JPH0416200Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0416200Y2
JPH0416200Y2 JP1984175020U JP17502084U JPH0416200Y2 JP H0416200 Y2 JPH0416200 Y2 JP H0416200Y2 JP 1984175020 U JP1984175020 U JP 1984175020U JP 17502084 U JP17502084 U JP 17502084U JP H0416200 Y2 JPH0416200 Y2 JP H0416200Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample holder
sample
slider
metal block
support plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984175020U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6191147U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984175020U priority Critical patent/JPH0416200Y2/ja
Publication of JPS6191147U publication Critical patent/JPS6191147U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0416200Y2 publication Critical patent/JPH0416200Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案に係る生物試料の急速凍結装置は、医
学、生物学等の分野に於いて、生体から切除した
生物試料を処理して顕微鏡観察のための標本とす
る場合に使用される。
(従来の技術) 医学、生物学の分野では、生体から切除した生
物試料を処理して顕微鏡標本とし、光学或は電子
顕微鏡により観察することが行なわれている。こ
のような生物試料の標本処理作業を行なうのに、
従来はホルマリン、グルタールアルデヒド、オス
ミニウム酸等の各種水溶性固定剤により生物組織
を固定し、アルコールにより脱脂をしていた。と
ころが、筋肉等の動きの早い生物試料に於いて
は、固定作業の段階で組織自体が変形をし、組織
本来の形態を観察することができなくなつてしま
う。又、水溶性固定剤による固定作業時、或はア
ルコールによる脱脂作業中に、アミノ酸、糖類、
各種イオン等の水溶性物質が溶出するのを避けら
れず、処理作業の段階で生物組織が相当に変化し
てしまい、正確な顕微鏡観察を行なうことができ
ない。
このような不都合を解消すべく、極低温のヘリ
ウム或は窒素で生物組織を瞬時に凍結させた後、
組織の固定を行なう第10図に示すような急速凍
結装置が市販されている。この急速凍結装置は、
基台1の中央に設けた容器2内とヘリウムタンク
3とを連通自在としてこの容器2の上部開口に設
けた銅ブロツク4を極低温にまで冷却自在とし、
容器2の上方に上下1対のベアリング5,5によ
り上下動自在に設けた昇降杆6の下端に試料ホル
ダ7を設けている。
生体から採取した生物試料を急速凍結させる場
合、第10図に示すように昇降杆6を上昇させ、
この昇降杆6の上端の係止片8とソレノイド9の
出入片9aとを係合させた状態で、昇降杆6の下
端の試料ホルダ7の下面に生物試料を付着させ
る。試料ホルダ7への生物試料の付着を終了した
ならば、それまで銅ブロツク4の上方を覆つてい
たシヤツタ10を開くとともにソレノイド9に通
電して昇降杆6を落下させる。昇降杆6の落下に
より、試料ホルダ7の下面に付着している生物試
料が極低温の銅ブロツク4の上面に当接して瞬時
に凍結する。試料ホルダ7の周囲に設けた鉄輪1
1は、昇降杆6の落下時に容器2の周囲の電磁石
12に吸着する。
ところが、上述のように構成され使用される従
来の生物試料の急速凍結装置に於いては次に述べ
るような不都合を生じる。即ち、試料ホルダ7の
下面に付着させた試料を銅ブロツク4の上面に接
触させる場合、下端に試料ホルダ7を設けた昇降
