く、逆に過剰に配合するとメタル中に易硫化金属が残
留し、金属クロムの純度が低下するためである。
は、バインダー、例えばPVAを添加し、粗金属クロム
中の硫黄を金属硫化物として除去するのに必要な化学量
論量を添加する。すなわち、粗金属クロム中の硫黄に対
しモル比で0.5〜2.0を混合して製団するのである
。混合側合をかように限定する理由は、易硫化金属を硫
黄に対して過少に配合すると、メタル中の硫黄の残留が
多く、逆に過剰に配合するとメタル中に易硫化金属が残
留し、金属クロムの純度が低下するためである。
また、粗金属クロム粉に対するクロムカーバイド粉また
は、クロムカーバイドを含む金属クロム粉の添加量は、
かかる粗金属クロム粉中の酸素を還元して、−酸化炭素
とするのに必要な化学量論量を添加する。すなわち、粗
金属クロム中の酸素量に対し、カーバイド中のカーボン
量がモル比で0.8〜1.2になる量とする。
は、クロムカーバイドを含む金属クロム粉の添加量は、
かかる粗金属クロム粉中の酸素を還元して、−酸化炭素
とするのに必要な化学量論量を添加する。すなわち、粗
金属クロム中の酸素量に対し、カーバイド中のカーボン
量がモル比で0.8〜1.2になる量とする。
製団した上記の混合物は、真空中で1200〜1400
℃の温度域に保持して加熱する。温度を限定する理由は
、温度が上記の範囲よりも低いと反応が遅く、一方、高
すぎるとCrの蒸発損失が大きくなるからである。また
、真空度は、0.1〜2トールの範囲内が好ましく、特
に脱酸素、脱窒素に効果がある。
℃の温度域に保持して加熱する。温度を限定する理由は
、温度が上記の範囲よりも低いと反応が遅く、一方、高
すぎるとCrの蒸発損失が大きくなるからである。また
、真空度は、0.1〜2トールの範囲内が好ましく、特
に脱酸素、脱窒素に効果がある。
実施例1
アルミニウムテルミット反応によって得られた表1に示
す成分の粗金属クロムであるテルミット品と表2に示す
成分のクロムカーバイドを40メツシユ以下に粉砕し、
クロムカーバイド中のC量が粗金属クロムに含まれてい
る酸素(0)量に対し原子比で0.9となるように配合
し、同時にSnを粗金属クロム中のSに対し原子比で0
、1.0 、2.0の割合で配合した。これらを混合
製団して、0.2トールの真空度、 1350℃で4時
間加熱処理した。
す成分の粗金属クロムであるテルミット品と表2に示す
成分のクロムカーバイドを40メツシユ以下に粉砕し、
クロムカーバイド中のC量が粗金属クロムに含まれてい
る酸素(0)量に対し原子比で0.9となるように配合
し、同時にSnを粗金属クロム中のSに対し原子比で0
、1.0 、2.0の割合で配合した。これらを混合
製団して、0.2トールの真空度、 1350℃で4時
間加熱処理した。
得られた金属クロム中のSは、Snを原子比で1=1に
配合すれば10ppm以下となる。しかし、過剰分のS
nは、金属クロム中に残る。また、クロムカーバイドを
配合したことにより、金属クロム中の0が除去されて、
かつ真空加熱にょる脱N効果も同時に進行しているのが
確認された。
配合すれば10ppm以下となる。しかし、過剰分のS
nは、金属クロム中に残る。また、クロムカーバイドを
配合したことにより、金属クロム中の0が除去されて、
かつ真空加熱にょる脱N効果も同時に進行しているのが
確認された。
実施例2
クロムミョウバンの電解によって得られた表4に示す成
分の粗金属クロムと、表5に示す成分のクロムカーバイ
ドを含む金属クロムを40メンシュ以下に粉砕し、粗金
属クロムおよびクロムカーバイドを含む金属クロムのト
ータルの0量に対しカーボン量が原子比で0.9となる
ように配合し、同時にSnを上記2種の金属クロム中の
トータルS量に対し、原子比で1.0の割合になるよう
に配合した。これらを混合製団しで、0.2トールの真
空度、1350℃で4時間加熱処理を施した。得られた
金属クロム中のSは10pp+s以下となり、さらに0
が240ppm、 Nは10ppm以下となることがわ
かった。
分の粗金属クロムと、表5に示す成分のクロムカーバイ
ドを含む金属クロムを40メンシュ以下に粉砕し、粗金
属クロムおよびクロムカーバイドを含む金属クロムのト
ータルの0量に対しカーボン量が原子比で0.9となる
ように配合し、同時にSnを上記2種の金属クロム中の
トータルS量に対し、原子比で1.0の割合になるよう
に配合した。これらを混合製団しで、0.2トールの真
空度、1350℃で4時間加熱処理を施した。得られた
金属クロム中のSは10pp+s以下となり、さらに0
が240ppm、 Nは10ppm以下となることがわ
かった。
表4
表5
表6
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、電子工業の分野ま
たは高純度耐食耐熱合金の分野の原料として好適な、い
わゆるS、O,Nなどの不純物含有量が極めて少ない高
純度金属クロムを、短時間で、しかも安定して製造する
ことができる。
たは高純度耐食耐熱合金の分野の原料として好適な、い
わゆるS、O,Nなどの不純物含有量が極めて少ない高
純度金属クロムを、短時間で、しかも安定して製造する
ことができる。
特許出願人 日本重化学工業株式会社
代理人 弁理士 小 川 順 三
同 弁理士 中 村 盛 夫
Claims (1)
- 1、粗金属クロム粉と、その粗金属クロム粉中の酸素を
一酸化炭素にするのに必要な量の炭素を供給するための
クロムカーバイド粉、および前記粗金属クロム粉の硫黄
を金属硫化物にするのに必要な量のSn、Ni、Cuの
うちから選ばれるいずれか少なくとも1種の金属粉とを
混合し、次いで、かかる混合物を真空中で1200〜1
400℃の温度範囲内で加熱することを特徴とする高純
度金属クロムの製造方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28356390A JPH04160124A (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | 高純度金属クロムの製造方法 |
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