杆6を自由落下させるため、試料と銅ブロツク上
面とが勢い良く衝突し、試料中の組織が破壊され
易く正確な顕微鏡検査を行なうことができない。
このような不都合を解決する生物試料の急速凍
結装置として実願昭59−77077号により開示され
たものがある。この先考案に係る生物試料の急速
凍結装置は、基板の前面に垂直方向に配設したガ
イドに沿つて昇降自在なスライダに着脱式の試料
ホルダを設け、スライダには外力によりこのスラ
イダを昇降させる昇降機構を付設し、基板の下端
部に前方に突出して設けたテーブルの上面には、
銅、銀等の伝熱性の良好な金属製で上面を鏡面と
したブロツクを、上記鏡面と前記試料ホルダの下
面とを対向させて固定し、更に、このテーブルの
下方には外力により昇降自在な寒剤槽を設けてお
り、上方が開口したこの寒剤槽内には液体ヘリウ
ム、液体窒素等の極低温の液体寒剤を入れてお
き、寒剤槽の上昇時には前記テーブル上面の金属
製ブロツクが液体寒剤中に浸漬するように構成し
ている。
第4〜5図はこの先考案に係る生物試料の急速
凍結装置の第一実施例を示しているが、まずこの
先考案に係る急速凍結装置について説明する。垂
直の基板13の前面にブラケツト14,15を介
して垂直に支承された円杆状のガイド16にはス
ライダ17が昇降自在に外嵌している。このガイ
ド16とスライダ17との嵌合部にはベアリング
を設ける等により、スライダの昇降ががたつきな
く円滑に行なわれるようにしている。このスライ
ダ17の側方に突出した腕18には試料ホルダ1
9を着脱自在に設けている。この試料ホルダ19
と腕18との着脱部の構造は従来から知られてい
る種々の構造を採用することができるが、着脱部
ががたつかない様に構成しなければならない。
一方、基板13の前面に図示しない案内部材に
より昇降自在に支承したスライド板20にはラツ
ク21が固定されている。このラツク21には、
軸22により基板13の前面に枢着された歯車2
3が噛合している。更に、この歯車23にはウオ
ーム車24が同軸に結合されている。このウオー
ム車24と噛合したウオーム25はモータ26の
出力軸と結合しており、このモータ26を正転又
は逆転することにより、スライド板20を昇降で
きるようにしている。
このスライド板20のスライダ17寄り側方に
はブラケツト27が突出しており、このブラケツ
ト27の端部に螺杆28の上端部を固着してい
る。この螺杆28の下端部は前記したスライダ1
7の側方に突出させたブラケツト29に遊合さ
せ、このブラケツト29から下方に突出した部分
にダブルナツト30を螺合させている。上下のブ
ラケツト27,29の間に螺合させたダブルナツ
ト31の下面と下側のブラケツト29の上面との
間には圧縮ばね32を設けて、上側のダブルナツ
ト31の螺合位置で定まる一定の弾力でスライダ
17を下方に弾圧できるようにしている。
スライダ17に装着した試料ホルダ19の下方
に於いては、鏡面状に仕上げた上面をこのホルダ
下面の生物試料34に対向させた金属ブロツク3
3が、基板13の下端部に固定したL字形のブラ
ケツト35の上面に固定されている。
更に、このような金属ブロツク33を上面に固
定したブラケツト35の下部を囲むようにして昇
降自在な寒剤槽36が設けられている。液体窒素
等の極低温の液体寒剤37を貯溜した寒剤槽36
は受皿41に載置されており、この受皿41はモ
ータ38の出力軸に固定のピニオン39とラツク
40との噛合によりガイド42,42に沿つて上
下動自在な昇降杆43に結合されている。このた
め、寒剤槽36はモータ38を正転或は逆転する
ことにより昇降し、ブラケツト35の上面の金属
ブロツク33を液体寒剤37中に浸漬したり、或
は液体寒剤37外に露出させたりする。
44は金属ブロツク33が液体寒剤37に浸漬
されているか否かを検出するための液面センサ
で、ブラケツト45を介して基板13に支持され
ている。又、寒剤槽36内には両端を寒剤槽36
外に導出し、一端を金属ブロツク33の上面に向
けて開口させ他端を窒素ガスボンベ等の圧力ガス
供給装置に接続した蛇管46が配設されている。
この蛇管46の液体寒剤37から露出する部分に
は電磁開閉弁47を設けている。
以上に述べたように構成される先考案の生物試
料の急速凍結装置により生物試料を凍結し固定す
る作業は次のようにして行なわれる。
(1) モータ38により、ピニオン39、ラツク4
0を介して昇降杆43を上昇させ、受皿41に
載置した寒剤槽36を上昇させて、ブラケツト
35の上面に固定した金属ブロツク33を液体
寒剤37中に浸漬する。この操作により、液体
寒剤37が液体窒素の場合、金属ブロツク33
は−196℃程度の極低温に冷却される。
(2) 検査しようとする組織から採取した1mm角位
の大きさの生物試料34を、着脱式の試料ホル
ダ19の下面にグリセリン等適当な手段で貼着
した後、この試料ホルダ19をスライダ17の
腕18に取付ける。
(3) モータ38を逆転させる昇降杆43を下降さ
せ、液体寒剤37を貯溜した寒剤槽36を下降
させて金属ブロツク33の上面を液体寒剤外に
露出させる。金属ブロツク33の上面に残る液
体寒剤の液滴は、電磁開閉弁47を短時間だけ
開放することにより蛇管46の端部から吹出す
少量の冷却ガスにより吹払われる。冷却ガスは
液体寒剤37により冷却されているので金属ブ
ロツク33の表面温度を高めることはなく、寒
剤の液滴を吹払うためには少量ガスで足りるか
ら、蛇管46内で冷却されたガスのみで十分で
ある。
(4) 続いてモータ26を正転させ、ウオーム2
5、ウオーム車24、歯車23、ラツク21、
スライド板20およびブラケツト27を介して
螺杆28を250mm/sec程度の一定の速さで下降
させる。これによりスライダ17は、ブラケツ
ト29を圧縮ばね32とダブルナツト30とで
挟まれたまま螺杆28の下降と共に下降し、こ
れと共に下面に生物試料34を付着させた試料
ホルダ19も金属ブロツク33に向けて下降す
る。
(5) 生物試料34が金属ブロツク33の上面に当
接すると、試料ホルダ19、スライダ17の下
降が停止し、スライド板20、ブラケツト2
7、螺杆28、ダブルナツト30,31のみが
少し下降し、これらの一部が図示しないマイク
ロスイツチに当接してモータ26が停止する。
このため、生物試料34は圧縮ばね32の弾力
により、例えば1.5Kg程度の一定の力で金属ブ
ロツク33の上面に押付けられた状態となる。
上記の押付け力は、上部のダブルナツト31の
位置を調節することにより変更できる。一方、
この押付けにより生物試料34は熱伝導性のよ
い金属ブロツク33に熱を奪われて急速に凍結
し、水分、脂肪分と共に組織の形態の動きが停
止する。
(6) その後モータ38へ通電して寒剤槽36を上
昇させ、生物試料を液体寒剤中に10秒間程度浸
漬した後、手動摘み(図示せず)によりスライ
ダ17を少し上昇させ、腕18から試料ホルダ
19を取り外す。
(7) 試料ホルダ19を腕18から取り外した後
は、生物試料34を長時間かけて解凍しながら
処理液による固定作業を行なう。この固定作業
は例えば次のような条件で行なうと良好な顕微
鏡標本を得られる。
即ち、まず−100〜−80℃で濃度5%のオス
ミニウム酸溶液とアセトンとの混合液に3日間
浸漬した後徐々に温度を上げ、−20℃で2時間、
+4℃で2時間、室温で2時間経過した後、室
温に於いてアセトンで洗浄する。この洗浄済の
生物試料はエポキシ樹脂等の樹脂により包埋し
てから薄切した後重金属を用いて電子染色し、
電子顕微鏡用の標本とする。
又、第6図は先考案の第二実施例を示してい
る。この第6図に示した実施例は、上述の第一実
施例が試料ホルダの昇降機構にラツクとピニオン
とを用いていたため、噛合歯に全くバツクラツシ
ユが無くなるように超精密に仕上げなければ試料
ホルダの下降時の運動が円滑にならなくなる不都
合を解消するものであり、第6図に示すように基
板13(第4〜5図参照。第6図では省略。)に
垂直方向に亘つて固定したガイドレール48に、
第7図に詳示するようにベアリング49,49を
介してスライダ50を上下方向の移動自在に設け
ている。基板13の上下両端部に軸承された案内
プーリ51,51に掛け渡されたケーブル52の
途中が上記スライダ50の側面に設けた係止具5
3に固定されている。案内プーリ51,51に掛
け渡されたケーブル52は、更にテンシヨンプー
リ54、モータ55により回転駆動される駆動プ
ーリ56に掛け渡されている。このため、モータ
55を正転或は逆転させることにより、ケーブル
52を介してスライダ50を昇降させることがで
きる。
スライダ50の前面には支持板57が突出固定
されており、この支持板57の前端部下面に固定
した装着部58の下面に着脱式の試料ホルダ59
が装着されている。装着部58の下面に試料ホル
ダ59を着脱自在とするための構造としては従来
から知られている種々の構造を採用することがで
きるが、例えば第8〜第9図に示すような構造と
することもできる。即ち、装着部58の下面に下
端開口部が狭く奥が広くなつた係止溝60を凹設
し、この係止溝60に試料ホルダ59の上端に形
成した係止板部61を係脱自在としたもので、ホ
ルダ59の外径は係止溝60の下端開口部の幅よ
りも小さくしている。係止溝60の下面にはばね
62により突出方向の弾力を付与されたピン63
が設けられている。試料ホルダ59を装着部58
の下面に係止する場合は、ホルダ上端の係止板部
61の長さ方向を係止溝60の方向と一致させつ
つこの係止板部61を係止溝60内に挿入してか
らホルダ59全体を90度回転させる。外す場合に
は係止板部61の長さ方向と係止溝60の方向と
を一致させてこの係止板部61を係止溝60から
抜き出す。
このようにして試料ホルダ59を装着し昇降す
る装着部58の下方には、上面に金属ブロツク3
3を支持したブラケツト35が固定されている。
又、ガイドレール48の上下両端部側方には、そ
れぞれリミツトスイツチ64,65を設け、スラ
イダ50の上昇、下降を検知できるようにしてい
る。上記金属ブロツク33を冷却するための液体
寒剤を貯溜した寒剤槽及びこの寒剤槽を昇降させ
るための機構は第4〜5図に示した第一実施例と
同様に、或は油圧シリンダ等公知の機構により構
成される。
このように構成される第二実施例の生物試料の
急速凍結装置により生物試料を凍結し固定する操
作は、スライダ50をケーブル52により昇降さ
せる点以外、前述した第一実施例の場合と同様で
ある。
スライダを昇降させる機構としては、この他に
も従来から知られている種々の手段を採用するこ
とができ、例えばリニアモータによりスライダを
昇降させ、このスライダの位置をデジタル制御す
ることもできる。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上述のように構成され使用される先
考案に係る生物試料の急速凍結装置に於いては、
依然として次に述べるような不都合が生じる。
即ち、凍結固定を終了した生物試料34を付着
させた試料ホルダ59は、装置部58から外した
ままにしておくと、他の生物試料の凍結固定を行
なつている間に凍結した生物試料が溶けてしまう
ため、極低温の場所に置かなければならない。こ
のため、従来は凍結固定済の生物試料34を付着
させた試料ホルダ59を寒剤槽36内に貯溜した
液体寒剤37中に投入し、総ての生物試料34の
凍結固定を終了してから寒剤槽36の底に沈降し
ている試料ホルダ59を拾い上げるようにしてい
る。ところが、液体寒剤37の上面は蒸発した極
低温の寒剤ガスにより覆われて目視することがで
きず、寒剤槽37の底に沈降している試料ホルダ
を拾い上げる作業を行ない難い。
更に、試料ホルダ下面の生物試料34を金属ブ
ロツク33の上面に押し付けてこの試料34を凍
結させた場合、金属ブロツク33の上面に試料3
4の組織の一部が付着し、金属ブロツク33の上
面が汚損するため、次の試料凍結を行なう前にこ
の金属ブロツク33の上面を清掃しなければなら
ない。
このため、先考案の急速凍結装置を使用した場
合でも、複数の生物試料の凍結固定を行なうのは
面倒で時間を要した。
本考案の生物試料の急速凍結装置は上述のよう
な不都合を解消するものである。
b 考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案の生物試料の急速凍結装置は、第1図に
示すように構成している。即ち、基板13(第4
〜5図)の下端部に固定したブラケツト35にモ
ータ66を固定し、このモータ66により回転軸
67を間欠的に回転自在としている。この回転軸
67の下端部には、円形で水平な支持板68の中
央部が固定されている。この支持板68は剛性の
ある金属等により造られており、外周寄り部分に
第2図に示すように2種類の円孔69,70がそ
れぞれ複数個(図示の例では4個)ずつ(図示の
例では互い違いに設けているが、両円孔69,7
0が近くに対となつてあれば良い。)穿設されて
いる。更に、この支持板68の上面には、第3図
に示すような補助板71が載置されている。この
補助板71は、上記回転軸67を挿通することが
できる外周縁から中心にまで達する切欠き72
と、外周寄り部分に形成した2種類の円孔73,
74とを有している。このうち、2種類の円孔7
3,74は、上記した支持板68に穿設した円孔
69とほぼ同大な円孔73と、支持板68の円孔
70と同じかそれよりも大きい円孔74とで、こ
の支持板68に穿設した円孔69,70と同数だ
け同配列で設けている。このような補助板71
は、円孔73と円孔69とを、円孔74と円孔7
0とをそれぞれ整合させた状態で支持板68の上
面に載置する。
上述のように上面に補助板71を載置した支持
板68には複数個(図示の例では4個)の金属ブ
ロツク33,33が装着されている。この金属ブ
ロツク33は、支持板68の円孔69と補助板7
1の円孔73とを挿通できる円柱部75の上端に
フランジ76を形成したのもので、このフランジ
76の上面は鏡面としている。金属ブロツク33
を装着しない円孔70,74は、凍結固定済の生
物試料34を付着させた第9図に示すような試料
ホルダ59を支持するためのもので、各円孔7
0,74のうち、支持板68の円孔70の内径
は、上記試料ホルダ59の円柱部分は挿通できる
が、この試料ホルダ59の上端に設けた係止板部
61は通過できない程度の大きさとし、円孔74
は円孔70と同じかこれ以上の大きさとする。
(作用) 上述のように構成される本考案の生物試料の急
速凍結装置により生物試料の凍結固定を行なうに
は次のようにする。
支持板68の円孔69,69と補助板71の円
孔73,73とには予め金属ブロツク33を装着
しておき、凍結作業開始時には、このうちの1個
の金属ブロツク33の上面と昇降自在な装着部5
8に装着され下面に生物試料34を装着した試料
ホルダ59の下面とを対向させ、前述した先考案
に係る急速凍結装置の場合と同様にして上記生物
試料34を凍結し固定する。
生物試料の凍結固定を終了したならば、装着部
58を少し上昇させて試料ホルダ59の下面を金
属ブロツク33の上面から離し、試料ホルダ59
を上記装着部58から取り外す。取り外した試料
ホルダ59は、試料凍結に使用した金属ブロツク
33の隣りに位置する円孔70,74に挿入し、
支持板68に保持しておく。この状態で、試料ホ
ルダ59の下面に付着した生物試料34は、液体
寒剤37中に浸漬するか、浸漬しない場合でも極
低温の蒸発ガスにより周囲を覆われるため、他の
生物試料の凍結固定を行なう間に凍結固定済の生
物試料が溶けることはない。
凍結固定済の生物試料を付着させた試料ホルダ
59を円孔70,74に挿入したならば、モータ
66により支持板68を少し回転させて、次の金
属ブロツクを新たな生物試料を付着させて装着部
58に装着した試料ホルダ59の直下に移動さ
せ、次の生物試料の凍結固定作業を行なう。
支持板68に装着した総ての金属ブロツク3
3,33を使用し、所定数の生物試料の凍結固定
を終了したならば、金属ブロツク33,33と凍
結固定済の生物試料を付着させた試料ホルダ5
9,59とを取り出して各金属ブロツク33,3
3の上面を清掃するとともに、生物試料を次の処
理工程に送るが、このように金属ブロツク33,
33と試料ホルダ59,59とを取り出す作業
は、補助板71を持ち上げることで容易に行なえ
る。更に、補助板71の上面に係止部を設けれ
ば、この補助板71を持ち上げる作業を容易に行
なえる。但し、複数の試料ホルダ59,59を同
時に寒剤槽36外に出した場合、次の処理行程に
送る前に生物試料34の一部が溶けるおそれがあ
る場合、試料ホルダ59,59は補助板71と別
に1個ずつ取り出す。この場合、試料ホルダ5
9,59を補助板71の取り出し前に1個ずつ取
り出しても、或は補助板71の取り出し後に1個
ずつ取り出しても良い。試料ホルダ59を補助板
71の後から取り出す場合、この補助板71に設
ける円孔74は、試料ホルダ上端の係止板部61
が通過できる大きさとする。
c 考案の効果 本考案の生物試料の急速凍結装置は以上に述べ
た通り構成され作用するが、複数の金属ブロツク
を次々と交換して使用し、しかも凍結固定済の試
料を付着させた試料ホルダを取り出し易い状態に
保持しておけるため、複数の生物試料の凍結固定
を能率良く行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本考案の急速凍結装置の要部を示
しており、第1図は縦断側面図、第2図は第1図
のA−A断面図、第3図は補助板の平面図、第4
図〜5図は先考案に係る急速凍結装置の第一実施
例を示しており、第4図は正面図、第5図は縦断
側面図、第6〜9図は同第二実施例を示してお
り、第6図は要部斜視図、第7図はガイドレール
とスライダの係合部を示す横断面図、第8図は装
着部下端の側面図、第9図は試料ホルダの斜視
図、第10図は従来の急速凍結装置を示す部分縦
断正面図である。 1……基台、2……容器、3……ヘリウムタン
ク、4……銅ブロツク、5……ベアリング、6…
…昇降杆、7……試料ホルダ、8……係止片、9
……ソレノイド、9a……出入片、10……シヤ
ツタ、11……鉄輪、12……電磁石、13……
基板、14,15……ブラケツト、16……ガイ
ド、17……スライダ、18……腕、19……試
料ホルダ、20……スライド板、21……ラツ
ク、22……軸、23……歯車、24……ウオー
ム車、25……ウオーム、26……モータ、27
……ブラケツト、28……螺杆、29……ブラケ
ツト、30,31……ダブルナツト、32……圧
縮ばね、33……金属ブロツク、34……生物試
料、35……ブラケツト、36……寒剤槽、37
……液体寒剤、38……モータ、39……ピニオ
ン、40……ラツク、41……受皿、42……ガ
イド、43……昇降杆、44……液面センサ、4
5……ブラケツト、46……蛇管、47……電磁
開閉弁、48……ガイドレール、49……ベアリ
ング、50……スライダ、51……案内プーリ、
52……ケーブル、53……係止具、54……テ
ンシヨンプーリ、55……モータ、56……駆動
プーリ、57……支持板、58……装着部、59
……試料ホルダ、60……係止溝、61……係止
板部、62……ばね、63……ピン、64,65
……リミツトスイツチ、66……モータ、67…
…回転軸、68……支持板、69,70……円
孔、71……補助板、72……切欠き、73,7
4……円孔、75……円柱部、76……フラン
ジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板の前面に沿つて垂直に昇降自在なスライダ
    と、このスライダを昇降させる機構と、このスラ
    イダに着脱自在で下面に生物試料を添着する試料
    ホルダと、この試料ホルダの下方に於いて基板に
    固定され金属ブロツクを装着したブラケツトと、
    このブラケツトの下方で昇降し上昇時には内部に
    貯溜した液体寒剤中に上記金属ブロツクを浸漬す
    る寒剤槽とから成る生物試料の急速凍結装置に於
    いて、寒剤槽の内部に中央に設けた回転軸により
    回転自在で水平な支持板を設け、支持板の上面に
    は補助板を載置し、この補助板と前記支持板との
    互いに整合する外周部位置に設けた複数の第一の
    円孔には円柱部の上端にフランジ部を設けた金属
    ブロツクの円柱部を挿入し、補助板と支持板との
    隣り合う第一の円孔の近くの位置には、上端部に
    係止板部を有する試料ホルダを挿入できる第二の
    円孔を上記第一の円孔と同数設けたことを特徴と
    する生物試料の急速凍結装置。
JP1984175020U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH0416200Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984175020U JPH0416200Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984175020U JPH0416200Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6191147U JPS6191147U (ja) 1986-06-13
JPH0416200Y2 true JPH0416200Y2 (ja) 1992-04-10

Family

ID=30732627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984175020U Expired JPH0416200Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0416200Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10274667A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Tokyo Denpa Kk 電子部品の自動温度特性試験装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5228376A (en) * 1975-08-28 1977-03-03 Yuzo Tanaka Method of manufacturing a temperature detector

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6191147U (ja) 1986-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4473739A (en) Process and apparatus for warming of suspensions or solutions frozen in a flat plastic bag
US8831776B2 (en) Integrated tissue processing and embedding systems, and methods thereof
US9228925B2 (en) Automated vitrification device
US20090019865A1 (en) Embedding method and apparatus for the preparation of frozen section tissue
JP5852499B2 (ja) 生体試料の予備凍結装置
JP2018000191A (ja) 生物学的材料のインキュベーション及びガラス化のための装置
Padrón et al. A method for quick‐freezing live muscles at known instants during contraction with simultaneous recording of mechanical tension
US3975977A (en) Microtome
JP5690243B2 (ja) 透過型電子顕微鏡用の試料冷却ホルダー
US4012475A (en) Method for sectioning in a microtome at low temperature and trimming of the specimen to be sectioned
CA2567376A1 (en) Drop catcher for a pipette
JPS61122542A (ja) 生物試料の急速凍結装置
DE3416789A1 (de) Vorrichtung zur alternativen kryofixation durch immersion bzw. am metallspiegel
JPS6285840A (ja) 走査型電子顕微鏡を用いた試料処理方法および装置
EP2877828B1 (de) Verfahren und vorrichtung zur hochgeschwindigkeits-temperierung einer probe
CN217722511U (zh) 一种应用于玻璃化冷冻的自动化处理装置及其设备
WO2007123684A2 (en) Methods and devices for thawing and/or imaging frozen biological samples
CN111141543A (zh) 一种组织胚胎学用病理切片机
CN214408625U (zh) 一种加速老化试验装置
CN117384731A (zh) 一种核酸纯化试剂盒及检测装置
DE102010010694B4 (de) Mikrotom mit Probenkühlung
CN219142413U (zh) 一种医用检验用涂片装置
CN218663038U (zh) 采血标本存放设备
CN216060847U (zh) 一种实验室用于动物灌注固定的装置
CN220507352U (zh) 便于维修的生物样品保藏柜